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トイレでおしっこをしなくなった...
投稿者:コタちゃん
投稿日:2013/06/06(Thu) 01:25
No.2109
もうすぐ2歳になるオスのロングコートチワワです。最近、トイレでおしっこをしなくなってしまいました。きっかけは半年程前に、部屋のクロスの張り替えや天井を修理するため、短期間ですが別の部屋で過ごさせた時からのように思います。代わりにそれまで、ほとんど家の中ではすることのなかったマーキングを、部屋のあちこちでするようになったため、ケージの外に出す時はマナーベルトをすることが多くなりました。ですが、これではますますトイレでおしっこができなくなるだろうと思い、最近はマナーベルトをする回数を減らし、マーキングをしそうになった時も声をかけて気をそらせるなどして、マーキングさせないようにしていますが、やはりトイレでおしっこはほとんどしません。トイレでおしっこをするのは月に1回程です。なので、おしっこをするのは朝と夕方の2回散歩に行った時です。散歩に行った時に外でするだけでは足りないのではないかと不安に思いますし、おしっこをすることを我慢しているのならとても可哀そうです。おしっこを我慢して病気になってしまったりしないでしょうか?あと、トイレの上で時々寝ていることがありますが、何か関係はあるのでしょうか?水を飲む量は以前と変わりはないかと思います。
Re: トイレでおしっこをしなくな...
- ドッグライフカウンセラー 三留
2013/06/07(Fri) 11:40
No.2113
コタちゃん 様強い陽射しに、夏を感じるころでございますが、コタちゃん様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。このたびはご相談をいただきまして、誠にありがとうございます。もうすぐ2歳になるロングコートチワワちゃんが最近トイレでオシッコをしなくなられたとのことでございますね。早速ご案内をさせていただきますが、一般的なご案内となりますことをご了承ください。ワンちゃんが今までしていたトイレではなく、別のところでするようになった場合に、考えられる原因の例をいくつか挙げさせていただきます。 1. 今までのトイレに対して嫌なイメージができてしまった「トイレシートが濡れていて足元が気持ち悪かった」「トイレでオシッコをしようとしたら大きな音がして怖い思いをした」など、トイレに対して嫌悪や怖いという感情を持つ経験をしたりすると、以前と違うところでするようになることがあります。2.環境の変化があったワンちゃんは環境の変化に敏感などうぶつですので、何らかの環境の変化により、排泄の場所などが分からなくなることがあります。「ケージ内のトイレの場所の移動」や「お部屋全体の模様変え」などの環境の変化などばかりではなく、「ご家族内の生活習慣の変化」などの場合でも分からなくなることがあります。3.粗相を見つけた周囲の反応粗相を飼い主さんに叱られたことで、排泄行為そのものがいけないと思い、隠れたところで排泄をするようになってしまうことがあります。また、粗相を見つけた飼い主様が「あらーっ」と声を上げた様子を「注目を浴びたこと」「ご褒美」だと思った経験があり、トイレではない所ですることがご家族の注目を浴びることの一つの手段となっていることもあります。中には、粗相をしたときに、叱ろうとしたことを、ワンちゃんによっては「騒いでくれてうれしい」と思うこともあります。4.トイレシートと似た感触のものがあるキッチンマットなど、トイレシートと似た感触のものがあり、どこでオシッコをしていいのかが分からず、区別がつかなくなることがあります。5.体調不良による泌尿器系などの病気があることで、排泄のリズムが変わったり、オシッコを我慢できなくなったりして、トイレ以外のところでするようになることがあります。自分の体調に変化や不安があり、安心して排泄ができる場所が変わった可能性もあります。以上のように、さまざまな原因が考えられます。コタ様のロングコートチワワちゃんは、半年程前に、部屋のクロスの張り替えや天井を修理するため、別のお部屋で過ごさせたころからトイレでオシッコをしたがらなくなったとのことでございますね。環境に戸惑い、トイレの位置が分からなくなったのかもしれませんね。また、今までのお家の匂いが変わったことで、マーキング行動が強まった可能性もありますが、月齢的にちょうど縄張り意識が強まる時期だったということもあるのかもしれません。原因と思われる事を取り除いてあげるとよろしいでしょう。ワンちゃんがトイレで排泄をしなくなることは比較的よくありますが、その度、どこでオシッコをしたらよいのかを、トイレトレーニングのやり直しとお考え頂き、根気強く教えてあげましょう。上述のように、騒いで欲しくていろいろなところにマーキングをしている可能性がありますので、上手くいかなくても叱ったり、騒いだりしないようにしましょう。月に一回くらいはトイレでオシッコをするとのことですので、この上手くいったときにとにかく褒めるようにしましょう。マーキングをしそうな雰囲気がみられたときは、今なさっているように、気持ちをそらしていただくとよろしいでしょう。「トイレはここよ」などと、いつも排泄をするときの言葉などをかけていただき、偶然でも少し出たらほめてあげてもよろしいでしょう。お散歩時にオシッコをなさるとのことですが、その前に一度、トイレのある場所に連れて行ってあげたり、そろそろ「オシッコをするかな」というタイミングでトイレへ誘導して「トイレはここよ」などと声をかけていただいてもよろしいでしょう。上手くいったときには明るく、ワンちゃんが嬉しくなってしまうような声で褒めてあげてください。ロングコートチワワちゃんのトイレは、今どこに置いてありますでしょうか。叱られたときにケージに入れるなどすることで、ケージに対して好ましくないイメージを持ってしまっているワンちゃんですと、なかなかケージのトイレに入りたがらないことがみられます。