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噛み癖

投稿者:ニコ

投稿日:2017/01/08(Sun) 11:08

No.4591

生まれて2ヶ月半のシュナウザーとキャバリアのミックスですが、凄く噛みます。どうしつけたらいいのでしょう?

Re: 噛み癖

- 愛玩動物飼養管理士 三留

2017/01/11(Wed) 18:17

No.4594

ニコ 様

新春の候、ニコ様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
この度は、ご相談いただきまして誠にありがとうございます。
生後2ヶ月半の子犬ちゃんの甘噛みについてのご相談でございますね。
早速ご案内させていただきますが、一般的なご案内となりますこと、
何とぞご了承ください。

子犬ちゃんの乳歯は生後2、3ヶ月で生え始め、その後抜けて、
8ヶ月ごろを目安に永久歯が生えそろいます。
この期間は、子犬ちゃんの口の中はむず痒いこともあり、何かにつけて噛みたがり、
例外がないといって良いほど噛んで飼い主様を困らせます。
子犬ちゃんの乳歯はとがっていますし、夢中になって噛みますので、
噛まれると痛くて、「これでは甘噛みとはいえない」と心配になってしまわれる
ことも多くみられます。

永久歯が生え揃った後は、むず痒さは治まってきますので、噛まなくなる傾向は
みられます。
ただし、ワンちゃんは、「自分がした行動の前後にどのようなことがあったか」ということを
もとに、行動を選択するようになりますので、
「噛んだら構ってもらえた」という経験をすることで「噛むこと=良いことがあった」
ということを覚えると、その後も噛み続けることがあります。

したがいまして、これからの子犬ちゃんとの長い月日を考え、
子犬ちゃんが噛んだあとに子犬ちゃんが「面白い」、「構ってもらった」、「楽しい」と
感じる行動をなさらないことが重要でしょう。

例えば、噛んだことを叱っているつもりでも、高くて大きな声で叱ってしまうと、ワンちゃんに
とっては、「楽しくなってしまう」、「余計に興奮する」という状態になることがございます。
叱る時のタイミングや声のトーンを、ワンちゃんに「今の行動はいけない」と
伝わるように工夫いただくことが重要です。

まずは、あらかじめご家族様の間で叱る時の言葉を決めておきます。
そして、叱る時には、噛んだその瞬間に、決まった言葉を使い、
低く落ち着いたトーンと毅然とした態度で、お叱りいただくとよろしいでしょう。

子犬ちゃんがした行動に対し、飼い主様がいつも同じように落ち着いて
毅然とした対応をなさると、子犬ちゃんは「あの時も、この時も、噛んだら楽しいことが
なくなった」という経験を積み、「噛んでも良いことがない」、「噛んではいけない」という
ことを理解していくでしょう。

子犬ちゃんが、「噛むと遊んでもらえる」と思い、ちょっかいを出そうと噛んでいる様子であれば、
子犬ちゃんが噛んだ瞬間に、ご家族様は一緒に、
子犬ちゃんに背中を向けてその場から離れてしまうのもよろしいでしょう。
廊下などへ姿を消してしまい、「噛んだら楽しいことがなくなる」という経験を
させてあげることも一つの方法です。
最初のうちは、子犬ちゃんは知らん顔をして一人遊びをしているのかもしれませんが、
繰り返していただくうちに、おかしいな、いつも噛むと、遊べなくなってしまう、
ということが分かってくるでしょう。

「良い状態を作るように誘導して、それを褒める」ということも、
ワンちゃんと生活を共にする上で大切なことです。
生活の中で子犬ちゃんの目につく場所に手をおかないようにする、あるいは
ワンちゃんの目の前を通るときには手を首の後ろなどに置くなど、
ひらひらと手が子犬ちゃんの目の前で動く状況を作らないということも、
子犬ちゃんが「噛みたい」という状態を作らないためには大切でしょう。

また、「噛まない状況」を作り、「噛まないでいたら良いことがあった」という
経験をさせてあげるためには、例えば、子犬ちゃんがニコ様の手を噛むかもしれない、
というタイミングで、オモチャなどを見せてそちらを噛むように誘導したり、
オモチャをポンと投げてみてはいかがでしょうか。

