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足の股が赤くなる
投稿者:上野
投稿日:2011/04/07(Thu) 15:18
No.721
フレンチブルの5歳です足の股が赤くなり、なめています、病院ではアレルギーの薬を飲んでいます、この種類はアレルギーがあるからと言われています、でも少しひどいので、何か和らぐことが、できないでしょうか、
Re: 足の股が赤くなる
- 獣医師 垣本
2011/04/11(Mon) 13:25
No.725
上野様桜の花が美しい頃でございますが、上野様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか?この度はご相談をいただきまして、ありがとうございます。5歳のフレンチブルドッグちゃんの足の股が赤くなって、なめるご様子があり、ご心配とのことでございますね。ご相談の件につきまして早速ご案内させていただきたく存じますが、実際のフレンチブルドッグちゃんのご様子を拝見していないため、一般的なご案内となりますことを何卒ご了承くださいませ。ワンちゃんの皮膚の赤みや痒みの原因となり、あるいは関与するものとしては、アレルギーや細菌、真菌の感染、外部寄生虫、内分泌疾患などが挙げられます。フレンチブルドックちゃんの場合は、かかりつけの先生からアレルギーの関与についてのご指摘があったということでございますので、アレルギー性皮膚炎について一般的な治療やケアをご案内させて頂きたいと存じます。■アレルギー性皮膚炎についてワンちゃんのアレルギー性皮膚炎は、アレルギー症状の原因になる物質(アレルゲン)にワンちゃんが接触したり、食べ物として口にいれたり、吸入すること等によって皮膚症状がでる病気です。主にみられる症状は皮膚の痒みです。症状が発生する部位は、一般的にはワンちゃんの肢端や内股、脇の下や口や眼の周りの部分などの皮膚の柔らかい部分にみられることが多く、そのため、ワンちゃんは、その部分を気にして頻繁に舐めたり掻いたりするような行動が多くみられます。■ アレルギー性皮膚炎の治療についてアレルギー性皮膚炎は、体質的な素因が関わる病気のため完治が難しく、良好な状態を維持するために、上手く付き合っていくことが大切になります。症状がでている場合、消炎剤や抗ヒスタミン剤、免疫抑制剤などの投薬によって治療を行うことが多いのですが、一方で、お薬と併用して「食事」や「ワンちゃんの状態に合ったシャンプー」、「環境を清潔に保つ」などの生活環境の改善により良好な状態を維持出来る可能性もあります。またアレルギー性皮膚炎の場合、アレルギー検査によりアレルゲンの特定をすることができます。特定されたアレルゲンとなる物質をお食事や環境から極力排除することで、状態をコントロールしやすくなる場合もあります。しかしながら、環境中のアレルゲンを完全に排除することが難しい場合もあり、治療を行っても中々症状が改善しない場合もあります。そういった場合、減感作療法(アレルゲンを少しずつ投与することによって免疫反応を鈍くする治療法)やインターフェロン療法(アンバランスになっている免疫の調節を行い、症状を和らげる治療法)を選択する場合もあります。また、皮膚のバリア機能を高めるサプリメントを併用することでも効果が期待出来る場合があります。患部が濡れたまま状態にしないことも、細菌による炎症からワンちゃんを守るためにも重要でしょう。フレンチブルドックちゃんの場合、皮膚の痒みなどの症状が中々改善されていない状態ということでございますので、ご自宅でのケアの方法や今後の治療について、今一度かかりつけの先生にご相談頂くことをお勧めいたします。特にアレルギー体質で皮膚が弱いワンちゃんの場合には、アレルゲンの除去を含め、飼い主さんの根気強い治療が必要でございます。上野様におかれましても大変なことも多いかと存じますが心から応援いたしております。アニコムではお電話でのご契約者様への健康相談、しつけ相談サービスを承っております。お電話でのご相談を含めお気軽ご利用くださいませ。上野様のご家族とフレンチブルドッグちゃんが素敵な春の日々をお過しになられることを心からお祈りいたしております。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします
脾臓の摘出について
投稿者:風吹秀平