トイレのためケージに戻ろうと思ったときに、躊躇しないようにするため、またお家の中にロングコートチワワちゃんにとって安心できる場所を作ってあげるため、ケージへのイメージを好ましいものにしてあげましょう。ロングコートチワワちゃんがケージに入ったら、褒めてあげたり、お食事やお散歩のような嬉しいことの後にケージの中に入れていただき、できるだけ、嬉しいこととケージの存在を結び付けるようにしましょう。(どうぶつ相談室「ハウスを好きにする<犬>」をよろしければご参考になさってください。http://www.anicom-page.com/labo/2009/04/post-136.html )また、いつもロングコートチワワちゃんが過ごしている場所から離れた所や、ご家族の出入りの少ないゆっくりとオシッコができる場所などに、ケージ以外に、もう一つ、トイレを用意するのも一つの方法です。成功の確率を上げ、褒めるチャンスを大きくするため、トイレは、広めに何枚かシートを広げて敷いていただくのもよろしいでしょう。しばらくして、何枚かのシートのうち、いつもするシートが決まってきましたら、使わないシートをはずしていき、シートの位置を移動させるときには、数センチずつ日にちをかけて移すとロングコートチワワちゃんが戸惑わないかと存じます。<トイレの上で寝ていることについて>コタ様のロングコートチワワちゃんはトイレのシートで寝ることがあるとのことですね。暑い季節になると、ひんやりとしたシートの上が心地良くて、シートの上で寝たがるワンちゃんが多いようです。トイレの上が気持ちよく休む場所になっている可能性がありますので、ケージの中も夏仕様にしていただき、ひんやりとする素材のもので、休む場所を作ってあげてもよろしいでしょう。また、ケージの中のトイレと寝るスペースが狭いなどで、区別がついていないのかもしれません。区別がつきにくいようでしたら、トイレと寝るところのスペースを広げていただいてもよろしいでしょう。<トイレの回数について>年齢や飲水量、運動量、季節などによっても異なりますが、一般的に成犬のワンちゃんは半日以上の長時間、排泄を我慢できるようです。もちろん、適度な間隔で排泄をさせることは体調管理のためにはたいへん重要ですが、多くの場合、排泄の間隔については人間よりもかなり長くても、あまり心配には及ばないようです。また、オシッコを我慢させたくないということで、お水を飲ませる量を減らすことは、かえって体に害を及ぼすことが懸念されますので、いつでも新鮮なお水を飲めるようになさってください。<マーキングについて>ワンちゃんはもともと群れで生活をしていたどうぶつであり、群れの中での順位を付けたり、縄張りを主張するのは本能だといわれております。また、ワンちゃんには自分の縄張りを侵入者から守る習性があり、お散歩の時など自分の縄張りを示すためにオシッコで目印を付け、侵入者に警告を発しようとします。男の子のワンちゃんはおおむね1歳近くなると男の子として成熟してきますが、マーキングは性成熟に伴い起こることも多く、男の子がお散歩の際、足を挙げてオシッコをするようになることは性成熟の目安にもなります。家の外は多くのワンちゃんがお互いの力関係を牽制しあう場でありますので、お散歩時のマーキングは、ワンちゃんにとってごく当たり前の自己主張といえるかもしれません。一方で、多頭飼いをなさっていらっしゃらないのであれば、ワンちゃんが家の中でもマーキングにより縄張りを主張する場合は、性成熟に伴うということだけではなく、リーダーである飼主様より自分が群れの中での順位が上位だと思っていることや、群れの中での順位が不明確であることが原因である可能性もあるともいわれています。また、自己主張以外には、何らかの不安やストレスなどがある場合にもみられます。ロングコートチワワちゃんの場合は、もしかして、工事に伴いお家の中の様子や匂いが変わったことへの戸惑いである可能性が高いのですが、今後のコタちゃんとの生活のためにも、お家の中がコタ様や人間のご家族様が中心に回っているということが、ロングコートチワワちゃんに分かるようになさるのが好ましいでしょう。【順位を明確にするためのポイントについて】1.コタ様が優位な場所や順位を占めるコタ様がご帰宅された際、ロングコートチワワちゃんが嬉しそうお出迎えをなさっていると、ついつい、一番に声をかけたくなりますが、「ただいま」と声をおかけになられるのは、人間のご家族様が先で、ロングコートチワワちゃんには最後に声をかけていただくとよろしいでしょう。また、この際、「落ち着いていると良いことがある」と、ロングコートチワワちゃんに教えるためには、落ち着いた状態のときに、「ただいま」と声をかけていただくとなお、望ましいでしょう。このほかにも、お散歩時など、お家への出入りをなさる順番も、コタ様が先にお入りいただきます。ロングコートチワワちゃんが先に入ろうとしたら、「イケナイ」と低い声で叱って、当たり前という雰囲気でコタ様が先にお入りいただきます。ソファーなどにおかけになられる際にも、ロングコートチワワちゃんの座る位置は端か、あるいはコタ様の足元に座らせてあげましょう。2.コタ様の指示に従うと、良いことがあると思わせるロングコートチワワちゃんの要求を安易に呑むのではなく、コタ様の指示にしたがったら、よいことがあったという経験をさせていただくとよろしいでしょう。具体的には、ロングコートチワワちゃんが、オモチャなどを持ってコタ様に「遊ぼう」と誘いに来たら、「オスワリ」などと指示を与え、ロングコートチワワちゃんが指示に従ったことへのご褒美として、遊んであげるようにしましょう。常にコタ様が主導権を持つようにします。また、オモチャなども自由にロングコートチワワちゃんが選ぶというような状況よりは、コタ様が管理していると思わせてあげたほうが良いでしょう。3.