教えて!アニコム損保!しつけ・健康相談 皆様のご質問にお答えいたします。

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無題

投稿者:ラーズ

投稿日:2016/03/16(Wed) 11:09

No.4303

10歳のゴールデンレトリバー 男の子です。
肛門のまわりにできものができて少し腫れています。
時々出血もします。獣医の話ではよくあることと言われ処置なしでした。以前もらった皮膚薬があったので、つけたりしていますが、あまりかわりません。もう一度みせたほうがよいのか
このまま皮膚薬で様子をみるかでまよっています。
もうひとつ気になりますが、歯茎が腫れて歯がかくれたように
なっています。このままでよいのでしょうか。

Re: 無題

- 獣医師 酒井

2016/03/17(Thu) 18:51

No.4306

ラーズ 様

草花が芽吹き始め、春らしくなってまいりましたが、ラーズ様におかれましては
いかがお過ごしでしょうか。

この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
ラーズ様の10才になる男の子のゴールデンレトリバーちゃんの肛門周りのできものについてと、
歯茎の腫れについてのご相談でございますね。
お問い合わせについて、早速ご案内をさせていただきますが、
実際の様子を拝見しておりませんので、一般的なご案内となりますことをご了承下さい。

高齢な男の子のワンちゃんの、肛門周りによくみられるできものに「肛門周囲腺腫」があります。
肛門周囲腺腫のほとんどは良性なのですが、腫瘍の場所や、大きさによっては自壊して出血
しやすくなります。肛門周りという清潔に保つことが難しい場所であるため、出血を繰り返す
場合には腫瘍を外科手術によって切除します。
この腫瘍の発生は雄性ホルモンが関与しているので、腫瘍の摘出をしなくても、去勢を
することによって腫瘍が小さくなる場合もあります。
また、まれではありますが悪性の肛門周囲腺癌もありますので、急激に大きくなる場合には
手術を検討します。
ゴールデンレトリバーちゃんは10歳と高齢ですので、良性の可能性が高いと判断される
場合には、全身麻酔をかけての手術はお勧めされないかもしれませんね。
今は、以前かかりつけの先生にいただいた皮膚薬を塗っているということですね。
念のため、以前診察していただいたときと比べて変化があるかどうかや、悪性の可能性はないか
ということを、かかりつけの先生に見ていただいた方がよろしいかと存じます。
良性であっても、肛門周りの自壊した皮膚は治りにくく、また感染を起こすと塗り薬だけでは
治まらない場合がありますので、その点もかかりつけの先生にご相談いただくことを
お勧めいたします。

もう一つの質問の歯茎の腫れについてですが、歯茎は赤みを伴う歯肉炎の症状を示して
いるのでしょうか。もし、歯石の付着もあり、炎症によって腫れている様子でしたら、
抗生物質や消炎剤による治療が必要です。
赤みなどがなく、歯肉が増殖して盛り上がったように歯に覆い被さっているということであれば、
歯肉腫(エプーリス)と呼ばれる良性腫瘍である可能性が高いかと存じます。
エプーリスの場合、食べる際に邪魔にならない程度の大きさであれば、様子を見ることが多い
のですが、大きくなって物理的に擦れてしまうなどで、出血をしやすい状況になってくると
、痛みを生じることもありますので、レーザーなどで切除することもあります。
また口腔内腫瘍には、メラノーマや扁平上皮癌といった、非常に悪性度の高い腫瘍も
ありますので、肛門周りのできものと合わせて一度お早めに受診していただくようお願いいたします。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での
健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用ください。

お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256 です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

ラーズ様とゴールデンレトリバーちゃんがますますお元気で、心地よい春の季節を満喫
されますよう応援致しております。

今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。



Re: 無題

- ラーズ

2016/03/30(Wed) 09:09

No.4318

先日は丁寧なるご回答ありがとうございました。
少し様子をみて、かかりつけの先生にみていただこうと思います。何分にも元気で食欲もあり、散歩にも喜んでいくので
日常の生活には影響なさそうです。



Re: 無題

- 獣医師 江口

2016/03/31(Thu) 17:22

No.4323

ラーズ 様

この度はご丁寧にご返信をいただきまして誠にありがとうございます。
ゴールデンレトリバーちゃんはお元気で、食欲もあり、散歩も楽しんでいらっしゃる
ご様子、何よりでございます。
今後もご様子をご覧いただきながら、ラーズ様に適切な健康管理をしていただけ、
ゴールデンレトリバーちゃんは幸せでございますね。
ご心配なことがおありの際はいつでもお声がけください。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。



