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ごはんの成分について

投稿者:ちびまる

投稿日:2013/10/15(Tue) 20:46

No.2340


ご飯の成分についてお尋ねします。

Aのごはん  フード100g→食塩0.4%以上


Bのごはん  フード100g→ナトリウム0.6%以上  


ナトリウムを塩分換算する方式があったため、計算したところ
1.26gとなってしまいました。こんなに塩分の量があるのでしょうか?

かりかりフードは全く食べないので、半生フードを与えています
そのため、値段は高くなりますが信用のおけるご飯を与えたいと思い、この2つに絞ってはいるのですが塩分の量がどうも気になります。どちらも、かりかりフードよりはお水を良く飲みます。

半生フードしか食べないため、このご飯にするしかありません。

Aのご飯は全て無添加で、Bのご飯は酸化防止剤と着色料が少し含めまれています。値段はBのご飯の方が少し高いです。

どちらの方が塩分が少ないでしょうか?

よろしくお願いいたします。

Re: ごはんの成分について

- 獣医師 山田

2013/10/17(Thu) 17:34

No.2347

ちびまる 様

日に日に秋も深まってまいりましたが、ちびまる様におかれましては、
いかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございました。
フードの塩分量についてのご質問でございますね。
早速ご案内をさせていただきますが、一般的なご案内となりますことを
ご了承ください。

『小動物の臨床栄養学』という文献によりますと、成犬のナトリウム維持量は、
「1日で体重1kgあたり25〜50mg/kg」と紹介されています。
これを塩分に換算すると、体重1kgあたりの1日の塩分量は
おおよそ0.064g〜0.127gとなります。
人は汗として塩分を排泄できますが、ワンちゃんは汗腺が発達していないため、
塩分を汗として排泄することが難しく、尿中に排泄されます。
健康なワンちゃんの場合、市販のペットフードに含まれるナトリウムの量では
問題を起こす原因にはならないといわれています。
ただ、循環器疾患や腎臓疾患などのご病気をお持ちの場合は、血圧上昇や過剰な
体液の蓄積を軽減する目的で、ナトリウムを制限した療法食が用いられる事も
あります。
一方で、ワンちゃんやネコちゃんでは、「食事中のナトリウムの制限で血圧が
低下するということに根拠がない」ともいわれているようで、塩分制限をしても
血圧の治療にはならないという意見もあるようです。
また、ナトリウムもネコちゃんやワンちゃんの健康維持にも大切なミネラル分の
一つですので、極端に塩分を制限し過ぎた場合にも、細胞内外のイオンのバランスが
崩れてしまい、好ましくないという事もあります。

一般のドックフードのナトリウムの含有量ですが、0.3%〜0.4%と言われています。
一方で、療法食などでナトリウムの制限を行っているフードでは、0.21%〜0.24%程度
だといわれています。
ちびまる様のご質問ですが、AとBのフードでどちらの方が塩分が少ないかとの事
ですね。
Aのフードはフード100gあたりの食塩が0.4%以上なので、
フード100gあたり0.4gの食塩という事になります。
また、Bのフードはフード100gあたりのナトリウムが0.6%以上との事ですので、
換算式で計算しますと、フード100gあたり1.524gの食塩ということになります。
数字だけでみると、フード100gあたりの食塩含有量は、Bのフードの方が多い
ことになりますが、実際には、体重が何キログラムのワンちゃんが、
そのフードを1日あたり何グラム食べるかにより、1日あたり何グラムの塩分を摂取
しており、その摂取塩分が適正かどうかの判断をすることとなります。

AのフードにするかBのフードにするかについては、
ちびまる様のワンちゃんの健康状態や嗜好性なども含めて考慮する必要があるかと
存じます。
Aのフードは無添加との事ですので、お食事を与える時の添加物などの心配は
いりませんが、ドッグフードには肉類の脂質が多く含まれ、このような脂質は
酸化されやすく、脂質が酸化してできる過酸化脂質は、肝臓に負担をかける
だけではなく、DNAを損傷してしまいがんを発生させたり、動脈硬化の原因
になったり、アレルギー反応を強くしてしまう可能性があるともいわれています。
これを防ぐために、ドッグフードには酸化防止剤を添加するなど、
酸化を防止する工夫がされています。
また、防腐剤などが使用されていなければ、保存状態により細菌やカビなどが繁殖
してしまい、それにより食中毒を起こしたり、カビ毒などによる発がん性や肝毒性も
心配されますので、「食べ残したものはすぐに処分する」、「なるべく早く使いきる」、
「「空気に触れないように保存する」などの十分な注意が必要になるかと思います。

いずれにしても、ちびまる様のワンちゃんが楽しく、美味しくお食事をされることが
一番重要かと思います。
ちびまる様とワンちゃんが毎日健康で、お元気な日々を過ごされることをいつも
応援いたしております。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談・しつけ
相談サービスを承っております。
状況をお伺いした上でより具体的なご案内ができると思いますので、
ぜひご利用くださいませ。