毅然と、一貫性をもって対応する常に一貫性があり、感情的にならず、落ち着いた対応をする飼い主様の態度に、ロングコートチワワちゃんは深い信頼を寄せていくことでしょう。「リーダーとして毅然した態度で接する」、「しっかりコミュニケーションを取る」、「褒める時、いけないことを伝える時、メリハリをつけて対応する」などに留意していただくことが重要でしょう。4.ロングコートチワワちゃんの行動範囲はコタ様が決めるケージを大好きなところにしたり、キャリーバッグの中にお気に入りのクッションをいれたりして、お家という縄張りの中に、ロングコートチワワちゃんの小さな縄張りを作ってあげるのもよろしいでしょう。また、お家の中でも、ここから先はダメ、という場所を作るのもよろしいでしょう。ベランダやデッキ、窓際で遊ぶ際には、あまり見晴らしがよいところで過ごし、人やワンちゃんなどが行きかう様子を見渡せるより少し目隠しを作ってあげた方がよろしいかもしれません。5.コミュニケーションを十分にとるスキンシップやコミュニケーションを十分にとることで、マーキングが軽減することもあるようです。マーキングをしないときに、十分なコミュニケーションをお取りいただくとよろしいでしょう。また、お散歩時、外で他のワンちゃんがしたオシッコの匂いをかぐということは、嗅覚でのコミュニケーションが重要な役割を果たすワンちゃんの世界では、大切な会話の時間ともいえますので、できれば、毎日お散歩に連れ出してあげて、自己主張をする時間を作ってあげることも大切でしょう。【マーキングをしたときの対応について】1.マーキングをしたことに気付いても、騒がないワンちゃんは、構ってもらえたり、注目されたりすることを好みます。叱られても、相手にしてほしいワンちゃんもたくさんいます。マーキングをすることが、注目してもらう手段だと、思っているワンちゃんも中にはいますので、ロングコートチワワちゃんが実際にマーキングをしている姿を目になさっても、飼い主様は慌てたり、感情的に怒ったりしないようにしましょう。過ぎたことに関しては、適切に教えることはできませんので、マーキングがしてある場所を見つけても、取り合わないほうがよろしいでしょう。マーキングをしそうになっている、あるいはしているとき、「いけない」と教えるため、低くて落ち着いた声で「ダメ」「いけない」などのご家族で決めた分かりやすい言葉で叱っていただきます。その後、もしマーキングをするのを躊躇したり、止めたら、褒めてあげましょう。遊んでいただいたり、ご褒美を与えていただくなどして、「マーキングを止めたら、いいことがあった」という経験をさせてあげましょう。コタ様が指示をする立場であり、ロングコートチワワちゃんが指示に従う立場であることを日々の生活の中でしっかりと教えていただきながら、「マーキングをしても相手にしてもらえない」と思わせたほうがよい場合もございます。2.マーキングをしそうになったら、他の行動をさせるロングコートチワワちゃんがマーキングをしそうな気配をお感じになられたら、オスワリ、など他の行動をさせていただき、座ったら、指示に従ったことに対し褒めていただき、ボール遊びなどをなさって、気持ちをそらしてしまうのもよろしいでしょう。「マーキングをしないことを選んだら、楽しかった」と思わせていただきます。現在、コタ様は、他のことに気持ちをそらしていらっしゃるとのことですので、好ましいことと存じます。ロングコートチワワちゃんがマーキングをする場所は、ある程度、決まっているのでしょうか。ロングコートチワワちゃんが足を挙げてオシッコをしても大丈夫なように、ペットボトル、タオル、新聞紙、ビニールシートなどを利用いただくなどなさるとよろしかもしれません。また、お食事をする場所ではマーキングを躊躇する傾向があるといわれていますので、ロングコートチワワちゃんがいつもする場所でおやつをあげたり、お食事や飲水を与えていただいてもよろしいかもしれません。なお、コタ様におかれましては、お聞き及びかと存じますが、マーキングなど男性ホルモンの影響で、さまざまな行動の変化がみられる場合、去勢手術をするとこれらの行動が和らぐことがございます。去勢手術は外科的に男の子の精巣を摘出する手術であり、一般的に、全身麻酔をかけて精巣付近の皮膚を切開して行います。去勢手術を行うと性ホルモンを分泌する精巣がなくなるために、男性ホルモンに関連して起こる病気や行動を抑えることができるといわれておりますので、マーキングが解消する場合もございます。しかしながら、男性ホルモンの影響以外にも、ワンちゃんの行動に影響を与えている要因も多く、また、一度、身についてしまったマーキングは、去勢手術を行っても変化がないこともございます。去勢手術は、手術後、代謝が変化して太りやすくなる等デメリットもございますが、男の子特有の病気を防ぐ等、行動面以外にも大きなメリットがございます。暑い季節の到来でございますね。ワンちゃんにとって、辛い季節でございますが、熱中症にご注意いただき、元気にお過ごしください。コタ様におかれましてもくれぐれもお体ご自愛ください。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談サービスを承っております。お気がかりなことがお有りの際には、ぜひご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 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フィラリア投薬について
投稿者:ひかり
投稿日:2013/06/02(Sun) 11:06
No.2101
今年のフィラリア投薬について質問です。愛知県に住んでおります。今年のHDUを調べたら、5月19日が130以上になった日でした。飲ませている薬がミルベマイシン (感染後15〜60日の原虫に対して有効らしい)なので5/19から60日以内の投与が必要ということになります。安全を考慮して、6/20からの投与を考えておりますがそれでは遅いでしょうか?
