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腎臓病
投稿者:チヒロ
投稿日:2012/10/05(Fri) 02:17
No.1689
うちの愛犬は、獣医さんから、尿たんぱくがでてると言われ食事は 腎臓サポートというものにしています。今更になってしまいますし、言われた当時は専門的な説明を聞いてもあまり理解できずにいました。そこで質問なのですが、尿たんぱくがでてるとは、どういうことなんでしょうか?また、当然でしょうけど、今、腎臓サポートをたべさせてるので腎臓病の一種としていいんでしょうか?
Re: 腎臓病
- 獣医師 岸田
2012/10/05(Fri) 16:34
No.1695
チヒロ様この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。ワンちゃんの尿たんぱくについてのご相談でございますね。お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、一般的なご案内となりますことをご了承ください。尿検査で尿たんぱくが認められた場合、それが少量の場合には特に問題がない場合もあります。特に、飲水量や排尿回数が少なく、尿が濃く濃縮された状態で排泄された場合には尿たんぱくが少量認められることがあり、それは特に体の異常を示しているわけではありません。また、激しい運動や発熱などによっても一時的なたんぱく尿が認められることがあります。しかしながら、濃縮された尿(尿比重が高い尿)でも尿たんぱくが大量に認められたり、薄い尿(尿比重が低い尿)で尿たんぱくが少量であっても認められる場合には、何らかの体の異常に伴って尿たんぱくが出ている可能性がありますので、その原因を精査する必要があります。血液中には様々なたんぱく質が存在していますが、分子量の大きなたんぱく質は、通常、腎臓の中の糸球体という濾過器の役割を果たす部分を通過することができないため、尿中に排泄されることはありません。また、分子量の小さなたんぱく質は一度糸球体で濾過されますが、腎臓の中の尿細管という部分でその大部分が吸収されますので、尿中に排泄されるのはごく少量です。しかし、腎臓に障害が起こって、糸球体や尿細管の機能が低下すると、たんぱく質の濾過や吸収に問題が起こり、尿中にたんぱく質が出てくるようになります。また、たんぱく尿は腎臓の障害以外にも起こることがあります。多く見られるのは、尿路系の出血や炎症です。オシッコは腎臓でつくられ、尿管、膀胱、尿道を通って排泄されますが、その間の尿路系に出血(結石や腫瘍などによる)や炎症があると、血液中のたんぱく質や炎症産物などに含まれるたんぱく質が尿中に増加しますので、尿たんぱくが検出されます。男の子のワンちゃんの場合は前立腺や精巣、女の子のワンちゃんの場合は子宮や膣の炎症でも尿中に血液や炎症産物が混ざり、尿たんぱくが検出される可能性もあります。チヒロ様のワンちゃんは尿たんぱくがでているため、主治医の先生から腎臓サポートのお食事を処方されていらっしゃるとのことですね。おそらく、様々な検査の結果、一時的なたんぱく尿や出血、炎症に伴うたんぱく尿の可能性は低く、腎機能の低下に伴うたんぱく尿である可能性が高いという診断であったのではないかと思います。一言で「腎臓病」と言っても、様々な種類の病気があります。その原因や、尿中に出ているたんぱく質の量によっても、それぞれ治療法や予後が異なってきます。どのような原因で尿たんぱくが出ている可能性が高いのかを主治医の先生によくご説明いただき、ご納得された上で治療をお受けになっていただければと思います。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、ぜひご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります季節の変わり目で風邪がはやっているようですので、お身体に気をつけてお過ごし下さい。ワンちゃんもどうぞお大事になさってください。今後ともアニコムをよろしくお願い申し上げます。
ワクチンと抗体検査
投稿者:nontanpe
投稿日:2012/09/25(Tue) 23:29
No.1672
お世話様です。去年はよく体調を崩していたので、ワクチンをする機会を逃してしまったのですが、今年はいよいよワクチンをしておいたほうがいいのかと考えています。愛犬は今は完全室内犬になっており、年に数回、実家の庭で遊ばせる程度です。皮膚病もありアレルギーも心配なのと、前にのみダニ除けのスポットをした直後に具合が悪くなってからは、もう使っていません。今までにワクチンをしてきて具合が悪くなったことはまだないですが、できればやりたくないのが本音です。今回ワクチン接種前に、抗体価検査をしてみようとも考えていますが、抗体価検査と抗体検査の違いは何でしょうか?検査をするには入院が必要なのでしょうか?検査料はどの程度かかるのでしょうか?今回ワクチンをやるとしたら、庭遊びでねずみが出るかもとのことで、9種をすすめられています。レぷトだけ単独もあるとは言われましたが、単独だと費用が割と高いそうで、やるなら他のも一緒のほうが価格的にもとは教えていただきましたが、種類が多いと体への負担も気になります。
