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怖がり・・・

投稿者:くまお

投稿日:2014/05/05(Mon) 22:20

No.3508

♀のトイプードル2歳になる愛犬ですが、散歩途中で些細な音にも異常に反応して怖がり動かなくなります。
音にとても敏感でせっかく散歩に連れていっても怖がり困っています。
子犬の時に外での物音や特に社会性不足も原因かもしれません。
何とか克服したいのですがどうしたら宜しいでしょうか?
現在、散歩途中で怖がった時は帰宅します。
因みに家では少々の音は大丈夫です。

Re: 怖がり・・・

- ドッグライフカウンセラー 三留

2014/05/08(Thu) 19:12

No.3517

くまお 様

若葉の頃、くまお様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。 
この度は、ご相談を頂戴致しまして、誠にありがとうございます
2歳のトイプードルちゃんが、お散歩の途中、音に反応して怖がり、
お困りとのことでございますね。
早速、ご案内させていただきますが、一般的なご案内になりますことを
何とぞご了承下さい。

くまお様のトイプードルちゃんは、音に反応するとのことでございますね。
視覚で多くの情報を集める人間と比べてワンちゃんは聴覚や嗅覚からより
多くの情報を集めています。
些細な音であっても察知し、危険から逃げようとするのは
自分の身を守るため、当然なのかもしれません。

お散歩時には、怖いものに遭遇したときの行動は、吠えたり、逃げたり、
固まったようになったりと、それぞれのワンちゃんにより異なりますが、
ほとんどのワンちゃんは、多かれ少なかれ、恐いものや嫌いなものを持って
いるようです。
個性がありますが、たいていの場合、これまで、恐がるものに関連して、
「嫌だ」「恐い」という経験を過去にしている場合が多いようです。

ワンちゃんの、嫌いなものや恐いものを平気にして、慣らしていくためには、
「少しずつ」、「リラックスした雰囲気」で、「良いことと結びつけること」がポイント
でございます。無理をして、大きな刺激の中に入れてしまわないで、
少しずつ「大丈夫だった」、「楽しかった」という
経験を積み重ねていっていただき、自信をつけてあげましょう。

【自信をつけさせてあげるポイント】
1.飼い主様は、毅然とした表情で安心を与える
ワンちゃんは、自分が不安なとき、瞬間的に飼い主さんの表情をうかがうことが
よくあります。
また、ワンちゃんはその場の雰囲気を把握する能力のたいへん高い
どうぶつです。
くまお様の毅然と落ち着いた表情、的確な指示を通して、「ママやパパが
平気そうだから大丈夫なのかな」と感じさせてあげ、
「何があっても、守ってくれるから大丈夫だ」ということを、トイプードルちゃん
に伝えてあげましょう。
カタリと音がした瞬間、「トイプードルちゃんが固まってしまうかも・・・」と心配な
お気持ちになられるかもしれませんが、
心配な表情をなさらず、あえて堂々と、穏やかな毅然とした表情をなさると
よろしいでしょう。
なぐさめるような、心配そうな声をおかけにならないことも重要でしょう。

2.指示に従ったら褒めることで、自信をつけさせる
何か音がして、トイプードルちゃんが耳をそばだてた瞬間、
くまお様は、落ち着いた表情で、明るい声で、ワンちゃんのスイッチを
切り替えるというイメージで、「オスワリ」とおっしゃっていただきます。
耳をそばだてているけれども、まだ身を固くしていない段階で指示をするのが
望ましいでしょう。
このとき、トイプードルちゃんの好きなオモチャなどをお持ちいただき、
見せてあげながらでも良いかもしれません。
オスワリをしたら、「お利口ね」と明るく落ち着いた声で褒めてあげます。
その後、楽しそうに散歩に促してあげます。
緊張しているかなというときも、肩をさっと優しく触るなどして
気持ちをそらしていただくのもよろしいでしょう。

3.リラックスした楽しい雰囲気で
散歩の最中も、楽しそうに、トイプードルちゃんの名前を度々、呼んであげて、
ちらりと振り向いたら、「お利口ね」と明るい声で褒めてあげましょう。
お散歩に出るとき、お家の前で、「安心しなさい。ママが守るよ」優しく
抱きしめて安心させてあげたり、体を優しく撫ぜてあげ、リラックスをさせてあげて
から、お散歩に出てもよろしいでしょう。
トイプードルちゃんが戸惑っているようなときには、「ヨーイ・ドン」などと
楽しそうに声をかけて、気持ちをほぐしながら、駆けっこに誘ってあげても
よろしいかもしれません。
怖いと思うこともあるけど、それに勝るくらい「お散歩が楽しい」と感じさせて
あげることも大切でしょう。
お散歩の途中に、公園に連れて行ってあげ、かくれんぼをしたり、
ボールで遊んだり、楽しい時間を作ってあげてもよろしいかもしれません。

4.くまお様は的確な指示を常に出す
例えば、車道に出るときには、オスワリやストップなど、指示を出すことで、
「あなたの安全はママが守るよ」ということを伝えてあげ、「くまお様の指示に
従っていれば、安心だ」ということをしっかりと伝えましょう。
「ママやパパはあなたを率いて、守る立場」、「ワンちゃんたちは、指示に従い、
安心していればいい立場」ということを、教えてあげてください。
また、お散歩から出るとき、家を出るのは、くまお様が先、
お散歩はママやパパが率いているという雰囲気を
しっかりとトイプードルちゃんに見せていただくとよろしいでしょう。