投稿日:2011/04/02(Sat) 08:21
No.716
まもなく10才になる♂のミニュチュアダックスフントです。去年の12月頃にエコー検査で脾臓部分に陰があると診断されました。様子見の意味で今1月2月とその部分を観察すると、形が異なってきた、少し大きくなってきた(最大1.8cm位)経緯があります。Dr.の診断では「悪いモノ」か「加齢による現象」かは五分五分ではないかということ。人間のように部分を取って悪性か良性かも調べられない模様です。もし悪性ならば今後貧血症状が出てきた場合、手術もできなくなることもある。結果良性だとしたも、脾臓を摘出しても今後に悪影響はないと思える旨を説明受けました。手術の選択はこちらがすべきかと思います。Dr.は良い先生で信頼しています。脾臓の摘出手術が一番良い選択肢かもしれませんが、どうも踏み切れません。メスを入れることに抵抗があるのでしょうね。もし手術をしないで本当は悪性だとしても自然な寿命だとも思えますし、メスを入れるよりは。イヤイヤ、脾臓は余り負荷がないので摘出すべきだ、などと素人なりに迷っています。今までのキャリアの中で、このようなときはどう選択をするのがベターかをアドバイス頂ければ幸いです。
Re: 脾臓の摘出について
2011/04/06(Wed) 11:47
No.719
風吹秀平様桜の便りが次々と聞かれる季節となりましたが、風吹様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。この度はご相談をいただきましてありがとうございます。早速ご案内させていただきたく存じますが、実際のご様子を拝見していないため、一般的なご案内となりますことを、何卒ご了承くださいませ。ミニチュアダックスフンドちゃんの脾臓に影があり、形や大きさが変化してきているとのことでございますね。脾臓は血液の貯蔵や濾過(古くなった赤血球や異物の除去)、免疫生成などの働きを担っている臓器です。また、通常の造血は骨髄で行われていますが、必要な時には脾臓でも造血を行うことができます。場所は胃の下部、目には見えない部分ですし、あまり耳慣れない臓器でもございますので、風吹様におかれましては、さぞかしご不安なこととお察しいたします。【脾臓に多い病気】脾臓に比較的よくみられる病気には以下のようなものがございます。・脾腫自己免疫性疾患、炎症、腫瘍、種々の感染症や脾臓の造血亢進など、その原因が何であるかということを問わず、脾臓が腫れてしまう状態のことをいいます。・脾血腫脾臓内で出血が起こることにより、脾臓内部に血が貯まる状態です。原因としては交通事故、打撲による脾臓の損傷、脾臓がねじれる脾捻転などがあります。・腫瘍脾臓の腫瘍には血管肉腫、リンパ腫、肥満細胞腫、悪性組織球腫、形質細胞腫などがあり、そのうち1/3〜2/3が悪性腫瘍といわれています。このなかで最も多いものに血管肉腫があります。良性腫瘍であれば脾臓摘出を行っても予後は良好といわれていますが、血管肉腫のような悪性の場合は転移性が高く、早期の発見と治療が予後に大きく影響する場合があります。また画像検査を行っても、良性腫瘍と悪性腫瘍の区別は困難だといわれており、脾臓を摘出し、病理組織検査を行なわないと診断できない場合がほとんどです。脾臓の腫瘍は破れてお腹の中で大出血を起こし容態が急変する場合もあるため注意が必要です。【脾臓の摘出について】脾臓の摘出については、摘出後の免疫低下の可能性が示唆されることもありますが、特段大きな影響はないという説が一般的です。ミニチュアダックスフンドちゃんの場合は、エコーの検査にて脾臓に陰影が確認されたとのことでございますが、先述のとおり、画像診断のみで良性のものか悪性のものかを判断することは困難です。また、かかりつけの先生が仰いますように、悪性腫瘍で病状が進行していまっている場合、手術自体が難しくなるという可能性もございます。したがいまして、現在ミニチュアダックスフンドちゃんの体調が落ち着いていらっしゃるようであれば、現時点で手術に踏み切られるのも一つかと存じます。高齢のお子様の場合ですと、手術のリスクは増加しますし、身体にメスを入れるということ自体に抵抗やご不安がおありかとは存じます。小型のワンちゃんの平均寿命は12〜14才と言われておりますが、もちろんそれ以上長生きをするワンちゃんもいます。ミニチュアダックスフンドちゃんは現在10才とのことですので、寿命というにはまだ若い年齢であるかと存じます。