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子猫5ヶ月

投稿者:大坪

投稿日:2011/05/20(Fri) 02:17

No.756

食欲低下について伺います。
つい最近、風邪を引き、かかりつけ医に超音波検査もしていただき、風邪と診断されました。
その後、薬を朝晩飲ませておりますが、風邪を引いた当初でさえ、もりもり食べていたエサを最近食べなくなりました。
ただし遊んでいるときはいつもと(元気なときと)同じレベルのテンション。走り回り転げまわっています。
調子にのりすぎてばてているときもありますが。
水も普通に飲んでいるにもかかわらず、食事量だけ減っております。完全家ネコで外に出してはいません。
ネットなどで検索すると、フィラリアという単語まで出てくる始末。
獣医さんにもう一度見ていただくべきでしょうか?
食欲不振な子猫の気をつけるべき点をご教授いただけますでしょうか

Re: 子猫5ヶ月

- 獣医師 垣本

2011/05/23(Mon) 14:04

No.758

大坪様

吹く風にも、もう初夏を感じる季節になってまいりましたが、
大坪様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか?
この度はご相談をいただきましてありがとうございます。

5ヶ月の子猫ちゃんが最近、風邪と診断され、お薬で治療中とのことでございますね。
風邪をひいた当初には旺盛だった食欲が、ここのところ減ってきているとのこと、ご心配でございますね。
早速ご案内させていただきたく存じますが、子猫ちゃんの実際のご様子を拝見していないため
一般的なご案内となりますことをご了承下さいませ。

【猫ちゃんの風邪について】
猫ちゃんも、ウイルスや細菌の感染によりヒトの風邪と似たような症状を引き起こすことがあり、
俗称として猫風邪と呼ばれることがあります。
代表的な例として、ヘルペスウイルスやカリシウイルス、クラミジアなどに
感染することで起こります。
一般的には「発熱」、「せき」や「くしゃみ」を示し、「涙」や「目やに」が出ることもあります。
また口腔内の粘膜がただれて口内炎や舌炎などを引き起こす場合もあります。

【食欲不振の原因について】
1.風邪の症状
風邪の症状の一つとして食欲不振が表れることも考えられます。
中には、風邪のひき初めにはあった食欲が、発熱が続くことによってなくなっていくこともありますし、
くしゃみや鼻水が出ている場合には鼻がつまり、食べ物の匂いへの感受性が落ちるため、
ご飯を食べなくなるということがございます。
他にも、口腔内に炎症がある、歯の生え変わりが上手くいっていない
などの原因による食欲不振も比較的多く見られます。

食欲が落ちたときには、缶詰を温めて与えてみたり、にぼしや鰹節などを利用した出し汁をかけてみたりして、
食べ物の匂いがより立つように工夫してみることも一つの方法です。
風邪につきましては現在投薬中とのことでございますが、お薬を飲んでいても症状が続いていたり、
今後も食欲不振が続いたりするようであれば、再度、獣医師さんのご診察をお受けになられることをおすすめいたします。

2.食事の内容が好みにあわない
猫ちゃんの中には、お食事の内容を変えたことで食べなくなったり、
薬をご飯に混ぜて与えたことで味が変わってしまい、不快と感じてから食べたがらなくなることもあります。
また、食事に飽きてしまい食べなくなるということもあるようです。

子猫ちゃんは最近食事内容の変更はございませんでしたでしょうか?
お食事内容を変えた場合には、もと与えていらっしゃったお食事に戻すのもよろしいでしょう。
また、お薬をご飯に混ぜて与えている場合は、投薬の方法などをかかりつけの病院さんに
よくご相談されることをおすすめいたします。

3.食事の量
食事の量はいかがでしょうか?
一日にお与えになられるお食事の量はフードの裏袋の印刷が目安となります。
多めに与えた場合、残ったものはあまり魅力的に思えなくなったり、
出したままにしていることで味が落ちることもあるかもしれません。
食器に入れる量は少なめ、何回かに分けて新しいお食事を入れてあげるのも
一つの方法でしょう。

