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トイレの失敗について

投稿者:しまこ☆

投稿日:2017/06/10(Sat) 12:17

No.4802

愛猫(雌猫避妊済み、推定15歳)のトイレについての相談です。

食欲、元気ともに普通なのですが、時々トイレで後ろ足を立てたまま、真後ろにおしっこを飛ばしてしまいます。

トイレにはいけており、また時々以外はきちんとお尻を下げておしっこしています。

以前から時々あったのですが、最近は数日に一度は真後ろにするようになりました。

なお、以前は友人が来た後などに上記の粗相をしていたのですが、今回はそういったことはありません。環境の変化ということでは、飼い主の私自身が4月からフルタイムの仕事についたため、留守番をする時間は長くなりましたが、そのくらいです。
ただ、齢とともに甘えが大きくなり、帰ると隙あれば抱っこを要求して来ています。

ちなみに、半年前の検診では、腎臓の数値は緩やかには悪くなっているものの、まだ正常の範囲内ということで薬などは飲んでおりません。

上記のことから、考えられる病気などありますでしょうか?もしあれば、教えていただけると幸いです。

よろしくお願いします。

Re: トイレの失敗について

- 獣医師 山田

2017/06/14(Wed) 08:59

No.4807

しまこ☆ 様

紫陽花が大輪の花を咲かせる頃となりましたが、しまこ☆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。
推定15歳の避妊済みのネコちゃんが、最近、トイレで後ろ足を立てたまま、真後ろにおしっこを飛ばしていて、
ご心配とのことでございますね。
お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、一般的なご案内となりますことをご了承ください。

ネコちゃんが後ろ足を立てたまま、真後ろにおしっこを飛ばす場合、「尿スプレー」と言われる、
尿をかけて自分の縄張り(テリトリー)を示すマーキング行動のことがございます。
尿スプレーは通常の排尿とは異なり、少量の尿を垂直な物に、立ったまま後方に向かって噴射し、
スプレーした尿には性別や年齢、健康状態などの様々な情報が含まれ、独特な臭いをしています。
この尿によるマーキング行動は、性的行動だったり、自分の存在を誇示する防衛・威嚇行動だったり、
不安・葛藤を解消する行動として見られます。
しまこ☆様のネコちゃんの行動は、避妊済みで推定15歳ということから、性的行動や自分の存在を誇示する行動というよりは、
「環境の変化」などによる不安を感じる出来事がきっかけとなって、おこっている可能性があるかもしれません。
お留守番の時間が長くなったとのことでございますが、
「知らない人の訪問があった」「家具やトイレ(箱・砂)などの変化」「飼い主様が不在がち」などは、
スプレー行動のきっかけとなることがございますので、環境の変化について今一度ご確認いただき、
不安要因の影響をなるべく感じないようにしていただけたらと思います。

次に、何らかの病気に起因して、排尿姿勢に変化が生じる可能性もございますので、
疾患に起因した可能性についてご案内いたします。
例えば膀胱炎や尿路結石などの尿路疾患の場合には、排泄時に痛みを伴うことがあり、
そのため、排尿回数や排尿場所、排尿姿勢に変化が生じる可能性がございます。
その他にも、糖尿病や腎不全などの疾患がある場合には「多飲・多尿」という、お水を沢山飲んで、
おしっこをたくさんするという症状にともない、トイレまで我慢ができなかったり、
トイレに間に合っても正しく排泄できないということも起こりえるかと思います。

なお、上記の疾患以外にも「馬尾症候群」の場合には、尿失禁や排尿障害が見られることがございます。
馬尾症候群とは馬尾神経(※)が様々な要因によって圧迫を受けることにより発症する神経症状の総称をいい、
この神経が障害を受けることで排尿や排便の調節がうまくできなくなったり、
尻尾の麻痺、腰部や後肢の痛みや後肢の筋肉の萎縮、ふらつきや跛行が見られることがあります。
※脊髄神経の末端は腰椎の部分で馬の尻尾のように細かく分かれており、この部分を総称して馬尾神経と呼びます。
今のネコちゃんの症状は尿失禁や排尿障害ということではございませんので、馬尾症候群の可能性は低いかと思いますが、
足のふらつきや腰部や後肢の痛みが見られないかご確認いただけたらと思います。

