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ケンカ

投稿者:佐藤 ジェン

投稿日:2011/08/19(Fri) 11:45

No.922

我が家には、3匹のヨーキーがいます。
お母さんと、2歳になる女の子と男の子です。

男の子は、6月に骨折してしばらく入院していました。
退院した後も、また骨折しないようにと注意しながら過ごしています。
そのせいなのか、最近女の子と男の子が、そばに寄っただけで今にも噛み付きそうにケンカします。女の子はすぐ唸り声をあげて、すぐ2匹をゲージに戻します。
今まで、仲良くしていたのに急にどうしてしまったのか、やきもちなのか、だから女の子の方はゲージで過ごす時間が多く、遊べない状態です。

3匹に分け隔てなく接しているつもりですが、男の子にはまたケガさせないようにと思っているのが感じるんでしょうか?
みんなで仲良く遊ばせてあげたいと思っています。

Re: ケンカ

- ドッグライフカウンセラー 三留

2011/08/23(Tue) 13:33

No.925

佐藤 ジェン 様

数日前までの厳しい暑さを忘れてしまいそうな涼しい日が続いておりますが、
佐藤 様におかれましてはいかがお過しでしょうか。

男の子のヨーキーちゃんが6月に骨折をされたとのことでございますね。
ご通院やお家でのお世話でお忙しかったりで、ご心配をなさったりで、
佐藤様におかれましては、大変でいらっしゃったかと存じます。
お疲れになられたのではないでしょうか。
くれぐれもご自愛いただければと存じます。

この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。
きょうだい犬である男の子と女の子のヨーキーちゃんの仲に変化があり、
ご心配とのことでございますね。
早速、ご案内をさせていただきますが、
実際のワンちゃんたちのご様子を拝見していないため、
一般的なご案内となりますことを何卒ご了承くださいませ。

佐藤様がご心配をなさっていらっしゃるように、
男の子のヨーキーちゃんにご家族の気持ちが注がれるのを
女の子は、切ない気持ちでみていたのかもしれませんね。
ワンちゃんは、社会性が豊かな愛情に貪欲などうぶつですので、
少しでもたくさんの愛情を求めます。
特に多頭の場合は、嫉妬心を刺激することが多く、
不安定な気持ちをひきおこしたのかもしれません。

男の子のヨーキーちゃんのその後のご様子はいかがでしょうか。
佐藤様がおっしゃいますように、ご家族にとっては、
「また怪我をしてしまわないように・・・」と男の子の様子を気になさるのが当然で
ございますが、できれば、男の子が特別に扱われている、と女の子の目に映らないように
工夫いただければと存じます。

さて、ワンちゃんには「家族を一つの群れと考える」というところがあり、
ワンちゃん達にとって、群れの中に自分の位置が明確であることが、
たいへん重要ですが、
佐藤様のお宅のワンちゃん達の順番はいかがしょうか。
先住犬でもあるお母さんのワンちゃんが、ワンちゃん達の中では一番上の存在であることは
ワンちゃんたちは認識しているのではないでしょうか。
一方、ワンちゃん同士に生まれる上下関係については、年齢差や体の大きさに違いがある
ときは、分かりやすいのですが、同胎のワンちゃんですと、
年齢も同じ、体の大きさもほぼ同じですので、
2頭の間の関係が成長にしたがい、不安定になる多くみられます。
特に、環境の変化などがきっかけになり、
不安定さが表面化することも見られます。

この場合、群れが安定するためにも、どちらが上なのかはっきりさせようと、
ワンちゃん同士の関係に緊張が生まれることがあります。
今回の佐藤様のワンちゃん達に見られる行動の変化も、男の子のヨーキーちゃんのお怪我が
契機になったものの、2頭のヨーキーちゃんたちの成長の過程でみられる、
必然的だともいえる変化である可能性もございます。

