教えて!アニコム損保!しつけ・健康相談 皆様のご質問にお答えいたします。

ご注意

回答までのお時間は3営業日以内とさせていただきます。
緊急を要する健康相談の場合は、すぐに動物病院を受診してください。
直接どうぶつさんのご様子を拝見しておりませんので、一般的なご案内となりますこと、また、投稿フォームにはURLを入力できない設定となっておりますことをご了承ください。

証券番号

  • (記入例:S00123452)

  • ご入力いただいた証券番号は公開されません。

ニックネーム

タイトル

コメント

  • URLはご入力いただけません。

添付File

暗証キー

  • (英数字で8文字以内)

投稿キー

  • (投稿時 投稿キー を入力してください)

文字色

糞線虫

投稿者:mikik

投稿日:2011/04/18(Mon) 15:56

No.731

はじめまして。お世話になります。
3月15日、我が家に6か月になるシェルティー♂を迎え入れました。4月16日、病院で糞の検査で糞線虫が見つかり、投薬をしています。
糞線虫は人に移ると聞きました。今まで、直接糞を触ったりはしていませんが、家の中で粗相をした事が何回もあり、その度に市販の消臭除菌剤でふき取ったぐらいなので感染も心配です。今後の糞の始末、消毒方法など、できるだけ詳しく具体的に教えていただけると大変助かります。よろしくお願いします。

Re: 糞線虫

- 獣医師 垣本

2011/04/20(Wed) 19:14

No.735

mikik様

春風が気持ちよく、過ごしやすい季節になりましたが、
mikik様におかれましてはいかがお過しでしょうか。
3月15日にお迎えになられたシェルティーちゃんは、少しずつお家に馴染んできた
頃ではないでしょうか。
この度はご相談いただきましてありがとうございます。
早速ご案内させていただきたく存じますが、
実際のご様子を拝見していないため、一般的なご案内となりますことを
ご了承くださいませ。

先日のシェルティーちゃんの糞便検査では糞線虫の感染が見つかり、現在投薬中との
ことでございますね。
シェルティーちゃんのご様子はもちろんのことですが、同時にご家族の方への感染に
つきましてもご心配されていることとお察しいたします。
mikik様のおっしゃる通り、糞線虫はヒトにも感染する寄生虫でございますが、
適切な糞便の取り扱いや消毒により、感染を予防することが可能でございます。
それでは、以下、ご案内させていただきますので、
ご参考にしていただきましたら幸いでございます。

【糞線虫とは】
糞線虫は、イヌ、ネコ、サル、ヒトなどの消化管(小腸)に寄生する寄生虫です。
形状は細長く白色糸状で、約2mm程の大きさです。
この虫はどうぶつの腸に寄生して過ごす世代と、外界で発育・交尾する2つの世代があります。
外界にいるときは雄と雌がありますが、どうぶつの腸に寄生するのは雌だけです。
虫卵は楕円形、無色で殻の薄い卵で、糞に出てくる時にはすでに中で幼虫になっています。
この糞線虫が寄生し、下痢など様々な症状を示すのが糞線虫症です。

【感染経路】
この虫は腸の中で卵から孵化します。そのため、ウンチの中には幼虫の形で出てきます。
幼虫は体の外で成長・脱皮を繰り返して、第3段階(第3期子虫といいます)にまで
成長したものが具体的には、口から入ったり(経口感染)、皮膚を穿孔すること(経皮感染)
などによって感染します。
皮膚から侵入した場合、幼虫は肺に向かい、そこから口、消化管と移動して寄生します。
ワンちゃんの腸には雌しか寄生しませんが、消化管内で無性生殖を行い産卵・孵化します。

【ワンちゃんの症状】
糞線虫に感染すると、成犬ではおもに水様性の下痢を起こしますが、特に症状が現れない
こともあります。
一方、子犬に感染すると、激しい下痢によって発育不良や体重の低下が見られることがあります。
また、生後間もない子犬が感染した場合は、急性出血性の腸炎を生じ、命に関わる場合もあります。
皮膚から感染した場合には血管を流れて肺に侵入するため、
かゆみや赤みをともなった皮膚炎を起こす場合や、咳などの呼吸器症状が見られることもあります。

