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暑い中での留守番
投稿者:鴨井 稔子
投稿日:2011/07/10(Sun) 11:46
No.821
一日、外出するのですが、猫を留守番させるのですが、窓を少し開けていこうとおもうのですが、他に注意する点ありますでしょうか。アドバイスください。よろしくお願いもうしあげます。
Re: 暑い中での留守番
- ドッグライフカウンセラー 三留
2011/07/13(Wed) 12:32
No.828
鴨井 稔子様真夏の太陽が眩しい頃でございますが、鴨井様におかれましてはいかがお過しでしょうか。この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。今回、終日外出をされるご予定がお有りで、その際のお留守の間のご注意点についてでございますね。以下、猫ちゃんの夏のお留守番の際にご案内させていただきますので、ご参考にしていただければ幸いでございます。鴨井様は窓を開けてお出かけのご予定とのことでございますね。可能であれば風の通り道ができるように、複数の窓をお開けになられるとよろしいかもしれません。また、併せて換気扇をつけて頂くと、空気の流れが出来やすくより良いかと存じます。猫ちゃんが外に出てしまわれないように、また無用心にならないように、網戸用のカギをつけておかれるなど、対策をなさるとよりご安心いただけるのではないでしょうか。また、激しい雨が降ったときには、屋根があっても家の中に雨が吹きこんでしまうこともございますので、この点もご注意いただければと存じます。なお、窓をお開けになられても、外の気温によっては思いのほか、室内の気温や湿度が高いままである可能性があったり、猫ちゃんに日ごろからお外に出たがる素振りが見られるのであれば、お留守になさる日は、クーラーをご利用なさるのも一つの方法かもしれません。クーラーをご利用なさった場合は、なるべく温度設定を高めにしていただいたり、除湿機能を利用いただき、冷えすぎないような工夫も必要でございます。また、猫ちゃんが自分で快適な場所を探し、暑さをしのげる場所を用意していただき、自分で心地よい場所に移動できるようになさるのも大切なポイントでございます。クールマットなどを併用されるのも一つの方法です。ケージの中でのお留守番であれば、ケージに直射日光が当たったり、クーラーの風があたらないように、窓にすだれなどをかけたり、クーラーの噴出し口の向きを調節なさるなど、一度、お昼間のお宅にどのように日が入るかを確認いただき、状況にあわせて工夫をいただければと存じます。また、お留守の間に猫ちゃんがいたずらをして誤って口にしてしまう可能性があるものを猫ちゃんの手が届かないところにしまうなど、お怪我や事故が起きない環境であるかをご確認くださいませ。お食事とお水は、お家の中に何箇所かご用意いただき、お家の中に猫ちゃんのお気に入りの飲水場所があったら、そこで飲めるように、いつもと同じ状況をご用意いただくとよろしいでしょう。お食事に関して、夏場の傷みやすい時期ですので、特にご注意いただきたく存じます。体調管理の難しい時期でございますが、鴨井様におかれましてはお体ご自愛いただき、猫ちゃんと素敵な夏をお過しくださいませ。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。
餌を食べずに下痢をする
投稿者:ソプラ
投稿日:2011/06/29(Wed) 10:06
No.802
はじめまして。今月で4ヶ月になるチワワのメスです。もともと餌に興味がない子で、遊ぶのが大好きな子です。ただ毎回餌をあげてもすぐには食べない為、30分で取り上げて後で再度あげてもまったく食べず最長18時間食べないこともありました。 ここからが問題なのですが..放っておくと12時間たべない事もよくあるのですがそうすると必ず下痢をします。 お腹がゴロゴロキューキューなり始め下痢をします。 対策の為、ドライフードを床にばらまいたり、スタミノール栄養剤を混ぜたり、一粒だけ口に入れたり(こうするとなぜか全量を自主的に食べ始めるのです)して今はなんとか食べさせて下痢をするのを防いでいます。 食べないのに下痢をする理由と、自主的に食べる方法があれば教えて頂きたいです。 ちなみに食欲がなく下痢をするのは生後2ヶ月過ぎた頃からです。また3回目の予防接種の際ウンチ検査では陰性で病気等はありませんでした。
Re: 餌を食べずに下痢をする
- 獣医師 垣本
2011/07/01(Fri) 10:14
No.809
