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誤食
投稿者:ラガ
投稿日:2017/02/19(Sun) 18:37
No.4628
こんにちは、お世話になります。以下、教えて下さいこの頃、猫砂(おから)を食べるようになってしまいました。食事は3回/日分けて適量を与えていますが、食事量が少ないのでしょうか?または、ひの木猫砂等に変えた方がよろしいのでしょうか?現在の環境は、ケージ内で食事をとらせ、トイレはゲージ内に設置しています。よろしくお願いいたします。
Re: 誤食
- 愛玩動物飼養管理士 三留
2017/02/22(Wed) 09:04
No.4633
ラガ 様春の訪れを感じる頃ですが、ラガ様におかれましてはいかがお過しでしょうか。このたびはご相談を頂戴いたしましてありがとうございます。早速、ご案内をさせて頂きますが、実際のご様子を拝見しておりませんので、一般的な案内となってしまいますことを何とぞご了承ください。ラガ様のネコちゃんが猫砂を食べてしまいお困りとのことでございますね。ネコちゃんが猫砂を食べてしまうことは比較的多いのですが、そのような場合、まず、ご確認いただきたいことは、ラガ様がご心配なさっている「お食事の量が足りているか」ということです。ネコちゃんの月齢や成長の段階に適したお食事の分量の目安は、通常与えていらっしゃるフードの袋に印刷されています。幼ネコちゃんの場合、成長のためにも、より多くの栄養とカロリーを必要としますので、幼ネコちゃん専用のお食事を与えることが必要です。また、月齢が進んで成長に伴い必要量を増やしたり、成長がひと段落すれば反対に減らしたりする調節の必要性などもございますので、食事量のチェックはとりわけ重要です。なお食事量はあくまでも目安ですので、ネコちゃんの運動量、季節、ウンチの状態、食べっぷりなどをみて調節いただくのですが、通常分量の1〜2割の増減は問題ないといわれています。ラガ様のネコちゃんは、お食事をした後のご様子はいかがでしょうか。食後も器をなめていたり、じっと器をみている、などというような「もっと食べたいな」という様子があれば、ウンチの状態などをみながら食事を増やしてみたほうがよろしいでしょう。さて、現在、ラガ様は食事を3回与えていらっしゃるとのことですね。ネコちゃんはもともとネズミ等の小さな動物を獲得、新鮮な獲物を一日に頻回摂取するタイプの動物といわれています。もし、ラガ様のネコちゃんがその名残りで、「食べたい」という気持ちを多く感じて猫砂を食べてしまっているということであれば、可能であれば食事の回数を増やすのも効果があるかもしれません。なお、食事の回数、食事の量を増やすときは、一度に大幅の変更はしないことが重要です。ウンチの状態などご覧いただきながら、ネコちゃんが変わったことに戸惑わないくらい少しずつ変えていくことが大切です。次に、猫砂を食べることが遊びになっている可能性もありますので、「遊びたい」という欲求が発散できる時間を増やしてあげることも一つでしょう。ネコちゃんは、もともと狩りをして生活をしてきましたので、狩りをしているような気持ちになれる遊び、例えば、追いかけたり、捕まえたりする遊びをさせてあげると発散できるでしょう。また、猫ちゃんは高いところで過ごすことが好きですし、高低運動を好みますので、キャットタワーのような、のぼって遊ぶ場所をご用意いただくことも大切でしょう。併せて、ゆっくりできたり、隠れたりできるネコちゃんのお気に入りの場所を複数箇所、お家にご用意いただければと存じます。その他、猫砂のタイプを変えることで解消する場合もございますが、ネコちゃんはトイレの砂の好みは難しく、変えてしまうことでトイレで排泄をしなくなってしまう可能性もございますので、猫砂の変更に関しては慎重になさる必要があるでしょう。猫砂のオシッコやウンチをした部分は、なるべく早くとりかえていただくようにしていただければと思います。また、トイレシートを使うというのも一つの方法ですが、トイレシートですと、ネコちゃんが排泄後砂をかけられませんし、慣れないところでの排泄をしたがらないことが多いことがデメリットともいえるでしょう。場合によっては、猫砂を食べていると、ご家族が「ダメ」などとおっしゃった経験から、「猫砂を食べると構ってもらっている」と感じて、構って欲しくて口にしている可能性もございますので、猫砂を口にしているところをみたとき、「声をかけない」「視線をむけない」というほうが望ましいこともあります。ラガ様のネコちゃんが子猫ちゃんであれば、好奇心旺盛でいたずらをしたくて、ということもあるでしょう。成長に伴い、好奇心を満たす遊びが増え、のんびり過ごせるお気に入りの場所がみつかるなかで、徐々にしなくなることも多いので、のんびりと成長をお待ちにいただきながら様子をご覧になってもよろしいかもしれません。成ネコちゃんであれば、まれに寄生虫がいたり、病気が原因である場合も中にはありますので、一度かかりつけの動物病院さんにご相談いただくことをお勧めいたします。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談サービスを承っております。お気がかりなことがお有りの際には、ぜひご利用ください。お電話番号は、あんしんサービスセンター0800-888-8256です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。ラガ様とネコちゃんの笑顔いっぱいの毎日を心から応援いたしております。今後ともアニコムをよろしくお願いいたします。
成長が遅い子?
