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鉄分の過剰摂取について

投稿者:ジュエル

投稿日:2013/03/01(Fri) 12:30

No.1933

昨日質問させて頂いたジュエルです。(No.1932)
書くのを忘れてしまいましたが、うちの子はチワワで体重は3、5キロです。
ご回答、お待ちしております。

Re: 鉄分の過剰摂取について

- 獣医師 岸田

2013/03/04(Mon) 15:24

No.1935

ジュエル 様

チワワちゃんのご相談につきましては、NO.1934で併せてご案内いたしております。
ご了承いただきますよう、何とぞよろしくお願い申し上げます。



鉄分の過剰摂取について

投稿者:ジュエル

投稿日:2013/02/28(Thu) 20:13

No.1932

いつもお世話になります。
一昨年の6月に血小板減少症と免疫介在性溶血性貧血を併発し、現在も治療を続けています。
アニコムさんに加入していたおかげで、高額な治療費に頭を悩ませる事無く、治療が続けられている事に感謝しております。
本当にありがとうございます。

免疫抑制剤として、毎日プレロンとシクロキャップを飲んでいますが、あまり効果が見られず、食べ物からも貧血対策出来ない物かと思い、馬肉や鹿肉やレバー等を与えています。
1日に25g程度なのですが、知り合いの人から鉄分を与え過ぎると良くないと聞き、心配になり質問させて頂きました。
また、溶血性の貧血だと、鉄分を取っても意味がないのでしょうか?
いろいろ自分でも調べてみたのですが、ハッキリとした答えが見つからず困っております。
私が出来る事は何でもして、病気を少しでも治してあげたいと思って日々過ごしております。
ご回答、お待ちしております。

Re: 鉄分の過剰摂取について

- 獣医師 岸田

2013/03/04(Mon) 15:08

No.1934

ジュエル 様

この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。
血小板減少症と免疫介在性溶血性貧血の治療中でいらっしゃるジュエル様のワンちゃんのお食事
についてのご相談でございますね。
お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。

ジュエル様はワンちゃんの貧血対策として、お食事に加えて馬肉、鹿肉やレバーなどを与えて
いらっしゃったところ、お知り合いの方から鉄分を与え過ぎると良くないとお聞きになり、
ご心配されていらっしゃるとのことですね。

食物から摂取した鉄分は、十二指腸で吸収され、骨髄へ運ばれてヘモグロビンをつくるもととなり、
赤血球の生成に大事な役割を果たします。
鉄分が不足すると正常な赤血球がつくられず、鉄欠乏性貧血となります。
鉄欠乏性貧血は人では貧血の中では最も発生頻度が高く、特に若い女性で多く見られるため、
貧血を予防するためには、鉄分を積極的に摂取することが大事というイメージが強いと思います。
しかしながら、近年、さまざまな疾患の原因の一つに鉄分の過剰摂取があるのではないかと
いうこともわかってきています。
人での研究では、過剰な鉄分が動脈硬化や肝臓障害、糖尿病、癌などの原因となる可能性が
あることが指摘されています。
お知り合いの方はそのようなことを御存じで心配して下さったのかもしれませんね。

なお、ワンちゃんでは現在のところ、鉄分の過剰摂取とそのような病気との因果関係は
はっきりしていないと思いますが、人と同様である可能性は指摘されています。
また、鉄分を含むサプリメントの大量誤飲などによる過剰摂取では、
ワンちゃんが急性中毒症状(嘔吐、下痢、痙攣、肝障害、低血圧、昏睡など)を起こすことが
あると言われています。

ジュエル様のワンちゃんは、免疫介在性溶血性貧血とのことですね。
溶血性貧血では血液中の赤血球が壊れてしまうため、赤血球中の鉄分が血液中に出て、
一般的には血清鉄は上昇することが多いと言われます。
鉄欠乏性貧血など、血清鉄が不足している場合には鉄分の補給が貧血の改善につながりますが、
鉄分が不足している兆候がないのであれば、
鉄分だけを過剰に補給しても貧血の改善にはつながらないと考えられます。
鉄分が不足しているかどうかは血液検査の値などで判断できますので、
一度かかりつけの先生にご相談いただくとよろしいでしょう。
ジュエル様が今お与えになっている赤身のお肉やレバーなどは、
鉄分の中でも「ヘム鉄」と呼ばれる、腸からの吸収率が高い鉄分が豊富に含まれています。
鉄分が不足している時にはとても効果的に鉄分を補給できるよい食材ですが、
もし今のところ鉄分不足の兆候が見られないのであれば、
念のため控えておいていただいた方がよろしいかもしれませんね。

