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ロケットダッシュを直させたい
投稿者:みぃ
投稿日:2012/08/29(Wed) 11:59
No.1584
連続質問で誠に申し訳ございませんこれまたお散歩でのお話で御座います明るいうちの散歩でしたら私が先に発見できてロケットダッシュを食い止めることは可能なのですが日が落ちて暗いときの散歩で困っておりますこれから日が短くなるのでアドバイスをお願い申し上げますロケットダッシュする相手は猫です猫は犬以上に夜型生活で更に犬は動体視力が優れていますこの条件は散歩では非常に私には悪条件が揃っており基本的に夜は人間の目では見にくく来夢より先に猫を見付けることができずガッツンガッツン引っ張られます体全身でリードを後ろに引っ張り22.7kgの来夢を数cm浮かせてしまうときもあるほど引っ張り戻すときもあります(私は身長162.4cm体重47.8kg)犬は座らせると落ち着くということもありリードを後ろ斜め上45度くらいで座るまでリードを引っ張るのと同時に「SIT!!」と言います犬は興味がある方向を向き耳を前にしますね来夢の耳をシッカリ見続けてリードを短く持って握り締めてます来夢の耳が立たなくなるのを待つか短く持ったリードを強く引っ張りながらその場を立ち去ることをしてます今年の3月までは水面アヒル・地上ハトとスズメと子供が遊んでるときのボール・天空カラスと1回1時間半の散歩で特に朝はヘトヘトに4月に引っ越して場所によってはカラスがいますが鳥やボールに興味をあんまり持たなくなった代わりに猫が多い所に引っ越したため先程申し上げた状況です来夢自身は『遊ぼ♪』なんでしょうけど自転車がやっと通れる道が多いので車が少ないため猫には住みやすい場所だと思いますそんな狭い道で子猫と来夢が見合っていてそこに母猫が登場し私はジーパン越しに脛を引っ掻かれました昨夜は橋の柵と柵を支えるコンクリートの間に猫が居ることに全く気付かず来夢が臭いを嗅いでいるだけだと思っていたら「シャーッ」という猫の鳴き声と共に来夢が引っ込みました覗いてみたら猫でおそらく猫パンチを食らいそうになったのでしょう私が持っているリードは先端にループがあるだけでなくモードー犬に使用するハーネスの長さくらいの位置にもループがあるのでその短くなる部分を握り締めて散歩するのは可能ですが急に引っ張られると転けそうになりとても危険ですかといって散歩中いつロケットダッシュされても良いようにずーーーっと力を入れっぱなしのすることなんてとてもじゃないですけどできまでん来夢の目を引っ掻かれたら失明に成り兼ねませんのでどうやって特に日が落ちてからの散歩をして良いのか是非ともアドバイスをお願い申し上げます
Re: ロケットダッシュを直させた...
- ドッグライフカウンセラー 三留
2012/08/31(Fri) 11:42
No.1597
みぃ 様この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。みぃ様のワンちゃんは、お散歩時、動くものに反応することが多く、この際、明るい時間帯であれば、オスワリの指示に従うことができますが、暗い時間になると、物理的にコントロールをするのが難しく、お悩みとのことでございますね。早速、ご案内をさせていただきますが、一般的なご案内となりますことを何とぞご了承くださいませ。ワンちゃんは、狩猟をして生存してきたこともあり、動くものを追おうとする行動は本能的なものであるといえます。特に猟犬や牧羊犬として人間の生活を助けてきたワンちゃんにはそのような要素が強くみられます。みぃ様のワンちゃんのように、大型のワンちゃんなどですと、夜間などに急に猫ちゃんなどの動くものを見つけたときは本当に危なく、飼い主さんのお怪我も多くみられます。現在、みぃ様がお気づきになられたときには、オスワリをなさっているとのことでございますね。この対応はたいへん素晴らしく、望ましいのですが、この後にぜひ褒めて、ご褒美を与えていただければと存じます。狩猟本能に基づく行動である飛び出すことを止めたら、大きな喜びが待っていたとワンちゃんが感じさせるため、大げさなくらい褒めていただき、好きなボールをみせる、オヤツを与えるなどもなさるとよろしいでしょう。なお、飛び出したときに気を引こうとオヤツを与えたりすると、飛び出したことにご褒美を与えることになってしまうので、必ず座った後に褒めるようにします。昼間であっても、止めたらいいことがあった、という経験をすることは夜間の行動にも変化を与えると思われます。また、みぃ様が気付かないとき、ワンちゃんが飛び出してしまったときは、みぃ様は足を踏ん張り、おヘソの下あたりに力を込め、脇を締めて仁王立ちになり、体を安定させましょう。大切な手を守り、安定させるためにも軍手をなさるとよろしいでしょう。ワンちゃんがひっぱっても、みぃ様は動こうとせず、ワンちゃんの思い通りにならないようにすることが望ましいでしょう。また、ひっぱる事はいけないことだと教えるため、その瞬間、低くて怖い声で、「ダメ」としっかりと叱ります。そして、あきらめて、ワンちゃんがみぃ様の方へ戻ってきたら褒めてあげましょう。何がいけないか、何がいいことか、その瞬間に、落ち着いた声、明るい声、内容を声のトーンであらわし、しっかりと教えていただき、みぃ様がワンちゃんのコントロールをなさっていることをしっかりと示していただければと存じます。また、今、オスワリをさせときに、なさっているように、ワンちゃんがひっぱった瞬間、みぃ様はリードを上に引き上げるようにするとワンちゃんは前肢が宙に浮いた状態になり、飛び出しにくくなるでしょう。また、散歩の途中などに、公園などで周囲の状況が許すときがあれば、長めのリードやボールを使い、「持って来い」と楽しく、狩猟本能を満たす遊びをさせてあげることもよろしいでしょう。「持って来い」をすることが難しくても、散歩の楽しみとして、公園でかくれんぼや駆けっこなど、楽しく過ごします。このことは、ワンちゃんのエネルギーを適度に発散させることにもなり、また、楽しい時間をみぃ様と過ごすことともなり、よりみぃ様への魅力を感じ、みぃ様に従おうという気持ちを強くするかもしれません。お散歩は群れの移動だともいわれますが、ワンちゃんはみぃ様に率いられて、一人で歩いているのではないと常に意識を付けることはたいへん重要です。