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直接どうぶつさんのご様子を拝見しておりませんので、一般的なご案内となりますこと、また、投稿フォームにはURLを入力できない設定となっておりますことをご了承ください。

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無題

投稿者:らん

投稿日:2017/02/09(Thu) 16:21

No.4617

今年の9月で17歳になります。
ここ一カ月くらい、夜中にずっと鳴き続けます。
もうすぐ春なので、さかりがきているのかもしれませんが、
どうしてなのでしょうか?健康診断はしたばかりで、どこも異常はありません。

Re: 無題

- 獣医師 霍田

2017/02/13(Mon) 18:48

No.4623

らん 様

日ざしの明るさに春の気配を感じるようになりましたが、
らん様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。
らん様のどうぶつさんが、ここ1ヶ月ほど夜中に鳴き続けているのですね。
お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、
どうぶつさんの種や性別等について分かりかねますこと
また実際のご様子を拝見しておりませんので、
一般的なご案内となりますことを何とぞご了承ください。

らん様のどうぶつさんは今年の9月で17歳をお迎えで、健康診断で異常はなかった
とのこと、大変すばらしいことと存じます。
らん様の日頃の健康管理の賜でございますね。
さて、ワンちゃんやネコちゃんが夜中に鳴く原因として、いくつか考えられますので、
一般的なものを次にご案内いたします。ご参考にしていだだければ幸いでございます。

【発情に関するもの】
決まった時期にだけ鳴く場合には、発情期や、他のワンちゃんやネコちゃんの発情に
誘発されていることも考えられます。
今までもある時期にだけ鳴き続けるといった行動はございましたか。
発情に関する場合は、ソワソワと落ち着きがないように見られることが多いとされます。

【生活サイクル】
ネコちゃんの場合は基本的に夜中から明け方にかけて活動するどうぶつ種です。
また、もともとネコちゃんは狩りをするエネルギーを蓄えるため、狩猟の時間以外は
なるべくエネルギーを使わずに過ごそうとするとされています。
人間のご家族様とお家の中で暮らすネコちゃんは労せずして食事を摂ることが
できる上、日中安心して寝ることができますので、夜の活動が増す、ということが
ございます。
また、ワンちゃんの場合も同様に、日中寝て過ごしている場合はいわゆる昼夜逆転と
なり、夜に活発に動いたり鳴いたりといった行動が多くみられます。
こういった場合には、なるべく日中に遊んだり運動をさせてあげることで、
心地よい疲れを感じてもらい、夜にぐっすり睡眠をとってもらうと良いでしょう。

【学習】
ワンちゃんもネコちゃんも、鳴くことによって「ご褒美」にあたるものを得た経験が
あるとその行動を繰り返し行うことがあります。
例えば、鳴いたときに「どうしたの?」「はーい」などと声をかけることを繰り返すと、
鳴けば大好きなご家族が注目してくれる、構ってくれると学習する場合があります。
鳴いた後でごはんをあげる、ドアを開けてあげるなど、「鳴けばいいことがある」
「希望が叶う」と学習すると、鳴くという行動が習慣化してしまうことがあります。
この場合には、鳴いているときは無視をする、鳴いていないときにたくさんほめて
あげたり、ごはんをあげるという一貫した対応をすることが必要です。

【環境】
ワンちゃんやネコちゃんは、不安や恐怖、ストレスなどを感じたときに繰り返し鳴く
こともあります。
例えば、お部屋の模様替えをしたり、お留守番の時間が長かったり、お客様が
いらっしゃる機会が多かったりなど、何らかの環境の変化にお心当たりは
ございませんでしょうか。
周囲の環境をご確認いただき、不安などを感じている可能性のあることについては、
なるべくそれを取り除くことも大切でしょう。
例えば、庭の塀の上を歩く他所のネコちゃんやお宅の前の道を散歩するワンちゃん
に強く反応して鳴くようになるなど、いつもと違う行動をする場合もみられます。
窓の外の様子をあまり感じなくてすむように、しっかりとカーテンをひくなども
有効でしょう。
なお、不安や嫌悪を感じているものに対するどうぶつさんのイメージを変え
ストレスを和らげる方法として、嫌いなものとどうぶつさんの好きなものと
結びつけることが有効なこともあります。
またネコちゃんの場合は特に、隠れる場所があると安心するので、
生活スペース内に隠れられる場所、落ち着くことのできる場所が充分にあるかを
ご確認いただくことも大切でしょう。

【身体機能や感覚の衰えに伴う変化】
ワンちゃんでもネコちゃんでも、加齢により身体機能や感覚が衰えてくると、
その分、自分自身を守る能力が衰えてくる訳ですので、不安を抱き易くなると
されています。そのため、不安の表出でもある「鳴く」という行動に結びつく
可能性も考えられます。