しかしながら、噛んだ後にオモチャをみせて気をひくと、ワンちゃんには
「噛めばオモチャを与えてもらえる」と伝わってしまうかもしれません。
必ずワンちゃんが噛んでいない状況で、オモチャを見せたり与えることが重要でしょう。

子犬ちゃんといっても、噛まれると痛くてたいへんですが、
「痛い」「怖い」という飼い主さんのマイナスの感情をみせると、ワンちゃんが
強気になってしまうことがあります。
噛まれても、毅然とした強い表情でいらっしゃるほうが良いでしょう。
また、焦って「何とか止めさせなくては」と手で叱ったり、飼い主さんが興奮しすぎて
しまったりして、「人の手が怖い」などと恐怖や不安定さを感じる状況は、
成犬になってからも影響を及ぼすことが多くみられます。
長い目でみること、急がないという姿勢も大切なのかもしれません。
また、人の手に対する恐怖は、「怖くて自分を守るために噛む」、
という状況が今後生じてしまうこともありますので、
「人の手は良いものだ」という経験をたくさんさせていただくことが大切でしょう。

ワンちゃんとの生活では、ブラッシングや歯磨きなど、さまざまなお世話をして
いただく必要があります。
「嫌だから、止めて欲しくて噛む」という行動については、噛んだ瞬間に、
飼い主様は「いけない」などと一言おっしゃって、後は「平然と余裕の笑顔で
ブラッシングを続ける」というように、「噛んでも止めてもらえない」という状況を
作るとよろしいでしょう。

もちろん、ブラッシングをしている間に無理をして痛い思いをさせないこと、
ブラッシングって気持ちが良い、という経験にしてあげることはたいへん重要です。
そして、ブラッシングをしたら、ご褒美になることをしてあげたり、与えていただくと
よろしいでしょう。

ニコ様の子犬ちゃんの月齢の頃は成長著しい時期でもありますので、
健康管理のために睡眠をしっかりととることが重要な時期です。
好奇心旺盛な時期でもありますので、遊びたがりますが、
構い過ぎない、ということも大切でしょう。
ケージをタオルケットなどで覆うなどしていただき、周囲が気にならない状況を作って
いただき、遊びたいと子犬ちゃんが騒いでいても知らん顔をしていればそのうち、
すやすやと寝息をたてると思います。
そして、静かにしている時に良いことがある、と教えるためにも、またワンちゃんが静かに
落ち着いているときに、ケージから出して遊んであげるようにしましょう。

また、エネルギーを発散できていないと、噛んだり吠えたりする行動に結びついて
しまうことがありますので、これからの生活で、お散歩などを通して十分な運動を
確保していただくことは大変重要です。
ワクチンの接種が全回終わるとリードをつけての本格的な散歩が始まりますが、
子犬ちゃんのワクチンがまだ終わっていないのでれば、社会性を育むためにも、
抱っこやキャリーバッグなどをご利用いただき、
安全に十分ご注意いただいた上での散策などを通して、
外の気持ちよさなどを味あわせていただくのもよろしいでしょう。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での
健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用ください。

電話番号は、あんしんサービスセンター0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

子犬ちゃんのお健やかにご成長を心からお祈り申し上げております。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。



しつけについて

投稿者:めい

投稿日:2017/01/09(Mon) 11:23

No.4592

もうすぐ2ヶ月半のコーギー♂を迎えて3日目です。
しつけについてアドバイスいただけますでしょうか。

ケージから出して遊びたいのですが、出すと
・飼い主の手や足に嚙みついて唸る
→おもちゃを噛ませても落ち着かず結局手足や服を噛んで引っ張り唸る
・抱っこしたり撫でるとすぐに手や足、服に噛みつきたがり
結局噛んで唸る、吠える
ということになり結局すぐにケージに戻す、の繰り返しです。
10分遊んだら2時間休憩、とペットショップで教わったのですが、
10分も遊ぶことができずこれで大丈夫なのかなと心配しています。

