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膀胱炎でしょうか?
投稿者:ももままん
投稿日:2013/11/08(Fri) 09:50
No.2548
いつもお世話になります。3才の雌猫ですが年に2、3回ほど膀胱炎のような症状(少量のオシッコのみ、何度もトイレに行く、吐く)がでますが翌日には落ち着いています。2,3日もすると元気になりますので診察は受けたことがありません。猫はよく吐くとは伺いますがこのような症状もよくあることでしょうか?初めての猫飼いなのでよろしくお願いします。
Re: 膀胱炎でしょうか?
- 獣医師 吉村
2013/11/08(Fri) 18:50
No.2562
ももままん 様日増しに秋が深まってまいりましたが、ももままん様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。ももままん様のネコちゃんが年に2、3回ほど膀胱炎のような症状になり、吐き気も見られるけれど次の日には症状が落ち着き、2、3日で元気になるということですね。さっそくご案内をさせていただきますが、実際のネコちゃんのご様子を拝見していませんので、一般的なご案内となりますことを、何とぞご了承くださいませ。膀胱炎は、ネコちゃんの泌尿器系の疾患では最も一般的な疾患です。膀胱炎とは、おしっこを溜めておく膀胱の中で細菌感染などが起き、膀胱に炎症が起こる病気をいいます。膀胱内に生じた結石や結晶が膀胱の壁を傷つけ、そこに細菌感染と炎症が起こることもあります。症状といたしましては、頻尿(少量のおしっこだけれど、頻繁にトイレに行く)、排尿姿勢をとるけれどおしっこが出ない、排尿時に大声で鳴く、おしっこの色が変わる(血が混じったり、膿が混じったり)、というのが一般的であり、食欲不振、発熱、頻繁に水を飲む、といった症状が見られることもあります。ももままん様のネコちゃんは、2、3日で症状が改善するとのことですが、膀胱炎の場合、治療をせずにこれらの症状が2、3日で落ち着くというのは、あまり一般的ではありません。オシッコの変化がみられるなどの症状で通院をなさると病院では、顕微鏡でおしっこの検査(細菌感染、結晶の有無等の確認)を行い、レントゲンで膀胱に結石などがないかをまず確認します。膀胱炎の治療は、抗生剤を用いて細菌の増殖を抑える場合が多いです。また、原因によっては投薬治療と並行して結晶や結石の治療やケアを行います。細菌が残っていると、また増殖して、膀胱炎をぶり返してしまう危険性があるので膀胱炎の治療には抗生剤の長期投与(2-3週間ほど)を行うのが一般的です。膀胱炎以外にも、頻尿などの症状が見られる病気には以下のものがあります。・腫瘍・尿道が曲がってしまう(会陰ヘルニアや鼠径ヘルニアが起きた際に、膀胱が押されてしまい、尿道が曲がってしまう)・膀胱結石排尿回数には個体差がありますが、おしっこが全く出ない、または出にくくなっていることに気づいたら早めの受診をお勧めします。おしっこが丸一日出ていない場合は、急いで受診されることをお勧めします。また、嘔吐を伴う時には、尿毒症を併発している可能性がありますので、特に急いで受診してください。受診される際には、可能であればおしっこを持参していただければ、病院での検査もスムーズになります。※ 通常であれば、尿としてたんぱく質が代謝された後の物質(アンモニア)は尿として体外に排出されますが、腎臓の機能が働かなくなることにより、体内に蓄積することによって起こる病態が尿毒症です。さて、ももままん様のネコちゃんの場合、症状が出ても2、3日中には元気になるとのことですので、頻尿の原因は、膀胱炎とは違うところにある可能性も考えられます。例えば、うんちが出にくいなどの症状がある場合、何度もトイレに行くような仕草が見られ、いきむ際におしっこが出てしまう、ということもあります。一時的にうんちが出にくい場合は、食事内容の変更や環境の変化、毛や異物などの摂取が原因と考えられ、うんちが出てしまうと、すっきりと症状が無くなることが多いです。ただし、吐き気を伴う場合には、異物が消化管に詰まってしまっている可能性などもありますので、病院を受診されることをお勧めいたします。