この度のネコちゃんの排尿については、「尿スプレー」の可能性が考えられますが、高齢になったネコちゃんでは、
加齢に伴ってトイレの失敗が多くなり、病気の可能性も高くなります。
そのため、食欲や元気以外にも、飲水量や尿の回数、尿の色、尿の臭い、排泄時の痛みの有無などをチェックいただき、
今までと違うように感じましたら、動物病院で診察していただく事をおすすめいたします。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、
ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256 です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

時節柄、しまこ☆様におかれましてはくれぐれもご自愛ください。
今後ともアニコムをよろしくお願いいたします。



咳について

投稿者:みりん

投稿日:2017/06/09(Fri) 12:05

No.4800

現在生後約7カ月のMIX犬がいるのですが、たまに咳(比較的ですが夜間帯が多いように思います)をしたり、吐く動作(実際には何も吐かない)をすることがあります。咳は傍から見ると喘息のような感じです。その他に気づく範囲では症状は無く、食欲はあるし、走って遊びまわるくらい元気ですが、これは診察を受けた方が良いのでしょうか?

ご返答頂けると幸いです。

Re: 咳について

- 獣医師 霍田

2017/06/13(Tue) 14:31

No.4806

みりん様

雨に濡れたあじさいの花が、ひときわあざやかに咲いておりますが、みりん様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。
約7ヶ月のMIX犬ちゃんが、咳や吐くようなしぐさをすることについてのご相談でございますね。
お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、一般的なご案内となりますことをご了承ください。

ワンちゃんが咳の症状を示す病気は、大きく2つに分けられます。
1つは呼吸器疾患によるもの、もう1つは心臓疾患によるものです。
呼吸器の疾患には、喉頭炎、気管炎、気管支炎、肺炎など、主に感染が原因となり発症する病気があります。
症状は咳の他にも、鼻水や目やになどを伴うことがあります。
まだ免疫力の弱い子犬期に多い感染症の代表が「ケンネルコフ」で、咳を主症状とした伝染力の強い呼吸器疾患です。
種々のウイルス(犬アデノウイルス2型、犬パラインフルエンザウイルス、犬ヘルペスウイルスなど)や細菌(ボルデテラ菌、
マイコプラズマ菌など)が、単独または混合感染することにより起こります。
症状としては、咳、鼻汁、発熱、元気消失、食欲低下などがみられることがあり、特に子犬では重症化することもあります。
感染経路は、病原体を含む飛沫の経鼻・経口感染や、感染しているワンちゃんとの接触感染といわれています。

ケンネルコフの治療としては、主に細菌性の病原体や二次感染を防止するために抗生物質の投薬を行うことが一般的です。
また、症状に合わせて、鎮咳薬や気管支拡張剤の投薬やネブライザーによる吸入治療などを行うこともございます。
発症にはワンちゃんの免疫力が関与しているため、充分に栄養をつけ、免疫力を高めることで治癒が促進されます。

ケンネルコフなどの感染症以外でワンちゃんが咳をする疾患として「気管虚脱」があります。
この気管虚脱は小型犬や短頭種に発生が多く、遺伝的な素因や肥満などが原因で、
気管が押しつぶされたようになり、空気の流れが悪くなることで、興奮時に咳をしたり、ひどい時には呼吸困難を起こします。
年齢を重ねるにつれて悪化する傾向があり、夏の暑い季節には特に注意が必要です。