また、便の量と体重の変化も目安になります。
子猫ちゃんはきちんと便が出ておりますでしょうか?
心地よく排便ができていないために食欲不振となることも考えられます。

4.精神的ストレス
猫ちゃんの性格によっては、精神的な影響を受けて食欲が低下することがございます。
通院や投薬によるストレス、環境の変化、慣れない来客などが食欲に影響することも少なくありません。
思い当たるストレスがある場合は、できればストレスにあたることを取り除くのが望ましいのですが、
難しい場合もございます。
そのようなときは、ネコちゃんがストレスに感じることと
ネコちゃんの好きなこととを結びつけながら
少しずつ慣らしていくことが望ましいとされています。


さて、大坪様はフィラリア症をご心配されているとのことでございますね。
猫ちゃんのフィラリア症につきまして次にご案内させていただきますので、
ご参考にしていただき、ご心配であれば予防法なども含め、
動物病院さんでご相談されることをおすすめいたします。

【猫ちゃんのフィラリア症について】
フィラリアとは、蚊を媒介にして感染する寄生虫です。
猫ちゃんの場合は主に肺に障害を起こすといわれています。
主な症状は、しつこい咳、呼吸困難、元気消失、疲労、嘔吐、食欲不振、体重減少、うつ状態などです。
猫ちゃんのフィラリア症の診断は難しく、予防が大切な病気の1つです。
大坪様の子猫ちゃんは現在5ヶ月とのことですし、お家の中だけで過ごしていらっしゃるとのことですので、
時期的にも蚊に刺された経験がないのであれば、フィラリアに罹っている可能性は
ほとんどないのではないでしょうか。


ネコちゃんの食欲不振には、多くの原因が挙げられます。
大坪様の子猫ちゃんは元気に走り回っており、お水も普通に飲んでいるとのことでございますね。
まずはご安心かとは存じますが、ネコちゃんが絶食してしまうと
肝臓に脂肪が蓄積する肝リピドーシスをひきおこす危険性が高くなりこともあります。
また、寄生虫の感染や内臓の病気など、風邪以外の病気にかかっている可能性も考えられますので、
食欲不振が続き、それに伴って体重が減っているようであれば、
やはり早めのご通院と詳しい検査をおすすめいたします。


陽ざしも少しずつ強くなって参りました。
日によって気温差が大きく、体調維持の難しい季節でございますが、
大坪様におかれましては、お体ご自愛くださいませ。
子猫ちゃんの健やかな成長を心よりお祈り申し上げております。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、お電話でのご契約者様への健康相談、しつけ相談サービスを
承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。

お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256
(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日祝9:30〜15:30
土日祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。



老犬の

投稿者:川田

投稿日:2011/05/15(Sun) 22:51

No.753

14歳のミニチュアダックスフンド女の子の生理について伺います。ここ何年かは生理の期間や量が大分減ってきました。昨年は年に1回で短く量も少なめでした。今年は1月に2週間位いつものような感じであり、更に5月に入ってから少しですがまだ生理が続いています。
 かかりつけ医に話したところ、子宮蓄膿症の疑いがと言われ超音波検査をしましたが、異常なしで安心しました。
 若い頃は年に2日位のほぼ定期的な生理がありましたが、老犬になると間隔はランダムになるのでしょうか。
 それから、今までもそうでしたが、生理がある時は食欲が無くなり半分の量しか食べません。元気はあり、散歩にも行きますが。水分はいつもと変わりなく摂りますし、排尿も普通です。食事量が減るのは普通のことなのでしょうか。
 老犬の生理について一般的なことと気を付けなければいけないことをご教示ください。

Re: 老犬の

- 獣医師 垣本

2011/05/17(Tue) 09:34

No.755

川田様

吹き渡る風が青葉の香りを運んで来る季節となりましたが、
川田様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか?

