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浣腸

投稿者:beatn

投稿日:2014/12/28(Sun) 15:12

No.3821

ソケイヘルニア手術歴あり、のちに再発しているフレンチブル♀避妊済み8歳です。ソケイのこともあるので便秘には気をつけていますが、浣腸するデメリットがあれば教えてください。また、浣腸のうまい下手なんてあるのでしょうか??浣腸によって後々出血があった話も聞くのですが、浣腸すると腸壁の粘膜ははがれてしまったりするリスクもあるのでしょうか?このようなときには内視鏡で確認すべきですか?

Re: 浣腸

- 獣医師 酒井

2014/12/30(Tue) 14:43

No.3823

beatn 様

年末を迎え、何かとお忙しいことと存じますが、
beatn様におかれましてはいかがお過ごしですか。
この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
さっそくご案内をさせていただきたく存じますが、実際のご様子を拝見しておりませんので、
一般的なご案内となりますことをご了承ください。

beatn様のフレンチブルちゃんは鼠径(そけい)ヘルニアの手術後に再発があったため、
便秘にとても気をつけていらっしゃるとのことですね。
そのため、便秘治療の浣腸にデメリットがあるかどうかについてのご相談でございますね。

ご存じのとおり、鼠径ヘルニアは「内股の鼠径部といわれる部位に
お腹の中の臓器や組織が脱出した状態」をいい、
先天的に起こる場合と事故による外傷などで後天的に起こる場合があります。

ヘルニア部分が膨らんでいる以外は無症状なことが多いのですが、
ヘルニア孔に腸が飛び出てしまうことで腸の動きが悪くなった場合、
嘔吐や下痢、便秘、元気・食欲の低下など腸閉塞の症状を起こす事もあります。
腸がきつく折れ曲がったように脱出した場合(絞扼:こうやく)には、
急激なショック症状におちいることもあります。

鼠径ヘルニアの治療は、基本的に手術による整復となります。
ヘルニアが小さくヘルニア内容も脂肪のみである場合には、
大きさや症状に変化がないか注意しながら、経過観察になる場合もありますが、
急に腹圧がかかった場合や、肥満などによってもヘルニアが拡大する可能性があるため、
外科手術が推奨されます。
また、飛び出した臓器が腹腔内に戻せない場合も手術が必要になります。
飛び出した腸管が壊死を起こしてしまうと、生命に関わる事もあるため、
その場合には早期に手術によるヘルニア整復が必要になります。

beatn様のフレンチブルちゃんの鼠径ヘルニアは、
再発後、現在は排便時に腹圧がかからないようにするため、
便秘に注意しながら経過をみられているということでしょうか。

通常、慢性的な便秘や、便秘の予防のためには、
食物繊維の多く含まれる食事によるコントロールを試みます。
排便は毎日のことですので、なるべく薬に頼らず、食事の工夫や水分を多めにとることによって
維持ができるのであれば、それに越したことはありません。

しかし、食事によるコントロールがどうしても困難な重度の便秘症の場合には、
内服薬で便を柔らかくしたり、浣腸によって、便通を促したりする必要があります。

浣腸の処置では、直腸粘膜を傷つけないように、
浣腸液を肛門から細いチューブなどを用いて注入します。
いくら柔らかく細いチューブを使用するとはいえ、異物を直腸内に挿入するのですから、
粘膜を傷つけて出血させてしまう可能性はありますし、
また便秘によって水分が過度に吸収された硬い便が無理に排泄されることによって
腸の粘膜を傷つけ出血してしまうこともありえます。

ただし、こういった出血は特に処置をしなくても、安静にしていただくだけで、
通常は自然に止まりますので内視鏡で確認が必要になるようなことはほとんどないと思われます。
内視鏡による確認が必要になるようなケースとしては、
出血が異常に多く、直腸付近の腫瘍など他の原因が疑われる場合が考えられます。

また浣腸の手技のうまい下手があるかとのご質問ですが、
デリケートな部分への処置であるため、ワンちゃんによってはとても嫌がったり、
怖がったりする場合があります。
さらに緊張をすることにより、より一層チューブが入りにくくなり、
途中で動くと痛みを感じることもありますので、手技の上手、下手よりは、
処置中に動かないように、かつなるべくリラックスできるような環境を作っていただくことで
スムーズな処置を行うことができるかと存じます。