投稿者:ひるね
投稿日:2017/02/17(Fri) 15:48
No.4627
ブリティシュショートヘアの女の子で今月2月末で1歳になりますが、成長が遅いのか現在2.4kgの小ぶりです。子猫の時は健康優良児で大きめでしたが、なかなか大きくなりません。ドライフード、ウェットフード共にドイツのプレミアムフードと手作りチキン、ラムも食べさせてしっかり広いリビングで走りまったりと遊ばせているのですが、大きくならないのが心配です。血液検査も全て健康でクリアしていますが、どうなのでしょう?食欲はあります。日光浴も窓際でしています。どんなに清潔にしててもダニは居ますからと言われて5ヶ月頃に病院でダニ用のマイフリーガードアルファをスポットしましたが、成長に影響して居ませんよね?心配になって居ます。
Re: 成長が遅い子?
- 獣医師 霍田
2017/02/22(Wed) 08:58
No.4632
ひるね 様寒気も少しずつ緩みはじめましたが、ひるね様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。今月末で1歳になるブリティッシュショートヘアちゃんの成長についてのご相談でございますね。お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、実際のご様子を拝見しておりませんので、一般的なご案内となりますことを何とぞご了承ください。ブリティッシュショートヘアちゃんのお食事には、ドライとウェットフードはともにドイツのプレミアムフードと手作りチキン、ラムを与えていらっしゃるとのことでございますね。お食事も適切に健康管理され、また日光を浴び、運動できる環境もしっかり整えられていて、ブリティッシュショートヘアちゃんは幸せでございますね。「総合栄養食」とは、栄養バランスが調整されたフードを指し、新鮮なお水と与えるだけで健康管理ができるとされています。ブリティッシュショートヘアちゃんのお食事にも「総合栄養食」と記されていることと存じます。食欲もあり、血液検査も問題がないとのこと、たいへんすばらしいことでございます。さて、ひるね様は、ブリティッシュショートヘアちゃんがなかなか大きくならないことをご心配なさっているのですね。現在のブリティッシュショートヘアちゃんの体重は2.4kgとのことですが、体型はいかがでしょうか。かかりつけの先生から「やせているね」「もっと体重を増やしましょう」などのアドバイスを受けたことはありますでしょうか。1歳ほどで2.4kgといいますと、確かに少し小柄なネコちゃんかもしれません。ただ、私たち人間でも、骨格がしっかりしていたり、骨太で体重が重い人もいれば、女性で骨細で華奢な方もいます。華奢でも活動的で元気いっぱいな方もいれば、大柄でも体調を度々崩してしまう方もいるというように、体の大きさと健康状態とは、また別な問題ともいえますが、これはネコちゃんであっても同様です。女の子のネコちゃんはどちらかといえば、男の子のネコちゃんより小柄で体重も少ない傾向があります。また、骨格は個体差がありますので、健康であっても標準とされる体重より大きい子も小さい子ももちろんいます。体格よりも健康上で重要となるのが、栄養状態、いわゆる肉付きといわれるものです。小柄なネコちゃんであっても、食欲や元気がしっかりとあり、太りすぎ・痩せすぎではなく適正な体型であれば問題はないと思います。一般的に、体型がどのような状態であるかは、「ウエストのくびれがわかるか」「触って肋骨がわかるか」などから判断をいたします。例えば肋骨が触ってすぐにわかったり、明らかに浮いて見える、背骨がごつごつしてすぐに触れるなどの場合は痩せすぎとなります。反対に、わき腹を触ってもなかなか肋骨がわからなかったり、ウエストのくびれがほとんどない場合などは肥満の可能性があります。かかりつけの先生に触診していただき、ひるね様のブリティッシュショートヘアちゃんの適正体重をご確認いただくとよろしいと思います。また、マイフリーガードアルファにつきましては、副作用として投与箇所の脱毛や発赤などを起こす可能性はありますが、成長に影響を及ぼすという事例はないようでございます。事例がないということが、イコールそのようなことはない、とまで言い切ることができるかどうかは迷うところでございますが、この投与がブリティッシュショートヘアちゃんの体重に影響を及ぼしている可能性は、非常に低いかと思います。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談サービスを承っております。お気がかりなことがお有りの際には、ぜひご利用ください。お電話番号は、あんしんサービスセンター0800-888-8256です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。ひるね様とブリティッシュショートヘアちゃんが楽しい毎日を送られますよう心から応援しております。今後ともアニコムをよろしくお願いいたします。
