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散歩中の軟便は癖ではなく腸の疾...

投稿者:こな

投稿日:2016/05/14(Sat) 22:45

No.4389

はじめまして、チワワ9歳0ヶ月(雌)について相談させて頂きます。

二年前より一年に一度血液検査をしておりますが、今年4月の血液検査で初期の腎不全と、何らかの腸疾患、アレルギーの可能性、との診断を受けました。

腸の方について疑問なのですが、1、2歳の頃から散歩中に何度も排便をする子で、1度目2度目は普通の形状ですも、だんだんと柔らかくなり、5度目くらいには黄色〜透明の粘液になります。

血液検査でTPが低く、先生はそれが原因ではないかとお考えのようですが、今まで血液検査で何も異常はありませんでしたし、アレルギーかもしれないとのことですが、過去に排便のことを何人かの獣医師さんに相談しましたが(引越にて複数の病院への通院歴あり)、癖のようなもので気にしなくても良いのでは、と言われてきたため、今回急に疾患、治療、となり、困惑しています。

2014年11月に、ストレスでお腹を壊し、粘膜便、発熱、その後肛門腺が左右二つとも破裂するということがありましたが、普段は室内では便をせず、短時間の散歩であれば排便は、1、2回に留まり軟便は出ません。

散歩中のこうした排便様は普通あまり見られないのでしょうか?

また、過去にロイヤルカナン、ヒルズ、ナチュラルチョイス、ニュートロシュプレモ、日清jpドッグなど多種のフードを与えましたが、便に変化はありませんでした。


4月5日 血液検査
HCT 36.3
TP 4.7
BUN 30.7
CRE 1.5
体重2.3キロ(昨年4月3.5キロ、8月からフードを減らし12月に2.6キロ)
エコー検査、腎臓と腸に異常なし。

今日からフードをユーカヌバIアシスト残渣ケアに、おやつをヒルズの低アレルゲントリーツのみに。
お腹の薬を飲み始める。

4月8日 尿検査
UPT 0.06

4月16日 血液検査
HCT 39
TP 5.2
BUN 25.3
CRE 1.3
散歩中の便に変化なし。

5月12日 尿検査
UPT 0.06

5月14日 血液検査
HCT 38
TP 4.9
BUN 26.7
CRE 1.7
体重 2.6キロ
数値にも散歩中の便にもあまり変化がない為、フードをロイヤルカナンの低分子プロテインに変更。

以上が今日までの経過です。

よろしくお願い致します。

Re: 散歩中の軟便は癖ではなく腸...

- 獣医師 霍田

2016/05/18(Wed) 11:22

No.4390

こな 様

この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。
今年の4月に血液検査を受け、初期腎不全と腸疾患、アレルギーの可能性が
あるとお話があったのですね。
早速、お問合せにつきましてご案内をさせて頂きますが、実際のご様子を拝見
していないため、一般的なご案内となりますことをご了承ください。

チワワちゃんは1、2歳の頃から、お散歩中に排便をする際、次第に軟便となり、
5度目くらいには粘液のようなものが出ていたのですね。
まず、ワンちゃんの便のチェックポイントについて以下に記載いたします。

【回数】
1日1〜2回が一般的ですが、お散歩で長い距離を歩くなど、
腸の動きがよくなることで、いつもより回数が多くなることもあります。
また、普段より回数が多い場合は、食事量が多い可能性もあり、
逆に回数が少ないときは、食事量が少なかったり、便秘なども疑われます。
【量と形状】
一般的には2〜3本でカリントウのような形状のものが理想とされます。
食事量が影響することもあります。
【色調】
食事の内容によって異なりますが、鮮血の付着、黒色便などの場合は、
寄生虫・潰瘍や炎症などが疑われます。
【硬さ】
一般的には、形がありティッシュでつかめるかどうかが目安になります。
つかんでも崩れない程度の硬さが理想とされます。
【臭い】
ある程度の臭いはあっても、異常な腐敗臭などがしないものが良い便と言われて
います。異常な臭いは、腸内に悪玉菌が多い状態であったり、消化不良の状態
であったりします。
【表面の状態】
適度なつやがあるものが理想的です。ゼリー状の粘液などが付着している
場合は大腸炎などの疑いもあります。