他にも、群れの主導者である飼い主さんがなさった行動が、
ワンちゃん達から見て、群れの理屈と異なる
場合にも、ワンちゃん達に不安定さがみられることがございます。
女の子のヨーキーちゃんが
「私が上」と思い、男の子が「ボクが下」だということで
安定していたところに、飼い主さんが男のお子さんに
注意を強く注がれたことを、男の子が優先されていると
ワンちゃんたちに見えた場合などに、2頭の関係に緊張がみられることが考えられます。

さて、ワンちゃん同士に上下関係が決まるときには、
かなり激しい喧嘩をすることがございますが、
ワンちゃんの世界のことですので、できるだけ、飼い主さんは客観的に見守る必要が
ございます。もしも女の子のヨーキーちゃんが、「どうして、私が叱られて、ケージに入って、
行動が制限されるのか、納得いかない」と感じている状況であれば、
なるべくそのような状況を生まないで、
不満を生むような采配をしないことも大切かと存じます。

さて、ワンちゃんの上下関係については、
ワンちゃん同士が、喧嘩などを通して決めることが主ですが、
それ以外にも、群れの主導者である飼い主さんがワンちゃん達の上に
その主導者が、上下関係を決めてしまうということが上手くいく場合もございます。

たとえば、上に据えようと思うほうのワンちゃんを
飼い主さんが上位のワンちゃんとして、扱い続けることで上下関係を人為的に決めてしまいます。
たとえば、佐藤様のお宅で男の子が女の子より上であるのが好ましいと思われるのであれば、
飼い主さんが、名前を呼ぶ順番や目を配る順序など、すべて男の子を優先します。
ご注意いただきたい点ですが、
ワンちゃんの世界では、「かばわれる=弱い」ということですので、
男の子をかばったり、慰めたりする行動をなさらないことでございます。
「強くてたくましいから、男の子を女の子より、優先している」、という形をとります。

お散歩のときは、一番先にお母さんを歩かせて、
その後、男の子が歩いて、最後に女の子が歩くようにします。
そして、何より、飼い主さんがワンちゃん達を守る存在であり、
飼い主さんは頼もしい存在だとワンちゃんたちに見せることが重要でしょう。
お家を出るときも、お母さんのワンちゃんから、
ご帰宅の際にお家に入るのも、お母さんのワンちゃんからでございます。

女の子のワンちゃんが環境の変化に対して、
しばらく不安な思いをしているかもしれませんので、
お母さんワンちゃんや男の子のワンちゃんの見えないところで、
時折、佐藤様と一対一で過ごす時間をお作り頂き、
ママ様の愛情は今までと変わらないことを伝えてあげましょう

愛おしい存在がたくさんあるということは素敵なことでございますが、
それだけ心悩ませることも増えます。
その中でも、一つずつ乗り越えていく中で、喜びや楽しみもその分、厚くなっていく
のではないでしょうか。
ゆっくりと、ワンちゃんたち同士の関係を、また人間のご家族とワンちゃんとの絆も
育んでいっていただければと存じます。
大変なこともあるかと存じますが、アニコムスタッフ一同、心からいつも応援いたしております。
アニコムでは下記の受付時間で、お電話でのご契約者様への健康相談、しつけ相談
サービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。

お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256
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土日祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。
なお、日・祝日および年末年始はお休みさせていただきます。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。



嘔吐について

投稿者:YUJI FUJISAKI

投稿日:2011/08/19(Fri) 00:04

No.920

8月で10か月になった雑種の猫(オス)です。

室内飼いをしているのですが、本日帰宅したところ、部屋に4箇所嘔吐していました。猫本人はケロッといつも通りでしたが、薄黄色で泡混じりの液体を吐いていました。明らかに、食事をして吐いてしまったドロッとした感じではなく、異常と感じ病院へ連れて行きました。

