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噛みつき
投稿者:ちゃーみー
投稿日:2016/10/30(Sun) 22:15
No.4524
ビーグルの生後4カ月弱の女の子です。我が家に来て1週間が過ぎましたが甘噛みが激しく、歯形が残ったり、噛まれて出血することも度々です。しつけスプレーなども試してみましたが、殆ど効果はありません。効果的なしつけ方法を教えてください。
Re: 噛みつき
- 愛玩動物飼養管理士 三留
2016/11/01(Tue) 15:55
No.4528
ちゃーみー 様秋色をまとい始めた木々の葉の美しい頃ですが、ちゃーみー様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。この度は、ご相談いただきまして、誠にありがとうございます。早速ご案内させていただきますが、一般的なご案内となりますこと、何とぞご了承ください。1週間前にビーグルちゃんをお迎えになられたとのことでございますね。子犬ちゃんの時期は、エネルギーがありあまって興奮しやすく、「可愛いけど、思ったより大変」「目が回りそう」とおっしゃる方が多いのですが、いかがでしょうか。さて、ビーグルちゃんの甘噛みについてのご相談でございますね。子犬ちゃんの乳歯は生後2、3か月で生え始め、その後抜けて、8か月ごろを目安に永久歯が生えそろいます。この期間は、子犬ちゃんの口の中はむず痒いこともあり、何かにつけて噛みたがり、例外がないといって良いほど噛んで飼い主様を困らせます。子犬ちゃんの乳歯はとがっていますし、夢中になって噛みますので、噛まれると痛くて、「これでは甘噛みとはいえない」と心配になってしまわれることが多くみられます。永久歯が生え揃った後は、むず痒さは治まってきますので、かまなくなるのが多いのですが、ワンちゃんは、「自分がした行動の前後にどのようなことがあったか」ということをもとに、行動を選択するようになりますので、「噛んだら構ってもらえた」という経験をすると、「噛むこと=良いことがあった」ということになり、その後も噛み続けることもあります。したがいまして、噛んだあと、「面白い」、「構ってもらった」、「楽しい」とワンちゃんが感じる行動をご家族様がなさらないことが重要でしょう。例えば、噛んだことを叱っているつもりでも、高くて大きな声で叱ってしまうことでワンちゃんからみると、「楽しくなってしまう」、「余計に興奮する」という状態になっていることもよくみられます。叱る際には、噛んだその瞬間、毅然とした低くて落ち着いた声で、落ち着いた態度でお叱りいただくことが重要でしょう。「いけない」、「ダメ」など、ご家族様の間で叱るときの言葉を決めていただくとよろしいでしょう。ワンちゃんがした行動に対し飼い主様がいつも同じ対応をなさることでワンちゃんは毅然とした飼い主様のご様子を落ち着いたものとしてとらえ、あの時も、この時も、噛んだら、楽しいことがなくなった、という経験から噛んでも良いことがない、噛んではいけないということを理解していくでしょう。反対に感情で叱って大騒ぎになってしまうと、ワンちゃんを余計に興奮させたり、飼い主様への信頼が減じてしまったりすることが懸念されます。落ち着いて対応いただくことが望ましいでしょう。成犬になってからの噛みには、この他にも「とっさに自分を守るために噛む」、「自分の力を示すために噛む」、「嫌なことを止めてもらうために噛む」などということもあります。したがいまして、子犬ちゃんの甘噛みの対応は「噛んだら良いことがない」ということを根気強く教えるとともに、「人の手は良いものだ」、「飼い主様は頼もしく、しっかりと自分を率いてくれるから安心だ」、「噛んでも嫌なことを止めてもらえない」という経験を積み重ねることがたいへん重要になります。子犬ちゃんといっても、噛まれると痛くてたいへんですが、「痛い」「怖い」という飼い主さんのマイナスの感情をみせると、ワンちゃんが強気になってしまうことがあります。噛まれても、毅然とした強い表情でいらっしゃるほうが良いでしょう。中には、噛んだら手でワンちゃんの口を押さえるなど、飼い主様の手をご利用なさって叱ることもあるようですが、「人の手が怖い」という状況を作ると、怖くて自分を守るために噛む、という状況が今後生じてしまうこともあります。これから長いこと、共に暮らす上で、「人の手は良いものだ」という経験をたくさんさせていただくためにも、できれば手でお叱りにならないほうが望ましいでしょう。子犬ちゃんの様子をご覧になり、遊んでもらうことを期待して噛んでいるようであれば、「噛んだら遊んでもらえなくなった」という状態を作ってもよろしいでしょう。例えば、噛んだら、ちゃーみー様も他のご家族様も、その場を立ち去ってしまうというのはいかがでしょうか。噛んだらワンちゃんをケージに戻す、という方もいらっしゃいますが、ワンちゃんにとって、くつろぐ場所であり、安全で安心なケージが叱られるということと結びついて、自分のケージが好きな場所でなくなってしまうようになることがあります。