必ずお読みください
・回答までに数日いただきますので、緊急を要する場合(誤飲、頻回の下痢・嘔吐、おしっこが出ない等)は、すぐに動物病院を受診してください。 ・当掲示板での回答は、お申し出内容に基づく一般的な回答となります。 ・「ワード検索」にお悩みのキーワード(トイレ等)入れていただくと、過去の類似の回答をご確認いただくことができます。 ・ニックネーム、タイトル、コメント欄は全体に公開されますので、氏名や証券番号など、個人情報の入力はお控えください。
証券番号
(記入例:S00123452)
ニックネーム
タイトル
コメント
暗証キー
投稿キー
文字色
ドライフード
投稿者:光一
投稿日:2015/03/15(Sun) 19:27
No.3910
初めましてもうすぐ2歳になるオスの柴犬を飼っています。3日前から突然今まで与えていたドライフードを食べなくなりました。朝と夕方にドライフードを与えていて朝の方は嫌々ながら食べてくれるのですが夕方は殆ど食べてくれません。餌を手にとって与えても一粒をポリポリしただけで吐き出してしまいます。散歩は朝夕1時間位連れて行きぐいぐいと歩きますし、部屋の中を走り回るとすこぶる元気です。食べない時、餌入れをどのくらいサークルの中に置いておけばいいのか分からないし(今は5分くらい待って食べなければ片付けてしまいっています。)何かトッピングの様なものをふりかけて食べさせてあげた方が良いのか…また食べないなら食べないままで次の日まで何も与えないでおいて良いものなのか…ご指導宜しくお願いします。
Re: ドライフード
- ペット栄養管理士 三留
2015/03/17(Tue) 16:36
No.3912
光一 様ふくらみ始めた桜の花のつぼみに春の訪れを感じる頃でございますが、光一様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。もうすぐ2歳になられる柴犬ちゃんお食事についてのご相談でございますね。早速、お問合せにつきましてご案内をさせて頂きますが、一般的なご案内となりますことを何卒ご了承下さい。光一様の柴犬ちゃんは、3日前から今まで食べていたフードを食べなくなったのでございますね。柴犬ちゃんに適したお食事量の目安はフードの袋に記載されていますが、これはあくまでも目安で、1〜2割の増減は問題ございませんので、ワンちゃんの運動量や季節、体調にあわせてお食事量を調節いただけます。お腹が空いていないのであれば、運動量を増やしてあげて食欲を刺激してあげることも必要かもしれませんが、光一様は朝夕1時間ずつお散歩をしていらっしゃるようですのでこの点は当てはまらないかもしれませんね。私たち人間と同じように、ワンちゃんもその日により食欲がある日もあれば、ない日もあり、自然と食べる量を調節していることもあるのかもしれません。ワンちゃんも一過性の食欲不振やお腹を休めたいというようなときは、食事量を減らしてあげることで消化器の負担を減らしてあげることができます。光一様から伺ったご様子ですと、柴犬ちゃんはお元気なご様子ですので、健康状態には問題がないかとは存じます。総合栄養食であるドッグフードは栄養のバランスが整ったお食事ですが、どうしても嗜好性は劣りますので、ワンちゃんがドライフードを嫌々食べるような素振りを見せることがありますが、光一様がおっしゃるように、食欲がないときはいったん、食事量を減らしてみて、食欲が戻るのを待つことも一つの方法でございます。ただ、体調が悪くて食事量が減っている場合も中にはございます。今後、お食事の量が減ること以外にも、ウンチの状態に変化があったり、嘔吐がみられたり、元気がない、など、気になるご様子がみられた場合には体調不良による食欲不振である可能性もあるため、お早めに動物病院さんにご相談をなさることをお勧めいたします。さて、ワンちゃんに食欲がないようにみえるとき、どうしても心配ですので、「もっと食べないの?」などと声をかけてしまったり、嗜好性の高い美味しいものを与えてしまいがちです。このようなことからは、「食べないでいると、もっと美味しいものが食べられる」ということになってしまうことがございます。また、ワンちゃんには周囲からの注目はたいへん嬉しいことですので、食べないでいると、ご家族様が「まだあるわよ」「もう少し食べましょう」と声をかけてくれることが知らないうちに、ワンちゃんにとって、「食べないでいると良いことがある」ということになってしまうこともございます。したがいまして、食べない時に柴犬ちゃんに声をかけるのではなく、「さあ、おいしいご飯をどうぞ」という表情でお食事を柴犬ちゃんの前に出し、「オスワリ」「待て」をなさって、少しじらし気味になさるとよろしいでしょう。 