Re: ワクチンと抗体検査
2012/09/27(Thu) 18:21
No.1676
nontanpe様この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。ワンちゃんのワクチン接種と抗体価の検査についてのご相談でございますね。お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、一般的なご案内となりますことをご了承ください。ワクチンを接種すると体の中で免疫応答が起こり、それぞれのウイルスや細菌に対して抗体がつくられます。抗体は、その病原体が体内に侵入してきたときに病原体と闘って、感染を防いだり、重症化を防ぐ役割を果たします。ワクチン接種を行った時に体内にどれだけの量の抗体がつくられ、それがどの程度の時間持続するかはそれぞれのワンちゃんによって大きく異なりますが、体の中の抗体の量を調べることで、その時点での感染に対する防御力を知ることができ、ワクチン接種の必要性があるかどうかを判断する一つの目安となります。血液中に含まれる抗体の量は、抗体価という指標で表されます。抗体検査と抗体価検査の違いですが、同義で使われているケースも多いようです。正確には、血液中にどれくらいの量の抗体があるかを定量的に調べるのが抗体価検査です。抗体価検査も抗体検査の一つですが、抗体検査にはその他にも、抗体があるかないかのみを調べる検査(抗体陽性か陰性かのみがわかる検査)なども含まれ、病原体に感染しているかどうかを知りたい時などに行われます。ワクチン接種の必要性を知るためには、抗体価検査が必要になります。それぞれの病原体に対する抗体の量(抗体価)が、感染を防御できるレベルの量まであれば、その病原体が体内に入ってきても十分に闘える可能性があるということですのでワクチン接種を行う必要性はなく、抗体価がそれよりも低い場合には、その病原体に感染し重症化する可能性が高いということですので、ワクチン接種を行った方がよいという目安になります。検査は血液で行いますので、必要な処置は採血のみですので、普通に採血をさせてくれるワンちゃんであれば、通常入院は必要ありません。検査料につきましては、それぞれの病院で異なってきますし、検査にかかる費用に加えて、採血料や外注に出すための検体輸送料などもかかる可能性がありますので、検査を受けられる病院さんにお聞きになってください。必要な抗体価をすべて調べるためには、ワクチン接種よりも金額がかかってしまうことがあるとも言われています。nontanpe様のワンちゃんは、かかりつけの先生から9種混合のワクチンをすすめられているけれども、種類が多いことで体への負担をご心配されていらっしゃるとのことでございますね。近年ワクチンの過剰接種の弊害についての指摘がされることもあり、今まで日本で行われてきた1年に1回の追加接種についても賛否両論、様々な議論がかわされています。現在のところ、ワクチン接種とその影響が疑われる病気とのはっきりした因果関係が証明されているわけではなく、ワクチンの追加接種の必要性やその間隔についての統一見解も出されていません。理想的なのは、できる限り不必要な追加接種を防ぐために抗体価検査を行い、抗体価の低い病原体に対してのみ追加接種を行って免疫力を維持していくことだと思います。しかしながら、実際に抗体価検査を行っている病院さんの数はまだ多くはなく、また、日本のワクチンは5種以上の混合ワクチンとして使用されることが主流であるため、抗体価の低いものや必要なものだけを単身あるいは種類の少ないワクチンとして接種しようと思っても、そのようなワクチンを扱っていない病院さんが多かったり、あっても割高になってしまうケースが多いのが現状のようです。ワクチンの副作用で最も心配されるものに、ワクチンに対するアレルギー反応があります。ワクチンアレルギーはワクチンに含まれる何らかの成分(ウイルスの培養液や添加物など)に対して反応して起こりますが、比較的多いのが、不活化ワクチンの効果を高めるために添加されるアジュバントという成分に対して起こるアレルギーです。5種混合ワクチンに含まれる病原体は生ワクチンといって、アジュバントを必要としないものですが、レプトスピラとコロナウイルスの一部は不活化ワクチンであるため、アジュバントが添加されています。そのため、それらを含むワクチンは、5種以下のワクチンに比べてアレルギー反応が起こる確率が高くなっています。