そのために、みぃ様は歩きながら、なるべくワンちゃんの名前を呼び、みぃ様のほうを振り向いたら褒めるようにします。また、みぃ様の隣を歩いているときには、褒めていただき、一緒に歩くことを意識付けるとよろしいでしょう。また、みぃ様がワンちゃんを守り、率いるリーダーであることを夜のお散歩のときだけではなく、いつも、なるべく感じさせてあげましょう。日頃から、お散歩のため、家を出るときはみぃ様が先にでる、車道を歩くときも、オスワリという指示を上手にお使いいただき、ワンちゃんの安全はみぃ様が守っていることを示します。リードを使って、ワンちゃんに「みぃ様へ注目しなさい」ということを教えるためには、ご存知かとは存じますが、リードを一瞬緩めて、その後、一瞬強くみぃ様のほうに引くとよろしいでしょう。そして、みぃ様に注目なさったら、「お利口」と一転して明るい声で褒めてあげてから、落ち着いて歩き続けるようにします。ワンちゃんは指示に従う立場であることを、根気強く教えます。なお、散歩中、常時、リードをあまり強く張った状態にしてしまうと、ワンちゃんがかえってぐいぐい引っ張ることにつながる傾向がみられます。多少緩めにしながら、上手に歩いているときに褒めることも大切でしょう。若いワンちゃんですとエネルギーが有り余っており、コントロールすることは大変でいらっしゃることと存じますが、根気強く、みぃ様がワンちゃんが統率する立場であることを示し続けることで、コントロールしやすくなるかと存じます。お怪我にはご注意いただき、頑張っていただければと存じます。なお、アニコムでは下記の受付時間で、お電話でのご契約者様への健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日祝9:30〜15:30土日祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。なお、日・祝日および年末年始はお休みさせていただきます。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申しあげます。
ロケットダッシュを直させたいの...
- みぃ
2012/09/04(Tue) 18:07
No.1611
ご回答いただき誠にありがとうございます猫がいるのに気づいたときにオスワリをさせた後褒めるときと褒めないときがありますので誉めることをし続けますご褒美は与えていなかったので誉めながらご褒美をあげようと思います国道1号線を挟んで南側は猫が住みやすい地域北側はほとんど猫がいない地域なので朝の散歩は南側で夜の散歩は北側でとまずは私が猫が見える時に上記のことを行ってみます来夢が猫を発見して引っ張ったときは強く引っ張り戻しながら「ノー!!!」と低い声で言い座るまで座らせますが時折バックして私の左後ろにまで行きます戻ってきたのではなくロケットダッシュの助走のためばかりです私の「ノー!!!」に従って戻ってきたのかそれともロケットダッシュの助走のために戻ってきたのかを瞬時で判断するのは難しいですですが判断しなくてはならないので私の左後ろにまで下がって私が左後ろを向いて来夢の目線が私なのか猫なのかで判断しようと思っております私への目線で数秒見てくれていれば褒め&おやつにしようと思います公園で20mのロングリードで持ってこいや週一から週二ペースでドッグランに連れていき持ってこいや犬のお友達同士でおもちゃの取り合いもしてますリードはつけた状態ですが朝晩一時間半以上の散歩の途中途中にジョギングしたり公園でかくれんぼはしないけど散歩とは別に家の中で持ってこいをさせておもちゃを取りに行ってる間に隠れることもしてます取ってきたおもちゃをくわえて持ってきて私がいた場所に戻ってきた来夢はおもちゃをポトッと落として私を探してくれます見つけてくれたときは「おもちゃをそっちのけにしてまでも ママを探しに来てくれたのぉ?(^o^) ありがとね(*⌒∇⌒*)」と親バカ発言しながらぐしぐし両手で撫で回してます更に引っ張りっこも20分は行ってるので今の時期は汗だくです散歩中に「来夢!♪」と何度も何度も呼び掛けてます来夢が振り向くまで5〜6回呼び続けることもあり振り向いたときは来夢の頭を撫でますお散歩の前半はエネルギッシュでよく引っ張るのですが一時間くらいお散歩しているとリードが緩むことが大半になってきますその時は「来夢偉いねぇ♪ ちゃぁんとママの横にいるねぇ♪」と言いながら来夢の頭を撫でます家の中でも来夢が側に寄って来てくれたとき「ママの側に来てくれてありがとね♪」と言いながら撫でてますキッチンでご飯の支度をしているときは手を洗って撫でることはしてませんが「ママの側に来てくれて嬉しいな♪」って言いますお陰でトイレのドアは開けっぱなしですけど来夢が側に来てくれる時は必ず声をかけできる限り撫でてあげたり抱き締めてあげたりしてます家・エレベーター・ドッグラン・ドッグカフェなど犬の出入りが可能な場所は必ず座らせ私が先に入ってあるいは先に出て「come here!(おいで)」と声をかけてからの出入りをさせてますもし指示をするか前にお尻を上げてしまった場合は私自身からやり直ししてます横断歩道でも赤の時には座らせ青になって私が先に出て「come here! 」と声をかけてから来夢を歩かせてます先生の仰ることは殆ど行っているようなのでこれからも根気よく諦めずにし続けていきます私に足りないのは褒めと一緒にあげるおやつが足りないですね持ち歩きますご回答いただき誠にありがとうございます
2012/09/07(Fri) 09:46
No.1628
みぃ様この度はご丁寧にご返信を頂きましてありがとうございます。みぃ様が来夢ちゃんを大切に、そして楽しんでお育てになっていらっしゃることがお話のご様子から伝わってまいりました。素敵なことでございますね。みぃ様はポイントをたいへんよくつかんでいらっしゃいますので、このまま頑張っていただければと存じます。来夢ちゃんがネコちゃんを追うことを止めたときには、来夢ちゃんにとって魅力的なことは何でもご褒美になると思います。オヤツがなくても、みぃ様の素敵な笑顔と明るい声で褒めていただくことがいちばんのご褒美になるかもしれませんね。根気強く、また毅然と来夢ちゃんを守っていただければと存じます。厳しい残暑が続いておりますが、どうぞお体に気をつけてお過ごし下さい。また何かありましたらいつでもご相談下さい。今後とも、アニコムをよろしくお願い申し上げます。
見向きしないどころか邪魔扱いの...
