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ワクチン・白血病の抗体検査
投稿者:しっぽな
投稿日:2012/12/14(Fri) 16:49
No.1812
いつもお世話になっております。以前うちの猫に5種ワクチンをしたのですが、そのうち3種については抗体検査で充分な抗体が確認できました。ところで、猫白血病の抗体ができているかを調べる検査はありますか?(ウィルス検査のことではありません)あるとすれば、普通の動物病院でも受けられますか?よろしくお願いします。
Re: ワクチン・白血病の抗体検査
- しっぽな
2012/12/14(Fri) 17:19
No.1813
すみません、わかりにくい箇所があったので補足しておきます。外部検査機関に検査を委託すると思うのですが、普通の病院でも対応してくれますか?という質問です。FeLVの抗体があるとわかればFeLV含むワクチンを毎年打たないですむので、調べてみたいと思った次第です。
- 獣医師 岸田
2012/12/18(Tue) 18:08
No.1822
しっぽな様この度はご相談をいただきまして、誠にありがとうございます。白血病の抗体検査についてのご相談でございますね。お問合せにつきましてご案内させていただきますが、一般的なご案内となりますことを何とぞご了承ください。<ワクチン接種と抗体価検査について>ワクチンを接種すると体の中で免疫応答が起こり、それぞれのウイルスや細菌に対して抗体がつくられます。抗体は、その病原体が体内に侵入してきたときに病原体と闘って、感染を防いだり、重症化を防ぐ役割を果たします。ワクチン接種を行った時に、体内にどれだけの量の抗体がつくられ、それがどの程度の時間持続するかは、個体によって大きく異なります。体の中の抗体の量を調べることで、その時点での感染に対する防御力を知ることができ、ワクチン接種の必要性があるかどうかを判断する一つの目安となります。それぞれの病原体に対する抗体の量(抗体価)が、感染を防御できるレベルの量まであれば、その病原体が体内に入ってきても十分に闘える可能性があり、ワクチン接種を行う必要性はなく、抗体価がそれよりも低い場合には、その病原体に感染し重症化する可能性が高いということですので、ワクチン接種を行った方がよいという目安になります。近年、ワクチンの追加接種の間隔の見直しが議論されるようになり、しっぽな様のネコちゃんのように、ワクチンの追加接種の必要性を調べるために、抗体価の検査を受けられるケースが、徐々にではありますが増えてきております。しかしながら、まだまだ一般的に行われているとは言い難く、実際に抗体価検査を行っている動物病院さんも限られているのが現状のようです。<猫白血病の抗体価検査について>猫白血病の抗体価検査を行っているかどうか、一般の動物病院からの外注を受けて検査を行っていらっしゃる数社の検査機関について調べましたが、お調べした範囲では、実施しているところを見つけることができませんでした。あくまでも推測とはなりますが、理由としては、現在一般的に多く行われている、猫白血病ウイルスに感染しているかどうかを調べる検査は、抗体検査よりも血液中のウイルス(抗原)を検出する検査(抗原検査)の方が感度がよいため、現在のところ抗体検査よりも抗原検査の方が需要が多いためではないかと思います。今後、ワクチン接種の必要性を評価するための抗体価検査が一般的に行われるようになってくれば、猫白血病ウイルスの抗体価検査を行う機関も増えてくるのではないかと思いますが、今の段階では少ないというのが現状のようです。猫白血病ウイルスの抗体価検査は、一部の研究機関やワクチン製造メーカー、ワクチン研究のためにそのような機関と連携した動物病院さんで行っているところがあるようですが、弊社では具体的な情報を持ち合わせておりませんので、ご案内出来かねますこと、何とぞご了承いただけますよう、お願い申し上げます。なお、一般の動物病院さんなどで、そのような情報をお持ちのところもあるかもしれませんので、お問い合わせいただけますと幸いでございます。ネコちゃんのワクチンに含まれる猫パルボウイルス、猫ヘルペスT型ウイルス、猫カリシウイルスの3種のウイルスにつきましては、初年度の複数回接種と翌年の追加接種がきちんと行われた場合、3年以上有効な免疫が持続する可能性があると言われています。(ワクチンによる免疫の持続時間には個体差がありますので、全てのネコちゃんで必ずしも3年間免疫が持続するというわけではありません。)