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暑がらない

投稿者:チロ

投稿日:2012/07/11(Wed) 16:53

No.1461

ミニチュアダックスのスムース1歳半なのですが、
冷房の付けてない室内でも、暑がりません。
フリース素材のベットで寝ています。
人間は、暑くて扇風機なしではいられない感じなのですが、
犬のほうは、狭い日向に頑張って入り昼寝をしています。

大丈夫なのでしょうか?

Re: 暑がらない

- ドッグライフカウンセラー 三留

2012/07/12(Thu) 13:39

No.1467

チロ 様

梅雨明けが待ち遠しい頃でございますが、チロ様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
この度はお問合せをいただきまして誠にありがとうございます。
1歳半のスムースのミニュチュアダックスちゃんが暑い時期にもかかわらず、
暑がらないご様子にご心配とのことでございますね。
早速ご案内をさせて頂きますが、一般的なご案内となりますことをご了承ください。

ご高承のように、ワンちゃんは、鼻と足の裏にしか汗腺がないため、発汗による体温調節が難しく、
一般的に人間よりも暑さに弱いどうぶつです。
そのため気温や湿度が高い環境では、熱中症などの健康被害からワンちゃんを守ってあげること
が大切です。しかしながら、ワンちゃんの年齢や飲水量などによっても、暑がる様子をみせる
タイミングはそれぞれ異なります。
チロ様のミニュチュアダックスちゃんは、年齢も若く、ワンちゃんの一生の中でも、
比較的環境に適する能力が高い時期でもあるので、それほど暑がらないのかもしれませんね。
ミニュチュアダックスちゃんが暑いと感じたときに、自分の体を冷やすことができるようにしたり、
状況にあわせて空調を入れてあらかじめ調節するようにしましょう。
その際にも、空調から流れ出る冷たい空気がワンちゃんの体に直接当たらないように、
また、居場所の中にもひんやりする場所とそうでない場所があると調節しやすいかもしれません。
なお、夏の過ごし方や熱中症につきましては
しつけ・健康相談サイト「どうぶつ相談室」にも掲載いたしておりますので、
ご覧いただきましたら幸いです。
http://www.anicom-page.com/labo/2009/05/post-215.html
http://www.anicom-page.com/labo/2009/04/post-157.html

さて、チロ様のワンちゃんは暑がらないということ以外に、
毛艶が悪い、元気がないなどの変化はございませんでしょうか。
体の代謝を司る内分泌系などの機能に問題が生じて暑がらないということが
まれではございますがみられます。
ワンちゃんの様子をご覧いただき、気になる点がおありでしたら、
ご安心のためにも一度、動物病院さんにご相談いただきますことを
お勧めいたします。

チロ様のワンちゃんのお健やかな毎日を心からお祈り申し上げます。
どうか、素敵な夏をお過ごしください。
今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。




膝蓋骨脱臼でした。

投稿者:レウス

投稿日:2012/07/09(Mon) 19:45

No.1456

先日はご相談にのっていただきありがとうございました。
8ヶ月トイプードルについて再度相談よろしくおねがいします。
今日ジャンプの後、後ろ足の様子がおかしくなりお座りができなくなりました。歩く様子は普通でしたがひざを曲げると痛いようで私の上に乗ってこようとしたとき痛そうな声をあげたので膝を曲げ伸ばしさせてみたらとても痛そうな声で鳴きました。その後は右後ろ足を少しうかせてるような感じで歩いていたので病院に連れていったところ、膝蓋骨脱臼グレード1との診断でした。間接は外れてないようでしたが、右足だけ少々ゆるいようでなにかの拍子にずれたりもどったりを繰り返してそこが炎症をおこして痛いのだろうといわれました。
今までもたまに運動しているときにキャンと鳴いたことが数回ありましたが、おそらくそのためかと。

痛み止め3日間分と1週間の室内安静を言われました。
絶対安静ではなく室内なら動くのはOKとのことなのでゲージには入れていません。
ただ、たまに興奮すると後ろ足で立ったり、飛びついてきたりしてしまうので悪化しないのか心配です。
痛みは薬が効いているのかあまりないようです。