2012/09/25(Tue) 12:52
No.1668
こんにちは猫に向かってロケットダッシュを直させたいとのことで質問をさせていただき3週間が経過したので今現在の状況をお話しさせていただきますいつもの通りのお散歩いつもの通りの猫の出没頑張って来夢を座らせますが猫に対して相も変わらずの興味津々度合い来夢が座ったら直ぐにおやつを来夢の目の前に出しますが“目の前に手を出したら猫が見えないよぉ”と言わんばかりの行動来夢の目の前におやつを持って来夢におやつを見せるように手を出したら私の手の右側から猫を見たり私の手の左側から猫を見たりと全くおやつに興味を示しません来夢が顔を移動させる方へおやつを手にした手を移動させるのですが“猫が見えないよぉ”と来夢の顔は私の手の右側へ左側へ来夢が座ったことがまずはお利口さんなので来夢の口の脇からおやつを突っ込むと条件反射的にモグモグ家の中ではどんなにグデグデ状態でも「おやつ!」という言葉にピクッ!っと頭だけでも起こしたりポテチ等の人間ようおやつを開封する音だけで何処に来夢が居ようと私の傍に寄ってきて欲しがったりおやつをあげるときはおやつから目を放したり背けたりすることはないのですが猫が相手だとおやつはソッチノケですそれほどにまで猫をこよなく愛してるのですかねぇマンションにすんでおりますが隣の部屋には2匹の猫がいてベランダの隙間から来夢が覗き見してますが猫に相手をしてもらえないとキュゥキュゥ鳴きながら私のとこに来ます一緒についていって「来夢!猫ちゃんにおはようした?」「そう!尻尾でパタパタおはようだね♪」と来夢に話し掛け来夢が猫と遊べないことを諦めるまで来夢の傍に居てあげますこんなにも猫好きな来夢に対して散歩中のおやつは全く無意味なので他の方法はございますでしょうか?
2012/09/26(Wed) 18:21
No.1673
みぃ様この度は、その後の来夢ちゃんのご様子をお教えいただき誠にありがとうございます。先回、ご案内をさせていただきましたが、ワンちゃんにとって、動くものを追うということは本能的なですので、この行動を止めるということは難しいことでございます。お話を承ったところでは、お隣のネコちゃんにみぃ様と一緒に会いにいらっしゃるとのことですので、来夢ちゃんにとって、ネコちゃんという存在は、みぃ様との楽しいひと時への思いも加わり、特別な存在になっているのかもしれませんね。お散歩のときだけではなく、お隣のネコちゃんに会いにいらっしゃるときにも、走ってネコちゃんのところにいく、という行動をなさらないほうがよろしいでしょう。「キュウキュウ」と来夢ちゃんがみぃ様に声をかけてきたタイミングで、今は「一緒にいこうか」と来夢ちゃんを連れて猫ちゃんの所にいらっしゃるご様子ですが、そのときに、小走りではなく、「行きたいのね。それでは、ママの言うことを聞こうか」と、「オスワリ」「待て」と落ち着かせて、指示に従ってから会いにいくようになさってはいかがでしょうか。落ち着いたら、ネコちゃんのところにいく、という流れを作っていただければと存じます。来夢ちゃんの「ネコちゃんを追いかける行動」の次に、来夢ちゃんにとってのご褒美となることを与えず、ネコちゃんを追いかけないでいたほうが、良いことがあると教えることも望ましいのですが、来夢ちゃんにとって、オヤツよりも、何よりも、ネコちゃんは魅力的なようでございますね。走ってしまうと、ネコちゃんを追いかけることができるという喜びというご褒美を来夢ちゃんに与えることになってしまいますので、来夢ちゃんが走ったとき、みぃ様が、何とか踏ん張って、後をついていかないことが最も望ましいでしょう。走っていこうとしたら、瞬間的にリードをさっとひき寄せ「ダメ」と低い声で叱り、脇を締め、仁王立ちで足を踏ん張ります。走れないと分かり、あきらめて、みぃ様のところに寄ってきたら、褒めてあげます。みぃ様が率いる立場の方、来夢ちゃんが率いられる立場であることを根気強く教えましょう。ネコちゃんの存在がみえないよ、とそちらに走っていこうとしても、決して、思うように走らせるのではなく、みぃ様がリードする姿勢を明確にしましょう。その際に、リードを足で踏む、飼い主さんがしゃがんでしまう、などなさってもよろしいかと存じますが、何よりリードがすっぽ抜けないようにご注意いただければと存じます。来夢ちゃんはゴールデンレトリバーちゃんですので力が強く、引っ張られないように踏ん張ることは、たいへん難しいのですが、「引っ張っても、思うようにならない」という経験を繰り返し、また、引っ張った後に、遊んでもらっているような雰囲気を決してつくらないようにしましょう。このことを繰り返すことで、ネコちゃんを見る→走る→楽しい狩り気分を味わえる、という行動の連鎖を断ち切ってしまいましょう。大型犬のワンちゃんは力が強く、その上、若いうちは冒険がしたくて、多くの飼い主様がワンちゃんのネコちゃんを追いかける行動に困っていらっしゃいます。ただ、年齢を重ねるごに、ワンちゃんも少しずつ落ち着いてくる傾向がありますし、飼い主さんとの関係も熟し変化が見られます。すぐにはワンちゃんの行動は変わりませんが、飼い主さんの根気強い働きかけや強い愛情で必ず変化いたしますので、あきらめず、飼い主さんに従うということ、また、ひっぱっても走れないということを繰り返し根気強くなさっていただければと存じます。ようやく、秋めいてきましたが、体調を維持しやすい時期でもございます。みぃ様におかれましてはくれぐれもお体ご自愛ください。今後とも、アニコムをよろしくお願い申し上げます。