【疾患】
らん様のどうぶつさんはすでに健康診断をなさっていらっしゃるとのことですので、
健康上のご心配はないかとは存じますが、念のために、また、今後の健康管理の
ために、夜鳴きへの関連が考えられる病気を幾つかご案内いたします。

■甲状腺機能亢進症
中高齢のネコちゃんの場合は、ホルモン疾患の1つである「甲状腺機能亢進症」と
いう疾患が比較的よく見られます。
この疾患は、甲状腺ホルモンを分泌する内分泌器官である甲状腺が、腫瘍化したり
過形成になったりすることで甲状腺ホルモンの分泌量が過剰となった状態をいい、
活動性の行動変化が見られることがあります。
甲状腺ホルモンは体のほとんどの組織に作用して代謝を活発にする働きがあり、
この分泌が過剰になると体の代謝が常に亢進して活発な状態が続くため、
様々な症状が現れます。
代表的な症状を以下に挙げますので参考になさってください。
・食欲が異常に増し、痩せてくる
・多飲多尿
・性格が変わる(活発になる、攻撃的になる、落ち着きがなくなるなど)
・眼がランランとする
・脱毛、毛づやが悪くなる
・嘔吐・下痢
・呼吸が速くなる、心拍数の増加
ただし、必ずしもすべての症状が見られるわけではなく、そのどうぶつさんによって
様々です。
甲状腺機能亢進症の診断は血液検査で行いますが、一般的な健康診断の血液検査では
甲状腺ホルモンまで測定しないことも多いかと思います。
一方、ワンちゃんでは、甲状腺機能亢進症はむしろまれで、中高齢のワンちゃんでは
甲状腺の機能が低下する甲状腺機能低下症がみられ、寒がる、疲れ易い、
動作が緩慢なり沈みがちになる、などの症状がみられます。

■認知症
認知症とは一度発育した脳が加齢や脳疾患などによって損傷され、それまでに獲得
された知的能力が低下している状態とされています。念のため、よく見られる症状
をいくつか記載いたします。
・異常な夜鳴き、意味もなく鳴き続ける
・徘徊
・昼夜逆転
・トイレの失敗
・食欲が異常に増す
・狭い場所に入って出てこられない
・ご家族やオモチャなどへの興味を失う
認知症を疑う場合には、ご家族様への問診や一般的な身体検査に加え、
類似した症状を示す可能性がある疾患の除外診断を行いますが、
診断が難しいことも多くあります。
ワンちゃんの認知症が広く知られるのに比べ、ネコちゃんでは、認知症は少ない、
もしくは症状が穏やかだと考えられていますが、高齢になり今までと比べ
鳴くようになった、ということは比較的よくみられるようです。

上記の疾患以外にも、脳腫瘍、神経疾患などでも行動の変化が見られる場合があります。
また、今までの鳴き声と異なる場合や、排尿時、毛繕いをした際によく鳴く、
特定のところを触ると鳴くなど、一定のパターンが見られる場合には、痛みによって
鳴いている可能性もあります。

このように、さまざまなことが考えられますので、らん様のどうぶつさんの夜鳴きの
原因が何であるかの明言ができずに恐縮ですが、何らかの疾患が関連している
可能性も否定しきれないかと思います。ご安心のためにも動物病院さんに
再度ご相談いただくことをお勧めいたします。
その際、らん様のどうぶつさんが鳴いているときの様子を撮影した動画や鳴いている
時間、間隔などをメモにお取りいただき、お見せいただいてはいかがでしょうか

なお、アニコムでは下記の受付時間で、お電話でのご契約者様への健康相談、
しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用ください。

お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日祝9:30〜15:30
土日祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。
気温差が大きく、体調管理の難しい季節ですが、風邪などひかれませんように
ご自愛ください。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。



しつけについて

投稿者:きくさん

投稿日:2017/02/08(Wed) 21:25

No.4616

お世話になっております。
チワワを飼って7年目を迎えております。
無駄吠えがひどくて、困っております、今までいろんなこと を試しました、(風船を割っての破裂音、首輪式振動ショック
等々)しかしながらどうしても効果は今一でした、
何か効果的な方法はないでしょうか?7年もたっていれば今更仕方ないでしょうか
アドバイスをお願いいたします。

Re: しつけについて

- 愛玩動物飼養管理士 三留

2017/02/10(Fri) 16:11

No.4619

きくさん 様

春の温もりが待ち遠しい頃ですが、きくさん様におかれましては
いかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談を頂戴いたしまして誠にありがとうございます。
チワワちゃんの吠えにお困りとのことでございますね。
早速ご案内をさせていただきますが、実際のチワワちゃんのご様子を
拝見しておりませんので、一般的なご案内となりますことを何とぞご了承ください。

ワンちゃんが吠える原因といたしましては、「縄張りを守ろうとする防衛本能から
吠える」、「周囲のご家族様に要求をして吠える」、「怖くて吠えて何とか身を
守ろうと吠える」、「お知らせをしようと吠える」、「周囲のご家族様に指示を
しようと吠える」、「嬉しい時など、興奮が高じて吠える」など、
さまざまな原因が考えられます。