【ウンチの始末について】
ご高承のように、糞線虫症は人にも感染する人獣共通感染症のため、ウンチは直ぐに片付ける
ことが重要です。上述の通り、ウンチの中の幼虫は脱皮し発育することにより感染源となるため
(ヒトに感染するのは第3期子虫のみ)、排泄直後のウンチに含まれる幼虫にはまだ感染能力が
ありません。
したがってワンちゃんのウンチが手に触れないように気をつけながら、速やかに処理することで
感染を予防することができます。ご安心のために、しばらくは使い捨てのゴム手袋を使用することも
ひとつの方法かもしれません。

【消毒について】
糞線虫が外界において生存する際には適度な湿度が必要であり、感染幼虫は寒冷、乾燥、直射日光に
弱いことが知られています。ウンチを速やかに片付け、室内環境の日照、乾燥保持に気をつける
などの管理をしっかり行なっていれば感染の確率は低いと思われます。

mikik様が現在ご使用されている市販の消臭除菌剤につきましては成分がわかりかねますが、
「除菌」と示されたものについては、国からの承認がとれている医薬品製剤ではないものが多く、
殺菌、殺虫作用については効果が低い場合もございます。
糞線虫についての各消毒薬の効果については、弊社では正確なデータを持ち合わせておりませんが、
手指などが汚染された場合には70%以上のエタノールによる消毒や、熱湯消毒が有効である
との報告はございます。

【その他の注意点】
環境からの再感染に十分気をつけていても、腸管もしくは肛門周囲から再度体内に侵入することも
あると言われております(自家感染)。
このような糞線虫の生活環の特性から、一般的には「繰り返しの駆虫」が必要となります。
投薬回数や投薬時期などについては、かかりつけの動物病院さんの指示に従って駆虫を行うことを
おすすめいたします。また、今後も定期的に動物病院で糞便検査を行うとご安心かと存じます。

シェルティーちゃんとmikik様が一日も早くご安心してお過ごしになられることを
心よりお祈り申し上げます。
今後ともアニコムをよろしくお願いいたします。



Re: 糞線虫

- mikik

2011/04/21(Thu) 08:44

No.737

具体的にアドバイスをいただけてとても助かります。使い捨てのゴム手袋、さっそく活用させていただきたいと思います。完全に虫がいなくなるまで、長期戦になりそうですが、がんばります。ありがとうございました。



Re: 糞線虫

- 獣医師 垣本

2011/04/21(Thu) 09:24

No.738

mikik様

この度はご丁寧にご返信をいただき、誠にありがとうございます。
mikik様がおっしゃいますように根気を要するかと存じますが
どうぞがんばってくださいませ。
電話でのどうぶつ相談も行っております。
お気がかりなことがおありの際は、お気軽にお声がけくださいませ。
今後とも、アニコムを宜しくお願い申し上げます。



避妊手術

投稿者:梶川久美子

投稿日:2011/04/17(Sun) 17:14

No.730

こんにちは。お世話になります。8か月になる♀トイプードル2.8キロです。避妊手術を受けさせたいのですがかかりつけの獣医さんによると一回目のヒートが終わってからの法がいいと言われました。ネットや本を見るとヒート前の法がいいという意見もあり心配です。他の一度も診てもらっていない獣医に聞くのもどうかと思いますが、♀を飼うのは初めてだったのでよくわからず不安です。参考になる意見を頂ければ幸いです。

Re: 避妊手術

- 獣医師 垣本

2011/04/20(Wed) 10:10

No.734

梶川久美子様

木々の若葉もいちだんと爽やかに感じられるころとなりましたが、
梶川様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか?
この度はご相談いただきましてありがとうございます。
8ヶ月のトイプードルちゃんの避妊手術の時期について、
かかりつけの獣医さんの意見と、梶川様がインターネットや本でご覧になった意見が異なるため、
ご心配されているとのことでございますね。
ご相談の内容につきましてさっそくご案内させていただきたく存じますが、
トイプードルちゃんの実際のご様子を拝見していないため、
一般的なご案内となりますことをご了承くださいませ。