狂犬病の予防接種について
投稿者:するめのママ
投稿日:2017/02/12(Sun) 19:05
No.4622
現在2歳半のプードル×マルチーズのMIX男の子ですワクチンアレルギーがあり、いつもアレルギーを抑える注射をしてから混合ワクチンを打ってます。その対処で今まで問題なかったのですが、今日アレルギーの注射をして混合ワクチンを打ったのですが、5時間後顔が赤く腫れ上がり、再度病院に行って抗アレルギー剤を打って落ち着きました混合ワクチンは8種や9種を打っていて、今回は前にも打ったことのある8種でした。3か月で家にやってきて、4回目のワクチンになります。今後のワクチンについてどうしていくか悩んでいます。アナフィラキシーショックを起こすと命の危険があると獣医さんから聞きました。だけど、病気になるのも怖いです。今年の狂犬病の注射の時期もやってきます。アレルギーであれば免除になるという話も聞いてますが、狂犬病の病気もすごく怖いです。前にテレビで狂犬病の特集をやっていて、すごく怖い病気ということを知り狂犬病の予防をしないのは不安だけど、注射でこの子の命を落とす危険があると知るとものすごく躊躇します。ワクチンや狂犬病を打っていなければいろんなところにお出かけができなくなったり、外出に制限がある生活にはなると思いますが、それは構いません。だけど、この子の病気の可能性が心配です。あと人間のに移る病気も心配です。ワクチンは2年に1回、種類の低いものを打とうかな?と検討していますがとりあえずそろそろの狂犬病の予防接種で悩みます。一昨年の12月に予防接種を受けてます。どの位、狂犬病のワクチンって効き目があるんでしょうか・・・
Re: 狂犬病の予防接種について
- 獣医師 山田
2017/02/15(Wed) 17:47
No.4626
するめのママ 様春の陽気が待ち遠しい今日この頃でございますが、するめのママ様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。この度はご相談をいただきまして、誠にありがとうございます。現在2歳半のワンちゃんの今後の狂犬病予防接種について悩んでいらっしゃるとのことでございますね。お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、一般的なご案内となりますことをご了承ください。するめのママ 様のワンちゃんは、元々、混合ワクチンに対するアレルギーがあり、いつもアレルギーを抑える注射をしてからワクチンを接種していらっしゃるのですね。ただ今回は、アレルギー予防のお注射をしていたにもかかわらず、接種5時間後に顔が赤く腫れ上がるようなアレルギー症状が見られたのですね。抗アレルギー薬の治療でアレルギー症状は落ち着いたとのことではございますが、するめのママ様のご不安なお気持ち、お察しいたします。混合ワクチンや狂犬病ワクチンを接種すると、ワンちゃんの体の中で免疫応答が起こり、その病原体に対して抗体が作られ、その病気に対する抵抗力を作ります。しかし、するめのママ様のワンちゃんのように、混合ワクチンや狂犬病ワクチンの接種により、アレルギー反応を起こすこともございます。これは、ワクチンに含まれる何らかの成分に対するアレルギー反応で、接種後数分〜6時間くらいまでの間に症状が出ることが多いとされます。症状は顔面の浮腫、掻痒、蕁麻疹、嘔吐、下痢などが多く、ごくまれですが、重症な場合にはアナフィラキシーショック(虚脱、血圧低下、呼吸困難、痙攣など)や死亡例もあります。原因となる成分はいろいろありますが、不活化ワクチンの効果を高めるために添加されるアジュバントに対するアレルギーが比較的多いといわれています。さて、するめのママ様がご心配なさっている「狂犬病の予防注射」は、法律により、ワンちゃんの飼い主さんに1年に1回の接種が義務づけられています。ワクチンを接種すると、体の中では入ってきた病原体(狂犬病の場合には不活化ワクチンですので、死滅した狂犬病ウイルス)に対して、免疫系が働いて抗体を作りますので、元気なワンちゃんであっても、少なからず体に負担がかかっていると考えられます。