今回治療に取り組む上では、「外科的に摘出可能かどうか」、「浸潤や転移の可能性の有無」、「予後について」、「ミニチュアダックスフンドちゃんが麻酔に耐えることができる状態か」なども今一度担当の先生とご相談いただき、風吹様がご納得された上で今後の治療方針を決めていただくことをお勧めいたします。担当の先生はご信頼いただける先生とのことでございますので、ご不安に思っていることも含め、気持ちが定まるまでよくご相談されてみてはいかがでしょうか。暖かな春の日ざしが嬉しい季節ですが、気温差の大きな時期でもございます。風吹様におかれましては、何とぞお体をご自愛いただき、ミニチュアダックスフンドちゃんの治療を支えてあげてくださいませ。ミニチュアダックスフンドちゃんの一日も早いご快癒を心よりお祈り申し上げております。
- 風吹秀平
2011/04/06(Wed) 23:19
No.720
垣本先生ありがとうございました。ご丁寧なメールでわかりやすく、内容も腹に落ちました。よく考えて対処していきます。取り急ぎご教示の御礼まで。
2011/04/07(Thu) 16:39
No.722
風吹 秀平 様この度はご丁寧にご返信いただきまして、誠にありがとうございます。微力ではございますが、私といたしましても、風吹様とミニチュアダックスフンドちゃんのサポートをさせていただけましたら幸いでございます。アニコムではお電話でのご相談も承っております。お気がかりなことがおありの際は、お電話でのご相談も含め、お気軽にお声がけくださいませ。今後とも、アニコムを宜しくお願い申し上げます。
嘔吐について
投稿者:あんずママ
投稿日:2011/04/04(Mon) 19:05
No.717
来月で1歳を迎えるMIX(キャバプー)女の子です。2ヶ月で家族になりましたが当初から食欲旺盛で昨年の夏の健康診断で肥満傾向と言われた為、1日3回だったご飯を1日2回(成犬用)に切り替えました。大人になったのか?食欲も落ち着いてきて以前はお茶碗の音がしただけで大騒ぎだったのが今では1日2回のご飯でもガツガツする様子は一切ありません。先日晩御飯をあげてすぐにトイレの失敗をしてしまい軽く怒ってしまいました。その直後に続けて2回嘔吐しました。消化されていないフードでした。怒られたストレスでしょうか?以前も数回嘔吐した事はありますが、ぐったりする様子もなく元気に家の中を走り回っています。嘔吐が頻繁に続くようであれば病院へ、と思っていますが何せ元気なのです。どんな事でも結構ですのでアドバイスいただけると助かります。
Re: 嘔吐について
- ドッグライフカウンセラー 三留
2011/04/05(Tue) 17:04
No.718
あんずママ様関東では桜の美しい季節を迎えておりますが、あんずママ様がお住まいの地域ではいかがでしょうか。この度は、ご相談を頂戴致しまして、誠にありがとうございます。先日、1歳をお迎えになられるお子様が2回、続けて嘔吐したとのことでございますね。早速ご案内をさせていただきますが、実際のご様子を拝見していませんので一般的なご案内となることをご了承くださいませ。一般的にワンちゃんは、食道の筋肉構造が人間とは異なるため、比較的「吐く」ことが人間より多いと言われており、健康上、特に問題がなくても嘔吐することも多いようです。吐いた後にもけろりと元気にしていれば問題は特にないことが多いともいわれておりますが、嘔吐の原因となる疾患には、胃腸炎、異物、肝疾患や腎疾患など、さまざまであることも確かでございます。あんずママ様におかれましては、今後、嘔吐が頻繁に続いたらご通院なさることもお考えとのこと、しっかりと健康管理をなさるお母さんをお持ちでお子様は幸せでございますね。もちろん、嘔吐が続かず、ご心配なことがなくなるのが一番望ましいのですが、万が一、下痢や発熱などのほかの症状を伴う、あるいは吐いた後の様子に気がかりな点がある場合など、いつもと違う様子が見られたときには動物病院での診察をお受けになられることをお勧めいたします。さて、今回の嘔吐がトイレの失敗を叱られたことに因るストレスからではないかとご心配とのことでございますね。もしかして関連性があるかもしれませんが、ないのかもしれず、明確なご案内ができず恐縮ですが、叱られたことによるものというより、食後に興奮したことにより嘔吐したのかもしれません。