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膀胱炎

投稿者:teruterubouzu

投稿日:2013/11/08(Fri) 15:50

No.2558

こんにちは、いつもお世話になっております。
早速ですが、我が家の愛犬は6月に11歳になったチワワの女の子です。2年前の夜、突然血尿が点々と。救急で病院にかかりましたら膀胱炎でした。只今7回目を治療中です。発症して止血剤と抗生剤を服用して1週間後の検査では細菌や血液はなくなっていますが、一ヶ月間抗生剤(外部検査で有効性を確認した薬)を服用して完治します。
さて、今回の相談ですが、発症すると前回と同様の薬をとりあえず処方されますが、この時尿を必ず外部検査へ出されます、この検査は必要なのでしょうか?
また、1ヶ月間、毎週病院で尿検査をしますが、毎週必要なのでしょうか?
2年間で7回の発症は、すでに慢性化しているかと思いますが、なにか治療法はありませんか?
現在、クランベリーなどのサプリは与えていますし、冷えないように気をつけ、水分補給のためドライフードはたっぷりのお湯でふやかして与えています。

Re: 膀胱炎

- 獣医師 阿部

2013/11/11(Mon) 18:57

No.2623

teruterubouzu 様

立冬を迎え、陽だまりが嬉しい今日この頃でございますが、teruterubouzu様におかれましては、
いかがお過しでしょうか。
この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
teruterubouzu様のチワワちゃんは、2年前に突然、膀胱炎になり、現在で7回目の治療中
とのことでございますね。
teruterubouzu様のご心配なお気持ちお察しいたします。
さっそくご案内をさせていただきますが、実際のチワワちゃんのご様子を拝見していませんので、
一般的なご案内となりますことを、何とぞご了承くださいませ。

膀胱炎とは、おしっこを溜めておく膀胱の中で細菌感染などが起き、膀胱に炎症が起こる病気を
いいます。膀胱内に生じた結石や結晶が膀胱の壁を傷つけ、そこに細菌感染と炎症が起こる
こともあります。

症状といたしましては、頻尿(少量のおしっこだけれど、頻繁にトイレに行く)、
排尿姿勢をとるけれどおしっこが出ない、排尿時に鳴く、
おしっこの色が変わる(血が混じったり、膿が混じったり)、というのが一般的であり、
食欲不振、発熱、頻繁に水を飲む、といった症状が見られることもあります。

病院では、顕微鏡でおしっこの検査(細菌感染、結晶の有無等の確認)を行い、
レントゲンで膀胱などに結石などがないかを確認します。
膀胱炎の治療は、抗生剤を用いて細菌の増殖を抑え、血尿が出ているときには止血剤を併用する
方法が多くみられます。

また、原因によっては投薬治療と並行して結晶や結石の治療やケアを行います。
細菌が残っていると、また増殖して、膀胱炎をぶり返してしまう危険性があるので
膀胱炎の治療には抗生剤の長期投与(2-3週間ほど)を行うのが一般的です。

膀胱炎以外にも、頻尿などの症状が見られる病気には以下のものがあります。
・腫瘍
・尿道が曲がってしまう
(会陰ヘルニアや鼠径ヘルニアが起きた際に、膀胱が押されてしまい、尿道が曲がってしまう)
・膀胱結石

排尿回数には個体差がありますが、おしっこが全く出ない、または出にくくなっている、
血尿がでているなど異常に気づいたら早めの受診をお勧めします。
おしっこが丸一日出ていない場合は、急いで受診されることをお勧めします。
また、嘔吐を伴う時には、尿毒症を併発している可能性がありますので、特に急いで受診してください。
受診される際には、可能であればおしっこを持参していただければ、
病院での検査もスムーズになります。
※ 通常であれば、尿としてたんぱく質が代謝された後の物質(アンモニア)は尿として体外に
排出されますが、腎臓の機能が働かなくなることにより、体内に蓄積することによって起こる病態が
尿毒症です。
さて、teruterubouzu様のチワワちゃんですが、膀胱炎の治療を開始されてから、完治と再発を繰り返して
いる様子がみられることから、おそらく膀胱炎が慢性化している可能性が考えられます。

慢性の膀胱炎の原因として、主に3つの病態が関与している可能性があります。
1.再発性感染
抗菌薬によりいったんは膀胱炎の症状が消失し、尿中にも細菌が認められなくなりますが、
治療を中止すると数週間以内に同じ細菌による感染が認められる場合は、深部(腎臓や腎盂など)
に病巣が存在している可能性があります。
2.再感染性感染
初回の治療で膀胱炎は完治したが、その後初回とは違う細菌に感染し、膀胱炎を再発する
可能性があります。このような場合は、感染を防御する働きに異常(クッシング、腎不全、
免疫不全、腫瘍、糖尿病など)がみとめられることがあります。
3.持続性感染
治療を行っても、臨床症状や尿検査の結果が改善されず、膀胱炎が継続している病態をいいます。
細菌が抗菌剤に対して耐性を持っている、抗菌薬の必要量が足りていない、膀胱炎の発生要因が
他にあるなど原因は様々です。

teruterubouzu様のチワワちゃんは外部検査で尿検査をされており、治療中の一ヶ月間は毎週尿検査
をされているとのことですね。尿検査が必要か否か、ご不安に感じていらっしゃるかと思います。
一般的なご案内とはなりますが、参考にしていただければ幸いでございます。