ワンちゃんの遊ぶスペースをある程度制限していただき、安全な状況にしていただいた上で、噛んだり、皮膚に歯をあてたら、ワンちゃんをその場に残したまま、ご家族様が皆様立ち去るのも一つの方法ですし、あるいは叱ったときに入れ、最初は平気で一人遊びをしているかもしれませんが、「おかしいな、いつも噛むと、遊んでもらえなくなってしまう」と分かる時が来ると思います。ワンちゃんが望ましい行動をした後には、「褒める」など、ワンちゃんにとって嬉しいことをしていただくことで、「それは良い行動だよ」ということを教えてあげましょう。 良い状態を作るように誘導して、それを褒めることもワンちゃんとの生活を共にする上で大切なことです。「噛まない状況」を作り、「噛まないでいたら良いことがあった」という経験をさせてあげましょう。例えば、ビーグルちゃんがちょっかいを出そうと、ちゃーみー様の手や足を狙っている気配をお感じになったら、噛む前にオモチャなどで気持ちをそらし、オモチャで遊ぶように仕向け、噛まない状態を作るというのも一つの方法です。なお、ご注意いただきたい点ですが、噛んだ後オモチャなどに興味をそらすと「噛めばオモチャで遊べる」という経験を子犬ちゃんにさせてしまうことになりかねません。したがいまして、例えば、ケージから出てお部屋の中をひとしきり夢中で走り回った後、ご家族様の手を噛む、というのがいつものお決まりの行動だとすると、走り回った後、噛む前に、お気に入りのオモチャをみせたり、オモチャをさっと投げて遊ばせる、などはいかがでしょうか。焦って「何とか止めさせなくては」と手で叱ったり、飼い主さんが興奮しすぎてしまったりして、「人の手が怖い」などと恐怖や不安定さを感じる状況は、成犬になってからも影響を及ぼすことが多いので、長い目でみること、急がないという姿勢も大切なのかもしれません。ワンちゃんとの生活では、ブラッシングや歯磨きなど、さまざまなお世話をしていただく必要があります。「嫌だから、止めて欲しくて噛む」という行動については、噛んだ瞬間に、飼い主様は「いけない」などと一言おっしゃって、後は「平然と余裕の笑顔でブラッシングを続ける」というように、「噛んでも止めてもらえない」という状況を作るとよろしいでしょう。もちろん、ブラッシングをしている間に無理をして痛い思いをさせないこと、ブラッシングって気持ちが良い、という経験にしてあげることはたいへん重要です。そして、ブラッシングをしたら、ご褒美になることをしてあげたり、与えていただくとよろしいでしょう。ビーグルちゃんの月齢は、成長著しい時期でもありますので、健康管理のためには睡眠をしっかりととることが重要な時期です。ただ、好奇心旺盛な時期でもありますので、遊びたがりますが、十分な睡眠時間をとることがたいへん重要です。構い過ぎない、ということも大切でしょう。ケージをタオルケットなどで覆うなどしていただき、周囲が気にならない状況を作っていただき、遊びたいと子犬ちゃんが騒いでいても知らん顔をしていればそのうち、すやすやと寝息をたてると思います。そして、静かにしている時に良いことがある、と教えるためにも、またワンちゃんが静かに落ち着いているときに、ケージから出して遊んであげるようにしましょう。ビーグルちゃんはお家に少しずつ慣れてきましたでしょうか。すやすやと眠る顔には癒されますね。ビーグルちゃんは、人間の猟を助けてきた能力の高い、エネルギッシュな犬種です。エネルギーを発散できていないと、噛んだり吠えたりする行動に結びついてしまうことがありますので、これからの生活で、お散歩などを通して十分な運動を確保していただくことは大変重要です。お散歩はワクチン接種が終わり、抗体が十分についてからです。ビーグルちゃんが、まだワクチンが終わっていないのでれば、社会性を育むためにも、抱っこやキャリーバッグなどをご利用いただき、安全に十分ご注意いただいた上での散策などを通して、外の気持ちよさなどを味あわせていただくのもよろしいでしょう。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用ください。電話番号は、あんしんサービスセンター0800-888-8256です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。ビーグルちゃんのお健やかにご成長を心からお祈り申し上げております。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。
無題
投稿者:ベル
投稿日:2016/10/26(Wed) 16:37
No.4521
ドックフードを食べてくれません。以前までウェットフードをかけていたのですが、食べなくなりました。フードを変えて試して見てますがどれも好きではないのか食べません。どうしたらいいのでしょうか?