ただ、どのような貧血であっても、新しい赤血球を再生し身体の機能を維持するために、
鉄分を含め、バランスのとれた栄養が必要なのは確かです。
そのためには、ワンちゃんの体質に合った高品質の総合栄養食のフードを中心に与えていただき、
トッピングとして、あるいはオヤツとして、フード以外の食材を加える場合には、
食事の全体量の1割程度にしていただくなど、栄養バランスがくずれないように気をつけていただくと
よろしいでしょう。

血小板減少症も免疫介在性溶血性貧血もとても難しい病気だと思いますが、
ワンちゃんのために愛情深く看護されているご様子が伝わってまいります。
これからもワンちゃんが元気に過ごせるよう、心よりお祈りいたしております。
少しでもお役に立てればと思いますので、
また何か気がかりなことがおありの際には、いつでもご気軽にご相談下さい。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。



毛玉を吐きだせないペルシャ猫

投稿者:こっちゃん

投稿日:2013/02/23(Sat) 22:53

No.1926

うちの猫(♂チンチラペルシャ 2歳)は毛づくろいが大好きですが、人にされるブラッシングは大嫌い。ある日ゲホゲホと苦しそうな状況になりかかりつけの獣医師に診てもらったところ「毛玉を上手に吐けないため」と言われ”ラキサトーン”と胃薬をもらいました。しばらくの間はよかったのですが、しばらくしてやはり同じ症状になり、また受診したところ「食欲OK、排尿便OK、遊びOKであれば様子を見ててよい」と言われました。さらに何か薬などで吐かせてほしいとお願いしましたが獣医師は「猫にとっても吐かない方がよい」と言い、結局何も対処せず今に至っています。一日に何度もケホケホを見ると可哀想で落ち込みます。このまま様子を見ていてよいのでしょうか?ラキサトーンはいずれこの毛玉を溶かしてくれますか?軟便になるのも不安です。いつこのケホケホはなくなりますか?

Re: 毛玉を吐きだせないペルシャ...

- 獣医師 酒井

2013/02/27(Wed) 10:45

No.1928


こっちゃん様

この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
2歳のチンチラペルシャちゃんが毛玉をうまく吐くことができないということで
ご心配とのことでございますね。
早速ご案内させていただきますが、実際にネコちゃんのご様子を拝見していないため、
一般的なご案内となりますことをご了承下さいませ。

こっちゃん様もご高承の通り、ネコちゃんは、毛づくろいをする習性があり、
ザラザラとした舌で全身をなめて身体をきれいにしています。
その時に舌に引っかかった抜け毛を飲み込んでしまうことから、その毛を毛玉として
嘔吐したり、便の中に排泄したりしています。
特に、次のようなネコちゃんは吐きやすい傾向があります。
・ きれい好きで毛づくろいが大好き
・ 長毛種
・ ブラッシングが嫌い
・ 皮膚病などで、脱毛が多い
・ 授乳期の母猫で子猫の世話でよくなめている。
また春、秋の換毛期といった季節的な要因もあります。

ネコちゃんが毛玉を吐くのは病気ではありませんので、こっちゃん様のかかりつけの
獣医さんが「食欲OK、排尿便OK、遊びOKであれば様子を見ててよい」と
おっしゃった通りなのですが、ネコちゃんが苦しそうに一日に何度も吐こうとしている
姿を見ているのは大変お辛いことと思いますので、できる限り、毛玉の嘔吐を
減らすこと(もしくは無くすこと)が望ましいでしょう。
毛玉を吐かないようにするための対処法は主に2つあり、一つは飲み込む毛を
できるだけ減らしてあげることです。
もう一つはすでに病院さんで処方されているようですが、ラキサトーンなどの
毛球除去剤で毛球を吐かせるのではなく便と一緒に排泄するように促すことです。