こな様のチワワちゃんは短時間の散歩であれば排便は1、2回で軟便は出ない
のですね。ただ、一度のお散歩中に5回以上の排便をするとなると、
少し回数が多いかと思います。
上述したように、粘液や血液の付着や混入が見られず、形状や色調
などに異常がない便であれば、多少回数が多くても食事に関連するものや
癖のようなものである可能性も否定はできませんが、
腸内の環境が悪玉菌が多い状態であるなどの場合もありますし、
最終的に粘液様となるのであれば、やはり何らかの疾患が疑われるかと思います。
今回の血液検査でTPが低かったため、かかりつけの先生はそれが原因では
ないかとお考えで、アレルギーも疑っていらっしゃるのですね。

食物アレルギーとは、特定の食物抗原蛋白質に対する免疫反応によって
起こるものです。一般的に、1歳以内に発症が見られ、目や口周り、背中などに
皮膚症状が出ることが多く、また便の回数が多い、下痢や嘔吐などが見られる
といった症状が見られます。
フードの中の成分に対してアレルギー反応を起こして排便回数が多かったり、
軟便になった可能性もあるかもしれませんが、食物アレルギーだけが原因で
あれば、食事を変更することで、通常は症状が治まるかと存じます。

お話から考察いたしますと、現在主治医の先生は蛋白漏出性腸症も疑って
いらっしゃるのかと思います。
蛋白漏出性腸症は、腸管から多量の蛋白質が漏れ出てしまうことによって、
血液中の蛋白質が少なくなる低蛋白血症を起こす病気です。
ワンちゃんの蛋白漏出性腸症は、腸のリンパ腫や腸リンパ管拡張症、
リンパ球性―形質細胞性腸炎などの慢性の炎症性腸疾患が
原因となっていることが多く見られます。
その他、消化管内の寄生虫、腸重積、消化管潰瘍などが原因となっている場合も
あります。症状として慢性的な下痢が見られることが多いですが、見られない
こともあります。
その他、栄養が十分吸収されないため、体重減少や元気消失、嘔吐、脱水が
みられたり、低蛋白血症のために血液中に水分を保持する力が低下し、
浮腫や腹水の症状が起こることがあります。

こな様のチワワちゃんは、3回の血液検査でTP(総蛋白質)が4.7、5.2、4.9
だったのですね。ワンちゃんのTPの基準参考値は、誤差はありますが
6.0〜7.0前後とされますので、やはり通常より低めの値かと思います。
蛋白漏出性腸症を診断するためには、血液検査に加えて、
糞便検査、超音波検査、内視鏡検査などを行いますが、
多くの場合、確定診断には腸の生検(腸の組織を一部とって病理検査を行うこと)が
必要になります。
ワンちゃんの蛋白漏出性腸症の原因として多くみられる腸のリンパ腫、
腸リンパ管拡張症、炎症性腸疾患は、いずれもステロイドや免疫抑制剤に
よって症状を抑えますが、原因を取り除く治療法は疾患によって
若干変わってきます。
腸のリンパ腫の場合には、抗癌治療が奏功することが多く、
腸リンパ管拡張症の場合には、腸のリンパ管からの蛋白漏出を防ぐために
脂質の制限が必要です。また、炎症性腸疾患では食事のアレルギーが関与
していることが多く、アレルゲンを除去した食事療法を行うことで症状が
緩和することが多く見られます。
適切な治療を行うためには、これらのうちのいずれの疾患が原因となっているかを
はっきりさせることが必要ですが、そのためには、内視鏡、あるいは開腹手術で
腸の生検を行う必要があります。

蛋白漏出性腸症の原因は上記のようにいろいろあり、その経過もワンちゃん
によってさまざまです。
激しい下痢を伴うような場合、短期間に食欲不振や吸収不良によって
痩せてしまったり衰弱してしまったりする場合もあります。