ももままん様がおっしゃるように、ネコちゃんはグルーミングの際に毛を飲み込んでしまい、毛玉を吐いてしまうといったことがよくあります。たまにであれば、あまり心配はいらないかと思いますが、頻繁に吐く、毛玉以外のものを吐く、食欲が落ちる、など、他の症状が伴うようであれば、毛玉以外の原因が考えられますので病院を受診されることをお勧めいたします。いずれにしろ、次回同じような症状(頻尿と嘔吐など)が出た場合は、一度病院を受診し、原因を調べておくと安心かと思います。これからの季節、寒くなってくるとネコちゃん達は飲水量が減るので、おしっこの濃度が濃くなり、膀胱の中に結晶が作られやすくなるため、膀胱炎になる子が増えてきます。水分が十分に摂取できるように、適切な食事や、新鮮なお水をいつでも飲めるような環境を作ることが予防に繋がります。お食事に関していえば、例えばドライフードより、ウェットフードのほうが水分を摂取することができます。ネコちゃんのいつものおしっこの回数、いつものうんちの回数、いつもの飲水量、いつもの食事量を把握しておくことは、何か異常があったときに早期発見をする手助けになります。一度ネコちゃんの調子のいいときに、ももままん様ネコちゃんの「いつも」をご確認いただけるとご安心かと思います。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。
なんでも食べてしまいます
投稿者:ひでおばちゃん
投稿日:2013/11/06(Wed) 22:39
No.2512
11月15日で6ヶ月になります。8月20日に我が家の家族になりました。最初はシートに下に敷いた新聞紙を食べました、次はおしっこシートを食べ始めました。シートが直接触られないようにメッシュのカバーや網等などあらゆる手をつくしていますが、爪を使い器用に網の間からシートをかき出し食べてしまいます。私が外出した時は特にひどくシートがみじん切りになりどれだけ食べたのか全くわからないほどです。その日のうんちから白いものが出てきて泣きたくなります。あの手この手で食べないように苦労していますが、ちょっとノイローゼ気味です。とにかく何でも食べてしまうので寝る処にも何も置かれず、これから寒くなるのにクッションも置いてやることができないと悩んでおります。
Re: なんでも食べてしまいます
- ドッグライフカウンセラー 三留
2013/11/08(Fri) 14:02
No.2554
ひでおばちゃん 様木々が色づき、秋の深まりを感じる頃でございますが、ひでおばちゃん様におかれましては、いかがお過しでしょうか。この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。早速、ご案内をさせていただきますが、実際のご様子を拝見しておりませんので、一般的なご案内となりますことをご了承くださいませ。もうすぐ6か月をお迎えになられるひでおばちゃん様のワンちゃんが、新聞やトイレシートを口にしてしまうのですね。手を尽くしていらっしゃるのに口にしてしまうワンちゃんのご様子に戸惑われるお気持ち、お察しいたします。子犬ちゃんの時期は好奇心も旺盛な時期ですし、歯も生え変わりのためむず痒く、手当たり次第、さまざまなものを噛んで多くのワンちゃんが飼い主様を戸惑わせます。ワンちゃんが新聞やトイレシーツを口にしてしまったとき、ひでおばちゃん様は、どのような対応をなさっているでしょうか。ワンちゃんは、自分がした行動の前後の周囲の状態を大変よく見ており、この経験をもとに、次の行動を選択します。例えば、新聞やシートをかじったときに、ご家族が振り向く、「ダメ」などと声をかけるというご様子を「構ってもらえた」と思った経験があると、「構ってもらうためには、かじればいい」ということになってしまい、叱っているつもりでも、ワンちゃんにとってのご褒美を与えることになってしまいます。「かじってはいけない」、「かじっても、いいことがない」「かじらないでいたら、いいことがある」とワンちゃんにしっかりと示すため、トイレシートを引き出して口にしているときは、走り寄ったり、振り向いたりせず、たくさん声をかけたりせず、低い落ち着いた声で、「ダメ」などのご家族で決めた言葉でしっかりと叱ります。