Re: フィラリア投薬について
- 獣医師 山田
2013/06/05(Wed) 11:36
No.2107
ひかり 様そろそろ海や山が恋しい季節ですでございますが、ひかり様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。フィラリア予防薬の投薬時期についてのご質問でございますね。お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。ひかり様もご存じの通り、フィラリア症は犬糸状虫症ともいわれ、ワンちゃんにとって非常に重要な病気であり、フィラリアに感染しているワンちゃんの血液を吸った蚊が、他のワンちゃんを吸血することにより感染します。フィラリアに感染しているワンちゃんの血液を蚊が吸血する際に、血液中の子虫(ミクロフィラリア)を一緒に取り込みます。これにより、ミクロフィラリアが蚊の体内に入ります。ミクロフィラリアは、蚊の体内で成長することで、ワンちゃんへの感染能力を持った感染幼虫になりますが、成長のためには一定の気温が必要となります。このため、冬の間などの寒い時期はフィラリア予防を行わなくてよい期間が発生します。 また、気温が下がると蚊の体内での幼虫の成長が中断されるのですが、暖かくなるとすぐに再開されると言われています。感染幼虫が寄生している蚊がワンちゃんを吸血し、その刺口からワンちゃんの体内に感染幼虫が入りますが、この時点ではワンちゃんには大きな変化はありません。ワンちゃんの体内に入った感染幼虫は、皮下織や筋肉、脂肪組織などで生活しながら脱皮を繰り返し成長します。(この脱皮にかかる期間は2〜3ヶ月と言われています。)その後、血管を通って心臓や肺動脈に寄生し、成長を続け3〜4ヶ月後には成虫となりミクロフィラリアを産出し始めます。一般的に感染初期は無症状なことが多いのですが、その後、元気がなく疲れやすい、咳、体重減少などの症状が起こり、末期の状態となると腹水や黄疸、血色素尿、呼吸困難、失神などの症状が現れ、死に至ることもある非常に怖い病気です。上記の様に、フィラリア症は発症すると大変恐ろしい病気で、発症後の治療は場合によっては、外科的成虫虫体の摘出や長期にわたる内服治療が必要となりますので、しっかりと予防することが重要となります。フィラリアの予防薬には内服薬(錠剤・粉末・チュアブル)、注射、外用薬(滴下式スポット薬)など、いくつかの種類がございますが、その効果は蚊の吸血によってワンちゃんの体内に侵入した感染幼虫に対してとなり、幼虫が血管や心臓に入ってしまうと予防薬の効果が得られません。そのため、フィラリアの感染期間開始月の翌月から、終了月の翌月まで投薬を行う必要があります。ただ、各地域によって気温や湿度の違いから、フィラリアの感染開始時期・終了時期が異なってまいります。一年を通じて予防薬をずっと投与するのでしたら予防期間について考える必要はありませんが、最小の投薬期間で確実に予防するためには、感染開始時期と終了時期を正確に把握する必要があります。そこで、HDU(Heartworm Development heat Unit)という単位を利用して感染期間を予測する方法が考案されています。 このHDUは、フィラリアを媒介する蚊の体内でミクロフィラリアが感染幼虫に発育するのに必要な積算温度の単位で、これにより、フィラリアの感染開始時期と終了時期を算出しています。今回、ひかり様がお調べになったところ、5月19日が130以上になった日だったのですね。HDUから算出される内服開始時期は、感染期間の開始月の翌月である6月からとなりますので、ひかり様がお考え頂いております6月20日で問題はないかと存じますが、お住まいの愛知県では、1997〜2011年の15年間の平均感染期間が5月15日〜11月5日となっており、またHDUによる感染期間の推定は、あくまでも過去のデータに基づいての目安ですので、投薬期間につきましては一度かかりつけの先生にもご相談をいただいた方がよろしいかと存じます。また、ミルベマイシンを投与予定との事でございますね。ミルベマイシンはマクロライド系のお薬で、非常に効果の高いフィラリア症予防薬です。ひかり様がお調べの通り、確実に幼虫を殺せるのは感染15〜60日齢の幼虫だと言われています。今年のお住まいの感染開始時期が5月19日ということでございますので、その1ヶ月後くらいには内服を開始していただけたらと思いますし、必ず感染終了時期の翌月まで予防を行っていただけたらと存じます。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談サービスを承っております。状況をお伺いした上でより具体的なご案内ができると思いますので、ぜひご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。今後ともアニコムをよろしくお願い申し上げます。
チワワ9才の突然のダッシュと過...