もし、低分子プロテインや内服薬で軟便などが改善し、血液検査の値も正常に
戻るようであれば、何らかの原因による一時的な消化不良であった可能性も
あるかもしれません。
しかしながら、なかなか改善が見られないようであれば、今後のことを考慮して、
念のため原因を特定するために必要な検査(内視鏡検査や腸生検など)を
お受けになってもよろしいのではと思います。
経過を見ながら、今後の治療については主治医の先生とよくご相談いただければ
と存じます。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、
ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

梅雨入り間近でございます。どうぞお身体を大切にお過ごしください。
今後ともアニコムをよろしくお願い申し上げます。



てんかん

投稿者:ほのか

投稿日:2016/05/10(Tue) 09:58

No.4386

12歳11ケ月のシープー(♀)のことで相談します。

3、4年前から3月と8月に1回ずつ、深夜に呼吸が荒くなり苦しそうにしていることがありました。
昨年8月に病院に連れて行くと「てんかんかもしれない。半年に1度のペースなら様子見しよう」との事でした。

しかし、その後、9月に1回。10月に3回発作が起こりました。時間帯は深夜ばかりです。
症状としては、呼吸が荒くなる。手足のつっぱり、バタバタ動かす。小さくヒーと鳴く。が主で、時間的には15秒くらい。
たまに吐いたり、落ち着いたあとにトイレに行き大や小をしたりしています。
ただ、その後はケロッとしていて、翌朝にはご飯も普通に食べ、散歩もいつもと変わりありません。
今年は3月に2回。4月に1回ありました。
それ以外は1度も症状がなく、落ち着いた状態です。

そこで質問なのですが、
 @お薬は飲ませた方が良いのでしょうか。
  数秒の発作が春と秋のみで、あとは元気にしているのに、内臓に負担をかける薬を飲ますことに抵抗があります。
 A発作の出る期間にだけ、飲ますということは無理なのですか。
 B症状が出たときに服用するダイアップ座薬があると聞いたのですが、この薬で対応はできないのでしょうか。
 CMRIは受けないといけないですか。

ご助言、よろしくお願いいたします。

Re: てんかん

- 獣医師 青山

2016/05/12(Thu) 10:26

No.4388

ほのか 様

この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。
ほのか様のワンちゃんは、3、4年前から3月と8月に1回ずつ、深夜に呼吸が荒くなり苦しそうに
しているご様子がみられたのですね。
獣医師の先生に、てんかんの可能性があると診断を受け、その後も、深夜に数回、同様の発作を
起こしていらっしゃるのですね。発作をおこしているワンちゃんを見守る飼い主様のご不安は大きく、
ほのか様におかれましても、さぞかしご心配をされていることとお察し申し上げます。
早速、お問合せにつきましてご案内をさせて頂きますが、実際のご様子を拝見していないため、
一般的なご案内となりますことをご了承ください。

まず、てんかんという病気についてご説明いたします。
てんかんとは、発作的に繰り返される全身性の痙攣(けいれん)や意識障害を主な症状と
する脳疾患です。てんかんというのは病気の名前で、てんかん発作はてんかんの症状にあたります。
通常、大脳の神経細胞は規則正しいリズムでお互いに調和を保ちながら電気的に活動しています。
しかし、環境の変化や体調など何らかの理由により、穏やかなリズムを持った活動が突然崩れて、
激しい電気的な乱れが生じることがあります。この時に「てんかん発作」が起こります。

また、てんかん発作は繰り返しおこることが特徴です。
そのため、1回だけの発作では、てんかんという診断は行いません。
繰り返し起こる発作の間隔は個体差があり、
月に数回起こすどうぶつもいれば、1年に1度という場合もあります。
また、てんかん発作には「全身性の発作(大発作)」と
「意識が消失しない軽度な発作(小発作、もしくは部分発作)」があります。
てんかん発作が継続する時間にも個体差があり、数十秒から数分以内の短い発作もあれば、
長時間持続する場合もあります。
およそ30分以上連続して続く、もしくは短い間隔の発作を複数回短時間に繰り返す場合は、
「てんかん重責(じゅうせき)状態」と呼びます。