Re: 無題
- ペット栄養管理士 三留
2016/10/28(Fri) 13:43
No.4522
ベル 様真っ青な秋の空が爽やかな頃ですが、ベル様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。この度はご相談を頂きましてありがとうございます。ベル様のワンちゃんのお食事についてのご相談でございますね。早速、お問合せにつきましてご案内をさせて頂きますが、一般的なご案内となりますことを何卒ご了承下さい。ベル様のワンちゃんがドッグフードを食べなくなったとのことでございますね。ドライフードにウェットフードをかけた状態で以前は与えていらっしゃったとのことですが、ウェットフードをかければ食べていたのが、最近はかけても食べなくなったということでしょうか。あるいはウェットフードの部分だけは食べるということなのでしょうか。保存性に優れたドライフードは水分含有量がおよそ9%程度ですのでどうしても嗜好性が低い傾向にあり、水分をたくさん含んだ美味しい食事があることが分かってくると、ドライフードを食べたがらなくなることはよくみられます。ベル様がなさっているようにウェットフードをご利用なさる以外にも、ササミなどを細かく刻んでドライフードに和えて与えるなどという方も多いのですが、美味しい部分だけなめ取りドライフードだけを残すというワンちゃんも多くみられます。なお、ワンちゃんが食べなくなった場合、このような嗜好性の問題であることもありますが、中には体調が思わしくないという場合もあります。ベル様におかれましても、ワンちゃんのウンチの状態など以外にも、「吐いていないか」「元気がいつもと同じようにあるか」など、全身の様子をご覧になり、「いつもと違う」、「何か心配」というようなことがあれば一度動物病院さんの診察をお受けになるとご安心でしょう。一過性の食欲不振やお腹を休めたいというようなときは、食事量を減らすことで消化器の負担を減らしてあげることができます。ワンちゃんもその日により食欲がある日もあれば、ない日もあるでしょうし、自然と食べる量を調節していることもあるのかもしれません。体調面で問題がない場合には、一度食事量を確認していただくことも大切でしょう。ワンちゃんに与える食事量の目安はドライフードの容袋に記載されていますが、これはあくまでも目安ですので、運動量、季節、体調、体質などによって1〜2割程度調節していただくように作られています。「これだけは食べさせたい」という分量ではなく、目安ですので、食の細いタイプのワンちゃんであれば少し減らしていただき、お散歩にたくさん行き、食べたあとも食器をペロペロなめ名残惜しそうにみている、やせ気味というワンちゃんであれば少し足すなど、調節していただければよろしいでしょう。また、成長の段階で食欲に変化がみられることもございます。子犬ちゃんの時期は健康維持のためだけではなく成長のための栄養やカロリーが必要ですので、子犬ちゃんの体が要求する栄養やカロリーも多く、またたくさん食べようとします。しかし、成長が落ち着いてくる7〜8か月くらいになると食欲が落ちてくる時期があります。したがいまして、子犬ちゃんのドッグフードの供与量でもこの頃になると食事量を減らすように作られている子犬ちゃん用のフードが多いようです。もしベル様のワンちゃんが幼犬用のお食事を食べている子犬ちゃんで、成長が落ち着いてくる段階に入っているのであれば、この点も確認いただければと思います。この他にも、フードを食べないと、「もっと食べましょうね」と声をかけてもらえる、もっと美味しいものがもらえる、と、食べないでいると良いことがある、構ってもらえる、とワンちゃんが思ってしまっていることもみられます。愛情に貪欲で、大好きな飼い主さんに構って欲しくて仕方がないのがワンちゃんです。ワンちゃんの状態が望ましいときに構っていただき、褒めていただくことが大切でしょう。ワンちゃんが少しでも食べたとき、「すごい」「お利口」と褒めていただくようになさり、食べないでいるときには知らん顔をなさっているのも一つの方法でしょう。また、最初から食器の中にたくさん用意をなさるのではなく、「これぐらいなら食べる」というくらいを用意いただき、食べたら褒めて、足す、というようになさってはいかがでしょうか。食事を出したままにして、いつでも食べられる、という状況はフードも劣化し、食べることに対する喜びをワンちゃんが感じ難くなってしまうかもしれません。あるときに食べなくては困る、と感じさせてあげるためにも、15分程度して食べなかったら、さっと片付けてしまいます。食べ方が少なくて心配なときは、1〜2時間したら、再度、食事の時間にしてもよいでしょう。ドライフードとウェットフードを和えて与えていらっしゃるのであれば、ウェットフードのカロリー分だけドライフードは少なくても良いということになりますし、オヤツなどを含めて一日に摂取する分をトータルに考えていただき食事量を把握いただくことも大切でしょう。お腹が空いていない様子であれば、運動量を増やして食欲を刺激してあげることも必要かもしれません。長めのお散歩をして、お腹が空いたという状態でご飯を与えていただくようになさると思いもかけず、ワンちゃんは食べてくれるかもしれません。お腹をすかせるため、というだけではなく、ワンちゃんは消化に時間がかかりますし、胃拡張・胃捻転などの疾患を防ぐためにも、食べた後はゆっくりと休ませてあげるように、お散歩に行ってからご飯をお与えになることが大切でしょう。