止めたら、「いい子ね」と明るく褒めてあげましょう。ポイントは、とにかく落ち着いて、低い声で毅然と叱ることです。また、ワンちゃんがシートをかじってしまい、シートを片付けるためなどで、ワンちゃんをケージから出したり、オモチャを与えたりすることもワンちゃんにとってのご褒美になってしまうことがございます。お出かけからご帰宅なさったときなど、ぐちゃぐちゃになっている様子をご覧になられると悲しくなってしまいますが、このときもかえって知らん顔をなさったほうが望ましいでしょう。いつもかじる場所には、まずい味のものを塗っておく、かじったときに嫌な音をさせるなど、かじったとき嫌な経験をさせる「天罰方式」も一つの方法でございます。嫌な味がするものとしては、ワンちゃんのいたずら予防のためにいろいろな商品がペットショップさんで販売されていますので、このような商品をご利用なさるのもよろしいでしょう。この場合、嫌なことを起こすのは、大好きな飼い主様ではないと思わせることが重要です。また、メッシュタイプのトイレも様々なタイプのものがありますので、目が細かくて、爪を入れる隙間のないものもあるかもしれませんし、布製のペットシートもございますので、一度ペットショップさんにご相談なさってもよろしいかもしれません。好奇心などからいたずらをしているうちに、かじることそのものが面白くなってしまうことも多いようです。特に畳など、かじった後、形状がかわったり、クッションのようにかじると中から物が出てくることが、楽しくて仕方がないという様子を見せるワンちゃんは多くみられます。ワンちゃんは、どうやら中から物が出てくるタイプのものが好きなご様子ですので、ケージの中に入れる防寒対策のものも、ばらばらにし辛い目の細かいバスタオルなどになさったほうがよろしいかもしれません。噛みたいという本能を満たしてあげるためにも、かじっていいオモチャをお与えになられたりお留守番のときは、コングなどのように、遊びながら中から食べ物が出てくるようなものをお与えになられてもよろしいでしょう。さて、ワンちゃんのお散歩は一日にどのくらいなさっていますでしょうか。元気いっぱいな時期ですので、エネルギーを十分に発散することで、お家でのいたずらが和らぐことも多くございます。紅葉を愛でながらのお散歩が楽しい時期でもありますので、秋の陽射しを浴びて、お散歩を通してのコミュニケーションを楽しんでいただければと存じます。また、お留守番の予定がおありのときも、ひでおばちゃん様がお出かけをなさる前に長めのお散歩をしていただくと、「心地良い疲れにうとうとしていたら、ママが帰ってきた」というようになってよろしいかもしれません。なお、どうぶつ相談室の以下の記事には、異物を口にしてしまったときの対処等が載っておりますので、よろしければご参考になさってください。http://www.anicom-page.com/labo/2012/04/post-430.html「異物を誤飲したときの対処について<お家の中にあるもの編>」大変ではございますが、いつも心から応援いたしております。アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。健康管理の難しい時期でございますが、ひでおばちゃん様におかれましてはくれぐれもお体ご自愛くださいませ。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。
お風呂での本気噛みについて
投稿者:ともやん
投稿日:2013/11/06(Wed) 00:10
No.2470
チワワ×Mダックス(♂8か月)がお風呂嫌いで困っています。月日が経つほど激しく抵抗するようになりました。いつもお湯をかけはじめただけで、ガルルルと歯をむき出し噛みついてくるのです。シャンプーを手に取り体を洗おうとすると本気で噛みます。いつも家族総出で他に気を向かせながら何とか済ませています。普段の生活では本気で噛むことは無く、「おすわり」や「待て」などの指示もきちんと聞きます。でも噛むという行為を飼い主にするのは、本当はリーダーと認めていないからなのでしょうか。噛まない子にするために、普段から私たち家族が接し方をどう改善していったらいいでしょうか?