また、ワンちゃんは、「自分が何かした後、周囲にどのようなことがあったか」という
ことを大変よく覚えており、この経験をもとに、自分の行動を組み立てていきますので、
ご対応を少し見直していただくことでもワンちゃんの行動は変わっていきます。

例えば、過去にオモチャが欲しくて吠えた時に、「オモチャが欲しいのね」と取って
もらったワンちゃんは、吠えれば要求は満たされるということを学び、吠えることが
一つの手段になってしまうことがございます。
ワンちゃんは、一度うまくいったことに対しては、かなりしつこく執着するのが
一般的です。そのため、何時間でも吠え続けることがありますので、閉口して、
要求をきいてしまうと、「がんばって吠えた甲斐があった」ということになり、
ますます吠えることが魅力的な手段となっていきます。

一方で、「これでもか」と吠えても吠えても思うようにならず、あきらめる
ところまでいくと、吠えることが手段として魅力がないということを学びます。
根気強く、毅然と「吠えても無駄だ」ということを教えていく必要があります。

ただ、日常生活の中では、なかなか難しいとは存じますので、なるべく吠えない環境
を作ったり、「オスワリ」などの指示を上手にお使いになり、「きくさん様の指示に
従ったら良いことがあった」、「吠えていない時に良いことがあった」という経験を
根気強く続けていただくことも大切でしょう。

お散歩の時に吠えるワンちゃんも多いのですが、チワワちゃんはいかがでしょうか。
お散歩中、怖くて吠えている子もいれば、「それ以上、こっちに来るんじゃない」と
相手に警告するため吠えている子もいます。遊びたくて吠えることもあるかもしれません。
何を求めているのかをご考慮いただきながら、吠えた後にご褒美にあたることが
起きないようになさることが大切でしょう。

例えば、遊びたくて吠えているワンちゃんが、「吠えた後に遊べた」という経験を
すると、「吠えれば遊んでもらえる」と学習してしまい、
次から遊びたくて吠えるようになるかもしれません。
また、怖くて吠えている子を吠えた時に抱っこをすると、「吠えれば抱っこしてもらえる」
と覚えてしまうでしょう。
「吠えても遊べない」、「吠えても無駄だ」ということを根気強く教えていきましょう。

また、ワンちゃんの行動は習慣化しやすいので、「他のワンちゃんを見る」ことと、
「吠える」という二つの行動がなるべく結びつかないように、吠えそうな時に
他の行動をさせていただき、落ち着かせることも一つの方法でしょう。

お散歩で、いつもあのタイプの子に吠える、というようなワンちゃんがいる
のであれば、その方とワンちゃんが近づいてくる時、相手のワンちゃんとの間に、
きくさん様がお入りになり、落ち着いた表情と声でチワワちゃんに「おすわり」と
指示をしましょう。
チワワちゃんの意識を、きくさん様にお向けいただき、「チワワちゃんは
きくさん様に守られている」という雰囲気を作りましょう。
オスワリする余裕がない場合も多いのですが、チワワちゃんにオモチャやオヤツなど
好きなものを見せてあげてもよろしいでしょう。
とにかくいつも吠える対象から気をそらすようにします。
このようにして吠えない状態を作り、「お利口ね」と声をかけながら相手の飼い主さん
とワンちゃんが通りすぎるのを待ちます。
吠えないで通りすぎることができたら、うんと明るい声で褒めていただき、場合に
よっては、特別にご褒美をあげてもよろしいでしょう。

ワンちゃんは戸惑ったり、不安だったり、怖いと思って吠えたりしている時が多い
のですが、このような時にはチラリと飼い主様の様子や表情を見ることが多いようです。
この時、とにかく飼い主様が落ち着いた表情をしていると、チワワちゃんは、
「ママが大丈夫そうだから、平気かな」と安心するでしょう。
また日常生活においても、きくさん様が主導権を持つことで、チワワちゃんに
「自分は守られているから安心だ」、「従っていけばいい」と感じさせてあげましょう。

実際にチワワちゃんが吠えた時に、きくさん様はどのように対応なさっているでしょうか。
「静かにしなさい」、「吠えちゃダメよ」などと声をかけていらっしゃる方も多い
のですが、叱るつもりで声を掛けることを「飼い主様が応援してくれている」と
ワンちゃんが勘違いしてしまったり、興奮して、余計に吠えたりすることもみられます。
毅然と落ち着いた表情で、低いトーンでご対応いただいたほうがよろしいでしょう。

また、「吠えていない状態の時に良いことがあった」という経験を日ごろから
なさることも大切なことでしょう。
例えば、きくさん様がご帰宅なさった時に、「ただいま」とチワワちゃんに声を
おかけになるのは、チワワちゃんが吠えていない時になさるとよろしいでしょう。