5. 「歩かなければ抱っこをしてもらえる」と思わせない
トイプードルちゃんが固まってしまったときに抱っこをなさると、
怖がることの存在を、もっと強くトイプードルちゃんに印象付けてしまう可能性が
ございます。
できれば、固まってしまっても、素知らぬ顔をなさり、
楽しげな声で気持ちを切替えて、そのまま歩かせてあげたほうが
よろしいでしょう。
歩かないでいれば、くまお様が抱っこをしてもらえると思わないように、
トイプードルちゃんが歩かないときには、少しトイプードルちゃんの前に進んで
いただき、しゃがんだ状態で、「おいで」と明るい声で声をかけてあげましょう。
近寄って来ないようであれば、くまお様は背中を向けた
状態で知らん顔をしていてもよいでしょう。「どうしたんだろう」と
チワワちゃんの方からくまお様のほうへ歩み寄ってきたら「すごいね」と
褒めてあげます。
また、抱っこは飼い主様の都合で、と思わせるようにしましょう。
また、歩かなくなってしまった後に抱っこをせざるを得ないこともあるかと
存じますが、この時は、「座れ」、「待て」などと指示を与えることで
「指示に従ったから抱っこをしてもらえたんだ」とトイプードルちゃんに思わせる
ようにしましょう。
 
なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスをうけたまわっております。
気がかりなことがおありの際には、ぜひご利用ください。
電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

くまお様とご家族皆様がお健やかに笑顔でお過しになられますことを
心からお祈り申し上げております。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。



脊椎空洞症

投稿者:リアンママ

投稿日:2014/05/05(Mon) 21:52

No.3507

ヨークシャテリアの3歳の女の子です。
小さい頃から頻繁に掻いてたのでアレルギー性のアトピーだとおもって食事やシャンプーなどに気を使ってきました。
皮膚科を受診しても少しは乾燥肌だけどそんなに頻繁にかく肌ではないと言われてます。
膝蓋骨脱臼で整形外科を受診した時に掻く事をお話したら
もしかしたら脊椎空洞症では?と言われました。
朝起きた時、食後、興奮した時に激しく首や体側を掻きます。
すぐにMRIを撮る前に脳圧を下げるお薬、グリセリン50パーセントを飲ませてもし掻くのが減ったらMRIを撮りましょうと言われてます。
今変化を見てるのですがはっきりとした変化がわかりづらいです。
朝の掻くのが少しは減ってます。でもゼロではないです。
先日も興奮した時に首から血が出るまで掻いてしまいました。
グリセリンは一日2回飲ませてます。
投薬開始から1ヶ月経過してます。
一日中効いてるのでしょうか。
飲んで1時間ほどしたら効いてるような気がするのですが。。。
全身麻酔をかけてMRIを撮るべきなのか悩んでます。
どうぞよろしくお願いします。

Re: 脊椎空洞症

- 獣医師 山田

2014/05/08(Thu) 19:05

No.3516

リアンママ 様

新緑の香りがすがすがしい季節になりましたが、
リアンママ様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談いただきありがとうございます。
3歳の女の子のヨークシャテリアちゃんが
脊椎空洞症の疑いがあるため、投薬治療をしており、確定診断のために
MRIを実施するべきかどうかについて悩まれていらっしゃるのですね。
リアンママ様のご心配なお気持ちはいかばかりかとお察しいたします。
早速ご案内させていただきたく存じますが、ワンちゃんの実際のご様子を
拝見していないため、一般的なご案内となりますことをご了承ください。

脊髄は脳と繋がっている神経の束で、脳からの指令を体に伝えたり、
体からの情報を脳に伝えたりする役割を担っています。
脊髄は内側から軟膜、クモ膜、硬膜という3つの膜で包まれており、
軟膜とクモ膜の間をクモ膜下腔(くもまくかくう)といいます。
このクモ膜下腔は脳脊髄液で満たされており、
外部からの衝撃から脊髄を守るクッションのような役割をしています。
脳脊髄液は脳室で産生され、少しずつ吸収されながら脳や脊髄の周りをゆっくり
流れています。
先天性、あるいは後天性の原因により脊髄内に空洞が生じ、
その空洞内に脳脊髄液と同様の液体が満たされ、
脊髄を内側から圧迫してしまうことがあります。
そのため脊髄の機能に障害が生じ、さまざまな症状をおこす病気が脊髄空洞症です。

脊髄空洞症の原因には先天性と後天性があり、
先天性では頭蓋後部を形成する後頭骨の奇形により小脳後部が頭側に圧迫されて、
脊髄空洞症を引き起こします。
また、小脳が脊柱管内に突出しているような奇形でも脊髄空洞症を
引き起こします。キャバリア・キング・チャールズスパニエルやヨークシャテリア、
チワワなどの小型犬種、フレンチ・ブルドッグやボストンテリアに多く
発症するといわれています。

後天性の原因は脊髄腫瘍や脊髄炎、外傷などに関連して発症します。
いずれにしても脳脊髄液の流れが変化した結果、
脊髄内に液体を含む空洞が形成されると考えられていますが、その詳細な
メカニズムは未だ不明です。
脊髄空洞症から水頭症を引き起こすこともあります。

脊髄空洞症の症状は、空洞の部位と広がり具合により無症状〜重度の四肢麻痺
までさまざまです。また、症状が進行する場合としない場合があります。
軽度の場合には感覚障害として首、体幹部(胸腹部・胴体部分)の引っかき行動、
手足の先端を舐める行動、仰向けになって背中を床にこすり付ける行動が
見られます。
他にも「どこかに痛みがあるようだ」「跛行する」「足を挙げたまま地面に着け
ようとしない」「体に触れられるのを嫌がる」「音や振動に過敏に反応する」などの
症状を認めることもあります。
症状が進行し重度になると、四肢の不全麻痺(わずかに動かしたり、わずかに
感覚が残っている状態)がみられたり、「首の側弯(そくわん)」が
みられたりします。
※首の側弯とは、上からワンちゃんをみたとき、正常ではまっすぐな首が
曲がってしまっている状態を指します