お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。
今後ともアニコムをよろしくお願い申し上げます。



あま噛み

投稿者:ゆき

投稿日:2013/10/14(Mon) 23:28

No.2338

柴犬 メス 8ヶ月 ですが、あま噛みがひどくて治りません。遊んでいるような感じで興奮すると手がつけられません。ネット情報から「痛い」と言って少し時間を置いても、若干優しく噛むようになったかな、という程度であまがみの行為は一向になおりません。
どうしつけたら良いでしょうか

Re: あま噛み

- ドッグライフカウンセラー 三留

2013/10/17(Thu) 17:02

No.2346

ゆき 様

木々が秋色に装いを変えていく頃でございますが、ゆき様におかれましては
いかがお過ごしでしょうか。
また、柴犬ちゃんは元気にお散歩を楽しんでいらっしゃいますでしょうか。
この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
8ヶ月になる柴犬ちゃんの噛み癖にお困りとのことでございますね。
ご案内をさせていただきたく存じますが、一般的なご案内となりますことを
ご了承くださいませ。

子犬ちゃんの乳歯は生後2、3か月で生え始め、
その後抜けて、8ヶ月ごろを目安に永久歯が生えそろいます。
この間のワンちゃんのお口の中はむず痒く、何かにつけて噛みたがります。
このため、子犬ちゃんのうちは、例外がないといって良いほど、噛むことで、
飼い主様を困らせます。
原因としては、このほかにも以下のようなことがらが挙げられます。
1.好奇心から何でも口に入れて、感触を学んでいこうとする探索行動
2.「遊ぼうよ」「こっちを向いてよ」とコミュニケーションを取ろうとする行動
3.ヒラヒラと動く手や腕がワンちゃんにとって魅力的なおもちゃに見えてしまっている
4.「痛い!止めなさい」などとかけた言葉がワンちゃんへの注目というご褒美になって
しまい、噛むことが構ってもらう手段だと思ってしまっている
5.過去にヒトの手に対して「怖い」という思いを抱いた経験がある場合、過去の記憶がもとで
ヒトの手が近づくと自分を守るために反射的に噛んでしまっている
6.ヒトがお世話をしているときなど、「嫌だなあ、その手をどけて」とワンちゃんが思わず
噛んだときに、たまたまヒトが痛みや恐怖から手を引っ込めたことがきっかけとなり、
嫌なことから逃れるためには噛めばいいと思っている
7.身体のどこかに痛い所があり、触れられたくなくて噛んでしまっている
8.ワンちゃんが噛んだとき、恐怖を感じて手を引っ込めたりする等のご家族の行動を見て、
ワンちゃんが自分の優位性を感じてしまうようになった

ゆき様のワンちゃんは、噛むことが遊びになっている、あるいは噛んだ後の雰囲気を楽しんでいる
という感じとのことでございますね。
ワンちゃんは、自分の行動の後に、周囲にどのようなことがあったかということを通して、
自分の行動を組みたてていきますので、柴犬ちゃんが噛んだ後、「遊べた」「楽しい」と
柴犬ちゃんに思わせないようにすること、そして、一貫して「噛むことはいけない」と思わせるように
ご対応いただくことが重要です。

ゆき様は柴犬ちゃんが噛んだときには、「痛い」とおっしゃっているとのことでございますね。
かける言葉は、「痛い」以外では、「ダメ」「いけない」など、ご家族で統一して叱る言葉を決めて
いただき、噛んだ瞬間、低くて、腹の底から搾り出すような、落ち着いたトーンで、毅然と叱ります。
柴犬ちゃんがゆき様の様子に威厳を感じ、「言う事をきかなくては」と思うように、
落ち着いて堂々とした表情でいらっしゃるのが望ましいでしょう。

噛んだ後、時間をおいて叱っても、何がいけないか柴犬ちゃんには分かりませんので、
噛んだ瞬間、叱ってください。叱られて、柴犬ちゃんがふっと口元を緩めたり、噛むのを止めたり
したら褒めてあげます。噛むことはいけないこと、噛まないことは良いことだということを、
叱ることと褒めることを通して教えてあげましょう。

なお、声のトーンが高いと、柴犬ちゃんにとっては「遊ぼう」というイメージにとらえてしまいますし、
「怖い」という気持ちを見せてしまうと、柴犬ちゃんに「私って、強い」と思わせてしまうことに
なりますので、ご注意いただければと思います。

柴犬ちゃんが興奮しているときほど、周囲の皆様はテンションを下げていただくことが重要です
ので、言葉は「痛い」などの、叱る言葉だけに留めていただいたほうがよろしいでしょう。
叱っても柴犬ちゃんの興奮がおさまらず、噛むことを止めなければ、ゆき様はそれ以上柴犬ちゃん
を相手にせず、サッと背を向けて、その場を立ち去ってしまうのもよろしいでしょう。
数分、姿を消してワンちゃんに考えさせます。少ししたら戻り、噛まないでいた時には、
一転して褒めてあげましょう。