(アジュバント以外のものに反応して起こるアレルギーもありますので、 5種以下のワクチンでアレルギー反応が起こらないというわけではありません。)レプトスピラは重症化すると死亡することがあり、人にも感染する怖い伝染病ですが、発生には地域差があり、感染のリスクや予防の必要性は生活環境にもよって異なってきます。アレルギーを起こす確率と、病気にかかってしまう確率と比較することは難しいですが、よくご検討された上で接種されるかをお決めになって下さい。なお、レプトスピラは予防接種を行っても抗体価が持続しづらく、接種後半年から1年で防御に必要なレベルを下回ってしまうことがあり、免疫力を持続させるためには初年度の2回接種と、少なくとも1年に1回は追加接種を行うことが推奨されています。どのような治療にも、メリットとデメリットがあり、ワクチン接種も同じだと思います。できるかぎりリスクを減らして最大限のメリットを得るためには、どのようなワクチンをどのように接種していくか、主治医の先生とよくご相談され、お決めになって下さい。ようやく涼しくなってきましたが、寒暖の差が大きい日が続いています。nontanpe様もワンちゃんもお身体に気をつけてお過ごし下さい。アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、ぜひご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。今後ともアニコムをよろしくお願い申し上げます。
- nontanpe
2012/10/04(Thu) 20:39
No.1688
詳しくご説明いただきありがとうございました!かかりつけの先生に早速相談してみようと思います。またご相談させてください。大変参考になりました!
2012/10/05(Fri) 15:18
No.1694
nontanpe 様この度はご丁寧にご返信をいただきありがとうございます。nontanpe様の温かな愛情に包まれてワンちゃんは幸せでございますね。nontanpe様とワンちゃんが笑顔いっぱいの日々をお過ごしになられますことを心からお祈りいたしております。お気軽にまたお声掛けください。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。
毛玉を吐いた
投稿者:らぶ
投稿日:2012/10/02(Tue) 19:45
No.1683
昨日夕方トリミングに行きました。今日昼前 どんぐりのような物を吐きました。外にお散歩は行ってないのにおかしいと思いよく見るよ、自分の毛玉でした。トリミングの最中に食べてしまったのでしょう。 体も2キロとちいさいのに どんぐりほどの毛玉を吐いたのでびっくりしました。このまま様子をみて大丈夫でしょうか?
Re: 毛玉を吐いた
- 獣医師 田村
2012/10/04(Thu) 15:06
No.1687
らぶ 様この度はご相談をいただき誠にありがとうございます。らぶ様のワンちゃんが、トリミングに行かれた翌日に毛玉を吐き、ご心配なさっていらっしゃるとのことでございますね。早速ご案内をさせていただきますが、実際のご様子を拝見していないため、一般的なご案内となることをご了承くださいませ。ワンちゃんは、ネコちゃんのように頻回に自身の体を舐めてグルーミングを行うことはほとんどありませんので、飲み込んだ抜け毛が毛球となり嘔吐を伴うようになることは、ネコちゃんに比べると少ないでしょう。それでも、喚毛期に脱毛が多いワンちゃんや皮膚病などで脱毛が多いワンちゃんの場合は、脱毛した被毛を沢山飲み込んでしまうことで、嘔吐の症状が起こることもみられます。また、らぶ様のワンちゃんが一般的に喚毛が少ない犬種であり、特に皮膚の痒みや脱毛などはなく吐物の中に毛が混ざっていたというのであればそれはやはりトリミングで毛をなめてしまったことにより毛玉を吐いたのかもしれません。らぶ様のワンちゃんは毛玉を吐いた後、食欲は、どうでしょうか。嘔吐を繰り返してはいないでしょうか。毛玉を吐き出したのが1回だけで、その後食欲もあり、元気もいつも通りであれば様子を見ていただくとよろしいかと存じます。毛玉を吐き出すのを繰り返す、食欲や元気もないといった様子であればかかりつけの先生にご相談されることをお勧めします。次回のトリミングに行かれる際に今回の事をお伝えいただき、ワンちゃんがトリミングを行っている際に体を舐めていないか様子をみてもらうとよろしいかもしれません。なお、アニコムは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、お気軽にご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。気温の差が激しく体調を崩しやすい時期でございます。らぶ様におかれましてはお身体ご自愛くださいませ。ワンちゃんもお大事になさってください。今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。
