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歯肉腫に関して教えてください。
投稿者:心配性
投稿日:2017/04/05(Wed) 15:20
No.4688
ある人のブログの記事で(抜粋)『歯肉腫(エプーリス)。良性なら取るだけなんですが、悪性の場合、腫瘍を取ってしまうと刺激を与えて猛スピードで広がってしまいます。悪性なら顎の骨を少し取らなきゃいけません。でないと、腫瘍だけ取ってもまた転移します。良性か悪性かの検査もあるのですが、麻酔をかけて細胞を摘出するため、刺激を与えてしまいます。悪性だった場合、刺激を与えてしまって猛スピードで広がってしまいますので、細胞採取でも悪性の場合最悪な展開になります。じゃ〜どうすれば?良性であろうが悪性であろうが、基準を悪性として顎の骨まで取る。そのあと検査に出して良性ならそれでOK。悪性なら状態を見ながら過ごす。しかし、うちの犬の腫瘍は数年前からあるんですよね。悪性の場合1年持つか持たないかぐらいの寿命。転移が早い腫瘍なのです。でもこの犬は数年前からあった!という事は悪性ならもう死んでいるか奇跡的に生きていても顎の骨が溶けたり、肺に転移したりとなっています。しかし、今はそんな様子はないので、良性なのでは?と考えています。例え、悪性であっても恐らく手遅れ。。。数年前からありましたからね。手術しようがしまいが、悪性なら大して変わらない。と思います。よってなにもしない・・・が最善かな??とも思います。もし、皆さんの愛犬がこのようなことが起こったら一度冷静に考えてください。何もしないことがいいこともあります。もちろん、何もしなかったからこうなった・・・ってこともあります。』 とありました。うちの犬も歯肉種があります。今度病理検査をお願いしようと思っていますが、細胞採取は危険でしょうか?
Re: 歯肉腫に関して教えてくださ...
- 獣医師 霍田
2017/04/07(Fri) 15:59
No.4690
心配性 様春風の心地よい季節になりましたが、心配性様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。この度はご相談をいただきまして、誠にありがとうございます。早速ご案内をさせていただきますが、実際のご様子を拝見しておりませんので、一般的なご案内になりますこと、何卒ご了承ください。心配性様のワンちゃんには歯肉腫があり、病理検査をご検討なさっているけれども、ブログの記事をご覧になり心配されているのですね。歯肉腫(エプーリス)は歯肉あるいは歯肉上に限局した腫瘤性病変を示す口腔内良性疾患の総称で、以下のように分類されます。1.線維腫性エプーリス:構成成分が歯周靱帯の間質(組織成分)。2.骨化性エプーリス:上記同様だが成分に骨の構成成分に似た成分(類骨基質)を含む。3.棘細胞腫性エプーリス:皮膚を構成している細胞層の中の、有棘細胞が腫瘍化したもの。最近では「棘細胞性エナメル上皮腫」と呼ばれることもあり、癌化しやすい。エプーリスは歯根膜の細胞または歯周靱帯と呼ばれる歯を取り囲む組織に由来する良性の腫瘍です。一般的に病理学的には良性とされていますが、臨床的には外科的に摘出しても再発を伴うことも少なくなく、由来する細胞成分によっては悪性腫瘍との鑑別が難しいものも報告されています。そのため、病理検査で腫瘍がどういったものであるか見極めを行うことが必要です。病理検査を行うためには組織または細胞を採取する必要があり、簡易な検査としては、針生検(ニードルバイオプシー)による細胞診があります。この検査では腫瘤に直接注射針を刺して内容物を採取し、スライドグラス上で染色し、顕微鏡で観察します。注射を打つのと同じ程度の痛みですので、場所によっては無麻酔でもワンちゃんに大きな負担をかけずに行うことができますが、細い針を用いるため得られる細胞数が少なく、検査に十分な量を採取できないこともあります。