ケージの中にいるときは
おもちゃを噛んで遊んだり、眠ったりしており
たまにキュンキュン鳴くこともありますが、
今のところおとなしく過ごしています。

このような状況でどのようなスキンシップをとるのが良いのでしょうか。

Re: しつけについて

- 愛玩動物飼養管理士 三留

2017/01/11(Wed) 18:16

No.4593

めい 様

寒空に美しい星が輝き、夜空の美しい頃ですが、
めい様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
この度は、ご相談いただきまして、誠にありがとうございます。
早速ご案内させていただきますが、一般的なご案内となりますこと、
何とぞご了承ください。

めい様におかれましてはコーギーちゃんをお迎えになられたばかり
とのことでございますね。
子犬ちゃんの時期は、エネルギーがありあまって興奮しやすく、
「可愛いけど、思ったより大変」「目が回りそう」とおっしゃる方が多いのですが、
いかがでしょうか。

多かれ少なかれ、子犬ちゃんはどの子も興奮しやすく、好奇心旺盛です。
また、子犬ちゃんの乳歯は生後2、3ヶ月で生え始め、その後抜けて、
8ヶ月ごろを目安に永久歯が生えそろいますので、コーギーちゃんくらいの
月齢の頃は口の中がむず痒いこともあり、何かにつけて噛みたがり、
例外がないといって良いほど噛んで飼い主様を困らせます。

永久歯が生え揃った後は、むず痒さは治まってきますので、噛まなくなることが多い
のですが、ワンちゃんは、「自分がした行動の前後にどのようなことがあったか」と
いうことをもとに、行動を選択するようになりますので、
子犬ちゃんの時期から、コーギーちゃんが困った行動をした後に、
コーギーちゃんの要求をのまないようにしていただき、噛んでも、吠えても、
思うようにならないとコーギーちゃんが感じるようなご対応をなさることが大切でしょう。

例えば、吠えた後、「仕方がない」とケージから出してしまうと、
「吠えたら(コーギーちゃんにとって)良い事があった」ということになり、
吠えて要求を通そうとすることがあります。

めい様のコーギーちゃんもケージから出すと大はしゃぎのご様子、
目が回りそうで、気ぜわしくお感じなのではないでしょうか。
ケージから出すタイミング等、以下をご参考にしていただければ幸いでございます。

◇ケージの中で過ごすことは、たいへん重要
成長著しい子犬ちゃんの時期は、健やかな成長のため睡眠をしっかりととることが
重要な時期です。特に、お迎えになられた後の1〜2ヶ月の間は、子犬ちゃんに
とっても環境の変化が大きいため、体調を崩してしまうことが多い時期です。

子犬ちゃんは好奇心でケージから出たがり、大はしゃぎすると、
飼い主様もついつい遊んであげなくてはと思い、構いすぎる傾向がありますが、
今の時期は、ケージの中で一日のほとんどを過ごすくらいがちょうど良いと
お考えいただいてもよろしいでしょう。
うつらうつらとケージで過ごす時間は一日に20時間くらいは欲しいところです。

めい様のコーギーちゃんはケージの中は気に入っていらっしゃるご様子、
たいへん望ましいことでございます。
ワンちゃんにとって、自分がいつも過ごす安心で安全な場所があるということは
たいへん重要なことです。
コーギーちゃんが自分のケージがお気に入りの場所になるように、
「ケージに入ったら良いことがある」、「ケージで過ごすのは心地良い」と
感じるようになさることが大切でしょう。

反対に、叱られたとき、「ダメでしょ」とケージに入れられた、という
経験を続けていると、「嫌だな」というできごととケージに入ることが、
記憶の中でつながり、ケージに入りたがらなくなることがございます。

なるべく、ケージに入ったら、コーギーちゃんにとって嬉しいことをしていただき、
ケージに入っている時には笑顔で声をおかけになるなど、ケージが好きな場所に
なるようになさることも大切でしょう。
ケージの中で落ち着かない時には、ケージをタオルケットで覆うなどしていただき、
周囲が気にならない状況を作り、遊びたいとコーギーちゃんが騒いでいても
知らん顔をしてみましょう。そのうち、すやすやと寝息をたてると思います。