- らぶ
2012/10/05(Fri) 08:44
No.1690
ずっと食欲もなく心配でしたが昨晩からご飯をたべるようになりました。トイプードル1歳半で皮膚病もなく健康なので毛がぬけることはありません。次回のトリミング時には今回のことを伝え 切った毛をなめないようにお願いしようと思います。適切なアドバイス ありがとうございました。
2012/10/05(Fri) 15:17
No.1693
らぶ 様この度はご丁寧にご返信をいただきまして、誠にありがとうございます。ご飯も食べるようになられ、本当によろしかったですね。らぶ様の愛情に包まれて過ごすトイプードルちゃんの幸せそうな笑顔が目に浮かぶようでございます。らぶ様におかれましては、トイプードルちゃんと素敵な秋をお過ごしください。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。
トイレのしつけにつきまして
投稿者:やぐ
投稿日:2012/10/01(Mon) 17:45
No.1681
今10ヶ月です以前はおしっこ、8割がたトイレでしてくれていました散歩時におしっこをさせたくないため、早足で歩いたり、おしっこポイントをガードしているうちに、歩きながらおしっこを垂れ流すようになってしまいました家の中でもですその頃からトイレでほとんどおしっこをしなくなりましたクレートに入れていたら、クレートの中でしますハウスに小さなベットを置いていたらその上でしますハウスにトイレだけ入れていても、トイレ以外のところでしますどうしたら、トイレでおしっこするようになるでしょうか僕が部屋にいたらおしっこしません僕がトイレ行ったり、食事した隙にやっちゃいます気づいた時には体中がおしっこだらけになっています長くなりすみませんが、よろしくお願いします
Re: トイレのしつけにつきまして
- ドッグライフカウンセラー 三留
2012/10/03(Wed) 13:32
No.1686
やぐ 様爽やかな秋風の吹く頃でございますが、やぐ様におかれましてはいかがお過しでしょうか。このたびはご相談を頂戴いたしまして誠にありがとうございます。10ヶ月のワンちゃんのトイレのしつけでお困りとのことでございますね。早速、ご案内をさせていただきますが、実際のご様子を拝見いたしていませんので、一般的なご案内になりますことを何卒ご了承下さいませ。やぐ様のワンちゃんは、いったんはトイレでだいたいはオシッコができるようになったものの、散歩中にオシッコをさせないようになさってから混乱がみられるようになったとのことでございますね。やぐ様のワンちゃんのように、いったんできるようになったワンちゃんであっても、ほんの少しのタイミングの変化などにより、どこでしたらいいのか分からなくなることは比較的よくみられます。このようなとき、もう一度、どこでオシッコをしたらいいのかを教えてあげる必要がございます。具体的な方法やご注意いただきたい点をご案内する前に、まずワンちゃんの習性についてご案内させていただきます。私たち人間は視覚によって大方の情報を得るといわれていますが、ワンちゃんは嗅覚がたいへん発達しており、嗅覚により多くの情報を収集するといわれています。例えば、ワンちゃんはお散歩時にクンクンと他のワンちゃんのオシッコの匂いを嗅いている様子をよく目にしますが、他のワンちゃんの情報を集め、また自分もオシッコをして匂いを残すことで自分の情報を残そうとします。これは、一種のワンちゃん同士のコミュニケーションでもあり、また、名刺交換のようなものといえるのかもしれません。ワンちゃんがお散歩中に排泄をするということについては賛否両論がございますが、ワンちゃんにとって、嗅覚による情報交換という面では重要だともいえます。もちろん、どこでも自由に排泄させるということは、飼い主様が統率するという点では確かに問題がありますので、排泄をしていい場所といけない場所を明確にすることやペットボトルに入れた水をお持ちいただき、排泄をした後洗い流すなどの配慮をしていただくことにより、ある程度は排泄をさせてあげることも必要かもしれません。排泄をさせないようにしたいときは、走らせていただいたり、オスワリと指示をさせていただくとよろしいでしょう。今の状態は、お伺いしたところによると、どこがトイレであるかワンちゃんが分からなくなっているのかもしれません。また、やぐ様のいらっしゃるところでオシッコをしないようなご様子でございますが、何かの拍子に叱られるなどしたことで、オシッコをすることがいけないと思っているのかもしれません。今、トイレはどこに用意なさっていらっしゃいますでしょうか。お散歩にいらっしゃる前に、一度、トイレに寄らせてあげていただくのに具合のよい場所はございませんでしょうか。玄関や廊下、リビングの隅などの静かなあまりご家族様が行き来しないところにトイレを作っていただきます。