ワンちゃんの避妊手術の時期につきましては、インターネット上などでも様々な情報があり、
また動物病院さんによっても見解が異なることも多いようでございます。
ご相談の内容から推測とさせていただきますと、
避妊手術をトイプードルちゃんが1回目のヒートを迎えた後か、
あるいはヒートを迎える前か、どちらが望ましいかを迷っていらっしゃるということで
よろしいでしょうか。
それぞれの見解についてご案内をする前に、まずワンちゃんのヒートについて
ご案内させていただきます。

【ワンちゃんのヒートについて】
女の子のワンちゃんは、一般的に生後6〜12ヶ月頃には体の成長が一段落して性成熟を迎えます。
同時に最初のヒートを迎えるのですが、その後、1年に1〜2回、6〜12ヶ月の間隔で
ヒートを繰り返すことになります。
最初のヒートを迎える時期は、一般的に小型犬では早く、大型犬では遅いといわれていますが、
品種や成長のスピード、個々のワンちゃんなどにより個体差がございます。

さて、わんちゃんの発情は、発情前期、発情期、発情後期の三つの時期に分かれており、
その後の無発情期を含め、「発情前期」→「発情期」→「発情後期」→「無発情期」→「発情前期」
というサイクルを繰り返しています。

わんちゃんの陰部からの出血は、妊娠準備のため肥厚した子宮内膜の毛細血管が切れること
によるもの、つまり「発情が始まりますよ!」という合図です。
この出血が見られる期間のことを「発情前期」と呼び、
「発情前期」は出血開始から約7〜10日間続きますが、
長いわんちゃんでは20日間ほど出血が認められることがあります。

発情前期の後、すなわち出血が止まった頃が「発情期」となります。
「発情期」は約10日間続き、この時期に排卵が行われます。
【最初のヒートを迎えた後が望ましいというご意見について】
ワンちゃんにとって8ヶ月という年齢はまだ成長期ですので、
成長に必要なさまざまなホルモンが分泌されます。
ところが、成熟期を迎える前に避妊手術を行うと性ホルモンの分泌が不十分となり、
ホルモンのバランスが崩れ、その結果成長に影響を及ぼしてしまうのではないか
という見解がございます。
おそらく、かかりつけの獣医さんはそのような事を考慮し、性成熟を迎え
体がきちんと作られてから手術をされることを、お勧めになられたのではないかと存じます。


【1回目のヒートより前の避妊手術が望ましいという意見について】
ワンちゃんの腫瘍で圧倒的に多いのは乳腺腫瘍だといわれておりますが、
1回目のヒートの前と後では乳腺腫瘍の発生率が異なると考えられています。

乳腺腫瘍とは、ワンちゃんの腫瘍としては最も多く、全腫瘍の半分ともいわれており、
良性腫瘍と悪性腫瘍の割合は、ワンちゃんの場合、それぞれ約50%であるといわれております。
乳腺腫瘍は、乳腺部のしこりや大きな固まり、あるいは皮膚の炎症などで気づくことが多く、
エストロジェンという卵巣から出るホルモンに支配されて腫瘍が発生すると考えられます。
この乳腺腫瘍は、早期の避妊手術をすると発生率を下げられると考えられております。
さて、乳腺腫瘍の発生率とヒートの関係につきましては、
アメリカでの研究により以下のような報告がございます。

・1回目の発情出血が始まる前に避妊手術をしたワンちゃんが、将来
乳腺腫瘍になる確率は約0.05%(2000頭に1頭)
・2回目の発情出血が来る前に避妊手術をした場合だと8%(12.5頭に1頭)
・2回目発情の後に避妊手術をした場合だと26%(3.8頭に1頭)
なお、2歳半以上で避妊手術をした場合では、避妊手術を受けていないワンちゃんと変化はない
と報告されております。