猫の耳垢

投稿者:クー

投稿日:2016/03/29(Tue) 22:47

No.4315

いつもお世話になります。
以前にも、耳垢の件でお伺いさせて頂いた者です。あれからも、相変わらず耳洗浄での通院が続いております。先日、全身麻酔でレントゲン鼓膜切開術カテーテル洗浄と検査も受けました。術後は、3週間飲み薬を続け思いの外、良い状態だったのですが・・・、飲み薬が終わって2週間後の今日、耳の中のチェックで病院に行くと、またまた耳垢が沢山取れました。仕方ない事ですが、がっかりしました。やはりマラセチア性外耳炎という診断ですが、ずっと付き合って行かないといけないかもしれないですが、すっかり耳を触られる事が嫌になってしまっている猫を見てると、なんとなく可哀想で出来ることならセカンドオピニオンでも受けて治るかもしれない可能性が無いのかを確認した方が良いのでしょうか?

Re: 猫の耳垢

- 獣医師 霍田

2016/03/31(Thu) 17:05

No.4322

クー 様

こちらこそ、いつも大変お世話になっております。
また、この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。
ネコちゃんの外耳炎、耳垢についてのご相談でございますね。
お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、実際にご様子を拝見して
おりませんので、一般的なご案内となりますことをご了承くださいますよう、
お願いいたします。

外耳炎の原因は、耳ダニの寄生、真菌(カビ)や細菌の感染など様々です。
クー様のネコちゃんは、マラセチア性外耳炎と診断されたのですね。
これは「マラセチア」という酵母様真菌により起こる外耳炎ですが、
このマラセチアはワンちゃんやネコちゃんの皮膚に住んでいる常在菌であり、
健康な皮膚の状態では通常、問題になりません。
しかし、何らかの理由で皮脂の分泌が増えすぎたり(脂漏)、アトピーや他の
皮膚炎などで皮膚の抵抗力が落ちると異常増殖し、症状を呈することがあります。
マラセチアは皮脂分を好み、皮脂のたまりやすい脇、指の間、耳などで増殖して
炎症や痒みを起こすことが多いとされます。
さらに、掻き続けることにより耳の皮膚を傷つけ、二次的に細菌感染を起こして
しまうこともあります。
炎症によって耳の痒みだけでなく痛みも伴うようになると、
耳を触られることを嫌がり、治療が難しくなることもございます。
マラセチア性外耳炎の一般的な症状としては、耳の痒みや痛みのために、
ネコちゃんが首を振ったり傾けたり、後肢で耳を引っかくなどの仕草がみられます。
耳の赤みや腫脹、独特の匂い、耳垢の増加などの症状も多くの場合みられます。
また、中・内耳炎を起こしている場合には、耳に痛みを生じ、頭を傾けたり(斜頚)、
回転するように歩く動作(旋回運動)が見られることがあります。

クー様のネコちゃんは、全身麻酔下で手術や検査を行い、術後の経過は良好
だったが、3月29日に通院された際には、また耳垢がたくさん見られたのですね。
マラセチア性外耳炎は、例えばアレルギー性皮膚炎など、その他の皮膚の疾患が
あると、治療に時間がかかったり、なかなか治療の効果が出にくい場合があります。

アレルギー性皮膚炎とは、アレルギー症状を起こす原因物質である
アレルゲンによって、ネコちゃんの体の中の免疫機構が過剰に反応するために
生じる皮膚炎のことをいいます。
アレルゲンの種類にはノミやハウスダスト、花粉や食物などがあります。
このように、外耳炎が治りにくいその他の原因がないか、全体的に診察をお受け
いただくことも良いかと思います。
また、外耳炎の原因は1つとは限らないため、マラセチアだけではなく、
その他の細菌や耳ダニなどの感染を併発している可能性もあります。
はじめはマラセチアによる外耳炎だったけれども、治療を進めるうちに
マラセチアが減り、別の細菌が増えてしまうということもございます。
現在は、耳垢が多く出るということなので、耳洗浄を行ったり、適切な
投薬などで、耳の中の環境を整えることが大切です。
クー様のネコちゃんも耳を障られるのを嫌がるようになり、クー様に
おかれましても、そのような猫ちゃんのご様子をご覧になられる辛い
お気持ちお察しいたします。
痛みや痒みがあると耳を洗浄されることを嫌がるネコちゃんも多くいますが、
頑固な外耳炎であっても、耳の環境を整え、飲み薬や点耳薬などを変える
ことなどによって、今より症状が改善する可能性もあります。