その他にも、「逆くしゃみ」をするワンちゃんもいます。
逆くしゃみは、飲水時や食事のとき、興奮した時などに起こることが多く、突然ズーズーと大きな音を立てて
息を急激に吸い込み続ける状態が見られます。
多くの場合、何の前触れもなく突然始まり、数秒から数分以内に落ち着き、発作後は、何事もなかったかのように
けろっとしているというのも特徴です。
原因は不明ですが、可能性としては軟口蓋の炎症、タバコなど強い匂いによる刺激、急激な運動、急激な気温の変化、
ハウスダスト・花粉などの吸引、リードを引っ張るというような喉への刺激などが考えられます。
また短頭種の小型犬でやや発生頻度が高いとされます。

心臓疾患による咳は中高齢のワンちゃんに多くみられ、子犬ではまれです。
ワンちゃんに多くみられる心臓疾患として、僧帽弁閉鎖不全が挙げられます。
この病気は小-中型犬に特に多く、心臓の僧帽弁という弁がしっかり閉まらなくなることで、
全身に血液を送り出す際に血液の逆流がおこり、様々な症状を示します。
その症状の一つに、心臓の左心房が肥大することにより気管支が圧迫されて出る咳があります。

これらの病気に起因して起こる咳以外でも、首輪にリードをつけて、飼い主さんを引っ張りながらお散歩をするワンちゃんなどでは、
気管に負担がかかり、興奮時に咳がでることもあります。

また、MIX犬ちゃんはお水を飲んだ後に咳をすることはありますでしょうか。
飲水後に咳、むせる、嘔吐するといった症状は、お水の温度や飲水量が関係していることもありますし、
お水の誤嚥やなどでも起こり得るものです。

また、ワンちゃんの中にはお水を飲むのがあまり上手ではなく、病気ではなくても、むせるような咳をする子もいます。
のどに負担をかけないようにお水の与え方を工夫することで、症状が改善する場合があります。
床など低い位置にあるお皿でお水を与えると、気道を圧迫しやすい姿勢で飲むことになるため、
お水は清潔なものを常温で、また台などを利用して、水皿を少し高めの位置にすることをお試しいただければと思います。
一気にお水を飲むとのどに負担がかかり、咳やむせるといった症状が出やすくなる可能性があります。
そういったことを避けるために、運動したり遊んだりするときは、こまめに休憩を入れてお水を飲むように促してあげるのも一つの方法です。
肥満傾向のワンちゃんでは心臓や呼吸器などにも負担がかかるので、適切な体重管理も大切です。

上述しましたように、咳や咳のような症状の原因は様々です。
みりん様のワンちゃんがどのような原因で咳をしているかは、症状だけで判断するのは難しいかもしれません。
その他の症状もなく食欲や元気もあるとのこと、何よりですが、感染症や心臓病など、治療開始が遅れると悪化する病気もありますので、
なるべくお早めにかかりつけの動物病院を受診なさることをお勧めいたします。
なお診察時にはワンちゃんが咳をしないことが多いため、携帯電話などでワンちゃんの咳の様子を撮影し、
先生に見せていただくと、診断の助けになります。

落ち着くまでの間は、咳を誘発しないよう、なるべく気管に刺激を与えないように
激しい運動は控え、首輪を使用しているようでしたら、胴輪など、気管に直接刺激のないタイプのものに変更することをお勧めいたします。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での
健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用ください。

お電話番号は、あんしんサービスセンター0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。
今後とも、アニコムを何卒宜しくお願い申し上げます。



無駄吠えについて

投稿者:ハッピー

投稿日:2017/06/09(Fri) 14:06

No.4801

家族が帰ってきたとき、
インターホンが鳴ったときに
吠えてしまいます

1歳までは吠えることはありませんでした。
トレーニングしてますが、おさまりません。
どんなふうにしつけたらいいでしょう?