体質や、何らかの傷病により、定期的な浣腸の処置が必要な場合を除いては、
便秘は先に述べましたような食餌療法や、水分を多くとること、
そして適度な運動によって管理することが望ましいと言われています。
腸の運動はストレスによっても強く影響を受けますので、
普段よりなるべくストレスのかからない生活を心がけ、
さらに腸内細菌のバランスを整えることも効果があると言われていますので、
サプリメントなどをご利用されてもいいかもしれません。

フレブルちゃんの状況にもよりますが、こういった普段の生活の工夫によって、
腹圧が強くかかることなく、排便ができるようでしたら、お薬には頼らないのが一番です。
浣腸を習慣的に使用していると、浣腸しないと排便できなくなってしまうこともありますし、
便を柔らかくする内服薬も効果が薄れてくることがありますので、
いずれにしても、まずは食生活、運動、ストレスの軽減などの工夫をしていただき、
それでも薬が必要な場合には、内服薬や浣腸を使用するというように
補助的なものと考えていただくといいでしょう。

現在のフレンチブルちゃんの鼠径ヘルニアの状態と、
便の様子をよくご存じのかかりつけの先生にご相談いただき、
便秘に対しての治療方法、注意点をご検討いただければと存じます。
フレンチブルちゃんのご快癒を心からお祈りいたしております。
beatn様とそのご家族様、そしてフレンチブルちゃんにとって、
2015年の新しい年が素晴らしい一年となりますよう心よりお祈り申し上げます。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

今後とも、アニコムをよろしくお願い申し上げます。



Re: 浣腸

- koringo

2015/01/14(Wed) 16:31

No.3834

細かくお話を聞けてとても助かりました!この相談コーナーがあると安心です。酒井先生、ありがとうございました!



Re: 浣腸

- 獣医師 酒井

2015/01/15(Thu) 16:13

No.3838

Koringo 様

この度は、ご丁寧に御返事をいただきまして、ありがとうございます。
そのようにおっしゃっていただきますと私どもも励みになります。
新春とはいえ、まだまだ厳しい寒さが続きますが、
皆様、くれぐれもお大事にお過ごしください。
今後ともアニコムをよろしくお願い申し上げます。



フィラリア薬最終月飲み忘れ

投稿者:ジョニー

投稿日:2015/01/10(Sat) 16:34

No.3830

いつもお世話になります。
東京都内在住の7歳と11歳のテリアなのですが、昨年11月末のフィラリア薬を飲まし忘れてしまいました。直ぐにでも飲ませた方がよいのでしょうか。
宜しくお願いいたします。

Re: フィラリア薬最終月飲み忘れ

- 獣医師 山田

2015/01/14(Wed) 14:00

No.3831

ジョニー 様

新たな年が始まりましたが、ジョニー様におかれましては、
いかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談をいただきまして、誠にありがとうございます。
早速ご案内をさせていただきますが、実際のご様子などを拝見して
いませんので、一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。

ジョニー様のワンちゃんが、昨年の11月末にフィラリア薬を飲み忘れた
ので、すぐにでもお薬を飲ませた方が良いかのご相談でございますね。

フィラリア予防薬は、ワンちゃんが蚊に刺された時に体内に侵入する
フィラリアの子虫を、1ヶ月に1回まとめて駆虫することによって、
フィラリアが成虫に成長するのを予防するお薬です。
フィラリア予防薬で予防せずに感染子虫が成長すると、6ヶ月程で最終的に
ワンちゃんの心臓や肺動脈にフィラリア成虫が寄生してしまいます。
その結果、右心不全をはじめ、肝臓、腎臓、肺などにも障害を起こし、
命に関わることもある病気がフィラリア症です。

フィラリア予防薬で駆虫することができるのは、感染してから(蚊に刺されて
から)2ヶ月程度までの子虫といわれています。
それ以上子虫が成長している場合には、予防薬で駆虫することが出来ず、
そのまま成長を続け、成虫になってしまう可能性があります。
そのため1ヶ月に1回、約30日間隔を守ってフィラリアのお薬を飲む
必要があります。

ジョニー様のワンちゃんは11月末にフィラリア薬を飲み忘れてしまった
のですね。そうしますと、最後の投薬は10月末という事でしょうか。
その場合、最後の10月末の投薬後すぐに蚊に刺されて万が一フィラリアに
感染していた場合、すでに2か月以上経過しており、子虫が成長している
頃ですので、これから投薬しても予防薬で駆虫することが難しい時期と
なりますので、今からの内服は不要ではないかと思われます。