どうぶつがてんかん様の痙攣発作を起こす場合、次のような原因が考えられます。
◇特発性(真性)てんかん
脳の異常を伴わずに起こる原因不明のてんかんです。遺伝的素因が報告されている犬種も
ありますが、どのような犬種でも起こりえます。
◇症候性てんかん
脳腫瘍、脳炎、水頭症、外傷による脳障害などの脳疾患に伴って起こる後天性のてんかんです。
◇潜因性てんかん
症候性てんかんが疑われるものの、各種検査上明らかな異常が認められないものを
潜因性てんかんといいます。
◇非てんかん
脳以外の異常(電解質異常、低血糖、肝障害、腎障害、中毒、低酸素など)に起因して
発作がみられることがあります。この場合は、発作の原因となっている疾患の治療を行います。

また、てんかん発作には、さまざまな環境要因が関係していることもあります。
そのような環境要因をできるだけ排除することで、発作の頻度や抗てんかん薬の投薬量を減らして
維持することができる場合があります。
てんかん発作に関係する環境要因としては、次のようなものがあげられます。

・気圧や天候 (特定の気象条件で発作が起こりやすくなることがある)
・食べ物
・発情
・寝不足や体調不良
・緊張や興奮を誘発する特定の出来事
(「花火やお祭りの音を聞いた」、「郵便屋さんや宅配のお兄さんが来た」、
「家族が留守にして帰宅した後」など、特定の出来事に関連して発作が見られることがある)

このような環境要因をすべて無くすことは難しいですが、できる限りのものを排除していただき、
また、事前に発作が起こることを予測していただくことで対処できる可能性があります。
どのような要因が発作に関係している可能性があるかを知るために、
発作が起こった日の天候や出来事、体調等について日記をつけておくと、参考になります。

てんかん発作は脳の神経細胞の過剰な興奮によって起こりますが、
その影響で発作性の脳損傷が起こることが指摘されています。
つまり、てんかん発作が起きることで脳が損傷を受け、さらにてんかん発作を起こしやすい状態に
なってしまう可能性があるということです。

反復性のてんかん発作は、そのままにしておくと徐々に発作の頻度と重症度が増加してくる
傾向があります。また、短い間隔の発作を何度も繰り返したり、発作が長く続いたりする
「てんかん重積発作」は、命にかかわる重大な状態となります。

次に、ほのか様からご質問をいただきました、@とAにつきまして、ご案内いたします。
てんかんの治療は、抗てんかん薬を用いて、症状をコントロールしていくことがほとんどであり、
治療の開始時期については、発作の程度がどの程度になったらなど明確な基準があるわけでなく、
それぞれの患者さんやそのご家族の状況を考慮した上で、
それぞれの獣医師が判断することになります。

一般的には次のようなことが治療開始の目安となることが多いようです。

・1カ月に1回以上の発作が見られるとき
 (3カ月に2回以上という場合もあります)
・3カ月に1回以上の発作が見られ、その間隔が短くなってきているとき
・てんかん重積状態(1回の発作が30分以上続いたり、意識状態が完全に回復する前に
次の発作が起こったりする状態)を起こしたとき
・群発発作(1日に2回以上の発作を起こすこと)を起こしたとき

一般的にてんかんの治療は発作の頻度をみながら行うため、年に数回の軽度の発作であれば
経過を見る場合もありますが、月1回以上の発作があるなら、抗てんかん薬を毎日内服する
ことにより、発作をコントロールする治療を行います。
この治療は、抗てんかん薬の血中濃度を常に一定レベル以上に維持することにより、
発作をおこしにくくするものです。また、一定期間のみ投薬し、発作がおこらないからと
急に投薬を中止すると、反対に発作が誘発されることもあります。
抗てんかん薬による治療は、あくまでも症状を抑えてコントロールするものであって、
てんかんそのものを治療し根治させるためのものではありません。
状況によっては薬を減らしたり、止めたりすることができるケースもありますが、生涯にわたる治療が
必要になるケースもあります。