Re: 無駄吠えについて

- 愛玩動物飼養管理士 三留

2017/06/13(Tue) 12:14

No.4805

ハッピー 様

雨に濡れた紫陽花が美しい頃ですが、ハッピー 様様におかれましてはいかがお過しでしょうか。
この度はご相談をいただきましてありがとうございます。
ご案内をさせていただきたく存じますが、実際のワンちゃんのご様子を拝見しておりませんので、一般的なご案内となりますことを
何とぞご了承ください。

ハッピ- 様のワンちゃんは、インターフォンがなったときに吠えるとのことでございますね。
ワンちゃんが吠える原因といたしましては、「縄張りを守ろうとする防衛本能から吠える」、「周囲のご家族様に要求をして吠える」、
「怖くて吠えて何とか身を守ろうとする」などがあります。
この他にも、「来客をご家族様にお知らせしたくてようとして吠えている」、「ご家族を守ろうとしている」、「周囲のご家族様に
指示をしようと吠える」、「興奮しながら吠えてしまっているなど」のような場合もあるようです。

子犬ちゃんのときは怖いもの知らずであったワンちゃんも、成長に伴い、また経験を重ね、怖さがわかってきて、縄張り意識ができて
いきます。ハッピー様のワンちゃんもこれまで吠えなかったとのことでございますが、成長とともに1歳くらいになると自分たちを
守ろうなどと吠えるようになるワンちゃんも多くみられます。
どのワンちゃんにも縄張を守ろうとする意識があるのですが、この縄張り意識が強さやどの程度の範囲にもつかなど、
それぞれ異なります。
縄張り意識を和らげるためには、効果的だとされているものとして、次のようなことが挙げられます。
1.家の中でワンちゃんが過ごしてよい場所に制限を設ける
2.「飼い主様が守ってくれているから、安心して、のんびりと過ごしていればよい」という気持ちを育む

■1.の居住空間に制限を設けることについて
ワンちゃんは、インターフォンがなったとき、玄関に走ってきて「来客を追い払おう」「玄関の様子を見張ろう」とすることが
多くみられますが、ハッピ-様のワンちゃんはいかがでしょうか。
玄関は、ご家族様以外の世界と関わりの大きな場所ですので、「玄関はあなたたちの来る場所ではない」とばかりに、
なるべく奥の部屋にワンちゃんたちが行くようにしていただいたり、玄関スペースに走りよってこられないように
玄関に通じるドアは閉めておいたり、パーテーションなどで仕切っていただいてもよろしいでしょう。
この他にも、「台所には入ってはいけない」、「こちらの部屋に入るときは、ママの許可をもらってから」など
決まりごとを作ることも大切でしょう。

さて、ハッピ-様のワンちゃんは、家の中のお気に入りの場所はどのようなところでしょうか。
家という大きな縄張りの中に、ワンちゃんが安心できる、小さな縄張りを作っていただくことも有効でしょう。
一般的に、ワンちゃんたちは、穴倉のように自分から外を見渡せるけど、外から自分の姿が見えないといった場所が
安心できるといわれております。
クレート、キャリーバッグ、ドーム型のベッドなど、ワンちゃんのお気に入りの場所がおありでしたら、お部屋の中においておき、
いつでも入れるようにしてあげてはいかがでしょうか。

また、ワンちゃんは高いところから見下ろしているうちに、強くなったような気持ちになってしまうことがあります。
例えば、ワンちゃんがいつも2階の見晴らしのよい場所から外を見下ろしているうちに、見張り役のような気持ちになり、
外をみては吠えるようになることがあります。
ワンちゃんがいつも過ごす場所は、あまり外の風景がみえないようになさったり、カーテンをひいたりなさるとよろしいでしょう。
できるだけ、守られている雰囲気だとワンちゃんが感じるようにしていただければと思います。
また、抱っこをしたとき、ワンちゃんがハッピ-様の体の高いところにあがろうとしたら、なるべくお腹のあたりの
低い位置で抱っこをするようになさったほうがよろしいでしょう。