ただ、お住まいの地域によって蚊の発生時期が異なり、
フィラリア症の予防終了の時期も異なります。
もし今、手元のフィラリア予防薬を飲ませた場合には
12月中旬頃から蚊に刺されて感染したフィラリアの駆虫となるため、
この時期の蚊の発生や感染の可能性などによっても、
手元のお薬をすぐに飲ませる必要があるかどうかの判断が変わります。
また、フィラリアの予防率の高い地域と低い地域では
フィラリアに感染してしまう確率も異なって参りますので、
恐れ入りますが、お近くのワンちゃん達の
予防状況や、フィラリア発生状況、蚊の発生時期などをよくご存じの
かかりつけの先生にご相談いただきますようお願いいたします。

10月末まではしっかりとお薬を飲んでいただいており、
都市部などで完全室内飼育であれば、感染の可能性は低いのではないかと
思われます。
しかし、一回の飲み忘れでフィラリアに感染してしまうという可能性も
ゼロではありませんので、年度はじめの投薬開始前に、必ず血液検査を
お受けいただき、フィラリア成虫の感染がないかどうか確認して
いただきますようお願い致します。
血液検査により、フィラリア成虫抗原および産出された子虫の有無が
わかりますので、安心のためにもお受けいただきますようお願いいたします。

もし万が一、フィラリアに感染し、成虫が肺動脈や心臓に寄生して
子虫を産出した場合、末梢血管中に多量の子虫が流れる状態となります。
この状態で予防薬を内服すると、一気に子虫が駆虫されてショック症状
を引き起こす可能性があります。
そのため、このようなショック症状を防ぐためにも年度はじめの投薬開始前には
フィラリア成虫の感染がないか検査をしていただくことをお勧め致します。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、
ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

寒さ厳しき折、ジョニー様におかれましてはお風邪など召されませぬよう
ご自愛ください。
今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。



神癖

投稿者:カイ

投稿日:2015/01/05(Mon) 12:49

No.3826

いつもお世話になります。
1歳8か月のマルチーズオスです。昨年に去勢いたしました。

小さいときから甘噛みをしていて、これは甘噛みと思っていました。噛んだときは叱っていたのですが、現在も人を噛むことがやみません。
気に入らないことがあると、「ウ〜」っと唸って、凶暴化してきます。
家でシャワーすることもできません。
顔を触られるのも、ブラッシングするのも好きではありません。
また、おしっこも自由気ままになってきて、何もかも好き放題になってきました。
どのように躾けていけばよいのか悩みます。

Re: 神癖

- ドッグライフカウンセラー 三留

2015/01/06(Tue) 18:04

No.3829

カイ 様

新春の候、カイ様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。
この度は、ご相談をいただきまして、誠にありがとうございます。
早速ご案内をいたしますが、実際のご様子を拝見していませんので、
一般的なご案内となりますことを、何とぞご了承ください。

【唸ったり噛んだりすることについて】
ワンちゃんはオオカミの末裔であると考えられており、
「群れ」という単位で集団を把握する社会性のあるどうぶつです。
このようなワンちゃんが人のご家族に迎えいれられたとき、
ワンちゃんがどのようにご家族を捉えるかについては諸説ありますが、
少なくとも、「群れ」に近い感覚が残っているのではないかと
いわれています。
このようなワンちゃんにとって「群れの中に自分を守ってくれる統率者が
いる」、「自分はこの群れのどの位置にいるか明確だ」ということで安心感を
得ますので、「飼い主様が群れの統率者である」ということをしっかりと
ワンちゃんに示し、「守られているから安心していれば大丈夫だ」という
ことをワンちゃんに教えていくことが大切です。

一方で、「噛んだり唸ったりしたら思うようになる」という経験をしたり、
「自分が中心に群れが動いている」と勘違いをしてしまうと、
「ボクが皆を守って率いていかなくてはいけない」とばかりに、
唸ったり、噛んだりしてご家族を思うように動かそう、指示をしようとすること
があります。