パテラを調べたところグレード1では痛みはないとのことでしたが、うちの子は炎症をおこして痛みがあるようです。
この場合もグレード1だとおもっていいのでしょうか。
1ヶ月前に今日とは別の獣医さんにみてもらったときは関節は優秀で膝蓋骨脱臼もないと言われていました。
今日は脱臼はしてないがちょっとゆるいといわれた程度でした。
でも痛みはあるようなので気になります。

痛みがある場合でもグレード1だとおもってよいのか。
あと、1週間安静にしたあと、今までどうりボール遊びでダッシュしたりドックランで走らせたりして良いのか教えていただきたいです。

関節用のサプリメントを今日ネットで注文してみましたが、サプリでの予防は期待できるのかも教えてください。
よろしくおねがいいたします。

Re: 膝蓋骨脱臼でした。

- 獣医師 田村

2012/07/11(Wed) 12:10

No.1460

レウス様

この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
レウス様のトイプードルちゃんは病院さんを受診され、膝蓋骨脱臼であった
とのことでございますね。
早速、お問い合わせにつきましてご案内させていただきますが、
実際のご様子を拝見しておりませんので一般的なご案内となりますことを
何卒ご了承ください。

膝蓋骨脱臼とは、ワンちゃんの後肢にある膝蓋骨(膝にあるお皿のような骨)が正常な位置から
内側、または外側に外れてしまう状態をいいます。
原因としては、先天的に膝関節や膝関節周囲の形態に異常がある場合や、
後天的に外傷などによる場合が挙げられます。

膝蓋骨脱臼の症状は、無症状な状態から歩くことが困難な状態までと幅広く、
その程度(グレード)により次の4段階に分けられています。
・グレード1
ご家族の方でも気づかないことが多く、健康診断などの触診の際に診断されることが多いようです。
症状は無いことがほとんどですが、たまにスキップのような歩き方をすることがあります。
脱臼しても自然と正常な位置に戻り、痛みはほとんどありません。
・グレード2
通常は膝蓋骨が正常の位置にありますが、膝を曲げると脱臼をします。
日常の生活で時々脱臼を起こすようになります。
また、軽度の骨の変形が見られることもあります。
痛みはあまり伴わないようですが、このままの状態を放置することで、
膝蓋骨自体の表面や滑車溝(膝蓋骨が通常はまる溝)が削れたり、
膝蓋骨を支える靱帯が伸びることで、グレード3へ進行することがあります。
・グレード3
常に脱臼している状態です。指で押すことで整復できますが、またすぐに脱臼を
起こします。跛行も顕著となり、骨の変形も明らかになってきます。
・ グレード4
常に脱臼をしている状態で、指で押しても正常な位置には戻りません。歩き方は
常に膝を曲げてうずくまるようになったり、地面に足を最小限しか着けられなくなります。
骨の変形もさらに重度となります。

治療については、小型のワンちゃんでは、軽度の脱臼であり、疼痛や機能障害、関節炎がなければ
手術ではなく、内科治療で経過観察をする場合も多くみられます。
グレード2以上の場合には外科的治療が適応となります。

レウス様のトイプードルちゃんは病院さんを受診され、膝蓋骨脱臼のグレード1であった
とのことでございますね。上述のようにグレード1は脱臼しても自然と正常な位置に戻り、
痛みはほとんどないと言われています。
しかし、脱臼を繰り返すことで膝蓋骨の周辺で炎症が起こり、違和感や痛みを感じ、鳴いたり、
動くことを嫌がったりといった症状がみられることもあります。
実際にトイプードルちゃんの様子を拝見しておりませんので断定はできかねますが、
ふとした時に膝蓋骨の脱臼を起こし、自然と正常な位置に戻っている状態であると思いますので、
グレードは1ではないかと推察されます。

グレードは脱臼を繰り返すことで1から2へと上がってしまうこともあります。
症状を悪化させないためには、前回ご案内をさせていただいたように、日々の生活で注意を払って
あげることが大切です。
一週間の安静後の運動に関しましては、膝に負担をかけない程度の運動は、体重管理をする
ためにも、筋肉を維持するためにも必要ですが、
激しい運動、上がったり降りたりを繰り返す動きなどはひかえていただいたほうがよろしいでしょう。
ドッグランで走ることやボール遊びに関しても、久し振りですので、思い切りさせてあげたいところ
ですが、なるべく膝に負担をかけないように、無理のない程度にしていただいた
ほうがよろしいでしょう。
また、トイプードルちゃんの歩き方がいつもと違う、キャンと鳴いてうずくまるなどの症状が
見られましたら、すぐにかかりつけさんを受診されることをお勧めします。