そのため、病気などで接種が困難な場合や狂犬病のワクチンや他のワクチンにより、アナフィラキシー等の副反応を呈したことがあり、接種によって健康を損なう可能性がある場合には、するめのママ様がおっしゃるように、動物病院さんにて「狂犬病予防注射猶予証明書」を書いてもらい、自治体に提出することで接種免除を申請することにより接種を見合わせることもできます。なお、混合ワクチンで副反応を起こしたワンちゃんでも、必ずしも狂犬病のワクチンでアレルギー症状が見られるとは限らないものでもございます。狂犬病は現在、日本国内での発生は認められていませんので(清浄国)、お散歩中に狂犬病に感染してしまうという危険性はたいへん低いとお考えいただいて結構かと思われます。日本の狂犬病予防法は、島国である日本国内にこのような恐ろしい狂犬病を持ち込まれることのないよう、人やワンちゃんをはじめ多くの哺乳類を守るために、国内で飼われているワンちゃん達に予防接種を義務づけることより集団免疫力を高めて、いざという時に狂犬病が広がるリスクを減らせるよう予防対策をしているものです。したがいまして、するめのママ様のワンちゃんに直接、狂犬病の危険が迫っている環境というわけではございませんので、狂犬病ワクチンの接種を見合わせることもご選択の一つかと存じます。するめのママ様のワンちゃんに狂犬病の予防接種が可能かどうか、仮に可能であるなら、接種の時期などをどのようにしたら良いかなど、実際のワンちゃんのアレルギーの症状をよくご存じのかかりつけの先生にもご相談いただけたらと存じます。また、混合ワクチンについて、するめのママ様のワンちゃんは、今回、ワクチン接種前にアレルギーを起こさないように注射をしていたにもかかわらず、アレルギー反応が出たのであれば、次回の接種時にも同じ症状が出る、あるいはより重篤な症状が出る可能性もございます。そのことを考慮すると、今後の混合ワクチンについては、ワクチンのメーカーを変えてみたり、予防できる数の少ないワクチンにするなどの検討が必要かと思います。それでも、アナフィラキシーなどのアレルギーが出る可能性はゼロではありません。ワクチンを製造しているメーカーの添付書には「アレルギー反応を起こしたどうぶつに対しての接種はしないこと」と明記されていますので、接種を希望される場合には充分そのリスクを了承していただいた上で決めていただく必要があります。なお、今回の接種によって、ある程度混合ワクチンに含まれる病気に対する免疫はワンちゃんについていると考えられます。また、1年後に免疫がどの程度低下しているか、ワクチン接種が必要かどうかを知るために血液検査で「抗体価」を測定する方法があります。さて、混合ワクチンは防ぐことのできる病気により5種、8種、9種とさまざまですので、病院さんでは、その地域で必要なワクチンを考慮して接種なさっていると思われますが、これらすべての病気に対しての抗体価を測定すると検査費用も高額になりますので、かかりつけの先生と相談なさって最低限予防したい病気に対して「抗体価」の検査を実施し、その時のお散歩の頻度やライフスタイルに合わせて、混合ワクチンを接種するかどうか決められても良いかもしれません。もちろん、ワクチンを接種しなかったり、アレルギーのため接種できない場合などは、病気への不安が残るのは当然かと思いますが、普段よりお食事管理や適度な運動などでしっかりとした身体作りを行い、するめのママ様とのふれあいや遊びによってストレスをためず抵抗力のある健康なお子様に育てられることでカバーできる部分が大きいのではないかと存じます。また少しでも調子が悪い時には早めに受診して、病気の早期発見、早期治療を心がけていただくだけでも、予防できることはたくさんあるかと思います。今後の狂犬病の予防注射や混合ワクチンの接種をどうされるかについては、再度かかりつけの先生とも相談されて、決めていただければ幸いです。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談サービスを承っております。お気がかりなことがお有りの際には、ぜひご利用ください。お電話番号は、あんしんサービスセンター0800-888-8256です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。するめのママ様とワンちゃんが楽しく、笑顔いっぱいの毎日を送られますよう心から応援しております。今後ともアニコムをよろしくお願いいたします。
右目を瞬きする頻度が多く片目だ...