カイ様のワンちゃんは、気に入らないことがあると、唸ったりするとのことです
ので、もしかして、噛んだり唸ったりしたら、思うようになると思っているのかも
しれませんね。
また、唸ったり噛んだりしたときに、飼い主様の中で「恐い!」という気持ちが
あったり、「どうしよう!」という気弱さがあったりすると、雰囲気を察する能力
に長けたワンちゃんが、強気になってしまうことにつながります。

このようなことを考え併せると、マルチーズちゃんに「噛んでもあなたの要求は
叶わない」、「噛むことはいけない」ということを毅然と教えてあげることが
たいへん重要でしょう。
マルチーズちゃんが唸ったり噛んだときには、カイ様は叱っていらっしゃった
とのことでございますね。
一貫性をもって叱ること、また褒めることは、ワンちゃんに何がいけなくて、
何が好ましいのかを教えるためには大切なことですので、
好ましい対応かと存じます。
このときのポイントとしては、まさに、そのことをしているときに、叱ることで
ございます。
なるべく感情をいれずに、低い声で落ち着いて、毅然とした表情で
叱りましょう。
また、マルチーズちゃんが良いご様子のときには、明るい声で積極的に
褒めてあげましょう。

具体的には、唸ることはいけないことだと教えるため、
唸った瞬間に、ご家族様で決めた叱る言葉で毅然と叱っていただき、
もし唸るのをやめたら、褒めてあげるとよろしいでしょう。
唸ること、噛むことには何も効果がないと教えるためにも、
「唸ったから嫌なのね」と、飼い主様がやろうとしていたことをやめて
しまわないようにしましょう。
たいへんではございますが、マルチーズちゃんが唸っても噛んでも、
カイ様は平然と顔色一つ変えず、「ダメ」と毅然と叱っていただきます。
軍手や皮手袋などをなさるなどして、噛まれても平気な状態をお作りいただき、
すべきことは続けてしまいましょう。

一方で、マルチーズちゃんのような体の小さなワンちゃんにとって、
人の手は大きく、怖いものと映ることも多く、お散歩などで「可愛い」と思って
撫でようと、見知らぬ方がワンちゃんの頭の上を覆いかぶさるように
抱っこをしようと手を出したりすることが契機となり、人に触られることを
怖がって噛もうとすることは、比較的よくみられます。
お散歩のときなど、マルチーズちゃんが可愛いので、
撫でたいとおっしゃる方がいらっしゃいましたら、まずカイ様がしゃがんで
いただき、相手の方にも同じ様に姿勢を低くするように促して
いただいたり、相手の方の匂いをマルチーズちゃんにかがせてあげて、
「触ってもいい?」などと声をかけてから触っていただくとよろしいでしょう。
手はマルチーズちゃんの頭の上や後ろから急に出すのではなく、
斜めから手を出すようにしましょう。撫でたり触ったりする場所は、
頭は避けていただき、お耳の下やわき腹の辺りなど、ワンちゃんが
触れることを好む場所にしましょう。
ご家庭の中でも、マルチーズちゃんの上から手が覆いかぶさるように
なさらないよう、できるだけご家族様の視線の位置をマルチーズちゃんに
近づけてお世話をするようになさっていただければと存じます。

マルチーズちゃんは、ブラッシングや顔を触られることが好きではない
とのことでございますね。
先にご案内をしたように、ワンちゃんにとって顔を触られることは、
怖くて嫌がることがほとんどでございますし、ブラッシングの際に痛い経験
をすると、二度と嫌だ、というようになってしまうことがございます。
ブラッシングの際など「心地よい」と思わせていただくため、無理をなさらず、
最初はブラシで触れるだけから始めていただき、
すかさず褒めたり、フードを一粒与えるなどなさって、
ブラッシングなどとマルチーズちゃんにとって好ましいことを結びつけるような
働きかけをなさるとよろしいでしょう。
ブラッシングの後には好きな遊びをするなど、頑張ると良いことがあると
教えていただくとよろしいでしょう。