このような避妊手術の時期と発生率の相関関係についての発表を、
避妊手術と乳腺腫瘍の予防関係の根拠として用いられることが多く、
また、避妊手術は、乳腺腫瘍以外にも、子宮や卵巣の病気も予防し、
発情期に発生するさまざまなトラブルも防止できるといわれております。

トイプードルちゃんがすでにヒート中であったり、近いうちにヒートを迎えるような状況
である場合は、ヒート、つまり発情後期が終わるまで避妊手術を見送った方が
よろしいかもしれません。
この理由といたしましては、ヒート中に避妊手術をすると、ヒートのために切除する子宮や
卵巣が大きくなっており、また、血管も太くなっていることが多いため、
手術をされた際、無発情期に比べて出血が多くなる傾向があるからです。

このほか、全身の健康状態が良好であることが大切なポイントになるかと存じます。
トイプードルちゃんが順調に成長しているか、栄養状態に問題がないか、
現在ヒートの兆候があるかなども含め、今一度かかりつけの獣医さんと
よくご相談されることをおすすめいたします。

日差しが心地良くお散歩が楽しみな季節となりましたね。
トイプードルちゃんがお健やかにお過ごしになられることをアニコムスタッフ一同、
心からお祈り申し上げております。
今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。



はじめまして

投稿者:じゅじゅファミリー

投稿日:2011/04/16(Sat) 22:53

No.729

はじめまして。
今月4月1日に、2か月少しになるトイプードルの女の子寿々を家族に迎えました。
家に迎えて少しした頃から、肛門部の毛にウンチが付いて固まってきているのが気になっていたのですが、3日前にウンチが肛門部で塊になっていて、糞づまりの状態になっていました。
元気もなく、ご飯も全く食べなかったので、慌てて購入先のペットショップの店員さんに電話でアドバイスをもらい、シャワーで洗い流して、何とか取れたのですが、肛門部が赤くなっていました。
その日からウンチする度にウエットティッシュで肛門部を拭いてあげているのですが、やっぱり毛にウンチがついて固まっていて、また便が出せなくなってしまうのではと心配しています。肛門部が赤く腫れているようで、ウンチ以外にわずかに血のような匂いがする気がして、更に不安です。
また、その前後から興奮した時などに尻尾を噛んだり噛もうとしたりする行動が見受けられるようにもなってきました。
何か関係しているんでしょうか?
尻尾を噛むのはどう対処していけばいいのか、
多くなってしまいましたが、犬を飼うのも初めてで分からない事ばかりなので、アドバイス頂けたらと思います。
よろしくお願いします。

Re: はじめまして

- 獣医師 甲斐

2011/04/20(Wed) 10:01

No.733

じゅじゅファミリー様

次々と顔を見せてくれる春の花々が美しい頃でございますが、
じゅじゅファミリー様におかれましてはいかがお過しでしょうか。
4月1日に寿々ちゃんをご家族にお迎えになられたとのこと、
目が回りそうに忙しく、そして笑い声に溢れた賑やかな毎日を
お過しではないでしょうか。

さて、この度はご相談をいただき誠にありがとうございます。
早速ご案内をさせていただきますが
実際の寿々様のご様子を拝見していないため、
一般的なご案内となることをご了承くださいませ。

先日、ウンチが寿々ちゃんの肛門部で固まってしまったとのことでございますね。
便が緩くて付着してしまい、ウンチが肛門部で固まってしまうことがありますが、
寿々ちゃんの場合、いかがでしょうか。
ワンちゃんは、新しくご家庭に迎えられたときなど、環境の変化があったときなどに
免疫力が落ちて下痢をしたり、ストレスから便が緩くなることは比較的多くみられます。
他にも、寄生虫やウィルスなどによる感染症などが挙げられます。

