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トキソプラズマについて
投稿者:クッキー
投稿日:2018/05/23(Wed) 15:20
No.5293
妊婦が感染すると、胎児に影響が出るトキソプラズマですが、どの様に感染を防げば良いのでしょうか?猫の方が影響が大きいと聞きましたが、犬の場合はどの程度でしょうか?犬が陰性の場合、犬の散歩を今後感染する恐れがあるので、散歩を控えた方が良いのでしょうか?空気感染、経口感染のどちらでしょうか?よろしくお願いいたします。
Re: トキソプラズマについて
- 獣医師 白岩
2018/05/25(Fri) 16:58
No.5299
クッキー 様この度は、ご相談をいただきまして、誠にありがとうございます。さて、トキソプラズマは、空気感染することはなく、経口摂取することで感染します。主に、トキソプラズマに感染したネコちゃんの便に含まれるオーシスト(卵のようなもの)が口に入ってしまったり、トキソプラズマに感染した豚肉や牛肉を生で食べたりすることで感染します。その他、生肉を調理したまな板などに付着し、そのまな板で野菜などを調理することで、野菜などから感染することもあります。トキソプラズマは熱に弱いため生肉は十分に加熱調理し、生肉を調理した後のまな板や包丁などは、こまめに熱湯消毒することで感染を防ぐことができます。また、ネコちゃんの便やその周りに素手で触れないよう気をつけること、触れた可能性のある時には、他のところを触らず、すぐに手洗いを徹底することが大切です。ワンちゃんはネコちゃんとは異なり、感染しても体の中ではトキソプラズマが成長しきれないため、便の中にトキソプラズマが出てくることはほとんどありません。また感染しても、ワンちゃん自身には症状が出ないことが多いです。そのため、散歩は問題ありませんが、散歩の際に、ネコちゃんやワンちゃんの便があっても近づけさせないことや、地面などを舐めたりしないよう注意してください。なお、念のため、ワンちゃんの便を片付ける際にも、直接触れないことや、すぐに手を洗うこと、便が他の場所に触れないようにすることなどを徹底していただくとよろしいでしょう。それでは、今後とも、アニコムをどうぞよろしくお願いいたします。
噛み癖と、かじり癖
投稿者:ミー
投稿日:2018/05/23(Wed) 11:27
No.5292
3ヶ月になるオスの子犬です。家族全員に、とにかくすぐにかみつきます。遊んでいるつもりのようですが、最初から本気噛みで、離さず、人間は手足から血が出るほどの傷だらけです。おもちゃを持ってそちらを噛ませようとしても、見向きもしません。ドックフードは好きではないので、これも見向きもしません。低い声で何度叱っても全く効き目がありません。噛んだらケージに入れてみましたが、それも効果なしで、逆に中に入りたがらなくなり、トイレのしつけに影響がでてしまいましたので、やめました。それと、飼い主以外にも、周り中の何でもかじります。家具は勿論、じゅうたんもかじって、糸や綿を知らないうちに食べてしまう様になりました。何か対策をとらないといけないと思うのですが、どうすればよいでしょうか。
Re: 噛み癖と、かじり癖
- アニコムカウンセラー 児玉
2018/05/25(Fri) 16:36
No.5298
ミー 様この度は、ご相談いただきまして、誠にありがとうございます。子犬ちゃんの時期は特に人間の手や足などヒラヒラと動くものを本能的に追いかけたくなるものではありますが、遊び中で周りの反応を見ながら、噛んで良いものといけないものや噛む力の加減を学んでいきます。また、ワンちゃんは、自分が何かした時、その前後に何がおこったかをとても良く覚えており、その経験をもとに行動するようになります。例えば、ワンちゃんが何かを噛んだ時、ご家族の皆様が注目したり、あわてたりすると、ワンちゃんとしては「注目してもらえて嬉しい」「遊んでくれた」と勘違いすることもあります。さて、現在、ミー様が実践されているように、噛んではいけないものを噛んだ時に、毅然とした態度で、低い声で叱ることはとても重要なことですので、ぜひ、今後も一貫して続けていただければと存じます。ただし、糸や綿などを誤飲することによる危険性もございますので、まず、ワンちゃんの行動範囲には噛まれると困るものは置かないか、安全に遊べるスペースを、サークル等で区切って確保してあげるなど、環境面での対策も同時に必要かと存じます。