Re: お風呂での本気噛みについて
2013/11/07(Thu) 16:02
No.2526
ともやん 様立冬を迎え、陽だまりが嬉しい今日この頃でございますが、ともやん様におかれましては、いかがお過しでしょうか。この度は、ご相談をいただきまして、誠にありがとうございます。早速、ご案内をさせていただきますが、一般的なご案内となりますことをご了承くださいませ。9ヶ月のともやん様のワンちゃんが、シャンプーのときにご家族を噛んでお困りとのことでございますね。ワンちゃんは意外と恐がり屋さんで、たいてい幾つか、嫌いなこと、怖いことを持っているようです。ワンちゃんが嫌いなことを強いられるとき、怖くて仕方がないとき、噛んで何とか止めよう、自分を守ろうとすることがございます。特にこれまでに「噛んだら止めてもらえた」というような経験があると、その傾向が強くみられます。愛情をかけて過ごしているワンちゃんが噛む様子をご覧になられるとともやん様がおっしゃるように、リーダーとして認めていないのではないかと心配になってしまいますね。しかしながら、嫌なことや怖いことから逃れたくて噛んでしまう状態は、過去の経験などから、噛めば逃れられるとワンちゃんが思っているのだと思われますので、ともやん様におかれましては、リーダーとして自信をお持ちいただき、堂々と振舞っていただければと存じます。ワンちゃんを嫌いなことに慣らしていくためには、嫌いなことを、好きなことに結びつけながら、少しずつ慣らしていくことが大切でございます。シャンプーの時間をワンちゃんの好きなこと、楽しいことに、結びつけながら、時間をかけて、徐々に慣らしていってあげましょう。また、シャンプーの時間がご家族の皆様にとっても、気が重くなる時間になってしまっているのではないでしょうか。たいへんではございますが、憂鬱な気持ちはどうしてもワンちゃんにも伝わってしまいますので、できるだけリラックスをなさって、楽しげな雰囲気を作ってあげましょう。ともやん様のワンちゃんが、もし、お風呂場に近づくだけで「嫌だな」というような表情をするのであれば、まずは、その辺りの場所で遊んであげたり、オヤツを与えたりなさることから始まるのもよろしいでしょう。だんだんその場所に対するイメージが良くなってきたら、お風呂場でも同じように、何か好きなことをしていただき、お風呂場のイメージを良くしていきましょう。お風呂のお湯をシャワーヘッドからワンちゃんに直接かけるとびっくりしてしまったりすることもございます。ともやん様が一度手にシャワーのお湯を当てていただき、温度を調節し、湯圧を和らげてからそっと「お利口ね」と声をかけながらかけてみてはいかがでしょうか。シャンプーの間、もうお一人の方がワンちゃんの気持ちをそらしていらっしゃるご様子でございますね。そのような方法も望ましく存じます。気をそらすときには、ワンちゃんの大好きなオモチャなどをご利用いただくとよろしいでしょう。また、シャンプーの後にワンちゃんの大好きな遊びをなさったり、ご褒美をあげたりなさってもよろしいでしょう。最初のころはお湯に慣れるだけにしておき、少し慣れてからシャンプーをつけてみるようになさってもよろしいでしょう。シャンプーをおつけになるときも、ワンちゃんが気付かないうちに、「撫でられて気持ちがいいなと思ったらシャンプーが付いている」という感じで進めていただいてはいかがでしょうか。ワンちゃんにとって、「目の前を物が降りてくる」という状態はたいへん脅威を与えてしまいます。シャンプーのときも、また日常生活のお世話のときも、ワンちゃんの頭の上から手を振り下ろす状態を作らないなど、人の手にびっくりしたり、人の手が怖いというような状況を作らないことも重要でしょう。シャンプー中、ワンちゃんがご家族を噛んだときなのですが、ワンちゃんの興奮状態のときほどテンションを下げていただくことが重要でございます。叱るときは高い声や大きな声ではなく、低くて落ち着いた声で、毅然としたトーンで叱るようにしましょう。何がいけないかを的確に教えるため、噛んだ瞬間に叱る必要がございます。万が一、決まった部位を触ったところを触れたときにワンちゃんが嫌がるようであれば、お体に痛い部位がある可能性が考えられますので、獣医さんの診察をお受けいただくことをお勧めいたします。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。落ち葉を踏みしめて歩くお散歩が楽しい季節でございますね。ワンちゃんのお健やかなご成長をお祈りいたしております。
普段のしつけで心がける事につい...