◇ケージから出すときは、良い状態の時にする
「静かにしていると良いことがある」と教えるためにも、コーギーちゃんが良い状態
の時に、ケージから出して遊ぶなど、コーギーちゃんにとって
嬉しいことをしていただくことが大切でしょう。

興奮して大騒ぎしているときには知らん顔をしたり、ケージから離れていくなどなさり、あきらめて落ち着いた状態になった時に、ケージから出すようにしていただくのが
望ましいでしょう。

これから先、オスワリ、マテなどの指示が伝わるようになりましたら、
「オスワリ」などの指示にしたがったらケージから出すなどなさって、
「めい様のいうことをきいたら嬉しいことがあった」「落ち着いたら良いことがある」
ということを伝えるために、「オスワリ」「待て」などの指示を上手に
ご利用なさるとよろしいでしょう。

◇噛んだときの対応について
エネルギーがありあまっている時期の子犬ちゃんは、ケージから出した後、
ものすごい勢いでお部屋の中を走り回っているのではないでしょうか。
また、走り回った後など、飼い主様の気をひこうと今度は飼い主様の手足を噛んで
くる様子がよくみられます。
めい様のコーギーちゃんはケージから出した後、めい様の手足を噛んで困られて
いるご様子ですね。
噛んだことを叱っているつもりでも、高くて大きな声で叱ってしまうことで
ワンちゃんからみると、「楽しくなってしまう」、「余計に興奮する」という状態
になっていることもよくみられます。
叱る際には、噛んだその瞬間、毅然とした低くて落ち着いた声で、
落ち着いた態度でお叱りいただくことが重要でしょう。
「いけない」、「ダメ」など、ご家族様の間で叱るときの言葉を決めていただく
とよろしいでしょう。

ワンちゃんがした行動に対し飼い主様がいつも同じ対応を毅然となさることで
飼い主様のご様子を落ち着いた信頼できるものとしてとらえ、
あの時も、この時も、噛んだら、楽しいことがなくなった、という経験から
「噛んでも良いことがない」、「噛んではいけない」ということを理解していくでしょう。
反対に感情で叱って大騒ぎになってしまうと、ワンちゃんを余計に興奮させたり、
飼い主様への信頼が減じてしまったりすることが懸念されます。
落ち着いて対応いただくことが望ましいでしょう。

飼い主様の手足を噛んだ後にオモチャを見せたりなさると、「噛めば思うようになる」
ということを教えてしまいかねません。
オモチャで気持ちをそらすのは、噛んでいないとき、まだ噛んでいないけどこれから噛むかも、というタイミングでさっとオモチャで気をひくようになさるとよろしいでしょう。
子犬ちゃんが、「噛んだ後に遊んでもらえる」と思っているご様子であれば、
ご家族様が一緒に、子犬ちゃんが噛んだ瞬間に背中を向けてその場から離れて
廊下などへ姿を消してしまうというのも一つの方法でしょう。
「噛んだら楽しいことがなくなる」という経験をさせていただくのです。
最初のうちは、コーギーちゃんは知らん顔をして一人遊びをしているのかもしれませんが、繰り返していただくうちに、おかしいな、いつも噛むと、遊べなくなってしまう、ということが分かってくるでしょう。

「良い状態を作るように誘導して、それを褒める」ということもワンちゃんとの生活
を共にする上で大切なことです。
生活の中でコーギーちゃんが気になる場所に手をおかないようにする、あるいは
ワンちゃんの目の前を通るときには手を首の後ろなどに置くなど、ひらひらと手が動く状況を作らないということを習慣付けるというように、なるべくコーギーちゃんが「噛みたい」という状態を作らないことも大切でしょう。