ソプラ 様夏の太陽がまぶしい季節となりましたが、ソプラ様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。この度はご相談いただきましてありがとうございます。早速ご案内させていただきたく存じますが、実際のご様子を拝見していないため、一般的なご案内となりますことをご了承くださいませ。今月で4ヶ月になるチワワちゃんは、もともと食が細く、半日以上ご飯を食べないでいると下痢をしてしまうとのこと、ご心配でございますね。ワンちゃんの下痢の原因としては、「食事の変化」「寄生虫感染」「細菌感染」「ウィルス感染」「環境の変化などでの精神的ストレス」「腸内細菌のバランスの変化」などがございますが、その他にも、膵炎、肝炎、腫瘍などさまざまです。中でも、子犬の時期に起こる下痢の多くは、食事の量が多すぎることが原因といわれています。しかしながら、ソプラ様のチワワちゃんは、「食べないでいると下痢をする」とのことでございますね。ワンちゃんは、空腹時間が継続することで胃酸過多になり、嘔吐などの症状を示すことが多くあるため、胃酸の刺激などによって下痢の症状を起こしている可能性もあるかと存じます。また、下痢を起こす原因としては上述のように様々な原因がございます。ソプラ様のチワワちゃんは3回目の予防接種の際にお受けになったウンチの検査では異常が見られなかったとのことでございますので、まずはご安心ではございますが、ワンちゃんの免疫低下などにより増殖をする寄生虫も中にはみられます。特に環境の変化に影響を受けやすい子犬ちゃんの時期には繰り返し検便を受ける必要があるとされておりますので、食欲不振や下痢の症状が度々みられる場合には、今一度、チワワちゃんのウンチをお持ちいただき、再度、検査をお受けになられることが、ご安心のためにも宜しいかと存じます。さて、チワワちゃんはもともと食事に興味がなく、遊ぶのが大好きなワンちゃんとのことでございますね。体調がすぐれないためにご飯を食べられない場合には、それに対する検査や治療が必要となりますが、「下痢とは直接関係なくふだんからご飯を食べない」という状況であれば、少しご飯の与え方を見直してみる必要があるかもしれません。チワワちゃんが食べないのをご覧になられるご心配なお気持ちはいかほどかと存じます。食べないときは、ついつい声をかけ、どうにか食べるように手助けしたくなりますが、このことが、飼い主さんに注目されたいワンちゃんにとっては、食べないことで遊んでもらえたという経験になってしまうことも中にはございます。できれば、「ご飯を食べたらいいことがある」とチワワちゃんが感じるように、食べたら楽しそうに明るい声で「美味しいね」「お利口だね」などと褒めてあげ食事の雰囲気を楽しくしていただくとよろしいかと存じます。また、遊びが大好きなお子様とのことですので、ドライフードなどをコングなどに詰めていただいたりして食欲を促すことも一つの方法です。これからいっそう暑さは厳しくなりますが、ソプラ様におかれましてもお体ご自愛ください。チワワちゃんの健やかな成長を心よりお祈りいたしております。今後ともアニコムをよろしくお願いいたします。
- チヒロ
2011/07/09(Sat) 07:00
No.819
ソプラ様うちの子(チワワ オス4カ月)も全く同じ症状で悩んでいました。明らかにエサを食べないことにより下痢になります。下痢の原因としてエサの食べすぎというものはよく見かけますが、食べないことによる下痢というのはいくら調べても見当たらないので、ソプラ様のご質問を見つけた時「うちの子だけじゃないんだぁ!」とホッとしました。うちの子も食が細くエサに記載されている規定量には程遠く、規定量の半分位ということも日常茶飯事です。それでも元気ですし、体重も小ぶりながらも増えていましたのであまり気にしていませんでした。問題が出てきたのは、そろそろエサを決まった時間にだけあげるようにしようとエサを1時間位出して食べなければ下げるということを始めた後です。おなかはすいているはずなのに、エサを出してすぐに食いつくことはまずありません。1粒くわえて放り投げたりして遊んでいるうちにそれを食べると、それをきっかけにある程度の量を食べたりします。それでも、やはり丸一日以上食べずフラフラになってしまうことありました。その状態ではおなかはキューキューなっていますし下痢もかなりひどい状態でした。そこで、エサを元通りほぼ一日中出しておくようにしました。すると、自分の食べたい時に少しずつ食べるようになり下痢もすっかりおさまりました。躾としてはよろしくないことだと思いますが、フラフラになるほど食べず下痢になるよりはよいと思い、今はこれで様子を見ています。(もうすぐ5ヶ月になります)その後、便はとてもいいコロコロの状態をキープしています。お勧めしてよい方法かはわかりませんが、うちの子はこれで症状が改善しましたよ!