飲み込む毛を減らすためにはやはりブラッシングが一番です。
こっちゃん様のネコちゃんはブラッシングが大嫌いとのことで、そこがお困りの
ところではないでしょうか。
長毛の子は毛足が長く繊細で密生したアンダーコートを持っているので、
ブラシが引っかかりやすく、薄い皮膚が引っ張られるのを嫌がることが多いようです。
ブラシも最近は様々なタイプのものが販売されていて、ブラシの種類を変えて
あげることで、ブラッシングを受け入れてくれるネコちゃんもいますので、
ぜひあきらめずにいくつか素材の違ったものや、硬さの違ったものなどを
試してみて下さい。
初めは手ぐしで、皮膚のマッサージのつもりで始めてみるのも良いかもしれません。
少しの時間であっても、手ぐしのブラッシングであっても
その後にこっちゃん様のネコちゃんの好きな遊びなどをしてあげるとよろしいでしょう。
また、お好みにもよりますが、どうしてもブラッシングを嫌う長毛のネコちゃんは、
自分の毛づくろいだけでは不十分で、毛玉ができやすいこともありますので、
1年に1回暖かい時期にライオンカットのようにすっきりカットしてあげるのも
一つの方法です。

もう一つの毛球除去剤ですが、これはワセリンや流動パラフィンなどが主成分で
定期的に舐めさせることにより、毛球を溶かすのではなく胃に停滞しがちな毛玉を
腸へ流しやすくする効果があります。しかし、このワセリンや流動パラフィンは
緩下剤といって便を柔らかくする作用もありますので、こっちゃん様のネコちゃんのように
軟便になることもございます。気になるほど便が軟らかくなるようでしたら、
嘔吐の様子と、便の軟らかさを見ながら、毛球除去剤の量を加減してみても
良いかもしれません。
また高繊維の毛球除去効果が期待できるフードも毛球除去剤よりはマイルドな
効果ですが、軟便になる心配がない点ではお勧めです。

また毛玉が胃内にたまっているのに、吐くことも便に出すこともできない状況は
毛球症という病気です。
元気がない、食欲が無い、便が出ない、1日以上吐く動作をするのに毛玉を
吐ききれない等の症状がありましたらすぐに動物病院で受診されることをお勧めします。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、
お気軽にご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

寒さも少しずつ緩んできて、春の日差しを感じることもございますが、
季節の変わり目でございます。
こっちゃん様もお風邪などひかれませんようお気を付け下さい。
またネコちゃんも日常のケアで毛玉の嘔吐が予防できるようになりますこと
心よりお祈り申し上げます。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。



Re: 毛玉を吐きだせないペルシャ...

- こっちゃん

2013/02/27(Wed) 19:34

No.1930

回答ありがとうございました。とても詳しく書いてくださり、またわかりやすい説明に感謝です。もう少し様子を見てみます。また何かあれば相談に乗ってください。どうぞよろしくお願いします。



Re: 毛玉を吐きだせないペルシャ...

- 獣医師 酒井

2013/02/28(Thu) 12:26

No.1931

こっちゃん様

この度はご丁寧なご返信をいただきまして、ありがとうございます。
またうれしいお言葉をいただき恐縮でございます。
こっちゃん様のネコちゃんがお元気に毎日を過ごされることを心よりお祈り申し上げます。
何か気がかりなことや心配なことありましたら、どんなことでもぜひまたお気軽にご相談下さい。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。



ペットフードについて

投稿者:923

投稿日:2013/02/22(Fri) 15:08

No.1924

はじめまして。
1才6カ月になる柴犬(男の子)です。
去年の8月に去勢手術をしました。今の体重は8キロから9キロです。
成用のペットフードを食べさせていましたがもうすぐ無くなるので購入しないといけないのですが、「避妊・去勢犬用」のペットフードを選んだ方が良いですか?
飼うのが初めてで分からないことだらけです。教えていただければ助かります。
よろしくお願いいたします。

Re: ペットフードについて

- 獣医師 岸田

2013/02/26(Tue) 17:47

No.1927

923 様

この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。
1才6カ月の柴犬ちゃんのお食事についてのご相談でございますね。
お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、
一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。

柴犬ちゃんは去年去勢手術を受けられたとのことですね。
一般的にワンちゃんもネコちゃんも、避妊・去勢手術後は、
手術前よりも代謝エネルギー量が減るため、太りやすくなる傾向がみられます。
したがいまして、手術をした後も手術前と同じ食事を同じ量食べていると、太ってしまうことが
ありますので、定期的に体重を測りながら、食事の量を調節していくことが大切です。