一般的には、膀胱炎の抗菌剤による治療開始から、概ね一週間以内に尿検査を行い、処方した
抗菌剤の効果を確認しながら治療を進めてゆきます。また、膀胱炎の再発を繰り返している場合には、
どの抗菌剤が感染している細菌に効果があるのか、抗菌薬感受性試験によって適切な抗菌剤を
選択する必要があります。
慢性的に膀胱炎をくりかえしている場合には、治療後も予防として抗菌薬の長期投与を行うことも
ありますが、抗菌剤に耐性を持つ耐性菌の出現をひきおこす可能性があるため、尿検査を行いながら
治療の効果を確認する必要があります。
治療期間は病態によってさまざまですが、臨床症状が消失し、治療終了後に尿検査を行い、
細菌感染や異常が認められなくなった場合に治療終了となります。

teruterubouzu様のチワワちゃんですが、尿検査を行いながら治療をすすめられていることから、
かかりつけの先生は、どの抗菌剤が膀胱炎に効果があるのか検査を行うとともに、
処方した抗菌剤の効果を確認しながら治療されているものと思われます。

このように、慢性膀胱炎は様々な要因が関与しているため、まずは深部(腎臓や腎盂など)での
細菌感染や基礎疾患の有無を確認するためにも、身体検査、血液検査、レントゲン、エコー、
尿検査、抗菌薬感受性試験を行い、原因を明らかにすることが必要です。
それでも異常が認められない場合には、抗菌薬感受性試験を行い、感受性のある抗菌薬を長期投与
する治療が多く実施されているようです。

また、日常生活においては、膀胱炎の原因の一つとなるリン酸アンモニウムマグネシウム(ストラバイト)
結晶の予防や、低リン、低マグネシウムの食事を心がけるとともに、ワンちゃんが新鮮な水
をいつでも飲むことが出来るような環境にすることが重要です。
teruterubouzu様は、クランベリーなどのサプリや、水分補給のためドライフードをふやかして与えて
いらっしゃるとのことですね。
寒くなってくると飲水料が減ってくる傾向にありますので、工夫しながらしっかりお水を飲ませて
あげましょう。また、早期発見が重要となってきますので、日頃ワンちゃんの水を飲む量やトイレの回数、
尿色や量などをきちんと確認することが大切です。
少しでもいつもと違う様子がみられましたら、すぐにかかりつけの動物病院へ受診されますようお願
いいたします。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。
チワワちゃんがどうぞお大事にお過ごしくださいませ。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。



工事の騒音によるストレスから猫...

投稿者:Y

投稿日:2013/11/08(Fri) 13:58

No.2553

いつも的確なアドバイスをありがとうございます。

入居しているペット可マンションで外壁工事が始まりました。約1ヵ月かけて、外壁タイルをドリルで砕いて、貼り直すという工事で部屋内に、ズドドドドドドズダダダダダダという凄まじい騒音と振動が響きます。
また、玄関ドアやベランダの塗装工事も同時進行したいとのことで
作業員が部屋内に入って来て、半日程度ペンキ塗りもするとのことです・・・。
ペンキの匂いも部屋に充満するだろうと思います。当方では臆病な猫を2匹飼育しております。1匹は被災猫で、福島県の警戒区域に取り残され可哀想な状態で保護された猫です。
今でも地震の揺れでベッド下に駆け込み、大きな音や、知らない人をとても恐がります。猫は、強いストレスでは、猫伝染性腹膜炎(FIP)を発症する恐れがあると聞きます。軽度のストレスでも、食事を拒否するようになれば、太っている猫は肝リピドーシス。排泄を拒否するようになれば、尿毒症などで72時間で死に至る恐れもあると聞きます。さんざん苦労して来た猫たちに、もうこれ以上の苦痛を味合わせたくありません。管理会社や施工業者と相談して、当方の部屋の壁は最後にしていただき
一番大きな音がする日だけは私が会社を休んで、一緒にいる手はずとなっております。ペットホテルや動物病院へ預けることも考えましたが獣医師の意見では、知らない場所に長期間預けられるよりは
騒音があっても、いつもの自宅にいたほうがまだ良いだろうとのことでした。そこで、ドリルを打ち込まれるリビングから、隣の寝室に私の留守中にも、猫が自由に移動できるように扉を工夫しました。
その寝室には、猫トイレと水入れも用意する予定で
騒音中に少しでも騒音から猫が逃げ込めるようなハウス的なものも作ってやろうと思っております。
(防音効果のある特殊な布団で小さいテーブルなどをぐるぐるまきにして
コタツのような形状にし、そこへ猫が入れるようにと考えております)
また、だめもとですが、有名なレスキューレメディも水に入れて飲ませており
帰宅後はいつもよりふれ合いを多く、遊びも欠かさないようにします。