■2.の「守られていることを感じさせてあげること」に関連して
ハッピ-様のワンちゃんが吠えているときの様子はどのような感じでしょうか。
「後退しながら進む」あるいは、「とにかく、ぐいぐいと向かっていく」など、ワンちゃんの動きから、強気に追い払いたくて吠えて
いるのか、あるいは怖くて吠えているのかなどと、吠える原因を推測することができます。
強気で吠えているのであれば「群れを司るのはあなたの仕事ではないよ」と伝えるように心がけていただくことも必要でしょう。
怖くて仕方がないのであれば、「大丈夫だった」という自信を持てる経験もさせてあげましょう。
例えば、いつもなら吠える状況でも、吠えないでいられたら、「お利口」と褒めてあげます。
また、お家の中のさまざまなことは、ワンちゃんではなく、ハッピ-様が中心に回っているということを教えてあげましょう。
ソファの真ん中の席など良い場所にはハッピ-様が座るようになさる、あるいは部屋にお入りになるときは、ハッピ-様が先に
部屋にお入りいただきます。
ハッピ-様が外出から帰宅なさったとき、ワンちゃんが大喜びなさっても、他のご家族様がいらっしゃるときは、
最初に「ただいま」と伝えるのはそのご家族様、そしてワンちゃんに「ただいま」とおっしゃるのは最後です。
「興奮していたり、嬉しくて吠えていたら、ハッピ-様に相手にしてもらえない」と感じさせていただくため、
落ち着いて静かになるのを待って声をかけていただくとより望ましいでしょう。
日ごろから、「落ち着いている時、吠えていない時に嬉しいことがある」という経験をさせてあげましょう。

■吠えたときのご対応について
ワンちゃんは、「どのようなときに、どのようなことがあったか」ということをたいへん良く覚えており、
経験から行動を選択するようになります。
例えば、吠えたときに抱っこをすれば、「吠えれば抱っこをしてもらえる」と結びついてしまうかもしれません。
また、ワンちゃんは自分が不安なとき、ちらりと飼い主様の様子をみることがありますが、
ワンちゃんの不安そうな様子に戸惑っている飼い主様の姿をみて、余計にワンちゃんを不安な気持ちにさせてしまうことも
あるようです。
インターフォンがなったとき、あわてて宅配便の方の対応におわれる飼い主様のご様子を、ワンちゃんは頼りなげな気持ちで
みているかもしれません。あわてず、堂々と飼い主様が振る舞っていただくこと、吠えても思うようにならないと感じさせて
いただくことが重要でしょう。

インターフォンがなったときにあまり吠えると、戸惑い、相手の方に申し訳なくなってしまいますね。
ただ、飼い主様の申し訳なさそうに謝るご様子がワンちゃんには頼り無そうにみえてしまい、逆効果になってしまうことも
あるようです。余裕なく、あわててインターフォンに出るご様子は不安気にみているのかもしれませんね。
お客様や宅配業者の方を待たせてしまうことになってしまうかもしれませんが、インターフォンがなったら、ゆったりと
、そして堂々とご対応なさるほうがよろしいかもしれません。
ワンちゃんが吠えていることなど気にしない素振りで、宅配業者の方と笑顔で対応なさるのもよろしいでしょう。

ワンちゃんは、実際に吠えはじめると、収拾がつかなくなってしまうことが多いので、吠える手前の段階、あるいは吠え始めの
頃に対応するのがポイントです。
練習としては、リビングでのんびり過ごしている状況で、お友達やほかのご家族様に協力をしていただき、インターフォンを鳴らして
もらいます。瞬間的にワンちゃんが耳をぴくりとさせて「今にも吠えそう」という状況がワンちゃんにあると思いますが、
いかがでしょうか。この、吠える手前の状態で、落ち着いた声で「オスワリ」などと他の行動をさせていただきます。
オスワリをしたら、すかさずワンちゃんの大好きなオモチャやオヤツなどを与えていただきます。
このようになさって、「吠えようとした時に、吠えないで他の行動をしたら、うれしいことがあった」という行動を続けて
いただくことで、ワンちゃんの行動に変化がみられるように働きかけを続けます。