投稿者:ハジメ
投稿日:2017/02/12(Sun) 18:19
No.4621
こんにちは。ちょっと気になったので分かる範囲で教えて下さい。2/12(日)朝から急に右目だけぱっちり開かず瞬きを頻繁に行うことに気が付きました。外傷などはなく食欲も普通ですが、何時もより元気が無い気がします。お腹を壊している様な兆候も有りませんが、明らかに2/11(土)までと右目周辺が異なります。状況が改善しない場合は、行き付けの動物病院へ連れて行きますが、それまでの期間で何かアドバイスが有れば教えて下さい。宜しくお願い致します。
Re: 右目を瞬きする頻度が多く片...
- 獣医師 江口
2017/02/14(Tue) 17:39
No.4625
ハジメ 様寒さの厳しい折、ハジメ様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。ハジメ様のどうぶつさんの右目がぱっちりと開かず瞬きを頻繁にしているとのことでございますね。食欲は普通にあるということですが、いつもよりも元気がないとのこと、ハジメ様の心配なお気持ちお察し致します。お問合せにつきまして早速ご案内させて頂きますが、実際のご様子を拝見しておりませんので、一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。「目がぱっちりと開かない」、「瞬きが増える」という症状の原因としては、角膜に傷が付いていたり、眼瞼や結膜など目のどこかに感染・炎症があったり、目の乾燥や異物混入などが考えられます。「遊んでいる間にどこかで傷つけてしまった」というようなこともありますが、このような症状は結膜炎、乾燥性角膜炎、ドライアイ、ブドウ膜炎、眼瞼炎や、ネコちゃんの場合は、猫ウイルス性鼻気管炎、猫カリシウイルス感染症、猫クラミジア感染症等の感染症などの病気が原因でみられる可能性もあります。目が開きにくい・瞬きが多いという症状の他に涙が多い、目ヤニが多い、目をこする、くしゃみなどの症状はありませんでしょうか。もしある場合は上述のような病気に感染している可能性もあります。また、いつもより元気がないような気がするとのことですね。何らかの病気が原因である可能性もありますが、目の痛み・異物感などが気になってストレスになっているということも考えられます。状況が改善しない場合は、通院なさるご予定とのことでございますね。今後食欲が落ちたり、消化器症状が出たり等の可能性もありますし、角膜に傷がついている場合などは早期に治療を開始することが望ましいため、なるべくお早めにかかりつけ動物病院さんへご相談いただくほうがよろしいでしょう。動物病院さんへいらっしゃるまでの処置ということですが、原因や症状などによって治療に使用する薬も異なりますので、人間用の目薬等もご使用なさらずに、症状の悪化がないかを観察していただきますようお願いいたします。例えば目の周囲が涙で濡れている状態が続くと、皮膚炎などを起こすこともありますので、コットンなどで優しく拭き取っていただければと思います。またどうぶつさんが気にして目をこすってしまうと、目を傷付けることもあるのでご注意いただく必要があります。病気や目の状態によって治療や処置も異なりますので、早めにかかりつけ動物病院さんへご相談いただくようお願いいたします。どうぶつさんの目が早くよくなり、ハジメ様もどうぶつさんも安心してお過ごしいただけるようお祈りいたしております。なお、アニコムでは下記の受付時間で、お電話でのご契約者様への健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。気がかりなことがお有りの際には、いつでもお気軽にご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256 です。平日9:30〜17:30 / 土日祝9:30〜15:30土日祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。
無題
投稿者:らん
投稿日:2017/02/09(Thu) 16:21
No.4617