ワンちゃんと暮らす中で、飼い主様の一貫性のある姿勢を示すことは
たいへん大切なことです。
例えば、忙しいなどのご家族様の状況により、叱ったり、叱らなかったりすると、
ワンちゃんは戸惑い、また飼い主様の力強さが伝わるチャンスを逃してしまう
かもしれません。
マルチーズちゃんがしたいことをそのままさせる、というのではなく、
したいことはカイ様の指示に従うとできる、という流れを作ることはお勧めです。
例えば、遊びたい、とオモチャをもってきたときに、そのまま遊びに入ると、
マルチーズちゃんに主導権のあるまま、ということになってしまいますので、
カイ様が「オスワリ」などと指示をいただき、指示に従ったから遊んであげる、
という流れを作ることで、常にカイ様に主導権がある状況を作って
いただくとよろしいでしょう。
また、お散歩からお家の中に入るのもカイ様が先、マルチーズちゃんが後、
ソファの良い場所はカイ様が座り、マルチーズちゃんは端や
カイ様の足元に座るようにしていただくことが望ましいでしょう。

【トイレについて】
トイレでの排泄を成功させるために大切なことは、
「できたら褒めること」「粗相しても叱らないこと」「騒がないこと」です。
ワンちゃんは環境の変化に敏感でございますので、
家具の配置をかえたり、ご家族の生活のリズムが変わったりすることが
契機となり、トイレでの排泄ができなくなることがございますが、
そのたびに、「どこでしたらいいか」ということを、教え直していただく
必要がございます。
「そろそろするかな」というタイミングを見計らっていただき、
「トイレはここよ」などと声をかけながらトイレに誘導してあげ、
出来たら褒めることの繰りかえしを続けることでございます。

出来る状況をなるべく作ってあげ、成功体験を積ませてあげます。
多少はみ出していても大目に見てあげて、トイレシートの上で少しでも
排泄ができたらたくさん褒めてあげてください。
偶然であっても成功をしたら褒めてあげ、成功の割合を少しずつ
大きくしてあげましょう。
カーペットやマット類などのトイレシートに似た感触の物が
行動範囲にあると、
区別がつかなくなることがございます。いつもしてしまうようなマット類などが
あれば、可能であれば取り外していただいたり、いつも粗相をしてしまう場所
が決まっている場合、その上にトイレシートを敷くことで、その場所をトイレの場所
にしてあげるとよろしいでしょう。
粗相をしたときに、叱ったり、大きな声を上げることで、排泄行為を悪いこと
だと思い、飼い主様に隠れてするようになったり、粗相をすると構って
もらえると、かえってトイレではない所ですることがございます。
粗相をしても余計な言葉をかけず、何もなかったかのように片付けて
いただいた方がよろしいでしょう。
また、シートでしようと思ったら、濡れていたことから、
シートの上ですることを嫌がるようになることもございますので、
シートが汚れたらまめに取り替えていただくことも大切でしょう。

たいへんではございますが、根気強さがとても大切でございます。
急がず、少しずつ、一緒に過ごす毎日をお過ごしいただくうちに、
いつのまにか、カイ様とマルチーズちゃんの素敵なハーモニーが
奏でられるようになっているかと存じます。
その日を楽しみに、頑張ってくださいませ。
いつも応援いたしております。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からの電話での健康相談
しつけ相談サービスをうけたまわっておりますので、ぜひご利用ください。

電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

新しい年が、カイ様とマルチーズちゃんにとって、
輝かしく素晴らしいものでありますよう、心からお祈りいたしております。
体調管理の難しい時期でございますが、くれぐれもご自愛ください。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。



猫風邪予防

投稿者:カピバラちゃん

投稿日:2015/01/04(Sun) 18:32

No.3825

1歳の猫、メスです。

猫風邪予防に人用リジンを飲ませています。
前は猫用のメニ○ャンを飲ませていましたがコスパを考えて人用のに変えてみたのです。

先日、リジンの味見をしたら苦しょっぱくて飲ませて大丈夫かと心配になりました。
どうか教えて下さい。

Re: 猫風邪予防

- 獣医師 酒井

2015/01/06(Tue) 18:01

No.3828

カピバラちゃん 様

新たな年を迎え、厳しい寒さが続いておりますが、カピバラちゃん様におかれましては
いかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談いただきありがとうございます。
最近、1歳の女の子の猫ちゃんに、風邪予防のために人用のリジンを与えていらっしゃるが、
その味が苦しょっぱかったので、飲ませても大丈夫なものかご心配ということでございますね。
早速ご案内させていただきたく存じますが、猫ちゃんの実際のご様子を
拝見しておりませんので、一般的なご案内となりますこと、ご了承下さいませ。