一般的に「避妊・去勢犬用」として作られているペットフードは、
肥満を防ぐために脂肪分などを控えてカロリーを抑えてあり、
また、少量で満腹感を得るために食物繊維などが配合されているものが多いようです。
成犬用のドッグフードでは体重が増えてしまう場合や、
給与量を減らすことでワンちゃんが満腹感を得られずお腹を空かせてしまう場合などは、
「避妊・去勢犬用」のフードを利用していただくと、
満腹感を与えながらカロリーを抑えるということができるようになります。

避妊・去勢後は太りやすくなる傾向があるというのは事実ですが、
ワンちゃんによって個体差があり、食が細いこともありますし、
食事量に対して運動量が多い場合など、避妊・去勢後でもスリムなワンちゃんもいます。
そのような場合には特に「避妊・去勢犬用」のフードに変更する必要はありません。
それぞれのワンちゃんにとって最適な体重を無理なく維持できるフードを選んでいただくことが
大切でしょう。

柴犬ちゃんは現在体重が8キロから9キロとのことですね。
柴犬ちゃんの骨格の大きさに対するベスト体重がどれくらいなのか、
一度、かかりつけの動物病院の先生にお聞きになっていただくとよろしいかと思います。
1歳6カ月ですと、おそらく骨格の大きさ自体が今後それほど大きく変わることはないと思いますので、
そのベスト体重を今後維持するように食事管理を行っていただくことが理想的です。

もし現在の体重がベスト体重で、今のお食事を続けてその体重が維持できるのであれば、
特に現在のお食事を変える必要はないでしょう。
現在の体重がベスト体重よりも多めで減量の必要があったり、
今のお食事を続けていて体重が増えてきてベスト体重が維持できないようであれば、
「避妊・去勢犬用」のフードに変更していただくと、体重管理がより楽にできると思います。

なお、ワンちゃんの体型(太っているか、痩せているか)は、単純に体重の重さや見た目だけで
判断することはできません。
人間にも大柄な人、小柄な人、いろいろな方がいるのと同じで、同じ柴犬ちゃんでも
大柄なワンちゃんと小柄なワンちゃんと、かなり骨格自体の大きさに差があると思います。
骨格の大きさに対する脂肪や筋肉の量から評価することが必要ですが、
ワンちゃんの体格を判断する目安として、BCS(ボディ・コンディション・スコア)というものがあります。
ワンちゃんの体の皮下脂肪の蓄積状態によって5段階に分類され、
体重不足あるいは体重過剰の目安となります。
ワンちゃんの理想的な体格は、
・肋骨を触ることができるがみることはできない
・上から見るとウエストのくびれを肋骨の後ろ側にみることができる
という程度だといわれます。
BCSについては、どうぶつ相談室の以下の記事で詳しくご案内しておりますので、
実際に柴犬ちゃんの体型を判断するときの参考になさって下さい。
http://www.anicom-page.com/labo/2009/10/1-15.html

多少太り気味でもそれがそのワンちゃんのベスト体重(最も体調がよい)ということもございますし、
健康状態に問題がなければよいという考えもあります。
しかしながら、太り過ぎに起因して将来的に起こってくる病気(関節炎や心臓病、糖尿病など)のリスクが
懸念されるようであれば、やはり若いうちから体重管理に気をつけておく必要があると言えるでしょう。
子犬の頃と比べて成犬になってからの肥満は、身についた生活習慣や体質の改善が難しいことが多く、
早めの心構えと対処が必要とも言えます。
柴犬ちゃんがこれからもずっと健康で元気に過ごせるように、
柴犬ちゃんのベスト体重を無理なく維持することのできるフードを探してあげていただければと思います。

春の訪れが待ち遠しいですね。
季節の変わり目で体調を崩しやすい時期ですが、お体大切にお過ごし下さい。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談
サービスを承っておりますので、ぜひご利用ください。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。




ゆるゆる

投稿者:ゆっちまん

投稿日:2013/02/06(Wed) 12:40

No.1905

3歳のコーギー♂です。

毎日1回のお散歩でウンチを3〜4回します。
2回目までは固形ですが、回数を重ねるごとにどんどん
ゆるくなってしまい、紙で取るのが困難な程液体に近い状態です。
お散歩を早めに切り上げる日は2回で済み、家でゆるゆるウンチをすることはあるません。
最近の話ではなく、お散歩デビュー時から3年間ずっとです。
2歳の時獣医さんに相談し、フードを変えて様子を見ましたが、症状はかわりません。
フードはドライで一日2回に分け、おやつは一日1〜2回、ガムなど固いおやつを好んで食べます。人間の食べ物はあげていません。

