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膝蓋骨脱臼について

投稿者:

投稿日:2014/03/29(Sat) 10:58

No.3466

お世話になっております。
我が家の3歳になるチワワなのですが、先日、混合ワクチンで動物病院へ行ったところ、右後脚がグレード3、左後脚はグレード2の膝蓋骨脱臼であると診断を受けました。
先生に、痛がる様子もなく元気に走り回っていると伝えたところ、グレード3は手術を考えてもいい段階ではあるけど、痛がってないなら内科的治療(サプリメント服用)で様子を見てもいいかも…とのお話でした。
サプリメントを飲ませれば、症状が酷くなるのを抑える事が出来るのでしょうか?
また、病院でサプリメントを出してもらった場合、保険適用になりますでしょうか?
また、体重管理や飛び跳ねたりだとかの行動に気をつける他に、何か飼い主としてしてあげられる事があればお教え頂きたいと思います。
宜しくお願いいたします。

Re: 膝蓋骨脱臼について

- 獣医師 東

2014/04/01(Tue) 12:33

No.3468

笑 様

暖かな春の日差しが心地よい季節となってきましたが、
笑様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談をいただきまして、誠にありがとうございます。
早速ご案内をさせていただきますが、実際のご様子を拝見して
おりませんので、一般的なご案内になりますこと、何卒ご了承ください。

笑様の3歳になるチワワちゃんが、膝蓋骨脱臼であると診断をお受けに
なられたのでございますね。
すでに動物病院の先生からご説明があったかと存じますが、
膝蓋骨脱臼とはワンちゃんの後肢にある膝蓋骨(膝にあるお皿)が
内側もしくは外側に向かって正常な位置からずれる状態のことをいいます。
笑様のチワワちゃんのような小型犬のワンちゃんでは、膝蓋骨が内側に脱臼
する内方脱臼が多く見られます。
膝蓋骨脱臼になるワンちゃんは、先天的に骨や関節、靭帯などの
構造的異常が認められることが多く、これらが原因になっています。

膝蓋骨脱臼では、脱臼の程度によってグレード1からグレード4まで
分かれています。
症状もグレードによって様々で、無症状や日常生活では目立たない程度
の軽度のものから、重度のものまでさまざまです。
笑様のチワワちゃんは、右後肢がグレード3、左後肢がグレード2という診断
だったということでございますね。

膝蓋骨脱臼は、グレードによって以下のように分類されます。
(1)グレード1
膝蓋骨が脱臼しても、自然と正常な位置に戻る程度の脱臼です。
通常の生活をしている中で膝蓋骨が脱臼することは少ないです。
痛みや症状はほとんどありませんが、時折スキップのような歩き方をしたり、
挙上することもあります。
病院に行って触診の際に見つかることが多いです。
(2)グレード2
膝蓋骨は正常な位置にありますが、膝を曲げたときに脱臼が起こります。
日常生活でも時々脱臼が起こるようになりますが、自然と整復できます。
痛みはあまり強くありませんが、脱臼している時には跛行が見られることも
あります。
(3)グレード3
膝蓋骨は常に脱臼している状態です。
膝蓋骨は手で正常な位置に整復できますが、
膝を屈伸することで、またすぐに脱臼が起こります。
跛行も見られるようになり、また、骨の変形も明らかになってきます。
Cグレード4
膝蓋骨は常に脱臼している状態です。
グレード3とは異なり、手で正常な位置に整復させることはできません。
膝関節を伸展させることができないため、うずくまるような歩き方になります。
骨の変形もさらに重度になります。

膝蓋骨脱臼の治療方法は、内科的治療(鎮痛剤やサプリメントなど)と
外科的治療(手術で脱臼を整復)があります。
グレードによって治療方法は異なりますが、
そのどうぶつさんの年齢や脱臼の状態、症状、関節炎の有無などによって
治療方法が決まります。
状態によっては外科的治療を行わず、内科的治療で経過を観察する場合も
多くみられます。