リアンママ様のヨークシャテリアちゃんは小さい頃から頻繁に引っ掻く行動が
見られ、アトピー性皮膚炎ではないかとお考えになり食事やシャンプーなどに
気を使っていらっしゃったのですね
皮膚科を受診しても少し乾燥肌ですが頻繁に引っ掻くような皮膚ではない
とのお話だったのですね。
また、整形外科を受診した時によく引っ掻く事を相談されたら「脊椎空洞症」
の疑いがあるのではとお話があったのですね。
上述した通り、脊髄空洞症の1つの症状に感覚障害からおこる
「引っ掻き行動」というものがあります。
この引っ掻き行動は皮膚病などの疾患と間違われたり、単なる癖として
見過ごされたりする場合が多い症状です。

脊髄空洞症の確定診断はMRI検査で行う事が一般的になります。
ただし、先天性の後頭骨形成不全はMRIで明確にできないこともあるので、
原因の追及にはMRIとは別途、CTやレントゲンなどの画像診断が必要
となることもあります。
MRIやCTには全身麻酔が必要となりますので、
麻酔をかけて検査が行える一般状態なのかどうかについては、
かかりつけの動物病院さんとよくご相談いただく事が重要となります。

脊髄空洞症だと確定診断された場合の治療法には内科治療と外科治療があります。
内科治療の目的は減圧療法が中心となり、症状の軽減と空洞の拡大による
進行を抑制することとなります。
その他、痒みや知覚過敏に対する鎮痛も行われます。
症状にもよりますが、消炎鎮痛剤や脳脊髄液産生抑制剤、ステロイド剤を用いる
ことが一般的です。
外科治療の目的は、髄液の動態の異常を改善する目的で行われます。
手術の様式は「後頭骨を部分切除する方法」や、脳室からお腹に余分な
脳脊髄液を排出するため、「弁の付いた管を設置する手術(脳室-腹腔シャント術)」を
行うこともあります。
手術により脊髄の圧迫を速やかに軽減することができるため、
重度の麻痺があるワンちゃんには手術を実施することがあります。

リアンママ様のヨークシャテリアちゃんは
MRIを撮る前に脳圧を下げるお薬(グリセリン50パーセント)を飲ませて
「引っ掻く行動が減ったらMRIを撮りましょう」とお話をうけているのですね。
グリセリンは浸透圧性利尿薬に分類され、
頭蓋内圧亢進や緑内障の時に脳圧や眼内圧を下げるお薬ですので、
今回は脳脊髄液の量を減少させることを目的として用いたのだろうと思います。
おそらく先生は、このお薬で引っ掻く行動が軽減するならば、
脊髄空洞症の疑いが強く疑われるため、精査としてMRIを実施して確定診断
することをお考えなのだと思います。

さて、リアンママ様のヨークシャテリアちゃんは、
このグリセリンを内服しはじめて1ヶ月ほど経過しており、
その効果が出ているかどうかの判断が難しいとのことでございますね。
グリセリンの作用時間ですが、内服では8時間ごとの投与となっております
ので、持続時間はおおよそ6〜8時間程度かと存じます。
ただ、お薬の効果が一番みられるのはおそらく投与後1〜2時間ほどに
なるかと思います。

朝の引っ掻き行動が少し減少しているご様子ですし、
飲んで1時間ほどで効果があるように感じていらっしゃるようですので、
少し改善傾向があるのかもしれませんね。
ただ、症状が全て改善されていると言うわけではないようですので、
確定診断をお受けいただく事をお考え頂いても良いのかと思います。
ただ、麻酔をかけて行う高額な検査になりますので、
検査をお受けになるかどうかや、このままグリセリンの内服で経過を見ていく
のかどうかにつきましては、治療を行っていただいている先生とよくご相談
のうえ、お決めいただく事をお勧めいたします。

MRI検査をお受けいただく事で脊髄空洞症と確定診断が出たのであれば、
より積極的な治療を行う事が出来ますし、
また検査の結果、脊髄空洞症ではなかった場合は
引っ掻く行動の原因が他にあるという事を考えていかなければなりません。
今後の治療方針をお決めいただくいためにも、
今一度、病院の先生と良くお話をされてみてはいかがでしょうか。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、お電話でのご契約者様への健康相談も
承っておりますので、こちらのサービスもお気軽にご利用くださいませ。

お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256
(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日祝9:30〜15:30
土日祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

寒暖の差が大きい季節柄、リアンママ様におかれましてはなおいっそう
ご自愛ください。
今後とも、アニコムをどうぞよろしくお願いいたします。



噛みつきます

投稿者:はっしー

投稿日:2014/05/04(Sun) 22:33

No.3505

マルチーズ♂2歳 去勢済です。

私が怒ると本気で噛みます。
叩かないで、怒るだけでも噛みます。
叩かれると思って、噛みつくのでしょうか?
こちらに相談したり、ネットで調べたりと、色々やったのですが。。。
今日は、噛みついた歯が抜けない状態でした。
興奮して私の声などまったく受け付けません。
噛みつきを今からやめさせる方法はないでしょうか?
性格でもぉ仕方ないのでしょうか?
何か良い方法があったら、教えてください。
よろしくお願い致します。

Re: 噛みつきます

- ドッグライフカウンセラー 三留

2014/05/08(Thu) 17:15

No.3514

はっしー 様

この度は、ご相談を頂戴いたしまして、誠にありがとうございます。
マルチーズちゃんは、はっしー様がお怒りになると、叩かなくても噛んでくる
とのことでございますね。
早速、ご案内をさせていただきますが、一般的なご案内となりますことを
ご了承ください。