ワンちゃんはいったん吠え始めると、手がつけられなくなることが一般的ですので、
吠える前に、あるいは吠え始めのころに、対応いただくのも一つの方法でしょう。
例えば、インターフォンに吠えてしまう、というのであれば、ご家族やご友人に協力を
いただき、インターフォンをならしていただき、インターフォンの音を
チワワちゃんは感じているが、まだ吠えていないという状態で、
大好きなオモチャをぽんと投げて遊びに誘導したり、大好きなオヤツを
お与えになったりなさるのも一つの方法でしょう。
このようなことを続ける中で、今までは「インターフォンの音=吠える」で
あったのが、「インターフォンの音=オモチャで遊ぶ」という別の行動が
チワワちゃんの中でつながるようになるかもしれません。
また、ケージやサークルなどの中など、お家の中に自分が逃げ込める安心
できる場所用意するのも大切でしょう。

吠えながら玄関に向かって夢中で走っていく、というのであれば、玄関の様子を
あまり感じなくてすむように、リビングと玄関の間にパーテーションをおいたり、
ドアを閉めるようになさることも効果があるかもしれません。
ワンちゃんに見張り番役をさせないということも大切でしょう。
例えば、見晴らしが良いリビングにいつもいると、ワンちゃんの縄張り意識が強く
なり、「家を守るために吠える」という状態につながる傾向があります。
カーテンなどでいつもワンちゃんが過ごす場所から外があまりみえない状態を
作り、ワンちゃんが守られているということを感じやすい環境を作ることも大切でしょう。

なお、縄張り意識はどの子にもありますが、この意識を弱めるためには、
「飼い主様がいれば、外からの危険があっても心配しなくても良い」と
ワンちゃんに思わせる、つまり飼い主様が統率していることを示すことが大切でしょう。
また、お家の中をどこでも自由にするのではなく、ある程度、行動を制限することが
望ましいともいわれています。

体の小さなチワワちゃんにとって、お散歩中などに、知らない方が「可愛い」といって
近づいて撫でようとなさったり、自転車が向こうから走り寄ってきたりなど、
日常生活の中で、チワワちゃんが「怖い」と感じることは思ったより多いのかも
しれません。
ワンちゃんが吠えている時に、「怖くて吠える」ということはたいへん多いのですが、
このような状態で吠えているワンちゃんには「怖くない」ということを教えて
いくことが必要です。

特に、後ろや前から急に触られるのはどのワンちゃんにとっても大変怖い経験
となります。もし、お散歩中などに「撫でたい」という方がいらっしゃったとき
には、まずチワワちゃんにその方の手のニオイを嗅がせてあげ、「触っていい?」と
声をかけていただいてから、びっくりさせないように、斜めの位置から
手を出すようにしていただきましょう。

きくさん様におかれましては、チワワちゃんが吠えた時に、風船の破裂音をさせたり、
吠えたら振動がおきる首輪をご利用なさったりされたとのことでございますね。
ワンちゃんが吠えた時に「嫌な事がおきた」ということを通して、吠えない状態に
もっていくことを目的とした方法だと思います。
このような方法は、怖くて吠えているワンちゃんにすると、その状態に対する
恐怖心がさらに多くなるため、望ましくない場合もございますので注意が必要です。
いろいろな対応を試す、ということは、ワンちゃんにとって毅然として欲しい飼い主様
のことを「なんだか頼りないな」と感じてしまうかもしれません。
ワンちゃんが吠えても、飼い主様は「毅然と顔色一つかえない」という態度を
しめすことが効果的である場合もあるようです。

ワンちゃんは何歳からでも成長し、変わっていきますが、「すぐに効果のあるしつけは
ない」とお考えいただいたほうがよろしいかもしれません。
飼い主様の根気強いご対応は何より重要でございます。
回り道のようにお思いになられるかもしれませんが、日常生活の対応を通して、
次第に、「吠えても無駄だ」「きくさん様に従っていれば、安心なんだ」という
ことをワンちゃんに伝えつづけるうちに、チワワちゃんの行動に変化が
あらわれるのではないかと存じます。

なお、アニコムでは平日の予約制とはなりますが、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、
ぜひご利用くださいませ。

気温差が大きく、体調維持の難しい季節ではございますが、
きくさん様におかれましてはくれぐれもご自愛いただき、
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申しあげます。




草を食べてその後に嘔吐する症状

投稿者:りゅう

投稿日:2017/02/08(Wed) 21:14

No.4615

5歳になったばかりのトイプードル オスです。毎朝 食事前に散歩するのですが、最近特に回数がおおくなっている(1週間に3-4回程度)のが、道端の細いひも状の草を食べて後に、それを胃液とともに嘔吐することが続いています。これは犬の習性(毛玉を吐く)なのでしょうか。対処法をお教えください。

Re: 草を食べてその後に嘔吐する...