今回のような口腔内腫瘤では、無麻酔での検査は一般的に困難であるため、心配性様のワンちゃんの場合は全身麻酔下での腫瘤切除(組織採取)を行うことが望ましいのではと思います。もちろん、全身麻酔をかけるリスクはゼロではありませんが、細胞診よりも検査精度が上がるので、より正確な検査結果が得られる可能性が高くなります。もしこのような検査をなさる場合、かかりつけの先生とよくご相談いただくこと、また血液検査などにより、事前にしっかりワンちゃんの健康状態を確認することが必要になります。さて、ご心配なさっている、「腫瘤の細胞・組織採取による刺激によって、腫瘍が浸潤すること」は全く可能性がないとは言えませんが、悪性腫瘍に対する細胞診によって猛スピードで進行するとも言えないと思います。確かに、もし悪性腫瘍であれば、進行がはやく、治療として、腫瘍の周囲を根こそぎ切除、または下顎や上顎の部分切除を行うことがあります。反対に、もし経過観察でもよい良性腫瘍であれば、骨切除によって、本来は不要な大きな負担をワンちゃんにかけてしまうおそれがあります。病理検査は得られた材料は「どういった治療が有効かつ適切か」という治療方針を立てるために重要な役割を果たします。エプーリスであれば転移をすることはありませんが、棘細胞腫性エプーリスの場合は、腫瘍部分が残ると再発を繰り返したり、骨などにも浸潤していくおそれがあります。なお、エプーリス以外にも次のように口腔内に腫瘤を生じる疾病があります。・歯原性良性腫瘍(エナメル上皮腫など)・線維腫・感染性肉芽腫性病変(ウイルス性乳頭腫・細菌性/真菌性肉芽腫性炎など)・非感染性肉芽腫性病変(異物の刺入・外部の持続的な刺激など)・悪性腫瘍(悪性黒色腫・扁平上皮癌・線維肉腫・骨肉腫・リンパ腫・肥満細胞腫など)歯周組織由来の良性腫瘍は、由来組織によりエナメル上皮腫や線維腫のように分類され、一般的にはエプーリスに比べれば再発のリスクは少ないとされています。感染性肉芽腫性病変については乳頭腫ウイルスや一部の細菌または真菌の感染により引き起こされ、口腔内に腫瘤物を形成します。感染源がウイルスの場合は、一般的に重篤な症状を伴うことが少ないとされていることから、ウイルスが体から排除されるまでの間、経過観察を行います。感染源が細菌または真菌の場合はそれらに感受性のある抗菌剤や抗真菌剤の全身的または局所的投与が行われます。非感染性肉芽腫性病変ですが異物の刺入(骨や木片等)や持続的な外部からの刺激など(噛むおもちゃを病的な頻度で口にするなど)により反応性に肉芽腫(腫瘤)を生じることがございます。このような原因が明らかである場合は、原因を除去すれば改善が認められ再発も防ぐことが可能です。病理検査の結果によっては、かかりつけの先生は経過観察で良いと判断される可能性もあります。最低限の負担で、ワンちゃんにとって必要な治療を適切に行うためには病理検査が必要かと思います。主治医の先生とよくご相談の上、お決めいただければと思います。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用ください。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。心配性様とワンちゃんが心穏やかな日々を送られますようお祈りしております。今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。
マーキング
投稿者:やせなくっちゃ
投稿日:2017/03/30(Thu) 13:27
No.4684
キャバリア 雌 5歳 今更ですが、散歩中のマーキングがたいへん多いのですが、それはあまりよくない という話を聞きました。散歩中ずっと下を向いてクンクンと臭いを嗅ぎまわりマーキングします。後ろへ戻ってまでもクンクン。特に、時々しか行かない公園などは、クンクン、が大変に多いです。やめさせたほうがいいのでしょうか?なぜ散歩中のマーキングはよくないのでしょうか?やめさせるには、散歩中どのようにすればよいのでしょうか?