投稿者:みみこ
投稿日:2013/11/05(Tue) 19:08
No.2464
いつもお世話になっております。9か月になったトイプードル(♂)です。先日、初めてペットホテルを利用して一泊させました。迎えに行った際に、スタッフの方から「無駄吠えが多かった」「甘噛みがあった」「わがままなところが見えるので、今のうちにきちんとしつけた方がいいと思う。」というアドバイスをいただきました。家では、ほとんど吠える事はありません。外に散歩に出ても、外にいる方や他のわんちゃんや飼い主さんにも吠える事はありません。むしろしっぽをかくして怖がったり立ち止まったりします。インターホンが鳴った時や玄関にどなたかいらした時など1〜2回吠えた時は、「だめ!」などと言って言葉で制止させたり、時折わがままで吠えた時は背中を向けて無視したり、マズルをつかんで口を閉じさせたりしています。甘噛みは、主人が頭をなでたり顔を触ろうとしたりするとする事がありますので、その際も言葉で制したり、背中を向けて無視したりしています。無駄吠えや甘噛みがあれば、その都度対処していますが、普段の生活で心がける事や、わがままにならないような育て方などアドバイスがあれば教えていただけたらと思います。よろしくお願い致します。
Re: 普段のしつけで心がける事に...
2013/11/06(Wed) 17:50
No.2510
みみこ 様落ち葉を踏みしめて歩くお散歩が心地良い頃でございますが、トイプードルちゃんは元気にお散歩を楽しんでいらっしゃいますでしょうか。この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。ご案内させて頂きますが、一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。みみこ様のトイプードルちゃんは、初めてペットホテルに一泊したのでございますね。トイプードルちゃんにとって、パパもママもいない、知らない所で過ごすということは、たいへん不安なことだったのではないでしょうか。今回の宿泊の後、ペットホテルさんからのご意見をお聞きになり、ご心配になられたかもしれませんが、最初から自信をもって泊まれることのほうが珍しく、始めての環境で、一生懸命過ごしてきたトイプードルちゃんをまずは、よく頑張ったねと、褒めてあげていただければと思います。なお、今後もペットホテルにトイプードルちゃんをお預けになられることもあるかもしれませんが、どうぶつ相談室にペットホテルさんに預ける際の特集記事がございます。よろしければご参考になさっていただけばと思います。(「どうぶつ相談室」ペットホテルを上手に利用しよう。)http://www.anicom-page.com/labo/2012/07/post-442.html私たち人間にとって、ワンちゃんの「ワガママ」にみえる行動であっても、それぞれのワンちゃんにはそれぞれの言い分があるのかもしれませんね。ワンちゃんは、自分の行動の後、周囲にどのようなことがあったかによって、行動を変えていきますので、望ましくない行動の後、ワンちゃんの意に沿った行動を飼い主様がなさらないことが重要でしょう。例えば、噛んで、その手をどけて、と主張する子は、「噛んでも思うようにならない」、「噛んでも、嫌いなことは止めてもらえない」と飼い主様は表情を変えず、毅然とワンちゃんに教えることが重要でしょう。一方で、「怖い」と思い思わず噛んでしまう子は、多く見られます。怖くて自分を守るために、思わず、人の手を思わず噛もうとしてしまった訳ですので、怖がり屋さんのワンちゃんには、特に、日ごとから、人の手が怖い!という経験をさせないようにしましょう。頭の上から手を振り下ろしたり、後ろから急に手を出したりして、びっくりさせず、人の手は、気持ちよく体を撫でてくれて、魅力的なものだと感じるようにしていただければと存じます。いけないことは、低くて落ち着いた声で、「今、あなたがしたことはいけない」と一貫して教えます。そして、なるべく望ましい行動をするように誘導していただき、褒めてあげることでどのような行動をするのが望ましいのかを、メリハリを付けてしっかりと教えてあげましょう。みみこ様のトイプードルちゃんは、日頃から他のワンちゃんや飼い主さんに会うと、尻尾を隠して怖がっている素振りをみせるとのことでございますね。そのようなご様子からは、今回のペットホテルさんでのご様子も、怖さから、なのかもしれませんね。