2011/07/13(Wed) 09:06
No.826
チヒロ様梅雨明け宣言が出され、いよいよ夏本番となりましたが、チヒロ様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。この度はチヒロ様のチワワちゃんのご様子をお聞かせくださいましてありがとうございます。チヒロ様のチワワちゃんもソプラ様のチワワちゃんと同じく「食事をしないことにより下痢をしてしまう」という、症状でお悩みだったとのことでございますね。チヒロ様が食器をほぼ一日中出しておくようになさったところ、チワワちゃんが自分の食べたい時に少しずつ食べるようになり便の状態は良くなったとのことでございますね。「ご飯を出しておく時間を一定時間にして、食べなければ下げてしまう」ということは確かに好ましいのではありますが、チワワちゃんのお体には「自分の食べたい時に少しずつ食べる」という方法が合っているのかもしれませんね。チヒロ様が工夫して編み出した方法により、その後、症状が改善なさり、本当によろしかったですね。ソプラ様のチワワちゃんのお腹の状態も改善して、ソプラ様がご安心なさるようになるとよろしいですね。なお、ドッグフードは一般的に油でコーティングされています。このため、空気に触れる時間が長ければ長いほど、酸化し品質が落ちることが懸念されます。また、味も同様に落ちてしまうようですので、できるだけ出したままにしておく時間を短くするため、できれば1回に食器にお入れいただく分量を少量にしていただき、回数を増やすことで、常に新鮮な状態のフードを食べられるようにしてあげることをおすすめいたします。時節柄、体調管理の難しい時期でございますが、チヒロ様におかれましてもお体ご自愛くださいませ。今後ともアニコムをよろしくお願いいたします。
どうすればいいでしょうか…
投稿者:★
投稿日:2011/07/06(Wed) 14:37
No.815
散歩中などにワンコが見えると吠えます。(怒ってるってよりは楽しそうに/遊びたい感じで)相手の臭いをかげば吠えるのを辞め大人しくなります。また、カフェなどでもわんちゃんの姿が見えると吠え、口を塞ぎ「駄目」と言うと吠えはしなくなるんですが次は吠えるのを我慢するように「唸り」ます。唸る=怒ってるという認識なので周りの飼い主さんも「怒ってるのね」って言われるのですが決して怒ってるとは思えず、臭いをかがせて貰えれば大人しくなります。もちろん、噛み付きはしないのですが周りの方は怒ってるという認識なので近づけさせれません…ワンコを見る→吠える→臭いかぐ→終了 なのですが臭いをかぐというのは犬同士の挨拶だと聞いたことがあります。辞めさせる事はできるんでしょうか?また、それを強要されるのは主従関係が壊れてるんでしょうか?
Re: どうすればいいでしょうか…
- アニコムカウンセラー 澤口
2011/07/08(Fri) 09:17
No.817
★様蒸し暑い日が続いておりますが、★様におかれましてはいかがお過しでしょうか。この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。早速ご案内をさせていただきますが、一般的なご案内となりますことを何とぞご了承ください。さて、ワンちゃんがお散歩中などに他のワンちゃんに吠えるとのことでございますね。ワンちゃんの吠え(唸る)声はどのようなご様子でいらっしゃいますか?一般的に声の高さが低いほど、警戒や威嚇をしているサイン、高くなるほど不安や恐怖を表し、吠える声の速さは興奮の度合いに比例すると言われておりますが、そのときの状況にもよりますし、個体差もございます。唸ることに関しても、★様の周囲の方が思っていらっしゃるように、唸るのは怒ったり、威嚇していると認識されることが多いようでございますが、一言で唸るといっても、子犬ちゃんなどでみられるように、遊んでいるうちに興奮して唸ることも多くみられます。また、★様のおっしゃる通り、ワンちゃんはお互いの臭いを嗅ぎ合うことで、性別や年齢、発情期かどうかが解ると言われております。ワンちゃん同士の挨拶であり、名刺交換のようなものでございますので、ワンちゃん社会のとても大切な行動の一つです。