次に、サプリメントについてご案内させていただきます。
関節に良いと言われているのが「グルコサミン」や「コンドロイチン」です。
「グルコサミン」は結合組織として関節における細胞の新陳代謝を活性化させる役目を果たしています。
これは軟骨の再形成を促進し、曲げ伸ばしをスムーズに行えるようにしてくれるものです。
併せてコンドロイチンも一緒に摂取することによってより一層グルコサミンの効果が期待できます。
コンドロイチンも同じように軟骨の形成に欠かせない物質で、単品で摂取するよりも
2種類を一緒に取った方が高い効果を発揮すると言われています。

レウス様におかれましては関節用のサプリメントを注文されたとのことでございますね。
おそらく上記のグルコサミンやコンドロイチンを含むものであると思われます。
関節の保護等の効果が期待されますのでぜひお試しください。
ただし、サプリメントの効果は個体差があります。
長期的に服用されることをお勧めいたします。
トイプードルちゃんお大事になさってください。

蒸し暑い日々が続いておりますが、レウス様におかれましてもお身体大切にお過ごしください。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談
サービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。
今後とも、アニコムを何卒宜しくお願い申し上げます。



家具や畳をかじるのをやめさせる...

投稿者:すばる

投稿日:2012/07/04(Wed) 16:14

No.1444

生後7か月のチワワオスです。やっと歯の生え替わりも終わってきたのですが、ゲージから出すと家具や畳をかじってしまいます。おもちゃで遊んではいるのですが、特に畳をかじっていろいろなところをダメにしてしまいます。旅行もこの夏考えていますが、旅先でいろいろかじって大事なものをダメにしてしまうのではないかと心配です。特に畳や木の家具をかじらないようにさせる方法をお知らせください。

Re: 家具や畳をかじるのをやめさ...

- ドッグライフカウンセラー 三留

2012/07/05(Thu) 15:26

No.1449

すばる 様

くちなしの芳しい香りに心惹かれる頃でございますが、
すばる様におかれましては、いかがお過しでしょうか。

この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
早速、ご案内をさせていただきますが、実際のご様子を拝見しておりませんので、
一般的なご案内となりますことをご了承くださいませ。

7ヶ月のチワワちゃんが家具や畳をかじってしまい、お困りとのことでございますね。
子犬の時期は歯がむず痒いこともあり、手当たり次第、さまざまなものを噛むことが多いのですが、
永久歯が概ね生えそろってきて、むず痒さがおさまった頃になっても
お家の中のものを噛んでしまい飼い主様をご戸惑わせることも多くみられます。
以下、そのような場合に考えられる原因と対応例を挙げさせていただきます。
ご参考にしていただければ幸いでございます。

1.かじると構ってもらえると思っている
ワンちゃんは、自分がした行動の前後の周囲の状態を大変よく見ており、
この経験をもとに、次の行動を選択します。
例えば、物をかじったときに、ご家族が振り向く、声をかけるというご様子を
「構ってもらえた」と思った経験があると、「構ってもらうためには、いろいろなものをかじればいい」と
思ってしまうことがあります。
飼い主さんが、叱っているつもりでも、ワンちゃんが何かをかじったときに、「だめよ」「いけないでしょ」
などと振り向いて声をかけたことを、ワンちゃんがご褒美のように思ってしまうことがございます。
「これを、かじってはいけない」「かじっても、いいことがない」
「かじらないでいたら、いいことがある」ということをワンちゃんにしっかりと示す必要があります。

畳や家具をかじったときには、
低い落ち着いた声で、「ダメ」などのご家族で決めた言葉でしっかりと叱り、
噛むのを止めたり、躊躇をしたら、「いい子ね」と明るく褒めてあげましょう。
ポイントは、とにかく落ち着いて、低い声で叱ることです。