欠歯について
投稿者:むっちゃん
投稿日:2012/09/21(Fri) 17:38
No.1667
トイプードル 3才9ヶ月です。歯がぐらついてたのでレントゲンで確認した結果、2本の歯が永久歯が生えておらず(歯茎にも埋まってない)乳歯のみと言うことでしたが、病院によって処置(見解)が違うのでどうしたものかと悩んでおります。前臼歯(犬歯から奥に2番目の歯(上の左右1本づつ))が乳歯のみです。1件目はこのまま様子を見て、炎症などが出たら抜こう。使わない歯であっても欠損しない方がいいでしょう。との事でした。2件目は乳歯でぐらついているので、炎症が起きやすいから今抜いてしまった方が後々にも良いでしょう。使ってない歯なので問題はないです。との事でした。どちらの処置も確かに・・・と納得してしまうのですが先生によって見解が違うので、どちらが良いのでしょうか。抜いてしまうと永久歯は生えてこない状態の歯抜けでも良いのか、乳歯であっても問題が起きてなければ残していた方がいいのでしょうか。アドバイスをお願いいたします。
Re: 欠歯について
- 獣医師 岸田
2012/09/25(Tue) 16:47
No.1670
むっちゃん 様この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。むっちゃん様のトイプードルちゃんの上顎前臼歯の永久歯が欠歯で、乳歯がぐらついているため抜歯をするかどうか悩んでいらっしゃるというご相談でございますね。お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、実際のご様子を拝見していませんので、一般的なご案内となりますことをご了承ください。先天的に永久歯が無い状態を欠歯といい、小型犬では比較的よくみられます。乳歯は下から永久歯が生えて押し上げられることで抜け落ちますので、通常、欠歯の場合には乳歯は抜けずにそのまま残り、ワンちゃんは乳歯のまま一生を過ごすことになります。自分で獲物を捕って食べる野生のワンちゃんと違って、このような状態であっても、人間と生活を共にするワンちゃんの場合は食事に大きな不都合は生じません。ただし、乳歯は永久歯よりも歯質が弱く、折れやすく、虫歯になってしまった場合に進行しやすいため、注意が必要です。欠歯が見つかった場合、乳歯がしっかりとしているのであれば、特に抜歯などはせず、そのまま乳歯を使用するのが一般的だと思います。むっちゃん様のトイプードルちゃんの場合は、乳歯がぐらついているとのことですので、病院によって見解が異なっているのでしょう。乳歯がぐらついているだけで、トイプードルちゃんに痛みや違和感などがある様子もなく、また、定期的な歯磨きなどで歯肉炎を防いだり、硬いものを咬ませないようにしていただくなどご注意をいただくことで、破折(歯が折れること)を防ぐことができるのであれば、特に急いで抜歯する必要はないかもしれません。しかしながら、歯がぐらついていて、歯肉と歯の間に隙間ができているような状態ですと、その部位にたべものの破片などが入り込んで、口臭の原因となったり、歯肉炎が起こりやすくなることも事実です。歯肉炎が悪化すると、細菌が血流に入って全身の臓器に影響を与え、心臓病、腎臓病、関節炎など、様々な病気の原因になることがあると言われています。歯肉炎になったからと言って必ずしも抜歯が必要なわけではありませんが、投薬治療で一時的に状態が改善しても、抜歯をしない限り再発を繰り返すことも多く、根治のためには抜歯処置が必要なケースも多くみられます。むっちゃん様のトイプードルちゃんの乳歯は現在のところ炎症を引き起こしているというわけではないようですので、必ずしもすぐに抜歯をしなければならないわけではありませんが、炎症を起こした場合にはやはり抜歯が必要になる可能性は高いと思います。ぐらついている乳歯が必ず歯肉炎を起こすとも言い切れませんので、炎症を起こさないうちに抜歯しなければならないというわけではありませんが、抜歯処置には全身麻酔が必要で、高齢になるほどそのリスクは高くなりますので、高齢になってから歯肉炎を起こして抜歯をする事態になることを考えると、今のうちに抜歯してリスクを減らしておくというのも一つの選択肢でしょう。なお、ワンちゃんがドライフードを食べるときには、ほとんど噛まずに飲み込んでしまうことも多いのですが、このことは、もともと肉食であるワンちゃんの歯は、穀物などをすり潰すということに適していないことによるといえるでしょう。ワンちゃんが、ドライフードを鵜呑みにしたといっても、しっかりと胃、小腸等でしっかりと消化されます。ドッグフードを与えているワンちゃんであれば、欠歯の部分の歯がなくなっても生活上問題はないと考えられます。もし乳歯をそのまま残す場合には、歯肉炎や虫歯の発生、破折(歯が折れること)に注意しましょう。歯肉炎や虫歯を防ぐためには歯磨きなどのデンタルケアが必要です。(ワンちゃんの歯磨きについては、「どうぶつ相談室」の次の記事を参考になさってください。 http://www.anicom-page.com/labo/2009/04/2-15.html )虫歯は、ヒトと口腔環境が異なるワンちゃんでは少ないと言われていますが、乳歯は虫歯の進行が早いため、注意が必要です。動物病院で定期的に歯科チェックをしていただき、異常が見られたら早めに対処するようにしましょう。また、破折を防ぐためには、硬いおやつやおもちゃは与えないようにしていただき、引っ張り合いなどの遊びは避けていただいた方がよいでしょう。今のうちに処置するかどうか、とても悩まれるところだとは思いますが、よくご検討された上でお決めになって下さい。アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、ぜひご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。時節柄、むっちゃん様におかれましては、くれぐれもお体ご自愛ください。今後ともアニコムをよろしくお願い申し上げます。