このくらいの対策しか思いつかないのですが
猫のストレスやストレス性疾患について、本当に大丈夫だろうかと
とても心配で仕事が手につきません・・・。

このように、居住マンションで突然に大規模修繕工事が始まって
猫や犬のストレスをどうしようと悩まれる飼い主さんは多いのではと思います。
重病のペットなどを抱えておられるお宅では本当に大きな悩みになると思います。

工事の騒音から猫を守りたい場合にはどのような方法が考えられるでしょうか?
なにかヒントをいただけますと幸いです。

ペンキ臭・シンナー臭の猫への影...

- Y

2013/11/09(Sat) 01:56

No.2564

本日帰宅しましたら、マンションの共用廊下を防水塗装したようで
自宅の中に、鼻を直撃するようなシンナー臭が充満していました。
急いで換気をして、水入れなどを洗いましたが
3時間たってもまだシンナー臭が消えず、ペットの中でも小鳥や魚は
塗装工事のシンナーが原因で死んでしまうこともあると聞き
元からよく咳をしやすい被災猫が心配でなりません。
来週の日曜には、塗装業者が各部屋に入り
玄関ドアの内側や、ベランダを防水塗装するとのことで
今日以上のペンキ臭やシンナー臭が部屋に充満すると思うのですが
猫を別の場所(勤務先など)に避難させておいたほうがよいでしょうか?
しかし、電車で2時間かけての移動になってしまうということもあり
そこまで神経質にならなくても大丈夫なものでしょうか?

予期せぬ突然の工事で面食らってしまい
どのように対処すればよいか知識が足りなくて
沢山質問してしまい、本当に申し訳ありません。



Re: 工事の騒音によるストレスか...

- 獣医師 山田

2013/11/11(Mon) 17:30

No.2622

Y 様

朝夕冷え込む季節になりましたが、
Y様におかれましてはお元気にお過ごしでしょうか。
この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございました。
早速ご案内をさせていただきますが、実際のご様子を拝見していないため、
一般的なご案内となりますことをご了承ください。

Y様の2頭のネコちゃんは臆病な性格で、
1頭のネコちゃんは福島県の警戒区域に取り残されていて保護されたネコちゃんであり、
今でも地震の揺れや大きな音、知らない人に強い恐怖心を抱いておられるのですね。
その中で、今お住まいの外壁工事の騒音と振動があったり、ペンキ塗りが始まるとのことで、
ネコちゃんに対するストレスや健康面への影響を懸念されていらっしゃるのですね。

Y様がおっしゃるように、ネコちゃんは環境の変化などによるストレスに大変敏感な
どうぶつで、ストレスが問題行動(特に不適切な排泄行動、攻撃行動、常同行動)や
膀胱炎など泌尿器系の病気をひき起こす原因になる可能性もございます。

Y様のネコちゃんたちは、外壁工事の大きな騒音が出ている間、どのようなご様子
でしょうか。
ネコちゃんのご様子でストレスを判断する「キャットストレススコア」というものが
ございます。
体勢、腹、足、尻尾、頭の位置、目、耳、ひげの状態、鳴き声、活動状態について、
それぞれ1〜7までの点数をつけて、それらの総合点をもとにネコちゃんの
ストレス状態を判断するために作られた指標です。

【レベル1】 リラックス状態
おなかを出し、リラックスして寝そべる。手足は、伸びた状態。
目、耳、ひげの状態も普通、尻尾はゆっくり振られているか、リラックス状態。
場合によっては、ゴロゴロ鳴く。

【レベル2】少しリラックス状態
座るか、横に寝そべっているか、背骨を水平状態で立っている。
目、耳、ひげの状態も普通、尻尾もリラックス状態で場合によっては、遊んでいる。

【レベル3】少し緊張状態
お腹を下に座るか、寝そべるか、背骨を水平状態で立っている。
目、耳、ひげの状態は普通、尻尾はやや下向きで頭にも動きが見られる。
時々、鳴いている。

【レベル4】緊張状態
お腹を下に座るか、寝そべるか、または、背骨が後ろの方がやや低い状態で立っている。
目は大きく開かれ、瞳孔もやや大きい。耳は、前か後ろを向き、ひげもやや前向き。
尻尾は体に沿って下向き。時々鳴いたり、逃げようとしている場合もある。

【レベル5】不安状態
お腹を下に座るか、寝そべるか、または、背骨が後ろの方が低い状態で立っている。
手足も低い位置で曲げ、目は大きく開かれ、瞳孔も大きい。
耳の先は横向き、ひげも前か後ろ向き。
尻尾は体に沿って下向き。頭はあまり動かない。唸る場合がある。