子犬ちゃんといっても、噛まれると痛くてたいへんですが、
「痛い」「怖い」という飼い主さんのマイナスの感情をみせると、コーギーちゃんが
強気になってしまうことがあります。
噛まれても、毅然とした強い表情でいらっしゃるほうが良いでしょう。
また、焦って「何とか止めさせなくては」と手で叱ったり、飼い主さんが興奮しすぎて
しまったりして、「人の手が怖い」などと恐怖や不安定さを感じる状況は、
成犬になってからも影響を及ぼすことが多くございます。
長い目でみること、急がないという姿勢も大切なのかもしれません。
また、人の手に対する恐怖は、「怖くて自分を守るために噛む」、
という状況が今後生じてしまうこともありますので、
「人の手は良いものだ」という経験をたくさんさせていただくことが大切でしょう。

ワンちゃんとの生活では、ブラッシングや歯磨きなど、さまざまなお世話をして
いただく必要があります。
「嫌だから、止めて欲しくて噛む」という行動も多いのですが、噛んだ瞬間に、
飼い主様は「いけない」などと一言おっしゃって、後は「平然と余裕の笑顔で
ブラッシングを続ける」というように、「噛んでも止めてもらえない」という状況を
お作りいただくとよろしいでしょう。
もちろん、ブラッシングをしている間に無理をして痛い思いをさせないこと、
ブラッシングって気持ちが良い、という経験にしてあげることはたいへん重要です。
そして、ブラッシングをしたら、ご褒美になることをしてあげたり、
与えていただくのが望ましいでしょう。

◇ワンちゃんの遊ぶスペースをある程度制限していただく
子犬ちゃんのうちは何でも口にしてしまったり、なめてみますので、
めい様はハラハラし通しではないでしょうか。
遊ばせるスペースの範囲内は安心いられる、という状況を作ると、
めい様も安心してコーギーちゃんを遊ばせられます。
さっと立ち上がり、コーギーちゃんに背中をみせてその場を離れてる必要があるときも
安全な場所を区切ってあれば、安心いただいいて行動いただけるでしょう。
リビング全部を自由に走らせるのではなく、柵やパーテーションなどをご利用なさって
自由に遊べる範囲を制限なさるとよろしいでしょう。

◇社会勉強をさせる
コーギーちゃんはお家に少しずつ慣れてきましたでしょうか。
すやすやと眠る顔には癒されますね。
お迎えになられてまだ数日とのことですので、ゆっくりと今は過ごさせていただく
ことを優先いただければと存じます。
コーギーちゃんは優秀な牧羊犬で、人間の仕事を助けてくれた能力の高い、
エネルギッシュな犬種です。
エネルギーを発散できていないと、噛んだり吠えたりする行動に結びついてしまう
ことがありますので、これからの生活では、お散歩などを通して十分な運動を
確保していただくことは大変重要です。
お散歩はワクチン接種が終わり、抗体が十分についてからです。
コーギーちゃんが、まだワクチンが終わっていないのでれば、社会性を育む
ためにも、抱っこやキャリーバッグなどをご利用いただき、安全に十分
ご注意いただいた上での散策などを通して、外の気持ちよさなどを味あわせて
いただくのもよろしいでしょう。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での
健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用ください。

電話番号は、あんしんサービスセンター0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

コーギーちゃんのお健やかにご成長を心からお祈り申し上げております。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。




猫の食欲不振嘔吐

投稿者:タロウ

投稿日:2017/01/04(Wed) 20:37

No.4585

1歳の雌猫、完全室内飼いです
早朝に嘔吐しました
透明な液体だけでしたので、胃液かなと思い、空腹かも?と餌を5粒あげたら食べたので、30分後くらいに普通に朝ごはんをあげましたが、残しました
残した餌を別皿に置き餌して仕事へいきました
カメラで3時のおやつは食べてるのを確認
帰ってきて、餌を嘔吐した後を発見
置き餌した朝ごはんは完食していました
嘔吐したのが朝ごはんなのかおやつなのかはわかりません
晩ごはんは食べましたが残しています
お水も飲んでいます
オシッコもいつもと変わらず出ています
ウンチもしています
食後は静かに寝ていますが、特に奥に隠れたりして いるわけではなく、居間のソファーで隣で寝ています
今の所晩ごはんは嘔吐していません
ちょこちょこ残した餌を食べには行きます
数日様子を見ても大丈夫でしょうか?
土曜日なら病院に連れていけるのですが・・・
お正月休みでリズムが崩れストレスでしょうか?
平日は仕事でお留守番です
よろしくお願いします