しかしながら、猫白血病ウイルスにつきましては、そのような長期間にわたってワクチンによる免疫力が持続する可能性は少なく、3種ワクチンについては3年に1回の追加接種が推奨されるようになってきた米国においても、猫白血病ウイルスのワクチンについては1年ごとの追加接種が推奨されています。このようなことを考えますと、もし猫白血病ウイルスに感染する可能性があり、ワクチン接種を行う必要性があるのであれば、1年ごとの追加接種が安心かと存じます。。猫白血病ウイルスは、胎盤や乳汁を介しての母子感染の他、感染したネコちゃんの唾液にウィルスが多量に含まれるので、舐められたり、じゃれたり、喧嘩をしたり、食器の共有などで感染します。完全室内飼いで感染の可能性のあるネコちゃんと接触する可能性が低いのであれば、接種の必要性はそれほど高くないかと思います。ワクチン接種の必要性とリスクについてよくご検討の上、追加接種をなさるかどうかお決めいただければと思います。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用ください。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。寒い日が続いておりますが、どうぞお身体に気をつけてお過ごし下さい。今後とも、アニコムをよろしくお願い申し上げます。
2012/12/20(Thu) 19:09
No.1829
岸田さま検査機関にまでお問い合わせくださり恐縮しております。病院の説明だとなんだかスッキリしなかったので、こちらで質問してよかったです。米国でも白血病ワクチンは毎年が奨励されていることを知りませんでした。そう考えますと我が家の猫の白血病ワクチンの必要性をいま一度よく考えてみたいと思います。ところで岸田さまのご回答にあるとおり、3種ワクチンの抗体価検査を扱う動物病院は、以前私が探した範囲では見つけることができませんでした。ところが今年からホームドクターで受けられるようになり、検査費用のほうも3種ワクチンとあまり変わらなかったような設定でした。ワクチンで体調を崩してしまう猫ちゃんもいるので、このような数値で抗体を確認でき医師の所見を頂ける検査はひじょうに有用だったと感じますので、抗体価検査が広く普及するようになればいいですね。わかりやすいご回答をありがとうございました。貴社のますますのご発展をお祈り申し上げます。
2012/12/21(Fri) 16:04
No.1832
しっぽな 様この度はご丁寧にご返信をいただき、ありがとうございます。ワクチンの抗体価検査は、ワクチン接種の負担やリスクを減らすために、とても有用な検査だと思います。しっぽな様のおっしゃる通り、ワクチンの副反応やアレルギーに悩んでいるワンちゃんネコちゃんのために、今後もっと広く普及してくれるといいですね。今年も残すところ10日ばかりとなりました。年の瀬でお忙しいことと存じますが、どうぞお体に気をつけてお過ごし下さい。2013年がしっぽな様と猫ちゃんにとって幸せな1年でありますよう、お祈りいたしております。また何かご不明なことがございましたらご相談下さい。今後とも、アニコムをよろしくお願い申し上げます。
ドッグスリング
投稿者:チロ
投稿日:2012/12/17(Mon) 14:41
No.1817
4kg弱のミニチュアダックス1才9カ月♂についての質問です。お出かけが好きなため色々な場所に連れて行っているのですが、店内等は犬をキャリー等にいれるか、抱っこさせておかなければならないところが多いため、ドッグスリングを購入しました。幸い、愛犬は、スリングが好きなようで、スリングの中に入ってくれました。まだ、家でソファに座っている状態でしかあまり使用していないのですが、スリングの中が気持ち良いようで、中で猫のように後ろ脚に顔を突っ込む形で丸まっています。私が立ちあがって少し動いてみると、スリング内で移動はしますが、顔はスリングから出したり閉まったりしますが、丸まっています。スリングの中では、犬が伏せをしている状態が正しいスタイルだと思っていたのですが、どうなのでしょうか?また、その場合、どのようにすれば伏せをしてくれるのでしょうか?また、ドッグスリングを使用することで、間接に悪かったり、ヘルニア等になってしまうことはあるのでしょうか?その他、スリングを使う際に、注意点があれば教えてください。
Re: ドッグスリング
- チロ
2012/12/17(Mon) 16:56
No.1818
人が立っている状態で、犬が寝ているときは、スリング内で丸まっていて、犬が顔を出しているときは、背中を丸め気味のお座りをしているようでした。
- 獣医師 溝谷