医師からは、お腹にガスが溜まっていると言われ、薬で様子見の状態です。(プリンペランとモケプリド)突発性の嘔吐とも診断されました。

医師には聞きそびれてしまったのですが、
@最近インドアキャット用の食事に変えた事
Aドライフードが好きな猫なのですが、ガツガツ食べて吐く事が多い為、ずっと水でふやかして与えていたのですが、新しいインドアキャット用の食事では嘔吐がなく、カリカリであげていた事

1、上記2点での影響なのか?
2、薄黄色で泡混じりの嘔吐での一般的な見解

の2点をお伺いしたく投稿させて頂きました。
一般的な見解で構いませんので、よろしくお願い致します。

Re: 嘔吐について

- 獣医師  岸田

2011/08/23(Tue) 09:27

No.924

YUJI FUJISAKI 様

この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。
お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、実際にネコちゃんの
ご様子を拝見しておりませんので、一般的なご案内となりますことを
何卒ご了承ください。

<嘔吐の原因について>
一般的に、ネコちゃんの嘔吐の原因としては、次のようなものが多くみられます。
1 食餌が原因のもの
(食べ過ぎ、一気食い、傷んだ食べ物、食物アレルギー、フードの変更など)
2 異物(毛玉、糸やひも、おもちゃ、ビニールなど)の摂取や中毒が原因のもの
3 食道、胃、腸、肝臓、膵臓など消化器系の異常、炎症、腫瘍などの疾患が原因のもの
4 腎疾患、ホルモンの異常、伝染病など、消化器系以外の疾患が原因のもの

<フードの変更の影響について>
YUJI FUJISAKI 様は最近ネコちゃんのフードを変更され、
それが今回の嘔吐に影響しているのかご心配されているのでございますね。
フードの変更が原因となって嘔吐が起こるケースは比較的よく見られます。
フードの粒の大きさや形状、コーティング剤、脂分など、
そのフード特有の何かが要因となっている場合もありますし、
フードの中の特定の成分に対してアレルギー反応を起こしているようなケースもあります。
また、フードによってはネコちゃんの体質に合わず消化が上手く出来ないために、
消化不良を起こし嘔吐が起こる場合もあります。
通常はフードを変えた直後から頻繁に嘔吐が見られるケースがほとんどですが、
他の様々な要因(その時の体調、気候の変化、ストレス、毛玉等)と関連して
症状が現れる場合もあります。
フードを変えたことに原因があるのではないかと思われる場合には、
フードを元のもの(今まで嘔吐が見られなかったもの)に戻してみて
様子をご覧になられるのも一つかもしれません。

また、今までフードを水でふやかして与えていらっしゃった状態から、
フードを変えてからカリカリのまま与えていたのが影響しているかどうか
というご質問でございますが、
与えるフードの状態が消化のしやすさと関係している可能性はあるかもしれません。
私達ヒトの場合も、ずっとお粥ばかり食べて、それに慣れてしまっているときに、
急に固いふつうのご飯を食べたらお腹がびっくりしてしまいます。
これと同様に、今までふやかされた軟らかい状態のフードを消化するのに胃や腸が
慣れてしまっていて、急にカリカリの状態のフードが入ってきたときに対応しきれずに
消化不良を起こしてしまった可能性はあるかもしれません。

さて、フードの変更が原因と疑われる場合の対処法ですが、
まずは以前のフード(ふやかした状態)に戻してみることでございます。
それで吐き気がないようであれば、
新しいフードをふやかした状態で与えてみること、
それで吐き気が出なければ、
お腹を慣らすために、時間をかけて少しずつふやかす水の量を減らして
段階的に固いフードを与えるようにしていくこと、
で対処してみるとよろしいかと存じます。