ドライフードは油分でコーティングされていますので、空気に触れるとそれだけ劣化してしまい、風味も落ちてしまいますので、食べないときには、今光一様がなさっているように、片付けてしまうことが望ましいでしょう。今は5分程度とのですが、15分から20分程度と、もう少し出しておいてあげてもよろしいかもしれません。お食事の前にお散歩にいらっしゃると、お食事の時間にちょうどお腹が空いた状態になりますので、より食欲が増すかもしれません。少しでも食べたら「すごいね」「おりこうね」と褒めていただき、フードを食べることが楽しいことだと感じさせていただければと存じます。あるいは、最初から、一回に与える分量を食器に全部入れるのではなく、「いつも、これくらいなら食べる」というくらいの分量をまず入れていただき、食べたら「お利口ね」と褒めながら、光一様の手から食器に入れて追加なさるのも一つの方法でしょう。このときにフードを手に乗せて食べさせてあげてもよろしいですし、食器の中に光一様の手からフードを追加していただくなどして楽しい雰囲気を作ってあげましょう。食べ方が少なくて心配なときは、1〜2時間したら、再度、食事の時間にしてもよいでしょう。また、フードを少し取り分けてお散歩のときなどお持ちいただき、お利口なときご褒美の代わりに与えていただくと楽しい雰囲気に思わず食べるかもしれません。光一様がおっしゃるように、ご家族様が食事に使われる食材や嗜好性の高いウェットフードなどをトッピングするのも一つの方法でございます。以下、嗜好性を増す方法をご案内させていただきますのでご参考にしていただければ幸いでございます。◇嗜好性を増す方法1.温めてみるドライフードにお湯などをかけてお食事の匂いを立たせてみましょう。ワンちゃんは人よりはるかに嗅覚がすぐれています。ドライフードにお湯をかけて温めることで、食事の香りを漂わせることができて食欲が増すことがあるようです。また、煮干やカツオなどのだし汁をフードにかけてみたり、お肉の茹で汁をかけてもよいでしょう。2.お肉やお野菜を和えるドッグフードの中でも、特にドライフードはどうしても嗜好性が落ちますので、人の食べ物やウェットフードを混ぜ合わせて与えるのも一つの方法です。脂身の少ない赤身やササミ、マグロ肉などを湯がいて細かく刻んでいただき、よく混ぜ合わせて美味しい匂いをドッグフードにも移して与えてみましょう。このような与え方をすると、フードだけ外して美味しいものだけ食べるということもございますので、少し温めたこのような食材やウェットフードなどをフードと分けることができないくらいよく和えて与えていただくほうがよろしいでしょう。なお、鶏肉や魚の骨を間違って与えてしまうと、先がとがって危険ですので、注意深く取り除いてください。お肉やお野菜を和える際に注意いただきたい点ですが、総合栄養食であるドッグフードには、すでに栄養のバランスが整えてあるため、加える食材の量は全体の1割程度に抑えていただき、栄養のバランスを崩さないようにしましょう。また、初めて与える食材に関しては少量を1種類から与えていただき、嘔吐や下痢、痒みはないかを確認しましょう。もしもこのような症状がみられたらその食材は与えるのを控えましょう。症状が続く場合にはかかりつけの動物病院さんの受診をお勧めします。なお、熱湯をかけるとせっかくのドライフードの栄養が壊れてしまうことが懸念されます。だし汁やお湯をご利用になるときは、沸騰した状態ではなく、少し冷ました状態でなさることをお勧めいたします。柴犬ちゃんのウンチの状態もよく、体重の減少もみられず、元気いっぱいであれば、まずはご安心いただき、「楽しいお食事」という雰囲気を演出していただければと存じます。一方で、今後、ワンちゃんのご様子をご覧になられ、食べ辛そうにするなど、体調にご心配な点がお有りの際には、一度、トイ・プードルちゃんのご様子をかかりつけの動物病院さんに診ていただきますとご安心いただけるかと存じます。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。お散歩の気持ち良い時期でございますね。ご家族の皆様のご健康と、笑顔いっぱいの毎日を心から応援いたしております。今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。
おいでの教え方
投稿者:みーこ
投稿日:2015/03/15(Sun) 15:19
No.3909
リードを持っている時は、リードをひかなくてもおいでができるのですが、リードなしでは絶対きません。おいではりーどがついているときだけすると事だと覚えてしまったようです。おいでを覚え直すにはどうしたらいいのでしょう?