かかりつけの先生と、よくお話しいただき、お薬などを含め、今後の治療方針
についてご確認いただくと良いかと思います。
また、獣医師によって、治療方法や使用する薬剤が異なることもありますので、
場合によっては、セカンドオピニオンとして別の病院で診察を受け、見解を
おたずねになってみることも一案かと思います。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、
お気軽にご利用ください。

お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

季節の変わり目でございますので、
クー様もネコちゃんも、どうぞお体に気をつけてお過ごし下さい。

今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。



しつけ他

投稿者:らん

投稿日:2016/03/29(Tue) 12:23

No.4314

今年2月13日に飼い始めペットショップにてこちらの保険に加入。2週間経って、避妊手術の相談をしに診察したこころ耳ダニがおり検査投薬代がかかりました。1ヶ月後経過診察を26日受け耳垢検査しましたが、保険適用外ですか。

しつけの面で、2キロもない小型犬です。リードを怖がっているのか?散歩は後を付いてきますので、リードを引きずってついてきます。室内で短い紐をつけても固まってしまいます。食が細いのでおやつでしつけは難しいです。何かよい方法がありましたら教えて下さい。

Re: しつけ他

- 愛玩動物飼養管理士 三留

2016/03/31(Thu) 15:27

No.4321

らん 様

この度はご相談をいただきましてありがとうございます。
当掲示板「教えてアニコム しつけ・健康編」では、しつけのご相談についてご案内を
させていただき、「ワンちゃんの耳垢検査に関するペット保険」のご相談は、
「教えてアニコム損保(http://www.anicom-sompo.co.jp/ani_bbs/bbs_001/bbs_001.cgi」の
No.354でご案内させていただきますことを何とぞご了承ください。


ラン様のワンちゃんは、リードを怖がっている様子でお困りとのことですね。
ワンちゃんが見慣れないものを怖がることはむしろ一般的ですので、
お散歩デビューの頃に、首輪やリードを怖がることはたいへんよくみられます。
ワンちゃんは、「自分が何かした後、周りにどのようなことがあったか」という経験
から、取る行動を次第に変えていくようになりますので、「リードをつけたら
楽しいことや嬉しいことがあった」という経験をさせてあげることが重要です。
ご褒美として、食べ物を与えることも一つの方法ですが、らん様の笑顔や、
大好きなオモチャを見せてあげること、また「すごいね」という一言も、ワンちゃんが
好ましく、嬉しいと感じることであれば、何でもご褒美になるでしょう。
むしろ、食いしん坊なワンちゃんに、食べ物だけをご褒美にしていると、食べ物がないと
知らん顔をしてしまうことが起きてしまう場合もあります。
どのようなご褒美であっても、必ず、飼い主様の「オリコウ」という一言を添えていただく
ことがたいへん重要でしょう。

首輪を見ただけで、あるいはリードを目にしただけで固まってしまうワンちゃんもいますが、
ラン様のワンちゃんはいかがでしょうか。
もし、リードがあるだけで反応を見せるようであれば、お部屋でワンちゃんとらん様が
楽しい時間を過ごす時などに、「ワンちゃんの視界に入るところにリードを置いておく」
というところから始めてみてもよろしいでしょう。
だんだん「リード=楽しいこと」というイメージが出来てきたら、次はリードをつけた
瞬間に、ワンちゃんのお気に入りの遊びをしたり、抱っこをして優しく声をかけたり、
撫でていただくなどなさってはいかがでしょうか。
お部屋の中で、らん様が少し先に進み、「おいで」と笑顔で両手をお出しになり、
リードを軽くひいて、かけっこするように促しても楽しいかもしれませんね。
可愛い足取りで、ワンちゃんがらん様のもとに走ってきたら、特別の笑顔で迎え、
褒めてあげてください。
リードをつけて歩いたら、「すごいね」「上手だね」と褒めてもらえた経験を通して、
ワンちゃんにも次第に自信がついて、楽しむ余裕も出てくるとよろしいですね。