2012/12/19(Wed) 17:40
No.1825
チロ様クリスマスイルミネーションが目を楽しませてくれる季節となり、ミニチュアダックスちゃんもチロ様とのお散歩を楽しんでおられることかと存じますが、いかがお過ごしでしょうか。この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。早速ご案内をさせていただきますが、実際のご様子等を拝見していませんので一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。ミニチュアダックスちゃんは、ドッグスリングがお気に入りとのことですが、ドッグスリング内でミニチュアダックスちゃんが猫のように丸まっているため、関節や脊椎に悪影響がないか、心配されているのですね。最近、様々なメーカーからドッグスリングが発売されており、飼い主様に身体を任せられるため、多くの小型犬さんが気持ちよさそうに抱っこされている様子をよく見かけるようになりました。【ドッグスリング使用のメリット】@ドッグスリングは密着度が高く、わんちゃんが安定する。A作りがシンプルなため、わんちゃんを運ぶグッズとしては最も軽量。B肩から掛けるため両手が使えるのが便利。Cかさばらないのでお散歩でお外を歩くのに楽であること。【ドッグスリング使用のデメリット】@ドッグスリングの多くは顔が出るため基本的に電車などの 公共交通機関では使用できない (顔が出ないように網付きの物もあります)。A飼い主さんの体と密着して抱っこされている様な雰囲気になるため、抱っこ自体が苦手なワンちゃんには適さない。Bドッグスリングは足場が柔らかいのでわんちゃんが体を丸めたり縦になったりするため、 胴の長いわんちゃんやヘルニアなど疾患のあるワンちゃんは体勢に気を付ける必要がある。C床に置いてもハウスとしての役割を果たさない。その他にも、気をつける点として、飼い主様と密着するため、覆いのあるものですと熱がこもる危険性がありますので、ミニチュアダックスちゃんの息が荒くなっていないか気を付けてあげてください。また、何かに興味を惹かれるとワンちゃんは予想しない動きをする事がございます。小型のワンちゃんですと、人間の胸の位置から落下しただけでケガをしてしまう危険性や、逃げ出してしまったときに事故に巻き込まれてしまう危険性もありますので、使用する際には十分な注意が必要です。スリング内での体勢については、やはりネコちゃんのように丸まっていることが多く、実際に使用してみても、ワンちゃんが丸まっていてくれた方が飼い主側としても安定して移動が出来るように感じます。そのため、無理に伏せの姿勢にしても余計に背骨が反ってしまったり、体を硬くしてしまうので、好きな体勢で良いのではないでしょうか。さて、椎間板ヘルニアですが、ミニチュアダックスさんにとって非常に多い病気の一つですので、大変ご心配されていることと存じます。ワンちゃんの背骨はたくさんの椎骨が連なって構成されていて、椎骨と椎骨の間には椎間板と呼ばれる薄い軟骨性の円盤が挟まれています。椎間板はクッションの役割をしていますが、強い衝撃が加わったり、椎間板が変性して弾力性を失ったりすると、椎間板がつぶれて脊髄や神経を圧迫し、いろいろな運動障害を起こします。症状としましては、「跳ねたり、階段を上がったり動くのを嫌う」「首を伸ばしたままじっとしている」「肢を引きずって歩く」などがあります。重症になると、「便や尿がでにくい」「失禁する」といった麻痺の症状が伴うこともございます。予防としましては、肥満にならないように体重コントロールすることや運動して筋肉量を維持することが重要です。また、反対に階段の上り下りや全力での疾走は避けたほうがよいでしょう。ドッグスリングを頻繁に使用することにより、ミニチュアダックスフンドちゃんが自分で歩くことが少なくなりますと、運動が足りないことから体重増加や筋肉減少につながることが心配です。また、長時間にわたり同じ体勢でいることで脊椎や関節に無理がかかることがございます。飼い主さんが背伸びをしたり体を動かしてほぐすように、ミニチュアダックスちゃんにも体勢を変えるように促してあげてください。関節炎は、感染をおこしたり免疫が介在したりして関節が変形して、炎症を起こします。椎間板ヘルニアと同様の注意が必要です。もちろん、ドッグスリングでのお散歩も楽しみつつ、ミニチュアダックスちゃんの運動量が少なくならないようにしてあげると良いでしょう。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用ください。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。今後とも、アニコムをよろしくお願い申し上げます。寒くなりますと外出が億劫になる季節ですが、チロ様とミニチュアダックスちゃんの楽しそうなお散歩風景が目に浮かびます。今後も、ミニチュアダックスちゃんが元気にお過ごしいただける事を祈っております。