また、かじりながら、チワワちゃんがすばる様のほうにチラチラと目を配るなど、
「構って欲しくてかじっている」ということを感じる場合には、
「かじってしまうと楽しい時間が終わる」ということをチワワちゃんが理解できるように、
低い声で「ダメ」と叱りながらワンちゃんの傍を離れてしまうことが有効なこともございます。

さて、チワワちゃんは、ケージから出した後、すぐに家具や畳をかじることが多いのでしょうか。
このようなとき、畳や家具をかじっているのを止めさせようとオモチャで誘うと、
チワワちゃんの中では、「畳や家具で遊ぶとオモチャでママが誘ってくれる」という流れが
できてしまうことがありますので、かじり始める前にオモチャで気をひいて遊んであげると
よろしいでしょう。かじっていないときに十分に注目をしてあげて、豊かなコミュニケーションの時を
過ごすようにしましょう。

他の方法としては、いつもかじる場所には、まずい味のものを塗っておく、かじったときに嫌な音
をさせるなど、かじったとき嫌な経験をさせる「天罰方式」も一つの方法でございます。
嫌な味がするものとしては、ワンちゃんのいたずら予防のためにいろいろな商品が
ペットショップさんで販売されていますので、このような商品をご利用なさるのもよろしいでしょう。
この場合、嫌なことを起こすのは、飼い主さんではなく、天の神様だとワンちゃんの目に
映るようにしましょう。
いつもチワワちゃんがかじる場所に家具をおいたり、覆いをしていただき、かじるチャンスを
与えないようにすることも一つかもしれません。

2.かじることそのものが面白い
最初は歯が痒くてかじっているうちに、かじることそのものが面白くなってしまうことも
多く見られます。特に畳など、かじった後、形状がかわったり、クッションのようにかじると
中から物が出てきますので、このようなものをかじるのが楽しくて仕方がないという様子を
見せるワンちゃんもいます。
チワワちゃんくらいの月齢になると、ちょうど今までの経験から好みがあらわれて
傾向がみられます。このようなワンちゃんの場合も、これをかじることはいけないことであると、
はっきりと分かるように低い声で叱っていただき、かじるのを止めたら、明るい声で褒めて
あげましょう。
また、噛みたいという本能を満たしてあげるためにも、かじっていいオモチャを与えることも
重要です。この場合、ワンちゃんの好みに出来るだけ合った素材のものを与えると良いでしょう。
かじること以上にチワワちゃんが好むような遊びが何かあれば、
その遊びに夢中にさせることがたいへん望ましいでしょう。

3.エネルギーが有り余っている
元気いっぱいの若い時期ですと、エネルギーが十分に発散しきれないことも多いようです。
お散歩を長めにしていただくなどなさることも重要でしょう。
ケージから出した後、かじろうという間もなく、ボール遊びや散歩をさせていただき、
「あぁ、いい運動をした」とケージの中や好きなクッションの上などでのんびり過ごさせるよう
行動の流れを変えてあげても良いかもしれません。


このほか、ケージの周辺をあらかじめ柵などで囲み、生活のスペースを限るようにしておき、
この中なら自由にしても問題がないようなスペースをあらかじめ決めておくのもよろしいかもしれません。
また、ご旅行にいらっしゃったときのためにも、ワンちゃんに安心できるスペースを用意してあげるためにも、
「ケージやクレートなどに入ると良いことがある」と繰り返し教えてあげることもよろしいでしょう。

チワワちゃんをお迎えになられて、初めての夏でございますね。
笑顔いっぱいの素敵な夏をお過ごしになられますことを心からお祈り申しあげております。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。



Re: 家具や畳をかじるのをやめさ...

- すばる

2012/07/08(Sun) 08:38

No.1454

アドバイスを頂き早速おもちゃを使ってほめることをしたら自分からゲージからおもちゃを出してくるようになり大きな変化が見られました。ありがとうございました。今月初めての旅行ですが旅先で環境変化でまた同様にいろいろかじったりしないか心配です。宿泊先はペットのおもちゃなどいろいろ準備があるようですが、移動(電車とレンタカー)や宿泊の準備として何に気をつければよいでしょうか。



Re: 家具や畳をかじるのをやめさ...