オスワリ以外にも、吠えそうな素振りをみせたときにボールを投げたり、窓をあけるなど、吠える以外のことに気持ちをそらす
ことに効果がみられる場合もあります。
また、オヤツなどで気持ちをひきつけて「ハウス」に入るように誘導なさってもよろしいでしょう。
ただし、吠えている時に、何か好きなもので気持ちを引こうとすると、「吠えればいいことがあった」と学習してしまう
ことがございますので、ご注意ください。
吠え方によっては、オスワリをさせる余裕のないことも多いかもしれませんが、そのようなときは、インファーフォンがなった後、
すぐにオヤツを与えたり、ボールをなげたりなさって、インターフォンがなること、と楽しいことをそのまま結びつけても
よろしいでしょう。

吠えそうな時、吠え始めた時に、低くて落ち着いた声で「いけない」などと、いつもいけないことを叱る時に使う言葉で叱る
ことで、「吠えることはいけない」ということを伝えることができる場合もございます。
ただし、叱る声のトーンが高い場合などでは声をかけると余計に興奮することもございます。
このような場合や、ちらりと、いかにも構ってほしげに吠えているのであれば、かえって吠えても相手にしないほうがよろしいでしょう。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

体調維持の難しい季節ではございますが、ハッピ-様におかれましてはくれぐれもご自愛いただき、
ワンちゃんと素敵な夏をお過ごしください。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申しあげます。



おしっこ

投稿者:めぐ

投稿日:2017/06/06(Tue) 22:28

No.4795

6ヶ月のラブラドールのおんなのこです
おしっこした後にすぐ少量のおしっこをします
家に来た3ヶ月くらいの頃から気にはなっていたのですが
よくお水も飲みます
病気の症状でしょうか
よろしくお願いします

Re: おしっこ

- 獣医師 山田

2017/06/09(Fri) 10:52

No.4799

めぐ 様

吹く風も次第に夏めいてまいりましたが、メグ様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。
6ヶ月のラブラドールちゃんが、排尿後にすぐに少量のおしっこをしていることと、
多飲の症状も見られているため、病気ではないかと心配されていらっしゃるというご相談でございますね。
お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、一般的なご案内となりますことをご了承ください。

一般的に、1日に体重1sあたり100ml以上飲水している場合に病的な多飲を、1日に体重1sあたり50ml以上の尿をしている場合に
病的な多尿を疑います。
個体差はありますので、これより多いからと言って必ずしも病気であるとは限りませんが、
この量を超えている場合、病的なものを疑って検査をした方がよいという目安になります。
ラブラドールちゃんは3カ月くらいの頃より良くお水を飲むという事でございますので、
1日でどれくらいの量のお水を飲んでいるのかを測定してみるとよろしいでしょう。
なお、必要な飲水量はそれぞれの個体によっても異なりますし、気温や活動量、食べているものなどによっても変わってきます。
ドライフードはウェットフードよりも水分含量が少ないので、今までウェットフードや水分でふやかしたフードを食べていたワンちゃん
が、ドライフードに切り替わった場合には、いつもよりお皿から飲水する量が増えたと感じることがあるかもしれません。
また、同じドライフードであっても、メーカーにより塩分含量などが異なりますので、お食事内容の変更に伴い飲水量が変化する
ことも十分に考えられます。
重要なのは、「飲水している量が正常範囲を超えて多飲の域に達しているかどうか」という事になりますので、
1日当たりの飲水量を測ってみるとよろしいでしょう。

なお、たくさんお水を飲み、いっぱいおしっこをする「多飲多尿」と言われる状態には
病気が隠れていることもございます。ワンちゃんに多飲多尿症状が見られる代表的な病気には、次のようなものがあります。

・副腎皮質機能亢進症 ・子宮蓄膿症 ・糖尿病 ・慢性腎臓病 ・腎盂腎炎 ・高カルシウム血症 ・肝不全 ・甲状腺機能亢進症
・副腎皮質機能低下症 ・尿崩症・心因性多飲