前述の内容をご参考にしていただき、ほのか様のワンちゃんが、お薬による治療が必要な状況
であるか、また、必要な場合は薬の開始の時期や投薬方法などについて、
かかりつけの先生とよくご相談いただきますようお願いいたします。

なお、てんかんでは、発作の重積(発作が30分以上続く場合や、短い時間で重篤な発作を
繰り返す状態)を起こすことが最も危険で、命に関わる場合もありますので、注意が必要です。
そのような場合には、一刻を争う処置が必要となりますので、夜間緊急時に対応できる病院の
電話番号、位置の確認を事前にして、落ち着いて対応できる準備をしておくと安心です。

Bのご質問のダイアップ坐剤は中枢神経に作用するお薬で、鎮静効果や抗けいれん、
筋弛緩など様々な作用があります。
ワンちゃんでは効果の持続時間が短く、大体は重積発作時や緊急用の常備薬として
用いられます。
お薬の効き方には個体差が大きいため、治療に対する反応や副作用の発現具合などを
みながらお薬の種類や投与量を調節していきます。
また、薬物代謝に影響を及ぼす肝臓、腎臓、心臓の機能なども、薬物療法開始前に
血液検査等で評価しておくことが大切です。
抗てんかん薬にはさまざまな種類があり、使用する薬剤によりその影響も異なってきますが、
多くの薬に共通して見られる副作用として、鎮静、歩様異常(ふらつき)、多飲多食、肝障害など
がみられることがあります。
抗てんかん薬を使用するときは、有効に発作を抑えることができ、かつ副作用の出ない量で使用
していく必要があります。
そのため定期的な血液検査や、薬物の血中濃度の測定を行い、得られる効果と副作用の評価
をして、使用する薬の種類と服用量を決めていきます。
なお、抗てんかん薬は発作の頻度などによって薬用量の変更や、他のお薬を併用する必要も
出てまいりますので、今後も今回のような発作が起こったり、発作の頻度があがったりするようで
あれば、かかりつけの先生と今後の治療方法についてしっかりとご相談なさることを
おすすめいたします。

CのMRI検査の必要性につきまして、以下にご回答いたします。
特発性てんかんの場合、治療は抗てんかん薬による発作のコントロールが主となりますが、
症候性てんかん、非てんかんの場合には、発作の原因となっている疾患の治療が必要になる
場合があります。したがいまして、原因が何であるかをはっきりさせるための精密検査を行っておく
のが望ましいと言えます。
そのためには、神経学的検査や血液検査、状況によってはMRI検査や脳波検査が必要となります。

てんかんは、飼い主様にさまざまな意味でのご負担が大きい病気であり、今後看護されていく上で
いろいろ大変なこと、ご心配なことも出てくるかと思いますが、ほのか様がどっしりと構えていることが、
ワンちゃんの大きな心の支えとなり、安心感につながるはずです。
発作が起こっても慌てずに、静かに、温かく、落ち着いて見守ってあげるようにして下さい。

万が一大きな発作が起こった時に、慌てずにお家で対処するために、座薬などで発作を抑えるお薬を
常備しておくこともできます。
また、万が一かかりつけの病院の休診日に具合が悪くなった場合にも慌てないために、
救急対応をしていただける病院をあらかじめ探しておくことが望ましいでしょう。
このような事前の準備と心構えをしておくことで、冷静な対処ができるようになると思います。

また、何かご心配なことや気がかりなことがありましたら、
お気軽にご相談下さい。
アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスも承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。

お電話番号は、あんしんサービスセンター0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

時節柄、ほのか様におかれましてはくれぐれもお体ご自愛ください。
今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。



うんちに血が混じる

投稿者:アンヴァー

投稿日:2016/05/09(Mon) 22:17

No.4385

生後2か月のトイプードル オス
昨日、ペットショップから購入したばかりです。
時々、便に血が付いています。
家に到着後、2日間で20回ぐらい少量のうんちをしていますが、その内、2回ほど血が付いていました。血はごく少量ですが、若干粘り気があるような気がします(少しなのでよくわからないのですが)
それ以外は、元気で食欲もあると思います。下痢はしていません。
病院に連れていくべきでしょうか?