トイレの場所の周囲をサークルなどで囲い、中にトイレシートを敷き詰めるのもよろしいでしょう。トイレシーツが敷き詰めてあるので、サークルの中は全部トイレになりますから、成功体験を持たせやすくなります。ワンちゃんの排泄のリズムなどをご覧になられて、そろそろオシッコだなというタイミングでトイレに連れて行きましょう。偶然でも上手く排泄することができたら、おおげさにほめてあげて、オシッコはここでしてよいのだということを教えてあげましょう。しばらくすると、いつもするトイレシート、しないシートができてきますので、少しずつトイレシートのスペースを狭めることで、最終的にはトイレシート1枚でできるようにしていきます。その後、サークルが邪魔であれば取り払い、またトイレシートの位置を動かしたいときには、ワンちゃんが戸惑わないように、数センチずつ移動させていきましょう。サークルで囲うことをしなくても、トイレシートを何枚か広げることで同様に成功の確率は高まるでしょう。この場合も使わないシートを取り外してもよろしいでしょう。なお、ワンちゃんは匂い、位置関係、足裏の肉球でのトイレシートの感触という幾つかの要素でトイレの位置を覚えるようでございます。尿意を覚えるとトイレシートの上に行きますが、トイレシートに似た感触の物があると、区別がつかなくなりますので、ワンちゃんの行動範囲にトイレシーツと似た感触の素材の物がある場合は、取り外してあげてくださいませ。いつも粗相をしてしまう場所が決まっているのであれば、その上にトイレシートを敷くことで、その場所をトイレの場所にしてもよろしいでしょう。偶然でもトイレでの排泄を成功させてあげ、褒めてあげることでタイミングを作り、教えてあげることが必要です。ワンちゃんが「そろそろするかな」というタイミングを見計らっていただき、「トイレはここよ」などと決まった言葉で声がけしながらトイレに誘導してあげます。タイミングは、ワンちゃんの様子にみられる前兆だけではなく、メモをとるなどして排泄のリズムを把握していただき、「そろそろ排泄しそうな頃だな」という時を見計らうとよろしいでしょう。偶然でも上手くいくときが必ずございますので、焦らずゆったりとしたトイレタイムを作ってあげましょう。やぐ様がご覧になっていらっしゃると、オシッコをしないようであれば、知らん顔をして、リラックスタイムを作っていただきます。また、ケージの中をトイレになさっているのであれば、ケージの中を好きなところにしていただくことも大切です。日頃からワンちゃんがケージの中に入ったときに褒めてあげたり、好きなオモチャを与えてあげたりして、好きなところになるように工夫をしてあげましょう。ワンちゃんは環境の変化に敏感などうぶつですので、トイレの位置を変えたり、模様替えをしたり、ワンちゃんの行動スペースが広くなるなど、何らかの変化があったときなどには、一度覚えたトイレでの排泄も、混乱して分からなくなることもございます。このようなときにも、やはり根気強く、褒めることでもう一度トイレの位置を教えてあげましょう。多少はみ出していても大目に見てあげて、トイレシートの上で少しでも排泄ができたらたくさん褒めてあげることで、成功の割合が少しずつ高くなりますので、根気強く見守ってあげてくださいませ。まずは成功体験を通して、「トイレはここ」だということを教えてあげましょう。また、トイレの周りでオシッコをしてしまっても叱ったり、騒いだりしないようにしましょう。叱ってしまうことで、排泄行為を悪いことだと思い、隠れて排泄をするようになることも見られます。あるいは「アッ」と声をあげたり、騒いだりする飼い主様の反応を「注目を浴びたこと」=「ご褒美」だと思ってしまい構って欲しいがために、トイレ以外ですることもございます。中には粗相の後を雑巾で拭く飼い主様の様子が楽しくて、はしゃいでしまう子も見られますので、粗相をしても余計な言葉をかけず、何もなかったかのように片付けていただいたほうがよろしいでしょう。なお、アニコムは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、お気軽にご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。やぐ様のワンちゃんのお健やかなご成長を心からお祈り申しあげております。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申しあげます。
のら猫を飼いたいのですが・・・
投稿者:アリサ
投稿日:2012/10/01(Mon) 17:55
No.1682
家の庭にのら猫が来るようになりました。情が移り家で飼いたいのですが、のら猫を室内飼い出来るものなのでしょうか?因みに家には、飼い猫が3匹います。一度も外に出したことはありません。飼い猫とうまくやっていけるかも心配です。
Re: のら猫を飼いたいのですが・...