<腸管のガスの原因について>
YUJI FUJISAKI 様のネコちゃんは、動物病院を受診された際、
お腹にガスが溜まっていると診断されたとのことですね。
一般的に、腸管にガスがたまる原因として多いものとして、
・消化不良による場合
・お腹の動き(腸の蠕動)が悪い場合
・腸内の悪玉菌やガス産生菌が多く増殖している場合
などが挙げられます。
このようなお腹の動きや消化吸収の悪い状態は、
やはりフードを急に変更したときや体質的に合わないものを食べた場合、
寒暖の差や冷え、ストレスなどが原因となって
お腹の動きや消化吸収が悪くなっている場合が多く見られます。
プリンペランもモサプリドも、胃腸の動きをよくすることで嘔吐を抑えるお薬で、
このような様々な原因でお腹にガスがたまる状態を改善する効果があります。

なお、先述の通り、
嘔吐の原因はフードの変更以外にもいろいろと考えられます。
嘔吐が頻回に続く場合や、食欲、元気や便の状態などに変化が見られる場合は、
何らかの病気が原因で起こっている可能性もあります。
また、嘔吐が続くと脱水や体内の電解質バランスの異常など様々な問題が出てきます。
上述のような変化やご心配な様子が見られるようでございましたら、
もう一度早めに受診されることをお勧めいたします。

<薄黄色で泡混じりの嘔吐について>
嘔吐物の色についてですが、通常、胃液は透明で、泡が混ざっています。
空腹時(胃の中に食べ物がないとき)にネコちゃんやワンちゃんが嘔吐するときには、
胃液に少量の腸の消化液や胆汁が混ざるために薄黄色になると言われています。
おそらくYUJI FUJISAKI 様のネコちゃんが吐いていたのはこの
胃液に少量の腸の消化液や胆汁が混ざったものであると考えられます。
何らかの原因で腸にガスがたまり、
消化管全体の動きが停滞して胃から腸への排出が上手くいかなくなり、
吐いてしまったのではないでしょうか。

もっと濃い黄色や緑色の液を嘔吐するときは、肝炎や膵炎などの重篤な状態が疑われ、
潜血や血液が酸化した黒っぽい色をしている場合は食道や胃などの消化管出血が疑われ
ますが、嘔吐物の色だけで、病気の重症度を判断することはできません。

YUJI FUJISAKI様のネコちゃんのその後の様子はいかがでしょうか?
どうぞお大事になさって下さい。
このところ気温さが大きく、体調維持が難しい頃でございますが、
YUJI FUJISAKI様におかれましてもくれぐれもお身体ご自愛下さい。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
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土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。



チワワの妊娠

投稿者:mel

投稿日:2011/08/17(Wed) 14:04

No.915

1歳6ヶ月になるブルータンチワワ♀です。
4歳6ヶ月になるチョコタンチワワ♂との間に子供が出来ました。完全な飼い主の責任問題だと言う事は重々承知の上で質問させてください。

ヒートの最終は7月10日頃でした。
8月初旬、嘔吐と便がゆるい為、診察
軽い熱中症だろうということで皮下点滴・抗生剤の投与。

夜になり身体を触っただけで痛がる為、翌日再度通院。
皮下点滴が合わない体質の子が居るので・・・と言う事で
痛み止めを注射。

その後、1週間経過しても体調が思わしくない為、子宮蓄膿症かも?と思い通院。

その時初めてエコー検査をして妊娠が発覚しました。

妊娠前体重が3.5キロのチワワです。
出産は9月初旬だろうとの事ですが・・・

まず、妊娠中に投与した抗生剤等の害
そうでなくても危険だと言われるチワワの出産
また遺伝子レベルで問題の有る組み合わせ。

今更何を言っても・・・ですが
私が今後、出産に当たって出来る事、気を付ける事は何かありますでしょうか?

