必ずお読みください
・回答までに数日いただきますので、緊急を要する場合(誤飲、頻回の下痢・嘔吐、おしっこが出ない等)は、すぐに動物病院を受診してください。 ・当掲示板での回答は、お申し出内容に基づく一般的な回答となります。 ・「ワード検索」にお悩みのキーワード(トイレ等)入れていただくと、過去の類似の回答をご確認いただくことができます。 ・ニックネーム、タイトル、コメント欄は全体に公開されますので、氏名や証券番号など、個人情報の入力はお控えください。
証券番号
(記入例:S00123452)
ニックネーム
タイトル
コメント
暗証キー
投稿キー
文字色
初心者&ケンネルコフ
投稿者:ココママ
投稿日:2011/02/11(Fri) 06:21
No.664
まだ一週間前に飼いはじめて、生まれて2ヶ月のトイプードルです。戸惑いを毎日感じてます。今回、2時間おきぐらいに吐き気?みたいた声を出すのですぐに病院へ・・・ケンネルコフと診断されました。薬をもらい飲み始めてすぐに咳が悪化。ネットで調べると咳き込みは薬を飲んでいても1週間くらい続くとありますが心配でもう一度病院に行くかも考え中。本人はいたって元気で食欲もあります。ケンネルコフになった原因は環境変化でしょうか?やはり居る場所はリビングですが朝晩寒い場所、ゆたんぽやガスヒータを一晩中つけてあげて、乾燥しないように濡れたタオルを置いたり、水を溜めた桶を置いたりしてますが、それでいいのか不安です。犬の事を思いヒーターをつけっぱなしにすると今度は人間の方が暑く不快になるし、まだワクチンも済んでいないので、ワクチンが終わるまではしょうがないですか?
Re: 初心者&ケンネルコフ
- 獣医師 羽鳥
2011/02/16(Wed) 09:14
No.667
ココママ様暦の上では春とはいえ、まだまだ厳しい寒さが続いておりますが、ココママ様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。この度はご相談を頂戴致しまして、誠にありがとうございます。2ヶ月のトイプードルちゃんがケンネルコフと診断されたとのこと、快癒等に適した環境を含めたトイプードルちゃんのご自宅での過ごし方についてのご相談でございますね。お迎えになられたばかりのトイプードルちゃんが咳をするご様子をご覧になられるのはさぞかしお辛いことと、お気持ちお察しいたします。早速ご相談の件に関しましてご案内をさせて頂きたく存じますが、実際のお子様のご様子を拝見しておりませんので、一般的なご案内となりますことをご了承下さいませ。【ケンネルコフの原因について】ケンネルコフとは、種々のウイルス(犬アデノウイルス2型、犬パラインフルエンザウイルス、犬ヘルペスウイルスなど)や細菌(ボルデテラ菌、マイコプラズマなど)が単独、または混合感染して引き起こされる、咳を主症状とした伝染力の強い呼吸器疾患です。症状としては、咳の他にも鼻汁、発熱、元気消失、食欲低下などがみられることがあり、まだ免疫力の弱い子犬期に多い病気です。感染経路は、病原体を含む飛沫の経鼻経口感染や、罹患犬との接触感染といわれています。ココママ様のおっしゃる通り、環境の変化によるストレスが加わることで、子犬ちゃんの免疫力が低下し、ケンネルコフを発症することもございます。また、発症の要因としては、それ以外にも「生後1〜3ヶ月頃の月齢期は、初乳などを通して母犬からもらい受けた免疫力が低下する時期でもあること」や「今の時期のような、空気が乾燥し気温の低い冬場は、ケンネルコフのような感染症にかかりやすくなる季節であること」などがあるかと存じます。【ケンネルコフの治療について】ケンネルコフの治療といたしましては、主に細菌性の病原体や二次感染を防止するために抗生物質の投薬を行うことが一般的ですが、症状に合わせて鎮咳薬や気管支拡張剤の投薬やネブライザー(吸入治療)などを行うこともございます。また、発症にはワンちゃんの免疫力が関与しているため、充分に栄養をつけ、成長とともに免疫力が高まり治癒することを待ちます。ココママ様がインターネットでお調べになったとおり、1週間ほどで症状が落ち着くワンちゃんもいますが、成長に伴う免疫力の状態はそれぞれ異なるため、場合によっては数週間の治療を要することもございます。