この度はご相談をいただきましてありがとうございます。
14歳のミニチュアダックスフンドちゃんの生理の期間や出血の量に変化があり、
ご心配とのことでございますね。
早速ご案内をさせていただきますが、実際のミニチュアダックスフンドちゃんのご様子を
拝見していないため、一般的なご案内となりますことをご了承くださいませ。

【ワンちゃんの発情につきまして】
ワンちゃんの発情は、発情前期、発情期、発情後期の三つの時期に分かれており、
その後の無発情期を含め、「発情前期」→「発情期」→「発情後期」→「無発情期」→「発情前期」
というサイクルを繰り返しています。
このサイクルは6ヶ月周期で年に2回の場合が多いといわれておりますが、
ワンちゃんによっては1年に1回の事もあるようです。
ワンちゃんの陰部からの出血は、妊娠準備のため肥厚した子宮内膜の毛細血管が充血して
切れることによるもの、つまり発情が始まるという合図です。
この出血が見られる期間のことを「発情前期」と呼び、
「発情前期」は出血開始から約7〜10日間続きますが、
長いワンちゃんでは20日間ほど出血が認められることがあります。

発情前期の後、すなわち出血が止まった頃が「発情期」となります。
「発情期」は約10日間続き、この時期に排卵があります。

【老齢期のワンちゃんの発情について】
ワンちゃんには人間の閉経にあたるものはなく、生涯にわたり発情周期を繰り返します。
老齢期と言われる年齢は、やはり個体差がありますが、小型犬では一般的に10〜12歳前後と
言われており、この頃になると発情周期が不順になったり、排卵数が減少したりする
傾向にあるようです。また、出血の量や色にも変化がみられることもあるため、
発情に気づきにくくなることも多いようです。

しかしながら、加齢によるごく自然な変化である一方で、
子宮蓄膿症などの病気や、卵胞腫瘍などのホルモン異常によっても
発情周期が不安定になる場合があるため注意が必要です。
子宮蓄膿症の発症には女性ホルモンが関与しているため、繰り返される発情によって、
加齢とともに発症する危険性が増加するといわれております。
特に、出産経験のないワンちゃんや長く繁殖を休止しているワンちゃんは
この病気にかかりやすい傾向にあります。

ミニチュアダックスフンドちゃんにおかれましても子宮蓄膿症を疑い、
検査をされたとのことでございますね。
その結果、異常は見られなかったとのこと、何よりでございます。

次に、今後ご注意いただきたい、ワンちゃんの生理に関連する病気を以下にご案内いたします。
ご参考にしていただければ幸いでございます。

【子宮蓄膿症】
ワンちゃんの子宮蓄膿症は、中年期(約6才以降)に多い疾患であり、
特に発情出血後、1〜2ヵ月の間に発症することが多い傾向にあります。
これは発情周期に伴って分泌される黄体ホルモン(プロジェステロン)の関与が大きく、
子宮の細菌感染に対する防御機能が低下することが一因とされています。
このため、外陰部から細菌が感染しやすく、子宮内で増殖し、
子宮内膜炎から蓄膿症へと移行します。

子宮蓄膿症になると、「水をよく飲むようになる」、「尿の回数が増える」「陰部をよくなめる」、
「お腹が膨らむ」、「元気・食欲の低下」といった症状が見られます。
その他、嘔吐や下痢を伴うこともあります。
外陰部からのおりものは、出る場合と出ない場合があります。
これは、子宮内で産生された膿が、完全に子宮内に溜まり込んでしまう場合と、
少しずつ陰部より漏れ出る場合があるためです。

早期発見のためには、川田様がなさっていらっしゃるように、
日頃から発情周期をチェックすることです。
特に避妊手術を受けていない老齢期のワンちゃんに発情周期の変化がみられたり、
また、前述の症状があらわれた場合はすぐに受診をおすすめいたします。

【卵巣腫瘍】
この病気も加齢とともに増加する病気です。
腫瘍は、大きくなる速度が遅いので、大きくなってから気づくことが多いようです。
腹部が膨張してくると、食欲不振、元気消失、嘔吐、腹部圧通などの症状がでます。
卵巣の異常により、分泌されるホルモンの量も変わるため、
発情が長期間続いたり、不規則になるなど、
定期的にみられた発情兆候に異常がみられるようになります。

【偽妊娠】
ワンちゃんは発情が終了した後に、妊娠していないのに乳腺が腫大してしまう(張る)・食欲が
低下する・神経質になるおもちゃをかわいがって離さないなど、妊娠をした
ワンちゃんのような行動が続きます。このような様子を「偽妊娠」といいますが、
食欲低下や神経質になるなどは発情中でもみられます。