Re: マーキング
- 愛玩動物飼養管理士 三留
2017/04/03(Mon) 09:29
No.4687
やせなくっちゃ 様春爛漫の候でございますが、やせなくっちゃ様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。この度はキャバリアちゃんのご相談をいただきありがとうございます。早速、ご相談のご案内をさせていただきますが、実際のご様子を拝見していないため、一般的なご案内となりますことをご了承ください。多くの情報を視覚で受け取る人間に比して、ワンちゃんたちでは「嗅覚によるコミュニケーション」が重要な役割を果たしています。特に残された排泄物の匂いから多くの情報を授受するとされており、お散歩中に他のワンちゃんたちが残したオシッコの匂いを嗅ぐことで、どんなワンちゃんが通ったのかなど、さまざまな情報を得ることになります。他の情報を得るのと同時に、当然、自分の情報もオシッコにより残そうとします。このようにオシッコを利用して情報を授受するということは、ワンちゃんにとって人間の会話のようなものといえるでしょう。また、ワンちゃんはもともと群れで生活をしていたどうぶつさんであり、群れは上位・・・下位とそれぞれの成員の位置が決まることで安定し、本能から縄張りを主張しようとします。ワンちゃんは自分の縄張りを侵入者から守ろうとし、お散歩の時など自分の縄張りを示すためにオシッコで目印を付け、侵入者に警告を発しようとしますが、この行為をマーキングといいます。マーキングは男の子も女の子も行うことがあり、知っている場所でも知らない場所でも、自分の匂いをつけることで安心するという側面もあります。キャバリアちゃんは、時々しか行かない公園では、特に念入りに匂いを嗅ぐとのことですが、たまに行く公園にはどんなワンちゃんが通ったのか、何か自分にとって心配な情報がないかなど匂いから情報を得ようとしていたり、自分の匂いをつけることで安心しているのかもしれませんね。やせなくっちゃ様のキャバリアちゃんが、くんくんと匂いを嗅ごうとするのは、マーキングにより自分の足跡を残そうとする積極的な女の子だからかもしれませんし、あるいは、不安で恐がりやさんであるから、慎重に情報を得ている可能性もあります。このように、他のワンちゃんとの会話のようにオシッコの匂いを残している場合もありますし、縄張りの主張のマーキングなのかもしれませんが、いずれにしても、嗅覚による情報の授受は多分に本能に根ざした行為といえます。さて、散歩中のマーキングが良くないと言われるかの理由はさまざまです。例えば、「群れでマーキングをするのはリーダーのワンちゃんだから、群れの移動でもある散歩でワンちゃんに群れを率いる役割をさせてはいけない。だからマーキングをあまりさせるのはよくない」とおっしゃる方もいらっしゃいます。一方で、「ほかのワンちゃんを牽制する必要のある屋外でのマーキングは、ワンちゃんにとって自然な行動なので抑制すべきではない」と言う考えの方もいらっしゃいますし、もちろん、「道などを汚すべきではないからさせてはいけない」とおっしゃる方もいらっしゃいます。確かに、いかにマーキングがワンちゃんの習性によるものだとしても、他人の方の家の塀や、バイクなどの所有物、また公共の場などでも自由にさせてしまうとトラブルになるおそれがあります。マーキングをどの程度抑制・管理すれば良いかは難しいところですが、マーキングをさせたくない場所ではリードを引いて、「ここでしてはいけない」ということを理解させる、ここでは良いという場所では、どのくらいの程度のマーキングであれば許すかなど、明確にコントロールすることが重要ではないでしょうか。キャバリアちゃんがもし不安な気持ちでくんくんしているのであれば、やせなくっちゃ様が、群れを率いるリーダーとしての姿勢をきっちりと示すことで、キャバリアちゃんの「守られている」という安心感につながり、マーキングを緩和するということにつながるかもしれません。また、マーキングをした場所は必ずペットボトルなどに入れたお水で流したり、マーキングをさせたくない場所では駆けっこに誘うような感じで、さっと通りすぎるようにするということも一つでしょう。また、なるべく散歩ではやせなくっちゃ様が先頭を歩くようになさったり、お家の出入りはやせなくっちゃ様が先に入るなどなさるのが望ましいかもしれません。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談のサービスをうけたまわっております。気がかりなことがありましたら、ぜひご利用ください。電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。やせなくっちゃ様とキャバリアちゃんの素敵な毎日を心から応援しております。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申しあげます。