投稿者:unako
投稿日:2013/06/03(Mon) 10:31
No.2102
今年で9才になるオスのロングコートチワワを飼っています。体重はチワワにしは重めで、3.6キロ前後です。2年前に、椎間板ヘルニアで手術しており、現在はおかげさまで回復して順調です。ですがここ最近、気になる行動をするようになりましたのでご相談です。ある日、突然猛ダッシュして家の廊下を直進します。そのあと、もの凄い勢いで家族(人間)の膝に座ってきて、ずっとガタガタ震えています。時には必至にしがみついてくるのですが、呼吸が荒く、ゼエゼエ過呼吸のような状態です。最近では週1で起こるようになり、車で外出した夜になることが多い気がしており、ドライブと何か関係あるのか?とも考えるようになりました。その症状がおこった時は、なるべくずっと抱っこして不安を緩和して、一緒にいるようにします。短くて1時間くらい、長いときは3〜4時間くらい一緒にいて、ようやく静まります。凄く辛そうで、不安そうな表情や状態なので、とても心配です。まだ病院にはいっていません。チワワや犬に、こういった症状の病気はあるのでしょうか?教えていただければと思います。
Re: チワワ9才の突然のダッシュ...
2013/06/05(Wed) 11:15
No.2106
unako 様梅雨の中休みが続きますが、unako 様におかれましてはいかがお過しでしょうか。このたびはご相談をいただきまして誠にありがとうございます。早速、ご案内をさせて頂きたく存じますが、一般的なご案内となりますことを何とぞご了承ください。unako 様のチワワちゃんが最近、廊下をすごい勢いで走ってきて、ご家族の膝の上で震える様子が見られるとのことでございますね。一般的に、ワンちゃんに「震える」という症状が見られる場合、「寒い」「痛い」「怖い」などが原因となっていたり、神経的な疾患が原因となる場合も考えられます。老齢のワンちゃんでは甲状腺機能の低下などが原因で、寒さに弱くなって震えの症状が見られることもあります。unako 様のチワワちゃんが震えるのは、お部屋の中ですし、季節からも、寒いということは考えにくいと思われます。ワンちゃんは「お腹が痛い」「腰が痛い」「足が痛い」などの「痛み」で震えることもございます。チワワちゃんはご家族のもとに走ってきたのですから、足や腰など、走ることに影響のある部位に痛みがあるとは考えにくいのですが、可能性としては、体のどこかの部位に違和感があり、そのことに動揺を覚え震えた可能性はあるかもしれません。震えの症状が見られる時に身体に触れてみると、痛いところに触れられたときに緊張して力を入れたり、嫌がって噛みつこうとしたりすることで、どこの部位が痛いのか推測できることもございますが、痛みで全身的に緊張していて部位の特定が難しいこともあります。また、熱があったり、低血糖をおこしていたりなどの痛み以外の体調不良がもとで震えることもございます。unako 様のチワワちゃんは、何かをきっかけに猛ダッシュした後の震えということで、神経的にかなり興奮状態となった後の長時間に渡っての症状ですので脳神経系の問題がないかどうかもお早めに病院さんでチェックしていただくことが大切です。症状があるときの様子、例えば眼振※がないか、顔の一部が引きつったような震えがないか、呼びかけに反応するか、身体の一部分の震えがひどくないか、などをよく見ておいてもらい、また症状の出た日の前後のこと、気付かれたことはどんなこと(車に乗った、食事をしてどのくらい時間が経っていたか、その日の天候等)でもメモにお取りになり、先生にお伝えになるとよろしいでしょう。また、その際、できればチワワちゃんの様子を携帯の動画画面などで撮影をしておき、ご覧いただくとよろしいでしょう。※眼球が一方に片寄ったあと、中央に戻る動きを繰り返す症状を眼振いいます。病院さんに相談していただき、以上のような、身体に問題がない場合には、怖さから来る震えが考えられます。たいていのワンちゃんには、怖いもの、苦手なものがあり、恐怖のあまり震えることはごく普通に、よく見られます。恐怖を感じることは、危険なものから身を守るためには大切なことですが、あまりに恐怖が高じると、逃げ出そうとしたり、粗相をしたり、震えたり、呼吸が速くなったり、家の中を走り回ったり激しく吠えたりします。きっかけとなることは、以前の経験によることが多いのですが、外から聞こえる音であったり、風が木々を揺らす音であったり、風にはためくカーテンであったり、地震だったり、雷の光であったり、さまざまです。unako 様のチワワちゃんはご家族のもとに走り寄って震えていたということですので、何か恐怖を感じて、ご家族のもとに助けを求めに走ったという可能性は考えられると思います。チワワちゃんが怖がる物や事は、何かございますか。ワンちゃんの嫌いな音や状況に慣らすためには、音や状況とチワワちゃんが好きなものとを結びつけながら、少しずつ慣らしていくという方法をとります。例えば、洗濯機の音を怖がる子であれば、最初は掃除機の見えるあたりで、楽しく遊んであげ、少しずつ洗濯機のイメージがよくなってきたら、日にちをかけて近くで遊べるようにします。次に、離れた部屋で小さな音で掃除機をかけ、音を耳にしながら、楽しく遊んであげます。このようにして掃除機の音にも慣れていったら、だんだん近くで過ごすようにします。風や木々が、揺れる音を怖がるのであれば、風の音や木々が揺れる音がして、ワンちゃんの様子に変化がほんの少しみられた段階で、落ち着いて「オスワリ」と指示をしていただき、指示に従ったら、「お利口ね」と穏やかに落ちてついた声で褒めてあげましょう。また、風の強い日に、チワワちゃんと大好きな遊びをしてあげるなど楽しい状況を作っていただきます。unako 様のチワワちゃんは、車に乗った日にそのような様子がみられるとのことですので、車酔いで気持ちが悪かったり、車に乗った際の緊張が尾を引いていたりする可能性も考えられるかもしれません。チワワちゃんは車に乗っているときなど、どのようなご様子でございますか。車を好きになるポイントをご案内しておりますので、よろしければ、「どうぶつ相談室」楽しくお出かけをしよう 車編を参考になさってください。