なお、お咳がひどくなったような気がするなど、トイプードルちゃんのご様子にご心配な点がある場合には、ご安心のためにも動物病院さんのご診察をお受けいただきますようお勧めいたします。【ご自宅での環境について】ココママ様はトイプードルちゃんのために湯たんぽやガスヒーターなどで暖かい状態を保ちつつ、濡れタオルなどで湿度についても気を配っていらっしゃるとのことでございますね。呼吸器疾患や感染症の場合、適切な温度や湿度の管理はとても重要なことでございますので、そのようなご配慮は大変、望ましいかと存じます。まだ生後2ヶ月の子犬ちゃんですので、この季節、暖かくして頂くとこは大切でございますが、ホットカーペットなどをご利用の場合など、暑すぎるときに子犬ちゃん自身でマット等から離れられるように調節ができるようにすることも必要です。また、新鮮なお水をいつでも飲めるようにしてあげることにもご注意ください。 さて、ココママ様のお宅では、ご家族がトイプードルちゃんにあわせた室温を不快に感じられてしまうという事ですが、室温はご家族が快適に過ごせる程度にご調整いただき、その他の補助器具で子犬ちゃんが自分で調節ができるようになさってもよろしいかもしれません。寝床に湯たんぽを置いてあげることや、ワンちゃん用のヒートマットなどを併用して頂くことも一つかと存じます。ご高承のこととは存じますが、特にガスヒーター等の暖房器具をご使用されると、湿度がさらに低下する場合もございます。このような状況を防ぐため、加湿器などを併用していただいたり、乾燥が気になる時はお鍋などにお湯を張って炊いて頂くなどもよろしいかもしれません。また、暖かい環境を作っていただくことと同様、定期的に換気を行って頂くことも大切です。お掃除や換気をなさっている間は、トイプードルちゃんを別の暖かいお部屋に避難させてあげると良いでしょう。トイプードルちゃんは咳の症状はあるということですが、元気や食欲に問題がないとのことで何よりでございます。栄養をつけてすくすくと成長され、一日も早くお咳が治りますことをアニコムスタッフ一同お祈り申し上げております。陽差しの中に温もりは感じるものの、冷たい風が吹き厳しい寒さが続いております。体調をくずされないよう、暖かくしてお過ごし下さいませ。今後とも、アニコムを何卒宜しくお願い申し上げます。
子犬の眼の充血について
投稿者:池田
投稿日:2011/02/07(Mon) 19:34
No.651
はじめまして。3ヶ月のチワワ♀のことですが我が家に来た当初から、白目部分に赤い線のような充血があります。寝不足でもトイレを我慢してるわけでもありません。充血が出ない時もあれば、片目だけ、両目ともと、見る度に違います。興奮してるからでしょうか?インターネットで調べても、結膜炎とも角膜炎とも違う気がします。特に元気がないわけでもなく、痒がっているわけでもないのでまだ病院には行ってません。何か先天的な病気でしょうか?アドバイスよろしくお願いします。
Re: 子犬の眼の充血について
- 獣医師 垣本
2011/02/09(Wed) 17:16
No.656
池田様この度は、ご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。チワワちゃんは 生後3ヶ月とのことでございますね。元気に遊んでいらっしゃる愛らしいお姿が、目に浮かぶようでございます。ご相談の内容につきまして、早速ご案内させて頂きたく存じますが、チワワちゃんの詳しい状況が分りかねますため一般的なご案内になりますことを何卒ご了承下さいませ。【白目部分の赤い線のような充血について】ワンちゃんの眼球の白目部分には、太い血管がございます。そのため、興奮した時などに充血が起こると、赤い線のように見えることがございます。チワワちゃんの白目部分にある赤い線のような充血につきましても、池田様がおっしゃいますように、興奮時などの一時的なものである可能性が考えられます。もし興奮時に充血がみられ、落ち着いた時間帯に見ていただいて充血が落ち着いているようであれば、経過をみられてもよいかと存じます。