お食事のときにはワンちゃんに「オスワリ」「待て」をなさって、少しじらし気味になさるとよろしいでしょう。 「食べることが嬉しいことだ」とワンちゃんが感じ、楽しい雰囲気に思わず食べてしまうよう「いいものをあげるよ」という表情で与えていただくことも大切です。ベル様はいろいろなドッグフードを試していらっしゃるとのことですね。ペットショップさんや動物病院さんにおいてある小袋のサンプルをオヤツ代わりに与えてみて様子をご覧になるのも一つですが、「食べないでいると美味しいものがでてくる」と思っている場合には、すぐに別のフードに変えてしまうと悪循環になり、逆効果のこともあります。その場合は、ある程度嗜好的にあうフードであれば、食べなくても知らん顔をなさって、少量であっても「食べたら褒める」、運動量を増やすということをなさりながら、様子をご覧になられてもよろしいでしょう。どうしてもドライフードを食べないこともあるかもしれませんが、ご家族様が食事に使われる食材や嗜好性の高いウェットフードなどと和える以外にも次のような方法もございます。◇嗜好性を増す方法1.温めてみるドライフードにお湯などをかけてお食事の匂いを立たせてみましょう。ワンちゃんは人よりはるかに嗅覚がすぐれています。ドライフードにお湯をかけて温めることで、食事の香りを漂わせることができて食欲が増すことがあるようです。なお、熱湯をかけるとせっかくのドライフードの栄養が壊れてしまうことが懸念されます。お湯をご利用になるときは、沸騰した状態ではなく、少し冷ました状態でなさることをお勧めいたします。2.お肉やお野菜を和える脂身の少ない赤身やササミなどを湯がいて細かく刻んでいただき、よく混ぜ合わせて、美味しい匂いをドッグフードにも移して与えてみましょう。少し温めたこのような食材やウェットフードなどをドッグフードと分けることができないくらいよく和えて与えていただくほうがよろしいでしょう。なお、鶏肉や魚の骨を間違って与えてしまうと、先がとがって危険ですので、注意深く取り除いてください。お肉やお野菜を和える際に注意いただきたい点ですが、総合栄養食であるドッグフードは、すでに栄養のバランスが整えてあるため、加える食材の量は全体の1割程度に抑えていただき、栄養のバランスを崩さないようにしましょう。また、特に初めて与える食材に関しては少量を1種類から与えていただき、嘔吐や下痢、痒みはないかを確認しましょう。もしもこのような症状がみられたらその食材は与えるのを控えましょう。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用ください。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。ベル様とワンちゃんの笑顔に溢れる毎日を心から応援いたしております。今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。
吠えについて
投稿者:コロコロ
投稿日:2016/10/23(Sun) 10:31
No.4519
ミニチュアダックスの吠え癖についてのご相談です。8歳のオスで、もともとよく吠える子ですが、このごろは家にいるときは無駄吠えはなくなっていました。それが、先週体調を崩して体調が戻ってから、なぜか要求吠えが増えているように感じます。体調が悪いのかとも思ったのですが、観察している限り体調は戻っているようで、要求吠えのように思えます。体調を崩したことによって、甘えて吠えるようになったのでしょうか?このような例があるのか教えてください。宜しくお願いします。
Re: 吠えについて
2016/10/25(Tue) 17:57
No.4520
コロコロ 様爽やかな秋の空が美しい頃ですが、コロコロ様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。この度は、ご相談をいただきまして、誠にありがとうございます。早速ご案内をさせていただきますが、一般的なご案内となりますことを何とぞご了承ください。先週、ミニチュアダックスちゃんが体調を崩されたとのこと、ご心配でございましたね。その後、回復をされ、元気なご様子をご覧になられて、ほっと一安心なさっているかと存じます。その後、ミニチュアダックスちゃんのご様子はいかがでしょうか。このところ、朝晩と昼間の気温差が大きく、体調を崩すワンちゃんが多い時期でもございます。どうぞお大事にお過ごしください。大切なワンちゃんの体調が思わしくないと、飼い主さんは、大丈夫だろうか、様子はどうだろうか、といつもよりずっと多く、視線を配り、注意を向けると思います。ミニチュアダックスちゃんも、コロコロ様の優しさや心配りがあって、回復をなさったかと存じますが、そんな中で、コロコロ様がおっしゃるように、甘えて要求する吠え、をするようになったのかもしれませんね。ワンちゃんはそれぞれ、自分がした行動の前後に周囲に何があったかということをもとに、さまざまな経験を選択するようになります。ミニチュアダックスちゃんが吠えた後、たまたまでも要求が叶った、良いことが起きた、という経験をすれば、「要求する時は吠えれば良い」ということになってしまいます。要求吠えについては、「吠えても要求を叶えない」ことが大切なことは、ご高承のことと存じますが、このことがなかなか難しいことです。