2012/12/19(Wed) 19:53
No.1826
返信ありがとうございます。スリングの持ち方などは、購入したものにも書かれていたのですが、犬の扱い方については飛び出し予防についてしか書かかれていなかったので、お返事を頂き大変参考になりました。運動をさせることと長時間同じ体勢をさせないように気をつけながら、スリングを使用したいと思います。続いて質問なのですが、ヘルニア予防のためには、階段の上り下りや全速力で走る以外に何か、気をつけることはありますか。散歩は、犬がアスファルトが嫌いなようなのですが、幸い近所にハイキングコースがあるので、そちらで行っています。しかし、ハイキングコースには急な上り坂があるので、大丈夫なのかな?と心配しております。また、階段を登るときは、隣のスロープが有る場合スロープを歩かせているのですが、抱っこをしてあげた方がいいのでしょうか?坂道もあまりよくないのでしょうか?私の家では、階段や長い廊下には柵を設け、登り降りをしないように、また全速力で走らないように気をつけています。また、ソファーにスロープをつけたり、フローリングに滑り止めワックスをかけています。また、ヘルニア予防のため服を着せている(腰を冷やさない)と言う人がいるのですが、ヘルニアになる前から洋服を着せていた方が、いいのでしょうか?愛犬は、服を着ると動きが鈍くなるため、外出の際や夜には洋服を着せていますが、日中は脱がせています。何か他に出来ることがあったら、教えてください。
2012/12/21(Fri) 15:53
No.1831
チロ様ご返信いただき、誠にありがとうございます。ドッグスリングの使い方など、是非参考にしていただければ幸いです。さて、ご質問を読ませていただいて、チロ様のミニチュアダックスちゃんへの大きな愛情と、たくさん情報収集されて予防につなげていただいているご様子が手に取るように分かり、心が温かくなりました。チロ様のミニチュアダックスちゃんは幸せでございますね。ご存じのように、特にミニュチュアダックスちゃんは椎間板ヘルニアにかかるお子様が多く、日頃から注意が必要でございますが、椎間板ヘルニアを予防するためには、チロ様が心がけていらっしゃるように、生活の中で足腰に負担をかけないようにすることはたいへん重要です。同時に、適度な運動をすることにより筋肉量を維持する事も大切でございます。ミニチュアダックスちゃんはハイキングコースでのお散歩が大好きなのですね。ご心配をなさっているように、急な上り坂や下り坂は脊椎に負担がかかる可能性がございますので、ぜひ抱っこをして上げてください。平坦な道では一緒にゆっくりと歩いて、お散歩を楽しんであげてください。チロ様のおうちでは階段や長い廊下には柵を設け、登り降りをしないように、また全速力で走らないように気をつけていただいているのですね。ソファーにスロープをつけたり、フローリングに滑り止めワックスを掛けたりしていただけて、ミニチュアダックスちゃんの椎間板ヘルニアの予防には大変好ましい事柄ですので続けていただけますようお願いいたします。さて、最近はお洋服を着てのお散歩が大好きなワンちゃんが増えました。周りから「可愛いっ」と言われると、嬉しそうな表情をする姿を目にしますが、チロ様のミニュチュアダックスちゃんも良くお似合いで、可愛いのでしょうね。椎間板ヘルニアに既にかかっているワンちゃんの場合は、お洋服を着せて体を冷やさないようにすることは、血行を促進し、神経の働きを良くすることで、症状の緩和につながるともいわれていますが、予防につながるかどうかについては、良くわかっておらず、データ等についても把握しておりません。ただ、チロ様がおっしゃるように、お洋服を着てワンちゃんの動きが鈍くなるようでしたら、外出の際や夜にお服を着せてあげてください。寒そうに震えている様子がみられましたら、室温をあげていただいたり、寒いときに体を温めることが出来るように、毛布などを置いておいてあげたりしてはいかがでしょうか。ペットヒーターなどをご使用いただいてもよいと思いますが、その際には、暑さを感じたら自分で涼しい場所に移動できるようなスペースをつくり、ワンちゃんが自分で調節できるようにしてあげましょう。他に気を付けていただきたい点を次にご案内させていただきます。