【レベル6】強い不安状態
お腹を下に低い位置でしゃがみ、体が震えている場合もある。這うように歩いている
場合もある。手足も頭も低い位置。目は大きく開かれ、瞳孔も大きい。
耳とひげは後ろ向き。尻尾は体に沿って下向き。頭は動かず、唸る場合もある。

【レベル7】パニック状態
お腹を下に低い位置でしゃがみ、体が震えている。頭は体より低い位置で動かず、
その場にうずくまる。目は大きく開かれ、瞳孔も大きい。耳、ひげは後ろ向き、
尻尾は体に沿って下向き。唸る場合もある。

また、イライラしている様子や自分の乳首やお腹を舐めたり、いつもより毛づくろい
が激しい、トイレ以外で排泄を行う、むやみに家具や柱を傷つける、飼い主に噛みつく
などの行動があった場合もストレスを感じている可能性がございます。
この様な行動が見られましたら、やはり環境の変化として、
マンションの大規模修繕工事の影響を受けておられる可能性が高いのではないか
と考えます。

ネコちゃんにとって、逃げ込んで身を隠す場所があるということは
ストレスのある状況下においてたいへん重要で、望ましいことでございます。
Y様におかれましては、日中にネコちゃんがY様の寝室に自由に移動できるように
扉を工夫したり、騒音からネコちゃんが逃げ込めるようなハウスなども作る予定との
事ですね。
そして帰宅後はいつもよりふれ合いを多く、遊びも欠かさないようにしていらっしゃる
との事ですので、ポイントはすでにつかんでいらっしゃり、手はずを整えていらっしゃる
と思います。
このようにY様に守られているネコちゃんたちは本当に幸せでいらっしゃいますね。
ネコちゃんたちのことがたいへん心配な一ヶ月ですが、
Y様が一緒にいらっしゃるとき、音や振動がするときもなるべく平然となさることで、
Y様の様子から、「大したことでないかもしれない」とネコちゃんたちに感じさせることも
重要かと存じます。

Y様のかかりつけの獣医さんの意見では、ペットホテルなど、知らない場所に長期間
預けられるよりは騒音があっても、
慣れ親しんだ自宅にいたほうが良いとの判断だったとの事ですね。
ネコちゃんにとって、見ず知らずであったり
慣れない場所で過ごすことは大きなストレスになります。
もし万が一、ネコちゃんを別の場所に一時的な移動させる場合、
やはり移動や環境の変化などのストレスがついてまいります。
騒音や振動であれば、先生がおっしゃる通り、長時間預けられるよりも、
Y様がなさっていらっしゃるように、少しでもご自宅でネコちゃん達が過ごす環境を整えて
あげる方がよろしいかと思います。
また、次にY様がご心配されているストレスと病気との関連等につきましてご案内させて
いただいております。ご参考にしていただければ幸いでございます。

【猫伝染性腹膜炎のウイルスについて】
Y様がご心配されている猫伝染性腹膜炎のウイルスは、猫コロナウイルスが突然変異
したものです。『コロナウイルスを持っている=確実にFIPを発症する』ということでは
ありません。猫コロナウイルスの感染により、軽度な下痢などを示すこともありますが、
無症状なことも多いウイルス感染症です。
猫コロナウイルスに感染した一部のネコちゃんで猫伝染性腹膜炎を発症すると
いわれています。
発症のメカニズムの詳細はまだ完全には解明されていませんが、
ネコちゃん側の要因として1免疫状態、2遺伝的要因、3猫白血病や猫エイズなど
他のウイルス感染の有無、4生活上でのストレス、
コロナウイルス側としては1病原性、2感染量、3感染経路、などが関与して
いるのではないかと言われています。
ストレスのみで猫伝染性腹膜炎を発症するわけではなく、
様々な要因が複雑に関与した結果、ウイルスが突然変異を起こして発症する可能性
が出てきますので、今回の外壁工事の騒音や振動などのストレスで
必ずしも猫伝染性腹膜炎を発症するわけではありませんのでご安心ください。

【肝リピドーシスについて】
ストレスから胃腸障害をおこす可能性や、全く食事をとらなくなってしまう可能性
もゼロではありません。ネコちゃんの肝リピドーシスは、肝臓に過剰な脂肪が
たまるために肝臓が正常に機能しなくなる病気で、
太ったネコちゃんで多くみられる病気です。
肝リピドーシスは、栄養障害や脂質の代謝異常、ホルモン異常、ストレスなどが引き金
となって起こるといわれていますが、
はっきりとした原因は不明なケースがほとんどです。
過剰な脂肪が肝臓に蓄積され、肝臓の組織が脂肪に置き換わることで引き起こされると
言われています。
二週間以上の食欲不振や慢性的な栄養失調が続き、たんぱく質が不足した状態になると、
体の中の脂肪代謝が阻害され、それが引き金となって脂肪肝を発症することがあります。
一般には、絶食が一週間続くと危険と言われていますが、太ったネコちゃんでは、
肝臓に送られる脂肪の量が多くなるので、やせているネコちゃんより早く
肝リピドーシスになりやすいと言われています。