ワンちゃんは成功体験にはたいへん強く執着しますので、一度、「何かしてもらう時には、吠えればいい」と思うと、かなりしつこく、吠えることにこだわり、何時間でも吠え続けるということも多くみられます。ここで無視をし続けることが、「吠えても無駄だ」と教えることになるのですが、たいへん難しく、我慢しきれず構ってしまうと、「がんばった甲斐があった」と吠えることがどんどんワンちゃんの中で大切な手段となってしまいます。吠えたとき、「どうしたのかしら」という表情で様子をご覧になるだけでも、ワンちゃんにとってはご褒美になります。「とにかく構ってほしい」というのがワンちゃんですので、ミニチュアダックスちゃんが何か要求があって吠えたとき、コロコロ様やご家族様は視線をミニチュアダックスちゃんに向けたり、吠えたタイミングに心配そうにしたり、近づいたりすることもなさらないほうがよろしいでしょう。一方で、嬉しいことは、吠えたときではなく、静かに落ち着いているときにある、と教えていただくことが重要です。そのために「オスワリ」などを指示する言葉として、お使いになられるのも効果的でしょう。 例えば、「オスワリ」の指示に従い落ち着いたら、大好きなお散歩にいく、ケージから出ておもちゃで遊ぶ、というようになさるとよろしいでしょう。あるいは、ご帰宅なさったご家族様に、ミニチュアダックスちゃんが「おかえり」とばかりに吠えて興奮しているのであれば、落ち着いて静かになるまで知らん顔をなさって、落ち着いたら「ただいま」と声をおかけになられることで、落ち着くと良いことがあった、という経験をさせてあげることが望ましいでしょう。体調を崩した後、ワンちゃんがこれまでより吠えるようになった、行動に変化がみられるようになった、ということは良くみられます。ワンちゃんは環境の変化に敏感ですし、いつもと違うことに大きく反応します。行きなれない病院への通院、飼い主さんと離れて診察室でがんばった・・・などということもあると思います。病院で一緒にいたワンちゃんが良く吠えるワンちゃんで吠えるようになった、などということもみられます。ミニチュアダックスちゃんは体調を崩したのが先週とのことですので、体調を崩したときの余韻や不安な気持ちが残っていて、いつもよりコロコロ様はじめ、ご家族様を求める気持ちが大きくなっても仕方がない時期だと思います。あるいは、回復したように傍目にみえたり、ミニチュアダックスちゃん自身もそのような気持ちであっても、まだ完全に本調子とはいえない可能性もあります。 痛みや違和感などが体のどこかに残っていれば、吠えるということにつながることもあります。これから、ミニチュアダックスちゃんの吠えも落ち着いてくる可能性もありますので、ゆっくりと様子を見守っていただく姿勢も大切でしょう。いつでも、どんなときも、コロコロ様やご家族様が、ミニチュアダックスちゃんを守っている、だから何も心配しなくてもいい、ということを感じさせていただくよう、落ち着いて対応していただければと思います。なおアニコムでは、電話でのしつけ・健康相談サービスも行っておりますので、お気軽にご利用ください。電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256 です。平日9:30〜17:30 / 土日祝9:30〜15:30土日祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。なお、日・祝日および年末年始はお休みさせていただきます。落ち葉を踏みしめてのお散歩が楽しい季節でございますね。コロコロ様とミニチュアダックスちゃんの笑顔いっぱいの毎日を心から応援いたしております。今後ともアニコムをよろしくお願い申し上げます。
耳のできものについて
投稿者:シマネコ
投稿日:2016/10/19(Wed) 12:21
No.4515
14歳のメス猫(避妊済)の相談です。先日、左耳の付け根に5ミリ程のできものを発見しました。形状は米粒のようで、色は黒、固く、境界もはっきりしています。触ると嫌がりますが痛そうというより、耳をしっかり触るのが嫌なような仕草をします。今まで特に気にしてなかったのが突然発見されたので驚き、病院へかかりましたが、老いに伴うものの場合も腫瘍の場合もあるということで、特に大きさも測ってくれなかったため、素人目で様子を見るのも不安です。老いに伴うものと悪性腫瘍とは、見た目だけではわからないものなのでしょうか?また、老いに伴うものであってもレーザーなどで処置してもらう方が良いのでしょうか?今後の対応はどのようなものが考えられるでしょうか?なるべく痛いのは避けてあげたいと思う反面、悪性腫瘍で進行してしまうのも怖いので、今後どのように対応していけばいいか悩んでおります。なお、その際に血液検査をしたところ、BUNの値が、37と範囲を超えていましたが、これは何かを意味していますょうか?よろしくお願いします。
Re: 耳のできものについて
- 獣医師 山田
2016/10/20(Thu) 16:43
No.4517