- ドッグライフカウンセラー 三留

2012/07/10(Tue) 18:59

No.1458

すばる 様

この度はすばる様のチワワちゃんのその後のご様子をお教えいただき、
ありがとうございます。
良い変化がみられたとのことで何よりでございます。
根気強くチワワちゃんに対応いただければと存じます。

さて、ご旅行を控えて、移動や宿泊の準備をなさる上で気をつけていただく点についての
ご相談でございますね。
早速ご案内をさせていただきますが、一般的なご案内となりますことをご了承ください。

1. 無理のないスケジュールで体調を管理する
ワンちゃんは汗をかいて体温調節をすることがほとんどできませんので、暑さが苦手で、
人間以上に熱中症に注意が必要です。
食事のためなど、ワンちゃんを車の中に置いていかないようにしましょう。
このためには、ワンちゃん同伴でも入れるレストランなどをあらかじめ調べておくと
安心でございますね。
旅行中は水分補給を充分にしてあげましょう。また、ゆっくりと睡眠をとらせてあげ、
のんびりと、無理のないスケジュールを組むようにしましょう。

2. いつもの落ち着く場所を用意する
チワワちゃんにとって知らないところを訪れたのですから、落ち着かず、
すばる様もチワワちゃんも疲れてしまうことがないように、ケージやキャリーバッグなどをご持参
いただき、チワワちゃんにとって安心できる場所を用意してあげるとよろしいでしょう。
目が届かないときも、怪我や事故やいたずらを予防することになり、ご安心いただけるでしょう。
リラックスさせてあげるために、日頃からケージやキャリーバッグを大好きなところに
してあげましょう。

3.いつも使っているもので安心させる
大きく、かさばるものは難しいのですが、好んで使うタオルやオモチャなど、できるだけ毎日
使っているもの、チワワちゃんが好むものを持参するようにしましょう。

4.リラックスをして楽しむ
旅行中はなるべくチワワちゃんがリラックスして過ごせるように
まずはすばる様がリラックスをして楽しむようにしましょう。

なお、弊社のしつけ・健康情報サイト「どうぶつ相談室」にはおでかけ関連の情報がございます。
ぜひご覧いただければと存じます。あり相談いただきありがとうございます。

楽しくお出かけをしよう「車編」
http://www.anicom-page.com/labo/2009/10/post-282.html

楽しくお出かけをしよう「電車・バス」編
http://www.anicom-page.com/labo/2009/10/2-20.html

お出かけ持ち物リスト
http://www.anicom-page.com/labo/2011/02/post-356.html

チワワちゃんをお連れになられての初めてのご旅行でございますね。
楽しく、思い出に残るものとなりますよう心からお祈りいたしております。

チワワちゃんとの初めてのご旅行が楽しく素晴らしいご旅行でありますよう、
心からお祈り申し上げております。
今後とも、アニコムを宜しくお願い申し上げます



フレンチブルドッグについて

投稿者:たなべ

投稿日:2012/07/04(Wed) 17:03

No.1446

4歳になるオスのフレンチブルドッグです。最近、抜け毛が激しく、皮膚病ではないかと思います。かかりつけの病院でアレルギーテストを受けて、アレルギー物質からは避けるように心がけています。また、病院で処方された薬、シャンプーを使用しています。しかし、一向に良くなる気配がありません。岡山県内のフレンチブルドッグまたは皮膚疾患に詳しい先生や動物病院を紹介して頂きたいです。よろしくお願い致します。

Re: フレンチブルドッグについて

- 獣医師 岸田

2012/07/06(Fri) 18:08

No.1452

たなべ様

この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。
フレンチブルドッグちゃんが皮膚病で治療を受けられていらっしゃるとのことでございますね。
なかなか良くならずご心配されるお気持ち、お察し申し上げます。

フレンチブルドッグという犬種や皮膚疾患に詳しい先生や動物病院についてのお問い合わせ
でございますが、弊社では各動物病院や獣医師の先生に関する詳細な情報を持ち合わせて
おりませんので、特定の獣医師の先生や動物病院のご紹介をすることはできません。
フレンチブルドッグちゃんのことを思い遣るたなべ様のお気持ちにお応えすることができず、
大変申し訳ございませんが、何とぞご了承いただきますようお願い申し上げます。
動物病院さんをお調べいただく際には、インターネットの検索サイトで該当する文言をお入れ
いただいたり、あるいはお散歩のときに飼い主さんから情報をお求めになられるとよろしいでしょう。