なお、噛むことに限らず、ワンちゃんが興奮している状態の時に声をかけ続けても、かえってヒートアップさせる可能性がありますので、一度、叱っても止めない場合は、毅然とした態度で背を向けてその場から立ち去り、ワンちゃんがクールダウンするまで、視線も向けずにそっとしておくのも良いかと存じます。初めは、ワンちゃんもどの行動に対して叱られているのか分からずに噛むことを繰り返すこともございますが、根気強く続けていただければと思います。また、直接、おもちゃを手で持って遊ばせることで、おもちゃと手との区別がつきにくかったり、勢い余って手を噛んでしまうなど、失敗のきっかけとなる場合もございますので、例えば、おもちゃを紐で繋いで、ワンちゃんが噛んで遊ぶ部分と人の手の距離が遠くなるような工夫をしてみてもよいでしょう。さらに、噛んでもいいおもちゃで遊んでいる時には、ミー様も一緒に楽しんでいただくなど、明るい雰囲気を作ることで、叱る時との温度差をはっきりさせてあげると、ワンちゃんに「良いこと」と「いけないこと」がより伝わりやすくなるかと思います。それでは、今後とも、アニコムをどうぞよろしくお願いいたします。
クッシング症候群
投稿者:まろん
投稿日:2018/05/20(Sun) 15:13
No.5286
よろしくお願いいたします。8歳オスのトイプードルです。昨日クッシング症候群との診断を受けました。副腎なども検査し、脳の下垂体の方が原因だろうとのこと(MRIは受けていないです)治療方法を聞いたあと、ウルソを1週間分いただき、1週間後に再診予定で、それまでに、薬で治療するか、放射線治療か、おおよその方向性を出すことになっています。1・放射線治療で完治するのか、治療後の経過など、費用など2・アドレスターで治療する場合、どんなステップをふむのか、費用など、費用を考えない場合は、断然放射線治療の方が効くのか、薬でもいけるのか、ネットでは情報量が多すぎて余計に判断がつかず、どうぞよろしくお願いします。
Re: クッシング症候群
- 獣医師 柳原
2018/05/23(Wed) 11:18
No.5291
まろん様この度は、ご相談をいただきまして、誠にありがとうございます。下垂体依存性のクッシング症候群の治療法には、外科手術、放射線治療、内科治療の3つがございます。どの治療法を選択するかは、ワンちゃんの症状や下垂体の腫瘍の大きさなどによって決まります。脳のMRIやCT検査の結果、下垂体の腫瘍が大きい場合や、すでに神経症状がみられるような場合には、外科手術や放射線治療が適用になります。腫瘍化した下垂体を切除する外科手術は、完治できる可能性がありますが、難しい手術のため、受けられる施設も限られます。放射線治療は、腫瘍を小さくすることを目的とし、神経症状の改善や内服薬の量を減らすことができると言われています。治療が奏功すれば、無治療で過ごすことができるワンちゃんもいるようですが、治療の効果は症例によって異なり、完治できるかは断言できません。照射の回数などにもよりますが、脳のMRIやCT検査も繰り返し行うため、高額な治療費が必要と思われます。また、すでに併発症がある場合は、それらの治療は継続することになります。副腎皮質ホルモン合成阻害剤を毎日投与する内科治療は、下垂体の腫瘍が小さい場合や、手術や放射線治療を受けられない場合に行います。治療開始後は、ACTH刺激試験の結果や症状の有無を参考に投与量を調整していきます。投与量が決定した後は、数ヶ月に1回の定期健診で、ACTH刺激試験を実施したり、症状や副作用の有無などを確認します。治療費や薬代は、検査内容やワンちゃんの体重や症状によって異なりますので、詳しくはかかりつけの病院にお問い合わせください。また、治療法はワンちゃんの症状によって異なるため、放射線治療の方が効くとは一概には言えません。ただ、適切な治療がなされた場合は、それぞれの治療法の予後に大きな違いはないと言われています。症状に適した今後の治療方法については、かかりつけの先生とよくご相談いただき、お決めください。それでは、今後とも、アニコムをどうぞよろしくお願いいたします。
手術後のGPTALT数値の上昇
投稿者:べん
投稿日:2018/05/19(Sat) 23:10
No.5285
胆泥症の為4月16日に胆のう切除したのですが、手術後の検査でGPTALTの数値が243になり注射と薬を飲ませてますが5月17日の検査で501です。モモはとても元気なのですが大丈夫なのでしょうか?