ワンちゃんは、どのようなことがあったとき、怖いこと、嫌なことがあったか
ということをたいへん良く覚えています。
ワンちゃんにとって、特にチワワちゃん、トイプードルちゃん、マルチーズちゃん
といった体の小さなワンちゃんにとっては、人の手は大きく、怖いものと映ること
も多く、ワンちゃんの頭の上を覆いかぶさるように抱っこをしようと手を出したり
することが契機となり、人に触られることに恐怖心を持つことは
よくみられることがございます。
例えば、あるとき、飼い主様の手で叱られた経験をすると、
そのときと同じような状況になったり、飼い主さんが叱ろうとするだけで、
叩かれたときの恐怖心がよみがえり、自分を守ろうと、
夢中になって噛むということがみられます。
はっしー様のワンちゃんが、もし以前、手で叱られた経験がおありであれば、
怒られただけで、叩かれたときの恐怖心から噛んでいるのかもしれません。

ワンちゃんにいけないことをしたら、「今、したことはいけないよ」と教えるため
叱ることはが必要なときもありますが、
このときに、感情的に、あるいは激しく叱ったりすると、
ワンちゃんを興奮させてしまったり、恐怖心を与えてしまったりします。
そのため、「いけないことを教える」という一番大切な目的を遂げられない
ばかりか、恐怖心を残してしまい、飼い主様に対して、身構えるという状況が
起きてしまうことがあります。
従いまして、もし叱るのであれば、感情をいれず、落ち着いて、毅然と、
低い声で、「いけない」などといつも叱っていらっしゃる言葉で、
「いけないことを教えていただく」ということが必要です。
また、名前を呼んで叱らないようにしましょう。

はっしー様がマルチーズちゃんを叱る、という状況はどのようなときに
多いのでしょうか。
もし、マルチーズちゃんが怖くて噛んでいるのであれば、
できるだけ、叱らなくてはいけない状況を作らないということも必要でしょう。
一方ではっしー様の手は温かく優しいこと、はっしー様の愛情は
大きくマルチーズちゃんを包み守ってくれることを
根気強く教え続けることが重要でしょう。
お食事のときに、食器を手で受けて与えてみたり、
食器の中にはっしー様の手からフードをばらばらと入れてみたり
なさってもよろしいでしょう。
急に手を出したり、お世話のときに頭の上から手を振り下ろしたりなさらず、
手で叱ったり、激しく叱ったりはなさらないほうがよろしいでしょう。
また、いけないと教えるのは、目の前にあることだけになさることも
重要でしょう。

ワンちゃんは「自分がした行動の前後にどのようなことがあったか」という
過去の経験をもとに、次にする行動を選択していきます。
何かした後に、いいことがあれば、その行動をさらに積極的にするように
なりますし、反対に、嫌なことがあれば、その行動をしなくなります。
例えば、「オイデ」と名前を呼ばれて、飼い主様のところにいったとき
嫌なことがあると、次から呼ばれても飼い主様のところに行くことを躊躇する
ようになります。私たち人間でもそうですが、褒められるということは
大変嬉しいことです。
これはワンちゃんも同じですので、良い状態になるように誘導して、
そのときに、褒めていただく、ということを続けていきます。
根気強く続けるうちに、どのようにするのが良いのか分かるように
なりますので、そのときに、すかさず褒めてあげるようにします。
例えば、ケージから出たくて吠えているときに叱るのではなく、
吠えているときには相手にせず、あきらめて静かになったとき、
あるいは「オスワリ」とはっしー様が指示をしていただき、
その指示に従うという望ましい行動をしたとき、「お利口」と褒めて
いただき、出していただくようにしていただきます。

いろいろな情報がネット上でも氾濫している昨今ですので、
何とかしたいといろいろなことを試される方も多く、
はっしー様におかれましても、いろいろと試されたとのことでございますね。
しかしながら、ワンちゃんにとって、飼い主様が同じことをしても
対応をお変えになると、かえって不安定さを感じさせてしまうかもしれません。
ワンちゃんの行動は、根気強く続けていくことで変わっていくものですので、
「待つ」というお気持ちも大変重要でしょう。
何より、一貫性のある、毅然とした対応をしていただくことが大切でございます。
そして、ゆったりとしたリラックスできる生活空間と、若いマルチーズちゃん
のエネルギーを発散させてあげるため、十分にお散歩などで運動をさせて
あげましょう。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談サービスをうけたまわっております。
詳細なはっしー様のご様子をお聞かせいがだきながら、ゆっくりとご案内ができれば幸いでございます。
お気軽にご利用ください。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

気温差が大きく、体調管理の難しい時期でございます。
はっしー様におかれましては、くれぐれもご自愛下さい。



しつけについて

投稿者:セロリ

投稿日:2014/05/02(Fri) 23:44

No.3504

柴 9か月 体重9キロ ♂です。

現在しつけのためドックトレーニングに出していますが、トレーニング中ハーフチョークをつけるときに体を押さえつけて装着しようとしてから、トレーナさんの腕を噛みました。
今でも嬉しくても軽く歯をあててくることがありましたし、嫌なことがあると、鼻の頭にしわを寄せて唸ることもありましたが、この時にトレーナーさんが力で抑え込みましたので、人間の手がますます怖くなり、今までより噛むようになってきてしまいました。トレーニングはお座り・伏せ・待て・足元について歩くなどやっています。公園で実施しているので、トレーニング中にほかの犬が来たりすると、集中が途切れていうことなかなか聞かないし、自宅ではできても外だといろいろなにおいもあり、トレーニングに集中できていません。ご褒美にも見向きもしない感じてす。
4か月くらいまではトイレトレーニングはできていたのに、いつの間にか散歩の時にしか排泄しなくなってしまいました。ケージも扉を手で開けてしまったり、すごい勢いで天井を突破してしまったりと
結局今は室内フリーになっています。朝8時〜夕方6時までは人がいないでの、各部屋中の扉を閉めて、洗面所と玄関先のみの行動範囲としています。散歩は朝・夕20〜30分ずつしています。
お散歩でもすごい勢いで引っ張るし、マーキングも盛んになってきました。公園につくまではさせないで引っ張って歩いていますが…
また、家族で夫が犬嫌いで、まったく世話をしません。なので最近は帰ってくると、驚いて吠えて威嚇しています。遊んでほしいとき、餌をねだるときは近くに行っています。
良い状況でないので、何とか修正していきたいと思っています。トレーナーさんはケージ管理が必要だとおっしゃっています。部屋が狭いので大きなものはおけずにいますが、どのくらいの大きさなら良いのでしょうか?
●かみつきに対する対処・トイレトレーニング・飼い主を上に見てもらうために徹底する行動などありましたら、アドバイス頂けますでしょうか?
よろしくお願いいたします。