Re: 猫の食欲不振嘔吐

- 獣医師 山田

2017/01/06(Fri) 15:53

No.4589

タロウ 様

新たな年が始まりましたが、タロウ様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
1歳の女の子のネコちゃんが、食べたものを吐いて、
食欲が低下しているご様子なのですね。
また、平日はお仕事で、土曜日でないと動物病院にお連れになることができず、
数日ご様子を見ても良いかについてのご相談でございますね。
早速ご案内をさせていただきますが、実際のご様子を拝見していないため、
一般的なご案内となりますことをご了承ください。

ネコちゃんが嘔吐を起こす原因は様々です。
毛玉を出すために戻すような生理的なものもあれば、
注意が必要な重大な病気が原因で起こる嘔吐もあります。
嘔吐は、胃の中の物を強制的に口から出すための反射的な作用であり、
胃、腸、肝臓や腎臓、脳や耳の器官のトラブルなどが原因で、
脳の嘔吐中枢を刺激するために起こります。
具体的には、直接胃の壁を刺激するような中毒物質や異物を飲み込んだり、
消化器内に炎症や閉塞があったり、他にも尿毒症や肝臓疾患などで
全身の血液に問題があるときに起こります。
また強い臭いを嗅いだり、頭部を打ったり、恐怖などのストレスを
受けたときなどにも起こります。

また、ネコちゃんは環境の変化に敏感なことが多いので、
年末年始など、いつも以上に来客があるなどして、ご家族のご様子がいつもと違う
場合などには、環境の変化や一時的なストレスから嘔吐や食欲不振がみられる
可能性もございます。
食欲は健康のバロメーターとしても大変重要で、
ストレス以外にも口内炎や消化器系の病気、その他の内臓の病気に起因して
食欲が低下している場合もございます。

なお、ネコちゃんが食事を摂取しない日が長く続くと、
肝臓の病気の原因となることがございますので、絶食が続く場合には注意が必要です。
ネコちゃんは体を維持するために、蓄積している脂肪を使ってエネルギーにします。
そのため、脂肪が血液中に遊離してしまい、脂肪を肝臓へ過剰に蓄積してしまうことに
なります。これを肝リピドーシス(脂肪肝)といい、症状としては、食欲不振の他に
元気がなくなったり、嘔吐、便秘、下痢、 黄疸などがみられたり、体重が減少します。

タロウ様のネコちゃんは食べたあとに嘔吐をしていたとのことでございますが、
その後のご様子はいかがでしょうか。
もし、嘔吐と食欲の低下が継続していたり、排尿や排便の異常、
目の輝きがいつもよりない様だったり、ぐったりしているご様子がございましたら、
早めにご通院されますようお願いいたします。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、
ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

ネコちゃんの一日も早い回復をお祈りいたしています。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。



雄猫の乳首について

投稿者:ちな

投稿日:2017/01/04(Wed) 02:02

No.4584

スコティッシュフォールド5歳の雄猫を飼っています。完全室内飼いです。先日お腹を触っていると乳首にかさぶたのようなものが出来ており、白いカサカサになっていました。本人は全く気にしておらずお腹も触らせてくれます。ネットなどで調べると乳がんなど怖いことが書いていたので気になっております。よろしくお願いします。

Re: 雄猫の乳首について

- 獣医師 江口

2017/01/06(Fri) 15:46

No.4588

ちな 様

穏やかな天気のお正月となり、ちな様におかれましては年末年始をゆっくりと
お過ごしになられましたでしょうか。
この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございました。
早速ご案内をさせていただきますが、実際のご様子を拝見していないため、
一般的な案内となりますことをご了承ください。