なお、叱るときに手をお使いになられるなど、柴犬ちゃんが人の手を「怖い」と感じるような対応を
してしまいますと、今後、ワンちゃんが人の手を見ると、反射的に「自分を守ろう」と攻撃的な行動を
とるようになってしまうことがありますので、手を使ったり、新聞で床を叩いてびっくりさせたりするような
叱り方は避けていただければと思います。
日々のお世話をなさるときも、柴犬ちゃんの頭の上から手を振り下ろしたり、
急に後ろから手を出したりしてびっくりさせないようにご注意ください。

また、なるべく噛む状況を作らないのも一つでしょう。
遊んでいるうちにいつも興奮して噛んでくるのであれば、ちょっと興奮してきたな、というところで
「遊びは終わり」にしてしまってはいかがでしょうか。
感情が高まる前に飼い主様がその場を離れてしまうとよろしいでしょう。

興奮した後に噛んでくるタイミングがお分かりであれば、
ちょうどそのタイミングで、大好きなオモチャを口元に持っていき、
ゆき様の手ではなく、オモチャを噛むように促すのも一つの方法です。
なお、この方法はタイミングが重要であり、噛んだ後にオモチャを与えてしまうと、
「噛んだらご褒美がもらえる」と勘違いをしてしまうこともあるのでご注意いただければと存じます。
柴犬ちゃんは、最初のうちはオモチャを見ても知らん顔をしているかもしれませんが、
日頃の遊びの中で、噛んで遊ぶのに適したオモチャを作っておき、
「噛むならこのオモチャ」と連想するようにしておくとよろしいでしょう。

また、日頃から、興奮しているときは相手にしてもらえず、落ち着いたら良いことがあったという経験を
根気強くさせていただくこともたいへん重要でございます。
そのためには、オスワリ、などの指示をする言葉を上手にお使いいただくとよろしいでしょう。
例えば、ケージから出してあげるとき、ご飯を与えるとき、お散歩のためにお宅を出るときなど、
柴犬ちゃんが心待ちにしていることをしてあげるときに、騒いでいるときは知らん顔をしていただいて
あきらめて落ち着いたときや、「オスワリ」とゆき様の指示に従ったら要求がかなうようしていただくと
よろしいでしょう。

ゆき様が柴犬ちゃんを守ったり、率いたりする様子をみせることも重要でしょう。
一緒にお部屋を出るときや、玄関を出るときには、必ずゆき様が先に出るようにします。
家族は、柴犬ちゃんではなく、人間が中心に動いていると
感じるようにしてあげましょう。

また、元気いっぱいの若いワンちゃんはエネルギーが有り余っていますので、
十分に発散してあげることもたいへん重要です。
秋はお散歩が楽しい時期でもございます。
お散歩を通して、ゆき様と柴犬ちゃんとの素敵なコミュニケーションの時間をお過ごしいただければ
と思います。

柴犬ちゃんは8ヶ月になられ、可愛らしさに大人の雰囲気が加わってきたのではないでしょうか。
ちょうど柴犬ちゃんくらいの月齢は、精神的にも、少しずつ自我が出てくる時期ですので、
「最近、扱いづらい」、「今まではこんなことなかったのに」と思われるようなことがみられる時期とも
いえます。
ゆき様におかれましても、「大変だな」とお思いになられることもおありかもしれませんが、
柴犬ちゃんの変化にも動じない姿勢が大切でしょう。
ゆき様が毅然と、一貫性のある自信に満ちたご様子をお示しにいただければと存じます。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談
サービスを承っておりますので、ぜひご利用ください。
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柴犬ちゃんのお健やかなご成長を心からお祈りいたしております。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。



トイレ

投稿者:マッキー

投稿日:2013/10/12(Sat) 12:11

No.2335

トイレについてなんですが、今までゲージから出していてもきちんとゲージの中のトイレに入ってトイレしていたのですが、1か月前位から、そのままリビングでするようになり、先日去勢をしました。ですが、まだ治らなく、どうしたらいいのでしょう?

Re: トイレ

- ドッグライフカウンセラー 三留

2013/10/17(Thu) 11:29

No.2345

マッキー 様

台風一過の青空が広がっておりますが、マッキー様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。
この度はヨご相談をいただきありがとうございます。早速、ご相談のご案内をさせていただきますが、
一般的なご案内となりますことをご了承くださいませ。

ケージから出てもケージのトイレに戻っていたマッキー様のワンちゃんが
1か月くらい前からリビングでするようになったとのことでございますね。
ワンちゃんは環境の変化に敏感なところがありますので、
今までできていても、ちょっとしたきっかけでどこでしたらいいのか
分からなくなることがみられ、原因としては、以下のようなことが挙げられます。

 1. 
「トイレシートでしようとしたら、シートが濡れていて足元が気持ち悪かった」
「トイレでオシッコをしようとしたら大きな音がして怖い思いをした」など、
トイレに対して嫌悪や怖いという感情を持つ経験をした。