【尿毒症について】
ストレスで排尿を我慢してしまった場合、膀胱炎や尿石症などをひきおこす可能性が
ございます。
尿石症となり、尿結晶や尿結石で尿道が詰まってしまい排尿ができない場合、
腎臓に負担がかかり、尿毒症を引き起こす可能性もございます。
ネコちゃんが排泄したい時に、大きな騒音などがあり、落ち着いてトイレが
できなかった場合などは、どうしても排泄を我慢してしまいがちになるかもしれません。
しかし、夜中まですっと騒音が続いているわけではないかと思いますので、
夜、工事が終わり排泄をいつも通りに行える環境が整い、排尿が出来たらなら、
尿毒症を引き起こすほど腎臓に負担はかからないのではないかと思います。

引き続き、ネコちゃんたちの様子をよく観察していただき、
食欲・元気・排尿・排便の有無、尿や便の状態がいつもと同じ状態かなど
ご確認いただき、何か小さな異常でも認められた場合には、
かかりつけの先生にその様子をご相談していただく事をお勧めいたします。

【ペンキ臭やシンナー臭について】
マンションの共用廊下の防水塗装後に、鼻を刺すようなシンナー臭が充満していた
のですね。
来週の日曜には、塗装業者が各部屋に入り玄関ドアの内側や、ベランダを防水塗装
する予定もあり、ペンキ臭やシンナー臭が部屋に充満することでネコちゃんの
健康面への影響に不安を抱かれていらっしゃるのですね。

防水塗装の原料がどのようなものかにもよるかと思いますが、
シンナー臭がしたという事から、有機溶剤などが用いられている可能性が考えられます。
有機溶剤は、他の物質を溶かす性質を持つ有機化合物の総称です。
有機溶剤は常温では液体ですが、一般に揮発性が高いため、蒸気となって呼吸を通じて
体内に吸収されやすく、
また、油脂に溶ける性質があることから皮膚からも吸収されると言われています。
過剰にどうぶつが有機溶剤を吸入した場合 興奮や運動. 失調などを呈することも
あるようです。
室内で使用する塗料選びについては、ネコちゃんの健康面への影響を考慮し、
外壁工事の業者に使用するペンキを伺った上で、
かかりつけの獣医さんに、その薬品での中毒の可能性をご相談いただくと
よろしいでしょう。
また、業者にもご自宅内には2頭のネコちゃんがおり、1頭は咳が出やすい為、
刺激が比較的少ない塗料での工事が可能かどうかご確認いただくのも方法では
ないでしょうか。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
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平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

無事に工事が終わって、Y様とネコちゃんたちの穏やかな時間が戻りますよう
お祈りをいたしております。
Y様におかれましても、くれぐれもお体ご自愛ください。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。



膀胱炎でしょうか?

投稿者:ももままん

投稿日:2013/11/08(Fri) 09:50

No.2548

いつもお世話になります。3才の雌猫ですが年に2、3回ほど膀胱炎のような症状(少量のオシッコのみ、何度もトイレに行く、吐く)がでますが翌日には落ち着いています。2,3日もすると元気になりますので診察は受けたことがありません。猫はよく吐くとは伺いますがこのような症状もよくあることでしょうか?
初めての猫飼いなのでよろしくお願いします。

Re: 膀胱炎でしょうか?

- 獣医師 吉村

2013/11/08(Fri) 18:50

No.2562

ももままん 様

日増しに秋が深まってまいりましたが、ももままん様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。

ももままん様のネコちゃんが年に2、3回ほど膀胱炎のような症状になり、
吐き気も見られるけれど次の日には症状が落ち着き、2、3日で元気になるということですね。
さっそくご案内をさせていただきますが、実際のネコちゃんのご様子を拝見していませんので、
一般的なご案内となりますことを、何とぞご了承くださいませ。

膀胱炎は、ネコちゃんの泌尿器系の疾患では最も一般的な疾患です。
膀胱炎とは、おしっこを溜めておく膀胱の中で細菌感染などが起き、膀胱に炎症が起こる病気をいいます。
膀胱内に生じた結石や結晶が膀胱の壁を傷つけ、そこに細菌感染と炎症が起こることもあります。

症状といたしましては、頻尿(少量のおしっこだけれど、頻繁にトイレに行く)、
排尿姿勢をとるけれどおしっこが出ない、排尿時に大声で鳴く、
おしっこの色が変わる(血が混じったり、膿が混じったり)、というのが一般的であり、
食欲不振、発熱、頻繁に水を飲む、といった症状が見られることもあります。
ももままん様のネコちゃんは、2、3日で症状が改善するとのことですが、
膀胱炎の場合、治療をせずにこれらの症状が2、3日で落ち着くというのは、
あまり一般的ではありません。