母体を守る為に出来る事を教えてください。

また、皮下点滴が合わない子は麻酔にもアレルギーがでるのではないか?ということも心配しております。



Re: チワワの妊娠

- 獣医師  岸田

2011/08/19(Fri) 11:17

No.921

mel様

この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。
mel様のチワワちゃんが妊娠されていることがわかり、
出産についてご心配されているとのことでございますね。
お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、実際にワンちゃんのご様子を拝見して
おりませんので、一般的なご案内となりますことを何卒ご了承くださいませ。

<妊娠中の投薬の影響について>
人間の妊娠中と同様に、ワンちゃんも妊娠中は極力投薬を行わないのが一般的です。
特に、妊娠期間の初期から中期は胎子の多くの臓器の形成が行われる時期であり、
薬物の影響を最も受けやすい時期であるといえます。
しかし、すべての薬剤が、胎子や母犬に悪影響を及ぼすわけではありません。
お薬の種類によっては、妊娠中に安全に使えることがわかっているものもあります。
mel様のワンちゃんが実際にどのようなお薬の投与を受けたか分かり兼ねますが、
実際に診察された先生にご相談されると、妊娠中の投与に問題のない薬であったのか否か、
などにつきましてご確認いただけるかもしれません。
ただ、万が一胎子に影響を及ぼす可能性のあるお薬を使用していたとしても、
長期にわたる投与ではなく単発の投与であれば、ほとんど問題にならない場合もあります。
そのため、実際にどのような影響が出るかについては、
赤ちゃんが生まれてくるまでほとんど分からないというのが現実です。

万が一ですが、妊娠中に赤ちゃんに何らかの異常が見られた場合、
少なからずお母さんにも影響を及ぼすことがありますので、
定期検診で赤ちゃんとお母さんの状態をチェックしてあげることが望ましいでしょう。

<チワワの出産について>
一般的にワンちゃんは安産が多いと言われておりますが、
チワワは身体が小さく長時間の出産に耐えられる体力に乏しいこと、
骨盤が小さく自然分娩が難しいケースがあること、
さらにチワワはアップルヘッド呼ばれる丸く大きな頭部をもち、
分娩時の障害となる可能性があることなどから、帝王切開になるリスクが高い犬種です。
特に雌犬よりも雄犬の方の体格が大きい場合、帝王切開の確率は高くなるといわれています。
ただ、チワワに限らずどんな犬種であっても、出産は母子ともに大きなリスクを伴うことですし、
出産で命を落としてしまうワンちゃんもいます。
そのため、出産に関してはどんな場合も軽く考えず、万全の準備体制をもって臨む必要があります。

また、チワワをはじめとして小型犬は出産後の育児放棄が比較的多いことも知られています。
お母さんが赤ちゃんのお世話を放棄してしまい、ちゃんとできない場合は、飼い主様が母親代わりとなり、
ミルクをあげたり、排泄の介助をしたりといったお世話を行う必要が出てきます。
産後そのような事態になったときにあわてないように、赤ちゃんのお世話の準備もしておく必要があります。

<交配の問題について>
人為的な交配の結果、多くの犬種や、同じ犬種であってもさまざまなタイプのワンちゃんが
生み出されてきましたが、交配に関しては多くの問題があるとされています。
これは遺伝子レベルで解明されているものもありますが、
現時点では経験的にいわれているものも多いのが実情です。
mel様がご心配されていらっしゃるように、交配における問題については、
毛色に関する遺伝子が関わっていることがあります。
チワワでは、「チョコレート」や「ブルー」といった毛色は「希釈遺伝子」と呼ばれ、
毛色を薄くする働きを持つ遺伝子が関与しているといわれます。
このような希釈遺伝子の影響があるワンちゃん同士の交配では、
心疾患、神経疾患、皮膚疾患などを引き起こす可能性があることが知られています。
遺伝子レベルでそれがはっきり解明されているわけではなく、
「可能性がある」ということですので、必ずしもそのような疾患を持った子が
生まれてくるというわけではありません。

<麻酔に対するご心配について>
チワワちゃんが体調を崩して皮下点滴を受けた後、身体を痛がる症状が見られたという経験が
おありですので、「体質的に皮下点滴が合わないワンちゃんに麻酔をかけても大丈夫か」ということが
ご心配とのことですね。