ただし、この挨拶は力関係の弱いワンちゃんが強いワンちゃんの匂いを先に嗅がせるのが流儀だともいわれており、相手のワンちゃんの状態をみながら、★様のワンちゃんの匂いをまず嗅がせるように体の位置を変えてあげるなどしていただくことも必要かもしれません。ワンちゃんは臭いを嗅ぐと吠えなくなるとのことでございますので、相手のワンちゃんがどんなワンちゃんか確かめたいのかもしれませんね。臭いを嗅ぎ合っていて、相手のワンちゃんが嫌がっていないようなら、挨拶だと思ってしばらく見守るのがよろしいかもしれません。★様のワンちゃんは、★様の「駄目」のお声掛けで吠えなくなるとのことでございますので、ワンちゃんは★様をリーダーとして認識していることと存じます。たいていのワンちゃんは、一度吠え始めると興奮してしまい、周囲の声が聞こえないことが多いのに、素晴らしいですね。吠えるのを止めたときに、褒めていただき、吠えていないと、いいことがあると教えてあげることも大切です。また、何か指示を与えるのであれば、吠える前(吠えそうだなと思った時、他のワンちゃんが見えそうになった時)にお声掛けしてあげるとよろしいでしょう。★様のワンちゃんが、吠えたときに相手のワンちゃんの匂いを嗅ぐことができると思っているのであれば、吠えていないときに、「ワンちゃんがしたいこと=相手のワンちゃんの匂いをかぐこと」ができると教えてあげましょう。また、★様のワンちゃんが「吠えるかもしれない」というようなときには、吠える前に「オスワリ」などという指示を出していただき、「お利口ね」と褒めてあげ、相手の子のお尻の匂いを嗅がせてもらったり、好きなワンちゃんのところにいくようにしていただき、「吠えても、思うようにならない」と教えていただくこととよろしいでしょう。★様のワンちゃんが吠えているときや不安げなときなど、ワンちゃんの感情が揺れているときほど、★様がより落ち着いていただき、いつも毅然とした態度でリーダーらしく振る舞うことなどが、より素敵な関係を作るためには大切です。いけないことを教えるときには、低くて厳しい声、褒める時や遊ぶ時は楽しそうに明るい声で、メリハリのある魅力的な雰囲気を演出してあげましょう。お散歩中は、お声掛けにより、吠えずにおりこうさんでいられた時や、お散歩時などには、飼い主さんといるという安心感を、より感じさせるために、歩きながらワンちゃんの名前を呼び、ワンちゃんが★様に注目したら褒めてあげましょう。体調管理の難しいときでございますが、★様におかれましてはお体ご自愛ください。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。
- ★
2011/07/09(Sat) 15:44
No.820
回答ありがとうございますm(__)mうちの犬が吠えるときは高い声で「ワン・ワン」っと尻尾を振って吠えています。嬉しそうに吠えるので、遊びたいのだと思っています。色々なアドバイスありがとうございます。吠えそうなときは、待ての指示をだして相手の飼い主さんに了承を得てから近づけたいと思います。そして臭いを交換するときは、まずコチラから臭いをかがせようと思います^^
2011/07/11(Mon) 17:47
No.824
★様この度は、ご丁寧にご返信をいただきまして、誠にありがとうございます。眩しい夏の陽の下、向日葵が日に日に背を伸ばすこの頃でございますね。★様のワンちゃんにおかれましても、向日葵のように元気いっぱいお過ごしのご様子が目に浮かぶようでございます。今後も、何か気がかりのことがございましたら、お気軽にお声がけください。今後ともアニコムをよろしくお願い申し上げます。
おしっこの悩み
投稿者:岡田 リゲル
投稿日:2011/07/05(Tue) 17:59
No.814
おしっこの事で悩んでいます。6月の暑くなった頃からなのですが、2才8ヶ月オス(トイプードル)です。おしっこが溜まってくると、ポタ、ポタと少量ですが、漏らすようになりました。眠っている時も、ポタ、ポタと漏らしています。そこで、ハウスに閉じ込めると、出たい一心で、おしっこをします。痛みもなさそうで、色、量も異常なく、食欲もあり、他に変わった様子はありません。お散歩の時は普通にしています。これまでトイレはきちんとできていたので、何か他に原因があるのでしょうか?