オシッコの変化がみられるなどの症状で通院をなさると
病院では、顕微鏡でおしっこの検査(細菌感染、結晶の有無等の確認)を行い、
レントゲンで膀胱に結石などがないかをまず確認します。
膀胱炎の治療は、抗生剤を用いて細菌の増殖を抑える場合が多いです。
また、原因によっては投薬治療と並行して結晶や結石の治療やケアを行います。
細菌が残っていると、また増殖して、膀胱炎をぶり返してしまう危険性があるので
膀胱炎の治療には抗生剤の長期投与(2-3週間ほど)を行うのが一般的です。

膀胱炎以外にも、頻尿などの症状が見られる病気には以下のものがあります。
・腫瘍
・尿道が曲がってしまう
(会陰ヘルニアや鼠径ヘルニアが起きた際に、膀胱が押されてしまい、尿道が曲がってしまう)
・膀胱結石

排尿回数には個体差がありますが、おしっこが全く出ない、または出にくくなっていることに
気づいたら早めの受診をお勧めします。
おしっこが丸一日出ていない場合は、急いで受診されることをお勧めします。
また、嘔吐を伴う時には、尿毒症を併発している可能性がありますので、特に急いで受診してください。
受診される際には、可能であればおしっこを持参していただければ、
病院での検査もスムーズになります。
※ 通常であれば、尿としてたんぱく質が代謝された後の物質(アンモニア)は尿として体外に
排出されますが、腎臓の機能が働かなくなることにより、体内に蓄積することによって起こる病態が
尿毒症です。

さて、ももままん様のネコちゃんの場合、症状が出ても2、3日中には元気になるとのことですので、
頻尿の原因は、膀胱炎とは違うところにある可能性も考えられます。
例えば、うんちが出にくいなどの症状がある場合、何度もトイレに行くような仕草が見られ、
いきむ際におしっこが出てしまう、ということもあります。
一時的にうんちが出にくい場合は、食事内容の変更や環境の変化、
毛や異物などの摂取が原因と考えられ、
うんちが出てしまうと、すっきりと症状が無くなることが多いです。
ただし、吐き気を伴う場合には、異物が消化管に詰まってしまっている可能性などもありますので、
病院を受診されることをお勧めいたします。

ももままん様がおっしゃるように、ネコちゃんはグルーミングの際に毛を飲み込んでしまい、
毛玉を吐いてしまうといったことがよくあります。
たまにであれば、あまり心配はいらないかと思いますが、
頻繁に吐く、毛玉以外のものを吐く、食欲が落ちる、など、
他の症状が伴うようであれば、毛玉以外の原因が考えられますので
病院を受診されることをお勧めいたします。

いずれにしろ、次回同じような症状(頻尿と嘔吐など)が出た場合は、
一度病院を受診し、原因を調べておくと安心かと思います。

これからの季節、寒くなってくるとネコちゃん達は飲水量が減るので、
おしっこの濃度が濃くなり、膀胱の中に結晶が作られやすくなるため、膀胱炎になる子が
増えてきます。
水分が十分に摂取できるように、適切な食事や、新鮮なお水をいつでも飲めるような環境を作ることが
予防に繋がります。
お食事に関していえば、例えばドライフードより、ウェットフードのほうが水分を摂取することができます。

ネコちゃんのいつものおしっこの回数、いつものうんちの回数、いつもの飲水量、いつもの食事量
を把握しておくことは、何か異常があったときに早期発見をする手助けになります。
一度ネコちゃんの調子のいいときに、
ももままん様ネコちゃんの「いつも」をご確認いただけるとご安心かと思います。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。



なんでも食べてしまいます

投稿者:ひでおばちゃん

投稿日:2013/11/06(Wed) 22:39

No.2512

11月15日で6ヶ月になります。8月20日に我が家の家族になりました。最初はシートに下に敷いた新聞紙を食べました、次はおしっこシートを食べ始めました。シートが直接触られないようにメッシュのカバーや網等などあらゆる手をつくしていますが、爪を使い器用に網の間からシートをかき出し食べてしまいます。私が外出した時は特にひどくシートがみじん切りになりどれだけ食べたのか全くわからないほどです。その日のうんちから白いものが出てきて泣きたくなります。あの手この手で食べないように苦労していますが、ちょっとノイローゼ気味です。とにかく何でも食べてしまうので寝る処にも何も置かれず、これから寒くなるのにクッションも置いてやることができないと悩んでおります。

Re: なんでも食べてしまいます

- ドッグライフカウンセラー 三留

2013/11/08(Fri) 14:02

No.2554

ひでおばちゃん 様

木々が色づき、秋の深まりを感じる頃でございますが、
ひでおばちゃん様におかれましては、いかがお過しでしょうか。
この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
早速、ご案内をさせていただきますが、実際のご様子を拝見しておりませんので、
一般的なご案内となりますことをご了承くださいませ。