ミニチュアダックスフンドちゃんは生理がある時は食欲が無くなり半分の量しか食べない
とのことでございますね。現在も食欲の低下は続いておりますでしょうか?
元気に散歩にも行き、飲水や排尿もいつも通りであれば、発情に伴う一時的なものである
可能性がございますが、全く食べなくなってしまったり、生理が終わっても現在の状態が
続くようであれば、ご安心のためにもかかりつけの動物病院さんで診ていただくことを
おすすめいたします。


季節の変わり目ですので、川田様におかれましてもご無理をなさらぬようご自愛くださいませ。
今後とも、アニコムを宜しくお願い申し上げます。



鳴き続ける

投稿者:早川史人

投稿日:2011/05/13(Fri) 15:12

No.752

夕方から夜中にかけて、大声で鳴き続けています。
遊びも十分に行っていますが、鳴いているときは
なにをしても鳴きやんでくれません。

近所迷惑にもなってしまい、また睡眠の妨げにも
なっています。

なんとか鳴きやませる方法はないでしょうか?
それともこれは、病気のサインなのでしょうか?

よろしくお願い致します

Re: 鳴き続ける

- アニコムカウンセラー 児玉

2011/05/16(Mon) 17:53

No.754

早川 様

吹く風が肌に心地よい今日この頃でございますが、
早川様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
早川様のネコちゃんが鳴き続けることにお困りでいらっしゃるとのことでございますね。

早速ご案内をさせていただきますが、
実際のネコちゃんのご様子を拝見していませんので
一般的なご案内となりますことをご了承ください。

1.生活サイクルについて
ネコちゃんが鳴く理由は様々でございますが、「夕方から朝方にかけて活動する」という
ネコちゃん特有の生活サイクルが関係していることも多くございます。

例えば、日中の大半を寝て過ごしているネコちゃんですと、
夜の食事を終えた後にエネルギーがわいてきて、活動的になりますので、
夕方頃にからだをよく動かすかくれんぼや狩りをしたいという欲求を満たすような遊び、
あるいは上下運動を取り入れた活発な遊びをすることで、
夜間のエネルギーを消費させられるかと存じます。
早川様におかれましては、今も十分にネコちゃんを遊ばせていただいているとのことでございますので、
このことに加えて、ご飯の時間を夜遅くに与えることで、ネコちゃんの体内時計を
少しずつ変えていくと効果があるかもしれません。

2.行動の学習について
ネコちゃんは、鳴いたときに何らかの「ご褒美」を得た経験から、
その行動が継続してしまう場合もございます。
例えば、鳴き止ませるためにご飯をあげたことから、
「鳴けば、ご飯がもらえる」と学習していくかもしれません。
その他にも、「外に出してもらうこと」や「飼い主さんの関心を引くこと」などが
「ご褒美」になっていることもあります。

例えば、飼い主さんの関心を引くことがネコちゃんにとってのご褒美になっている場合ですと、
鳴いても構わないようにしていようとお思いになられても、頻繁に鳴かれてしまうと、
どうしても声をかけるなど、構わずにはいられず、「鳴く」という行動が、
習慣化されていくことがみられます。
この場合には、ネコちゃんが鳴いたらネコちゃんが嫌がることを繰り返し行うことで、
「鳴くと、なんだかわからないけれど、嫌なことが起こる」と学習させることで
徐々に鳴かないようにさせる方法もございます。
嫌いなものは、ネコちゃんによっては異なりますが、例といたしましては、
霧吹きや水鉄砲で水をかけたり、ドライヤーで空気を送るなどが挙げられます。
ただし、この場合、ネコちゃんから見えないように行い、
飼い主さんは嫌なことをする人だと思わせないようにすることが大切です。

3.飼育環境について
不安や恐怖、あるいはストレスなどから、自分を落ち着かせるために、
繰り返し「鳴く」こともございます。

その時間帯に、ネコちゃんにとって不快に感じる音が聞こえていたり、
行動範囲内にある家具などの配置が変わることに不安感を抱くお子様もいます。
周囲の環境を見直していただき、ネコちゃんが不安に思っている原因にお心当たりがございましたら、
その原因を取り除いていただいたり、不安感を抱いているものを、ネコちゃんにとって
好きなものと結びつけることで少しでも気にならないようになさるとよろしいでしょう。
ネコちゃんは、隠れるところがあることで安心をいたしますので、
生活スペース内に隠れられる、好きな場所を用意なさるのも良いかもしれません。