1.腋の下に手を入れて、ぶら下げるように抱っこをしないミニチュアダックスちゃんを抱っこなさるときには、人の赤ちゃんにするような「高い、高い」をするような抱っこの仕方はしないように十分注意をしてあげましょう。飼い主様がかがんで、ワンちゃんを包み込むような感じで両腕で抱っこしてあげましょう。2.しっぽを引っ張らないワンちゃんの背骨は頭からしっぽまで一本の線となり繋がっていますので、しっぽを無理して引っ張ったりすることは決してしないようにしましょう。3.胴輪を使う首輪では無く、胴輪にする事も首に負担をかけないための一つの方法です。4.マメに爪や足の裏の毛のお手入れをするミニチュアダックスちゃんが滑らないようにするために、足の裏の毛を短くカットしたり、爪を適正に切っておくことも予防につながります。5.適切な栄養・体重管理をするもう一つの予防といたしまして、肥満についてですが、肥満は背骨に限らず関節への負担がかかりやすいですから、気をつけなければいけません。反対に痩せすぎが良いかというとそうでもありません。やはりきちんと栄養バランスをとった食生活が重要ということになります。極端に偏った食生活を避けることは、筋肉の適正な維持にも関わってきますし、免疫を高めておくことで他の病気も防ぐことが出来ます。栄養バランスの良いドッグフードなどのお食事を与え、おやつは少なめにしてください。なお、アニコムのしつけ・健康相談サイト「どうぶつ相談室」には椎間板ヘルニアに関する記事がございます。よろしければご覧いただければと存じます。http://www.anicom-page.com/labo/2009/04/post-96.htmlまたアニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用ください。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。今後とも、アニコムをよろしくお願い申し上げます。以上となりますが、ご不明な点や足りない部分がございましたら、いつでもご相談お待ちしております。チロ様とミニチュアダックスちゃんが楽しく元気に生活できるように、心から祈っております。
フード切り替え時期
投稿者:アイ
投稿日:2012/12/16(Sun) 01:27
No.1816
現在3ヶ月10日後には4ヶ月を迎えるMダックスですがそろそろカリカリのフードに切り替えたいのですがふやかす時間、お湯の量を減らしつつカリカリのフードにしようとしたのですがまだカリカリのまま与えると喉に詰まらせてるようです。詰らせると少しウロウロと動いてそれでもまた勢いよく食べます。食欲がある事はいい事なのですが毎回の事だったので2日ほどカリカリのまま与えていたのですが現在は7〜8分程ふやかして与えてます。何かいい方法はあるでしょうか?それとも喉に異常があるのでしょうか?
Re: フード切り替え時期
- アニコムカウンセラー 児玉
2012/12/18(Tue) 18:25
No.1824
アイ 様陽だまりの恋しい季節でございますが、アイ様におかれましてはいかがお過しでしょうか。この度はご相談をいただきまして、誠にありがとうございます。早速、ご案内させていただきますが、実際のMダックスちゃんのご様子を拝見しておりませんので、一般的なご案内となりますこと、何とぞご了承ください。完全なドライフードを与えると、喉を詰まらせるような様子があるとのことで、アイ様におかれましては、さぞご心配のことと存じます。喉に詰まらせた時に、吐いてしまったりすることもあるのでしょうか。一般的に、生後3〜5ヶ月くらいを目安に、ドライフードへ切り替えますが、ワンちゃんの様子や成長の度合いなどの個体差にもよりますので、スムーズに行かないこともあります。その時は、食べられる段階まで戻して、焦らず、少しずつゆっくりとふやかす時間やお湯の量を調整しながら、移行していきましょう。【フードが喉に詰まる原因】1.勢いよく食べるドライフードは、ふやかしたフードに比べ、含まれる水分量が少ないため、急いで食べると、喉に詰まらせることが少なくありません。そのため、ふやかすまではいかなくとも、ドライフードにぬるま湯をかけて、水分量を増やしてあげたり、1回分の量を小分けにして、食器が空になったら、次の分をつぎたすなどの工夫をして、少しずつ食べる習慣をつけていきましょう。その他にも、食事台を使用し、首の上下運動を減らすことで、スムーズに飲み込めるような工夫をしてみるのも良いでしょう。2.