皮下点滴は、頸背部の皮下に、ある程度の量の輸液剤を一度に投与しますが、
この皮下点滴の後に身体を痛がるワンちゃんはときどき見られます。
投与された輸液剤は血管内に吸収されるまでの間、皮下に留まるため、
触られたり、撫でられたりしたときに痛みを感じるとされており、
通常は、たまった液体がすべて吸収されれば、痛みはなくなります。
これはアレルギー反応とは無関係に起こるものです。
mel様のワンちゃんに見られた症状も、このような経緯で感じた痛みによるものである可能性が
あります。

したがいまして、mel様のワンちゃんが特に何らかのアレルギー体質であったり、
今まで麻酔薬やその他の薬剤に対してアレルギー反応を起こしたことがあるというのでなければ、
麻酔アレルギーに対して必要以上に心配をなさらなくてもよろしいかもしれません。
ただ、どんなに健康なワンちゃんであっても麻酔のリスクはゼロではありませんし、
動物病院でも、麻酔中に万が一の事態が起こっても対処できるように、
ワンちゃんの状態を細かくモニタリングしながら万全の態勢を整えて処置を行うのが一般的です。

<出産に当たっての心構えについて>
無事元気な赤ちゃんを出産するため、妊娠中のワンちゃんに対してご注意いただきたい点と
いたしましては、一般的なことですが、「バランスの摂れた十分な栄養をとること」や
「適度な運動を行い、出産に必要な体力をつけておくこと」が挙げられます。

また、妊娠中や分娩が近づいてくると、さまざまなトラブルが見られることがありますので、
どのような状態の時にすぐに受診した方がよいのかを獣医さんに確認しておくこともたいへん重要です。
受診が心配な場合には、すぐに獣医さんに相談したり診察を受けたりできるように
事前の確認をなさっておく必要があります。

さて、飼い主様がワンちゃんのためにできる一番重要なことは、
「想定されるあらゆる事態に最善の対応ができるようにあらかじめ手配しておくこと」ではないでしょうか。
そのためには、ワンちゃんの妊娠・出産について正しい知識をもとに、
想定される事態に対しては、どう対処するのが最も良いかを検討しておくことを
かかりつけの先生と十分なコミュニケーションをとりながら事前に相談をしておき、
いざというときにすぐに対応してもらえるようにしておきましょう。

今回のワンちゃんの妊娠は予定外とのことですので、ご心配なことも多いかと存じます。
せっかく授かった尊い命がお健やかに育ち、お母さんと赤ちゃんが幸せに暮らせる日が来ることを、
心よりお祈りいたしております。

残暑厳しい毎日が続いております。
mel様におかれましてはくれぐれもお身体ご自愛下さい。
また、ワンちゃんもどうかお大事になさって下さい。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、
ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。



ひとりで寝れない

投稿者:syu-mama

投稿日:2011/08/15(Mon) 23:45

No.906

生後4ヶ月のチワワと暮らしています。わんちゃんですが、
夜はケージで寝ていますが、私と同じ部屋にあります。
心配しているのはお昼寝なんですが、私がいないと横には
なっていますが、寝ることはないです。私の家族がいても
寝ません。どんなに眠そうなときも、私が戻ってくるのを
待っています。(お出かけは3〜4時間くらいです)
わんちゃんが一人でいる時間も設けてはいますが、ひとり
で寝れるようになってほしいと私は思いますが、躾上、
問題なことでしょうか。

Re: ひとりで寝れない

- ドッグライフカウンセラー 三留

2011/08/17(Wed) 17:54

No.918

syu-mama様

真夏の空に吹くさわやかな風が心地よい季節でございますが、
チワワちゃんは元気いっぱいにお過しでしょうか。
チワワちゃんのご成長のご様子を想像すると、
私も思わず頬が緩んでしまいます。