Re: しつけについて

- ドッグライフカウンセラー 三留

2014/05/08(Thu) 16:50

No.3513


セロリ 様

薫風の候、セロリ様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
この度は、ご相談をいただきまして、誠にありがとうございます。
9ヶ月の柴犬ちゃんのご相談でございますね。
早速、ご案内させていただきたく存じますが、お子様の詳しいご様子が
分かりかねますため、一般的なご案内になりますことを何とぞご了承ください。

柴犬ちゃんは現在、トレーニングを受けていらっしゃるのでございますね。
セロリ様が柴犬ちゃんをしっかりと守ってくださっているから、
柴犬ちゃんは安心していれば良いということをしっかりと伝えるためにも、
飼い主様の指示に従うと、安心で、良いことがあることを教えるための方法を
トレーニングを通し、先生から対応のポイントを吸収いただくことは
素敵なことでございますね。
セロリ様がおっしゃるように、公園は気が散りますので、なかなか難しい
こととは存じますが、お互いの絆を強めるため、わが子の良いところを伸ばす
ため、とにかく、柴犬ちゃんが上手く指示に従えたら、褒めることが大切でしょう。
どうしても、元気いっぱいの時期ですので、思うようにならず、
できないことに目が行ってしまいますが、オスワリができたとき、
ツケができたとき、「お利口ね」「すごいね」と声のトーンを変えて
褒めてあげましょう。
いけないことをしたら、その瞬間に、低くて、おちついた声で毅然と
叱りましょう。ご主人様に威嚇したとき、唸ったとき、セロリ様のしつけの方針
から望ましくないことには、同様に毅然と叱っていただきます。
堂々とした対応が信頼となり、ワンちゃんが変化していきますので、
あきらめない根気強さを、柴犬ちゃんにお見せいただければと思います。

ワンちゃんは成長するに従い、「自分のした行動の前後に周囲の状況は
どうであったか」という経験を基に、様々な行動を自分で選択
するようになります。
セロリ様の柴犬ちゃんは9ヶ月とのことでございますね。
この頃になると、特にこのような行動が顕著になり、時には飼い主さんを
試しているのではないかと思えるような行動をすることもございます。
加えて、性的な成熟期を迎えることも、柴犬ちゃんくらいの月齢の特徴で
ございます。
これらのことから、今までと行動が変わってくることが多くみられます。

セロリ様がおっしゃるように、まだ人間との絆がこれから紡がれていく段階の
ワンちゃんに、人の手が恐いと感じさせてしまうことが、良くない結果を生み出す
ことも実際にございます。
特に、臆病なワンちゃんなどでは注意が必要でしょう。
ワンちゃんは、自分の身を守るため、また恐さから逃げるために、
反射的に恐い思いをさせた人に対して向かってくるようなことがございます。
また、元気いっぱいな時期ですので、どうしても、柴犬ちゃんに振り回されて
いるような感触をお持ちになられるかとは存じますが、
主導権はセロリ様にあること、お家の中は、セロリ様はご主人様が注意に回って
いることを、柴犬ちゃんに伝えることが重要でしょう。
以下、それぞれの事柄につきまして、具体的なご対応をご案内いたしますので、
ご参考にしていただければ幸いでございます。

<噛んだときの対応について>
ワンちゃんが噛んできても、唸っても、ひるまず毅然と振舞うことで、
ワンちゃんに「飼い主様にはかなわない」と思わせることが重要です。
大変でございますが、柴犬ちゃんが興奮しているときこそ、
セロリ様が落ち着き、堂々としていただくことが望ましいでしょう。
余計な言葉をかけず、落ち着いた声で、決められた言葉でしっかりと叱り、
噛むのを止めたら褒めてあげましょう。
噛んだときだけでなく、唸ることやお鼻にシワをよせることも
「好ましくない」と教えるために、その瞬間、毅然と、一貫性をもって
叱るようにしましょう。
また、ご家族様の「噛まれるのが恐い!」というひるむ気持ちは、
人の姿を弱い存在として、ワンちゃんの目に映ってしまいます。
人は頼るに足りる存在であると感じさせてあげるために、皮の手袋や軍手
をした状態でワンちゃんのお世話をする、などの工夫をしていただくことも
良いかと存じます。

噛む原因には次のようなものが挙げられます。
・手段としての噛み癖
噛んだら、嫌なことを止めてもらったというような経験が基に、
噛むことが、嫌なことを止めてもらうための手段となることがございます。
一度成功をもたらした手段については、かなり執着いたしますが、
「噛むことは手段にならない」という事を落ち着いて教え続ければ、
必ず噛むことへの執着心が「噛んでも思うようにならない」というあきらめに
変わる日が訪れるかと存じます。「噛んでもあなたの要求は叶わない」という
ことを、毅然と根気よく教える必要がございます。

・恐怖心による噛み癖
過去に人の手から恐怖心を感じたことのあるワンちゃんは、
そのときと良く似た状況になると、また恐いことをされるのではないかと思い、
自己防御のために反射的に人を噛んでしまうことがございます。
例えば、飼い主様から手を使って叱られたり、あるいは飼い主様の突然の
激高に恐怖を感じたことのあるワンちゃんに多く見られるようです。