今後、ペットホテルさんにお預けになられるときには、事前に、しばしば訪れ、訪れたとき楽しく遊んでもらったり、好きなオヤツをもらったり、リラックスして過ごす時間をお作りいただくことで、ペットホテルさんをできるだけ馴染みのある場所にしていただくことも大切なことかと存じます。また、ワンちゃんとペットホテルさんとの間にも相性がありますので、訪れる中で、できるだけ上手にワンちゃんの緊張感をほぐしてくださる雰囲気をお持ちのお店をお選びいただくことも大切でしょう。私たち人間が自信を持つことが大切なことと同様に、ワンちゃんに自信を持たせてあげることも大切なことです。例えば、お散歩のときに、いつもなら尻尾が入ってしまうワンちゃんとすれ違うとき、みみこ様が相手のワンちゃんおの間にそっと入っていただき、いかにもトイプードルちゃんは守られているという雰囲気を作り、穏やかな、明るい声で、「オスワリ」とトイプードルちゃんを座らせていただきます。トイプードルちゃんが指示に従い、相手のワンちゃんが通りすぎるまで落ち着いていられたらうんと褒めてあげましょう。飼い主様は堂々となさることで、安心して頼れっていれば大丈夫だとトイプードルちゃんが感じるように、なさることが重要でしょう。また、トイプードルちゃんが興奮したり、そわそわしているときは、知らん顔をしていただき、トイプードルちゃんが、指示に従って落ち着いたり、穏やかな状態になったとき、声をおかけいただいたり、構っていただいたり、遊んでいただき、落ち着くと良い事があるという経験をさせていただくことも大切でしょう。急がず、のんびりとワンちゃんとの生活を楽しむ飼い主様のお気持ちがお互いに余裕が生まれるにつながるかもしれません。みみこ様がトイプードルちゃんの名前を呼んでいただき、トイプードルちゃんがみみこ様を見つめたら、「お利口」と褒めてあげましょう。いろいろなことがありますが、しつけには遅いということはありませんので、安心や信頼を大切にしていただき、根気強く、トイプードルちゃんに良い事、いけない事を教えていただきたく存じます。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。トイプードルちゃんのお健やかなご成長を心からお祈り申し上げております。何かお気がかりなことがありましたら、いつでもお声掛けくださいませ。体調維持の難しい頃でございますので、みみこ様におかれましては、くれぐれもお体ご自愛ください。今後もアニコム損保をどうぞよろしくお願い申し上げます。
尻尾の振り方がおかしい
投稿者:ふう
投稿日:2013/10/27(Sun) 22:12
No.2371
はじめまして。4歳の雄のラブラドルについてのご相談です。今日、散歩の際、いつもピンと上に立てて尻尾を振りながら歩いているのに、付け根から1/3くらいのところからダランと下に下がった状態で歩いているのに気づきました。(昨日までは普通でした)おしっこをする際にも逆さ「し」の字にやはりピン、と立てて用を足していたのに、今日はやっとのことで持ち上げているというような状態です。尻尾を触ると嫌がりますが、いつものことなので異常な様子とは見受けられません。またそれ以外に、食欲や排便等目立った変化はありません。もちろん、尻尾を挟んだり、怪我したりしたこともないのです。今までこのようなことはなく心配です。このまま放置してよいものでしょうか?
Re: 尻尾の振り方がおかしい
- 獣医師 秋吉
2013/10/29(Tue) 14:43
No.2373
ふう 様日増しに秋が深まってまいりましたが、ふう様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございました。ふう様のラブラドルちゃんは付け根から1/3くらいのところから尻尾を下げて歩いているとのことでございますね。尻尾を触ると嫌がるのはいつも通りとのことで、食欲や排便に変化もないとのことでございますね。さっそくご案内をさせていただきますが、実際のラブラドルちゃんのご様子を拝見していませんので、一般的なご案内となりますことを、何とぞご了承くださいませ。ワンちゃんが尻尾をダランと下げる原因は様々でございます。お怪我のお心あたりはないとのことでございますので、それ以外の一般的な原因を以下、ご案内いたします。1.尻尾周囲(肛門周囲を含む)の外傷または皮膚炎2.