5歳の男の子のスコティッシュフォールドちゃんの乳首に、かさぶたのようなものが
出来ており、白くカサカサになっているということございますね。

ネコちゃんの乳首にかさぶたができる原因として、
毛繕い中に自分で舐めたり、お腹がすれたり、乾燥などの刺激や分泌物や汚れが
原因となる場合と病気の場合があります。
病気では、細菌感染や真菌感染などの皮膚病、過剰な毛繕いが原因となる舐性皮膚炎、
乳腺炎、乳癌などがあります。

自分で舐めたり、すれたりなどの刺激でできたものであれば、刺激がなくなれば自然と
治っていきます。また、分泌物や乾燥などでできたものであれば自然と治ったり、
乳房を清潔にしたり、スキンケアすることで治ります。

何らかの病気が原因となっている場合には、原因となる病気を治療することが
必要となります。
皮膚病であれば、他に痒みや湿疹、発赤、フケ、脱毛などの症状が出たり
していないかを確認します。細菌や真菌などの感染が原因であれば抗生剤や抗真菌剤、
消炎剤などでの治療、局所であれば外用薬などを使用したり、皮膚自体に保湿などの
スキンケアが必要となることもございます。

舐性皮膚炎では、皮膚炎の治療と同時に過剰な毛繕いの原因となっている刺激や
ストレスを取り除くことが必要です。

乳腺炎では、乳腺が腫れ、痛みや熱感がでます。黄色から茶色の分泌物が乳頭から
出ることもあります。炎症が起きている乳腺や乳房自体に痛みがあるので触られる
のを嫌がったりします。抗生剤や消炎剤の注射や内服薬などでの治療となります。
乳房や乳頭を清潔なタオルやガーゼで拭くなどケアが必要になることもあります。

乳癌では、乳頭の腫れ、乳頭からの分泌物、乳腺のしこり、脇や太腿の付け根の
リンパ節の腫れ、お腹や胸を触られるのを嫌がるなどの症状があり、
外科手術や抗がん剤などの治療となります。

このように様々な原因が考えられます。
スコティッシュフォールドちゃんは気にしていないご様子で、ちな様にも触らせて
くれるということから、病気が原因でない可能性もありますが、
実際に何が原因となっているか不明なままでは再発を繰り返したり、
悪化することもあります。
ご安心のためにも、必ずかかりつけの動物病院様へご相談下さいますよう
お願いいたします。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、
ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

寒い季節となりますので、ちな様もスコティッシュフォールドちゃんも
くれぐれもお体ご自愛ください。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。



目の症状について

投稿者:リン

投稿日:2017/01/03(Tue) 08:02

No.4583

愛猫(13歳、男の子、去勢済み)の相談です。
12月中頃に気がついたのですが、左側の目が涙目の時や開きが小さい時があります。また、目の上に手を持って行った時に、右目は反射よくすぐ瞼が閉じるのですが、左目は筋肉の反応がなく目が開いたままになっています。(寝てる時は閉じています)

一度通院した際、左頬にしこりのようなものが発見され、針を刺して中を調べたところ唾液腺嚢胞の可能性が高いということでした。しかし、確定診断はできず、また目の症状についても現時点では不明のため、今後の治療について悩んでいます。

唾液腺嚢胞であった場合に、今回のように同じ側の目にも影響が出ることはあるのでしょうか?その場合、薬などで様子を見ることもできますでしょうか?また、他に何かの病気など考えられることなどあればご教示いただければ幸いです。

なお、現在、慢性腎不全の薬とビタミン剤(唾液腺嚢胞の薬)を服用しています。他、食欲、元気、排泄などは普段と変わりません。

お手数をおかけしますが、よろしくお願いします。

Re: 目の症状について

- 獣医師 霍田

2017/01/06(Fri) 15:07

No.4587

リン様

年明けのにぎわいの残る頃でございますが、
リン様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談をいただき、誠にありがとうございます。
早速ご案内をさせていただきますが、実際のご様子を拝見していないため、
一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。