- 獣医師 江口

2017/02/10(Fri) 16:10

No.4618

りゅう 様

この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。
トイプードルちゃんが道端の細いひも状の草を食べた後、胃液とともに嘔吐を
することが多くなっていてご心配されていらっしゃるとのことでございますね。
お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、
実際のご様子を拝見しておりませんので、一般的なご案内となりますことを
何卒ご了承ください。

草を食べたがるワンちゃんは比較的多く見られ、理由としては次のようなことが
考えられます。
1.胃腸の調子が悪い時
食道や胃腸の閉塞・圧迫・炎症や細菌・ウイルス・寄生虫などによる感染などが
ある時、あるいは不適切なお食餌や消化の悪いものを食べた時、胃酸過多で
胃酸がたまった時などに、胃の中のものを吐き出したくて食べるのではないか
と考えられています。
2.誤飲・誤食したものを嘔吐する時
草の刺激で異物や毛玉などを吐くために食べるのではないかと考えられています。
3.ビタミン摂取のため
体の不調があるときなど、草の中に含まれるミネラルや酵素、葉酸など
を補給するために本能的に食べているのではないかと考えられています。
4.ストレス
運動不足や睡眠不足、環境の変化や飼い主様とのコミュニケーション不足など、
ワンちゃんが何かにストレスを感じている時に食べているのかもしれません。
5.嗜好性
何かのきっかけで口にした草の味がおいしかった、食感が気に入ったなど、
草を食べることが好き、あるいは楽しいから食べることもあるでしょう。

このように、ワンちゃんが細長い草を好んで食べることには、
様々な原因が考えられます。
嘔吐以外に症状がみられず、嘔吐も一時的なものであればご心配には及ばない
ケースが多いのですが、りゅう様のトイプードルちゃんにおかれましては、
最近特に嘔吐の回数が多くなっているということで、注意が必要です。
一度、かかりつけの動物病院を受診されることをお勧めいたします。

なお、胃腸の調子が悪くなると草を食べたがるワンちゃんは多く、
草を食べて吐くことは、ワンちゃんにとっては
胃腸の状態を守るための一種の本能的な防衛反応とも言えます。
また、ワンちゃんは人間と比べると吐きやすいどうぶつです。
だからと言って草を食べて吐くことがよいことだとはいえないでしょう。

草を食べて嘔吐する場合、草により胃が刺激され嘔吐が誘発されますが、
場合によっては草で胃粘膜が傷つけられ、胃炎などの原因となることもあります。
また、嘔吐する際には強酸である胃酸が食道を通過しますので、
食道の粘膜が傷ついたり食道炎を起こすこともあります。

また、屋外に生えている草を食べる場合、除草剤等による中毒の危険性も
ありますし、ウイルスや細菌、寄生虫などの感染の危険もあります。
トイプードルちゃんが草を食べたがった場合でも、
なるべく食べさせないように気をつけていただいた方がよろしいでしょう。

ここのところ寒さの厳しい日が続いており、体調を崩すワンちゃんが増えている
ようです。りゅう様もトイプードルちゃんも、どうぞお体大切にお過ごし下さい。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、お電話でのご契約者様への
健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。
気がかりなことがお有りの際には、いつでもお気軽にご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256 です。
平日9:30〜17:30 / 土日祝9:30〜15:30
土日祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。



しつけについて

投稿者:ぱんだ

投稿日:2017/02/03(Fri) 18:07

No.4612

お世話になります。
3ヶ月のトイプードルを飼っています。
初めて犬を飼うのでしつけの仕方があまりわかりません。
ゲージの外に出すとマーキングをし、あちらこちらに
おしっこやうんちをして困っています。
そのたびにゲージに戻すのですが、いつかは出かける際、
部屋で自由にさせてあげたいので直し方を知りたいです。
あともう一つ、歯がかゆいせいで手足を必ず噛んできます。
噛み癖も絶対つけたくないので徐々に直したいと思っています。
宜しくお願いします。

Re: しつけについて

- 愛玩動物飼養管理士 三留

2017/02/07(Tue) 15:11

No.4614

ぱんだ 様

陽の光に春の明るさを感じる頃でございますが、
ぱんだ様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。
早速、お問い合わせにつきまして、ご案内をさせていただきますが、
一般的なご案内となりますことを何とぞご了承ください。

【トイレのしつけについて】
ぱんだ様のトイプードルちゃんは、ケージから出すと、
あちこちにオシッコやウンチをしてお困りとのことでございますね。
子犬ちゃんのうちは、排泄機能の成長はまだこれからという段階ですので
どうしてもオシッコやウンチの回数が多く、また、
好奇心旺盛で興奮しやすいこともあり、粗相が多い傾向があります。
「さっきしたばかりなのに、またしている」ということも多く、
誘導することが難しいこともあるかと存じますが、
まずは「どこでしたら良いのか」を根気強く教えてあげましょう。
ワンちゃんにオシッコやウンチをどこにしたら良いかを教えるための有効な
方法は、「うまくいったときに、褒めること」です。
偶然でも上手くいったときに、大げさに褒めて、「そこでしたらいいんだよ」という
ことを教えてあげましょう。
困ったところでオシッコをしてしまったりするのを目になさると、
ご家族の皆様は、どうしても「またっ」などと声をあげてしまったり、
振り向いたりしそうになりませんでしょうか。
時には大きな声で叱りたくなることもあるかとは存じますが、
「大好きなご家族様に構ってもらいたい」、「愛情が欲しくて仕方がない」のが
ワンちゃんですので、飼い主様が叱っているつもりでも、ワンちゃんにとっては
「粗相をすると構ってもらえて嬉しい」ということになりかねません。