シマネコ 様さわやかな秋風が吹く季節となりましたが、シマネコ様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。この度はご相談いただきまして誠にありがとうございます。お問い合わせについてご案内させて頂きますが、実際のご様子を拝見していないため、一般的なご案内となりますことをご了承下さい。14歳のネコちゃんの左耳付け根に「できもの」を見つけられたのですね。突然のことでシマネコ様もさぞご心配なことと、お気持ちお察しいたします。皮膚や耳の周囲にできる「できもの」には、加齢によってできるようなイボのようなものや、良性の腫瘍、場合によっては悪性腫瘍ができる可能性がございますし、その他にも炎症や化膿などがしこりやできもののように見えている場合もあります。また「できもの」は外見だけで腫瘍かどうかを判断することはできません。経験のある獣医師の先生であれば、おおよその見当はついたとしても、実際に診断を下すためには、その「できもの」自体を詳しく調べる検査をしなければなりません。検査の方法としては以下のような方法があります。【細胞診検査】・「できもの」に針を刺して組織の一部を採取し、その中の細胞を調べる【組織生検】・「できもの」の一部、またはすべてを摘出し、組織を調べる細胞診検査は、細い針を「できもの」に刺して細胞を採取し、スライドグラス上で染色し、顕微鏡で観察する検査になります。これはどうぶつへの負担が少ない検査ですが、わずかな細胞での検査となるため、この検査だけで悪性、良性の判断は難しい場合もあります。大まかに腫瘍か、もしくは腫瘍ではないのかを知るための検査と考えていただくと良いでしょう。一方、組織生検とは「できもの」の一部、またはすべてを摘出して、その組織を調べる検査になります。切開や切除によって組織を採取することから、どうしても鎮静や全身麻酔が必要な事が多いです。そのため、動物の身体にかかる負担は細胞診検査よりは大きくなります。ただ、組織を採取してきますので、細胞診より確実な検査結果が期待できます。シマネコ様は、なるべくネコちゃんへの負担を軽減されたいとのお考えのようでございますので、まずは細胞診検査など、身体の負担が少ない検査などご検討いただいてはいかがでしょうか。検査により「できもの」が腫瘍なのか腫瘍ではないのか、イボのようなものなのか、大まかなところをご確認いただけたらご安心でしょう。もし悪性の腫瘍のようではなく、良性の腫瘍やイボの可能性が高いということであれば、大きさの変化がないかどうかなど経過を観察していただけたらと思います。なお、良性腫瘍やイボだった場合でも、ネコちゃんが気にしてしまい、引っ掻いて出血を繰り返すようであれば、麻酔下での外科的切除やレーザーによる治療も必要かもしれません。麻酔下での切除は全身の負担が少し大きくなりますが、レーザーの場合は麻酔を使用しない(※イボの大きさやネコちゃんの性格にもよります)というメリットもありますので、かかりつけの先生にもご確認いただけたらと思います。万が一、悪性の腫瘍の疑いがあった場合、その腫瘍を小さくしたり、なくすためには、基本は外科的切除になりますが、腫瘍の種類によっては抗がん剤や放射線治療という選択肢もございます。ただ、年齢や基礎疾患などによってはそれらの治療が難しい場合もございます。その場合には、免疫を高める免疫療法や疼痛を緩和する治療など、そのどうぶつさんに合った治療方法を飼い主様と主治医の先生とでお話合いになり、どうされるか決めていきます。シマネコ様のネコちゃんは14歳とのことでございますので、ネコちゃんへの負担は極力かけたくないというお気持ち、大変良く分かります。まずは、できものの大きさが急激に変わらないかどうか、ネコちゃんが気にしている様子が無いかどうかなどを観察していただき、少しでも変化があるようであればすぐにかかりつけの先生にもご相談していただけたらと思います。次に、BUN(尿素窒素)についてご案内いたします。尿素窒素とは、血液中に含まれる尿素のことをいい、尿素とは体内でタンパク質が分解されてできる最終代謝産物のことを言います。タンパク質は被毛や筋肉などを作るために必要なアミノ酸を供給するだけでなく、酵素やホルモン、病気に対する免疫反応の担い手となる抗体などの構成成分にもなる重要な栄養素です。このタンパク質が体内で分解されると、アンモニアが発生します。このアンモニアは有毒なため、肝臓で無毒な尿素に代謝されます。尿素は腎臓の糸球体で濾過されて、尿中に排泄されますが、腎機能が低下していると、尿素の排泄量が減少するため、血液中の尿素量が上昇します。そのため、尿素窒素は腎機能検査として用いられています。一方で、食事や窒素代謝、肝機能など腎臓以外の影響によってもBUNの値は変化するので、結果の解釈には注意が必要です。例えば、腎臓の働きが悪くなると尿素窒素(BUN)は高値になりますが、食事内容(タンパク質の摂りすぎ)や脱水、循環不全、消化管出血等の腎臓以外の影響でも尿素窒素の数値は高くなるのです。ネコちゃんの尿素窒素の基準値は検査機器にもよりますが、おおよそ16〜33mg/dL程度となりますので、シマネコ様のネコちゃんは少し基準値よりも高めとなります。ネコちゃんは高齢になると腎機能が低下し腎不全を起こすことが多いのですが、その際にはBUNだけではなく、クレアチニン(Cre)の数値などもあわせて判断します。そのため、BUNが37mg/dlという数値だけでは、年齢とともに少し腎機能が低下してきているのか、それ以外の影響なのかのは、その他の項目も併せて総合的な判断が必要になります。今回の血液検査の結果で、特に先生から腎機能についてお話がなかったようであれば、おそらく今は問題ないという判断だと思いますが、定期的な血液検査をお受けいただき、数値が上がっていかないか確認していくことをお勧めいたします。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、お気軽にご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。季節の変わり目のため体調管理が難しい時期でございますので、シマネコ様もお体ご自愛ください。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。