4.発情による行動について
決まった時期だけ鳴くということであれば、発情期によるものや、
他のネコちゃんの発情に誘発されて鳴いていることも、十分に考えられますので、
行動をよく観察していただき、原因を探してみていただくと、よろしいかと存じます。

ネコちゃんは習慣を大切にするどうぶつですので、
どの方法でも、すぐに鳴くのをやめさせるということは
難しいことかと存じますが、根気よく教えてあげてください。

また、以前の鳴き声と異なる場合や、トイレ付近でよく鳴いたり、
グルーミングをした際によく鳴くなど、気になる行動が見られる場合には、
痛みなどの症状による「病気のサイン」である可能性もございますので、
ご安心いただくためにも、一度、動物病院さんにご相談されてみるのもよろしいかと存じます。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、お電話でのご契約者様への健康相談、
しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用ください。

お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256
(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日祝9:30〜15:30
土日祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。

汗ばむような日があると思うと、肌寒い日もございます。
体調維持の難しい時期でもございます。
早川様におかれましては、くれぐれもお体ご自愛ください。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。



猫の食欲不振と嘔吐について

投稿者:natsu

投稿日:2011/05/03(Tue) 20:05

No.749

うちの猫(1歳8ヶ月/♂)が、急に食欲不振になり、ほとんど食べないし食べても嘔吐を繰り返します。
いつものような元気もありませんが、動かないというほどでもありません。
去年の夏にも似たようなことがあり、二、三日で治ったので病院には連れて行っていません。
実家の猫もたまに似たようなことがあるけれど、ほうっておいたら治るそうです。

ですが、こういう時はきちんと病院でみてもらった方がいいのでしょうか?
余り動かないながらも苦しんでいる様子でもないし、移動の方が負担になりそうでためらいます。
流動食など与えてみても良いでしょうか。


ちなみに今回は数ヶ月ぶりのシャンプーをした翌日だったのですが、それが原因なのかなとも思います。
前回はシャンプーをした時期ではないですが、猛暑でクーラーをきかせすぎていた時期でした。

Re: 猫の食欲不振と嘔吐について

- 獣医師 垣本

2011/05/06(Fri) 19:52

No.751

natsu様

野山の緑が艶やかな色を見せる季節となりましたが、
natsu様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。

この度はご相談を頂戴いたしまして誠に有難うございます。
猫ちゃんが突然食欲不振になり、いつものような元気がなく、
食事をしても嘔吐を繰り返しているとのこと、ご心配でございますね。
早速ご案内をさせて頂きたいと存じますが、お子様の実際のご様子を拝見していない
ため、一般的なご案内となりますことをご了承下さいませ。

もともと猫ちゃんの食欲にはむらがみられる傾向があるともいわれ、
食べる量は、その日の運動や精神状態などによっても変わりますし、
また、単純に味に飽きてしまったということもあるようでございます。

特に猫ちゃんは環境の変化に敏感ですので、暮らしの中でも、引っ越し、
家庭内の家族構成の変化、新しい猫ちゃんが来たなどの生活環境の変化、食事内容の変更、
手術や入院などが食欲不振の原因となることがございます。
もちろん、食欲は健康のバロメーターとしても重要であり、
口内炎や消化器系の病気、その他の内臓の病気に起因していることも考えられます。

さて、natsu様の猫ちゃんは数ヶ月ぶりにシャンプーをし、その翌日に食欲不振が見られるように
なったとのことでございますね。
natsu様の仰るように、空調などの効き具合やシャンプーによるストレスなども、
食欲不振の原因となり得るかと存じます。
環境の変化や一時的なストレスなどが原因となっている場合には、
原因を取り除くことで、次第に回復する場合も多いようでございます。