しかしながら、眼を気にしたり、充血の範囲が広がっていったり、目やにや涙が増える、眼をシパシパするなどの変化が見られましたら、眼に炎症を起こし、充血を起こしている可能性もございますため一度動物病院さんにご相談をいただくことをお勧めいたします。また、今回、池田様におかれましては、インターネット等でお調べになられた中には結膜炎や角膜炎についてお調べになられたとのことでございますね。特にチワワちゃんのようにくりくりとした大きな瞳のお子様の場合、異物などにより眼を傷つけて、結膜炎や角膜炎を引き起こすこともございますので、ご注意いただきたいと存じます。ご参考までに、結膜炎と角膜炎につきましてもご案内させていただきますので、参考にしていただきましたら幸いでございます。・結膜炎について結膜炎とは、まぶたの裏側にある結膜が炎症を起こす眼の病気です。結膜炎になりますと、結膜が赤く腫れて涙がでる、眼ヤニが出る、むくむ(浮腫)などの症状が出ます。・角膜炎について角膜炎とは、目の黒目部分の表面をおおっている角膜が炎症を起こした状態をいいます。角膜に刺激を受けることによっておこるので、ワンちゃんは眼を痛がって、しばしばさせたり、涙や目ヤニで眼の周りが汚れたりします。角膜炎が重度になると、多くの場合、透明な角膜が白く濁ります。症状が長期に及ぶと正常な角膜には存在しない血管が生じます(これを血管新生といいます)。角膜の傷が深く、角膜表面の上皮だけでなく角膜実質におよんだ傷を角膜潰瘍といいますが、潰瘍の場合、完治にまで長期の時間がかかる場合が多く、痛みも強くなります。少しずつ暖かくなってまいりましたが、まだまだ気温差の大きい時節でもございます。池田様におかれましてはくれぐれもお体ご自愛くださいませ。チワワちゃんの健やかなご成長を心よりお祈りいたしております。今後ともアニコムをどうぞ宜しくお願い申し上げます。
- 池田
2011/02/09(Wed) 19:26
No.657
垣本様ご丁寧な回答ありがとうございます!おっしゃる通り、大人しい時は綺麗な白目で遊んでる間だけ、少し血管が出ているような感じです。とても元気で食欲もありますし、目を痒がったり目やにが出たりも無いのでもう少し様子を見てみます。再来週に、予防注射のため病院に行く予定ですのでその際に獣医の方にも相談したいと思います。大変参考になりました!本当にありがとうございました。
2011/02/10(Thu) 18:00
No.663
池田様この度はご丁寧にご返信をいただき、またご様子をお聞かせくださいまして、誠にありがとうございます。お話のご様子から、池田様のチワワちゃんへの温かいお気持ちが伝わってくるようでございます。チワワちゃんがすくすくと、お健やかにご成長されることを心からお祈りいたしております。再来週は予防注射のご予定とのことでございますね。その際に目のご様子をご相談されるとよりご安心かと存じます。今後の生活の中では、気がかりに思われることもあるのではないでしょうか。私どもといたしましても、微力ではございますが、末永く池田様とチワワちゃんのサポートをさせていただけましたら幸いでございます。お電話でのどうぶつ相談を含め、お気軽にお声がけくださいませ。今後とも、アニコムを宜しくお願い申し上げます。
ヒートについて教えてください
投稿者:はなママ
投稿日:2011/02/02(Wed) 11:01
No.642
久しぶりの投稿です。現在、7か月を過ぎたトイプーの女の子のことです。本などで、生後6から8か月の間に初めてのヒートが来る。ということなのですが、今のところ確認ができていません。初めてのことなので、私自身もどういう状態なのかわからないのですが、見た目にも膨らんでくるのでわかると聞いてはいるのですが、今のところわかりません。おしっこに、混じってる感じもありませんし、普段からちょこちょことなめているので、あまりわかりません。教えていただきたいのは、@初めての場合は、どんな感じでしょうか?A8か月を超えてしまう場合もあるのでしょうか?B始まる前には、なにか私たちがわかるような兆候があるのでしょうか?初めてのことで、長々となってしまい申し訳ございません。よろしくお願いいたします。
Re: ヒートについて教えてくださ...