もうすぐ6か月をお迎えになられるひでおばちゃん様のワンちゃんが、
新聞やトイレシートを口にしてしまうのですね。
手を尽くしていらっしゃるのに口にしてしまうワンちゃんのご様子に戸惑われるお気持ち、
お察しいたします。
子犬ちゃんの時期は好奇心も旺盛な時期ですし、歯も生え変わりのためむず痒く、
手当たり次第、さまざまなものを噛んで多くのワンちゃんが飼い主様を戸惑わせます。

ワンちゃんが新聞やトイレシーツを口にしてしまったとき、ひでおばちゃん様は、
どのような対応をなさっているでしょうか。
ワンちゃんは、自分がした行動の前後の周囲の状態を大変よく見ており、
この経験をもとに、次の行動を選択します。
例えば、新聞やシートをかじったときに、ご家族が振り向く、「ダメ」などと声をかける
というご様子を「構ってもらえた」と思った経験があると、
「構ってもらうためには、かじればいい」ということになってしまい、
叱っているつもりでも、ワンちゃんにとってのご褒美を与えることになってしまいます。
「かじってはいけない」、「かじっても、いいことがない」「かじらないでいたら、いいことがある」と
ワンちゃんにしっかりと示すため、トイレシートを引き出して口にしているときは、
走り寄ったり、振り向いたりせず、たくさん声をかけたりせず、
低い落ち着いた声で、「ダメ」などのご家族で決めた言葉でしっかりと叱ります。
止めたら、「いい子ね」と明るく褒めてあげましょう。
ポイントは、とにかく落ち着いて、低い声で毅然と叱ることです。

また、ワンちゃんがシートをかじってしまい、シートを片付けるためなどで、
ワンちゃんをケージから出したり、オモチャを与えたりすることもワンちゃんにとってのご褒美に
なってしまうことがございます。
お出かけからご帰宅なさったときなど、ぐちゃぐちゃになっている様子をご覧になられると
悲しくなってしまいますが、このときもかえって知らん顔をなさったほうが
望ましいでしょう。

いつもかじる場所には、まずい味のものを塗っておく、かじったときに嫌な音をさせるなど、
かじったとき嫌な経験をさせる「天罰方式」も一つの方法でございます。
嫌な味がするものとしては、ワンちゃんのいたずら予防のためにいろいろな商品が
ペットショップさんで販売されていますので、このような商品をご利用なさるのもよろしいでしょう。
この場合、嫌なことを起こすのは、大好きな飼い主様ではないと思わせることが重要です。
また、メッシュタイプのトイレも様々なタイプのものがありますので、
目が細かくて、爪を入れる隙間のないものもあるかもしれませんし、
布製のペットシートもございますので、一度ペットショップさんにご相談なさっても
よろしいかもしれません。

好奇心などからいたずらをしているうちに、かじることそのものが面白くなってしまうことも
多いようです。特に畳など、かじった後、形状がかわったり、クッションのようにかじると
中から物が出てくることが、楽しくて仕方がないという様子を見せるワンちゃんは多くみられます。
ワンちゃんは、どうやら中から物が出てくるタイプのものが好きなご様子ですので、
ケージの中に入れる防寒対策のものも、ばらばらにし辛い目の細かいバスタオルなどになさった
ほうがよろしいかもしれません。
噛みたいという本能を満たしてあげるためにも、かじっていいオモチャをお与えになられたり
お留守番のときは、コングなどのように、遊びながら中から食べ物が出てくるようなものを
お与えになられてもよろしいでしょう。

さて、ワンちゃんのお散歩は一日にどのくらいなさっていますでしょうか。
元気いっぱいな時期ですので、エネルギーを十分に発散することで、お家でのいたずらが
和らぐことも多くございます。
紅葉を愛でながらのお散歩が楽しい時期でもありますので、
秋の陽射しを浴びて、お散歩を通してのコミュニケーションを楽しんでいただければと存じます。
また、お留守番の予定がおありのときも、ひでおばちゃん様がお出かけをなさる前に
長めのお散歩をしていただくと、「心地良い疲れにうとうとしていたら、ママが帰ってきた」
というようになってよろしいかもしれません。

なお、どうぶつ相談室の以下の記事には、異物を口にしてしまったときの対処等が
載っておりますので、よろしければご参考になさってください。
http://www.anicom-page.com/labo/2012/04/post-430.html
「異物を誤飲したときの対処について<お家の中にあるもの編>」

大変ではございますが、いつも心から応援いたしております。
アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。
健康管理の難しい時期でございますが、ひでおばちゃん様におかれましては
くれぐれもお体ご自愛くださいませ。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。



お風呂での本気噛みについて

投稿者:ともやん

投稿日:2013/11/06(Wed) 00:10

No.2470

チワワ×Mダックス(♂8か月)がお風呂嫌いで困っています。月日が経つほど激しく抵抗するようになりました。
いつもお湯をかけはじめただけで、ガルルルと歯をむき出し噛みついてくるのです。シャンプーを手に取り体を洗おうとすると本気で噛みます。いつも家族総出で他に気を向かせながら何とか済ませています。
普段の生活では本気で噛むことは無く、「おすわり」や「待て」などの指示もきちんと聞きます。でも噛むという行為を飼い主にするのは、本当はリーダーと認めていないからなのでしょうか。
噛まない子にするために、普段から私たち家族が接し方をどう改善していったらいいでしょうか?