ウンチが緩いようでしたら、以下のようなことをご注意いただくとよろしいかもしれません。
小さいお子様は、1回に摂取できるご飯の量も少ないので、1回のご飯の量が多いと
消化しきれずに便が緩くなることがあります。
1回のご飯の量を少なくして1日に5回程度と
ご飯の回数を増やすと改善することがあります。
また、新しい環境へ慣れるまで、特にお宅に迎えられて一か月ほどの間は
睡眠時間を充分とらせてあげ、あまり構い過ぎず、
静かに過ごせる空間を作ってあげると良いでしょう。
上述のようなご飯や環境を改善しても軟便が続く様でしたら、寄生虫感染など病気が隠れている
可能性もあります。そのような場合は糞便検査を行うことで、寄生虫感染の有無や
腸内細菌のバランスを確認することができます。

次に、肛門付近が炎症を起こしてしまう原因ですが、
便が肛門周りの毛に付着し、何度もそれを取ってあげるという行為や
寿々ちゃんがウンチを気にしておしりを地面などにこすりつける事を繰り返したことに
よるものなどが考えられます。
寿々ちゃんが尻尾を噛む様子がみられるとのことですが、
肛門付近に便がついていた記憶から気になったり炎症があることで違和感があったり
あるいは皮膚に気になる点があるからかもしれません。
ご安心のためにも、一度、ウンチをお持ちいただき、
糞便検査を含め、動物病院さんの診察をお受けになられることをお勧めいたします。

寿々ちゃんは、ご家族の愛情が込められた素敵な名前でございますね。
じゅじゅファミリー様と寿々ちゃんの毎日がご健康に、お幸せで、
笑顔いっぱいにお過しになられますよう心からお祈りいたしております。
何か気がかりなことがおありの際にはお気軽にお声掛けくださいませ。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。



吠える

投稿者:maru

投稿日:2011/04/14(Thu) 20:29

No.728

いつもご相談にのっていただきましてありがとうございます。
マルチーズのオス、8ヶ月になりました。

最近、玄関のチャイムが鳴ったり、ドアを開ける音が聞こえたりしても吠えなくなりました。
それと、私が外出する時は相変わらずすごい声で鳴きますが帰宅すると、吠える事なく大人しいです。
今日はケージ内のベッドでお座りしていました!
特別な事をしたつもりはないので、これにはとても驚いています!

散歩中に吠える事についてですが、教えていただいた通り、吠えそうだと思った時に「おすわり」と指示しますが、やはり外では聞く耳を持たないです。。
今までは、人や他の犬にかまってもらいたくて吠えてると思ったのですが、怖くて吠えてるのかも・・・と思いました。
近所のワンちゃんのおうちに遊びに行っても、そこのおうちのワンちゃんに対してずっと吠えていたのです。もう恥ずかしくてたまりませんでした。
最初は怖がって逃げていたのに、何かにスイッチが入ってしまったようでそれからずっと吠えていました。

ここ最近では、どんどん鳴き声がひどくなってきたので、今日はバッグ(顔が出せるもの)に入れて外出しましたが、それでもすごい鳴き声です。
散歩は好きらしく「お散歩行こうか」と言うとすごく嬉しそうにはしゃぎます。
でも、こんな状態なので、私も外に連れ出すのがかなりストレスになっています。
玄関のチャイムやドアを開ける音に慣れたように
散歩中吠えるのも慣れると良いのですが・・・

外の環境に慣れさせる為に、顔が出ないようなプラスチックのキャリーや、車輪付きのカートの載せて散歩させる事も考えているのですが、逆に良くないでしょうか。
あとはパピーのしつけ教室に通おうかとも考えています。

アドバイスをお願いします。


Re: 吠える

- ドッグライフカウンセラー 三留

2011/04/18(Mon) 16:11

No.732

maru 様

春の花々がお散歩道を彩る頃でございますが、
maru様におかれましてはいかがお過しでしょうか。

マルチーズちゃんの成長のご様子をお聞かせいただき、誠にありがとうございます。
お座りをしてmaru様を迎えるマルチーズちゃんの、愛らしい表情を思い浮かべると
思わず笑みがこぼれてまいります。マルチーズちゃんはほんとうに可愛いですね。

マルチーズちゃんも8ヶ月になられて、子犬ちゃんの愛らしさの中に少し
大人の表情が垣間見えているのではないでしょうか。
マルチーズちゃんは、maru様に見守られて日々、
成長を遂げていらっしゃるのですね。