ゆるゆるを除けば健康状態は良好。
生後6か月で左目のみ若年性白内障と診断され、朝晩2種類の目薬を点眼しています。

犬友に、ウンチの回数が増すごとにみんなゆるくなると聞きましたが、液状にまではならないようで、ちょっと心配です。
4回目くらいになると、無理して出さなくても・・・。と思うほど踏ん張って出しています。4回目以降量は少量です。




Re: ゆるゆる

- 獣医師 山田

2013/02/08(Fri) 16:18

No.1911

ゆっちまん 様

この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
3歳のコーギーちゃんの便が回数を重ねるごとにゆるくなり、
液体に近い状態となるのがご心配とのことでございますね。
早速ご案内をさせていただきますが、実際にコーギーちゃんのご様子を拝見していないため、
一般的なご案内となることをご了承くださいませ。

口から入った食べ物は、食道、胃、小腸を経由して消化・栄養素が吸収され、
また大腸で水分が吸収されて便になります。
軟便や下痢がおこる原因ですが、消化不良などにより大腸からの水分吸収が上手く機能していない
場合や、まだ水分吸収が不十分で、排泄される段階ではない便が、何らかの原因で排泄されてしまった
場合などがあります。
コーギーちゃんの場合、お散歩のときのみ軟便がみられるということですので、お散歩の運動や
お散歩中の緊張などが刺激となり、排泄されるべきでない便が出てしまっている可能性が考えられますが、
散歩を始めてから3年経っていますので、そろそろ緊張に関しては慣れてきても良い頃かと思いますので、
それ以外の原因についても考えていかなければなりません。

下痢や軟便は「小腸性下痢」と「大腸性下痢」とに大別されます。
1.小腸性下痢
小腸は食べものの消化・吸収を行っています。小腸に異常があり下痢が起こる場合は、
1回の便の量は多いけれど回数はそれほど増えません。
便の性状は様々でやや軟便のこともあれば、水っぽいこともあります。
小腸に出血がある場合は、便の色が黒っぽくなってきます。小腸性下痢が長期にわたって続くときは、
合併症状として体重の減少や嘔吐、脱水などが見られます。
2. 大腸性下痢
大腸は水分吸収を行っています。大腸に異常があって下痢が起こる場合は、
1回の便の量は正常か少なめの傾向があり、回数は頻回になります。便の性状は軟便で粘液が
混ざっていることが多いです。大腸で出血がある場合には、血便が見られることもあります。
大腸性下痢では、体重の減少はあまり見られません。

ゆっちまん様のコーギーちゃんのお話を聞くところ、排便回数が増えて最後は液体のようになる
とのことですので、「大腸性下痢」の可能性があるのではないかと思います。
一般的に、大腸性の下痢が続く場合に考えられる疾患としては@感染性腸炎(細菌性、寄生虫性)
A炎症性腸疾患 B腫瘍 C繊維反応性下痢 D食事性過敏症 などが挙げられます。

ゆっちまん様のコーギーちゃんは、2歳の時に動物病院の先生に見ていただいたとの事ですので、
おそらく上記の疾患などを疑って検査を行い、食事療法を行ったのではないかと思います。
上記@〜Dの疾患のなかで、食事療法で反応を見るものは「繊維反応性下痢」や「食事性過敏症」では
ないかと思います。このどちらも食事療法で改善の有無などを見ていきますが、使用する食事は
全く異なります。

「繊維反応性下痢」とは食事中の食物繊維によって下痢が改善する腸炎です。
食物繊維には水分を保持する性質があり、膨らんで腸内容物の体積を増加させる働きがあります。
その結果、腸運動を増加させ、結腸滞在時間が延長し、腸内容物からの水分吸収時間を延長させて
便の性状を正常化するといわれております。
さらに、腸内細菌叢の増殖を促し、サルモネラ菌、ウェルシュ菌などの病原性細菌の増殖を阻害する効果
もございます。この「繊維反応性下痢」を疑う場合には、食物繊維が豊富な処方食を食べて頂きます。