笑様のチワワちゃんは痛がっていないので、サプリメント投与の内科的治療で
様子をみるという先生のお話だったのでございますね。
膝蓋骨脱臼を起こすワンちゃんは膝の関節が不安定なため、
脱臼を繰り返すことによって将来的に膝の関節炎を起こしてしまう場合が
多くみられます。
また、膝をかばって歩いたり走ったりすることで、股関節にも負担がかかり、
股関節の関節炎を招く可能性もございます。
そのため、関節を保護する目的でサプリメントをお勧めすることが多く、
使用するサプリメントは関節軟骨を強化したり軟骨の再形成を促す成分を
含んでいます。、
その成分はコンドロイチンやグルコサミン、緑イ貝などが代表例になります。
コンドロイチンとグルコサミンは一緒に摂取することで、より効果が期待できると
言われています。

サプリメントは関節を保護したり、炎症を起こしにくい丈夫な関節を作る
ことを目的として投与しますが、膝蓋骨脱臼の原因となる骨などの構造異常を
治すものではございません。
また、膝蓋骨脱臼の発症を予防できるわけではございません。
したがいまして、サプリメントの服用は、膝蓋骨脱臼が起こった時の
関節への負担を減らすことが目的であると考えていただくとよろしいでしょう。
サプリメントを飲ませていれば症状が進行しないというわけでは
ございませんので、後でご案内いたしますが、
負担がかからない生活環境を作っていただくことが大切でしょう。

さまざまなワンちゃんの関節用のサプリメントが販売されており、
製品によって含まれている成分、含まれている成分量が異なり、
また、効果は個体差がありますし、製品によって効果や吸収率も
さまざまです。
形態もカプセルタイプ・タブレットタイプなどがございますし、
その風味や大きさも異なります。
タブレットタイプのサプリメントは全体的にサイズが大きいものが多いようです。
笑様のチワワちゃんがサプリメントを服用するのであれば、
チワワちゃんに適したサプリメントを主治医の先生に伺っていただくことを
お勧めいたします。
しかしながら、誠に恐れ入りますが、アニコムではサプリメントは保険の
補償対象外とさせていただいておりますので、ご了承くださいませ。

膝蓋骨脱臼では、脱臼を繰り返すことでグレードが上がることもあります。
膝蓋骨脱臼を起こしているチワワちゃんと一緒に過ごす上で、
状態を悪化させないため、やはり大切なことは関節に負担をなるべく
かけない生活をさせることです。
関節に負担をかけないようにして、症状の悪化を防ぐことが重要になります。
気をつけていただきたいポイントを以下にご案内いたしますので、
ご参考にしていただければ幸いです。

■ 体重管理
笑様がおっしゃっていただいているように、体重管理は大切です。
体重の増加は膝の関節に負担をかけますので、適切な体重を維持する
ようにしましょう。
体重の増加を気にするあまり、痩せすぎて筋肉を落とした状態になって
しまった場合も膝関節に負担がかかりますので、筋肉は維持しながら
適切な体重管理をすることが大切になります。

■ジャンプや過度の運動は避ける
こちらも、笑様がおっしゃっているように、飛び跳ねたりする行動は避けるように
しましょう。
ぴょんぴょんと飛び跳ねる・ベッドやソファー、椅子などにジャンプして
飛び乗ったり飛び降りたりする・階段を昇り降りする、といった行動は
膝関節に負担がかかってしまいます。
もし、ソファーなどに飛び乗ったりする習慣がすでにある場合には、
スロープなどを使って飛び乗ったりしないようにする・ソファーなどの
足元の位置にチワワちゃん専用の場所を作ってあげる、など
対策をしていただくことをお勧めいたします。
もしくは、ベッドのある部屋には入らないようにする・階段を昇り降り
できないように昇り口に柵をつけるなど、物理的にガードなさるのも
よろしいでしょう。
ある程度の運動は大切ですが、激しい運動は負担がかかります。
お散歩中に走り回ったりしないように、笑様の横について
歩かせるようにしましょう。

■ 室内ではすべらないようにする
室内でチワワちゃんがよく居る場所はフローリングでしょうか。
フローリングは滑りやすく、滑ると関節に負担がかかります。
フローリングなどの滑りやすい床にはマットを敷く・滑り止めのワックスを
利用する、などの対策をしましょう。
また、爪が伸びていたり、肉球の間や周りの毛が伸びていると、
床を歩く際に滑ってしまうことがありますので、定期的に爪や足裏の毛の
ケアをしてあげてくださいませ。