人の子どもなどにもよく見られますが、ワンちゃんも食べた後に興奮したという物理的な刺激により、吐いてしまうことも多くみられます。消化に要する時間が、ワンちゃんは人間より長いということもございますので、食事の後はなるべく興奮することは避けていただき、お散歩は、食後の十分な休息の後にいらっしゃったほうが望ましいでしょう。来月は、おめでたいお子様の誕生日でございますね。どうぞ、素敵な日をお過しくださいませ。元気いっぱい屈託なくはしゃぎ回る愛らしい様子が目に浮かぶようでございます。あんずママ様とワンちゃんが、お健やかに、そして睦まじくお過ごしになること心からお祈り申し上げております。今後ともアニコムをよろしくお願い申し上げます。
先住犬の食糞について
投稿者:れお・らいやママ
投稿日:2011/03/31(Thu) 08:17
No.712
チワワ×ミニチュアダックスの1歳になったばかりの男の子(去勢済み)です。2匹目のチワワの女の子(現在は、3か月)を3月19日に迎えました。元来、先住犬は、ペットショップで一目惚れをして2カ月の時に、我が家に迎え、社会化期にもあまり外には出しておりませんでしたので、犬に対しては臆病な性格で、家族以外の他人にもあまり近づきません。このような性格上、多頭飼いには向かないのではないかといろいろ考えましたが、この仔が来てからの我が家の生活はすごく癒され楽しく過ごしていますので、もう1匹をお迎えしたい気持ちが強くなり、決断しました。2匹目のチワワはブリーダーさんから譲り受け、直前まで親兄弟や仲間と過ごしていたこともあり、大変活発で、物おじせず、初日から走りまわるほど元気で、現在も先住犬に臆することもなく、ちょっかいをかけています。何をするにも先住犬を優先していたつもりでしたが、この2週間位前より、先住犬が食糞をするようになりました。最初に発見した時は、ショックが強く、それほどストレスを感じていたのかとか。。。家庭環境としては、共働きで大学生と、4月から専門学校に進学する子どもがおりますので、高校卒業後、入学式までの間、家に子どもがいる時期に合わせてチワワを迎えましたが、もうすぐ再び、19時までは誰も家にいない状況になります。なんとか、食糞をやめさせたいと思っていても、方法がわからず、かかりつけの動物病院にも相談しましたが、家に誰かいることを前提とした方法なので、無理だと思い、ご相談させていただきました。よろしくお願いいたします。
Re: 先住犬の食糞について
2011/04/01(Fri) 17:14
No.715
れお・らいやママ様ちらほらと桜の花が顔を見せ始め、お散歩の心地良い季節でございますが、れお・らいやママ様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。このたびはご相談をいただきまして誠にありがとうございます。早速ご案内をさせていただきますが、実際のご様子等を拝見していませんので一般的なご案内となりますことを何卒ご了承くださいませ。【食糞について】新しくワンちゃんをお迎えになられ、先住のワンちゃんがウンチを食べるようになられたとのことでございますね。ワンちゃんがウンチを食べることはそんなに珍しいことではございませんが、ちょうど新しくお迎えになられた後、ご心配をなさっていた折でもあり、れお・らいやママ様におかれましては、さぞかしショックをお感じになられたこととお察しいたします。一般的に、ウンチを食べる原因としては、れお・らいやママ様がご心配をされているように、環境の大きな変化などによるストレスが考えられます。しかしながら、これ以外にも、次のようにさまざまな原因が挙げられます。1.食事の量が多すぎたり少なすぎたりして、適量でない 2.好奇心から食べてしまう3.ウンチを片付けているつもりで食べてしまっている4.排泄の失敗を叱られた経験からウンチをすることがいけない行為と思い、ウンチを隠すため食べるようになる5.ウンチを食べたときに周囲がびっくりして声をかけてもらった経験を構ってもらえると思い、注意をひきたくて食べてしまう6.退屈のあまりウンチで遊んでいる間に食べてしまう7.ウンチに食事の匂いが残っている8.寄生虫感染 れお・らいやママ様は動物病院にもご相談なさったとのことでございますので、先住のワンちゃんのお腹に寄生虫がいないかのチェックは終わっていらっしゃるかとは存じますが、まだ・・・ということでございましたら、一度、検査をしていただき、その際に消化の状況も併せてみていただくとご安心かと存じます。