4歳トイレのしつけ
投稿者:ゆきんこ
投稿日:2017/03/29(Wed) 01:54
No.4681
いつもお世話になっております。わが家の4歳になるポメラニアンなのですが、夫婦共に初めてのペットだったので一番初めのトイレのしつけを失敗してしまいました。 1度トイレシートの上でオシッコすると同じシートでは2回目も成功するのですが、ウンチが全然できません。それにラグを敷いていると必ずラグの上でオシッコをしてしまいます。今からでもトイレのしつけをやり直すのは可能でしょうか?大体のトイレのタイミングは分かるので最近は諦めて家の外でトイレをさせて終わったら中に入るという形をとっているのですが、5月から私も働くので、時間はかかってもいいから家のトイレでしてくれると助かります。アドバイス宜しくお願いします。
Re: 4歳トイレのしつけ
2017/03/31(Fri) 16:01
No.4685
ゆきんこ 様こちらこそ、平素より大変お世話になっております。陽光に春の温もりを感じる頃ですが、ゆきんこ様におかれましてはいかがお過しでしょうか。この度は、ポメラニアンちゃんのトイレのしつけにつきましてご相談をいただきありがとうございます。早速、ご相談のご案内をさせていただきますが、実際のポメラニアンちゃんのご様子を拝見していないため、一般的なご案内となりますことをご了承ください。ポメラニアンちゃんは「シートの上で排泄をしたら良い」ということはだいたいわかっているようですが、何か原因があり、しなくなってしまったのかもしれませんね。ワンちゃんがシートの上での排泄を躊躇するようになる原因の一つとして、ウンチをしようとした時に、先に排泄していたオシッコでシートが濡れていてイヤだった、あるいは、その時に怖い音がした、など、ワンちゃんにとって嫌な記憶とトイレシートが結びついてしまい、シートではしなくなることもございます。したがいまして、シートをまめにとりかえていただいたり、大きめのシートにしたり、一度に使う枚数をふやすなどなさるとよろしいでしょう。また、ラグの上でしてしまうとのことですが、ワンちゃんはラグやマット、カーペットのようなところに排泄をすることを好みます。トイレトレーニング中は、ワンちゃんが成功体験をするように誘導して、できたら褒めることにより、「ここですればいいんだよ」と教えるのが望ましいので、トイレの場所を覚えるようになるまでは、ラグなどの失敗しやすいものは取り除いていただいたほうがよろしいかもしれません。このような点をご注意いただきながら、外にお連れになる前に、いったんお家の中のトイレに誘導してみてはいかがでしょうか。また、そろそろ「オシッコをするかな」というタイミングでトイレへ誘導して「トイレはここよ」などといつもの掛け声をかけていただき、偶然でも上手くいったときには明るく、ポメラニアンちゃんが嬉しくなってしまうような声で褒めてあげましょう。「早く覚えて」という飼い主様のお気持ちや「上手くいくかしら」という緊張感は、かえってワンちゃんトイレの場所を教える際にマイナスに作用してしまうこともございますので、「だめでもともと」くらいのお気持ちでいらっしゃることが重要でしょう。リラックスをした雰囲気で、思わず出ちゃった、という感じで誘導していただければと思います。生理現象でもある排泄行為は、叱られた時、ワンちゃんの中で排泄行為そのものを叱られたと思ってしまい、それでも出るので戸惑って、隠れて排泄するようになることも中にはございます。また、くったくのない明るい子などでは、叱られたことを構ってもらえると思い、かえっていろいろなところで排泄をするようになることもございます。思うようにいかないと落胆の声を出したくなりますが、叱ったり声をあげたり、振り返ったりなさらないことが大切です。上手くいった時だけ注目し、ほめることで、どこでしたら良いのかを教えていただければと存じます。また、雑巾を動かすなどの、片付ける様子を面白がってしまうこともございますので、そっと片付けていただいたほうがよろしいでしょう。もし、新たにトイレを用意なさるのであれば、ご家族様の行き来があまりなく、静かにポメラニアンちゃんが排泄をできるような場所や、以前粗相をしたことがある場所などに設置なってもよろしいかと存じます。