このような場合は、穏やかで、安心できる毎日を、ワンちゃんの状態に
振り回されることなく続けることが大切でございます。
また、身体を触るときには、前や後ろから急に触るのではなく、
声をかけてから斜めの位置から触るようにしたり、
優しく声をかけながら撫ぜるようにします。
「人がいると安心できるんだ」「なんだ、人は恐くないんだ」と思う瞬間を
とにかく続けていくことでございます。いつもなら噛んでいるのに、
噛まないことをワンちゃんが選んだときには、うんと褒めてあげてください。
また、噛む状況を作らないようにすることも大切でございます。
ただし、噛んだらその場で、「いけないんだよ」ということを教えるために、
余計な言葉をかけず、落ち着いた声で、決められた言葉でしっかりと叱り、
噛むのを止めたら褒めてあげましょう。

・支配欲による噛み癖
ワンちゃんには「ご家族様を群れと考える」という特性があり、そこには必ず
リーダーとなる存在が必要だといわれています。ワンちゃんはリーダーとして
認めた相手には従いますが、「この群れにはリーダーがいないな」と考えると、
自分がリーダーとして頑張らなくてはいけないと思うようです。
このためワンちゃんは吠えたり噛んだりすることで相手を従わせようとしたり、
周囲を見張ろうとします。

このような場合は、飼い主様がリーダーであり、「自分は飼い主様に守られて
生活している」とワンちゃんに認識させることが必要でございます。
ご家族様は、日常生活でワンちゃんに対して「要求を呑まない」、「リーダー
として毅然として行動する」、「しっかりコミュニケーションを取り、飼い主様といると
楽しいなぁと思わせる」、「褒める時、いけないことを伝える時、メリハリをつけて
対応する」などに留意していただくことが必要でございます。
常に一貫性があり、 感情的にならず、落ち着いた対応をする飼い主様の
態度にワンちゃんは深い信頼を寄せていくかと存じます。

・痛みや体調不良などが原因となる噛み
身体のどこかに痛い所や不快感があり、触られた時の痛みや、触られたく
ない気持ちから噛むことがございます。特に急に噛むようになったり、
決まったところを触ると噛む場合などの時によく見られますが、
ご安心いただくためにも、かかりつけの動物病院さんにご相談されることを
お勧めします。

このように、噛むという行動には、本当に様々な理由や原因がございますが、
柴犬ちゃんのご様子をご覧になられて、何かお気づきのことは
ございませんでしょうか。
恐くて噛んでいるのであれば、できるだけ、恐いと柴犬ちゃんが反応する
状況を作らないことも一つの方法でしょう。
指示に従ったときなど、褒めていただき、また、セロリ様の手が温かく
優しいことを教えていただくことが重要でしょう。
それぞれのワンちゃんの原因に従い、対応方法を変える必要は
ございますが、いずれにせよ噛むことには何の旨味もないことを、毅然として
教えていくことにより、状況は改善するかと存じます。
あきらめず、「噛んではいけない」「噛まなければいいことがある」と
教え続けてあげてください。

<飼い主さんが主導権を握るため>
ワンちゃんは社会性の豊かなどうぶつで、とくに柴犬ちゃんは古来から
狩猟犬として人を助けてきた、能力の高い犬種です。
人とワンちゃんが家族となり、群れを作るときに大切なことは、
群れは人の意向で営まれていると感じさせることでございます。
セロリ様に主導権があり、セロリ様に守られていることを伝えるためのポイントを
ご案内させていただきます。

1. セロリ様が優位な場所や順位を占める
ご家族がご帰宅なさったとき、「ただいま」と声をおかけになられるのは、
人間のご家族様が先で、柴犬ちゃんには最後に声をかけていただくと
よろしいでしょう。
この他にも、お散歩時など、お家への出入りをなさる順番も、セロリ様が先に
お入りいただきます。柴犬ちゃんが先に入ろうとしたら、「イケナイ」と低い声で
叱って、当たり前という雰囲気でセロリ様が先にお入りいただきます。
ソファーなどにおかけになられる際にも、柴犬ちゃんの座る位置は端か、
あるいはセロリ様の足元に座らせてあげましょう。
常にセロリ様が胸を張って、堂々とした姿勢をおみせになることも大切
でしょう。お散歩のときには、セロリ様が「群れを率いている」という姿勢を
強調していただきます。

2. セロリ様の指示に従うと、良いことがある、嬉しいことがあるという経験を
積み重ねる柴犬ちゃんの要求を安易に呑むのではなく、セロリ様の指示に
従ったら、よいことがあったという経験をさせていただくとよろしいでしょう。
お食事のとき、あるいは柴犬ちゃんが、オモチャなどを持って
セロリ様に「遊ぼう」と誘いに来たら、「オスワリ」などと指示を与え、
柴犬ちゃんが指示に従ったことへのご褒美として、
遊んであげるようにしましょう。常にセロリ様が主導権を持つようにします。
また、オモチャなども自由に柴犬ちゃんが選ぶというような状況よりは、
セロリ様が管理していると思わせてあげたほうが良いでしょう。
お散歩のとき、車がきたとき、車が通る道に出るとき、
「オスワリ」「待て」「ヨシ」と落ち着いた声で指示や許可をいただき、
セロリ様が柴犬ちゃんの安全を守っていることをお伝えいただくと
よろしいでしょう。

3. 毅然と、一貫性をもって対応する
常に一貫性があり、感情的にならず、落ち着いた対応をするセロリ様の
態度に、柴犬ちゃんは深い信頼を寄せていくことでしょう。
「リーダーらしい毅然した態度で接する」、「しっかりコミュニケーションを取る」、
「褒める時、いけないことを伝える時、メリハリをつけて対応する」などに留意
していただくことが重要でしょう。