「ワンちゃんは散歩が好き」というイメージがあるかもしれませんが、最初はお散歩が
怖くて仕方がないワンちゃんが多く、おっかなびっくりでお散歩をスタートすることが
ほとんどです。
最初からお散歩を楽しむことのできるワンちゃんもむしろ少数派といえるかもしれません。
リードをつけた瞬間に抱っこをして、近くの公園やお宅の前などで少しだけ下ろしてあげ、
好きなオモチャをみせながら、「楽しいね」と2、3歩あるいて、帰ってくるというような
小さな、楽しい散歩を毎日積み重ねてはいかがでしょうか。
何とか慣れさせようと、無理をなさったり、ワンちゃんが怖がることを繰り返したりすると、
余計に怖さがつのってしまうこともございます。
いかにも「楽しいことがあるよ」という雰囲気を見せていただき、時間をかけて慣らして
いただければと思います。
また、お散歩には、歩くのが心地よく感じるような天候の時を選んでいただき、強風や、
雨天時のお散歩は、最初は避けていただいた方がよろしいでしょう。
なお、リードを地面に引きずることを嫌がるワンちゃんもいますので、ワンちゃんの
様子を見ながら、リードの長さを調節してみていただければと思います。

ワンちゃんが不安そうにしていたり、固まったようになった時などに、ラン様が心配そうな
素振りをなさると、ワンちゃんにとっても、リードをつけた状態が余計に不安なことに
感じてしまうかもしれません。
笑顔で、堂々と、「どんなときも守ってもらえて安心」と感じさせてあげられるような
表情でいらっしゃることも重要です。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での
健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用ください。

お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256 です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

らん様とワンちゃんの笑顔いっぱいの毎日を応援致しております。
今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。



緑内障の目薬について

投稿者:はっぴー

投稿日:2016/03/24(Thu) 13:14

No.4312

右目が緑内障になり半年が経ちました。
現在、コソプト、キサラタン、オルガトロンの3種類の目薬を点眼しております。
ネットで調べてみたところ、オルガトロンは「緑内障に使ってはいけない」とあったのですが、どうなんでしょうか?
1日1回の点眼で両目に使用しています。活動前に使用しています。
網膜萎縮とも診断されております。

不安で仕方がありません。。。

※コソプト 1日 3回 緑内障の右目のみ点眼
※キサラタン 1日 2回 緑内障の右目のみ点眼
※オルガトロン 1日 1回 両目に使用

Re: 緑内障の目薬について

- 獣医師 霍田

2016/03/25(Fri) 17:25

No.4313

はっぴー 様

この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。
半年前に右目の緑内障を発症し、網膜萎縮という診断もあり、3種類の点眼薬を
使用中なのですね。インターネット上で緑内障には投薬中の目薬を使用しては
いけないと記載があったとのこと、はっぴー様のご不安はいかばかりかと、
心中お察しいたします。
お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、実際にどうぶつさんの
ご様子を拝見しておりませんので、一般的なご案内となりますことを
ご了承くださいますよう、お願いいたします。

緑内障とは、何らかの原因により、眼球の中を満たしている房水の流れが
阻害された結果、眼圧が高くなるために様々な症状を引き起こす病気です。

緑内障は原因により、次の3つに分けられます。
・先天性緑内障:先天的な形態異常により起こる
・原発性緑内障:眼球に原因となる疾患を伴わずに起こる
・続発性緑内障:眼疾患(外傷、水晶体脱臼、炎症、腫瘍など)に続発
して起こる

一般的な症状としては、上強膜(白眼)の充血、瞳孔の散大、角膜の
白濁(角膜浮腫)などが挙げられます。
また、目の痛みによって「目をしょぼしょぼさせる(羞明)」、「目を細める」、
「目が開けられない」、「涙が多くなる」などの症状がみられることもあります。
痛みが強い場合には、食欲や元気がなくなり、さらに進行すると、眼球が腫大し、
水晶体の脱臼や眼内出血などを起こして、視力の低下や失明に至る
こともあります。