Re: おしっこの悩み
- 獣医師 羽鳥
2011/07/07(Thu) 16:40
No.816
岡田 リゲル 様暑い毎日が続き木陰が恋しい季節になりましたが、岡田 様におかれましてはいかがお過しでしょうか。この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。トイプードルちゃんがオシッコが溜まってきたときや睡眠時に漏らすことがあるとのこと、岡田様におかれましてはご心配のこととお察し申し上げます。お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、実際にトイプードルちゃんのご様子を拝見しておりませんので、一般的なご案内となりますこと何卒ご了承くださいませ。岡田様のトイプードルちゃんは去勢の手術はされていますでしょうか?もし去勢手術をされていないようでしたら、まず、漏れ出ている液体が本当におしっこなのかどうかの鑑別が必要です。去勢していない男の子のワンちゃんでは、前立腺に嚢胞ができることがあり、その中に尿と同じような色の液体が貯留します。この嚢胞は尿道と連絡しているため、その貯留液が出てくると尿漏れのように見えます。前立腺嚢胞があるかどうかを調べるためには、X線検査(場合によって造影検査)や超音波検査などを行うことが一般的です。また、漏れ出ているのがおしっこであると確認された場合、尿漏れの原因としては次のようなことが考えられます。1.先天的な奇形(異所性尿管、尿膜管遺残など)膀胱や尿管の形態的異常のため、尿漏れが起こります。正常な排尿が認められるにもかかわらず、尿の滴下が認められます。2.泌尿器の炎症(膀胱炎や尿道炎など)炎症のために残尿感があり尿漏れが起こります。頻尿や血尿、尿の臭いが強くなるなどの症状を伴うことが多いと言われています。3.脳や仙髄などの神経疾患膀胱や尿道筋の神経的な機能不全のため排尿のコントロールが上手くできずに尿漏れが起こります。4.内分泌疾患(糖尿病や副腎皮質ホルモンなどの異常)多飲多尿症状(たくさん水を飲み、たくさん尿をする症状)の影響により、尿漏れが起こります。尿漏れについてはこのように多くの原因が考えられ、トイプードルちゃんに見られる尿漏れの原因が何かを特定する必要があります。そのためには、・いつから尿漏れが始まったのか・尿漏れを起こすときの状態・尿漏れの回数や量、色など・通常の排尿の状態・飲水量や尿量などの情報が重要になります。病院では、一般的にはまず身体検査と尿検査を行い、必要に応じてエコー検査、レントゲン検査、血液検査、神経学的検査などを行います。また、その結果によって、さらに詳しい検査が必要となる場合もあります。どのような原因であっても、症状の改善のためには早期の治療と対処が大事です。症状が続く場合には、早めに動物病院さんを受診されることをお勧めいたします。また、受診の際には尿検査を行うことが予想されますので、新鮮な尿をきれいな容器に入れて持参するか、院内で採尿できるように、尿がたまった状態のときに連れて行かれることをお勧めいたします。節電が話題になる中、厳しい暑さが連日続いておりますが、岡田様におかれましても体調など崩されませんようご自愛くださいませ。今後とも、アニコムを何卒宜しくお願い申し上げます。
新たな悩みが…
投稿者:あおい
投稿日:2011/07/04(Mon) 12:39
No.812
先日、柴犬♂(3ヵ月)のことで相談させてもらった者です。とても丁寧な回答で、心が軽くなりました。その後、リードへの恐怖心もとれ、2週間ほど前、ついに散歩デビューも出来ました。今では、固まっていたのがウソのようです(笑)ウンチの回数も減って、リズムも出てきたので、食糞もほぼ未遂に終わっています。ワクチンも完了したので、やっと外飼いの準備を始めました。…が。庭の土や砂利を、ガリガリ食べてしまってます。。。今までは、コンクリート床の駐車場や、散歩するアスファルト、家のフローリングしか知りませんでした。ただ単に、物珍しくて口に入れているのか。よく分かりません。さすがに大きな石は噛んだ後、出しているようですが小さな砂粒や小石は、噛んで食べてしまっています。ウンチにも、ジャリジャリ砂が混ざっています。外では、大きめの外飼いサークル内に、タイルを敷き詰めています。サークルには、屋根が半分ついています。でも、さすがに全てをタイルで覆い切れなかったので、サークルの隅っこに出ている土の部分を、ひたすら掘っては食べてます。ちなみに散歩中は、リーダーウォークを練習中なので地面の匂いを嗅いだり、何かを口にしたりという様子は今のところ、ほとんど見られません。これから外で飼うとなると、ずっと様子を見ているわけにもいきません。でも、お腹に石が溜まって開腹手術…と思ったら、かなり不安です。対処法がありますか?大きくなるにつれて、治まるものですか?まだ庭に出して数日なので、私が心配しすぎなのでしょうか?なにかアドバイスいただければと思います。よろしくお願いします。