膝蓋骨脱臼は手術をしない場合は、今後も経過観察が必要な病気です。
かかりつけの先生とよくご相談されて、チワワちゃんにとって
一番良い治療方法を決めてあげてくださいませ。
チワワちゃんが今後も元気に過ごせることをお祈りいたしております。

アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、
お気軽にご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。



肥満についての悩み

投稿者:チャオ

投稿日:2014/03/28(Fri) 19:14

No.3465

こんにちは。
我が家の3歳10ヶ月のMIX猫の男の子の「肥満」について
悩んでいます。もともと体が大きく(手足伸ばすと1m越えます)
しっかりした体つきで体重は7.7kgあります。
5ヶ月で迎えた時にはすでに成猫並みの大きさでした。
当時から動物病院へ行く度に『太り気味なのでダイエットさせて
下さい』と未だにいわれ続けています。。。
しかし、獣医さんに言われたように成猫になってからは
ダイエット用のご飯で、さらに量は『1日50g』と
決めてあげていて、少なすぎるんじゃないかと思ったりします。
それでも写真のように、だんだんお腹の皮?がたるんできて、
ワキや胸の肉もついて肋骨が確認できない状態です。
上から見るとウエストは膨らんではいません。
1匹なので最低でも1日に1度は遊んでいますが、
それでも運動量が足りないと、ご飯の量を減らしていても
太ってしまうのでしょうか?
もう3年も解決策を見いだせないで謎のまま…
どうぞよろしくお願いします。


Re: 肥満についての悩み

- ペット栄養管理士 三留

2014/04/01(Tue) 12:20

No.3467

チャオ 様

桜花爛漫の頃、チャオ様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。
チャオ様のネコちゃんの肥満についてのご相談でございますね。
早速、ご案内させて頂きますが、一般的なご案内となってしまう
ことをご了承ください。

チャオ様のネコちゃんは、しっかりとした体つきで、5ヶ月でご家族にお迎えに
なられたときから成猫ちゃん並みの大きさだったとのことでございますので、
チャオ様のネコちゃんは、骨格がしっかりとしたネコちゃんなのかもしれませんね。
私たち人間も、体重だけでは肥満状態や健康状態が把握できないのは
ネコちゃんの場合も同じで、骨格のしっかりとしたネコちゃんと華奢な
ネコちゃんとは同じ体重でも状態は異なります。
猫ちゃんの体格の状態を客観的に把握する目安としては
BCS(ボディ・コンディション・スコア)を利用するのが一般的です。
5つのスコアに分けられており、
これによると、ネコちゃんの理想的な体格は、次のような状態だとされています。
・肋骨は触診可能であるが、見ることができない
・上・部からの観察で、わずかに腰部が確認できる
・ 横からみると腹部のくびれはある。
・ わき腹のひだは存在する

チャオ様のネコちゃんは、成猫になってから、ダイエット用のお食事を
一日50gと制限しても、お腹の皮がたるんでくるのでございますね。
ネコちゃんのお腹の皮がゆるゆると伸びたような状態であるのは、
狩りをするどうぶつである猫ちゃんが、相手に襲われて腹部を食いつかれた
ときに内臓を守り、襲われたときのダメージを少なくするためだと
いわれています。
ある程度、肥満と連動する要因があるかもしれませんが、
これは肥満とは別に考えたほうが良い場合が多いと思われます。

肥満は、通常、摂取されるエネルギーと消費されるエネルギーのバランスが
崩れることから生じますが、ネコちゃんそれぞれ体質も異なりますし、体調は
良いかなど健康管理をなさりながら、現状を維持することが望ましい場合も
ございます。
ワンちゃんはお散歩の分量で運動量を調節できますが、
ネコちゃんは、いざというときのため(狩り)になるべく体力を温存しようと、
余計な運動をしたがらないのが一般的ですが、月齢を重ねると
余計にこの傾向は強くなります。
特に去勢手術を済ませると、代謝が変わり、太りやすくなるのが通常です。
現在、チャオ様におかれましては、たいへん良く健康管理をなさっていらっしゃる
ご様子で、これ以上お食事量を減らして、ネコちゃんがいつも、お腹が空き、
イライラとした状態になることはかえって好ましいことではないかと思われます。
したがいまして、現在、体重が増えておらず、現状維持を保っているのであれば、
健康状態のチェックをまめにしていただき、
このままの健康管理を続けていただいては、いかがでしょうか。