緑内障の治療法は、内科的治療法および外科的治療法がありますが、
視力維持あるいは視力回復が可能かどうかによって変わってきます。
視力維持あるいは視力回復が見込める場合は、まず内用薬や点眼薬、
点滴による眼圧降下剤の投与などの内科的治療によって、眼圧を下げる
処置を行います。
眼圧を正常範囲内に抑える薬を投与して、症状の悪化を防ぐのですが、
房水の流出を促進させるためにプロスタグランジン関連薬や、房水の
産生自体を抑制するために、炭酸脱水酵素阻害薬などが使用されます。
キサラタンはプロスタグランジン製剤という種類の薬ですので、
房水の流出促進の効果を期待して処方されているかと思います。
また、コソプトは房水の産生自体を抑制する、炭酸脱水酵素阻害薬に該当
します。
はっぴー様がご心配なさっているオルガドロンは、ステロイド剤の一種です。
一般的には、眼の炎症性疾患において、抗炎症効果を期待して処方される
ことが多い点眼薬です。
また、オルガドロンは炎症に続発して起こる続発性緑内障にも使用する
ことがあります。 このタイプの緑内障では、眼内の炎症が原因となって
眼圧上昇が起こっているため、ステロイドの点眼薬で消炎して、
眼圧調整機能を正常化させることを期待します。
ただ、その一方で、眼圧上昇という副作用が現れるおそれもあります。
そのため、投薬するにあたり、かかりつけのどうぶつ病院さんでの
定期的な検診がとても大切です。
おそらく、かかりつけの先生は、眼内の炎症を抑え、眼圧を下げるために
オルガドロンを処方されているのかと存じます。
ご不安なお気持ちを含めて、かかりつけの先生に、今後の投薬や治療に
ついてもご相談なさるとご安心かと思います。

また、内科的治療でコントロールが上手くいかない場合で、
視力維持あるいは視力回復が可能だと判断される場合には、
視力が失われる前に早急に、眼圧を下げるための外科処置を行う必要
があります。
視力の回復が認められない場合は、痛みをとることや、生涯必要になる
治療を終わらせることを目的に、眼内薬物注入や眼球摘出術、義眼挿入など
の処置を行います。

ただ、このような外科処置は設備や技術などの点で一般的な動物病院で行う
のは難しい場合も多く、眼科専門医のいる病院を受診しなければならない場合
もあります。

緑内障は一度発症し進行してしまうと治療がとても難しく、
失明にいたってしまうことも多い病気の一つです。
また、進行性網膜萎縮につきましては、残念ながら現在の獣医療では、
有効な治療薬や手術はありません。
最近ではビタミンEなどの抗酸化剤や犬用サプリメントがあり、これらは、
網膜組織が酸化することで進行する網膜変性を遅らせることができる
のではないかと言われています。

ぜひ、どうぶつさんの様子をよく観察していただき、何か変化や不安なことが
あれば、先生にお伝えいただき、よくお話しいただければと思います。
また、アニコムでは下記の受付時間でお電話での相談も承っておりますので、
ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 /
土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

少しでもどうぶつさんが苦痛なく、はっぴー様と穏やかな日々を過ごせますよう、
心よりお祈りいたしております。
今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。



避妊手術後の食事に関しまして

投稿者:ヴィー

投稿日:2016/03/19(Sat) 21:51

No.4310

7ヶ月になるブリティッシュショートヘアの雌猫です。
以前にも食事について相談させていただきました。
今回も食事に関してです。
よろしくお願いします。

相変わらずのちょこちょこ食べですが、毎日、220kcalぐらいの食事で、2.9Kgになりました。
先日、無事に避妊手術も終わり、術後順調に回復しております。
術後は太りやすいので、肥満に注意するようにという話がありました。(今は太っているようには見えません)
現在の食事は、在庫のある子猫用の総合栄養食を、今まで通り出していますが、それ以上、要求することはありません。残すぐらいです。
ただ、子猫用はカロリーも高いので、今後、成猫用にシフトしていった方がよいのでしょうか?
また、現状で良い場合は、いつ頃から成猫用に変更したら良いでしょうか?

よろしくお願いします。

Re: 避妊手術後の食事に関しまし...