フレンチブルドッグという犬種はもともと皮膚がデリケートで皮膚疾患が多いことで知られており、
田辺様のワンちゃんと同様に悩んでいらっしゃるフレンチブルドッグちゃんはとても多くいらっしゃいます。
特に田辺様のワンちゃんのようにアレルギーをお持ちの場合、皮膚が過敏になっていることが多く、
通常よりも皮膚疾患が治りづらいということもございます。
そのようなワンちゃんの皮膚病の治療やケアを行うときに注意する点について、
以下ご紹介いたしますので、参考にしていただければ幸いです。

1.アレルゲンの除去について
アレルギー疾患の管理の基本は、アレルギーをひきおこす原因となる物質である
アレルゲンをできる限り除去することです。
たなべ様におかれましては、すでにアレルギー検査の結果に基づいて
対策をされていらっしゃるとのことでございますね。

現在一般的に動物病院で行われるアレルギー検査には2種類あります。
一つは血液中のIgEと呼ばれる抗体を測る検査で、
環境中のアレルゲンについてはこちらが主であり、また重要になります。
もうひとつはリンパ球反応試験と呼ばれるもので、
食事中のアレルゲンについては、こちらの検査の結果が重要になる場合がございます。
この2種類の検査を状況に応じて行い、アレルゲンの特定を行います。

食事中のアレルゲンについては、その原材料を使っていないお食事を選んでいただくことで
比較的簡単に除去ができますが、環境中のアレルゲンについては、完全な除去と言うのは
難しい面もございます。ただ、可能な限りで避けていただくことで症状を抑えていくことは
可能です。「室内をできるだけ頻繁に掃除すること(花粉やハウスダストなどのアレルゲンの
除去には拭き掃除が有効)」、「空気清浄機の利用」、「カーペットやクッションなどハウスダストの
原因となるものを置かないようにすること」、「敷物やタオルなどはこまめに洗って清潔を保つこと」
などに加えて、ワンちゃん自身を皮膚に合った低刺激のシャンプーで頻繁に洗うことで
皮膚についたアレルゲンを除去することも有効です。

また、アレルゲンの除去の他に、アレルギーを抑える治療としては、
・ステロイド剤投与(経口および外用)
・シクロスポリン(免疫抑制剤)の投与
・インターフェロン療法
・脱感作療法
などがあり、ワンちゃんの状況に応じて治療法を選択していきます。

2.感染のコントロールについて
皮膚のデリケートなワンちゃんでは、黄色ブドウ球菌(細菌)やマラセチア(真菌)が
繁殖して皮膚炎を起こす状態が多く見られます。
また、アカラス(ニキビダニ)や疥癬などの外部寄生虫の感染が起こっている場合もあります。
痒みや湿疹、脱毛などの皮膚症状が見られた時、それがアレルギーによる症状なのか、
あるいはこれらの感染に起因する症状なのかを見極め、適切な治療を行う必要があります。
これらの皮膚の感染症は、一般的には長期間の投薬など、長い治療期間が必要となります。

3.シャンプー療法について
シャンプー剤は刺激が少なく、ワンちゃんの皮膚の状態(乾燥、脂症、感染など)に
合ったものを使用します。
アレルギーのワンちゃんの場合、皮膚のアレルゲンの除去のために頻繁にシャンプーを
行うことがあり、皮膚に刺激を与えない方法でシャンプーを行うことがとても大事です。
シャンプーをするときのお湯の温度は、高すぎると痒みが増し、皮膚に刺激になりますので、
25〜30度くらいがよいといわれています。
ワンちゃんの皮膚の厚さは人間の皮膚の5分の1程度といわれています。
シャンプー剤を直接皮膚につけてごしごししてしまうと、簡単に傷ついてしまい、
それが痒みの原因となることもあります。なお、強いブラッシングも同様ですので、
注意が必要です。
あらかじめシャンプー剤をぬるま湯で泡立てておき、皮膚を優しく包むように洗い、
シャンプー剤はしばらくそのまましておき、フレンチブルドッグちゃんの皮膚に
成分を浸透させます。そのあと十分洗い流すようにしてあげて下さい。
タオルドライする時も皮膚をこすらないように、優しく水気をとるようにします。
ドライヤーの温度にも注意しましょう。
シャンプー後に痒みがひどくなる様子がある場合には、シャンプー剤が合わない、
あるいはシャンプーすること自体が刺激になっている場合がありますので、
かかりつけの先生とご相談下さい。