Re: おいでの教え方
- ドッグライフカウンセンラー 三留
2015/03/17(Tue) 15:31
No.3911
みーこ 様明るい日の光に春の訪れを感じる頃でございますが、みーこ様におかれましてはいかがお過しでしょうか。この度は、ご相談を頂戴いたしまして、誠にありがとうございます。みーこ様のワンちゃんは、「オイデ」はリードがあるとき、というように覚えているので、リードがないときにも「オイデ」の言葉に来る様にしたい、ということでございますね。早速ご案内をさせていただきますが、一般的なご案内となりますことをご了承ください。一般的に、「オイデ」という飼い主様の指示を、どのようなときでも、例えば、気が散るものが周りにある状況でも、聞くことができるということは、ワンちゃんにとってたいへん難しい課題といえるでしょう。この課題をクリアさせてあげるためには、ワンちゃんにとって、「オイデ」という指示が、たいへん魅力的な言葉であると日ごろから教えていく必要があります。オイデといわれて、飼い主様の近くにいったら、ワンちゃんにとって、嬉しいこと、楽しいことが待っていると、ワンちゃんに思わせていただくことが大切でしょう。反対に、例えば、遊びに夢中なのに、オイデといわれて飼い主様のところにいったら、「ケージに入っていなさいね、ママはお出かけだから・・・」ということがあると、オイデという言葉の先にワンちゃんにとって嫌なこと、苦手なことが待っているのかもしれない、という警戒する気持ちが生まれ、呼ばれても行こうとしなくなるかもしれません。みーこ様の「オイデ」の言葉をワンちゃんが耳にしたとき、「嬉しいことが待っているかも」、「まずは、行かなくては」と思わせるためも、日常生活の中でも、名前を呼ばれたら、ママが微笑みかけてくれて、嬉しい気持になった、という経験を繰り返しさせてあげることも大切でしょう。みーこ様が、ワンちゃんの名前を呼んで、ワンちゃんがみーこ様のほうをちらりと見たり、みーこ様の目を見つめたときに、みーこ様が「お利口ね」、「可愛いわね」と優しく笑顔で返してあげたり、その後にワンちゃんの好きな遊びを一緒に楽しんではいかがでしょうか。ワンちゃんとの生活の中では、ワンちゃんの命を守るためにも、望ましいこと、あるいはしてはいけないことを叱ること、褒めることで、根気強く教えることも大切ですが、この際、声のトーンを使い分けることで、メリハリをつけることも必要でしょう。叱るときの言葉は低く、落ち着いて、毅然としたトーンで、この先に楽しいことがあるということを感じさせたいときや、名前を呼んだり、「オイデ」と呼ぶときなどには、高めの明るいトーンにするなど、使い分けていただくことも必要でしょう。さて、みーこ様のワンちゃんの大好きなことや物はどのようなことでしょうか。例えば、オヤツが大好きであれば、オヤツを手に、ワンちゃんから少し離れたところで、「オイデ」とおっしゃって、ワンちゃんを呼んでみます。オヤツにつられてでも、偶然でもよろしいので、寄ってきたら、「オリコウね」と褒めていただき、オヤツを与えたり、その後にワンちゃんがわくわくするような楽しい時間を一緒に過ごしてみましょう。オヤツがあるときも、ボールで遊ぶときも、オモチャを与えるときも、必ず「オリコウね」と言葉で褒めていただき、嬉しいことをしてあげましょう。このようにすることで、みーこ様の「オリコウね」という言葉が、オヤツの存在との相乗効果で、より嬉しいものとなっていきますし、このようになさることで、この先、オヤツやオモチャがなくて「オイデ」と指示をなさったときも、みーこ様の「オリコウね」という言葉が、オヤツやオモチャ以上の、より嬉しいことと感じさせてあげられるかもしれません。お散歩中の公園であれば、リードがついた状態でも今までと同様に、オイデをなさって、その後にしっかりと褒めてあげましょう。お家の中などでリードがない状態であっても、とにかくオイデをしたら、嬉しかったということを続けていただきます。褒めていただき、「指示に従えるんだ、すごいんだ」とワンちゃんに得意な気持ちにさせてあげていただくうちに、リードがあるとき、リードがないとき、さまざまなときに「オイデ」というみーこ様のお言葉に、嬉しそうに走ってくるようになるでしょう。