毛について
投稿者:もんちゃん
投稿日:2012/09/17(Mon) 23:40
No.1663
トイプードル6ヶ月、オスです。部分的に毛が薄くというか極端に短くなっています。最初は十円ハゲかと思いきや毛はあるものの薄く皮膚に張り付いている感じです。背中のお尻近くや足の太ももの外側にいくつか出来てます。たまに足をかじったりするのでそのせいで毛がきれてるのかわかりません。トリミングに行った次の日に気づきました。始めてのサロンでシャンプーが合わなかったのか、ストレスなのか、皮膚に問題があるのかわかりません。病院に行くべきか悩んでおります。
Re: 毛について
- 獣医師 松井
2012/09/20(Thu) 16:56
No.1666
もんちゃん様この度は、お問合せを頂戴致しまして、誠にありがとうございます。もんちゃん様のトイプードルちゃんのおしり近くや足の太ももの外側など、いくつか毛の薄い部分がみられていらっしゃるとのことでございますね。さっそくご案内をさせて頂きたく存じますが、一般的なご案内になりますことを何卒ご了承下さいませ。一般的に、脱毛症(抜け毛)の原因で最も多いのは皮膚疾患によるものです。トイプードルちゃんにみられる毛が薄い部分の皮膚の状態はいかがでございますか?赤みやフケなどは、みられておりますでしょうか?皮膚疾患の例としては、膿皮症、アレルギー(アトピーやノミアレルギー)、真菌症、ニキビダニ症などが挙げられ、皮膚疾患に伴う脱毛の多くは痒み、皮膚の赤み、炎症、湿疹、皮膚の黒ずみ(色素沈着)などの症状を伴います。そして原因により脱毛する部位は異なり、内分泌疾患による脱毛症では左右対称性に脱毛することもあります。また、ワンちゃんが、足を舐めたり、かじったりする様子が見られる場合には、皮膚疾患や皮膚にあわないシャンプーなどにより、痒みや不快感がある、当該部位に痛みがある、ストレスなど心因性の原因からの行動である、などの可能性がございます。もんちゃん様のワンちゃんは、複数の箇所に薄くなっている部分がみられていること、舐めることができないような背中にも見られているとのことでございますので、痛みやストレスにより、舐めていることによる脱毛である可能性は少ないのではないかと考えられます。痒みや不快感から噛んでいるのであれば、脱毛の原因を突き止め、痒みや不快感を取り除き、原因に適した治療を行う必要があります。例えば膿皮症(皮膚の細菌感染)であれば抗生物質の投与、アレルギーであればステロイド剤や抗ヒスタミン剤などを投与します。皮膚の状態や部位に応じて必要であればシャンプー療法や軟膏の塗布などが行われることもございます。また、ワンちゃんは、飼い主さんに「構ってほしい」、「注目して欲しい」という気持ちがたいへん強く、ワンちゃんが体をかじっているときに、心配そうな様子で飼い主様が止めさせようと声をかけることで、「構って欲しいときは、かじる」という行動を余計にするようになることも中にはみられます。このような場合にも、ワンちゃんが舐めたり、かんだりすることで、二次的に皮膚の炎症などを引き起こし、治療が必要となる場合もございます。ワンちゃんが、皮膚をかんでいるときに、声をかけて止めさせようとなさるより、ワンちゃんの気持ちを、噛むことから他のことへそらすようになさるとよろしいでしょう。具体的には、もんちゃん様がワンちゃんの傍を通って部屋の中を移動する、「あら、何かしら」などと窓を開けてみる、などがよろしいでしょう。お話をお伺いする範囲では、皮膚疾患や、内分泌(ホルモン)疾患によって脱毛がおこっている状態であるか、皮膚疾患による痒みや不快感、けがなどによる痛み、ストレスなどの心因性の症状により、舐めてしまったりすることで被毛が薄くなってしまっている状態なのかが分かりかねる状況ではございますが、一度ご安心のためにも、かかりつけの動物病院にご通院のうえ、ご相談いただき、必要であれば治療をお受け頂くことをお勧め致します。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。今後とも、アニコムをよろしくお願い申し上げます。
トイレの躾
投稿者:素麺パパ
投稿日:2012/09/17(Mon) 17:27
No.1662