4.丈夫な皮膚をつくるために
アレルギーのワンちゃんや、お肌が弱くトラブルを起こしやすいワンちゃんの場合、
皮膚のバリア機構がしっかりしておらず、刺激を受けやすい状態になっていることが
あります。バリア機構がしっかりしていないと、細菌などの微生物や環境中のアレルゲンが
容易に皮膚に侵入し、トラブルの原因となります。
必須脂肪酸(オメガ3、オメガ6)は皮膚のバリア機構を改善し、皮膚の炎症を軽減する
働きがあります。
刺激に負けない丈夫な皮膚をつくるために、そのような成分が配合されたサプリメントを利用する
ことも一つの方法です。また、シャンプー剤や保湿剤にそのような成分が配合されているものも
ありますので、使用してみてもよいでしょう。

皮膚がデリケートであったり、アレルギーの体質自体を完全に改善するのは難しいため、
「完治」を目指すのは難しい可能性もありますが、適切な対処でできる限り症状を抑え、
ワンちゃんが痒みなどのストレスを感じないように維持していくことが大事です。
現在行っている治療の効果がなかなか出ないようであれば、
たなべ様がご検討されていらっしゃるように、皮膚科に詳しい病院にかかられてみることも
一つの方法と思います。今後、ワンちゃんの辛さが和らぎ、穏やかに過ごせることを目標として、
どのような治療を行っていくかをよくご相談いただければと存じます。

気温の変化の激しい時期でございますので、
フレンチブルドッグちゃんも、たなべ様も、お身体大切にお過ごしください。
なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談
サービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

今後とも、アニコムをよろしくお願い申し上げます。



頻繁にキャンと鳴きます

投稿者:レウス

投稿日:2012/07/05(Thu) 09:47

No.1448

8ヶ月のトイプードルです。
2週間ほど前から1〜2日に一度くらいの割合でキャンと痛そうな声をあげるようになりました。
1日一回ほどの頻度ですが毎回キャンとなくときは同じ状況ではないので悩んでいます。
2週間の間にキャンと鳴いた状況はといいますと、暴れているときに捕まえようと抱っこしようとしたらキャンと鳴いたことが2回ほど。
飼い主が座っている膝に自分から乗ってこようとしてキャンと鳴いて逃げていったことが2回ほど。
引っ張りっこ遊びは毎日していますがやっている途中1度だけキャンと鳴いて逃げていったことがありました。
ボール遊びをするときは猛スピードで走っていきますが昨日一度だけキャンと鳴いてもどってきました。
あとは自分で寝っころがっておきようとしたときにキャン。
寝っころがっていたときに後ろ足をブラッシングしたらキャン。なども一度づつくらいです。
ジャンプも毎日していますが昨日一度だけ着地のときにキャンといいました。
毎回違う状況で鳴くのでどこか痛いのかそれともびっくりしているだけなのかがよくわからなくて悩んでいます。
キャンと鳴いたあとは特に痛そうな様子もなく普通に歩いたり走ったりしています。
1ヶ月前に獣医さんに結膜炎の治療で行ったときについでに足の関節の状況をいてもらいましたが「この子は完璧」とほめられたくらいだったのですが・・。

性格的にはビビリなのでちょっとしたことで驚いて鳴いているのかやはりどこか痛みがあるのか可能性としてはどちらが高いのかアドバイスしていただけたらうれしいです。

よろしくおねがいします。

Re: 頻繁にキャンと鳴きます

- ドッグライフカウンセラー 三留

2012/07/06(Fri) 16:39

No.1451

レウス 様
いよいよ夏の到来を迎え、レウス様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。
レウス様のトイプードルちゃんが2週間前からキャンと声をあげるようになられ
ご心配なさっていらっしゃるとのことでございますね。
早速ご案内をさせていただきたく存じますが、
実際のトイプードルちゃんのご様子を拝見しておりませんので、
一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。