柵のようなものや、家具との位置関係を利用いただくなどして、トイレをぐるりと取り囲んではいただくことも一つです。囲まれた中にシートは敷き詰めていただきますと、どこで排泄をしても成功しますので、必ず褒めてあげることができます。さて、現在、ゆきんこ様のワンちゃんは、外でほとんどオシッコやウンチをしているということでございますね。ワンちゃんは、もともと自分の、自分を含めて群れの仲間を外敵から守り、自分の居住空間を汚さないようにするため、自分の居住空間(特に寝場所や食事場所)から離れたところで排泄をしようとする習性があるといわれていますし、何より外での排泄は開放感があるようです。また、ワンちゃんたちは残された排泄物の匂いから多くの情報を授受するとされており、ワンちゃんの排泄は、私たち人間がすでに失った「嗅覚によるコミュニケーション」の手段として、重要な役割を果たしています。このように、もともとの習性から、外での排泄を好むワンちゃんが多く、小さいときにお家の中で排泄をしていても成長とともにお家でなかなか排泄をしなくなることもたいへん多くみられます。外でしか、排泄しなくなっていても、家でして良い場所を教えてあげることで、していた頃のことを思い出してする場合ももちろんございます。ただし、頑固に絶対に外でしかしない、というワンちゃんもいらっしゃいます。難しい場合もございますが、オシッコやウンチのタイミングで一度トイレに誘導してみる、ということを根気強くお続けになられてみて、たまたま出たよ、というときに褒めていただければと存じます。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談のサービスをうけたまわっております。気がかりなことがありましたら、ぜひご利用ください。電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。ゆきんこ様ご夫妻と、ポメラニアンちゃんの笑顔いっぱいの毎日を心から応援いたしております。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申しあげます。
散歩をいやがります
投稿者:you
投稿日:2017/03/27(Mon) 22:32
No.4679
5か月のトイプードルです。屋外で散歩をさせようとするのですが、怖がっているみたいで尻込みをしてクンクン泣いてしまいます。慣れればと思い、毎日5分程度玄関先に連れて行ったりはしています。焦らずに恐怖心?を除いてあげればいいのでしょうか。(尚、10日程前に狂犬病予防接種が完了して散歩の練習を始めたところです。)
Re: 散歩をいやがります
- アニコムカウンセラー 能登
2017/03/30(Thu) 11:41
No.4683
you 様春の温もりを感じる頃ですが、 you 様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。 この度は、ご相談をいただきまして、誠にありがとうございます。5ヶ月のトイプードルちゃんに、屋外を怖がる様子がみられるとのことでございますね。早速、ご案内させていただきますが、一般的なご案内になりますことを何とぞご了承下さい。ワンちゃんというと、お散歩が大好きだというイメージがありますが、実際には、車やオートバイが走り、風が吹き、見知らぬ人や見知らぬワンちゃんが寄ってくるなど、外の世界を歩くことは怖いことで、緊張を要するようです。特に、お外を歩く楽しさを知る前に、何らかの恐怖を感じてしまったり、生後2〜3か月ごろの社会化に適した時期にあまり外の世界を知る経験をしなかったワンちゃんにとって、お散歩に出ることが辛いこととなる傾向もみられます。しかしながら、このような状態のワンちゃんであっても、you 様がなさっているように、焦らず、少しずつ、時間をかけて、「お外は楽しい!」「お外を歩くと良い事がある!」という経験を積み重ね、「 you 様がついているから大丈夫。」だとわかってくると、楽しげに歩くことができるようになってきます。よろしければ次にご案内の方法を、参考にしていただければ幸いでございます。1. 屋外に慣らす方法( 1 )最初は抱っこから最初は、トイプードルちゃんを抱っこしたり、お気に入りのキャリーバッグにいれて、近くの公園などに行かれてはいかがでしょうか。公園では、トイプードルちゃんの好きなオモチャを見せてみたり、ベンチに座って抱っこをしながら、名前を呼んで安心させて、身体を優しく撫ぜてあげます。トイプードルちゃんが落ち着いた状態の時には、褒めてあげ、自信を持たせてあげましょう。