2.
環境の変化により、排泄の場所などが分からなくなった。
「ケージ内のトイレの場所の移動」や「お部屋全体の模様変え」などの環境の変化
などばかりではなく、「自由に遊べるスペースを広げた」、「ご家族内の生活習慣の変化」
などの場合でも分からなくなることがある。

3.
ワンちゃんのもともとの習性としては、自分の生活スペースから離れたところで排泄をする
といわれているが、ワンちゃんの成長などによりだんだんケージの中などで排泄をするのを
嫌がるようになることもある。

4.
「ここは自分の場所だ」という自己主張でもあるマーキングである。
※ マーキングとは、お散歩の時など自分の縄張りを他のワンちゃんに示すために目印を付け、
侵入者に警告を発しようとするもので、自分の臭いを他の子の臭いにかぶせることで、
自己主張をしようとします。
自己主張以外の原因としては、 何らかの不安、ストレス、発情等にあるといわれています。

5.
粗相を飼い主様に叱られたことで、排泄行為そのものがいけないと思い、隠れたところで
排泄をするようになってしまうことがある。

6.
粗相を見つけた飼い主様が「あらーっ」と声を上げた様子を「注目を浴びたこと」、「ご褒美だ」
と思った経験があり、トイレではない所ですることがご家族の注目を浴びることの一つの手段
となっている。中には、粗相をしたときに、叱ろうとしたことを、ワンちゃんによっては
「騒いでくれてうれしい」と思うこともある。

7.
「叱られたときにケージにいれられる」、「お留守番のときにケージに入れられる」などという記憶から
ケージが嫌いなところになってなり、ケージ内のトイレに戻ることを躊躇するようになった

8.
お部屋の中で遊んでいるときに、キッチンマットなど、トイレシートと似た感触のものがあり、
どこでオシッコをしていいのかが分からず、区別がつかなくなっている。

9.
泌尿器科などのお病気があることで、排泄のリズムが変わったり、
オシッコを我慢できなくなったりしている。
また、痛みや違和感への嫌悪感から、排泄を躊躇してしまっている。

このように、いろいろな原因が挙げられますが、
お部屋の模様替えをしたり、ワンちゃんの生活のスペースが変わったりなど、
ちょっとした変化でも、混乱が生じて、トイレの場所が分からなくなることがございます。
去勢手術をなさったとのことですが、手術後の違和感も環境の変化の一つとも
いえるかもしれません。
さまざまな原因で「なかなか、トイレでの排泄がうまくいかない」というときには、
もう一度原点に戻っていただき、「どこで排泄をしたらいいのか」を教え直してあげましょう。

まずは、把握いただいているワンちゃんの排泄リズムをもとに、
「そろそろするかな」というタイミングで「トイレはここよ」などの掛け声とともに、
ケージのトイレに誘導してあげます。「出来たら褒める」ことを続けることが、
「どこでしたらいいのか」を教え続けることになります。
上手くいかなかったときに、あわてたり、騒いだり、叱ったりしないようにしましょう。
叱ったり騒いだりしてしまいますと、ワンちゃんは排泄行為そのものがいけなかったのかもしれない
と思い、人の見ていないところで隠れて排泄をしようとすることがございます。
また、ワンちゃんによっては、叱られたり騒がれたことが、構ってもらえて嬉しいこととなり、
色々なところで排泄をしようとするワンちゃんもみられます。
中には飼い主様が片付けるときの雑巾や手の動きを面白がるワンちゃんもいますので、
片付ける様子もなるべく見せないようしたほうがいいでしょう。
上手くいかなかったときは、できるだけ飼い主様は何もなかったかのように
振舞ってください。

成功に目を向けていただき褒めることで、成功の割合を少しずつ大きくしていきましょう。
繰り返す中で、「自分からトイレへ行こうとするとき」がくるかと存じますので、
それまでは根気強く見守ってあげてくださいませ。
多少はみ出していても大目に見てあげて、トイレシートの上で少しでも排泄ができたら
うんと褒めてあげていただければと思います。

また、ケージに入りたがらない様子がみられるようでしたら、また、いつも粗相をしてしまう場所が
決まっているのであれば、その上にトイレシートを敷くことで、
その場所をトイレの場所にしてあげるのも一つの方法かと存じます。