ふとしたことがきっかけとなり、猫ちゃんが食事を摂らないことがございますが、
そのことが肝臓の病気の原因となることがございますので猫ちゃんの絶食には注意が必要です。
食事を摂取しない日が長く続くと、 猫ちゃんは体を維持するために
蓄積している脂肪を使ってエネルギーにします。
このため、脂肪が血液中に遊離してしまい、
脂肪を肝臓へ過剰に蓄積してしまうことになります。
これを肝リピドーシス(脂肪肝)といい、
症状としては、食欲不振の他に元気がなくなったり、
嘔吐、便秘、下痢、 黄疸などがみられたり、体重が減少します。

natsu様の猫ちゃんは食べたあとに嘔吐を繰り返しているとのことでございますが、
その後、いかがでしょうか?
先にご案内をさせていただきましたが、食事を摂らないようであれば猫ちゃんの
好きな物や流動食など、食べ物を与えることが望ましいのですが、
嘔吐を引き起こす原因が他にあり、それがもとになって食欲不振が見られているのであれば、
同時にその原因に対する治療が必要となります。

猫ちゃんが嘔吐を起こす原因は様々であり、
その中には、毛玉を出すために戻すような生理的なものもあれば、
注意が必要な、重大な病気が原因で起こる嘔吐もあります。
嘔吐は、胃の中の物を強制的に口から出すための反射的な作用であり、
胃、腸、肝臓や腎臓、脳や耳の器官のトラブルなどが原因で、脳の嘔吐中枢を刺激するために
起こります。具体的には、直接胃の壁を刺激するような中毒物質や異物を飲み込んだり、
消化器内に炎症や閉塞があったり、他にも尿毒症や肝臓疾患などで全身の血液に問題があるときに
起こります。また強い臭いを嗅いだり、頭部を打ったり、恐怖などのストレスを
受けたときなどにも起こります。

natsu様がご心配されているように、病院に行くための移動には
猫ちゃんにとってのストレスが伴う可能性もございますが、
ご安心のためにも早めにご通院されることをおすすめいたします。
その際に、もし嘔吐物がありましたら、
ご通院の際にお持ちになられると、診断の助けとなるかと存じます。
猫ちゃんの一日も早い回復をお祈りいたしています。

季節の変わり目ですので、natsu様におかれましても体調を崩されませんようご自愛くださいませ。
今後ともアニコムをよろしくお願いいたします。





血液検査GPTの数値

投稿者:まるパパ

投稿日:2011/04/30(Sat) 20:36

No.747

2歳のフレンチブルドッグです。
1歳の頃から血液検査で肝臓に関係する数値が高いと言われていました。2歳になり2回検査しましたところ
1回目GPT343、ALT364、GOT54
2回目GPT323、ALP287、GOT48
でした。
エコー検査の結果は腫瘍のようなものは見られないとのことです。
フードはサーモン主体の物を与えています。おやつはでんぷん主体のボーロだけです。
薬は今日からウルソと抗生物質を飲ませており、一週間後に再度血液検査をすることになっています。
日常で注意することや、考えられる病気、適したフードなどご教授ください。

Re: 血液検査GPTの数値

- 獣医師 羽鳥

2011/05/06(Fri) 11:45

No.750

まるパパ様

日中にはうっすらと汗ばむ季節になりましたが、まるパパ様に
おかれましてはいかがお過ごしでしょうか。

この度はご相談を頂戴いたしまして誠に有難うございます。
フレンチ・ブルドックちゃんの血液検査での肝臓に関係する数値が高く、
ご心配とのことでございますね。
早速ご案内をさせて頂きたいと存じますが、お子様の実際のご様子を拝見していない
ため、一般的なご案内となりますことをご了承下さいませ。

【肝数値上昇の原因】
GPTやGOT、ALPは一般的に肝酵素と呼ばれております。GOTやALPは
他の臓器にも多く含まれている酵素ですが、GPTは肝臓に多く分布しているため、
特に肝臓の特性をよく示す酵素です。これらの数値は、肝臓の状態を知ることの
できる指標とされています。
GPTやGOTは肝細胞に壊死などの障害があると血中に逸脱するため、
肝臓の障害をあらわし、肝臓に含まれるALPは胆汁に混じって排泄されるため、
「胆汁うっ滞」の指標とされています。