このように、多飲多尿の症状を引き起こす病気は多岐にわたりますので、血液検査や画像診断、ホルモン検査などを行い、
一つ一つ鑑別をしていくことになります。明らかに飲水量が多いようであれば、念のため、かかりつけの動物病院にて
診察をお受けいただけますとご安心です。

次に、排尿についてご案内いたします。子犬のうちは、尿を溜める機能がまだ十分でないことや、嬉しいことや怖いことなどが
あったりすると、頻繁におしっこをすることがあります。なお、生後半年を過ぎてくると、排尿回数や排尿のタイミングも
おおむね決まってきて、散歩のときに排泄を済ませるということも出てきます。

めぐ様のラブラドールちゃんは排尿後、すぐ少量のおしっこをするということでございますが、毎回そのような状況でしょうか。
また、1回の排尿量が増えたり、もしくは減ったり、1日の排尿回数に変化はございますでしょうか。
年齢的な問題の可能性もあるかと思いますが、ワンちゃんが何回もおしっこをする場合には「頻尿」という可能性も考えられ、
原因として、膀胱炎、尿石症などの泌尿器疾患などの可能性もございます。
また、女の子の場合、病的なものではなく、成長に伴い発情時期を迎えると、ホルモンの変化によって、頻尿の症状が
見られることもございます。

ラブラドールちゃんは以前よりお水を飲む量も多いとのことですので、一度、かかりつけの先生にご相談いただき、
尿検査などで問題がないかどうかを調べていただくと安心かと思います。
なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、
ぜひご利用ください。

お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256 です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

気温差が大きく体調維持が難しい時節でございますが、めぐ様におかれましては、くれぐれもご自愛ください。
ラブラドールちゃんのお健やかなご成長を心からお祈りいたしております。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申しあげます。



食糞について

投稿者:maa

投稿日:2017/06/07(Wed) 07:43

No.4796

いま生後4ヶ月のチワワのメスを飼っています。
ケージの中でのトイレはもうほぼほぼ100%で成功するのですが、食糞をしてしまいます。うんちを見つけた瞬間に回収するようにはしているのですが、取ろうとした瞬間にパクッと口に入れて逃げたり、お留守番のときだとトイレからベットにうんちを運んでブランケットで隠しています。どうしたらいいでしょうか??

Re: 食糞について

- 愛玩動物飼養管理士 三留

2017/06/08(Thu) 12:20

No.4798

maa 様

このたびはご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
早速ご案内をさせていただきますが、実際のご様子等を拝見していませんので
一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。

4ヶ月のチワワちゃんの食糞にお困りとのことでございますね。
食糞は私たち人間にとってはびっくりするような行為ですが、ワンちゃんの世界全体ではそんなに珍しいことではございません。
ワンちゃんがウンチを食べることの一つの例としては、ワンちゃんの世界では、お母さんが住処である巣穴を汚さないため、
また臭いを消して子犬ちゃんを守るため、子犬ちゃんの排泄物を食べるということが挙げられます。
子犬ちゃんは母犬が排泄物を食べるところを見ていたこともあるからでしょうか、
また、成長の途中で消化吸収がまだうまくできず、ウンチに食べ物の匂いが残り易い、ということもあるのでしょうか、
子犬ちゃんのうちには、ウンチを食べる子が多いのですが、成長にしたがってだんだん食べなくなることもあるようです。

ウンチを食べる原因としては、一般的に次のようなものが挙げられます。
1.食事の量が多すぎたり少なすぎたりして適量でない 
2.好奇心から食べてしまう
3.ウンチを片付けているつもりで食べてしまっている
4.排泄の失敗を叱られた経験からウンチをすることがいけない行為と思い、
ウンチを隠すため食べるようになる
5.ウンチを食べたときのご家族様のご対応を構ってもらえたと思い、注意をひきたくて食べてしまう
6.退屈のあまりウンチで遊んでいる間に食べてしまう
7.ウンチに食事の匂いが残っている
8.寄生虫感染
9.消化不良         など