マッキー様のワンちゃんは先日去勢手術をなさったとのことですが、
ワンちゃんの粗相は、マーキングである可能性があり、止めさせたいというお気持ちで
なさったのでしょうか。
ワンちゃんはもともと群れで生活をしていたどうぶつさんであり、群れは上位・・・下位と
それぞれの成員の位置が決まることで安定し、本能から縄張りを主張しようとします。
ワンちゃんには自分の縄張りを侵入者から守ろうとし、お散歩の時など自分の縄張りを
示すためにオシッコで目印を付け、侵入者に警告を発しようとしますが、
この行為がマーキングでございます。
マーキングは、自己主張以外にも、何らかの不安、ストレス、発情も原因となるのでは
ないかといわれています。マーキングは男の子だけがするのではなく女の子もしますが、
支配的な行動や警戒する行動に男性ホルモンがかかわりを持つこともあり、
一般的には男の子に多く、心身ともに成熟し始める生後6か月から1歳前後に始まる
確率が高いといわれています。
このため、去勢手術をすると、男性ホルモンが関与している部分のマーキングを
予防することもございます。
ただ、一度行動として記憶されてしまっていますので、
続いてしまうことが多いのですが、次第に緩和する傾向もみられますので、
もうしばらく様子をご覧になられてはいかがでしょうか。

お散歩時など、お家の外であったり、お家の中でも多頭で飼育なさっている場合には、
ワンちゃんは自己主張する必要がありますから、マーキングが強くみられることが多い
のですが、自己主張をすべき相手がいないお家の中でマーキングには、
群れ=ご家庭でのワンちゃんの地位をはっきりと飼い主様が示すことで効果がみられることも
ございます。マッキー様は、ワンちゃんに何があっても守ってもらえることを何かにつけて
教えてあげましょう。

ワンちゃんを中心にご家庭が回っているとワンちゃんが感じてしまうと、
自分の立場に対する不安感や誤解をワンちゃんに与えてしまいます。
ワンちゃんはマッキー様に守られておりとしっかりと伝えてあげましょう。
具体的には、以下のポイントを参考になさってくださいませ。
・叱る内容、褒める内容をご家族様の間で統一する
・叱るときや指示をするときは、落ち着いた低い声で、一貫性のある対応をする
・お留守番に出かけるときなど、お部屋やお宅を出るときのは、マッキー様が先
・お家の中で良い場所(高い場所や真ん中など)はヒトのご家族様が占める
・「スワレ」「マテ」「ヨシ」などのご家族様の指示従ったら、いいことがあると思わせる
・一緒に楽しい時間を過ごす、など

マッキー様のワンちゃんは、お散歩はなさっていますでしょうか。
他のワンちゃんとの臭いを介してのコミュニケーションをさせてあげるためにも、
お散歩をなさることも重要なポイントかと存じます。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談
サービスを承っておりますので、ぜひご利用ください。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

気温差が大きく、夏の疲れが出てくる頃でもございます。
マッキー様におかれましては、くれぐれもお体ご自愛いただき、
ワンちゃんと笑顔いっぱいの毎日をお過ごしくださいませ。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申しあげます。



布団の上でおしっこをするので困...

投稿者:まりりん

投稿日:2013/10/11(Fri) 10:20

No.2334

5歳半のペキニーズ女の子です

今まできちんとおしっこもウンチも教えていた場所で出来ていたのに 最近私が留守にするとウンチを廊下の真中にしていたりしますが、

これは私が留守にしているから嫌がらせだと思うのですが、 
今一番困っているのが、決まった所でおしっこをして呉れなくなった事です、 最近シートの上で無く、真横でするのです

最悪なのはお布団の上でおしっこをします、

した後自分も悪いことをしていると思うのでしょうか
隠れたり逃げたりします、
私は腹がたちますが無視して黙って布団を洗いますが

此処の所お布団におしっこを頻繁にします、

一度はシートの所まで行くのですが。。。。矢張り布団の上でおしっこをしてしまうのです、

怒ったら駄目だと思うので 無視をしているのですが精神的に参って来ています、如何したらお布団の所でしなくなるのでしょうか?
普段もシートにしたりしなかったりでホトホト困っています
良きアドバイスを頂けたらと思います。
最後はゲージに入れることも考えてはいますが、
散歩に連れて行く事が余り出来ません、現在は家の中を好きに
歩き廻ったり走ったりしています。
どうか宜しくお願い致します。

Re: 布団の上でおしっこをするの...

- ドッグライフカウンセラー 三留

2013/10/15(Tue) 16:09

No.2339

まりりん 様

秋の夜空が美しい頃でございますが、
まりりん様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。

この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
5歳半のペキニーズちゃんのトイレのしつけでお困りとのことでございますね。
早速ご案内をさせて頂きたく存じますが、一般的なご案内となりますことを
何卒ご了承下さいませ。

まりりん様のペキニーズちゃんは、トイレでの排泄ができていたのに、
できなくなったとのことでございますね。
ワンちゃんが、一度、できていた排泄ができなくなることは
比較的よくみられますが、原因として以下のようなことが挙げられます。

 1. 
「トイレに行ったら、トイレシートが濡れていて足元が気持ち悪かった。」
「トイレでオシッコをしようとしたら大きな音がして怖い思いをした」など、
トイレに対して嫌悪や怖いという感情を持つ経験をした。