さて、このたびはご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
お散歩時のマルチーズちゃんが吠えるご様子をご覧になられているうちに
恐くて吠えているような気がしていらっしゃるとのことですね。

早速ご案内をさせていただきますが、
実際のマルチーズちゃんのご様子を拝見していないため
一般的なご案内となりますが何とぞご了承くださいませ。
【ワンちゃんを恐いものに慣らすポイント】
恐いものに遭遇したときの行動は、吠えたり、逃げたり、固まったように
なったりと、それぞれですが、ほとんどのワンちゃんは、恐いものを
持っているようでございます。
恐いものを平気にしていくためには、「少しずつ」、そして「良いことと結びつける」と
よろしいでしょう。
例えば、他のワンちゃんが恐いワンちゃんであれば、他のワンちゃんが視界に入る
くらいの場所で楽しい経験をさせてあげましょう。
maru様と楽しく遊んだり、オヤツをもらったりするなど、
心地よい経験を重ねることで、少しずつ他のワンちゃんに対するイメージが良くなって
いくでしょう。
そして、遊ぶ距離を少しずつ近づけていきましょう。
根気強く、「平気だった」「楽しかった」という経験をさせてあげることで
少しずつ慣らしていくことが大切かと存じます。

さて、人を恐がるワンちゃんの中には、「可愛い子ですね」などといって
急に知らないヒトが手を出してきた経験がもとに、恐がるようになることも
あるようです。
子犬ちゃんにとって、特に小型のワンちゃんの身体の大きさからすると、
ヒトの体は巨大といっていいほど大きく
特に後ろや前から急に触られるのはどのワンちゃんにとって、大変怖い経験と
なります。もし、お散歩時などに、撫でたいという方がいらっしゃったときには、
まずはマルチーズちゃんにその方の手のニオイを嗅がせてあげ、「触っていい?」と
声をかけていただいてから、斜めの位置から手を出すようにしていただきましょう。
また、しゃがんでいただき、視線の高さをなるべくmaruちゃんの高さに近づける
ようにしていただくようご注意いただくことも大切かと存じます。

【お散歩時の対応について】
恐いものを目の前にしたときに、マルチーズちゃんの意識は対象のものや
人から意識をそらすのは容易ではなく、また、いったん吠え始めると、
手がつけられない状態になるのが普通でございます。
吠える直前に、大好きなオモチャやオヤツなど
マルチーズちゃんがかなり強く心を引かれるもので
一瞬気をそらしていただき、吠えない状態を作っていただければと存じます。
また、「静かにしなさい」と声をかけられたことで
余計に興奮してしまうこともあるでしょう。
マルチーズちゃんが吠え、興奮していればいるほど、
飼い主様が落ち着いて、堂々とした雰囲気を見せていただき、
安心をさせてあげることが大切でございます。

また、対象となるワンちゃんや人の間にmaru様が入ることで
「maru様に守られている」という雰囲気を演出するのも大切でございます。
声のトーンは低めに、落ち着いた声で指示をしてくださいませ。
吠えないで通りすぎることができたら、うんと明るい声で褒めてあげてくださいませ。
場合によっては、特別にご褒美をあげてもよろしいでしょう。
なお、オスワリをすることが難しいのであれば、無理にする必要はないでしょう。
対象のワンちゃんや人の間に飼い主様が入っていただいた状態で
落ち着いた、素知らぬ顔で通りすぎてしまっても良いでしょう。

「吠えたら嫌だな」というmaru様の気持ちがマルチーズちゃんに伝わらないように
することも大切でしょう。
なるべく「どうしよう」という気持ちを見せないようにしてください。
maruちゃんが「恐いかな?」と思う状況でもmaru様が平然と楽しそうに
話している状況を見れば、「あれ、大丈夫なのかな」と思うかもしれません。
時間をかけて、大丈夫だということを教えていただき、
吠えないでいたときに、うんと褒めていただき自信を持たせてあげてくださいませ。
maru様がおっしゃいますように、マルチーズちゃんが吠えることをストレスに感じて
しまわれるかと存じますが、その気持ちがなるべくマルチーズちゃんに伝わらないように、
動じず、楽しそうにしていただき、お散歩をなさっていただければと存じます。