ウンチを食べるようになったのが、新しいワンちゃんをお迎えになられた後とのことですので、前述のように、偶然、ウンチで遊んでいるときに、ご家族が驚いたり、叱ったりしているご様子を「飼い主様に構ってもらえた」と思ったという経験があり、ウンチに執着している可能性もございます。いずれが原因の場合も、できるだけウンチを食べるチャンスを与えないことが大切ですが、(片付けなくては・・・)と焦る飼い主様が、ウンチをしているワンちゃんをジッとご覧になり、あわててウンチを取ろうと近づいていくと、ワンちゃんと飼い主様がウンチの取り合いのような形になることもございます。この場合、ワンちゃんが「ママやパパがあんなに欲しがるウンチだから、やっぱり食べたい」と余計にウンチを食べることに執着心が出てしまうことがございます。可能でしたら、ウンチをした後に、ワンちゃんの気持ちをウンチからサッと離してあげましょう。具体的には、ウンチをしたワンちゃんを少し離れたところから呼んだりボールを転がして気持ちをそらしてしまいます。その後、「スワレ」の指示をするなどして、落ち着かせてあげても宜しいでしょう。ウンチを食べなかったことに対して、「いい子だね」と褒めてから、ご褒美をあげてもよろしいでしょう。先住のワンちゃんの気持ちがウンチ以外のものにある間にウンチを片付けてしまってくださいませ。なお、不安が原因の食糞である可能性もあるかと存じます。不安を癒すためにも以下の点にご留意くださいませ。1.毎日を安心してゆったりとした気持ちで過ごさせてあげること2.一緒に楽しい時間を過ごし、ワンちゃんとの心の触れ合いを持つウンチを食べることでご家族の注目を得たいと思っている気持ちに対しては、かえってウンチを食べても、知らん顔をしているほうがよろしいかもしれません。なお、食べようとしている瞬間を目にした場合には、低い声で叱っていただき、食べるのを止めたら、その瞬間に明るい声で褒めてあげましょう。食べないでいたときに、楽しいことが起きた、と感じさせてくださいませ。ご家族のどなたかがご在宅の際には、上述のように、食べるチャンスをなるべく与えないようにするのが一番大切なポイントでございます。ただ、れお・らいやママ様がおっしゃいますように、お留守の際のことが気なるところでございますね。お出かけの前に長めのお散歩をなさるなど満足感を与え、またなるべく排泄を済ませていただければと存じます。ウンチを食べていないときに、よりご家族が注目してくれることを感じさせていただき、ウンチを食べることの旨味を薄れさせていただくことで、だんだんと食べなくなるかもしれません。このほかにも、食糞防止のための商品がペットショップさんなどで販売されているようでございますが、この効果については、個体差もあるようでしょうし、詳しい情報も持ち合わせていませんので、お店の方にお問い合わせいただければと存じます。【多頭飼育について】新しくワンちゃんをお迎えになられると、先住のワンちゃんが、今までは自分の縄張りだったところに知らないワンちゃんがやってきたことに大きな戸惑いを感じることが多いようでございます。また、ご家族の愛情を取られてしまうのではないかと心配で、いつもと違う行動をしてご家族を心配させてしまいます。このような訳で、多頭飼育は最初からスムーズにいくことは本当に稀でございます。まずは先住のワンちゃんに「何も変わらないから大丈夫」と安心させてあげることで、新しくお迎えのワンちゃんを受け入れる心の余裕を先住のワンちゃんに作ってあげてくださいませ。仲良く過ごすためのポイントを幾つか、ご案内させていただきますので、ご参考にしていただけましたら幸いでございます。 1.「縄張りへの不安」を和らげる(1)先住のワンちゃんだけが逃げ込める安心できる場所を用意してあげましょう。「ここへは新しくお迎えのワンちゃんは入っていってはいけない」ということになさったほうが、よろしいでしょう。(2)先住のワンちゃんと新しくお迎えのワンちゃんをケージから出して一緒に過ごさせてあげる時間は急に長くするのではなく、最初は 10 分、次は 20 分、 30 分と短い時間から少しずつ延ばしていきながら、同じ空間にいることに慣らしていきましょう。なお、常に心を配っていただきたいのは、先住犬のほうです。新しいワンちゃんが来てからは、ますますご家族の愛情を注いでもらっているという自信が先住犬の心の余裕につながるでしょう。 2.