13歳の男の子のネコちゃんの左目が、12月中頃から涙目であったり
普段より開いていなかったりすることがあるのですね。
ご通院なさったときには、左頬のしこりのようなものは、唾液腺嚢胞の可能性が高い
とお話があったとのこと、リン様のご心配なお気持ちお察しいたします。

唾液腺とは唾液を分泌する器官であり、ネコちゃんには、耳下腺、下顎腺、舌下腺、
頬骨腺の4つの唾液腺があります。
唾液腺嚢胞は、感染症や口腔内の炎症、外傷などが原因で、唾液を分泌する管が
損傷を受けたり閉塞することで、唾液が漏れて皮下組織の中に蓄積すること
により起こります。
ネコちゃんの頬のあたりには頬骨腺がありますので、ここに何らかの原因で嚢腫
ができて大きくなると、圧迫されて目が開きにくくなったり、
涙目や目をしばしばさせるような症状がみられることがあります。
また、手を目の上に持って行っても、左目は右目のように瞼を閉じる反応が
ないとのことですね。
しこりと目の反応については、直接的な関係がない場合ももちろん考えられますが、
嚢腫が視神経を圧迫すると、視力が低下したり視野が狭くなることもあるかと思います。

もし唾液腺嚢胞であった場合、温存療法として、嚢胞にたまった唾液を穿刺
して抜いたり、薬を使用して経過観察をすることもあります。
しかしながら温存療法を行っても再発することも多く、さらに感染を起こして
化膿することもあります。
根治治療としては全身麻酔をかけて外科的に切開して排液し、原因となっている
唾液腺を切除することとなります。その場合は麻酔をかけるリスクを検討する
必要があります。
嚢胞が小さく、他に症状がなければお薬で様子見でもよいかと思いますが、
リン様のネコちゃんの左目の症状が、しこりと関連している可能性も考えられます。

頬にしこりのようなものが見られる場合、その他の可能性としては、炎症反応に伴う
腫れ(膿瘍=膿汁が貯留、水腫=漿液が貯留、血腫=血液が貯留 など)、
腫瘍(良性腫瘍、悪性腫瘍)などが考えられます。 
高齢のネコちゃんの場合、歯根膿瘍による頬の腫れが起こることは比較的多く
みられます。
歯根膿瘍は、歯石の沈着や歯肉炎、歯の破折による歯髄の露出などが原因となって
歯根部に化膿性炎症が起こり、膿がたまる状態をいいます。
これが上顎の臼歯で起こった場合、その歯根部に当たる目の下に膿がたまり
腫れてくることがあります。
炎症による腫れの場合は、通常は抗生物質などで治療することで改善しますが、
歯根膿瘍の場合、抗生物質などでの内科的療法では再発を繰り返すこともあります。
その場合、全身麻酔下での抜歯が必要となります。

目の上に手を持って行った際の反射についてですが、この反応がない場合、眼球、
網膜、視神経の疾患、脳の疾患などが考えられます。
こういった疾患が疑わしい場合には、ひとつずつ検査を行って確認する必要があります。
しこりの診断については針生検(細い針をしこりに刺して吸引して細胞を採取する)が
よく用いられますが、内容物の粘度が高かったり、しこり自体が小さい場合などには
診断に十分な細胞が得られないこともあります。
ある程度の大きさはあるものの、細胞の採取が難しい場合などは、手術で
しこり自体を除去して組織検査を行い、診断することもあります。
リン様のネコちゃんは、13歳と高齢で、慢性腎不全で投薬なさっているとのこと
なので、手術を行う場合は麻酔のリスク等について事前にかかりつけの先生と
よくお話しいただくことと、術前の検査をしっかりと行うことが必要です。

しこりの状況にもよりますが、おとなしいネコちゃんであれば、まずは麻酔をかけずに
穿刺して内容物を除去してみて、目の症状が改善するかみていただくことも
ひとつかと思います。
ネコちゃんは食欲や元気はあるとのこと、何よりでございますが、
処方されたお薬で症状が改善しない場合、もう少し踏み込んだ検査や治療が
必要になるかと思います。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、
ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

ネコちゃんの症状が一日でも早く快方に向かいますようお祈りいたします。
今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。