( 2 )少し地面に下ろしてみる外でリラックスをして過ごせるようになってきたら、地面に下ろしてみて、ほんの2、3分でも良いので、好きなボールやオモチャで遊んであげましょう。外で遊ぶことと、トイプードルちゃんの好きなことを結びつけることにより、少しずつ屋外で過ごすことへのイメージを楽しいものにしていきます。自宅の前でも、現在、 you 様が実践されているように、玄関を出るところから始め、次は、抱っこをして外に少し出てみます。家から3歩でも5歩でも歩いたら、「いい子だね」とうんと褒めてあげてください。この日のお散歩はこれで充分です。次の日は5歩、10歩、また次の日は15歩という具合に少しずつ増やしていきましょう。(3)少しずつ歩く距離を延ばす無理のないように、日数をかけて、歩いては褒めることを繰り返し、歩く距離を少しずつ延ばしていきます。「大丈夫かしら・・・」と you 様が心配をしたり、緊張したりなさると、その気持ちはトイプードルちゃんに伝わってしまいますので、リラックスをして、楽しげな雰囲気を演出しましょう。無理をせず、日にちをかけて、良い状態であれば、褒めてあげることを繰り返し、自信をつけさせてあげて、屋外に少しずつ慣らしていきます。2. 散歩時の注意点( 1 )楽しい雰囲気を作る歩きながら、時々トイプードルちゃんの名前を、明るい声で呼んで、 you 様の呼びかけに反応したら、「オリコウね」と褒めてあげます。また、手に、トイプードルちゃんの好きなオモチャを持つなど、楽しそうな雰囲気を演出して、お散歩にプラスのイメージを持つようにしてあげましょう。(2)飼い主様はいつも堂々と振舞う散歩に出る時には、 you 様が先に家を出るようにしましょう。楽しそうに家を出る you 様の姿を見せることで、外の世界が怖くないことを教えてあげましょう。また、何より大切なことは、「どんな時も、 you 様たちに身を任せていれば安心だ」と思わせることです。どんな時にもうろたえず、トイプードルちゃんに安心感を与えるよう、落ち着いた態度を見せてあげてください。ワンちゃんは毎日学習し、毎日成長していきます。けっしてあきらめることなく、リードしてあげましょう。( 3 )匂いを確認させてあげるワンちゃんは嗅覚がたいへん発達しており、嗅覚により多くの情報を収集します。トイプードルちゃんが、道の匂いを確認したがるときには、十分に嗅がせてあげましょう。3. 苦手なものに出会った時の対応方法( 1 )通り過ぎる時の方法トイプードルちゃんが苦手なものに会った時は、無理強いをして近づけることをせず、適当な距離を保つようにしましょう。例えば、他のワンちゃんと通りすぎるときには、トイプードルちゃんがそれほど反応せず、大丈夫そうな距離で、 you 様は他のワンちゃんとトイプードルちゃんとの間に立つようにしていただき、「オスワリ」、「マテ」などと指示を与えて落ち着かせます。このときに、トイプードルちゃんの好きなオモチャなどで気持ちをそらすのもよろしいでしょう。 you 様の指示にしたがったらうんと褒めてあげます。( 2 )嫌がる場所はお散歩コースからはずすお散歩のコースには工夫をしていただき、ワンちゃんが怖がるものや、嫌いなものになるべく会わないようにしてあげましょう。 ゆっくりと焦らず、トイプードルちゃんをリードしていただければと存じます。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談のサービスをうけたまわっております。気がかりなことがありましたら、ぜひご利用ください。電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。you様とトイプードルちゃんの素敵な毎日を心から応援しております。時節柄、 you 様におかれましては、くれぐれもお体ご自愛ください。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申しあげます。
無題
投稿者:てんママ
投稿日:2017/03/27(Mon) 17:11
No.4678
トイプードルを飼い始めたばかりですが、躾について教えて下さい。ケージトレーニングをしていますが、要求吠えの後に威嚇するように吠えます。ブリーダーさんに相談したところ、怒って主従関係をわからせるのが良いと言われ、実行しましたが、その後自分の足を舐めています。ストレスだた思いますが、この方法は合ってないと感じました。普段は大人しいこですが、ケージの中が本当にいやなようです。これから週3回ほどは働きにいこうと思っているので、何か良いケージトレーニングはありますか?