どうしても、運動量が減ったり、年齢とともに代謝が低下することで、
一日あたり同じ量のお食事を食べていても、徐々に体重が増えてくる場合も
ございます。肥満が及ぼす悪影響は、関節疾患(関節炎など)や糖尿病、
尿路結石(特に雄猫)、心疾患のリスクの上昇などがあげられますし、
急激に体重が増える、急におなかが張ってきた場合は病気が隠れていることが
ございます。
ネコちゃんのダイエットは食事管理がメインとなりますので、
今まで通りの食事管理を続けていただきながら、
折をみて、かかりつけの先生に健康チェックをしていただくことも重要でしょう。

チャオ様のネコちゃんは、一日の食事の回数は何回でしょうか。
ネコちゃん本来の摂食方法を考えますと、食事の回数を増やしていただくのも
よろしいでしょう。
また、ダイエットの際にはお食事の選択もとても重要です。
ダイエット中であっても、必要な栄養素が摂取できないと、筋肉量が減ってしまったり、
毛づやが悪くなるなどの弊害がでるため、単にカロリーを抑えているだけではなく、
栄養バランスがとれたダイエット専用のお食事を選択していただくことが大切です。
肥満傾向のネコちゃんが絶食などの急激なダイエットをすると肝リピドーシス
という肝疾患になることがあるので特に注意が必要です。
お食事の選択方法や目標体重の設定の仕方など、ネコちゃんの健康を
損なわないダイエット方法についてかかりつけの先生にご相談をなさることも
お勧めです。

また、運動量を増やすため、ネズミさんくらいのオモチャを投げて追わせるなど、
ネコちゃんの狩りを模した遊びを誘ってあげたり、
高低差のある遊び場を提供していただくこともよろしいでしょう。
キャットタワーなどの遊び場にドライフードを隠していただき、
探しながら食べてもらう遊びや転がすと穴からフードが出てくるようにするため、
ボール状や筒状の容器にフードが出るくらいのスペースの穴をあけるなど
していただき、ネコちゃんに転がしながら食べてもらっても良いでしょう。

なおアニコムでは、お電話でのしつけ・健康相談サービスも行っておりますので、
お気軽にご利用ください。
電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256
(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。

平日9:30〜17:30 / 土日祝9:30〜15:30
土日祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。
なお、日・祝日および年末年始はお休みさせていただきます。

チャオ様とネコちゃんとの、お健やかな笑顔に溢れた毎日をお祈りいたしております。
今後ともアニコムをよろしくお願い申し上げます。




過呼吸

投稿者:オレオッピ

投稿日:2014/03/28(Fri) 11:09

No.3462

お世話になります。1歳半のチワワの男の子です。普段はとってもヤンチャで困るくらいの元気ありありです。今日の朝までとっても元気がありオモチャでも遊んでいたのに急に震えたり過呼吸なったり元気がなくなり、お散歩の誘いにもいつもならジャンプしてすごく喜ぶのに無関心みたいな表情でご飯も食べなくて。病院に連れて行くべきでしょうが?今は比較的おちついています。30分位そんな状況でした。

Re: 過呼吸

- 獣医師 山田

2014/03/28(Fri) 17:04

No.3464

オレオッピ 様

陽射しのうららかさに春の到来の喜びを感じるようになりましたが、
オレオッピ様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。
オレオッピ様の1歳半になるチワワの男の子に突然の震えや過呼吸なご様子
がみられ、元気も食欲もないご様子なので、病院に連れて行くべきかどうか
について悩まれていらっしゃるのですね。
突然のことで、オレオッピ様におかれましては、さぞかしご心配な事と
お気持ち察し申し上げます。
お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、実際のご様子を拝見して
いませんので、一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。

一般的にワンちゃんに「震える」という症状が見られる場合、「寒い」「痛い」
「怖い」などが原因となっていたり、その他には神経的な疾患が原因となる場合も
考えられます。
老齢のワンちゃんでは甲状腺機能の低下などが原因で、寒さに弱くなって
震えの症状が見られることもありますが、オレオッピ様のチワワちゃんは
まだ年齢も1歳半と若いのですし、季節からも「寒いから震えていた」
ということは考えにくいと思われます。