http://www.anicom-page.com/labo/2009/10/post-282.html目の前で怖いことがない場合でも、以前と同じような条件が揃ったとき、また、あのときと同じようなことがおきるのではないかと不安になることがあります。たとえば、ギシリと風で家がきしむ音がすれば、実際に地震を経験した恐ろしい経験を思い出し、また地震がくるのではないかと不安でたまらなくなることがあります。そのように不安を思い起こす状況で、チワワちゃんの様子に変化がみられたら、オスワリ、などと一度落ち着かせていただき、なるべくリラックスをした状態を作り、褒めてあげ、気持ちをそらすように、楽しく遊んであげましょう。チワワちゃんに安心させてあげるためのご注意点を以下にご案内させていただきます。参考にしていただければ幸いでございます。1.平然とした表情をワンちゃんに見せる何らかの原因でワンちゃんが震えたとき、周囲の方が、「どうしたの」と不安げにみつめたり、なだめたりすることは、震えるという行動を周囲の皆様の関心を得るための有効な経験としてしまい、震える行動を強めてしまうことがございます。また、震えるチワワちゃんを、不安そうな表情で見たり、なだめたりすると、目の前のことが、余計にたいへんなことのように、チワワちゃんの目に映ってしまうことがあります。ワンちゃんが、恐怖を感じ、いつもと違う不安を感じているときこそ、ご家族はとにかく平然として、落ち着いていることが大切です。不安そうに震えているときも、unako 様は、いつもと変わらず、穏やかな落ち着いた表情でいらっしゃることで、「何だ、ママたちは平気そうだから、大丈夫かも」とチワワちゃんに思わせるようにしましょう。チワワちゃんが、走ってきて、unako 様のお膝に乗ってきたら、unako 様は一度、ゆっくりと深呼吸をしていただいたり、周りのご家族と和やかに談笑するなどして、ゆったりとした穏やかな表情で、「何があっても、ママたちがいるから安心しなさい」と伝えてあげましょう。チワワちゃんが緊張していたら、チワワちゃんの体をマッサージするなど、チワワちゃんをリラックスさせてあげてください。特に尻尾の根元あたりを優しくもみほぐしてあげてもよろしいでしょう。また、走ってきた段階で、ほかの楽しいことに誘ってしまうのも一つの方法でしょう。2いつもと変わらぬ日常を繰り返すチワワちゃんの行動に心配な点があると、飼い主様はその様子をみて、対応や生活のリズムを変えたほうがいいかとお思いになられることもあるかもしれませんが、いつもと同じように、落ち着いた生活を繰り返すことは、ワンちゃんを安心させる大切なポイントとなります。飼い主様が中心にお家の中が回っている、飼い主様がお家の中の主導権を握っているということは、チワワちゃんに安心感を与えます。いつもと同じように穏やかに生活を続けていただければと存じます。3逃げ場所・安心できる場所を用意する日ごろからクレートやキャリーバッグ、ケージなど、「ワンちゃんにとっての逃げ場所=落ち着いてリラックスできる大好きな場所」を生活スペースの中に用意しておきましょう。ワンちゃんは元来、穴倉のような、自分から外は見渡せるけど、外からは自分の身を隠せるような狭い場所を好みます。クレートやドーム型のベッドなどを好むワンちゃんも多く、また、ケージも安心できる場所になることも多いようです。しかしながら、叱られたときやお留守番のときなど、ワンちゃんにとって、好ましくないときにケージの中に入れていると、「ケージ=嫌なところ」というイメージをワンちゃんが抱いてしまうことがございます。ワンちゃんにとってケージの外にいるご家族とのコミュニケーションが楽しくて仕方がありませんので、ケージから出たがることが多いのですが、安心な場所を提供としてケージをご利用いただくのもよろしいかと存じます。好きなオヤツやオモチャでケージの中に誘導して、入ったら明るい声で褒めることで、ケージのイメージアップをはかっていくうちに、次第に好きな場所になっていくかもしれません。ケージの中にくつろぐときに利用するクッションや、unako 様の匂いのする毛布をケージの中に入れたりなさってはいかがでしょうか。ただし、誤飲の恐れのあるものはお入れにならないようにご注意ください。ケージを開けたままにしておき、出入り自由になさってもよろしいでしょう。4. スキンシップ・声がけを十分にする名前を呼んで、チワワちゃんがunako 様を見つめたら「お利口ね」と褒めてあげましょう。「さあ、お散歩に行こうね」、「ご飯、たくさん食べて、お利口ね」などと、優しく声をかけましょう。なるべく、良い状態になるように誘導していただき、褒めていただくことで自信をつけさせてあげましょう。5.守られている雰囲気を作る日頃から、お散歩にいくとき、ボールで遊びたいと、ボールを持ってきたときなど、チワワちゃんが喜ぶことをしてあげるときには、「オスワリ」と指示をして、「指示に従ったら良いことがある」と教えてあげましょう。お散歩のときなどに車道を渡るときには、必ず「ストップ」とおっしゃっていただくなど、「守ってもらっている」とチワワちゃんが感じるようにしましょう。もし、ある決まった状況で、チワワちゃんの震える様子がみられるのであれば、そのような状況を作らないことも大切でございます。例えば、廊下の端まで走っていき、外の様子を感じたときに震える、というのであれば、廊下の端や外の様子を感じることのできる場所にいく前に声をかけたり、そのあたりまで物理的にいかれないようになさるのもよろしいでしょう。そのような状況になる手前の段階で、好きなオモチャで気持ちを切替えて楽しい遊びの時間にしてしまってはいかがでしょうか。アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談のサービスをうけたまわっております。気がかりなことがおありの際には、ぜひご利用ください。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。一日も早くチワワちゃんの震えるご様子が良くなりますようunako 様とチワワちゃんの笑顔いっぱいの毎日を心からお祈りいたしております。今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます
過呼吸?