「猫風邪」は、猫カリシウイルス、猫ヘルペスウイルスなどのウイルスや猫クラミジアなどの
細菌の感染によって起こるくしゃみ、鼻水、流涙など人の風邪のような症状を示す
伝染性呼吸器症候群の総称です。
1種類のウイルスや細菌の感染だけでなく複合感染もしばしば認められ、
子猫ちゃんや高齢のネコちゃん、体力が落ちているネコちゃんでは重症化することもあり、
命に関わる場合もございます。
また、1度猫風邪にかかった場合には、その後回復してもキャリアとなり、
ネコちゃんの体調が優れない際に、再発することもあります。

さて、ご質問にありますリジンは、肉や魚などの動物性タンパク質に多く含まれる必須アミノ酸の
1種です。
ヘルペスウイルスの増殖を抑制する効果を期待して、人では口唇ヘルペスなどの予防や
治療の補助のために、サプリメントとして利用されることがあるようです。
猫ヘルペスウイルスが原因の猫風邪や、結膜炎、角膜炎などの予防や治療の補助としても
リジンを主成分とするネコちゃん用のサプリメントが販売されています。
また、ネコちゃん用フードの成分表にリジンの記載があるものもあります。
ただ、サプリメントは、医薬品とは異なり、普段の食事で不足してしまう栄養素などを補うのが
目的の食品であり、医薬品のように摂取によって一定の効果が期待できるものとして
販売されているわけではありません。同じ成分が表示されているサプリメントでも、
製法や含有量がまちまちである場合もあります。
また、人の食品や化粧品で使用が認められている保存料などの添加物の中には、
ネコちゃんに対する毒性が強いため、フードへの使用が禁止されているものもあります。
したがいまして、ネコちゃんに人用のサプリメントをそのままお与えいただくことは、あまりお勧めできません。
なお、カピバラちゃん様が味見で感じられたのは、リジンそのものの味と推測いたしております。
リジンはもともと苦みと塩味がある物質なので、ネコちゃん用のサプリでは魚のエキスなどを
添加して食べやすく工夫をされている場合もあるようです。

一般的なお話をしますと、猫風邪の予防にはワクチンが有効です。
かかりつけの先生にご相談いただき、適切なワクチンプログラムで、予防することが可能です。
また、原因となるウイルスや細菌に接触することがないよう普段の生活で注意していただくことも
重要です。多頭飼育の場合には一頭でも風邪の症状が認められることがあれば、すぐに隔離して
いただき、他の子への感染を未然に防ぐように注意しましょう。
カピバラちゃん様のお宅に他のネコちゃんがいなくても、飼い主様がよその感染したネコちゃんを
触ることによって感染させてしまうこともありますので、他のネコちゃんに触れたり、
身につけているものにくしゃみや鼻水などがついた可能性がある場合には、手洗い、着替えなどして、
家に持ち込まないようにご注意いただくと良いでしょう。

まだまだ寒さが続き、ネコちゃんの風邪にも注意が必要な季節です。カピバラちゃん様の猫ちゃんの
今までの病歴やワクチン歴をよくご存じのかかりつけの先生に、コストも含めて、
どのような予防方法が最善か1度ご相談いただければと思います。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、
ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

カピバラちゃん様と、猫ちゃんにとって素晴らしい一年のスタートとなりますよう、お祈り申し上げます。
今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。



犬と猫のじゃれあい

投稿者:フレアメテオ

投稿日:2014/12/28(Sun) 14:17

No.3820

お世話になります。

2か月半のトイプードルとマルチーズのmixと2か月のマンチカンを飼い始めました。

お互い見つけた途端に飛びかかり合います。
最初はどちらもやる気まんまんですが、すぐに体格で劣る猫がのしかかられて一方的にやられます。思わず犬を止めに入りますと、猫は逃げるどころか、私に押さえられている犬にじゃれかかって来ます。

この際取っ組み合いを放っておこうかとも思いますが、犬が興奮してうなり出したり、猫にのしかかってカプカプ噛んでいるのを見ると心配になります。猫も頑張って対抗はしているのですが、なかなか互角というわけにはいかないようです。

このじゃれあいはどの程度まで許して良いものでしょうか。
アドバイスしていただけましたら幸いです。

Re: 犬と猫のじゃれあい

- ドッグライフカウンセラー三留

2014/12/29(Mon) 14:45

No.3822

フレアメテオ 様

早いもので、今年も余すところ3日でございますね。
フレアメテオ様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談をいただきまして、誠にありがとうございます。
早速ご案内をさせていただきたく存じますが、一般的なご案内となります
ことを何とぞご了承ください。