はじめまして・・。現在 生後4ヶ月半のMシュナウザーの♀を飼っています。生後1ヶ月と20日(約50日)で我が家にやってきました。ベッドとトイレと仕切りで分かれた広めのゲージをリビングルームに用意して、皆の顔がいつも見れる場所にゲージを置いて、トイレの躾を早速始めていきました。夏の間 長期、仕事がオフだったので、家を留守にすることなく、私が毎日付きっきりでトイレを教えていきました。仔犬の動きを注意しながら観察して、おしっこのしぐさがあれば、すぐにトイレに入れたり、トイレまで誘導してやらせたりと・・。上手にできたらおもいっきり褒めてやり、失敗しても決して怒らず黙って掃除する。・・・毎日毎日教えていきました。その成果、トイレの場所もすぐにおぼえました。家に来て 一ヶ月くらいで、ゲーシ回りの約4畳半くらいのエリアなら自分からトイレに入り、おしっこやウンチができるようになり、二ヶ月たったころからは、リビングルーム全体(約16畳)で放し飼いにしてても、自分からトイレにいけるようになりました。たまには間に合わずゲージ前で失敗してましたが、ほとんど賢くできてました。ウンチは仔犬の頃は踏んづける癖もありましたが、マメにトイレをきれいにしてたら、それもなくなりました。・・・ところが!です。最近(今月頭くらい〜)になって、やたらとおしっこを失敗して、リビングのフローリングやカーペット・・ひどいときにはソファの上にもします。イラつくそぶりもなく急にその場でしゃがんでおしっこをします。生後4ヶ月半なんで、おしっこの回数もずいぶん減ってきて、一回にする量もふえてきたので、失敗したときの後処理も大変です・・。だから最近はそれが嫌で、そろそろおしっこの時間くらいかな・・と思ったら、トイレにこちらから誘導して、おしっこしてね〜と呼びかけてトイレを指でたたくと おしっこをしてくれるんですが、自分からはあまりトイレに行ってくれなくなったんです。機嫌のいいとき?は自分からトイレに行くが・・。ということで・・・すごくこまっています。人間でいうと、今は7歳〜8歳児くらいの年齢だと思うのですが、こっれってそれくらいの人間の子供がお漏らしをする感じと同じ行為なのでしょうか?それとも、かまって欲しいと思う行為なんでしょうか?自営業で自宅で仕事してますし、いつもそばにいるので、決して寂しい思いはさせてないのですが・・・。やはり家中で犬を飼う以上はトイレの躾は絶対です!前にかってたワンちゃんは、こんなことはなかったのですが・・。性格的には、すごく甘えん坊で遊びずきで、ひつこいくらいに遊んでくれと、おもちゃをもってきてはべったりと私や家族の誰かのそばにいます。遊んでくれれば誰でもいいみたいです。人に愛想がよく元気でいい仔なんですが、遊びすぎると興奮して落ち着きがなくなるように思うし、こちらも少し疲れてうんざりしたりします。なので・・最近は無視して構わないときも多くなりました。そんな時は足元や近くで寝ています。・・それが当たり前の犬の姿だと思うのですが、遊んでやらないから わざとおしっこをして、構ってほしいサインなのでしょうか?まったく・・・よくわかりません。最近はやってはいけないんでしょうが、おしっこを失敗したときは、そこに鼻を押し付けてきつく叱ったりもします。で、ゲージに入れて当分の間無視したりもしていますが・・。おしっこの躾は根気よくやらないといけないのはわかってはいますが、ほぼ完璧にできていただけにショックですよね。また一からやりなおしですか?どうすればいいのでしょうか?何かよいアドバイスがあれば よろしくお願いします。
Re: トイレの躾
- ドッグライフカンセラー 三留
2012/09/20(Thu) 16:24
No.1665
素麺パパ 様秋の訪れが待ち遠しい頃ですが、素麺パパ様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。この度はご相談を頂戴致しまして、誠にありがとうございます。4か月のMシュナウザーちゃんがトイレを一度覚えられたにもかかわらず、9月に入って、失敗をすることが増えたご様子でございますね。早速ご案内をさせていただきますが、一般的なご案内となりますことをご了承ください。ワンちゃんは一度、できるようになっていても、環境の変化等があると、トイレの場所が分からなくなることがございます。素麺パパ様がおっしゃるように、人間のお子さんのように、排泄機能も成長半ばですし、感情の大きな動きにともない漏らしてしまうこともありますしお家の中で過ごすスペースが広がるにつれて、位置感覚に戸惑うこともあるかもしれません。併せて、構って欲しくて、いろいろなところでオシッコをすることもよく見られます。ワンちゃんは社会性が豊かで、愛情に貪欲などうぶつですので、ご家族様に対して、とにかく、構って欲しい、こちらを見て欲しくて仕方がありません。粗相を見つけた飼い主様が「あらーっ」と声を上げたご様子を、「注目を浴びたこと」「ご褒美」だと思ってしまい、トイレではない所ですることがご家族の注目を浴びることの一つの手段となってしまうこともあります。また、トイレシートでの排泄が、ある程度、できるようになると、だんだん出来ても褒めてもられなくなり、かえって失敗したときのほうが構ってもらえると思っているワンちゃんもみられます。そのようなことを防ぐため、トイレ以外のところで排泄をしてしまっても、声をあげたり、叱ったり、騒いだりしないようにしましょう。何もなかったかのように、ささっと片付けてしまいましょう。また、中には、オシッコを片付ける際の飼い主様の手にある白い雑巾に反応して、遊べると喜ぶワンちゃんいますので、片付ける際もあまりMシュナウザーちゃんにその様子を見せないほうがよろしいかもしれません。今素麺パパさんがなさっているように、Mシュナウザーちゃんの排泄リズムから、「そろそろかな」というタイミングには、「トイレはここよ」などと明るい声でトイレに誘導していただきます。