投稿者:ハヤトママ
投稿日:2013/05/24(Fri) 23:31
No.2082
こんにちは!!!5歳のオスのロングコートチワワの事で相談させていただきます。体重は少しだけ大きめの3.4sです。去勢はまだやっていません。少々神経質でいつも身体のいろいろな所をなめています。たまに過呼吸のような感じで鼻でズーヒーズーヒーと息をして身体をブルブル痙攣まではいかないけれど、震わせてヨロヨロする時があります。少しすると何事もなかったかのように元気にはなるのですが、心配です。突然なるので、原因がわかりません。朝だったり、散歩中だったり、少し興奮した時だったりします。1年の内に3〜4回程度かもう少し少ない年もあります。特に病院で検査等はしたことはありません。今後、何か検査等はした方がいいのでしょうか?呼吸器とか心臓とかに何か異常があるのでしょうか?教えていただけたら幸いです。よろしくお願いします。
Re: 過呼吸?
- 獣医師 岸田
2013/05/28(Tue) 14:52
No.2088
ハヤトママ 様この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。5歳のロングコートチワワちゃんにたまに過呼吸のような症状がみられることがあるとのことでございますね。お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、実際のご様子を拝見していないため、一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。チワワちゃんはたまに、突然過呼吸のような感じで鼻でズーヒーズーヒーと息をするような症状がみられ、その後は何事もなかったかのように元気になるとのことですね。実際のご様子を拝見しておりませんのではっきりしたことは申し上げられませんが、このような症状が見られる現象で、小型犬の若いワンちゃんに多く見られる「逆くしゃみ」というものがございます。飲水時や食事のとき、興奮した時などに起こることが多く、突然ズーズーと大きな音を立てて息を急激に吸い込み続ける状態が見られます。それが原因で気を失ったりということはありませんが、突然起こって息ができないように見えたり、咳と間違われることもあります。咳との見分け方は、咳をするときは口を開いていますが、逆くしゃみの場合は口を閉じています。症状が治まると何事もなかったようにケロッとしているのも逆くしゃみの特徴です。詳しいメカニズムはわかっていません。特に治療をしなくても3〜4歳までにおさまってくることが多いといわれますが、それ以上の年齢になっても続けてみられることもあります。それが原因で呼吸困難に陥るようなことはありませんので特に心配しなくても大丈夫と言われていますが、4歳以上になって突然現れたり頻度が増えるような場合には、鼻腔内などに何らかの問題があることもあるので、検査が必要です。逆くしゃみの可能性が高いのであれば、特に頻度が多くなってきたり時間が長くなってきたりしているなどの変化がないのであれば、心配いらないでしょう。ただし、小型犬に多い気管虚脱(呼吸時に空気の通り道である気管がつぶれて呼吸困難を起こす)や鼻腔内や喉の病気が原因で同じような症状が見られることもあります。念のため一度かかりつけの病院さんでご相談いただき、逆くしゃみであることを確認していただいておくと安心だと思います。また、逆くしゃみが疑われる場合、実際の様子を見てみないと診断できないこともありますので、症状があらわれている時の様子を携帯電話等の動画に撮影しておいて、主治医の先生に見ていただくとよろしいでしょう。これからもチワワちゃんが元気いっぱい過ごされることをお祈りいたしております。これから梅雨の時期を迎えますが、どうぞお体に気をつけてお過ごし下さい。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。今後とも、アニコムをよろしくお願い申し上げます。
- ハヤトママ
2013/06/01(Sat) 21:13
No.2100
いろいろ参考になるご意見ありがとうございました。頻度は増えていないので、もう少し様子をみて今度病院に行く機会がある時に獣医さんに相談してみようと思います。確かに興奮した時が多く、苦しそうに見えるので、心配でしたが、もし、次回なった時は携帯で動画をとっておこうと思いました。いろいろありがとうございました。
2013/06/03(Mon) 11:40
No.2103
ハヤトママ 様この度はご丁寧にご返信をいただきまして、誠にありがとうございます。これからもハヤトママ様とチワワちゃんが楽しい毎日を過ごせますよう、お祈りいたしております。また何かありましたらご相談下さい。寒暖の差が大きい日が続いておりますが、どうぞお体大切にお過ごし下さいませ。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。
ウンコの回数と食糞
投稿者:はっしー
投稿日:2013/05/29(Wed) 20:31
No.2096
マルチーズ♂1歳です。ウンコを1日3〜5回します。1回の量は、少ないです。現在のドックフードに変えてからウンコの量はへりました。食糞をするので、すぐ片付けたいのですが、寝ている間にします。ウンコの回数は減るものなのでしょうか?この回数が正常なのでしょうか?(前の子が1日1回だったので)私が見てない時に食糞します。私が見ている(近くに居る時など)は、すぐトイレから離れます。シロップなど試しましたが、全く効果なしです。せめて、ウンコの回数が減れば、食糞するチャンスも減るのですが。。。お留守番してる間は、ほとんどウンコはしません。ご飯の量が多いとも思えません。もともと胃腸が弱い子です。ウンコの回数と関係あるでしょうか?よろしくお願い致します。