2011/02/03(Thu) 13:35
No.647
はなママ様春の訪れが楽しみな頃ですが、はなママ様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。トイ・プードルちゃんは元気にお散歩をしていらっしゃいますでしょうか。この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。さっそくご案内させて頂きたく存じますが、一般的なご案内となりますことを何卒ご了承下さいませ。【「ワンちゃんの発情」について】女の子のワンちゃんは、一般的に生後6〜12ヶ月頃には体の成長が一段落して性成熟を迎え、このころ最初の発情を迎え、その後1年に1〜2回、6〜12ヶ月の間隔で発情を繰り返すことになります。なお、一般的に小型犬では早く、大型犬では遅いといわれており、品種や成長のスピードなどの個体差により、初回の発情を迎える時期は様々です。ワンちゃんでは、発情前期には陰部が赤く腫大し出血がございます。発情出血がある期間は、通常約1〜2週間です。ワンちゃんの発情出血はヒトの生理とは異なります。ヒトの場合は排卵後、受精しない時に起こる出血でございますが、ワンちゃんの場合は発情期の初期に、これから排卵をする準備のための出血になります(妊娠準備のため肥厚した子宮内膜の毛細血管が切れることによる出血)。したがいまして、ワンちゃんは発情出血(生理)後に排卵が起こります。はなママ様のお子様のトイプードルちゃんは、現在7ヶ月過ぎということですね。初めて迎える発情の時期には個体差がございますため、トイプードルちゃんはまだ発情を迎えていない可能性もございます。まだ発情の兆候が見られないということでしたら、もう少し様子をみられてもよろしいかと存じます。また、出血があっても自分できれいになめとってしまう場合や、初めての発情を迎える時には、ワンちゃんの体がまだ十分には発達しておらず、発情出血が非常に少なくて肉眼ではわかりにくい場合もございます。したがいまして、トイプードルちゃんにおいても、既に初回の発情を終えている可能性もあります。実際に発情しているかどうかは、動物病院さんで身体検査をお受けになったり、膣内部の細胞を顕微鏡で見てもらったりすることでも確認することができます。また、念のために、順調に成長しているか、栄養状態に問題がないかなども、かかりつけの動物病院さんで一度チェックしていただくと、さらにご安心いただく方法かもしれません。【発情の兆候について】発情前期になりますと、外陰部は触ると硬いのですが、ふっくらとしてみえます。これが数日から2週間以上と日数に開きはありますが、この状態が続いた後に発情期が来ます。発情期になると出血は全く見られなくなり、外陰部はふっくらとしたままですが、発情前期と異なり、触れると柔らかくなっています。外陰部の変化以外の兆候としては、排尿回数が増える、陰部を舐める、落ち着きがなくなる、食欲の変化などがあります。時節柄、体調管理の難しい時期でございます。はなママ様におかれましては、くれぐれもお身体ご自愛くださいませ。トイプードルちゃんがお健やかにお過ごしになられることをアニコムスタッフ一同、心からお祈り申し上げております。今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。
- はなママ
2011/02/04(Fri) 15:06
No.649
垣本先生、ご丁寧な回答ありがとうございます。昨日、ちらっと陰部を見ましたら、赤い部分があったので、血かな?と思って触ってみましたが、手には何も付きませんでした。そろそろなのでしょうか?もう少し様子を見て、動物病院で見てもらおうかと思います。病院では、発情期が終わった後でも、発情したかどうかというのは、分かるものなのでしょうか?よろしくお願いいたします。
2011/02/08(Tue) 10:35
No.652
はなママ様この度はご丁寧にご返信を頂戴いたしまして、誠にありがとうございます。トイプードルちゃんの初めての発情に関することですので、はなママ様におかれましてもご心配は尽きないことと存じます。はなママ様の愛情に包まれてトイプードルちゃんはお幸せでございますね。先日、陰部に赤い部分を確認されたとのことですね。実際にトイプードルちゃんのご様子を拝見しておりませんが、もしかしたら発情の兆候である可能性もございます。今回頂きました「発情期が終わった後でも動物病院さんでは発情したかどうか分かるか」というご質問についてご案内させていただきたく存じます。ワンちゃんの発情周期は、「発情前期」、「発情期」、「発情後期」の三つの時期に分かれており、その後の無発情期を含めて、サイクルを繰り返しています。ワンちゃんの陰部からの出血は「発情が始まる」という合図ですが、この出血が見られる期間のことを「発情前期」といいます。発情前期の後、すなわち出血が止まった頃が「発情期」となりますが、「発情期」は約10日間続き、この時期に排卵がみられます。発情期の後、再び男の子を許容しなくなりますが、この時期が「発情後期」といわれる時期です。