なお、「顔が出ないようなプラスチックのキャリー」や「車輪付きのカート」のご利用を
考えていらっしゃるとのことですね。
ワンちゃんは「慣れたもの」や「好きなもの」に安心感を持ちますので、
いつもお家で入っている好きなキャリーバッグであればよろしいかもしれません。
しかしながら、初めてお使いになられると余計に不安感を与えてしまう可能性もございます。
パピー教室にお連れになれるのも一つの方法かもしれませが、
大切なことは、その際も同様に、楽しくて、安心できる経験を根気強くさせて
あげることでございます。
いずれにしても、無理をなさらず、時間をかけて「楽しい!」「うれしい」という外での
経験をかけて結びつけていただければと存じます。

maru様におかれましては、マルチーズちゃんと過ごす初めての春でございますね。
maru様とマルチーズちゃんが共に過ごすそれぞれの四季が
素晴らしいものでありますよう、
いつも心から応援いたしております。
愛らしいマルチーズちゃんにどうぞよろしくお伝えください。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。



アレルギー

投稿者:吉井きよみ

投稿日:2011/04/09(Sat) 21:22

No.723

お世話になります。以前にも相談させていただきました。柴犬さくらです。4月2日で4歳になりました。アレルギーでアトピカを飲んでいます。2日から3日に1錠飲みますが、調子がいい時は4日に1回の時もあり、反対に調子が悪ければ、毎日飲む時もあります。特に口の周り、目の周りが赤くなり、毛が抜けています。相談したいことは、予防接種のことです。以前相談させていただいた時に休薬期として3〜4週間接種前後あければよいと教えていただいたように思います。昨日かかりつけの獣医さんで聞くと、狂犬病は不活性ワクチンなので、心配はなく、注射後すぐに再開してもよいが、8種ワクチンは活性型なので3週間前後は開けるようにと言われました。安全のために狂犬病の予防接種後3週間は開けようと思っていますが、必要はないのでしょうか?8種混合ワクチンはどうでしょう?
もうひとつはアトピカを続けて飲んでいても重篤な副作用はどうでしょうか?ステロイドに比べると副作用は少ないと聞きますが。効果的に安全な飲ませ方はあるのでしょうか?お教えください。

Re: アレルギー

- 獣医師 羽鳥

2011/04/12(Tue) 17:18

No.727

吉井きよみ様

うららかな日差しが心地よい季節となりましたが、吉井様におかれましては
いかがお過ごしでしょうか。
さくらちゃんは4月2日に4歳のお誕生日をお迎えになられたのごですね。
子犬ちゃんだったさくらちゃんも、もうすっかり素敵なレディーでございますね。
本当におめでとうございます。

さて、この度はご相談を頂戴いたしまして誠に有難うございます。
現在アレルギー性皮膚炎の治療のためにアトピカを服用されているさくらちゃんの、
ワクチン接種や副作用、効果的な投薬方法など悩まれていらっしゃるとのことで
ございますね。

早速ご案内をさせて頂きたく存じますが、さくらちゃんの実際のご様子を拝見して
いないため、一般的なご案内となりますことをご了承下さいませ。

■ ワクチンの種類について
ワクチンには「生ワクチン」と「不活化ワクチン」の2種類があります。
以下、それぞれの特徴について簡単にご案内させて頂きます。

【生ワクチン】
病原性をおさえた(弱毒化した)生きた病原体を用いたワクチンです。
長所としては、効き目が早く現れ、また長期間免疫が維持されやすい等が
挙げられますが、病原体が体の中で増殖するため、個体の感受性や免疫によって
軽度の症状が現れたりする可能性があります。

【不活化ワクチン】
死滅した病原体を用いるため、体の中での増殖はなく、生ワクチンのように病原体の
増殖によるの症状が出現することはありません。
しかし、生ワクチンよりは免疫の成立がやや遅く、持続期間が短いという欠点があり、
追加接種が必要になります。