Re: 無題
- アニコムカウンセラー 澤口
2017/03/30(Thu) 11:16
No.4682
てんママ 様春の風が快い季節となりましたが、てんママ様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。この度は、ご相談をいただきまして、誠にありがとうございます。トイプードルちゃんのケージトレーニングにお困りでございますね。早速、ご案内させていただきますが、実際のご様子を拝見しておりませんので、一般的なご案内となりますこと、何とぞ了承ください。てんママ様は、トイプードルちゃんを迎えられたばかりとのこと、素敵なご家族と巡り合い、トイプードルちゃんは喜びでいっぱいで、初めは少々遠慮がちな部分もあるかと思いますが、安心できること、自分を委ねることができると分かると、徐々に自己主張を始めるようにもなります。トイプードルちゃんも、自分を表現し始めているのかもしれませんね。特に小犬ちゃんの時は、何かの折に「吠えたらママやパパが注目してくれた」という経験をすることで、吠えることが少しずつ、周囲の気をひくための手段となり、次には、ママやパパの反応が欲しくて吠えるようになることが、大変良く見られます。また、縄張り意識も少しずつ出てきますので、縄張りを守ろうということもあるかもしれません。肉体的にも精神的にも成長著しい子犬ちゃんの時期で、どんどん違う表情を見せてくれます。さて、トイプードルちゃんは、ケージトレーニングの際、要求吠えの後に威嚇するように吠えるとのことでございますね。ワンちゃんは、自分が吠えた時のご家族の様子を良く見ています。吠えた時に、ご家族が反応すると、トイプードルちゃんにとっては、「要求に答えてくれている」「吠え甲斐がある」「注目された」と思うこともあります。例えば、ケージの中にいて、吠えたときに飼い主様が様子をみにいらっしゃったということがあると、吠えて要求をしながら、興奮がこうじてうなってしまっているのかもしれませんね。「吠えても無駄」とトイプードルちゃんが感じるようにするため、トイプードルちゃんが吠えても、てんママ様は、表情も変えず、声もかけず、落ちついて、平然としていらっしゃるのがよろしいでしょう。ワンちゃんはいちど成功するとたいへん強くその行動に執着しますので、かなり激しく吠えることかもあるかもしれませんが、吠えても要求が叶わないことが分かっていくと、徐々に吠える頻度が減っていきますので、吠えるのを止めたり、吠えないでいられた時は、「お利口ね」と褒めてあげましょう。なお、うなるというと「威嚇」ということを連想することも多いので、心配してしまわれるかもしれませんが、子犬ちゃんがうなるという行動は、遊びに夢中になって興奮してうなったり、などということも多くみられます。てんまま様のワンちゃんも、家族の一員に加わってからまだ間がない訳ですので、ゆったりとご家族に守られる安心感、またご家族への信頼感を育むことが今後のより安定した主従関係を築く上では大切なことだといえるかもしれませんね。てんまま様のトイプードルちゃんは、ケージの中が嫌いとのことでございますね。ワンちゃんはもともと穴倉のようなところで生活をしていたといわれていますので、狭くてすっぽり自分の体が入る場所を好む傾向があります。例えば、ケージに大判のタオルケットのようなもので覆いをなさってみるのも一つでしょう。ケージに入ったら褒めていただき、心地良いこと、うれしいこと、楽しいこととケージを良いイメージで関連付けてあげることにより、ケージを好きなところにしてあげましょう。反対に、お留守番のときや叱られたときなどにいつもケージを利用なさっていると、ワンちゃんにとってケージが嫌いなところになってしまう傾向がありますのでご注意いただければと存じます。また、できるだけ日常生活の中でも、トイプードルちゃんが騒いだりしている時は知らん顔をしていただき、落ち着いた時に、声を掛けることも大切です。例えば、てんママ様が帰宅された際、トイプードルちゃんが、うれしくて吠えているようなことがあれば、可哀想と思われるかもしれませんが、知らん顔をして、ひとしきり騒いだ後、落ち着いたタイミングで声をかけてあげましょう。声をかける順番は、人間のご家族を先に、トイプードルちゃんは最後に声をかけることで、ご家族の中の群れの順位を、トイプードルちゃんに教えてあげることも大切でしょう。なお、電話やインターフォンの音が鳴ったときの、ご家族のあわてる様子に、いつもと違う雰囲気を感じて吠えるようになることもあるかもしれませんが、できるだけあわてた様子を見せず、ゆっくりと出ていただくのがよろしいかもしれません。また、ワンちゃんが気になる音を察知したときなどに吠えることが多いのですが、吠えるまでの間に、「何かな」と聞き耳を立てる瞬間があると思います。このような、吠える直前のタイミングに、オモチャなどで気を引いたり、オスワリをさせて、吠えない状態を作り、フードなどをご褒美に与えていただくことで、「電話の音→吠えない→良いことがある」という流れを作っていただくのもよろしいでしょう。なお、吠えた後に気をひこうと、ご褒美を与えると、吠えればご褒美がもらえると思うこともありますので、ご注意ください。アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談のサービスをうけたまわっております。お気軽ご利用ください。電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。トイプードルちゃんの健やかな成長を、心からお祈りいたします。今後とも、アニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。