偶然でも良いので、シートの上でできたときにだけ褒めてあげ、注目をしてあげましょう。また、ご家族様のお時間が許すときには、なるべく豊かなコミュニケーションを持っていただくことも有効でしょう。なるべく、リラックスして、快適にトイレでの排泄で成功体験ができる環境を作ってあげることも大切でございます。クッションやマット類など、ふわふわしたものでの粗相はたいへんよくみられます。このような紛らわしいものは、しっかりと覚えるまで取り外していただいたほうがよろしいかもしれません。また、ケージの中を好きなところ、安心できる場所にしておくことも大切でしょう。叱ったときに、ケージに入れていると、ケージに戻ることを躊躇することにつながる場合もあります。褒めること、嬉しいこととケージに入ることを結びつけてMシュナウザーちゃんがイメージするようにしましょう。叱ったときにケージに入れたり、お留守番のときだけケージに入れるというのではなく、素麺パパ様がお家にいらっしゃるときもケージに誘導し、優しく声をかけていただいたり、ケージに入ったときには、好きなオモチャを与えていただくなどなさってはいかがでしょうか。また、いつも排泄してしまう場所が決まっているのであれば、その場所をいったんトイレにしていただき、ケージの外にももう一か所トイレを用意してあげてもよろしいかもしれません。その場所が、生活をなさる上で不便な場所であれば、その場所を少しずつ移動させるのも一つの方法かもしれません。ワンちゃんは環境の変化に敏感ですので、トイレの場所を移動させる際には、Mシュナウザーちゃんが戸惑わないように、1日少しずつ移動させていただくとよろしいでしょう。このようにしながら、最終的に素麺パパ様の生活に支障のない場所にしていただいてはいかがでしょうか。素麺パパ様から承ったご様子から、Mシュナウザーちゃんはとっても子犬ちゃんらしく、愛らしいワンちゃんでございますね。子犬ちゃんの時期は、興奮しやすく、元気があり余って、「こんなにたいへんだと思わなかった」と思われることも多いのですが、ワンちゃんは一年間でほぼ成犬になってしまいます。子犬ちゃんの可愛さを存分に味わっていただき、根気強く頑張っていただければと存じます。リラックスをしてオシッコができる雰囲気を作っていただき、褒めることにより、根気強く教えてあげてください。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、ぜひご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。素麺パパ様とMシュナウザーちゃんが笑顔に溢れた毎日をお過ごしになられますよう心から応援いたしております。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申しあげます。
下痢に
投稿者:レイぱぱ
投稿日:2012/09/15(Sat) 11:36
No.1661
初めましてバーニーズ(♀)10歳の病状につきまして相談させて頂きます。体重33Kg(8月中旬)→現在27〜8s(9月上旬)病歴ですが、1歳時に子宮を取って以降、内臓系の疾患はありません。病状:8月上旬位から、軟便になり、その後水溶性の下痢になりました。現在も症状は変わりません。また、回数も以前は朝夕の散歩時の排便(2回)でしたが、最近は夜中にもするようになりました。(1日2〜3回)食事は8月は普通でしたが、9月に入るとフード系は食べず、おやつ的なモノしか食べず、好きな肉(鳥胸肉)しか口にしなくなりました。そして現在は殆ど食事を食べません。水は氷で冷たくすると飲んでいます。対応:近所の病院で便の一部を持参し調べて貰いましたが、便中に細菌等は見当たらないとの事で、消化薬(粉状・1日2〜3回溶いて飲む)を処方してもらいましたが、効果がないので次はフラジール(錠剤・1.5錠を1日3回)に変更しましたがこれも効果がありませんでした。また、血液検査のして貰いましたが数値に異常はありませんでした。その後、病院の方から、より病状を詳しく調べる(原因の特定)との事で、レントゲンとエコーを撮った結果、腎臓と腸管に10円玉大程度のしこりがありました。特に腸管にある方が何らかの影響を及ぼしているのではないかとの事でした。腫瘍(悪性)を疑ったのですが、当然サンプル検査をしないと判断できないとの事なのですが、検査結果で腫瘍であり、その腫瘍が下痢に直接的な原因を及ぼすのであれば切除も考えるます。但し、現在10歳ですので全身麻酔はリスクも高いと思います。一方、検査結果で悪性腫瘍でない場合は1ケ月以上も続く下痢の原因を一から探すとの事です。そこで我が家では、腫瘍が下痢に直接的な原因を及ぼすのかも不明ですので、他に内臓疾患専門の先生に診てもらうことも考えております。また、このままでは衰弱してゆくのを見ているもの辛いので、せめて下痢だけでも止まる対処ができないものかと考えております。何か良いアドバイスがありましたら宜しくお願いします。
Re: 下痢に
2012/09/20(Thu) 16:14
No.1664