尻尾とは関係ない全身性疾患(特に下腹部に疼痛や違和感がある疾患)3.しびれ(麻痺)を起こす神経系疾患4.筋骨格系障害1.尻尾周囲(肛門周囲を含む)の外傷または皮膚炎尻尾に起こりやすい皮膚炎には尾腺炎(尾腺過形成)が挙げられます。尻尾の付け根あたりにある尾腺(脂を分泌する腺)に細菌感染や炎症を起こすと痛みが生じることがあります。尾腺炎では痒みや発赤を生じることも多く、触られるのを嫌がるだけでなく、舐めるしぐさをすることが多くみられます。また肛門の左右(時計に例えれば4時と8時の位置)には肛門嚢(肛門腺)という一対の袋がありますが、この嚢の炎症を肛門嚢炎といいます。肛門嚢炎はワンちゃんでは比較的多い疾患の一つであり、重度になれば肛門周囲だけでなく尻尾周囲まで痛みがひろがり、尻尾を下げることもあります。しかしながら、肛門嚢炎の場合は、痛みだけが主な症状とは言えず、肛門周囲を床にこすりつけたり、舐めようとするしぐさをしたりします。また、便に血液混じりの肛門嚢液が付着するといった症状を伴うことが多いです。また去勢手術を受けていない中高齢のワンちゃんでは肛門周囲にできやすい腫瘍(肛門周囲腺腫)が発生することがあります。ラブラドルちゃんは尻尾を下げる以外に肛門周囲などを気にするしぐさはありませんでしょうか。もしありましたら、尻尾やその周囲のチェックを動物病院の先生にしていただくとよろしいでしょう。2.尻尾とは関係ない全身性疾患(特に下腹部に疼痛や違和感がある疾患)泌尿器疾患や直腸の腫瘍性疾患では下腹部に痛みが生じることがあります。特に細菌感染がある前立腺炎では下腹部に強い痛みがでて、尻尾を下げて歩くことがあります。前立腺炎は去勢手術を受けていない中高齢のワンちゃんで時々見られる疾患です。下腹部の疼痛以外には、多くの場合、食欲不振、発熱、排尿異常(血尿、膿尿、頻尿など)を伴います。また、全身性に衰弱する代謝性疾患(甲状腺機能低下症など)でも元気がなくなり、尻尾を下げることがあります。ラブラドルちゃんは食欲や排便などに目立った変化はないとのことでございますし、前日までは尻尾を振っていたとのことですから、このような疾患の可能性は低いのかもしれません。しかし、もし食欲が落ちる、元気がないといったような変化があれば、血液検査、尿検査などで内臓疾患の有無を検査していただく必要があるでしょう。3.しびれ(麻痺)を起こす神経系疾患椎間板ヘルニア(腰仙椎部に発生した場合は馬尾症候群とも呼ばれる)などが原因で尻尾を動かす神経に異常がでると、尻尾を振る力が低下したり、尻尾を挙げることができなくなることがあります。尻尾を触ると痛がる(特に過剰に伸ばす方向に引っ張った時)こともあれば、尻尾の感覚が鈍くなることもあります。腰の痛みや後肢の歩き方に異常がでることもあり、中高齢の大型犬で比較的多い疾患です。レントゲン検査だけでは診断が難しいこともあり、CTやMRIのような断層撮影による検査が必要になることもあります。症状が軽度であれば鎮痛剤の投与や運動制限により改善することもありますが、重度の馬尾症候群では手術が考慮されることがあります。4.筋骨格系障害股関節形成不全や多発性関節炎のような疾患でも尻尾の周囲に痛みがでて、尻尾を振りにくくなることがあります。これらの疾患では後肢の歩き方にも異常を伴うことが一般的です。触診によって痛みがある部位や腫れている部位がないか確認したり、レントゲン検査などを行ない診断したりします。ラブラドルちゃんは、いつもと違う歩き方をしていませんでしたでしょうか。特に後肢の歩き方がいつもと異なっていないか、良く様子をみてあげてください。もしもラブラドルちゃんにどこかを痛がるご様子がみらたり、食欲や元気が落ちているようであればお早めに受診されることをお勧めいたします。尻尾を下げる以外の症状が特に見当たらなくても、3日以上症状が続くようでしたらやはり受診をお勧めいたします。受診までの間はラブラドルちゃんをお散歩に連れていただくのはできるだけ控えていただき、念のため安静にしていただくとよろしいでしょう。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談・しつけ相談サービスを承っております。状況をお伺いした上でより具体的なご案内ができると思いますので、ぜひご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。今後ともアニコムをよろしくお願い申し上げます。