また、一方で、気の小さなおとなしいタイプのワンちゃんですと、
オシッコやウンチをした場所について叱られていても、
オシッコやウンチをしたことそのものを叱られたと思い、
叱った方の目の前で排泄をしなくなってしまったり、
ご家族様に隠れてするようになる場合もみられます。
このようなことから、粗相をしても、何もなかったかのように、さっと片付けて
いただき、偶然であってもトイレシートの上で排泄をしたときに、
褒めていただくことがたいへん重要です。

ケージの中でできているワンちゃんも、ケージの外に出ると位置感覚が
変わったり遊ぶことに夢中になっている時や、興奮している時は、
排泄のためにケージに戻ることは難しいのが一般的です。
ぱんだ様のトイプードルちゃんも、ケージの中ではできているのに、
外に出すと色々なところでしてしまうということでしょうか。
ケージの中のトイレでオシッコをして、その後にケージからお出しになるのであれば、
ケージから出てひとしきり遊び、いつもの排泄のリズムからみて、
「そろそろオシッコがたまっているかな」というタイミングで、
「トイレはここよ」などといつもの声がけをなさりながらトイレに誘導してみましょう。

タイミングは、排泄の仕草の後、トイレに連れていくのも一つですが、
あわただしくて難しくなってしまうこともあるかもしれません。
また、一度、子犬ちゃんのオシッコとウンチの間隔がどのくらいかメモを付けて
いただき、この間隔を目安にトイレに連れていっていただくのもよろしいでしょう。
寝起きやお水を飲んだ後、体を動かした後、興奮した時などに
排泄することが多いので、まずは、このようなタイミングで、
一度トイレに誘導してみるのもよろしいでしょう。
上手くいかないときは知らない振りをしていただき、
偶然でもいいので上手くできたら、「お利口ね」と褒めてあげます。
このようになさっている内に、「リビングのこの場所からは、
ケージにはこのようにして戻る」、「キッチンの近くで遊んでいるときは・・・」
とわかってきて、何かの折に自分で行くようになった時には、
いつもよりも、たくさん褒めてあげましょう。

お部屋の配置状態などでケージの中に戻すのがたいへんでしたら、ケージの外の
子犬ちゃんがオシッコをしやすい場所に、トイレを作ってあげてもよろしいでしょう。
シーツを広めに敷いたり、サークル状の囲いの中全体にトイレシートを敷いて
いただくなどなさると、褒めるチャンスはうんと大きくなるかもしれません。
トイレに誘導する時は、なるべく視線をあわせず、あわただしくしないように、
ゆっくりと動くようになさるとよろしいかもしれません。

オシッコもウンチも回数が多い子犬ちゃんですが、
成長に従い落ち着いてくるのが一般的です。
ケージから出すタイミングが多ければ多いほどたいへんですので、
ケージの中で過ごす時間を長くしてあげるのもよろしいでしょう。
好奇心旺盛な子犬ちゃんは、遊びたがってケージから出たがりますが、
子犬ちゃんのうちは、健やかな成長のため、また環境の変化に対する
体調管理のためには、十分な睡眠時間が重要な時期です。
一日に20時間近く、うとうとしているのが望ましいというような時期ですので、
使い古しのタオルケットなどでケージの上部を覆ってしまって、
子犬ちゃんが周りが気にならない、落ち着いた環境を作っていただき、
ケージをのんびりとくつろぐ場所にしていただければと思います。

この他、ご注意いただきたい点を、次に挙げさせていただきます。
ご参考にしていただければ幸です。
1. 紛らわしいものは置かない
ワンちゃんは、マット類やラグ類などの上にいると、排泄を誘発される傾向が
みられます。子犬ちゃんが、お部屋の中で粗相をしてしまうマット類などが
あれば、取り除いていただいたほうがよろしいでしょう。

2. リラックスして排泄ができる環境を作る
ワンちゃんは感情を把握する能力のたいへん高いどうぶつですので、
「いつするのだろう」と息を詰めてみていると、緊張感がワンちゃんに伝わってしまい、
かえってうまくいかなくなることも見られます。
たいへんではございますが、できるだけ肩の力を抜いて、
見守っていただくことも大切でしょう。