また、オイデの指示に従った後、みーこ様の「オリコウね」という褒める言葉の後、すかさずオスワリをさせていただき、その後に嬉しいことをさせていただき、落ち着かせていただいた後に嬉しい状態を作ることも一つの方法でしょう。ただ、最初にお伝えしたように、周囲の状況によっては、走ってくる途中で、他のことに気を取られてしまうかもしれませんし、集中できないときもあるかもしれませんが、なるべく集中できそうなときになさることも大切でしょう。また、時には「オイデ」とおっしゃった後に、ワンちゃんにとって好ましくないことをする必要もあると思いますが、そのようなときには、ワンちゃんの気持をさっと切り替えていただくとよろしいでしょう。とにかく、ワンちゃんの目からみて、オイデと呼ばれたら嬉しいことがあった、と思わせるようにしていただければと存じます。例えば、そろそろ遊びは終えてケージに入れたいということもあると思いますが、そのようなときには、オイデと呼んで嬉しい気持ちにさせてあげていただき、ちょっと気分を切り替えてから、ハウス、などとおっしゃて、ハウスに入ったときにオヤツを与えたり、おもちゃを与えるなどして、ハウスに入ると良い事がある、というように思わせてあげるとよろしいでしょう。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談のサービスをうけたまわっております。気がかりなことがおありの際には、ひご利用ください。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。色とりどりの春の花が楽しみな季節も、もうすぐそこまで来ていますね。みーこ様におかれましては、ワンちゃんと笑顔いっぱいの春をお過しになられますことを心からお祈りいたしております。ご心配なことがおありの際は、いつでもお声掛けください。今後とも、アニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。
病気なのでしょうか?
投稿者:まぁた
投稿日:2015/03/07(Sat) 21:24
No.3903
はじめまして。11ヶ月になるトイプードルの男の子を飼っています。最近、体全身で嗚咽?のような事をやることがあります。5回ぐらいやったら吐くこともあれば吐かないこともあります。これは病気なのでしょうか?
Re: 病気なのでしょうか?
- 獣医師 岸田
2015/03/10(Tue) 16:27
No.3908
まぁた 様この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。11ヶ月になるトイプードルちゃんに最近吐こうとするような仕草と嘔吐が見られ、何かの病気ではないかとご心配されていらっしゃるのですね。早速、お問い合わせにつきましてご案内させて頂きますが、実際にトイプードルちゃんのご様子を拝見しておりませんので、一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。ワンちゃん、特に子犬ちゃんに、吐きそうな仕草が見られる場合、それが実際の吐き気(えずき)による場合もありますが、実は咳だったということが比較的多く見られます。特に、「ヘンッ、ヘンッ、ヘンッ」というように喉にものがつまって、それを吐きだそうとするような仕草(咳)の後に、「カッ」と何かを吐きだそうとしたり実際に食べたものを吐いてしまうことがあり、一見「吐き気があり嘔吐している」ように見えますが、実は咳であったということがしばしばあります。咳が何回か続くと最後に「カッ」と痰を吐きだしたり、咳によって嘔吐が誘発されてしまって実際に食べたものを吐いてしまうことはよくあることで、嘔吐を伴うかどうかで吐き気か咳かの判別はできません。吐き気(消化器系の問題)なのか、咳(呼吸器系の問題)なのかによって、対処方法や治療法も変わってきますので、トイプードルちゃんに見られている吐きそうな仕草がそのいずれなのかをまずは見極める必要があります。悪心(口をペロペロなめたりよだれを垂らしたりして気持ちが悪そうな様子)、食欲不振、軟便、下痢など消化器系の他の症状を伴っているようでしたら、吐き気の可能性も高いでしょう。