Re: うんちに血が混じる

- 獣医師 江口

2016/05/10(Tue) 17:00

No.4387

アンヴァー 様

清々しい五月晴れが快い季節となりましたが、アンヴァー様におかれましては
いかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談頂き誠にありがとうございます。
トイプードルちゃんの便に血が付いているというご相談ですね。
早速、お問合せについてご案内をさせて頂きますが、実際のご様子を拝見
していないため、一般的なご案内となりますことを何とぞご了承下さい。 

アンヴァー様のトイプードルちゃんは2日間で20回位、少量の排便をしており、
そのうち2回ほど便に若干粘り気があるような血が付着していたということですね。

現在、トイプードルちゃんは元気食欲もあり、下痢はされていないということ
ですが、便に粘り気のある血液が付くということは、何らかの原因により腸管の
粘膜が傷ついている可能性があります。
また、幼犬の排便回数は1日平均5〜7回、排尿は20回ほどですので、排便回数が
少し多めになっていることも下痢の症状が出る前症状ということも考えられます。

血便や下痢を起こす原因として考えられる病気には、寄生虫感染(犬鉤虫、犬鞭虫、
コクシジウムなど)、細菌感染、ウイルス感染(コロナウイルス、パルボウイルス
など)、ストレスや食餌による腸炎、過敏性腸症などがあります。

アンヴァー様のトイプードルちゃんの症状が軽度のもので、自然治癒できるもの
なら良いのですが、上記のような病気が原因で起こっているのであれば、
症状が悪化する可能性があります。
特に幼犬は環境や食餌の変化に弱く、免疫力も落ちてしまうことがよく
ありますので、お家にお迎えしたばかりの子犬では特に注意が必要です。

アンヴァー様のトイプードルちゃんも症状が続くようでしたら、一度動物病院を
受診されることをおすすめいたします。その際、便検査をする可能性が
ありますので、できるだけ新鮮な、排泄したての便を動物病院へ持参して頂くと
良いでしょう。血が付いた便の画像も撮っておいて、動物病院で先生に説明する
際にお見せ頂くとわかりやすく参考になるかと存じます。

ご家庭にお迎えになられてから1〜2か月の間は、環境の変化が大きく、
また成長期でもありますので、ケージの中でゆっくりと睡眠をとらせて
いただくことがたいへん重要です。
この時期はアンヴァー様に構って欲しいし遊んで欲しい・・・と、落ち着かない
時期だと思いますが、ケージを大判のバスタオルで覆うなどなさるなどして、
しっかりと休ませてあげていただければと思います。
なおアニコムでは、お電話でのしつけ・健康相談サービスも行っておりますので、
お気軽にご利用ください。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日祝9:30〜15:30
土日祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。
なお、日・祝日および年末年始はお休みさせていただきます。

トイプードルちゃんをお家にお迎えになったばかりということで、ご心配なさる
ことや大変なこともあるかと存じますが、アンヴァー様とトイプードルちゃんが
過ごすこれからの日々が、かけがえのない素晴らしいものになることを
願っております。アニコムも全力でサポートさせて頂きますので、
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。



病気について

投稿者:ママ

投稿日:2016/05/06(Fri) 12:45

No.4374

うちは猫が2匹居ます。

・  糖尿病
・  子宮蓄膿症
・  慢性腎不全
・  副腎皮質機能亢進症(クッシング症状群)
・  尿崩症
は、他の猫に移りますか?

また猫から猫に移る病気は何がありますか?

完全室内飼いなので外の猫と接触しなければ移る事はないですよね?