この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
チワワちゃんは、昼間、syu-mama様が外出されているときは、
帰宅時までは寝ないで待っているとのことでございますね。
早速ご案内をさせていただきたく存じますが、
一般的なご案内となりますことをご了承くださいませ。

まず、syu-mama様のお部屋でケージに入って眠っていらっしゃる夜の状態でございますが、
たいへん好ましいかと存じます。
特にケージを上手にご利用なさり、チワワちゃんに安心できる場所を提供することは
大切なことですので、今後もケージを上手にお使いいただき続けていただければと存じます。
同じお部屋ですので、いつでもsyu-mama様の姿を目にすることはできますが、
チワワちゃんはケージの中で寝ているのですから、
伺った範囲では、一人で寝ているのと同じではないでしょうか。
したがいまして、syu-mama様のお出かけの間、寝ないでいることにつきましては、
あまり気になさらなくてよろしいのではないかと存じます。
少しご様子をご覧になられていてはいかがでしょうか。
まずは、できるだけチワワちゃんがリラックスをして、いつの間にか眠ってしまうような
状況をお作りいただければと存じます。
syu-mama様がお出かけのときは、ケージの上をシーツやタオルケットなどで、
覆いをなさるなど、あまり周囲のことが気にならない環境をお作りになられても
よろしいかもしれません。
また、外出のご予定のある日は、お出かけの前に
チワワちゃんのお気に入りの好きな遊びなどで、
十分なコミュニケーションをお取りになり、
チワワちゃんを「ああ、楽しかった。疲れた」という状態になさるのも
よろしいでしょう。
また、今は暑い季節ですが、涼しい日であれば、
お出かけ前に長めのお散歩をなさってもよろしいでしょう。

さて、ワンちゃんは、「いつも、バッグを持つと、ママはお出かけしてしまう」などと
いう、ある種の規則性を見つけ、その行動を目にしたとき、飼い主さんがお出かけして
しまうのではないかと、不安を抱くことがありますが、チワワちゃんはいかがでしょうか。
あまり、このような規則性をチワワちゃんが見出し難いようにしていただき、
できるだけ、ママのお出かけは当たり前、という雰囲気でいらっしゃることが大切です。
もし、チワワちゃんが、syu-mama様がいらっしゃらないことを
気にしている様子であれば、この時間を楽しい時間にしてしまうのも一つの方法でしょう。
たとえば、syu-mama様がいらっしゃらない時間に
ご家族様にお願いをなさって、
楽しく遊ばせていただくのもよろしいでしょう。

syu-mama様がご帰宅なさったときは、チワワちゃんはどんな様子でしょうか。
もし、興奮してたいへんな状態であれば、興奮が去り、落ち着いたときに
「ただいま」と声をかけるようになさるとよろしいでしょう。
また、ご家族がご在宅であれば、最初にご家族に挨拶をなさって、
チワワちゃんへの挨拶は最後になさるのが望ましいでしょう。

syu-mama様とチワワちゃんが一緒に過ごす初めての夏でございますね。
素敵な夏をお過しくださいませ。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申しあげます。



狂犬病

投稿者:りく

投稿日:2011/08/14(Sun) 01:42

No.903

最近、狂犬病予防注射を受けていない犬が多いです。
飼い主に聞くと『室内犬で外に出ないから必要無い。』『獣医師が狂犬病は長い間発症していないから必要無い。と言われたから接種していない。』と言っていました。
私の住む地域だけなのでしょうか?必要性を話しても獣医師が言ったから、外に出さないからと、あっけらかんとしています。

獣医師の中では狂犬病予防注射を受けなくてよいと言う流れになっているのでしょうか?儲けにならないから、注射をしないと言う事でしょうか?

無知な飼い主には呆れますが、受けなくてよいと言う獣医師がいる事にショックです。
全国ではどうなのでしょうか?