フードの粒の大きさもともとワンちゃんは、食べ物を飲み込むように食べることから、ドライフードの大きさが、小さすぎると、噛まずに飲み込めるため、喉に詰まらせてしまう可能性もあります。Mダックスちゃんの食事の様子を見て、フードの粒の大きさを選んであげるとよいでしょう。3.その他喉が生まれつき狭いことや、その他の異常がある場合にも、食事の際、喉に詰まるような症状が見られることもありますので、もし、ご心配なようでしたら、一度、動物病院さんで診てもらっても、良いかもしれません。アニコムでは下記の受付時間で、お電話でのご契約者様への健康相談、しつけ相談サービスを承っており、詳細をお伺いすることで、より適切なご案内ができることもございますので、もしご都合がよろしければ、ぜひご利用ください。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日祝9:30〜15:30土日祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。年末年始に向けてあわただしい時期の到来ですが、アイ様はじめご家族の皆様におかれましては、お忙しい中、体調など崩されませぬよう、ご自愛ください。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。
ドッグフードについて
投稿者:みるきい
投稿日:2012/12/14(Fri) 21:28
No.1815
マルチーズ(2歳)2.8sを飼っています。膝が弱いといわれかかりつけのお医者さまからこれ以上は太らせないほうがいいと言われ、満腹感サポートの類のドッグフードを与えています。仕事で家の出入りがあり、出かける都度、ちょっとおやつを与えたりフードを与えたりするくせがついています。カロリーも考えていますが、このタイプのドッグフードだと、どうしてもウンチの量、回数が増えてしまいます。犬にとっては、どうなのでしょうか?こちらも何回もウンチを処理するのが大変です。場所は 決めたところにしてくれるので大丈夫なのですが。
Re: ドッグフードについて
- 獣医師 山田
2012/12/18(Tue) 18:14
No.1823
みるきい 様師走に入り、年の瀬を迎える準備であわただしくなってまいりましたが、みるきい様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。マルチーズちゃんが減量用のフードに変更したことに伴い、排便量や回数が増加している事についてのご質問でございますね。早速、ご案内させていただきますが、実際のご様子等を拝見していませんので、一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。みるきい様のマルチーズちゃんにおかれましては、動物病院さんで膝が弱く、体重を増やさないようにと指示があり、カロリーを考慮し満腹感サポートなどのダイエット用の食事を与えているとのことですね。まず、ワンちゃんも人も同じなのですが、食事から摂取するカロリーとワンちゃんが1日に必要とするカロリーとの差で体重の増減が認められます。同じ体格のお子様に同じ量の食事を与えていても、太るワンちゃんもいれば、痩せてくるワンちゃんもいます。筋肉質で活動的なワンちゃんなどは比較的高カロリーを要求しますが、あまり動かない静かなワンちゃんはそれほどカロリーを必要としない事もございます。そのため、フードの袋に表記されている給餌量を与えていても、体重が増加する場合がございます。体重が増加するようなら食事量を少なくして体重をコントロールする必要がありますが、与える量が少ないことを飼い主様が不安に思い、食事量を減らせなかったり、食事量が少なくなったからといって、おやつをたくさん与えてしまい、結果として減量できないことが多々ございます。今回、みるきい様が与えている満腹感サポートは、必要な栄養を十分に含みながら脂肪分を減らし、カロリーを押えたフードとなっております。また、食物繊維により空腹感を与えずに健康的な体重管理が出来るフードでございます。この食物繊維には「セルロース」と言うものを使用しており、草食動物は腸内の微生物の働きでこのセルロースを分解できますが、ワンちゃんでは消化が困難で、大部分が糞便中に排泄されます。カロリーが低く満腹感が得られるのでダイエット食には良く用いられるものでございます。大部分が糞便中に排泄されますので、どうしても糞便量が増加し、それに伴い糞便回数も多くなります。みるきい様は糞便回数が増加している事が、マルチーズちゃんの負担になっているのではないかとお考えなのですね。