ワンちゃんは「お腹が痛い」「腰が痛い」「足が痛い」などの「痛み」で震える
こともございます。
チワワちゃんは、いつもなら喜ぶお散歩の誘いにも無関心なご様子だったこと
からも、もしかすると足や腰など、走ることに影響のある部位に痛みがある
可能性も考えられます。
足や腰以外にも、体のどこかの部位に違和感があり、そのことに動揺を覚えて震えた
可能性はあるかもしれません。
震えの症状が見られる時に身体に触れてみると、痛いところに触れられたときに
緊張して力を入れたり、嫌がって噛みつこうとしたり、キャンと鳴いたりする
ことで、どこの部位が痛いのか推測できることもございますが、
痛みで全身が緊張していて部位の特定が難しいこともあります。

また、熱があったり、低血糖をおこしていたりなどの痛み以外の体調不良が
もとで震えることもございますし、発作の前兆として震えが生じている場合も
あるかもしれませんので、お早めに病院さんでチェックしていただくことを
お勧めいたします。
もし、病院にご来院される前に再度、震えや過呼吸などの症状がみられた場合は、
その様子と合わせて、眼振※がないか、顔の一部が引きつったような震えがないか、
呼びかけに反応するか、身体の一部分の震えがひどくないか、などを
よく見ておいていただき、また症状の出た日の前後のこと、気付かれたことは
どんなことでも(車に乗った、食事をしてどのくらい時間が経っていたか、
その日の天候等)メモにお取りになり、先生にお伝えになるとよろしいでしょう。
また、その際、できればチワワちゃんの様子を携帯電話等の動画で撮影をして
おき、ご覧いただくとよろしいでしょう。
※眼球が一方に片寄ったあと、中央に戻る動きを繰り返す症状を眼振といいます。

また、過呼吸の原因ですが、震えと関連しての症状なのか、全くの別の症状
なのかにつきましては、判断が難しいところでございますが、
小型犬の若いワンちゃんに多く見られる過呼吸の様なものに「逆くしゃみ」
というものがございます。
これは、飲水時や食事のとき、興奮した時などに起こることが多く、突然ズーズーと
大きな音を立てて息を急激に吸い込み続ける状態が見られます。
それが原因で気を失ったりということはありませんが、突然起こって息ができない
ように見えたり、咳と間違われることもあります。
咳との見分け方は、咳をするときは口を開いていますが、逆くしゃみの場合は
口を閉じています。
症状が治まると何事もなかったようにケロッとしているのも逆くしゃみの特徴です。
詳しいメカニズムはわかっていませんが、特に治療をしなくても3〜4歳までに
おさまってくることが多いといわれますが、
それ以上の年齢になっても続けてみられることもあります。
それが原因で呼吸困難に陥るようなことはありませんので特に心配しなくても
大丈夫と言われていますが、
4歳以上になって突然現れたり頻度が増えるような場合、あまりにも長時間
続くような場合には、鼻腔内などに何らかの問題があることもございますので、
検査が必要です。

小型犬に多い気管虚脱(呼吸時に空気の通り道である気管がつぶれて呼吸困難を
起こす)や鼻腔内や喉の病気が原因で同じような症状が見られることもあります。
念のため一度かかりつけの病院さんでご相談いただき、今回みられた過呼吸が
「逆くしゃみ」なのか、それ以外に何か原因があるかどうかを
確認していただくと安心です。
また、逆くしゃみが疑われる場合も、実際の様子を見てみないと診断できない
こともありますので、症状があらわれている時の様子を携帯電話等の動画に
撮影しておいて、主治医の先生に見ていただくとよろしいでしょう。

その後、チワワちゃんのご様子はいかかでしょうか。
ご相談いたさいた症状が30分ほどあり、食欲も元気もないようですので、
できましたらかかりつけの病院さんで診察をお受けいただければと存じます。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には
お気軽にご利用くださいませ。
電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

一日も早くオレオッピ様のチワワちゃんが元気になり、
オレオッピ様やご家族様と一緒に楽しくお過ごしいただける事を祈っております。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申しあげます。



肝臓の値について

投稿者:

投稿日:2014/03/27(Thu) 14:04

No.3461

先日、去勢をするために血液検査をしたら肝臓の値が高くて去勢をすることができませんでした。
くわしい血液検査をしたら、食後の肝臓の値が高いらしく、後日また血液検査をするつもりです。

散歩は週3、犬用のおやつも与えています。

なにが原因かまだわからないのですが、このままこの血液検査をしてもらった病院で薬などの治療も続けるべきか、違う病院で血液検査をしてもらったほうが良いのか悩んでいます。

どちらのほうがいいと思いますか?
また、血液検査は愛犬にとっても負担になりますか?