ワンちゃんがキャンと鳴くときは、痛みを感じたときが多いようです。
他にも驚いたとき、大きな違和感があったとき、また過去に痛みを感じたときと似た状況で、
あるいは過去にキャンといったらご家族が心配そうに顔をご覧になられ、構ってもらいたくて
鳴くということもあるようですが、まず痛みがどこかにないかをチェックしたほうがよろしいでしょう。

レウス様におかれましては、結膜炎でご通院の際にチェックをお受けになられたときには
たいへん良い状態だとおっしゃられたとのことですし、
鳴いた後に変化はなく、元気になさっていらっしゃるとのことですので、
まずはご心配には及ばないかとは存じます。
ただ、チェックなさったのが一か月前とのことですので、ある程度日が経っており、
その後に何らかの変化がある可能性もありますので、
ご安心のためにも再度、受診なさっていただくことをお勧めいたします。

レウス様のトイプードルちゃんが鳴いたときの状況を拝見すると、それぞれ異なるようでもございますが、
ある程度、共通して、足に負荷がかかったときのような気もいたします。
また、頸部や背骨に負担がかかったときに鳴いている可能性もあるかもしれません。
ご通院の際にも、今回お教えいただいた鳴いたときの状況を先生にお伝えいただければと存じます。

なお、トイプードルちゃんはお膝の関節の異常や骨折が比較的よくみられます。
お膝の関節への負担をかけないために、日常生活でご注意いただきたい点は
以下のようなものが挙げられます。

1.
室内では滑らないような工夫をする
フローリングの床は滑りやすく膝に負担がかかります。
すべり止めのワックスを塗ったり、マット等を敷くなどの対策をしましょう。
また、足裏の毛が伸びてくると滑りやすくなりますので、こまめにチェックをしましょう。

2.
ジャンプや過度の運動を避ける
ジャンプや激しい運動は膝に負担がかかります。
ピョンピョンと飛び跳ねたり、後ろ足2本で立つ、ソファーなどを昇り降りすることは避けましょう。
飛び跳ねたりしているときに、止めさせようと声をかけると、構ってもらえると思い、
かえって喜んでしまうことが中にはみられます。
注目してもらうのが嬉しくて飛び跳ねているようなときは、飛び跳ねたら、背中を向けて
レウス様はトイプードルちゃんから離れてしまい、飛び跳ねていないときに声をかけたり、
遊んであげるようにしたほうがよいでしょう。
急な方向転換も、膝に無理な力がかかりますので要注意です。また、お散歩は、すべらない、
段差のないところをまっすぐゆっくり歩くようにするとよいでしょう。

どこにも体の状態に問題がないようでしたら、レウス様がおっしゃるように、恐いと思うときや
ちょっとしたことで驚いて鳴いているのかもしれません。
いつもなら嫌がったり、恐がるような状況で、平気そうなときには、うんと褒めてあげたり、
驚いているときはかえってレウス様がゆったりと落ち着いている様子をトイプードルちゃんにお見せいただき、
「大丈夫なんだ」とトイプードルちゃんに伝わるようにするとよろしいでしょう。
また、たいていのワンちゃんは何か「恐い!」と思うものを持っているようですが、
やはり、褒めることで自信をつけさせてあげることも大切でしょう。
また、嫌いなことや怖いことに対しては、無理をせず、少しずつ、トイプードルちゃんの好きなものと
結びつけながら慣らしてあげましょう。
たとえば、他のワンちゃんが苦手であれば、公園でワンちゃんがたくさんいる状況に入れてしまうのではなく、
初めは遠巻きで、ワンちゃんが視界に入るくらいの状況で、ママと好きな遊びをして
ワンちゃんがいることと楽しいことを関連付けながら、
少しずつ距離を縮めて、大人しいタイプのワンちゃんと少しずつ交流するようにしていきます。
楽しい!大丈夫だ!という経験をさせてあげるようにします。

レウス様のトイプードルちゃんは子犬ちゃんの愛らしさの中、少しずつ大人の表情も出てくる
頃ではないでしょうか。お健やかにご成長をなさり、笑顔でいっぱいの毎日をお過ごしに
なられますことを心からお祈りいたしております。

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