4. 柴犬ちゃんの行動範囲はセロリ様が決める
ケージを大好きなところにしたり、キャリーバッグの中にお気に入りの
クッションをいれたりして、お家という縄張りの中に、柴犬ちゃんの小さな
縄張りを作ってあげるのもよろしいでしょう。
また、お家の中でも、ここから先はダメ、という場所を作るのもよろしいでしょう。
このような意味からも、トレーナーさんがおっしゃるようにケージを
ご利用なさるのもよろしいでしょう。
狼をルーツに持つといわれるワンちゃんですが、もともと群れ単位で
縄張り内を移動しながら、土を掘り、巣穴を作って、休息をとっていたのでは
ないかといわれています。
ワンちゃんは体を包み込まれるような落ち着ける場所があり、
恐いとき、不安なときに逃げ込める状態にあると安心いたします。

ケージの広さですが、柴犬ちゃんが体を方向転換でき、
のんびりと体を伸ばしくつろげる程度あればよろしいでしょう。
ワンちゃんをケージの中で過ごさせるということは、
ワンちゃんに安全安心な場所を提供するということですので、
「何だか可哀想・・・」とご家族様が思わないことが大切でございます。
「こういう状態があたりまえ」という雰囲気を作ってあげてください。
ケージがある程度の広さであれば、扉を閉めておき、ご家族様のご都合の
よろしいときに、「スワレ」、「マテ」などの指示にしたがいケージから
出してあげるのもよろしいかと存じます。
また、叱るときにケージに入れたりせず、ケージに入ったらオヤツを
もらえるなど、良いことがあると思わせてあげましょう。

5. 一緒に楽しく過ごす
一緒にいると楽しい人のことを大好きになるのは、人もワンちゃんも同じです。
素敵なコミュニケーションの時間を過ごすことはたいへん重要でしょう。

<トイレのしつけに関して>
柴犬ちゃんが最近、散歩のときにだけオシッコやウンチをするとのことで
ございますね。
ワンちゃんにはもともと自分の居住空間(特に寝場所や食事場所)以外のところで
排泄をする習性があるといわれております。
これは自分を含めて群れの仲間を外敵から守り、自分の居住空間を汚さないように
するためではないかと考えられております。

ワンちゃんが成長し、自我に目覚めるころになり、ワンちゃんが家の中全体を
自分の居住空間だと思い込んでいる場合、だんだんと居住空間での排泄を
嫌がることが多いようでございます。
成長にしたがって「自分の排泄物の臭いによって、他のワンちゃんに対して
自己主張をしたい」というワンちゃんが本来持つ本能を相まって、
柴犬ちゃんように外でしか排泄をしないお子様が、特に柴犬ちゃんでは多いようで
ございます。もちろん、外でする排泄が開放感に溢れて心地よいということも
挙げられるかもしれません。

いずれにせよ一度、外でしか排泄をしなくなったワンちゃんを家の中でさせる
ようにするのは、簡単ではないことが予想されます。
そんなワンちゃんに対して、飼い主様がイライラとワンちゃんの排泄を待つことが
かえってワンちゃんの排泄を促す上でマイナスに作用することも考えられますので、
飼い主様は「排泄したらいいな」と思う程度に考えていただき、
のんびりと対応していただいたほうがよろしいかと存じます。

次に具体的な方法をご案内させていただきたく存じます。
1.
柴犬ちゃんが考える居住スペースの認識を縮小させてから、トイレシーツで
排泄をするように促してあげましょう。
そろそろトイレかな、というようなタイミングで、外に連れ出す前に、
「トイレ」と決めた場所へ連れていきます。
その際に首輪やリードをつけて、散歩と同じように演出してみるのも
よろしいかもしれません。少しでもトイレで排泄ができたら、
大げさに褒めてあげてください。
2.
トイレ用のサークルを使うのも有効な方法かと存じます。
トイレ用サークルをつくり、中には全部トイレシートを敷いておきます。
排泄の時間を見計らってこのサークルの中へ柴犬ちゃんを誘導します。
サークル内で排泄をしたら、褒めてあげましょう。お散歩が好きなお子様の場合は、
ご褒美としてその後にお散歩へ連れて行ってあげることもよろしいかと存じます。      
3.
排泄の際の合図を決めていただき、合図によって排泄を促すようトレーニング
していただくのも良いでしょう。
まず、お散歩中に排泄している際、毎回「ワン・ツー」などと決まった合図をかけて
いただき、何度も繰り返すことで、柴犬ちゃんの中では「
その合図を聞くこと=排泄したい」という条件反射となって  いくようです。
その後、家の中でも排泄の際に合図をかけていただき、合図によって排泄ができる
ようにトイレトレーニングしてみましょう。
4.
トイレシートの感触を覚えるために、お外での排泄の際に、トイレシートを使用して
いただく方法もございます。お散歩中に、排泄のタイミングでトイレシートを敷く
ことでトイレシートがトイレと認識することができるようになったら、
家の中でのトイレトレーニングの開始となります。
トイレシートの上で上手に排泄ができたら褒めてあげてください。

しかしながら、先にご案内をしたように、柴犬ちゃんの場合、多くのワンちゃんが
外でしかしなくなる傾向が強い犬種でございます。
排泄行為に関しては、周囲がのんびりと構え、叱らず、出来たら褒めることが
大切でございます。
人と暮らすにあたって、もともとの習性と違うことをワンちゃんに強いている部分も
あるかと存じますので、あわてず、のんびりと教えてあげてください。
ワンちゃんとの生活には、大きな喜びがあると同様、
「どうしてなのだろう。」と途方にくれることも多いかと存じますが、
困ったことを糸口にお互いに理解し、強い絆を育んでいかれることも
あるかと存じます。決してあきらめず、長い目で「今」を考えて、
取り組んでいただければと存じます。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスをうけたまわっております。気がかりなことがおありの際には、
お気軽にご利用ください。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

気温差の大きな時期でございます。
セロリ様におかれましては、くれぐれもご自愛下さい。
それでは、今後ともアニコムをよろしくお願いいたします。



下痢4日目

投稿者:ごんごん

投稿日:2014/05/07(Wed) 14:37

No.3510

1歳8ヶ月のトイプードル♂です。
4日前から下痢が続いています。下痢2日目からはゼリー場の便が出てきました。連休中で病院はお休み。3日目から少し食事の量を減らし、お湯をかけてふやかしてあげてみました。がやはり下痢。水状の液体が出ていました。うんちはなく、液体のみお尻から出てくるのです。インターネットでいろいろ調べてみましたが便を持っていった方がよいらしく、今朝はうんちをしてくれなかったのでまだ病院に行けていません。仕事に出てしまったので様子もわからず、現在どうすごしているのか不安です。
私がするべきことは病院に連れて行くことだけでしょうか?