食道炎や胃腸炎、消化管内寄生虫や異物誤飲などの可能性もありますので、早めに受診していただいた方がよいでしょう。また、ワンちゃんは空腹時に胃酸や胆汁の刺激で吐き気を催し嘔吐することがしばしばみられます。まぁた様のトイプードルちゃんに見られている症状が、空腹時(明け方や食事前など)に多いようであれば、そのような原因による吐き気の可能性もあるかもしれません。その場合、食事の回数を増やしたり間食を与えるなどして空腹になる時間を短くすることで改善することがありますので、試してみてください。これは病気ではありませんが、たびたび嘔吐することは胃や食道に負担をかけますので、症状が改善しないようであれば受診して相談していただいた方がよいでしょう。一方、鼻汁や鼻づまりなどの症状を伴っていたり、運動時や興奮時に多く症状が見られる場合、「ヘンッ、ヘンッ、ヘンッ」というように喉にものがつまってそれを吐きだそうとするような仕草が見られる場合などは、咳などの呼吸器系の問題の可能性もあります。このような咳は、喉頭炎、気管炎、気管虚脱、気管支炎、肺炎などの呼吸器系の病気や、心疾患などに伴って見られることもあります。食欲や元気もあって他に特に気になる症状がないようであれば、今すぐに受診しなければならないというわけではありませんが、症状が何日も続く場合や悪化傾向が見られる場合、他の症状も伴っているような場合には、念のため一度受診していただいた方がよいでしょう。もし吐き気なのか咳なのか判断に迷うようであれば、実際にその仕草を携帯電話等の動画に撮影し、主治医の先生に見ていただくとよいでしょう。お散歩の楽しい季節まであと少しですね。寒くなったりあたたかくなったり寒暖の差の大きい日が続いていますが、まぁた様もトイプードルちゃんも、どうぞお体大切にお過ごし下さい。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、ぜひご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。
車の移動で無駄吠え
投稿者:ぷぷといぷ
投稿日:2015/03/08(Sun) 00:01
No.3904
近隣で、散歩できる環境では無いので車で、10分程度の公園に散歩おをしに行くのでですが公園に近づくと無駄声を始めます。何度も注意をしても一向に無駄吠えを止めません。また、自宅に帰宅する時も自宅に近づくと無駄声を始めますどのようにすれば、無駄吠えを無くせますかご指導よろしくお願いします。
Re: 車の移動で無駄吠え
- ドッグライフカウンセラー 三留
2015/03/10(Tue) 15:29
No.3907
ぷぷといぷ 様沈丁花の芳しい香りに春を感じる頃でございますが、ぷぷといぷ様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。ぷぷといぷ様のワンちゃんが、お散歩時、車での移動をなさる時、公園に近づいた時、またご帰宅時に自宅へ近づくと吠えてお困りとのことでございますね。実際のご様子が分かりかねますので、一般的なご案内となりますことを何とぞご了承ください。ワンちゃんが吠える原因といたしましては、「縄張りを守ろうとする防衛本能から吠える」、「周囲のご家族様に要求をして吠える」、「怖くて吠えて何とか身を守ろうとしている」、「お知らせをしようと吠える」、「周囲のご家族様に指示をしようと吠える」、「嬉しい時など、興奮が高じて吠える」など、さまざまな原因が考えられます。また、生活の中で興奮して吠えた時、飼い主さんが「どうしたの?」などと声をおかけになったことで「注目をしてもらった」というような経験をすると、ワンちゃんの中で、吠えるという行動が、飼い主さんの気を引くための一つの手段となっている場合もみられます。原因により対処方法は異なりますが、ワンちゃんの吠えへの対応として共通して大切なことは、「ワンちゃんが吠えた後に、ワンちゃんにとって好ましい状況を作らない」、「吠えれば思うようになると思わせない」ことでございます。さて、ぷぷといぷ様のワンちゃんは、公園に着く際とお宅に着く前に吠えるとのことですね。