Re: 手術後のGPTALT数値の上昇
- 獣医師 山口
2018/05/22(Tue) 10:55
No.5289
べん 様この度は、ご相談をいただきまして、誠にありがとうございます。胆泥症とは、何らかの原因で胆汁が濃縮して変質し、泥状になった胆泥が胆嚢に貯留した状態をいいます。胆嚢が破裂・穿孔している場合の他、胆泥の貯留により胆嚢が大きくなっていたり、胆嚢壁がもろく破裂しやすい状態になっている場合、総胆管閉塞の危険性が高い場合にも、手術が推奨されます。胆嚢摘出後には、ALT(GPT)やAST(GOT)といった肝酵素の異常上昇が起きる場合があると報告されています。胆嚢という貯蔵場所がなくなったことで、胆汁が直接総胆管に流入するため、胆道系に負担がかかることが原因と考えられており、一過性の場合もありますが、長期間続く可能性もあります。今後については、定期的な経過観察とともに、先生と治療方針をよくご相談いただくことをおすすめいたします。その際に、食事についてご相談いただくことも良いかと思います。それでは、今後とも、アニコムをどうぞよろしくお願いいたします。
吠えについて
投稿者:アン父
投稿日:2018/05/18(Fri) 07:41
No.5283
犬の雌で、小型犬一歳を経過したところです。自宅の中にいて散歩中の犬が通過したり、人が歩いていると視界からいなくなるまて吠えています。特にわたくしの帰宅時で、誰だかわかっているにも関わらず吠えます。吠えることが犬の本能だと思うので、吠えたら一緒に外をながめ「誰もいないね」とか「通りすぎたね」とか声をかけています。外にたいしての必要以上の吠えることに対してのしつけの方法を教えてください。
Re: 吠えについて
2018/05/21(Mon) 17:28
No.5288
アン父 様この度は、ご相談いただきまして、誠にありがとうございます。さて、ワンちゃんが吠える主な理由は以下のように様々ございます。・縄張り意識・恐怖、不安・要求・喜び などいずれの場合も、ワンちゃんはそれぞれ、今までの経験から自分がした行動の前後で、周囲に何があったかをよく覚えており、特に吠えた後にワンちゃんにとって望ましい状態になると「吠える」ことを自分の要望を叶える手段として学習していきます。例えば、アン父様のワンちゃんが、窓の外を通過する他のワンちゃんを遠ざけようとして吠えた場合、相手はこちらが吠えたかどうかに関わらず通り過ぎますが、アン父様のワンちゃんからすると「吠えたことで遠ざけることができた」と学習していきます。また、吠えたワンちゃんに対し、なだめたり、教えるつもりで声をかけても、ワンちゃんにとっては、「吠えたことでアン父様に注目してもらえた」「よくやったね、と褒めてもらえた」と認識する場合もございます。このような場合、吠え始めてしまった場合は、吠えている間はワンちゃんに注目せず、吠えるのをやめて、落ち着いた状態になってから、オスワリなどの指示をして、指示に従ったことを褒めてあげることで、「吠えるより、指示に従う方が褒めてもらえる」とあらためて教えていきましょう。なお、ワンちゃんの吠える頻度を減らすためには、吠えるきっかけとなる事柄を取り除いたり、減らせるように、環境を整えることも大切です。ワンちゃんが主に過ごす場所から窓の外が見渡せる場合、外的な刺激が多く、吠えるきっかけも多くなりますので、可能な範囲で窓の外が見えにくくしたり、主に過ごす場所を変える工夫をするなども一つの方法かと存じます。習慣化している行動を変えるには、飼い主様の一貫した態度と根気が必要です。ワンちゃんに「吠えない方が良いことがある」という経験を積んでもらい、「好ましい行動」を根気強く教えてあげましょう。それでは、今後とも、アニコムをよろしくお願いいたします。