Re: 病気について

- 獣医師 江口

2016/05/09(Mon) 18:13

No.4383

ママ 様

若葉が薫る頃となりましたが、ママ様におかれましては
いかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談頂き、誠にありがとうございます。
ネコちゃんの病気の感染についてのご相談ですね。
一般的なご案内とはなりますがさっそくご案内させて頂きます。

まず、糖尿病、副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)、尿崩症は
そのネコちゃん自身の内分泌疾患なので他のネコちゃんにうつることはありません。

子宮蓄膿症は、発情期や妊娠時に細菌感染しやすい状態となり子宮内膜炎を
起こし、子宮内に膿がたまってしまった状態です。
細菌感染が原因ですが、ネコちゃん自身が感染しやすい状態ということで
起こるので健康なネコちゃんへの感染は通常ありません。

慢性腎不全は、腎臓が数ヶ月〜数年かけて徐々に破壊されて慢性的に機能不全
となり、著しく腎機能が低下している状態です。
原因としては、腫瘍、先天的な異常、細菌やウイルス感染による腎炎、
全身性の疾患(糖尿病、免疫疾患など)など様々です。
慢性腎不全を起こす原因が細菌感染や猫伝染性腹膜炎(FIP)等のウイルス感染
である場合は、感染症がうつる可能性はありますが、
うつることで必ずしも慢性腎不全になるとは言い切れません。
ママ様のお宅には2頭のネコちゃんがいらっしゃるとのことですね。
2頭のうちのどちらかのネコちゃんが上記のご病気をもっていると
いうことでしょうか。もし、そうであり、上記のご病気のうち、
慢性腎不全の原因がウイルスなどのうつるようなものであれば、
その病気の感染についてご注意頂きたいと存じます。

次に、ネコちゃんからネコちゃんへうつる病気には、次のように
様々な病気があります。

◯寄生虫
(例)・猫ヘモプラズマ(ヘモバルトネラ)感染症・猫ひっかき病
・消化管内寄生虫症・ノミ・ダニ 

◯ウイルス感染
(例)・猫白血病ウイルス(FeLV)感染症・猫伝染性腹膜炎
・猫ウイルス性鼻気管炎(FVR)(猫ヘルペス感染症)
・猫免疫不全ウイルス(FIV)感染症・猫カリシウイルス感染症

◯細菌感染
(例)・リケッチア感染症・クラミジア感染症

◯原虫感染
(例)・トキソプラズマ症・トリコモナス症・コクシジウム症・ジアルジア症

これらの病気は、病気をもっているネコちゃんとの接触で感染したり、
感染したネコちゃんの尿や糞により感染したり、マダニやノミが媒介すること
によって感染したりします。母子感染などもありますが、ママ様のネコちゃんが
完全室内飼いでお外のネコちゃんとの接触もなく、ワクチン接種や寄生虫の
予防もされていれば、うつる可能性はほぼないでしょう。
地域性や飼育環境もありますので、予防に関してはかかりつけ動物病院様と
しっかりご相談下さい。

なおアニコムでは、お電話でのしつけ・健康相談サービスも行っておりますので、
お気軽にご利用ください。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日祝9:30〜15:30
土日祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。
なお、日・祝日および年末年始はお休みさせていただきます。

これから梅雨の時期になりますね。雨の日、お部屋で過ごす日が多くなると
思いますが、ママ様とネコちゃんたちが楽しく過ごされますよう願っております。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。



フィラリア

投稿者:ラムママ

投稿日:2016/04/28(Thu) 18:13

No.4372

先日動物病院でフィラリアの薬を貰いましたが
去年の11月まで薬を飲んでいたの血液検査をしてもらえませんでした

飲ましても大丈夫でしょうか
ミクロフィラリアなど心配です

Re: フィラリア

- 獣医師 江口

2016/05/02(Mon) 18:40

No.4373

ラムママ 様

新緑がまぶしい季節となりましたが、ラムママ様におかれましては
いかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談頂きまして、誠にありがとうございます。
フィラリアの予防に関するご相談でございますね。
早速ではございますが、フィラリアの予防に関する一般的な見解について、
ご案内させて頂きます。ご参考にして頂ければ幸いです。