「群れの順位への不安」を和らげるワンちゃんには「家族を一つの群れと考える」という特性があり、群れの中に自分の位置が明確であることが、たいへん重要です。ワンちゃんたちの順位を正しく扱うことにより、ワンちゃんたちはご家族への信頼感を深めていきます。群れへの安心感を作っていきましょう。(1)先住のワンちゃんは、もちろん群れの順位は上ですから、下の順位の子犬ちゃんにいろいろなことを教えるようといたします。傍目には喧嘩のように見えるので、ご家族は不安になられることがあるかもしれません。しかしながら、先住のワンちゃんが新しくお迎えのワンちゃんに、「それはいけないことだよ」、「群れの約束を守らなくてはいけないよ」などと教えていることが多く見られます。また、ワンちゃん同士の順位が不安定な場合には、ケンカをして順位をはっきりさせることで、ワンちゃん同士の関係が安定いたします。したがいまして、ワンちゃん同士の喧嘩に対しては、ご家族はリーダーとして、 ワンちゃんたちを落ち着いて見守る姿勢が重要でしょう。(2)ご家族はケンカに負けた方のワンちゃんをかばわないようにしたほうがよろしいでしょう。負けた方は「下位のワンちゃん」ということになりますので、群れの下位のワンちゃんをがかばって、勝った方を叱ったりすると、上位のワンちゃんは納得できず、ご家族が見ていないところや、次の機会にもっと激しい喧嘩に結びついてしまうことがあるといわれております。(3)ワンちゃんたちを一緒に遊ばせる時には、ご家族の目の届くところにしましょう。(4)今、れお・らいやママ様がなさっていらっしゃるように、ご家族が先住犬を優先することは大変重要でございます。ご家族のそのような行動は、群れの統率者である人間のご家族の意向として、「先住犬ちゃんが群れの中で上位であること」を双方のワンちゃんに伝わるでしょう。ご家族が名前を呼ぶ順序、視線を向ける順序、いっしょにお家を出る順序・・・すべてにおいて先住犬を優先してくださいませ。(5) 人間のご家族がワンちゃんたちに対してきちんとリーダーシップを取ることが、群れの安定のため、重要でしょう。日常生活の中で、ご家族はワンちゃんたちを守るリーダーとして、一貫性のある落ち着いた対応をなさると宜しいでしょう。3.愛情への不安を和らげるワンちゃんにとって、「群れのリーダーである人のご家族の愛情こそ全て」といっても 良いくらい、れお・らいやママ様の愛情は重要なものでございます。先住のワンちゃんへの、れお・らいやママ様の愛情は、今までどおりであることをしっかりと伝えてあげましょう。(1)先住犬の前で新しくお迎えのワンちゃんを抱っこしたり、お世話をしたりするのはなるべく控えていただいたほうがよろしいでしょう。(2)新しくお迎えのワンちゃんが来てから、ママを取られたような気がして、「少しも楽しくない」と先住のワンちゃんは思っているかもしれません。新しくお迎えのワンちゃんが来てから、「余計に楽しくなった」と思わせてあげましょう。同じお部屋で2頭のお子様を会わせるときも、先住のワンちゃんと新しくお迎えのワンちゃんと遊ばせようと急ぐよりは、新しくお迎えのワンちゃんが同じお部屋にいる状況で、先住のワンちゃんとご家族とがいっしょに遊んであげたり、優しく体を撫ぜてあげたりなさってはいかがでしょうか。ワンちゃんたちに「もう一頭のワンちゃんと一緒にいると良いことがある」と思わせてあげましょう。(3)れお・らいやママ様と先住のワンちゃんが一対一で過ごす時間をお作り頂き、れお・らいやママ様の愛情は今までと変わらないことを先住のワンちゃんに伝えてあげましょう愛おしい存在が増えることは、それだけ心悩ませることも増えることかもしれませんが、喜びや楽しみもその分、増えるのかと存じます。大変なこともあるかと存じますが、アニコムスタッフ一同、心からいつも応援いたしております。アニコムでは下記の受付時間で、お電話でのご契約者様への健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日祝9:30〜15:30土日祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。なお、日・祝日および年末年始はお休みさせていただきます。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。
犬の留守番(環境や時間)につい...