2.
環境の変化により、排泄の場所などが分からなくなった。
「ケージ内のトイレの場所の移動」や「お部屋全体の模様変え」などの環境の変化など
ばかりではなく、「自由に遊べるスペースを広げた」、「ご家族内の生活習慣の変化」など
の場合などでも分からなくなることがある。

3.
粗相を見つけた飼い主様が「あらーっ」と声を上げた様子を「注目を浴びたこと」、
「ご褒美」だと思った経験があり、トイレではない所ですることがご家族の注目を
浴びることの一つの手段となっている。中には、粗相をしたときに、叱ろうとしたことを、
ワンちゃんによっては「騒いでくれてうれしい」と思うこともある。

4.
粗相を飼い主様に叱られたことで、排泄行為そのものがいけないと思い、
隠れたところで排泄をするようになってしまうことがある。

5.
お部屋の中で遊んでいるときに、キッチンマットなど、トイレシートと似た感触の
ものがあり、どこでオシッコをしていいのかが分からず、区別がつかなくなっている。

9.
泌尿器科などのお病気があることで、排泄のリズムが変わったり、
オシッコを我慢できなくなったりしている。

上述のように、体調が思わしくなくて粗相をしてしまうこともございます。
「オシッコの回数が増えた」、「オシッコをする素振りをするのに上手く
出ていないようだ」などいつもと変わった様子があれば、
一度かかりつけの動物病院さんにご相談いただくことをお勧めいたします。
また、女の子の場合、生理の期間は、オシッコの量や回数が
ホルモンの影響で増えて、間に合わなくなってしまうようでございます。

さて、ワンちゃんは環境の変化などに対して繊細ですので、
どこがトイレなのかわからなくなることは比較的よくありますが、
その度、どこでオシッコをしていいのかを、たいへんではございますが、
トイレトレーニングのやり直しとお考え頂き、根気強く教えてあげましょう。
大切なことは、叱らず、騒がず、成功しやすい状況を整えて、
偶然でも、できたら褒めることでございます。
ペキニーズちゃんが、そろそろ「オシッコをするかな」というタイミングでトイレへ
誘導して「トイレはここよ」などと声をかけていただき、シートの上でできたら、
ワンちゃんが嬉しくなってしまうような声で褒めてあげます。
上手に誘導をしてトイレを失敗する機会を減らすことで成功体験を持たせてあげ、
どこで排泄をするのか、もう一度思い出させてあげましょう。
まりりん様がなさっているように、ワンちゃんが粗相をしたときも大切でございます。

ペキニーズちゃんは、お布団の上でしてしまうとのことでございますね。
ワンちゃんにとって、マット類や布団類のようなところは、
トイレシートと間違えやすい傾向がたいへん強くみられます。
足裏の感触自体が似ているということもありますし、フワフワしたところなので、
オシッコをしたくなってしまうのかもしれません。
また、何かの拍子でワンちゃんが布団でオシッコをしたときに
飼い主様が視線を向けたり、あわてて走り寄るなどなさったことが
構ってもらえた、振り向いてもらえた、など、ご褒美になってしまうことで、
お布団の上でオシッコをすることが習慣となることもみられます。
ワンちゃんにとって、飼い主様が自分に興味を示してくれている、自分のほうを
振り向いてくれる、といういとは、ワンちゃんにとって、たいへん嬉しいこと
ですので、布団でオシッコをしても、関心を示さないことが大切でございます。
ただ、お布団は汚すと、洗うのも、乾かすのもたいへんですので、
できれば、シートでオシッコをすることを思い出すまでは
ペキニーズちゃんを布団に近づけないようになさったほうがよろしいかもしれません。
あるいは、オシッコのタイミングになったら、「トイレはここよ」などと明るい声で
トイレシートに誘導いただき、できたら褒めてあげて、それまでは布団をビニールシート
などで覆っておき、オシッコが出たらお布団を広げるようになさるのも
よろしいかもしれません。
また、ワンちゃんにとって、安全、安心な場所を提供するということで、
ケージを好きなところにしていただき、まりりん様がおっしゃるように、
ケージを上手に利用なさるのも望ましいでしょう。
ケージをご利用なさるときは、ケージの中が心地良い場所だと思わせてあげること
がたいへん重要ですので、叱ったときにケージに入れることはなさらないよう
ご注意いただければと存じます。

ペキニーズちゃんは、シートの近くまでいくけれども、布団でしてしまうとのこと
ですので、やはり、どこでオシッコをして良いのかが分からなくなっているのかも
しれません。
シートの近くまでいったら、「トイレはここよ」、と、シートに誘導していただき、
どこでしたら良いのかをペキニーズちゃんに分かるように教えていただき、
できたときだけ、反応を示していただければと思います。
もし、上手くいかなくても、知らん顔でササッと片付けてしまいます。
ワンちゃんの中には、飼い主様が片付ける様子を面白がる子がいますが、
ペキニーズちゃんがまりりん様をジッとみている様子がみられる様でしたら、
片付けるところも見せないほうがよろしいかもしれなせん。
シートの上が濡れているとしたがらないことも多いので、
シートはまめに取替えるようにしましょう。
また、これから気候もよくなり散歩の心地良い季節ですので、
お散歩を通して、エネルギーを上手に発散させてあげることも
より良いコミュニケーションを取るためにも大切でしょう。