Re: 狂犬病

- 獣医師 上田

2011/08/17(Wed) 09:40

No.912

りく 様

連日の強い日差しと蒸し暑さには閉口してしまいますが、りく様におかれましては
いかがお過ごしでしょうか?
この度は、お問い合わせ頂きまして誠にありがとうございます。

りく様が狂犬病予防接種について、周囲の飼い主さんを通して獣医師さんの発言を
お聞きなられ驚かれときのお気持ちはいか程かと察し致します。
狂犬病の現状についてショックをお受けになられたとのことでございますね。
早速ご案内をさせていただきますが、
一般的なものとなりますことをご了承下さいませ。

感染症を予防するため、病原体を無毒化または弱毒化したものを体に接種し、
感染症に対する免疫力を増強することをワクチン接種(予防接種)といいますが、
現在、わが国においてはパルボやジステンバーなど、2種〜9種の感染症を予防するための
「混合ワクチン」と、狂犬病を予防するための「狂犬病予防接種」がございます。
これらの予防接種の大きな相違点は、混合ワクチンが飼い主さんが任意で接種するのに対して、
「狂犬病予防接種」が国の法律である「狂犬病予防法」において義務付けられ、
また、狂犬病がヒトへ伝染する人獣共通感染症でもある点です。

「狂犬病予防接種」では、「生後91日以上の犬を所有する者は毎年1回、4月1日から
6月30日までに狂犬病予防注射を受け、注射済票の交付を受けなければならない」、
違反については、「20万円以下の罰金又は科料が課せられる」と定められています。
(ただし、3月2日以降に接種済みの場合はこの期間に再び接種しなくてもよく、
また、「持病などがあり接種が望ましくない、またはアレルギーが出るからワクチン
を受けられない」という場合などには接種の免除を申請することができます。)

ヒトに発症した場合の死亡率はほぼ100%だといわれ、
狂犬病は「人類にとってもっとも恐るべき感染症の一つ」といえます。
狂犬病により多くの方が命を落としており、
壮絶な闘いの末、日本は狂犬病の洗浄国となりえた訳ですが、
狂犬病予防法の制定があったからこそ、でございます。
日本では昭和32年の発生以来、狂犬病の患者が出ていませんが、
2006年、フィリピン旅行から帰国した日本人帰国者が発症、死亡しました。

今でも、年間、全世界で約 50,000人ほどの人が亡くなっていますし、
飛行機や船など、交通網が全世界を張りめぐらし、
ヒトの出入りが盛んな今の時代ですから、
狂犬病は決して過去の病気ではなく、
予防が必要な病気であることが残念ながら十分に認識されていないことが
危惧されております。

万が一、日本に狂犬病が再上陸した場合、
WHOのガイドラインによると、感染症の流行を防ぐには予防接種実施率が70%以上である
必要があるとされています。
残念ながらわが国においては、未登録のワンちゃんを含めたワクチン接種実施率は50%を
下回ると推測されております。
(厚生労働省によれば、平成21年度の犬の接種率は74.4%。
:予防注射頭数5,101,322÷登録頭数6,854,901×100
ただし、犬の飼育頭数は約1.252万頭(ペットフード工業会調べ)で、
日本獣医師会によると、実際の接種率は約40%程度と推定されています。)
従いまして、一旦狂犬病が進入しますと国内で一気に蔓延する可能性が懸念され、
狂犬病の蔓延を防ぐためにも、りく様のように正確な情報をお持ちになられ、
狂犬病予防注射を接種することが必要不可欠でございます。
多くの獣医師さんはこのことを十二分に認識され、
飼い主様さんへの啓蒙に取り組んでいらっしゃるとは存じますが、
りく様が耳にされた内容に、私どももショックを受けております。

残暑厳しき折でございますが、
りく様におかれましてはくれぐれもお体ご自愛くださいませ。
今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。