ワンちゃんの妊娠期間と同じ期間(約2ヶ月間)続きますが、この時期にホルモンの関係から妊娠していないのに乳腺が発達したり、乳汁分泌が見られたり、巣穴を作ろうとすることがあります。このような症状を一般的に偽妊娠といいますが、一般的には、ホルモンの分泌低下により数週間から約2ヶ月程度で自然になくなります。なお、偽妊娠の症状が強くあらわれる場合などには、ホルモンの影響や症状を減らす目的で避妊手術をすることもあります。発情後期に続いて、発情が全くない「無発情期」が、個体差はありますが約4〜10ヶ月続きます。ワンちゃんの発情に関する状態を調べるためには、膣の細胞の検査をすることで、その時点での発情周期を判別することになりますが、「無発情期」に入ってしまうと、発情が来る前の状態と区別をすることが難しいようでございます。しかしながら、「発情前期」〜「発情後期」の間の検査であれば、膣の細胞の状態により発情の有無を診断することができます。また、「発情前期」、「発情期」、「発情後期」には外陰部や乳腺の状態などの視診のみで発情の有無やおおよよの発情周期を診断できる場合もございます。少しずつ暖かくなり、お散歩もいっそう楽しみになってまいりましたね。発情を控えたトイプードルちゃんにとっては、体調を崩しやすい時期でもございます。くれぐれもお大事にお過しください。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。
2011/02/09(Wed) 11:19
No.655
先生、ありがとうございます。その後、陰部の腫れなどはまだ確認できませんが、相談させていただいてから、尿の回数が以前より増えてます。もう少し、様子を見てみたいと思います。ありがとうございました。
2011/02/10(Thu) 17:45
No.662
はなママ様ご丁寧なご返信を頂き誠にありがとうございます。トイプードルちゃんの発情出血を確認なさる日が待ち遠しいのではないでしょうか。また、確認されると、はなママ様もご安心でございますね。もう少し、見守ってあげてくださいませ。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。
犬去勢後のフードについて
投稿者:岡田 孝正
投稿日:2011/02/10(Thu) 00:15
No.658
トイプードルを飼っていますが、生後6か月になりましたので、先日去勢手術を受けました。獣医師からは、ロイヤルカナンのニュータードケアという去勢後のフードを勧められましたが、BHAが使われているため気が進みません。現在ユーカヌバの子犬用に少量の缶詰を混ぜて与えていますが、成犬用体重管理フードを今から与えたほうが良いのでしょうか?
Re: 犬去勢後のフードについて
- ペット栄養管理士 三留
2011/02/10(Thu) 16:33
No.661
岡田 孝正様春の訪れが待ち遠しい頃ですが、岡田様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。さっそくご案内をさせていただきたく存じますが、実際のトイプードルちゃんのご様子を拝見していませんので、一般的なご案内となりますことを、何とぞご了承くださいませ。岡田様のトイプードルちゃんは現在6か月であり、また先日、去勢手術をなさったとのことでございますね。ワンちゃんは犬種や個体によっても異なりますが、ほぼ一年間で成犬になりますので、ヒトと比べて短期間で著しい成長をいたします。したがいまして、トイプードルちゃんは成長期の真っ只中でございますので、成犬になってからのワンちゃんが、健康を維持するための栄養やカロリーを要しているのに比較しますと、健康維持に加えて、成長のための栄養やカロリーがまだまだたくさん必要な時期でございます。なお、小型犬の子犬ちゃんの成長は大型犬の子犬ちゃんの成長よりも早く、急激に成長をしてきたと今までと比較すると、6ヶ月齢になられ、必要とするカロリーが以前よりは段々と下降してきている段階にあります。また一方で、去勢をするとホルモン代謝や運動量が変化し、消費エネルギーが減ることから太りやすくなるといわれております。成長に必要なエネルギーや栄養をたっぷり与えることが重要な時期でもあり、同時に太りやすくなるといわれている時期でもあるので悩んでしまわれるかと存じますが、優先すべきは、「成長に必要な栄養やカロリーを充分に与えること」ではないかと存じます。したがいまして、仮に体重管理のためのフードをお与えになられる場合でも、成犬用ではなく、6ヶ月のワンちゃんに与えることも想定されたフードであることが重要でございます。さて、肥満とは摂取するエネルギーより、動いたり排泄したりすることにより消費するエネルギーが多いことで起こります。肥満を防ぐためには、摂取するエネルギーをコントロールすることと同様、消費するエネルギーを増やすことも有効でございます。したがいまして、成長期のトイプードルちゃんには、お散歩や遊びなどで消費するエネルギーを増やしてあげることで調節いただくことが望ましいのかもしれません。また先述の通り、これから成長のスピードがだんだん下降していく時期でもありますので、フードの規定量を目安にして頂き、成長の段階にあせてお食事の量をコントロールして頂ければと存じます。トイプードルちゃんは、元気いっぱいで目が回りそうに大変な時期ですが、目の中に入れても痛くないほど愛らしい時期でございますね。ご家族様を楽しませてくれているのではないでしょうか。トイプードルちゃんがお健やかにご成長されますことをアニコムスタッフ一同、心からお祈りいたしております。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。