フレアメテオ様のお宅では、2ヶ月の子犬ちゃんと子猫ちゃんが元気いっぱいに
お過ごしのご様子でございますね。
子犬ちゃんと子猫ちゃんの時期は、じゃれあって、転げまわって、
遊びの中から体力をつけ、社会性を育んでいく時期でございます。
その様子をご覧になっていると、はらはらしてしまうと思いますが、
子犬ちゃんが噛んでいるようにみえても、上手に手加減をしていることが多く、
興奮して強く噛むと、子猫ちゃんからネコパンチをもらって、
適度を教えてもらっているのかもれません。
うなり声も、遊ぼうと誘っていたり、興奮のあまりうなってしまって
いるのかもしれません。
また、子猫ちゃんは、子犬ちゃんに比べて体が小さいとのことで、
ご心配になってしまわれるかとは存じますが、
ネコちゃんの狩りの手腕はたいへん高く、また、怖くて仕方がない
状況などで攻撃に転じたときには、ワンちゃんは歯がたたない状況も
多くみられます。

お話をうかがった限りでは、子犬ちゃんも子猫ちゃんも、
じゃれて夢中に遊んでいる状況のようでございますね。
余程のことがない限り、見守っていらっしゃってよろしいのではないでしょうか。
かえって、引き離そうと飼い主様が分け入ることで興奮させてしまい、
起こる問題もございます。
例えばどちらかの子に「どうしてこっちが怒られるの」と不満を感じさせたり、
そのときの状況に強い恐怖を感じさせてしまったことで、
ネコちゃんとワンちゃんとの間に亀裂が入ってしまうことも考えられます。
引き離したいときには、フレアメテオ様ができれば子犬ちゃんと子猫ちゃん
の気持ちをそらすようなことをしていただくのがよろしいでしょう。
例えば、フレアメテオ様が子犬ちゃんと子猫ちゃんの傍を、気をひくように
足音を立てて歩いたり、わざわざ窓を開けてみたり、別の場所にポンと
オモチャを投げてみたりしていただいてはいかがでしょうか。

ネコちゃんにとってもワンちゃんにとっても、お互いを好ましく思うためには、
なるべく心地よく、楽しい状況を作ってあげることが大切でしょう。
子犬ちゃんに、「子猫ちゃんがいると楽しい」と映るようにしてあげ、
子猫ちゃんにとっても、「子犬ちゃんがいると楽しい」という状況にして
あげるのが望ましいでしょう。
反対に、相手の子がいたときに怖いことや嫌なことが起きると、
相手の子の存在が嫌なできごとと結びついて
嫌悪すべき存在になってしまうことがあります。
例えば、子犬ちゃんと子猫ちゃんを引き離そうとしたときに、
たまたま何かが落ちて大きな音がしたとします。 
ちょうとその時に子猫ちゃんの視界に子犬ちゃんがいたとすると、
子犬ちゃんと恐い経験とが結びつき、
恐怖や攻撃の対象となってしまうことがあります。
あるいは、子犬ちゃんの目の前で、フレアメテオ様が子猫ちゃんを抱っこして、
優しく声をかけていると、子猫ちゃんに対して子犬ちゃんが強い嫉妬や不安を
感じて、子猫ちゃんへの攻撃に行動が転じてしまう可能性もございます。
このようなことを避けていただき、なるべく困ったことにならないように、
お互いの子の前で、嫉妬を感じさせるようなことは避けていただくなど、
ご家族様は、子犬ちゃんや子猫ちゃんの目にどのように映るかを
意識していただくことも大切でしょう。

子犬ちゃんと子猫ちゃんを安心して過ごさせてあげるため、最も大切なことは、
逃げ場所を作るということでしょう。
特にワンちゃんは夢中になるとしつこい所がありますので、
ネコちゃんが「逃げたい」と思った時に、
逃げられる場所を用意していただくことが重要です。
ネコちゃんは高いところが好きですので、キャットタワーを用意してあげたり、
たんすや棚の上で隠れたり、休んだりできるようにしてあげましょう。
ワンちゃんにもクレートやケージの中を大好きなところにしていただき、
ゆっくり休める場所にしてあげましょう。
ワンちゃんにとってもネコちゃんにとっても、縄張りが十分に確保されて
いるということは、穏やかな気持で生活するためにはたいへん大切です。
トイレもゆっくりと安心してできるようにしていただき、
お水も飲みたいときにたっぷりと飲めるようにしましょう。
子猫ちゃんに逃げ場所や隠れ場所を用意いただくこと加えて、
気に入った排泄する場所、お気に入りの爪とぎがあるかなどをチェック
いただき、縄張りが守られ、快適に不安なく生活できるようにして
あげましょう。