maa様が動物病院にいらっしゃるご予定がおありでしたら、その際にでも、なるべく新鮮なウンチをお持ちになり、
チワワちゃんのお腹に寄生虫がいないか、消化がうまくされているか、などの状況をチェックしていただくとご安心でしょう。
また、食事の量が適切か一度チェックをしていただくことも重要です。
ペットフードの入っている袋にワンちゃんに与えるお食事量の目安が印刷されています。
この分量はあくまでも目安ですので、運動量などによって調節していただくのですが、
足りなくてウンチを食べるようになった、などということもございます。
お迎えになられてから時間が経っている場合など分量の増減が必要な場合もございますので、
一度ご確認いただくとよろしいでしょう。

さて、体調に問題がなく、お食事量が適量である場合でも、食べる子はたくさんいます。
ウンチがチワワちゃんにとって遊びの対象になっているのかもしれませんし、たまたま、ウンチで遊んでいるときに、
飼い主様が驚いたり、叱ったりして声をかけたことを飼い主様に構ってもらえたと思い、ウンチに執着している可能性もございます。
中には、食べさせないように、ウンチを急いで片付ける飼い主様の様子を飼い主様もウンチを欲しがっているのだと思ってしまい、
飼い主様に取られまいと急いで食べてしまうような場合もあります。
maa様からうかがったチワワちゃんのご様子からも、チワワちゃんにとって、ウンチは魅力的なもの、また自分のものなので、
maa様に「取られまい」という気持ちが生まれているような気がいたしますが、いかがでしょうか。
あわてて持ち去るmaa様のご様子をみて、飼い主様にとっても魅力的なものだから取られまい、と余計に思うのかもしれません。
執着心を軽減するために、可能な限り、ウンチをした後チワワちゃんの気持ちをウンチから離してしまいましょう。
具体的には、チワワちゃんがウンチをしたら、maa様がお片づけをされる際に少し離れたところに呼んで、
ウンチから離す習慣をつけるとよろしいでしょう。
ウンチから意識を離して「お利口ね」と褒めていただき、おもちゃなどで遊ばせておき、さっと片付けてしまいます。
ご家族様がほかにいらっしゃるときは分担をなさってもよろしいでしょう。
あるいは、ボールなどを転がして気持ちをそらしてしまい、チワワちゃんがボールなどで遊んでいる間に片付けてしまいましょう。
maa様が外出をなさってご帰宅なさったとき、ウンチを食べた形跡にお気づきになられても、
あるいはウンチをブランケットで隠していたのにお気づきになられても、声もかけず、知らん顔をなさっていたほうがよろしいでしょう。

maa様の目の前でチワワちゃんがウンチを食べようと口を近づけて食べようとしたとき、「騒いでもらえた」、「構ってもらえた」と
思わせるような反応はなさらないことが重要です。高い声、大きな声は遊んでもらっている、という雰囲気になりやすいので、
叱る際は「低い落ち着いた声で毅然と」がポイントです。
叱ることでいけないことを教え、褒めることで「それがいいのだよ」、ということを教えるとお考えいただくとよろしいでしょう。
そして、チワワちゃんが食べないことを選んだら、チワワちゃんがウンチよりもっと魅力的に感じるご褒美をあげるように
なさってはいかがでしょうか。
今は子犬ちゃんですので、ウンチの回数も多いかもしれませんが、成長にしたがい、排泄の回数も減ってくる傾向に
ありますので、だんだんコントロールしやすくなるでしょう。
また、お散歩でウンチをするようになったら、食べるチャンスも減ってきます。

ヒトとワンちゃんとは、異なる種でございますので、戸惑うこともあり、また成長段階等によりさまざまな行動をして、
びっくりなさったりすることもあるものですが、
それ以上の大きな喜びをmaa様のお気持ちに必ず届けてくれることと存じます。
どうぞ、楽しみにしていただき、大切にチワワちゃんをお育てください。

アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談サービスを承っております。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
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時節柄、maa様におかれましては、くれぐれもお体ご自愛くださいませ。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申しあげます。