フィラリア症は、フィラリア(犬糸状虫)に感染することで起こる病気です。
既にフィラリアに感染しているワンちゃんの血液を吸った蚊が、
他のワンちゃんを吸血する際に、感染幼虫がワンちゃんの体内に入ること
により感染いたします。
感染したフィラリアの幼虫は6〜7ヶ月間かけてワンちゃんの体の中を移動し、
最終的には肺動脈や心臓にたどりつき、そうめん状の白い細長い成虫と
なります。
この成虫の寄生が原因となり循環障害を起こすため、運動を嫌うように
なったり、咳などの症状が起こり、重篤になると肝硬変・腎不全などを併発する
ことが知られています。

フィラリア症は予防期間に予防薬を投与することにより予防ができる病気で
あり、予防方法といたしましては、内服薬(錠剤・粉末・チュアブル)、注射、
外用薬(滴下式スポット薬)など、いくつかの種類があります。
フィラリア症の予防開始時期は、お住まいの地域によって、蚊の発生時期が
異なるため、投薬の開始時期が異なります。
また、予防薬につきましても、お薬の種類により、投与可能な月齢や
投薬期間が異なります。
一般的に獣医師は、その地域の気温や、湿度、蚊の発生状況などを考慮して
予測されるフィラリア感染の開始時期や終了の時期、また、そのお子様の
月齢や犬種を考慮して投薬期間やお薬の種類を決定いたします。
これらの予防薬は、蚊の吸血によって犬の体内に侵入した感染幼虫が
血管内・心臓内に到達する前に、幼虫を駆徐することでフィラリア症を
予防しています。

ここで注意が必要なのは、すでにそのお子様の肺動脈や心臓に
フィラリア成虫が寄生していて子虫を産出しており、末梢血管中に多量の
子虫(ミクロフィラリア)が流れている状態で、予防薬により一気に
ミクロフィラリアが駆虫されるとショック症状を引き起こす可能性があることです。
子犬の時期に初めてのフィラリア予防期間を迎えられるお子様につきましては、
すでに肺動脈や心臓にフィラリアの子虫を産出している成熟成虫が
寄生している可能性がないため、フィラリア検査は不要と考えられますが、
2年目、3年目のお子様にフィラリアの予防薬を飲ませる前には、
ショック症状を起こすことがないよう、検査を行ってから、
処方するのが一般的です。
フィラリアの検査はワンちゃんから少量の血液を採取して、フィラリア成虫が
産出した子虫であるミクロフィラリアが血液中にいないかどうかを
顕微鏡で調べる検査と、キットを利用した血液中のフィラリア成虫抗原を
検出する方法があります。

ラムママ様のワンちゃんは、去年の11月までフィラリア予防をされていて、
今年のフィラリア予防のお薬を貰う際には、
フィラリアの検査をしてもらえなかったとのことですね。

これまでのワンちゃんのフィラリア予防状況の詳細はわかりかねますが、
ラムママ様が昨年のフィラリア予防をしっかりされていて、
ワンちゃんの末梢血管中にミクロフィラリアが産出されている可能性が
ほとんどないと先生が判断されて、フィラリア検査を行わなかったのかも
しれませんね。
ただ、飲み薬での予防の場合には、こっそりどこかで、吐き出してしまって
いたということも無いとは言い切れませんので、
安心のためにも、ラムママ様が抱えていらっしゃるご不安なお気持ちを、
かかりつけの動物病院の先生にもご相談されてはいかがでしょうか。

なおアニコムでは、お電話でのしつけ・健康相談サービスも行って
おりますので、お気軽にご利用ください。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日祝9:30〜15:30
土日祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。
なお、日・祝日および年末年始はお休みさせていただきます。

お散歩に気持ちの良い季節です。
ラムママ様とワンちゃんが安心して、楽しい時間を過ごされますよう
応援いたしております。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。