「食事性過敏症」とは、食べ物に対する過敏症で、食事に含まれる蛋白質によって引き起こされると
言われております。食餌アレルギーが疑われる場合、どのようなものに反応して下痢や軟便になって
いるのかアレルゲンを特定し、アレルゲンを含まないお食事を与えることが重要となります。
食事中の蛋白質に反応して軟便や下痢になる様であれば低アレルゲンの食事や加水分解された
食事を与える必要があります。

ゆっちまん様のコーギーちゃんが2歳の時に行った食事療法はどの様なフードでしたでしょうか。
上記のように、食事療法といっても原因に応じて異なる種類のフードを使用いたしますし、
同じタイプのフードでも、メーカーを変えることで症状が改善する場合もございます。
また、それ以外に原因がある可能性もございますので、今のコーギーちゃんの便の状態を
かかりつけの動物病院の先生に診察して頂いた上、食事についてご相談いただくことをお勧めいたします。

ゆっちまん様のコーギーちゃんは散歩中の排便回数が増すごとに便がゆるくなるけれども、
家で軟便になることはないとの事ですので、お散歩の運動やお散歩中の緊張などが刺激となっている
だけなのかもしれませんね。
お散歩中に好きなオモチャをお見せになられたり、コーギーちゃんの名前を時折お呼びいただき、
コーギーちゃんが振り向いたら「お利口ね」と声をかけてあげたり、
好きなボール遊びをしてあげたり、散歩に楽しいメージを持たせてあげることも大切でしょう。
もし、お散歩中に嫌いなところや恐いものなどがあるようでしたら、
大丈夫だったという自信を少しずつ持たせたり、好きなものと結び付けるなどして、
少しずつ慣らしていくのもよろしいでしょう。

具体的には、その場所やものが視界に入るけど、恐さを感じなくて済むくらい離れた場所で、
「オスワリ」などと明るく落ち着いた声で指示をしていただき、
落ち着いて座ったら、「お利口」と褒めてあげましょう。
そして、指示にしたがい、落ち着いていられたことに対して、
好きなオモチャやボールを見せてあげたり、
フードを一粒与えてあげてはいかがでしょうか。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
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土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

まだまだ寒い日が続いておりますが、
ゆっちまん様におかれましてはくれぐれもお身体ご自愛下さい。
また、コーギーちゃんもどうかお大事になさって下さい。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。



Re: ゆるゆる

- ゆっちまん

2013/02/18(Mon) 16:55

No.1921

山田先生、ご回答ありがとうございました。

2歳時の動物病院での診察は、相談のみで詳しい検査などはせず、フードは市販の物を変えただけでした。
言葉足らずで申し訳ありませんでした。

お散歩で緊張しているのかも!というのは驚きでした。
お散歩は大好きで、いつまでもどこまでも行こうとする子ですが、実は緊張しながらのお散歩だったのかと思うと・・・。
確かに横断歩道は怖いのか、毎回躊躇しながらの横断です。

先生のアドバイス通り、声掛けやボール、おやつ作戦で
様子を見たいと思います。
それでも改善が見られなかった場合は、獣医さんに再度相談
し、食事療法を行ってみようと思います。

とても詳しい回答をいただいて感謝しております。

ありがとうございました。



Re: ゆるゆる

- 獣医師 山田

2013/02/20(Wed) 13:56

No.1923

ゆっちまん 様

この度はご丁寧にご返信頂きまして恐縮でございます。
また、検診時のご様子などをお教えいただきまして誠にありがとうございます。
ゆっちまん様のコーギーちゃんはお散歩が大好きなのですね。
楽しそうなご様子が目に浮かぶようでございます。
お散歩が好きなワンちゃんであっても、横断歩道や車の通りが多い場所などで緊張する
ワンちゃんは多いようです。
「ゆっちまん様に守られているから安心」ということをお伝えいただくためには、
例えば、横断歩道をお渡りになられるときなどには、「オスワリ」や「マテ」などの
指示の言葉を上手にお使いになる、あるいはお散歩時、コーギーちゃんの名前を楽しそうに呼ぶ
というような工夫をしていただくとよろしいでしょう。
コーギーちゃんのその後のご様子をご覧いただき、
もし改善がみられないようでございましたら、
動物病院の先生にご相談いただけたらと存じます。

ゆっちまん様とコーギーちゃんがお元気に笑顔いっぱいでお過ごしになられますことを
いつも応援いたしております。
何かご心配なことがおありの際は、お気軽にお声掛けください。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。