これらの肝酵素の上昇がみられた際の原因ですが、症状の有無や、血液検査に
おいて数値異常がみられた項目、血液検査以外の検査結果などによっても
異なってきます。

一般的に、肝酵素の上昇がみられた際に考えられる原因としては、
ウィルスや細菌、または寄生虫や真菌などの感染による肝炎、慢性肝炎、
自己免疫性肝炎、薬物等などの肝毒性のある物質による中毒、肝腫瘍、脂肪肝、
胆嚢・胆管疾患、腹部損傷などが原因として挙げられます。
また、膵炎や重度の貧血、心疾患や腸疾患などの既往の疾患がある場合にも
二次的に肝臓が障害を受ける場合もあります。

フレンチ・ブルドックちゃんは、血液検査での肝数値の上昇のみが
認められており、エコー検査では肝腫瘍などの異常は認められない状態
とのことでございますね。
治療を開始されて間がないとのことでございますので、
治療効果をみながら肝酵素の上昇の原因を探っていかれる状況かと存じますが、
今後の状況によりましては、肝臓の生検(肝臓組織の一部を摘出し、
病理検査をすること)などを行い、確定診断を行うことが必要になる場合も
ございます。

【食事管理について】
まるパパ様が配慮されていらっしゃいますように、肝臓のお病気の場合、
お食事の管理はとても重要になってきます。

お食事に関しては、肝臓組織は再生にとって、一般的に高消化性で良質の
蛋白質を与えるますが、タンパク質は体内での代謝の結果、アンモニア産生の
原因にもなります。このため、製品によって異なるかとは存じますが、
肝障害がある場合は、肝性脳症などの予防のため、若干タンパク質の量に
制限がある製品が多いかと存じます。また、肝臓へ負荷を減らしながらも
十分なエネルギー源を得るため、炭水化物や良質の脂質を適切に使用していて、
銅を制限したフードが望ましいと言われています。また、肝臓の療法食の中には
肝疾患の際に欠乏しやすいビタミンKや亜鉛などを添加してあるものもあります。

現在、まるパパ様におかれましては、サーモンを主体にしたフードを与えて
いらっしゃるとのことでございますね。サーモンに含まれるたんぱく質は
良質でかつ高消化性であり、肝臓にも良いタウリンも豊富な優秀な食材ですが、
やはり、今後、肝臓疾患のワンちゃんにあわせて作られている療法食を
お選びいただくのが望ましいかもしれません。その際には、お子様の状態に
あわせた選択が重要になりますので、今後の状況をみながら先生と
ご相談頂くことをお勧め致します。

また、オヤツとして与えていらっしゃるボーロについては、
先にご案内させていただいたように、肝臓への負荷を抑えながら
エネルギー源を得るためには炭水化物の摂取が望ましいとされていますので、
よろしいのではないかと存じます。しかしながら、おやつにつきましても、
フレンチ・ブルドッグちゃんの実際のご様子をよく把握なさっている先生に
ご相談されたほうがご安心いただけるかと存じます。
なお、肝臓は解毒や代謝を行う臓器であり、合成保存料、合成着色料、
合成香料などの合成添加剤を摂取することにより肝臓に負荷がかかる可能性が
あります。したがいまして、フードやおやつを選ばれる際には、合成添加剤が
極力少ないものを選んでいただければと存じます。



【日常生活で注意する点】
肥満は脂肪肝を引き起こす可能性があり、脂肪肝が悪化すると肝硬変へ繋がる
可能性もありますので、日常生活では、肥満にならないようご配慮いただければと
存じます。
フレンチブルドックちゃんの体調が落ち着いていらっしゃるようでしたら、
適切なお食事管理とともに、適度な運動も行って頂き、体重管理を行って
頂ければと存じます。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、お電話でのご契約者様への健康相談も
承っておりますので、こちらのサービスもお気軽にご利用くださいませ。

お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256
(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日祝9:30〜15:30
土日祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

新緑が眩しく、吹き抜ける風にも夏を感じる季節となりました。
過ごしやすい季節ではありますが、ご無理をなさらぬようご自愛くださいませ。

今後とも、アニコムを何卒宜しくお願い申し上げます。