子犬ちゃんも子猫ちゃんも育ち盛りですので、お食事を楽しみなさって
いますでしょうか。
お食事に関して、ご注意いただきたい点ですが、ネコちゃんにはネコちゃん用の、
ワンちゃんにはワンちゃん用の、月齢に適したお食事を与えていただくことで
ございます。
肉食動物であるネコちゃんと、雑食化したワンちゃんとは、健康な体を維持する
ために必要な栄養バランスやカロリーが大きく異なります。
ネコちゃんがワンちゃん用のお食事を食べていると必要な栄養素やカロリー
が摂取できず、健康上の問題を抱えてしまうことになってしまいます。
反対に、ネコちゃん用のお食事をワンちゃんがいつも食べていると、
必要以上の栄養素やカロリーを摂取することになってしまい、
肥満につながってしまうことが懸念されます。
また、元気な盛りのネコちゃんもワンちゃんも、十分な睡眠をとることが、
健康維持のためにも、健やかなご成長のためにも大切ですので、
睡眠時間を十分にとらせてあげましょう。
ケージなどの上に大判のバスタオルなどで覆いをしたり、別々の部屋で
休ませるなどなさって、一日20時間程度は休ませてあげるようにして
あげてください。

異なるどうぶつ種が同じ屋根の下で生活するということは、
たいへん素晴らしいことでございますね。
どうぶつ種にも、それぞれ個性がございますので、個性に合わせた
対応をしていただいくことも大切でしょう。
ワンちゃんは、もともとある程度の集団単位で、比較的大きな獲物を、
力をあわせて捕ってきていますので、社会性がたいへん発達しています。
一方、ネコちゃんは単独で小さなネズミさんなどを捕っていきてきたので、
比較的、他のどうぶつとの関係性は薄い傾向があると考えられています。

したがいまして、ワンちゃんにとって、群れの中で、どの位置に自分が
いるかは大変重要なポイントとなりますので、飼い主様がちゃんと
ワンちゃんの立場を理解していることが大切でしょう。
もし子猫ちゃんをお迎えになられる数日でも前に、子犬ちゃんをお迎えに
なったのであれば、すべてにおいて先住犬である子犬ちゃんを優先している
ところを示していただくことが、子犬ちゃんの安心感につながるでしょう。
優先するということには、フレアメテオ様がご帰宅なさったときに声を
かける順番、先に視線を向ける順番ということなども含みます。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談
しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。

電話番号は、あんしんサービスセンター0800-888-8256です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

フレアメテオ様におかれましては、ご家族皆様と、心温まる素晴らしい
お年をお迎えくださいませ。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。



Re: 犬と猫のじゃれあい

- フレアメテオ

2014/12/31(Wed) 22:07

No.3824

年末のお忙しい時にありがとうございました。
お蔭さまで少し安心することができました。
今後共どうぞよろしくお願いいたします。



Re: 犬と猫のじゃれあい

- ドッグライフカウンセラー三留

2015/01/05(Mon) 17:37

No.3827

フレアメテオ 様

新しい年を迎え、フレアメテオ様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
フレアメテオ様の子犬ちゃんと子猫ちゃんは元気いっぱいに遊んで
いらっしゃいますでしょうか。
この度はご丁寧にご返信をいただきまして誠にありがとうございます。
子犬ちゃん、子猫ちゃんの時期は思った以上にたいへんで、あわただしいのですが、
子犬ちゃん、子猫ちゃんの頃だけしか味わえない愛らしさを抱きしめることの
できる素敵な時期でもございます。
どうぞ、宝石のようにきらきらと輝くような可愛さを思う存分、お楽しみくださいませ。
いつも応援いたしております。お困りの際には、お気軽にお声がけください。
子犬ちゃんと子猫ちゃんのお健やかなご成長を心からお祈りいたしております。
こちらこそ、今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。