3. ケージを好きなところにする
お部屋で遊んでいて、ケージの中のトイレに戻ることが分かってきても、
叱られてケージに戻された経験があるなど、
嫌な経験とケージがワンちゃんの中で結びつくと、ケージに戻ることそのものに、
躊躇するようになることがあります。
「褒めたときにケージに戻す」、「ケージに入ったらお気に入りのおもちゃを与える」、
「ケージの中にいるときに優しく声をかけていただく」などして、
ケージを好きなところにしておきましょう。

【噛むことについて】
多かれ少なかれ、子犬ちゃんはどの子も興奮しやすく、好奇心旺盛です。
また、子犬ちゃんの乳歯は生後2、3ヶ月で生え始め、その後抜けて、
8ヶ月ごろを目安に永久歯が生えそろいますので、
トイプードルちゃんくらいの月齢の頃は、口の中がむず痒いこともあり、
何かにつけて噛みたがり、例外がないといって良いほど噛んで
飼い主様を困らせます。

永久歯が生え揃った後は、むず痒さは治まってきますので、
噛まなくなることが多いのですが、このためには、「噛んでもいいことはない」、
「噛んでも要求は通らない」ということを毅然と示し続けることが重要です。
例えば、吠えた後、「仕方がない」とケージから出してしまうと、
「吠えたら(トイプードルちゃんにとって)良い事があった」ということになり、
吠えて要求を通そうとすることがあります。
噛んだときに止めさせようと、オモチャを与えてもらった経験があると、
噛むとオモチャで遊べるとなってしまうことがあります。
したがいまして、噛まない状況を作るには、子犬ちゃんのうちから、
噛んだ後に、飼い主様がどのような対応をなさったかということが
重要なポイントです。

例えば、子犬ちゃんはエネルギーがありあまっていますので、
ケージから出した後、ものすごい勢いでお部屋の中を走り回ることが多いのですが、
走り回った後など、飼い主様の気をひこうと、今度は飼い主様の手足を噛んで
くる様子がよくみられます。
このようなとき、噛んだその瞬間、毅然とした低くて落ち着いた声で、
落ち着いた態度でお叱りいただくことが重要でしょう。
「いけない」、「ダメ」など、ご家族様の間で叱るときの言葉を決めていただく
とよろしいでしょう。
噛んだことを叱っているつもりでも、高くて大きな声で叱ってしまうことで
ワンちゃんからみると、「楽しくなってしまう」、「余計に興奮する」という状態
になっていることもよくみられますので、ご注意いただければと存じます。
ワンちゃんがした行動に対し、飼い主様がいつも同じ対応を毅然となさることで
飼い主様のご様子を落ち着いた信頼できるものとしてとらえ、
あの時も、この時も、噛んだら楽しいことがなくなった、という経験から
「噛んでも良いことがない」、「噛んではいけない」ということを理解していくでしょう。
反対に感情で叱って大騒ぎになってしまうと、ワンちゃんを余計に興奮させたり、
飼い主様への信頼が減じてしまったりすることが懸念されます。
落ち着いて対応いただくことが望ましいでしょう。

子犬ちゃんが、「噛んだ後に遊んでもらえる」と思っているご様子であれば、
子犬ちゃんが噛んだ瞬間に、ご家族様が一斉に背中を向けてその場から離れて
廊下などへ姿を消してしまうというのも一つの方法です。
「噛んだら楽しいことがなくなる」という経験をさせていただくのです。
最初のうちは、トイプードルちゃんは知らん顔をして、
一人遊びをしているのかもしれませんが、繰り返していただくうちに、
おかしいな、いつも噛むと遊べなくなってしまう、ということが分かってくるでしょう。

「良い状態を作るように誘導して、それを褒める」ということも、
ワンちゃんとの生活を共にする上で大切なことです。
生活の中で、トイプードルちゃんが気になる場所に手をおかないようにする、
あるいは、ワンちゃんの目の前を通るときには、手を首の後ろなどに置くなど、
ひらひらと手が動く状況を作らず、なるべくトイプードルちゃんが
「噛みたい」という状態を作らないことが大切でしょう。
いつもこのタイミングで噛んでくる、という場合でしたら、
いつもかじって遊んでいるオモチャがあれば、噛む前にそれをポンと投げるなど
なさって、そのオモチャを噛むように促すのも一つの方法でしょう。

子犬ちゃんといっても、噛まれると痛くてたいへんですが、
「痛い」「怖い」という飼い主さんのマイナスの感情をみせると、
トイプードルちゃんが強気になってしまうことがあります。
噛まれても、毅然とした強い表情でいらっしゃるほうが良いでしょう。
また、焦って「何とか止めさせなくては」と手で叱ったり、飼い主さんが興奮しすぎて
しまったりして、「人の手が怖い」などと恐怖や不安定さを感じる状況は、
成犬になってからも影響を及ぼすことが多くみられます。
人の手に対する恐怖は、「怖くて自分を守るために噛む」という状況が
今後生じてしまうこともありますので、「人の手は良いものだ」という経験を
たくさんさせていただくことが大切でしょう。