投稿者:ももママ
投稿日:2011/03/29(Tue) 00:00
No.709
犬の留守番(環境や時間)について シーズー8ヶ月です。穏やかでおとなしく吠えることもなく家族が優しい気持ちになれるくらいの日々を過ごしてます。今は留守のときのみハウス(90×60×高さ65)で3時間〜4時間程度。朝40分、夕30分程度の散歩。で留守中は、ほぼ寝ているようです。今後、仕事を増やし、5〜6時間ぐらいの留守番になった場合 このままハウスでいいのか?リビングとかを開放していたほうがいいのか? どちらのほうが いいのでしょうか?もしくは、ハウスを大きくしたり とかするほうがいいのでしょうか?できるだけ 犬のことも考え 楽しくみんなが暮らせるようにしたいと思ってます。留守時間を減らしてあげることが一番かもしれませんが、やはり 収入を得る事も大切なので・・・。留守番においての 時間や環境について アドバイスください。また、夏場は暑くなりますが どのようにしたらいいでしょうか?(戸建てのため窓を開けたままの留守は防犯上、危険・・・)急ぎではありませんので またお願いします
Re: 犬の留守番(環境や時間)に...
- アニコムカウンセラー 児玉
2011/03/30(Wed) 17:15
No.711
ももママ 様やわらかな春の日差しが心地よい季節となってまいりましたが、ももママ様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか?この度は、ご相談をいただきまして誠にありがとうございます。早速ご案内をさせていただきますが、実際のシーズーちゃんのご様子を拝見しておりませんので、一般的なご案内となりますことをご了承いただけますと幸いでございます。今後、シーズーちゃんの留守番時間が長くなるとのことでございますね。すでに 3 〜 4 時間のお留守番をしているとのことでございますので、「長時間のお留守番も日常的なこと」と教えるために、あえて環境を変えないことも 1 つの方法ではないでしょうか。また、予定の 5 〜 6 時間のお留守番ができるように、少しずつ時間を延ばしながら、ひとりでいる時間に慣れると、ももママ様も安心してお留守番をさせることができるかと存じます。なお、家の中では、落ちているものを誤って飲み込んでしまったり、棚から物が落ちてきたりとお留守番中の事故も少なくありませんので、シーズーちゃんの身を危険から守るためにも、ハウスの中でお留守番をお勧めいたします。ただし、シーズーちゃんのように、短頭種に分類されるワンちゃんは、もともと体温調節が苦手でございますので、室内の温度や湿度には注意が必要でございます。これから少しずつ暖かくなり、日差しも強くなってまいりますので、直射日光が当たらないように、ハウスの位置にも注意していただくとよろしいでしょう。また、夏場のお留守番につきましても、熱中症や熱射病にかかる危険性がございますので、特に注意が必要でございます。快適な環境を作るために、空調を利用したりすることも必要でございますが、クーラーの冷気は下に溜まりますので、冷気が直接当たっていなくても、冷えすぎていることもございますので、ご注意ください。なお、アニコムのしつけ・健康相談情報サイト「どうぶつ相談室」でも夏場の健康管理につきましてご案内させていただいておりますので、よろしければ参考にしていただければと存じます。◆夏の快適な過ごし方 <犬>http://www.anicom-page.com/labo/2009/05/post-215.htmlこれから色とりどりの花がお散歩道を楽しませてくれる頃でございますね。ももママ様におかれましても、シーズーちゃんと素敵な春をお過しください。今後とも、アニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。