Re: ウンコの回数と食糞
- 獣医師 酒井
2013/05/30(Thu) 15:43
No.2097
はっしー 様お店に並ぶ爽やかな梅の実の香りを感じると、いよいよ梅雨の到来でございますね。はっしー様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。早速ご案内をさせていただきますが、実際のご様子等を拝見していませんので一般的なご案内となりますことを何卒ご了承くださいませ。はっしー様のマルチーズちゃんが1日にするウンチの回数が3〜5回で、食糞にも悩まされていらっしゃるとのことでございますね。ワンちゃん達は、一般的にお散歩の際に便意をもよおしやすいために、お散歩の回数に合わせて1日の排便回数が1日1回や2回で習慣付いているお子様が多いようですが、室内でおトイレのしつけが出来ているワンちゃんでは、特にお散歩には関連せず、便意をもよおしたときにおトイレで排泄します。はっしー様の以前のお子様が1日1回で、今のマルチーズちゃんが3-5回と排便回数が違うように、ワンちゃんによって腸の動きには個人差があります。ただ、便が正常な硬さで、臭い、色なども普段と同じであれば、健康上何か問題があるという訳ではないと思います。はっしー様のマルチーズちゃんはもともと胃腸が弱いとのことですね。胃腸が弱いお子様は、気候の変化やお留守番時間の長さ、お客さんなど人の出入り、家の中や外の音、食事内容の変化などちょっとしたストレスでも胃腸の調子に影響を及ぼしやすいものです。腸の運動は自律神経のバランスで調整されていますのでストレスによりそのバランスが崩れると、下痢になったり、便秘になったりします。下痢までの症状がなくても排便回数がさらに増えてしまうということもあるかもしれません。はっしー様のマルチーズちゃんは、食糞をするため、便の管理にはとても気を使われてご心配だとは思いますが、排便回数が3-5回というのは、便の性状に異常が無ければ問題はありませんので、ご安心下さい。またもともと胃腸が弱いお子様には普段からプロバイオティクスという善玉菌をワンちゃんの腸に増やして消化吸収力を維持出来る身体を作っておくと良いかもしれません。善玉菌のエサとなるプレバイオティクスも同時に与えるとさらに効果があると言われており、動物病院さんでもワンちゃん用のサプリメントとして、取扱がありますので、ご相談されてみるといいかもしれません。1度病院さんで検便をしていただいて、腸内細菌のバランスなどチェックをしていただいて、アドバイスをいただいてはいかがでしょうか。お食事を変更されてから便量が少なくなったとのことですので、以前のものより食物繊維が少なめで高消化性のものへ変更をされたのでしょうか?便の量はお食事に含まれる食物繊維の量等によって左右され、食物繊維自体は腸の健康のためには良いものですので、極端に減らすことはお勧めできませんが、今与えられているお食事で便が硬すぎるなどのトラブルがなければ問題ないでしょう。マルチーズちゃんは、はっしー様の前では食糞せず、トイレから離れているとのことで、食べてはいけないということがきちんとわかっているご様子ですね。飼い主さんの代わりにウンチを片付けているつもりの子もいるようですが、いつもするのが、夜中のはっしー様がいらっしゃらないときとのことですので、マルチーズちゃんも片付けているつもりなのかもしれないですね。ウンチに対して、「気にしなくていい」ということを伝えるためには翌朝になって、マルチーズちゃんがウンチを食べてしまったことに気付かれても、はっしー様はかえって知らん顔をなさったほうがよろしいかもしれません。また、なるべくウンチを食べる機会を減らすためには、生活のサイクルをお変えいただき、お散歩をなさって、排便が終わってから寝るようになさるのも効果があるかもしれません。また、夕飯から時間が開き、おなかをすかせて、ウンチを食べてしまう場合もあります。お食事の量や回数など、必要なカロリーが与えられているか確認さたり、夕食時のフードを少し取り分けておき、寝る前に与えていただいてもよろしいかもしれません。まだ1歳で、何にでも興味が尽きない年齢ですので、今後落ち着いてきたら、食糞をしなくなる可能性も充分あります。今後もあきらめず温かい目で見守ってあげてください。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談サービスを承っております。気がかりなことがございましたら、お気軽にご利用ください。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。じめじめした梅雨も、元気いっぱい、やんちゃ盛りのマルチーズちゃんとご一緒でしたら笑顔で乗り切っていかれるのではないでしょうか。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。
- はっしー
2013/05/30(Thu) 22:45
No.2098
こんばんは。ドッグフードは前がORIJENで今はK9ナチュラルの鹿肉です。お肉がどちらも80%以上です。あとは野菜です。草を散歩中に食べるので、野菜(大根・キャベツ・ブロッコリー・レタスなど)をトッピングして与えてます。サプリメントを検討してます!ありがとうございました。
2013/05/31(Fri) 11:34
No.2099
はっしー 様この度はご丁寧に返信をいただきまして、誠にありがとうございます。はっしー様のマルチーズちゃんはお野菜もお好きなようで、食物繊維もしっかりとっていらっしゃるようですね。これから成長に伴ってまた、しつけや健康面でなにか気がかりなことがございましたら、いつでもお気軽にご相談下さい。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。