Re: 下痢4日目

- 獣医師 山田

2014/05/07(Wed) 18:04

No.3512

ごんごん 様

風薫る新緑の季節となりましたが、
ごんごん様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
ごんごん様のトイプードルちゃんが4日前から下痢が続いいらっしゃるのですね。
早速ご案内をさせていただきますが、実際にワンちゃんのご様子を
拝見していないため、一般的なご案内となることをご了承くださいませ。

ワンちゃんの口から入った食べ物は、食道、胃、小腸を経由して
消化・栄養素が吸収され、大腸で水分が吸収されて便になります。
軟便や下痢がおこる原因ですが、消化不良などにより大腸からの
水分吸収が上手く機能していない場合や、まだ水分吸収が不十分で、
排泄される段階ではない便が、何らかの原因で排泄されてしまった場合
などがあります。
下痢や軟便は「小腸性下痢」と「大腸性下痢」とに大別されます。

1.小腸性下痢
小腸は食べた物の消化・吸収を行っています。小腸に異常があり下痢が
起こる場合は、1回の便の量は多いけれども排便回数はそれほど増えません。
便の性状は様々でややですが、粘液や鮮血が混じることはほとんどありません。
また、小腸に出血がある場合は、便の色が黒っぽくなってきます。
小腸性下痢が長期にわたって続くときは、合併症状として体重の減少や嘔吐、
脱水などが見られます。

2. 大腸性下痢
大腸は水分吸収を行っています。大腸に異常があって下痢が起こる場合は、
1回の便の量は正常か少なめの傾向があり、排便回数は頻回になります。
便の性状は軟便で粘液が混ざっていることが多いです。
大腸で出血がある場合には、血便が見られることもあります。
大腸性下痢では、体重の減少はあまり見られません。

ごんごん様のトイプードルちゃんは下痢が続いており、
下痢2日目からはゼリー状の便が出て、
今は水っぽい液体が出ているような状態とのことでございますので、
「大腸性下痢」の可能性があるのではないかと思います。
ワンちゃんの下痢の原因は多岐にわたります。
一般的に、大腸性の下痢が続く場合に考えられる疾患を以下に
あげさせていただきます。
【大腸性の下痢の主な原因】
1. 食事性:
食べ過ぎ、一気食い、傷んだ食べ物、食物アレルギー、フードの変更、
乳糖不耐、中毒、繊維反応性大腸性下痢など
2. 大腸炎
細菌、ウイルス、原虫や寄生虫の感染、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎)など
3.異物:おもちゃやビニールなどの摂取など
4.大腸腫瘍
5.肛門周囲の疾患:肛門嚢炎や会陰ヘルニアに伴ったもの
6.その他:腎不全や肝不全、ホルモン疾患などの基礎疾患がある場合など

ごんごん様のトイプードルちゃんは、下痢がみられるより前にお食事の変更や、
新しいおやつの追加のような、食事内容の変更などはありましたでしょうか。
食事の変更や環境の変化などでお腹の調子を崩した場合に下痢が
みとめられることがあります。
この様に原因がはっきりとわかる場合には、原因を取り除く事(食事を元に戻したり、
新たに加えたおやつをやめる)が重要です。
また、食事アレルギーの場合には、食事中のアレルゲンとなっている
食材(主にタンパク質)に過敏に反応して下痢や嘔吐を呈します。
治療はアレルゲンを除去することが必要となってきますので、
アレルゲンとなっている食材を含まない除去食や食事アレルギーの原因と
なりにくい加水分解タンパク質(ある程度小さく分解したタンパク質)で作られた
食事に変更することで症状の改善が認められる可能性もあります。

下痢が徐々に悪化してくると便に多量の粘膜や血液が混じったり、
栄養がしっかりと吸収できずに体重が減少してしまい、体力が落ちてきて
しまいます。
ごんごん様のトイプードルちゃんは下痢が見られてから4日間ほど経過して
いらっしゃるとのことですが、
お話をお伺いしたところ、下痢が快方に向かっているご様子ではないようなので、
取り急ぎご返信とさせていただいております。
あまり様子は見ずに、動物病院で診察していただいた方がよろしいでしょう。
下痢だけでなく嘔吐などの症状も見られた場合には脱水症状を起こすことも
ございますので、元気や食欲や吐き気のご様子についても良く見て
いただけたらと存じます。

病院に来院する際には便の状態を先生にも見ていただいた方が良いと言われて
おりますが、タイミングよく便が取れないという事もございます。
その場合には、便の持参が無くても診察は可能でございますのでご安心ください。

ごんごん様はフード量を減らしてふやかしてお食事を与え始めたとのことで
ございますね。
下痢をしているときには消化器官の負担を軽減するためにお食事を控えめに
することがございます。
ただ、お食事の量を調整しても下痢が続いていらっしゃるので、
腸内環境の改善を図るための抗生剤や整腸剤などのお薬が必要になる
可能性がございます。
下痢の治療は、その原因によって様々となりますので、
診察していただき、適した治療法を選択いただけたらと思います。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、
お気軽にご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

一日も早くごんごん様のトイプードルちゃんが元気になり、
ごんごん様やご家族様と一緒に楽しくお過ごしいただける事を祈っております。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申しあげます。