また、ペキニーズちゃんは、まりりん様のお留守のときに
粗相がみられることがあるとのことでございますね。
ワンちゃんは、飼い主様のお留守のときに、不安感にかられて、粗相をしてしまう
ことがございます。ペキニーズちゃんが、このようなケースに当たるかどうかは
分かりかねますが、お留守番が特別なことではないと伝えるため、
まりりん様がお出かけをなさる際には、さりげなくお出かけをなさって、
さりげなくご帰宅いただくようご留意いただければと存じます。
また、ご帰宅をなさったときに、粗相をしていても、
知らん顔をなさって、声をかけたり叱ったりなさらないほうがよろしいでしょう。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談
サービスを承っておりますので、ぜひご利用ください。
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0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
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土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

気温差が大きく、体調管理が難しい時期ですが、まりりん様におかれましては、
お体をご自愛いただき、ペキニーズちゃんと素敵な秋をお過ごしくださいませ。
今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。



乳頭に腫瘤ができました

投稿者:roselle

投稿日:2013/10/01(Tue) 00:29

No.2321

こんにちは、パピヨン8歳女の子ですが、先月トリミングでトリマーさんが乳頭のしこりに気づいて下さいました。すぐに動物病院に行きましたが「良性だと思うが切除してみないと分からない」と言われました。検査は確率が低い為、推奨しない。との事でした。ですが・・急に手術と言われてもなかなか納得できず、他の方に尋ねてみると「まず検査をしてから」と言われました。セカンドオピニオンも考えましたが、まずご相談をと思い投稿しました。乳腺に及ぶ膨隆はなく乳頭に限局し、1ヶ所に認めるのみです。腫瘍マーカー的な検査は確立されていないのでしょうか?先生がおっしゃる事が妥当でしょうか?教えて下さい。

Re: 乳頭に腫瘤ができました

- 獣医師 秋吉

2013/10/02(Wed) 13:14

No.2326

roselle 様

空は深く澄み渡り、さわやかな季節となりましたが、
roselle 様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。

この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
さっそくご案内をさせていただきたく存じますが、実際のパピヨンちゃんのご様子を拝見して
いませんので、一般的なご案内となりますことを、何とぞご了承くださいませ。

roselle様のパピヨンちゃんは、トリマーさんに乳頭のしこりが1ヶ所あることに気づいてただき、
動物病院で診察を受けられたところ、動物病院の先生のご診察では、良性のようだが、
切除してみないと分からないとのことですね。
ワンちゃんの乳頭の周辺にしこりや腫れが見られた場合、乳腺腫瘍であることが多く、
かかりつけの先生はパピヨンちゃんのしこりを良性の乳腺腫瘍であると疑っていらっしゃるのだと
思います。
その他にも、卵巣のホルモンの影響を受けて起こる乳腺の過形成(乳腺細胞が増えた状態)、
乳腺炎、乳管拡張などが原因であることもあります。
また、乳腺の組織ではなく、皮膚のできもの(皮膚の炎症や腫瘍など)や
皮下にできたできもの(脂肪の塊など)のこともあります。

針で細胞をとって調べる検査(細胞診)は、皮膚や体の表面から触知できる所にしこりなどができた
場合、それが腫瘍であるか、あるいは腫瘍ではないのか、
腫瘍であれば、悪性なのか良性なのかの可能性を知るために、患部に細い針を刺して細胞を
吸引し(針吸引)、顕微鏡で細胞を観察して行います。
針吸引は痛みも少なく、注射を打つのと同じ程度の痛みであるといわれていますので、
通常は無麻酔でもどうぶつに大きな負担をかけずに行うことができるため、よく行われる検査の一つです。
ただし、しこりを構成する全ての細胞を採取しているわけではないので、
しこりの全体像を把握することはできません。
特に、乳腺腫瘍が疑われる場合、細胞診だけでは良性か悪性なのか判断がつかないケースが
非常に多く、確定診断のためには、手術で切除した組織の病理検査が必要となります。
そのためパピヨンちゃんの主治医の先生のように、細胞診を行わずに初めから手術で切除して、
治療と診断を兼ねた処置をお勧めになる先生も多いと思います。
一方、手術のリスクが高く手術を行うべきかどうか判断に迷う場合や、手術の方法や規模を決定したり、
治療方針を立てたりするのに役立つこともあるため、
乳腺腫瘍が疑われるケースでも細胞診を行う先生もいらっしゃいます。

なお、腫瘍マーカーについてですが、最近では外部の専門の検査機関に依頼することで測定は
可能です。しかし、今回のパピヨンちゃんのような乳頭のしこりで腫瘍マーカーを測定した場合の
検査の有用性等については、弊社では詳細を把握しておりません。
十分なご案内ができかねますこと、何とぞご了承くださいませ。