血小板減少症
投稿者:ちーちゃん
投稿日:2016/10/16(Sun) 01:20
No.4508
6歳のシーズーです。4日前の10月12日より赤紫の斑点が見られ、すぐに病院に連れて行きました。血液検査の結果、血小板の数値がが0と言う事で、「血小板減少症」と言われました。他の数値に異常は見られないそうです。原因は不明。ステロイド注射を2日間しましたが、血小板の数値が0のまま変わらず、免疫抑制剤に変わりました。まだ1日飲んで結果変わらず、2日目に至る。もう2,3日しても数値が上がらなかったら、点滴治療のため入院することになるようです。現在、血液検査のみなのですが、]線など他の検査をしておりません。原因究明の為にするべきでしょうか?医師からは何も言われておりませんが、ネットなどでは検査をする、と見ます。医師にお願いすべきでしょうか?現在のシーズーの様子は、普段より元気がないかな?!ダルそうかも。普段より、動いた後に息遣いが荒いかな?!昨日より食欲が落ちているように感じるが、元々フードの食いつきが悪いので、運動していないせいなのか?美味しいモノは食べたがり、食べます。まだそんなにハッキリとした日々の違いは感じません。また、セカンドオピニオンをした方がいいのか…その際は、現在の病院に断りを入れて行くものなのでしょうか?よろしくお願いします。
Re: 血小板減少症
2016/10/18(Tue) 14:08
No.4512
ちーちゃん 様朝晩はだいぶ涼しく感じられるようになりましたが、ちーちゃん様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。6歳のシーズーちゃんが血小板減少症で治療中とのこと、ちーちゃん様のご心配なお気持ち、心からお察しいたします。早速ご案内させていただきますが、実際のシーズーちゃんのご様子を拝見しておりませんので、一般的なご案内となりますことをご了承下さい。血小板は骨髄にある巨大角細胞の細胞質から産生され、約65%〜70%は循環血液中に、残りは脾臓に分布しています。血小板は血液凝固の役割を担っており、ワンちゃんが出血をした場合などの止血に重要な役割を果たしています。血小板が減少する原因としては大きく以下の4つに分けられます。1. 血小板の産生低下や産生不全(骨髄での血小板産生機構の異常などによるもの)2. 過剰な血小板の消費(出血や播種性血管内凝固などによるもの)3. 血小板の破壊(免疫介在性などによるもの)4. 肝臓や脾臓内への血小板の隔離血小板が減少した際の症状としては、止血の働きをする血小板が減少してしまうことで、皮膚に紫斑(ぶつけた訳でもないのに内出血がおきている様子)や点状出血がおきたり、鼻出血や血尿、歯肉からの出血、血便などの症状が起こります。血小板が減少している原因を追究するためには、血液検査やレントゲン検査、超音波検査などの画像診断や場合によっては骨髄生検といって、骨髄の検査が必要な場合もございます。検査だけではなく、視診、問診、触診、聴診などの身体検査も大変重要で、総合的に判断いたします。また、場合によっては確定診断のための検査ではなく、原因を絞り込むための「除外診断」として検査を実施することもございます。ちーちゃん様のシーズーちゃんは血液検査のみ実施とのことでございますが、現在、ステロイドの注射、また免疫抑制剤での治療を開始していらっしゃることから、おそらく先生は免疫介在性の血小板減少症をお疑いなのかと思います。免疫介在性の血小板減少症の発生原因ははっきりとわかっていませんが、感染や遺伝的などの素因も原因の一つではないかといわれています。ワンちゃんの体の免疫機能がなんらかのきっかけで、自身の血小板を破壊してしまい、様々な症状を示します。この免疫介在性の血小板減少症では、骨髄での産生が低下するのではなく、産生はされてはいるが破壊されてしまうために減少します。そのため、治療は血小板を破壊する免疫機能を抑えることになります。一般的には免疫抑制効果がある副腎皮質ホルモンを投与しますが、症状によってはその他の免疫抑制剤なども投与します。治療への反応には個体差があり、すぐに反応して血小板が増えてくるワンちゃんもいれば、ステロイド剤等に反応が乏しいワンちゃんもいます。ステロイド剤や免疫抑制剤による治療を行っても、あまり効果が見られない場合には、改めて診断の原因について考え、追加で検査が必要なこともございます。セカンドオピニオンとは、より良い決断をするため、専門的な知識を持った第三者に意見を求めることであり、人の医療ではセカンドオピニオンをお受けになることは一般的であり、重要なことだと認識されてきていますし、どうぶつさんの医療でも同様です。