Re: 肝臓の値について

- 獣医師 阿部

2014/03/28(Fri) 16:40

No.3463

桜 様

日ごとに暖かさを感じられるようになってきましたが、
桜様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。
桜様のワンちゃんは、去勢手術前の血液検査で肝臓の数値が高く、去勢手術ができなかった
とのことでございますね。また、詳しく血液検査を行ったところ、食後の肝臓の値が高く、
後日、血液検査をされるご予定
とのことでございますね。桜様のご心配なお気持ちはいかばかりかとお察しいたします。
以下、順にご説明させて頂きますが、実際のご様子を拝見しておりませんので、
一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。

肝疾患を評価する指標として、血液検査の項目では、血液化学検査(ALT(GPT)、ALP、AST(GOT)、
γ-GTP(GGT)、ALB(アルブミン)、BUN(尿素窒素)、総胆汁酸、アンモニア、ビリルビン、
T-cho(総コレステロール)、Glu(血糖値))などが挙げられます。
その他、レントゲン検査、エコー検査などの画像診断等の結果を総合的に評価して、
「経過観察を行うか」、「治療を行うか」、「さらに詳しい検査を行うか」を判断します。

肝臓の状態をあらわす主な指標である、ALT(GPT)、ALP、AST(GOT)、γ-GTP(GGT)などの
肝酵素は肝臓やそれ以外の組織に存在し、肝臓に障害があった際など血液中の濃度が上昇して
高値を示します。
一方、肝臓の機能検査というのは肝機能を評価する項目で、ALB(アルブミン)、BUN(尿素窒素)、
総胆汁酸、アンモニア、ビリルビン、T-cho(総コレステロール)、Glu(血糖値)などで評価いたします。

今回は「肝臓の値が上昇していた」という事なので、
ALT(GPT)、AST(GOT)、ALP、γ-GTP(GGT)などの上昇だったのではないかと思います。
一般的には肝細胞に障害がある場合は、ALT(GPT)のみ、あるいはALT(GPT)、AST(GOT)
の両方が上昇しますが、AST(GOT)は肝臓以外に筋肉や腎臓、小腸にも存在している酵素ですので、
その他の肝酵素(ALT(GPT)、GGTなど)が上昇しておらず、
AST(GOT)のみの上昇だった場合は、肝臓以外の異常を検討していく必要がございます。
ALPにつきましても、肝臓だけでなく、骨、胆管上皮、腸粘膜にも存在します。
たとえば若齢で成長期のどうぶつの場合、成長期には骨が活発に代謝を行っているので、
ALPのみが高いということもありますし、ステロイドやバルビツールなどの薬物投与によっても
上昇いたします。
このように、肝臓の値の上昇については、どの肝酵素がどの程度高かったのか、薬物投与の影響など、
総合的に評価する必要があります。

桜様のワンちゃんは、「食後の肝臓の値が高い」とのことですので、総胆汁酸、アンモニア、
T-cho(総コレステロール)やGlu(血糖値)などに上昇がみられたのではないかと思われます。
総胆汁酸やアンモニアは食前・食後の2検体で評価を行います。
胆汁酸は、肝臓で作られ胆嚢に貯留されており、
食事をすると胆汁酸は胆嚢から胆管をとおって、十二指腸に放出されます。
肝機能が正常な場合には胆汁酸は門脈を経て、肝臓に吸収されますが、肝機能不全の場合や
門脈シャントの場合には、胆汁酸が肝細胞に吸収されないため、食後の血中濃度が上昇いたします。

アンモニアは消化管で食物由来のアミノ酸が腸内細菌により分解されて生成したり、あるいは尿素が
細菌や腸管粘膜によって分解されて生成されます。
肝機能が正常であれば、肝臓で代謝・解毒され尿となって排泄されます。
肝疾患があるとアンモニアは代謝・解毒されずに食後の血中濃度が上昇いたします。
このように、消化管から吸収した毒素となり得る物質が、肝臓で解毒されず、全身を循環することで脳へ
影響を与え、神経系等に障害をきたすものを肝性脳症といいます。