レイぱぱ様さわやかな秋風が待ち遠しい頃でございますが、レイぱぱ様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。バーニーズちゃんの下痢が1カ月以上続いていらっしゃるとのことですね。食欲がなくなり体重も落ちてきているとのことで、レイぱぱ様におかれましては、さぞかしご心配されていらっしゃることとお察しいたします。お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、実際のご様子を拝見しておりませんので、一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。一般的に、慢性的に下痢が続く場合に考えられる疾患としては以下のような事が挙げられます。・感染性腸炎 ・炎症性腸疾患 ・腫瘍(リンパ腫、小腸癌など) ・食物不耐性や食物アレルギー異物等による不完全腸閉塞 ・膵臓機能の異常(膵外分泌不全や膵炎など) その原因を特定するための検査としては、検便、血液検査、レントゲン検査、造影検査、超音波検査などがあり、それらの検査で診断がつかない場合には、腸の組織を採取して病理検査を行うこともあります。また、試験的に投薬を行ってその反応から原因を推測したり、食事療法を行ってその反応をみる場合もあります。バーニーズちゃんは検便や血液検査の結果は特に問題がなく、画像診断で腎臓と腸管に腫瘤が見つかったとのことですね。消化薬や抗生剤(フラジール)による一般的な治療では改善しなかったことを考えると、主治医の先生がおっしゃるように腸管に見られる腫瘤が、バーニーズちゃんの現在の症状と関係している可能性はありますので、次の段階としては開腹し腫瘤の一部あるいは全部を摘出し、病理検査を行うのが通常の手順であるかとは思います。もし下痢の原因が腫瘍でなかったとしても、開腹を行って直接腹腔内の臓器の状態を確認し、腸の一部を切除して病理検査を行うことで、原因の特定ができる可能性もあります。腸の不完全閉塞や炎症性腸疾患などは、開腹(および病理検査)を行うことで診断ができることが多いようです。しかしながら、問題はレイぱぱ様がご心配されているように、麻酔のリスクです。単純に10歳という年齢だけでリスクが高いというわけではありませんが、1カ月以上続く下痢で体力が落ちている可能性もあります。事前に全身状態の把握のための慎重な検査(血液検査、レントゲン検査、心電図検査など)を受けられ、リスクがどの程度であるかをよく検討した上で決めていただく必要があると思います。もしリスクが高く、麻酔下での処置が難しいという場合には、無麻酔でできる検査で原因となっている疾患の可能性をなるべく絞りこんだ上で、対症療法的な治療を行っていくことになるでしょう。下痢の対症療法としては、消化酵素剤や整腸剤、下痢止めの使用、水分補給、食事療法などが挙げられます。食事療法は、小腸が原因の下痢の場合と大腸が原因の下痢の場合とで適した食事が違ってきます。小腸が原因の下痢(一日の下痢の回数は2〜3回までで、消化吸収不良が見られる下痢)の場合には低脂肪で高消化性のフード、大腸が原因の下痢(排便回数が多く粘膜や血液が混じることがあり、しぶりや排便痛が見られる下痢)の場合には、繊維質を多く含む食事がよい場合があります。また、基礎疾患として食事アレルギーが疑われる場合には、アレルゲン除去食がよい場合もあります。バーニーズちゃんは食欲が落ちてしまっているということですので、吐き気がないようであればまずは食べさせるということが重要だと思いますが、どのような食事をどのような形で与えていくかについては(強制給餌や流動食などの形で食べさせるかどうかも含めて)、主治医の先生とよくご相談いただくとよろしいでしょう。また、これ以上の原因の追究は難しいけれども生活の質をあげるためになんとか下痢だけ止めてあげるということであれば、ステロイドによる治療を行ってみるのも一つの方法だと思います。ステロイド剤は抗炎症作用、抗アレルギー作用、免疫抑制作用、抗腫瘍作用など、さまざまな作用があります。単純な腸炎や、炎症性腸疾患、食物アレルギーが関与している下痢にはよく効く場合があります。また、リンパ腫などの腫瘍を抑える効果もありますので、一時的に下痢が改善する可能性もあります。しかしながら、ステロイド剤を使用してしまうと、その後開腹して病理検査を行おうと思っても、その結果に影響を与えてしまってきちんとした確定診断ができなくなってしまう可能性があります。また、万が一リンパ腫などの腫瘍で抗がん治療を行うことになった場合に、抗がん剤の効果に影響を与えてしまう場合もあります。また、ステロイド剤は用量や投与期間によって様々な副作用を引き起こす可能性もありますので、副作用の可能性をモニターしながら慎重に使用する必要があります。現在の段階でステロイド剤を使用して下痢を止めるかどうかは、今度バーニーズちゃんの治療をどのように行っていくかに大きくかかわってきますので、主治医の先生とよくご相談いただくとよろしいでしょう。レイぱぱ様がご検討されていらっしゃるように、専門の病院や二次病院を受診され、ご相談いただくこともよいことだと思います。下痢が続いて食欲がないのはバーニーズちゃんもつらい状態だと思います。早く下痢が落ち着き、おいしくお食事ができるようになるといいですね。どうぞお大事になさって下さい。アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、ぜひご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。今後ともアニコムをよろしくお願い申し上げます。