ワンちゃんは車の中でずっと吠えているわけではなく、また外を通る車や人が気になって吠えているということではないご様子ですので、はしゃぎながら、お散歩で遊べることが嬉しくて 興奮して吠えているという雰囲気でしょうか。また、大好きなお家に着くことが嬉しくて、ぷぷといぷ様に知らせているというような感じではないかとお見受けいたしましたがいかがでしょうか。ワンちゃんは一度吠え始めると、どんどん興奮度が高まって、止めさせるということはたいへん困難なことがほとんどですので、「なるべく吠えない環境を作る」ということも一つのポイントでしょう。そのためには、ワンちゃんの体が安定し、安全で、また周りの状況が気にならない環境として、クレートやキャリーバッグのようなものをご利用なさることも一つの方法でしょう。ワンちゃんが吠えている時には、ぷぷといぷ様はどのようにご対応なさっていますでしょうか。例えば、ワンちゃんが吠えている時に「静かにしなさい」、「もう着くでしょ」などとお叱りになったり、声をおかけになっていらっしゃるのでしょうか。声のトーンなどにもよりますが、声をおかけになると余計に興奮することはよくございます。叱ると余計に興奮して吠えているというようなご様子であれば、かえって声をかけないでいらっしゃったほうが良いかもしれません。叱ると効果がありそうなご様子でしたら、落ち着いた低いトーンで、毅然とした雰囲気で叱ることが大切でしょう。先にご案内をした通り、ワンちゃんは吠え始めると、どんどん興奮していき、落ち着かせるのはたいへん困難になることがほとんどですので、吠えそうな時や吠え始めた時に、叱っていただくとよろしいでしょう。一瞬吠えるのを躊躇したり、吠えるのを止めたら「オリコウ」と笑顔で褒めてあげましょう。公園には、ぷぷといぷ様が運転をなさって、ワンちゃんとお二人でいらっしゃるのでしょうか。もし、お二人以外にどなたかがいらっしゃり、クレートなどをご利用でない状況であれば、「いつもこのあたりで吠え始める」というところで、吠える以外のことをなさるのも一つの方法でしょう。例えば、座席シートの上ではやりにくいかもしれませんが、「オスワリ」をさせて、落ち着かせて、フードやオヤツを与えるなどなさってもよろしいでしょう。あるいは、ご家族様がどちらかの手にフードやオヤツを隠して、「どちらに入っているかな?」などとゲーム気分で過ごし、そのうちに公園についていた、というのもよろしいかもしれません。日ごろから、「吠えて興奮した後に楽しいことがある」という経験をさせるのではなく、「吠えないでいたら良い事があった」という経験を多く積み重ねることはたいへん大切なことです。もし、ぷぷといぷ様のワンちゃんが若いワンちゃんであれば、「嬉しくて興奮する」ということは、ワンちゃんが素直にご成長されている証でもあり、仕方がないという面もあるかもしれませんが、日常的にオスワリなどの指示をご利用いただき、「指示に従い、落ち着いたら良いことがあった」という経験を根気強くさせてあげることは効果があるでしょう。例えば、「ボール遊びをして」とワンちゃんがぷぷといぷ様を誘いに来た時、嬉しくて興奮している状態で遊び始めるのではなく、「オスワリ」と落ち着かせてから遊びを始めます。ぷぷといぷ様がご帰宅をなさった時、ワンちゃんが嬉しくて興奮した状態でお出迎えをしていても知らん顔をなさって、落ち着いてから「ただいま」と声をかけてあげましょう。「ケージから出て遊びたい」という時にも、お食事を早く食べたくて興奮している時も、一度「オスワリ」と落ち着かせてからにしましょう。目的地に到着して、車から降りる際も、たいへんではございますが、興奮状態ではなく、吠えていない状態、落ち着いた状態になるのをお待ちいただいてからになさるとよろしいでしょう。また、公園にお入りなる時やお家に入られる時にも、飼い主様がリードなさり、ワンちゃんはリードされ守られる側ということを示すためにも、できるだけ、ぷぷといぷ 様が先にお入りいただくことが望ましいでしょう。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。色とりどりの花が顔を見せ始め、お散歩の楽しい季節の到来でございますね。ぷぷといぷ様とワンちゃんの笑顔いっぱいの日々を応援いたしております。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。