なお狂犬病ワクチンは不活化ワクチンであり、混合ワクチンは生ワクチンのものと
不活化ワクチンのものが混在しています。

■アトピカ服用時のワクチン接種について

アトピカはシクロスポリンを主成分とする免疫抑制剤であり、免疫を抑えることで
アレルギー反応を抑制し、アトピー性皮膚炎の症状を和らげてくれるお薬です。

したがいまして、アトピカのような免疫抑制剤を服用中にワクチン接種を行った場合、
免疫システムの反応に影響を与える可能性があります。一般的に公開されている
アトピカの使用上の注意として、「本剤投与中のワクチン接種については、生ワクチンは
禁忌とし、不活化ワクチンは免疫応答が阻害される可能性があるので慎重に接種し、
継続的に観察すること」という記載があります。

上述の通り、免疫抑制剤を投与している期間中に生ワクチンを
接種することは、病原体が増殖し、病原性をあらわす可能性があるため、
禁忌とされおり、生ワクチン接種時には前後に休薬期間を設けて
接種を行うことがあります。
なお、この休薬期間は一般的には約2週間程度といわれておりますが、
そのお子様の状態や投薬量、投薬頻度によって異なってまいります。

一方、不活化ワクチンの接種をアトピカ投薬中に行うことは禁忌とは
されていませんが、ワクチン接種を行っても充分な免疫が得られない可能性も
あるため慎重な接種が必要とされており、経過を観察しながらワクチンの
接種を行う場合があります。

しかしながらアトピカの投薬を休止することで良好だった皮膚状態が悪化して
しまう可能性を考慮して、状態によっては投薬を休止せず、ワクチンの接種自体を
行わない場合もあります。

■アトピカの副作用について

アトピカは一般的にステロイドと比較して副作用の少ない薬といわれていますが、
以下のような副作用が報告されています。

・ 消化器症状(食欲不振、嘔吐、粘液便、軟便または下痢など)
・ 被毛状態の変化
・ 歯肉肥厚、耳介、肉球および皮膚のいぼ状病変
・ ALT(GPT(肝臓疾患の指標となる数値))の高値  など

上記のような副作用は、発現しない場合もあり、そのお子様の感受性によって
異なります。一般的に投与後、多くみられる副作用が消化器症状になります。
投与が長期にわたるケースでは、肝臓への影響も考慮する場合があります。

■ アトピカの投与方法について
アトピカの投薬方法については、そのお子様の状態などによっても異なりますが、
一般的には一定程度連続投与を行った後、症状の改善がみられた場合には投与回数を
状況に応じて減らしていきます。一定程度の連続投与とは、一般的には4週間程度と
されています。
また、アトピカのみで症状のコントロールが難しい場合は、ストロイドなどと
併用して治療を行う場合があります。
基本的に定期検査などを行いながら、お子様の状況をみながら投与をすることが
必要となります。
さくらちゃんの場合、今までの検査の結果や、現在の皮膚状態、全身状態等が
ワクチン接種や今後の投薬法に密接に関与するかと存じます。したがいまして、
さくらちゃんのご様子をみながら、今後の治療方針やケアの方法、ワクチン接種の
スケジュールなどをかかりつけの先生とご相談頂くことをお勧め致します。

アレルギー性皮膚炎は、飼い主さんの根気と愛情が必要となるお病気ですので、
大変なこともあるかと存じますが頑張ってくださいませ。
いつも応援いたしております。
なお、アニコムではお電話でのご相談も承っております。
お気がかりなことがおありの際は、お電話でのご相談も含め、
お気軽にお声がけくださいませ。

吉井様のご相談のご様子からは、さくらちゃんに対する深い愛情が
伝ってまいります。
吉井様に見守られて過ごせるさくらちゃんは幸せでございますね。
吉井様とさくらちゃんのご健康とご多幸をアニコムスタッフ一同
お祈り申し上げております。
今後とも何卒アニコムを宜しくお願い致します。