柑橘系
投稿者:飯田優子
投稿日:2011/02/01(Tue) 08:54
No.640
うちの猫たちは果物が好きです。特に八朔が気に入ってて皮をむいている時からすごい騒ぎです。柑橘系もいろいろ食べます。蜜柑ぐらいなら問題なさそうですが八朔はエグみが気なりますが、問題ないのでしょうか。
Re: 柑橘系
2011/02/03(Thu) 12:00
No.646
飯田 優子 様日向ぼっこが心地よい季節ですが、飯田様のネコちゃんたちはいかがお過ごしでしょうか。この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。さっそくご案内をさせていただきたく存じますが、ご案内が一般的なものとなりますことをご了承くださいませ。飯田様のネコちゃんたちは果物が大好きとのことでございますね。食べたくて、嬉しそうに飯田様のお顔を見上げる猫ちゃんたちのご様子が目に浮かぶようでございます。<猫ちゃんの食性>もともと肉食動物であるワンちゃんが人間との生活の中で雑食化してきたのに対して猫ちゃんは完全な肉食のままのどうぶつです。そのため、お野菜や果物などを消化・吸収することはあまり得意ではありません。ただ、肉食動物であっても、たんぱく質以外の多くのバランスが取れた栄養素を必要としています。野生の猫ちゃんの場合は、捕食したどうぶつの腸管の中に含まれる半消化の炭水化物や繊維質、ビタミンやミネラルなどさまざまな栄養素を吸収して、栄養素を摂取しています。さて、果物一般の特徴ですが、水分をたっぷり含んでおり、たいてい甘みがありますが、これは果糖(フルクトース)でございます。猫ちゃんの身体にとって水分をたっぷり摂取することは大変重要ですが、一方、猫ちゃんの身体には果糖(フルクトース)を分解する酵素が欠如しています。このため、果糖をエネルギー生産のため体に取り込むというのではなく、尿中に排泄させることになり、大量に摂取してしまうと猫ちゃんの泌尿器系に負担をかけることが懸念されます。これらのことを考え併せると、果物の摂取は、飯田様とのコミュニケーションを楽しむ時間という程度にしていただき、できるだけ少量に留めておいていただいたほうが好ましいかもしれません。また、かんきつ類の皮などに多く含まれているリモネンという成分は個体差はありますが、猫ちゃんによっては強く反応をする場合もあり、状況によっては一種の中毒症状(神経症状など)を起こす可能性もあるようでございます。このため、お与えになられる場合は皮をむいた後、身の部分だけ、少量になさったほうがよろしいかもしれません。さて、八朔のエグミでございますが、これはナリンギンと呼ばれる抗酸化作用をもつポリフェノールの一種でございますので、特にご心配には及ばないかと存じます。果物には大変多くの種類がありますが、このうち、ブドウはワンちゃんにとっては腎臓機能に障害を与えるという報告もあがっているようです。しかしながら、猫ちゃんへの影響については、まだはっきりとしたことは分かっていないようでございます。ただ、猫ちゃんであっても、ご安心のためにお与えになるのはできるだけお控えになられたほうがよろしいかもしれません。他にもアボガドに反応を示す場合などもございます。初めてお与えになられる種類の食べ物は、ほんの少しずつ、大丈夫であるのを確認しながら増やしていったほうがご安心でしょう。今日は節分でございますね。だんだん春の彩りが強くなっていくのでしょうか。飯田様と猫ちゃんたちがお過ごしになられる毎日が、温もりに満ち、笑顔に溢れたものであるよう心からお祈り申しあげております。猫ちゃんたちによろしくお伝えくださいませ。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。
- 飯田優子
2011/02/09(Wed) 09:25
No.653
お返事ありがとうございました。いろいろ調べたのですが、柑橘系は猫は食べない。らしく情報が得られず不安でした。どうしても与えたいわけではないのですが、要求が激しいので、毒にならないのなら、すこしぐらいあげてもいいのかと思います。
2011/02/10(Thu) 14:56
No.660
飯田 優子様ご丁寧にご返信をいただきまして誠にありがとうございます。冬は蜜柑や八朔の美味しい季節、美味しいものをネコちゃんたちと一緒に分け合うのはとても素敵なことでございますね。ネコちゃんの体に負担を与えたり、肥満につながったりするほどたくさんあたえなければ問題は生じないかと存じますので、一緒に食べる時間を楽しんでくださいませ。気がかりに思われることがおありの際には、お気軽にお声掛けくださいませ。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。