くしゃみ 吐き気
投稿者:ナナちゃん
投稿日:2015/03/08(Sun) 08:44
No.3905
7ヶ月のスコティッシュの女の子です。昨日、旅行から帰ってきてから、くしゃみをした後にオェっと吐き気を催す仕草をします。3ヶ月の頃にクラミジアを患い、治療し完治しましたが、その時の様に頻繁にくしゃみをしたり涙や鼻水が出る事は無いのですが、オェっとなる事が多くて実際に吐いたりしませんが、心配です。宜しくお願いします。
Re: くしゃみ 吐き気
- 獣医師 酒井
2015/03/10(Tue) 15:21
No.3906
ナナちゃん 様日増しに春らしさを感じるこの頃でございますが、ナナちゃん様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。ナナちゃん様の7ヶ月の女の子のスコティッシュちゃんが、くしゃみをした後に、吐き気を催す仕草をしていてご心配とのことでございますね。お問い合わせにつきましてご案内させていただきますが、実際のご様子を拝見していないため、一般的なご案内となりますことを何とぞご了承下さい。ナナちゃん様のスコティッシュちゃんは3ヶ月の頃にクラミジアを患っていらっしゃったということですね。クラミジアはいわゆる猫風邪(猫の上部気道感染症)の原因の1つで、くしゃみや鼻水、目やにを伴う結膜炎などの症状が認められます。進行すると、気管支炎や肺炎を起こし、重症化する場合もあります。クラミジアの治療には有効な抗生物質がありますので、症状に合わせて、内服薬を投与したり、点眼薬を用います。ナナちゃん様のスコティッシュちゃんも以前、治療後完治されたということですね。しかし、クラミジアは一旦症状が落ち着き、治癒したように見えても完全には病原体が消滅しておらず、再発する場合があります。また猫風邪の原因としては、他にも猫ヘルペスウイルスや、猫カリシウイルスなどが挙げられ、これらが混合感染していることもよく見られます。これらの疾患は、一旦完治したように見えても体の中にウイルスが潜んでいる状態となるため、しばらく時間が経過した後に、何らかのストレスなどをきっかけに発症してしまうことがあります。これらのウイルスの感染の場合には、症状に合わせて対症療法を行い、ネコちゃんの体力を消耗させないよう安静にし、インターフェロンを投与する場合もあります。これらのクラミジアやウイルスが原因の猫風邪は、再発自体を予防、もしくは再発してしまった際の症状を軽くするため、今後も定期的なワクチン接種を継続することが大切です。今回ナナちゃん様は旅行より帰られてから、スコティッシュちゃんのくしゃみや吐くような仕草に気付かれたということでございますね。今回のご旅行による環境の変化がストレスになったか、もしくはちょうど冬から春への季節の変わり目で、気温が安定しないことがストレスになったかはわかりませんが、猫風邪の再発であることも充分に考えられるかと存じます。またネコちゃんの吐くような仕草ですが、くしゃみに伴っていることを考えますと、咳である可能性が高いかと思います。ネコちゃんの咳はその様子がよく嘔吐に似ていると言われることがあります。今のところ、涙や鼻水はないとのことですが、治療は早いに超したことがございませんので、お早めにかかりつけの先生にご相談いただくことをお勧め致します。また7ヶ月のネコちゃんということで、ちょうど子猫ちゃんから、大人のネコちゃんの被毛に変わっていき、抜け毛が出始める頃でもありますので、抜け毛によるくしゃみや、毛玉による吐き気ということも考えられます。日常のケアで、ブラッシングをするとどのくらい抜け毛があるか、くしゃみを伴わずに吐き気があることはないかといったことも、併せて観察していただくとよろしいでしょう。春らしい暖かい日もあれば、急に冷え込んだりして、まだまだ体調管理に気が抜けない季節かと存じます。ナナちゃん様とスコティッシュちゃんが毎日お元気で健やかにお過ごしになられますよう、いつも応援しております。また、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。今後とも、アニコムをよろしくお願い申し上げます。