- ペット栄養管理士 三留

2016/03/23(Wed) 15:26

No.4311

ヴィー 様

各地から桜の便りが聞こえる頃ですが、
ヴィー 様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
ブリティッシュショ−トヘアちゃんは順調に成長されたご様子で
何よりでございます。
また、避妊手術を終えられ、その後の回復も順調でいらっしゃるとのこと、
一安心でございますね。
さて、この度はご相談をいただきありがとうございます。
早速ご案内をさせていただきますが
実際のご様子を拝見していませんので、一般的なご案内となりますことを
ご了承ください。

ヴィー 様がおっしゃるように、避妊・去勢手術後は、活動度の低下やホルモンの
メカニズムの変化などにより基礎代謝が低下しますので、
手術をしていない猫ちゃんと比較すると太り易くなります。
このため、手術をしていないネコちゃんにとっては適当なエネルギー量の食事でも、
避妊・去勢手術をした猫ちゃんにとってはカロリーオーバーで太る傾向が
みられます。このため、手術後は生涯にわたり注意をしてあげる必要があります。
一般的には、避妊・去勢手術をすることにより、猫ちゃんが要求するエネルギー量は
手術前より20%程度低下するといわれています。

ただ、それぞれのネコちゃんにより、運動や遊びなどで使用するエネルギーは
異なりますし、生活環境や食事に対する執着心も異なりますので、
食事量の調整だけではなく、運動量を増やしやすい生活環境を用意して
あげたり、狩りの気分になれるような夢中になれる遊びをさせてあげるなど、
生活全般でみてあげることが重要でしょう。
特にネコちゃんは、幼少期は活動的ですが、成猫になると日がな一日のんびりと
くつろいで過ごすことが多くなるのが一般的ですし、
狩猟動物でありながら狩りをせず食事が手にはいる訳ですので、
どうしても家猫ちゃんは太り易くなることを頭の片隅にお入れいただくことは
たいへん重要でしょう。

ヴィー様のネコちゃんは現在7ヶ月とのことですので、骨格などの成長は一段落
したかな、という月齢ですね。そろそろ成長に要するエネルギー量が減ります
ので、このままカロリーが高い食事を今までと同量お与えになると
太ってしまうことが懸念されます。したがいまして、徐々に成猫用の食事に
移行なさったほうがよろしいかもしれません。

ネコちゃんの食事を移行する際は、一度に突然変えるのではなく、
ネコちゃんの体に新しい食事が、無理なく、自然になじむように、
新しい食事を少しずつ加えながら、その配合バランスを増やしていくほうが
望ましいでしょう。
たとえば、今後お与えになる予定の成猫用の食事を、今与えていらっしゃる食事に
少しずつ加えていただき、在庫の食事がなくなるころに、成猫ちゃん用の食事に
完全に切りえるようになさってはいかがでしょうか。
あるいは、避妊・去勢が済んだ幼猫ちゃん用の食事が販売されている
ようですので、ペットショップさんや動物病院さんでご相談なさっても
よろしいかもしれません。
避妊・去勢をなさった子猫ちゃん用の食事をお選びいただく場合、成猫ちゃん用の
避妊・去勢済用の食事にくらべると、カロリーも栄養も高いので、
1歳前後になる頃には、今度は成猫ちゃん用の食事に移行する必要がありますので、
小さめの袋をお選びいただいたほうがよろしいかもしれません。
成猫用の食事をお与えになる場合には、目安として印刷してある分量の8割
程度に調節いただくとよろしいでしょう。
避妊・去勢済の成猫ちゃん用の食事も販売されていますので、成猫ちゃん用の
お食事を減らすと食事量が少なく満足しないようでしたら、避妊・去勢済の
成猫ちゃん用のお食事をご利用なさるのもよろしいでしょう。

また、ネコちゃんたちは北アフリカが原産地だと考えられ、水分の排出を
節約するようにできているようです。このため、オシッコを濃縮して排泄
するため、泌尿器の病気がたいへんよくみられます。
こういった泌尿器の病気を予防するためには、水分を十分に摂取させていただく
ことが重要です。
ドライフードとウェットフードを比較すると水分摂取量は大きく異なりますので、
このような観点からはウェットフードをお選びいただくのもよろしいかもしれません。

ブリティッシュショートヘアちゃんは7カ月になられ、綺麗なお顔にご家族の
皆様は思わずうっとりなさっていらっしゃるのでしょうか。
お健やかなご成長とご家族皆さまの笑顔いっぱいの毎日を心から応援いたして
おります。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での
健康相談、しつけ相談サービスを承っております。
お電話番号は、あんしんサービスセンター0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。