ちーちゃん様はセカンドオピニオンをお考えとのこと、かりつけの動物病院の検査の設備いかんによっても、セカンドオピニオンをお受けいただくことは、重要な一つの方法といえるのではないでしょうか。意見を求めた先生にこれまでの治療経過などを把握していただき、より適切な助言をいただくためにも、セカンドオピニオンを受診される場合には、かかりつけの先生にその旨をお話しいただき、かかりつけの病院で行った検査内容や治療内容、飲んでいたお薬などについてまとめた「紹介状」を作成していただくほうが望ましいでしょう。かかりつけの先生にはセカンドオピニオンを受診するにあたり、今までの検査結果や治療経過を記載した紹介状を作成してほしいとお伝えいただけたらと思います。紹介状を作成していただくに当たり、費用面ではおそらく「文書料」や「紹介料」というものが発生する可能性がございます。その費用も動物病院によって金額が異なりますので、かかりつけの先生にお尋ねいただければと存じます。シーズちゃんはその後、普段より元気がなさそうだったり、動いた後に息遣いが荒いご様子とのことでございますね。ステロイド剤の副作用として、少し怠さなどが見られる場合もございますが、血小板数が0/μl という事でございますので、食欲や元気の低下が出てもおかしくない状態でございます。少しでもご様子がいつもと違うようであれば、かかりつけの先生にご連絡いただき、診察していただきましょう。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用ください。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256 です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。ちーちゃん様におかれましては、とてもご心配かと存じますが、一日も早くシーズーちゃんが快方に向かい、ちーちゃん様やご家族様と穏やかに過ごせる日が来ることをお祈りしております。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。
- ちーちゃん
2016/10/19(Wed) 01:03
No.4514
回答ありがとございます。薬は、ステロイド注射→シクロスポリン錠→アラバ錠と2日づつ試していき、アラバを1日飲んだ翌日に血小板の数値が1万と出ましたので続けますが、2日目の数値は測定できず0でした。どの薬の作用か特定は難しいが、所見で内出血が消えてきているので、機械で拾えない数値ではあるが、楽観視していいでしょう。との診断になりました。先生に、今は他の検査をする必要はないと言われました。>免疫介在性の血小板減少症の発生原因ははっきりとわかっていませんが、感染や遺伝的などの素因も原因の一つではないかといわれています。>ステロイド剤や免疫抑制剤による治療を行っても、あまり効果が見られない場合には、改めて診断の原因について考え、追加で検査が必要なこともございます。上記を踏まえますと、今現在は特に追加の検査を必要とせずに、このまま治療をしてく事で良いという事。治療の効果が見られない場合、新たに検査を考える。という事で良いですね。安心いたしました。どこかのHPで、原因を究明できていないのに、投薬をはじめてしまったら検査結果に支障が出る…ような記事を読んで困惑しておりました。伺えて良かったです。昨日は上がった数値が出ましたので、このまま医師の指示に従い治療を進めて行きます。血小板減少症について、詳しく教えて頂きありがとうございます!また何かございました時は、どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
2016/10/20(Thu) 12:08
No.4516
ちーちゃん 様この度はご丁寧にお返事を頂戴致しまして、誠にありがとうございます。ステロイド注射→シクロスポリン錠→アラバ錠と2日ずつ試していき、アラバ錠を内服した翌日に血小板の数値が少し改善傾向にあったとのことでございますね。シーズーちゃんの数値に改善傾向があり、安心いたしました。血小板は測定する機器によっても多少数値が異なる場合や、器械で拾えない場合もございます。そのため、数値が低い場合などは、採取した血液の塗抹を作成し、顕微鏡で血小板の有無や大きさを確認いたします。おそらく、かかりつけの先生も検査機器だけでは無く、実際に顕微鏡で確認なさっているのではないかと思います。また、身体検査で内出血も消えてきているということもあり、器械で拾えない数値ではあるけれど、いい方向に向かっているという先生のご判断なのかと思いますので、シーズーちゃんの様子をよく観察して、治療を継続していただければと思います。しかしながら、今後の検査結果やシーズーちゃんの様子によっては、追加の検査が必要になる可能性もございますので、かかりつけの先生とよくご相談いただきますようお願いいたします。治療を開始されたばかりで、ちーちゃん様におかれましては、とてもご不安なお気持ちで日々をお過ごしなのではないかと思います。お気がかりなこと等がおありの際にはお気軽にお声がけください。いつも心から応援いたしております。季節の変わり目のため体調管理が難しい時期でございますので、ちーちゃん様もお体ご自愛ください。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。