なお、T-cho(総コレステロール)やGlu(血糖値)に関しては、食事の影響を受けやすく
食後あまり時間がたたない段階で採血を行っている場合には、高めの数値が出ることも多くみられます。
正しい評価をするためにも、半日程度の絶食後検査を受けてみることが必要かと存じます。

肝障害の原因となる疾患は数多くありますが、共通して見られる症状としては、
「食欲・元気がない」、「嘔吐や下痢が続く」、「発育不良」、「痩せてくる」などがあり、
肝障害の程度によっては「発熱」や「出血傾向(血が止まりづらい)」、
「食後の神経症状(肝性脳症)」などが見られる場合もあります。
また症状がないまま経過する場合もあります。

何らかの原因による一時的な肝細胞の障害であれば、
十分な休息と適切な食事を続けることで改善することも多くみられます。
今後、気になるような症状がみられたり、肝臓の数値が高いようであれば、
原因となる疾患がないかどうかを調べ、
今後の治療について、かかりつけの先生とよくご相談いただければと存じます。

なお、肝障害が見られる場合の食事についてですが、
肝臓の負担とならず良質で消化がよい、脂肪やたんぱく質、炭水化物を
適切に調整した食事が適しています。
フードもおやつも、なるべく品質の良いものを選んでいただければと存じます。
また、肝疾患のワンちゃん用につくられた療法食がありますので、
検査結果等の状況に応じて、かかりつけの先生にお尋ねいただくことをお勧めいたします。

肝疾患を評価する方法の一つである血液検査についてですが、桜様はワンちゃんの負担が
どれほどのものかご心配とのことですね。
血液検査はワンちゃんの静脈に採血針を挿入し、1ml〜2mlほど血液を採取いたします。
少量の採血量ですので、健康なワンちゃんであれば、体への影響は少ないとお考えいただいて
よろしいかと存じますが、出血が止まらなかったり、採血部位が腫れたりしたら、
ご遠慮なく、すぐに動物病院のスタッフさんへご報告いただければと思います。

採血は、ワンちゃんの安全を守るため、動かないように体を保定して行いますが、
ワンちゃんによってはストレスを感じる場合もあるようでございます。
ただし、ワンちゃんの病院での検査のご様子を、桜様が心配そうな表情でご覧になったり、
かばうような様子をお見せになるとワンちゃんは余計に不安で心配な気持ちになってしまいます。
「たいへんだけど、あなたを守るためには必要なことだから、しっかりとがんばりましょう」と毅然と
落ち着いた穏やかな笑顔をワンちゃんにお見せいただくことで、
ワンちゃんを支えていただくことが望まれます。
また、獣医師さんとにこやかに談笑なさるなど、
リラックスした様子をワンちゃんにお見せになられると、
ワンちゃんに大きな勇気をお与えいただくことになるでしょう。
採血が終わりましたら、がんばったね、とお声をかけていただければ、
桜様のワンちゃんも安心かと存じます。

まだ原因がはっきりしていないとのことですので、詳しい検査等での原因究明あるいは
他の動物病院さんにセカンドオピニオンをお求めになられて、
今後の治療について先生とご相談いただければ桜様もご安心かと存じます。

季節の変わり目で、気温の寒暖差が出てきております。
桜様におかれましてはくれぐれもお身体ご自愛下さい。
また、ワンちゃんもどうかお大事になさって下さい。

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今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。




ダイエット

投稿者:そら

投稿日:2014/03/25(Tue) 00:11

No.3455

いつもお世話になっております。愛犬そら、、ミニチュアダックスフンドの男の子で今年で3歳にまります。今、ダイエットを考えてます。体重が7kgあります。ドックフードはヒルズダイエットを食べてます。最近やっと暖かくなり雪もとけてきたので、毎日散歩してます。散歩でダイエットできるのか教えてください。

Re: ダイエット

- ペット栄養管理士 三留

2014/03/27(Thu) 11:17

No.3460

そら 様

No.3455のご相談に関しましては、NO.3456のご相談と併せて
ご案内をさせていただいております。
何とぞご了承いただきますようお願い申し上げます。