乳腺腫瘍は避妊していない中高齢の女の子のワンちゃんに多く認められる腫瘍ですが、
避妊手術をしているワンちゃんにもみられ、女の子のワンちゃんの腫瘍の半数を乳腺腫瘍が占め、
発生率は第1位です。
乳腺腫瘍のうち半数は良性で、半数が悪性の乳癌と言われています。
良性腫瘍の場合は比較的小さなサイズであることが多いのですが、しこりから出血が起こったり、
皮膚炎を伴ったりすることもあります。
悪性腫瘍の場合はしこりが大きくなるスピードがより速く、皮膚が破け出血するリスクは
良性の場合より高くなります。それだけでなくリンパ節や肺や肝臓などの他の組織に転移する場合が
あります。

治療は、外科的に腫瘍を手術で摘出します。小さなしこりが1ヶ所のみにできている場合、
その周囲の乳腺組織のみを摘出する術式が多いようです。
良性腫瘍では、早期摘出で経過が良好な場合が多いですが、ワンちゃんの乳頭は複数あるため、
手術後に別の乳頭付近に新たな腫瘍ができることもあります。(この場合、再発とは区別されます。)
手術後も定期的に新たなしこりができていないかチェックが必要になります。

悪性腫瘍では、早期摘出により良好に経過することもありますが、摘出しても再発(手術した部位に
しこりができる状態)することや肺などに転移をすることがあり、経過が悪い場合もあります。
手術で摘出する治療以外に、抗がん剤治療や放射線治療を行なうこともあり、
またそれらの治療を手術と組み合わせて行なう場合もあります。

おそらくパピヨンちゃんのしこりは比較的小さいものだと推測いたしますが、
万が一悪性の乳腺腫瘍だとしても、リンパ節への転移や遠隔転移がないうちに適切な治療が
行われれば、根治の可能性もあると思います。
悪性の乳腺腫瘍の場合、時間の経過とともにステージが進行してしまいますので、
早期に適切な治療を受けていただくことが大事です。

避妊をしていない中高齢の女の子のワンちゃんには子宮蓄膿症や卵巣機能の異常を原因とする
疾患が多く見られ、特に乳腺にしこりが見られる場合、それが乳腺腫瘍ではなく乳腺の過形成や
乳腺炎、乳管拡張などだったとしても、これらの状態は卵巣機能の異常に伴うホルモンバランスの乱れ
によって起こっていることも多く見られるため、しこりの摘出と同時に避妊手術を行うことが多いようです。
もし現段階でパピヨンちゃんが避妊手術をなさっておらず、重篤な基礎疾患がなく麻酔処置に
大きなリスクがないのであれば、今のうちに避妊手術を行っておくことは将来のためには
よいことだと思います。
ただ、しこりを摘出するだけの手術に比べて麻酔時間が長くなったり、手術のリスクも高くは
なりますので、同時に行うメリットとデメリットについて手術を行ってくださる先生とよくご相談され、
ご納得されてからお受けいただいた方がよろしいでしょう。

今回のパピヨンちゃんのような場合、どのような方法を行うのかということに関して
これが正解、というものがあるわけではなく、飼い主様や主治医の先生のお考えによって
様々な方法をとることができると思います。
現在のパピヨンちゃんの健康状態と麻酔や手術に対するリスクをよく検討して
いただいた上で、今後パピヨンちゃんが元気に楽しく暮らして行くために現段階で
どのような対処を行うのが最も良いと考えられるか、
主治医の先生とよくご相談の上、決めていただければと思います。
また、セカンドオピニオンとして他の先生の意見を聞いてみるのもとても参考になると思います。
ご心配なこととは思いますが、よくご検討いただければと思います。
どうぞお大事になさって下さい。

roselle様とパピヨンちゃんが笑顔いっぱい、お元気にお過ごしになられますよう
心から応援いたしております。
季節の変わり目で体調を崩しやすい時期ですが、お体大切にお過ごし下さい。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談
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土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。



Re: 乳頭に腫瘤ができました

- roselle

2013/10/05(Sat) 01:06

No.2329

この度は丁寧にご回答誠にありがとうございます。先生のおっしゃる様に主治医とよく相談して早めに対処しようと思います。避妊をしていませんでしたので、去勢も考えられての即手術だったかもしれません。相談させて頂いて気持ちが決まりました。本当にありがとう御座いました。



Re: 乳頭に腫瘤ができました

- 獣医師 秋吉

2013/10/07(Mon) 16:02

No.2330

Roselle 様

この度はご丁寧にご返信をいただきまして、誠にありがとうございます。
これから手術を検討されるとのことで、ご心配はつきないと存じますが、
かかりつけの先生とよくご相談されてください。
これからもパピヨンちゃんが穏やかに楽しくroselle様との毎日を過ごしていただける事を
祈っております。
また何かありましたらお気軽にご相談下さい。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。