Re: 新たな悩みが…
2011/07/05(Tue) 14:47
No.813
あおい様雨上がりの涼気が恋しい頃でございますね。柴犬ちゃんは3か月になられ、散歩デビューも果たされたとのこと、ご家族の皆様に愛されて、幸せそうな柴犬ちゃんの表情が目に浮かぶようでございます。さて、柴犬ちゃんを外で飼う準備が整われたものの、柴犬ちゃんが周囲の小石を口にしてしまうことがご心配とのことでございますね。3か月くらいの子犬ちゃんは、特に好奇心が旺盛な時期ですので、あおい様がおっしゃいますように、物珍しくて口にしたのが最初なのかもしれませんね。以下、ご対応の際にご注意いただきたい点をご案内いたしますので、ご参考にしていただければ幸甚でございます。1.石などを口にしても良いことがないと思わせる柴犬ちゃんが石などを口にしたとき、あおい様はどのような対応をなさっていらっしゃいますでしょうか。ワンちゃんは自分がある行動をしたとき、「周囲にどのようなことが起きたか」を大変よく覚えていて、この経験をもとに行動をとります。子犬ちゃんは、とにかく何でも口にしてしまうことが多いのですが、柴犬ちゃんが石などを口にしたときに、あわてて飼い主さんが走り寄ってきたり、声を掛けてくれるご様子から、柴犬ちゃんの目に、飼い主さんに構ってほしいと思ったときには、石などを口にすればいいと学習してしまうことがみられます。ワンちゃんは、飼い主さんの愛情を少しでも欲しいというどうぶつですので、チラリと目を向けてもらい、声をかけてもらうことだけでも、ご褒美になることがありますのでご注意いただければと存じます。柴犬ちゃんが石などを口にしようとしているときは、とにかく落ち着いていただき、ご家族でお決めになられた言葉を低く落ち着いたトーンで、「いけない」などと叱っていただき、口にしないことを選んだら、「いい子ね」と褒めてあげてくださいませ。石や土を口にしないことを選んだら、大好きなことをして楽しく過ごせるということを教えてあげましょう。また、柴犬ちゃんと遊んであげるとき、声をかけるときは、石や土を口にしていないときにしていただくとよろしいでしょう。2口の中の物を出すともっと良いことがあると思わせるワンちゃんが気に入ったものを口にしたときに、周囲の方が口の中の物をあわてて取り出そうとすると、取られまいと思い、夢中で呑み込んでしまうことが多いため、まず、ご家族様が落ち着いていただくことが大切です。いったん口にしたものを取り出すことは大変難しいことが多いのですが、日頃から、お口の中の物を出すと、もっといい物がもられると教えておくとよいでしょう。たとえば、柴犬ちゃんがボールをくわえているときに、ガムやドッグフードなど、柴犬ちゃんの好きなものを見せます。そのときに、「出せ」などの言葉をかけて、ボールを出したらそのガムやオモチャを与えることをたびたび繰り返し、「出せ」などという言葉に従い、お口の中のものを出すともっと良いものがもらえると教えておきましょう。このようなことがワンちゃんに伝わることで、次第に、「出せ」などという言葉でお口の中の物を出すことが楽になるかと存じます。他にも、柵などで柴犬ちゃんの行動範囲を調整していただいたり、小石のある場所に石のブロックなどを置いたりして、物理的に、口にすることをできなくしてしまうのも一つかもしれません。なお、子犬ちゃんのうちの、何でも口にするという行動は、大人になり、だんだん落ちてくるとみられなくなることも多いようですので、今は「石を口にしても、いいことがない」と時間をかけて教えることが大切かもしれません。ワンちゃんがお外で過ごすときには、土を掘って心地の良い自分のスペースを作ろうといたします。特に、夏季は、土を掘ることでひんやりと気持ちのよい場所を作るため、土のある場所を用意しておくことは体を冷やすという意味では大切でございます。お家の中で飼っていたワンちゃんをお外に出すときには、寂しさを感じて慣れるまで大変なワンちゃんが多いようですが、柴犬ちゃんはいかがでしょうか。今までと何も変わらず、今まで以上に柴犬ちゃんを大切に思っていることを伝えるために、素敵なコミュニケーションをお持ちいただければと存じます。柴犬ちゃんがお健やかにご成長され、あおい様ご一家が笑顔いっぱいの毎日をお過しになられますことを心からお祈りいたしております。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。