ワンちゃんとの生活では、ブラッシングや歯磨きなど、さまざまなお世話をして
いただく必要があります。「止めて欲しくて噛む」というワンちゃんの行動も
多いものですが、噛んだ瞬間に、ぱんだ様は「いけない」などと一言おっしゃって、
後は平然と余裕の笑顔でブラッシングを続けるというように、
「噛んでも止めてもらえない」という状況を、お作りいただくとよろしいでしょう。
もちろん、ブラッシングをしている間に無理をして痛い思いをさせないこと、
ブラッシングって気持ちが良い、という経験にしてあげることはたいへん重要です。
そして、ブラッシングをしたら、ご褒美になることをしてあげたり、
与えていただくのが望ましいでしょう。

アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での
健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用ください。

電話番号は、あんしんサービスセンター0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

トイプードルちゃんの健やかなご成長を、心からお祈り申し上げております。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。




糖尿病治療中の手術

投稿者:スマスマ

投稿日:2017/02/02(Thu) 18:33

No.4611

ミニチュアダックス12歳♀
4年前から糖尿病の治療中です。
食後の注射もしてます。
今年に入り2度目の乳腺がんが見つかりました。
左右の乳房にあり除去手術をする予定ですが、体力が心配です。
最近食欲もなく食べたり食べなかったりと波があるのです。
こんな状態で手術は大丈夫なのでしょうか?

Re: 糖尿病治療中の手術

- 獣医師 霍田

2017/02/06(Mon) 09:49

No.4613

スマスマ 様

立春とは名ばかりの寒さが続いておりますが、スマスマ様におかれましては
いかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談を頂きましてありがとうございます。
12歳の女の子のミニチュアダックスフンドちゃんの手術についてのご相談でございますね。
早速、お問合せにつきましてご案内をさせていただきますが、実際のご様子を
拝見していないため、一般的なご案内となりますことを何とぞご了承ください。

ミニチュアダックスフンドちゃんは糖尿病の治療中で、乳腺腫瘍手術のご予定が
あるのですね。
最近は食欲に波があるとのこと、スマスマ様のご心配なお気持ちお察しいたします。

ワンちゃんの乳腺腫瘍は50%が良性、50%が悪性と言われており、乳腺がん(腫瘍)
と診断されてレントゲン検査で肺転移などが認められない場合には、
一般的には外科的に腫瘍を摘出する治療が行われます。
手術を行う場合には、全体的な身体検査に加えて血液検査を行い、
全身麻酔をかけることに大きなリスクがないかをチェックします。
その際に何らかの異常が見つかったり、食欲や元気がない場合などに手術を行うかどうか
は、異常や不調の程度、あるいは手術が急を要するものかどうかなどによって
決められます。
一刻を争う手術であれば、不調や異常値があってもやむを得ず実施することもありますが、
急を要する手術でなければ、通常は不調の原因を調べて適切な治療を行い、
ワンちゃんの健康状態が安定してから行います。
現在、ミニチュアダックスフンドちゃんの食欲がないということでしたら、
まずは診察や検査をお受けになり、食欲が低下している原因を調べ、
適切な治療を行うことが望ましいと思います。
通常、乳腺腫瘍の手術は緊急で行う必要があるケースは少ないかと思います。
食欲がないなどの不調がある場合には、手術のリスクが上がる可能性があります
ので、かかりつけの先生とよくご相談いただきますようお願いいたします。
ミニチュアダックスフンドちゃんは糖尿病で治療中とのことですので、
血糖値のコントロールがうまくできていない状態であったり、その他の異常があって
食欲に波がある可能性も考えられます。
検査で大きな異常がなく、食欲に波があっても体重が維持できていて、元気で様子が
安定しているのなら、少しでも年齢が若く麻酔のリスクが低いうちにというお考え
から慎重に手術を行うこともあるかもしれません。
また糖尿病のワンちゃんでは全身麻酔をかけての手術のリスクや、術後の感染を
起こす確率なども通常より高くなる傾向にありますし、手術した部位の治癒にも
時間がかかるとされますので、術後の管理も重要になります。
スマスマ様がご心配なさっているように、高齢になると特に体力面や、
麻酔や手術によるミニチュアダックスフンドちゃんへの負担を
しっかり検討しなくてはいけません。
ミニチュアダックスフンドちゃんの体調を見ながら、かかりつけの先生と
よくお話いただき、手術の時期などについてお決めいただければと思います。
ミニチュアダックスフンドちゃん、どうぞお大事になさってください。

なおアニコムでは、お電話でのしつけ・健康相談サービスも行っておりますので、
お気軽にご利用ください。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日祝9:30〜15:30
土日祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。
なお、日・祝日および年末年始はお休みさせていただきます。

まだまだ寒さが厳しいですが、スマスマ様におかれましては、くれぐれもご自愛ください。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。