Re: お風呂での本気噛みについて

- ドッグライフカウンセラー 三留

2013/11/07(Thu) 16:02

No.2526

ともやん 様

立冬を迎え、陽だまりが嬉しい今日この頃でございますが、
ともやん様におかれましては、いかがお過しでしょうか。
この度は、ご相談をいただきまして、誠にありがとうございます。
早速、ご案内をさせていただきますが、
一般的なご案内となりますことをご了承くださいませ。

9ヶ月のともやん様のワンちゃんが、シャンプーのときにご家族を噛んでお困り
とのことでございますね。
ワンちゃんは意外と恐がり屋さんで、たいてい幾つか、嫌いなこと、怖いことを
持っているようです。ワンちゃんが嫌いなことを強いられるとき、怖くて仕方が
ないとき、噛んで何とか止めよう、自分を守ろうとすることがございます。
特にこれまでに「噛んだら止めてもらえた」というような経験があると、
その傾向が強くみられます。
愛情をかけて過ごしているワンちゃんが噛む様子をご覧になられると
ともやん様がおっしゃるように、リーダーとして認めていないのではないかと
心配になってしまいますね。
しかしながら、嫌なことや怖いことから逃れたくて噛んでしまう状態は、
過去の経験などから、噛めば逃れられるとワンちゃんが思っているのだと思われます
ので、ともやん様におかれましては、リーダーとして自信をお持ちいただき、
堂々と振舞っていただければと存じます。

ワンちゃんを嫌いなことに慣らしていくためには、
嫌いなことを、好きなことに結びつけながら、少しずつ慣らしていくことが
大切でございます。
シャンプーの時間をワンちゃんの好きなこと、楽しいことに、結びつけながら、
時間をかけて、徐々に慣らしていってあげましょう。
また、シャンプーの時間がご家族の皆様にとっても、気が重くなる時間になって
しまっているのではないでしょうか。
たいへんではございますが、憂鬱な気持ちはどうしてもワンちゃんにも伝わって
しまいますので、できるだけリラックスをなさって、
楽しげな雰囲気を作ってあげましょう。

ともやん様のワンちゃんが、もし、お風呂場に近づくだけで「嫌だな」という
ような表情をするのであれば、
まずは、その辺りの場所で遊んであげたり、オヤツを与えたりなさることから
始まるのもよろしいでしょう。
だんだんその場所に対するイメージが良くなってきたら、
お風呂場でも同じように、何か好きなことをしていただき、
お風呂場のイメージを良くしていきましょう。

お風呂のお湯をシャワーヘッドからワンちゃんに直接かけると
びっくりしてしまったりすることもございます。
ともやん様が一度手にシャワーのお湯を当てていただき、温度を調節し、
湯圧を和らげてからそっと「お利口ね」と声をかけながらかけてみては
いかがでしょうか。

シャンプーの間、もうお一人の方がワンちゃんの気持ちをそらしていらっしゃる
ご様子でございますね。そのような方法も望ましく存じます。
気をそらすときには、ワンちゃんの大好きなオモチャなどをご利用いただくと
よろしいでしょう。
また、シャンプーの後にワンちゃんの大好きな遊びをなさったり、
ご褒美をあげたりなさってもよろしいでしょう。

最初のころはお湯に慣れるだけにしておき、少し慣れてからシャンプーを
つけてみるようになさってもよろしいでしょう。
シャンプーをおつけになるときも、ワンちゃんが気付かないうちに、「撫でられて
気持ちがいいなと思ったらシャンプーが付いている」という感じで進めて
いただいてはいかがでしょうか。
ワンちゃんにとって、「目の前を物が降りてくる」という状態はたいへん脅威を
与えてしまいます。シャンプーのときも、また日常生活のお世話のときも、
ワンちゃんの頭の上から手を振り下ろす状態を作らないなど、
人の手にびっくりしたり、人の手が怖いというような状況を作らないことも
重要でしょう。
シャンプー中、ワンちゃんがご家族を噛んだときなのですが、ワンちゃんの
興奮状態のときほどテンションを下げていただくことが重要でございます。
叱るときは高い声や大きな声ではなく、低くて落ち着いた声で、毅然とした
トーンで叱るようにしましょう。
何がいけないかを的確に教えるため、噛んだ瞬間に叱る必要がございます。

万が一、決まった部位を触ったところを触れたときにワンちゃんが嫌がるようで
あれば、お体に痛い部位がある可能性が考えられますので、獣医さんの診察を
お受けいただくことをお勧めいたします。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。
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0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
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土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

落ち葉を踏みしめて歩くお散歩が楽しい季節でございますね。
ワンちゃんのお健やかなご成長をお祈りいたしております。