2012/10/03(Wed) 13:24
No.1685
アリサ 様夜空に浮かぶ月が美しい頃ですが、アリサ 様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。 この度はご相談を頂戴致しまして、誠にありがとうございます。アリサ様のお宅の庭にやってくるようになったネコちゃんをお飼いになられることをお考えとのことでございますね。早速ご案内をさせていただきますが、詳細なご様子が分かりかねますため、一般的なご案内となりますことをご了承くださいませ。<他の猫ちゃんとの関係について>ネコちゃんの縄張り意識は強く、それぞれのネコちゃんが縄張りをもっていますが、お互いに警戒感を感じることなく、上手に縄張りを分けて生活をともにすることが大切でございます。また相性によるところもたいへん大きいようです。アリサ様のお宅の3頭のネコちゃんも、お互いが上手に縄張りを有しているのではないでしょうか。また、ネコちゃんは環境の変化に敏感ですので、現在、安定した生活をなさっているところに、新しいネコちゃんを連れてきた場合、3頭のネコちゃんがかなり強いストレスを感じることが想定されます。もちろん問題なく生活に馴染むこともあるのですが、猫ちゃん同士の相性は難しいことも多く、まったく相容れないケースもみられます。このようなときのため、まったく別の空間(部屋)でお飼いになられることを想定いただくことも必要かもしれません。大切なことは、けっして無理をなさらず、ゆっくり、少しずつ慣らしていくことでございます。まずは、ネコちゃんたちに落ち着きを与えるため、どのような状況のときも、アリサ様は落ち着いた表情をネコちゃんたちにみせていただくことが望ましいでしょう。最初はお互いの猫ちゃんの匂いを、お食事などネコちゃんの好きなことと関連付けて慣らしていくことから始めるとよろしいでしょう。例えば、お食事の器の下や楽しく遊ぶ場所の近くに、相手の猫ちゃんの匂いのついたタオルなどを置いていただくこともよろしいでしょう。3頭のネコちゃんが警戒心を持たないようにするために、また、新しいネコちゃんの自分の場所があるという安心感につなげるために、ケージをご利用なさって、新しく迎えられるネコちゃんをお入れになられることをお勧めいたします。ケージは2階建てのもののように、高さがあり、ネコちゃんが中で生活を楽しめるようなものが望ましいでしょう。様子をご覧になられて、少しずつ馴染んできたのを確認しながら、距離をとりながら、存在を感じさせていただき、少しずつ、お互いに警戒をしなくても良い相手であることを分からせてあげましょう。けっして無理をなさらず、急がず、少しずつ、お互いの猫ちゃんのお気に入りの時間に相手の猫ちゃんの存在を結びつけながら、様子をご覧になりながら、慣らしていきます。状況に応じて、お互いのネコちゃんたちを引き離す必要があることもあるかもしれませんが、そのようなときは、枕やぬいぐるみなどを投げたり、音を立てたりして、別のものに気をひかせて離すとよろしいでしょう。<外で生活していたネコちゃんを家に入れることに関して>今まで外で暮らしてきたネコちゃんも自分の縄張りを持ち、見張りや確認をしながら生活をしてきました。生活の範囲が変わることで、今まで生活してきた場所が気になり、外に出たがるかもしれません。ただ、外で暮らしてきたネコちゃんも、家の中という縄張りに安心感を持つようになり、その範囲が自分の生活のすべてだと思わせることでお家の中だけで生活しているネコちゃんもたくさんいらっしゃいます。最初は外を慕ってたいへんかもしれませんが、外にいられなくて可哀想、ということではなく、「この状態があなたにとっていちばん安心な状態」というお気持ちで、対応なさることが大切ではないかと存じます。新しくお迎えになられる予定のネコちゃんは、3頭のネコちゃんたちと会わせる前に、まず必ず病院さんで健康チェックをなさっていただければと存じます。実際の生活を始められる際には、お水とトイレ、そして、それぞれのネコちゃんの過ごすスペースが十分であるかを、今一度確認をなさるとよろしいでしょう。なお、一般的にトイレの数は「ネコちゃんの頭数+1」が必要といわれています。お話のご様子から、アリサ様の温かいお気持ちが伝わってまいりました。ネコちゃんたちは幸せでございますね。アリサ様とネコちゃんたちが笑顔いっぱいでお暮らしになられることと心からお祈りいたしております。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、ぜひご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。今後ともアニコムをよろしくお願い申し上げます。