糞便回数が増える事はそれほどワンちゃんの負担にはなっていないとは思いますが、食事によって便の硬さ(柔らかすぎる、または硬すぎる)に変化が出たり、排便時に痛みを訴える様であれば、マルチーズちゃんには適していないフードとなります。もし、減量用の食事ではなく、いつも与えていた食事で体重維持を図るのであれば、食事量を調節する必要があります。その際、食事量を減らしたからといって、おやつの量を増やしてしまっては体重維持とはなりませんので注意が必要です。また、マルチーズちゃんのお好みの低カロリーおやつを探していただくのも楽しいかと思います。マルチーズちゃんは膝関節が弱いとのことなので、関節を保護するような食事に変更し、食事量で体重をコントロールするという方法もありますので、かかりつけの先生とご相談していただけたらと思います。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。今後とも、アニコムをよろしくお願い申し上げます。寒暖の差が大きく体調を崩しやすい季節ですが、どうぞご自愛ください。体重のコントロールが上手くでき、マルチーズちゃんが元気にお過ごしいただける事を祈っております。
人に怪我をさせてしまいました。
投稿者:ひまわり
投稿日:2012/12/13(Thu) 22:46
No.1811
柴メス、2歳です。ご近所の犬好きの方がおやつをくれるのですが、自分が見ていないときにおやつをくれようとした時に、手を噛んでしまいました。傷は縫う程重症です。家族に怪我をさせることはありませんが、あま噛みの癖があります。噛むのはいけないことだと理解させるにはどうしたらよいでしょうか?
Re: 人に怪我をさせてしまいまし...
- アニコムカウンセラー 澤口
2012/12/14(Fri) 18:38
No.1814
ひまわり 様寒さがひとしお身にしみるころとなりましたが、ひまわり様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。 この度はご相談をいただきまして、誠にありがとうございます。早速、ご案内させていただきますが、実際の柴犬ちゃんのご様子を拝見しておりませんので、一般的なご案内となりますこと、何とぞご了承ください。柴犬ちゃんに甘噛みの癖があり、お困りとのことでございますね。ワンちゃんは興奮すると、予期せぬ行動をとることがありますが、ご近所の方がおやつをくれた時に、うれしくて興奮したり、おやつをくれようとした手が引っ込みそうになると、慌てて食べようとすることで、手まで噛んでしまうこともあります。さて、柴犬ちゃんが甘噛みをするタイミングはどのような時でしょうか。例えば、ご家族様と遊んでいる時に手などを噛むようであれば、「ダメ」など噛んだ瞬間に、低く怖い落ちついた声で叱ることが大切です。叱っても止めないような時は、ご家族様は柴犬ちゃんの側から離れ、他の部屋などに姿を消してしまいましょう。しばらくして部屋に戻り、また噛んだら姿を消すという対応を繰り返します。何がいけなくて、何が望ましい行動かということを教えるためには、その瞬間に褒めることがポイントですので、偶然でも噛むことを止めたら、明るい声で褒めてあげましょう。また、興奮していない時に遊んであげたり、声を掛けたりしていただき、「噛むことはいけない」「噛むと楽しい遊びは終ってしまう」「噛まないでいると良いことがある」と柴犬ちゃんに教えてあげましょう。日常生活の中で、「これ以上興奮すると噛む」という目安があれば、噛む状態になる前に、柴犬ちゃんの気持ちを他のことにそらしたりして、噛む状況を作らないのも大切です。「噛むかも」というタイミングで、柴犬ちゃんの興味をオモチャにひいて人の手などではなく、オモチャを噛むように誘導していただき、オモチャを噛んだらそのまま遊んであげていただくとよろしいでしょう。また、遊びの前にオスワリなどと指示をしていただき、指示に従うといいことがある、と教えることは、落ち着く習慣をつけることにもなります。なお、アニコム損保では下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談・しつけ相談のサービスを承っております。何か気がかりなことがございましたら、ぜひご利用ください。電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。クリスマスイルミネーションが街中を彩る季節となりました。ひまわり様におかれましては、柴犬ちゃん、ご家族様と素敵なクリスマスをお過ごしください。今後とも、アニコム損保をどうぞよろしくお願い申し上げます。