今年の9月で17歳になります。ここ一カ月くらい、夜中にずっと鳴き続けます。もうすぐ春なので、さかりがきているのかもしれませんが、どうしてなのでしょうか?健康診断はしたばかりで、どこも異常はありません。
Re: 無題
2017/02/13(Mon) 18:48
No.4623
らん 様日ざしの明るさに春の気配を感じるようになりましたが、らん様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。らん様のどうぶつさんが、ここ1ヶ月ほど夜中に鳴き続けているのですね。お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、どうぶつさんの種や性別等について分かりかねますことまた実際のご様子を拝見しておりませんので、一般的なご案内となりますことを何とぞご了承ください。らん様のどうぶつさんは今年の9月で17歳をお迎えで、健康診断で異常はなかったとのこと、大変すばらしいことと存じます。らん様の日頃の健康管理の賜でございますね。さて、ワンちゃんやネコちゃんが夜中に鳴く原因として、いくつか考えられますので、 一般的なものを次にご案内いたします。ご参考にしていだだければ幸いでございます。【発情に関するもの】決まった時期にだけ鳴く場合には、発情期や、他のワンちゃんやネコちゃんの発情に誘発されていることも考えられます。今までもある時期にだけ鳴き続けるといった行動はございましたか。発情に関する場合は、ソワソワと落ち着きがないように見られることが多いとされます。【生活サイクル】ネコちゃんの場合は基本的に夜中から明け方にかけて活動するどうぶつ種です。また、もともとネコちゃんは狩りをするエネルギーを蓄えるため、狩猟の時間以外はなるべくエネルギーを使わずに過ごそうとするとされています。人間のご家族様とお家の中で暮らすネコちゃんは労せずして食事を摂ることができる上、日中安心して寝ることができますので、夜の活動が増す、ということがございます。また、ワンちゃんの場合も同様に、日中寝て過ごしている場合はいわゆる昼夜逆転となり、夜に活発に動いたり鳴いたりといった行動が多くみられます。こういった場合には、なるべく日中に遊んだり運動をさせてあげることで、心地よい疲れを感じてもらい、夜にぐっすり睡眠をとってもらうと良いでしょう。【学習】ワンちゃんもネコちゃんも、鳴くことによって「ご褒美」にあたるものを得た経験があるとその行動を繰り返し行うことがあります。例えば、鳴いたときに「どうしたの?」「はーい」などと声をかけることを繰り返すと、鳴けば大好きなご家族が注目してくれる、構ってくれると学習する場合があります。鳴いた後でごはんをあげる、ドアを開けてあげるなど、「鳴けばいいことがある」「希望が叶う」と学習すると、鳴くという行動が習慣化してしまうことがあります。この場合には、鳴いているときは無視をする、鳴いていないときにたくさんほめてあげたり、ごはんをあげるという一貫した対応をすることが必要です。【環境】ワンちゃんやネコちゃんは、不安や恐怖、ストレスなどを感じたときに繰り返し鳴くこともあります。例えば、お部屋の模様替えをしたり、お留守番の時間が長かったり、お客様がいらっしゃる機会が多かったりなど、何らかの環境の変化にお心当たりはございませんでしょうか。周囲の環境をご確認いただき、不安などを感じている可能性のあることについては、なるべくそれを取り除くことも大切でしょう。例えば、庭の塀の上を歩く他所のネコちゃんやお宅の前の道を散歩するワンちゃんに強く反応して鳴くようになるなど、いつもと違う行動をする場合もみられます。窓の外の様子をあまり感じなくてすむように、しっかりとカーテンをひくなども有効でしょう。なお、不安や嫌悪を感じているものに対するどうぶつさんのイメージを変えストレスを和らげる方法として、嫌いなものとどうぶつさんの好きなものと結びつけることが有効なこともあります。またネコちゃんの場合は特に、隠れる場所があると安心するので、生活スペース内に隠れられる場所、落ち着くことのできる場所が充分にあるかをご確認いただくことも大切でしょう。【身体機能や感覚の衰えに伴う変化】ワンちゃんでもネコちゃんでも、加齢により身体機能や感覚が衰えてくると、その分、自分自身を守る能力が衰えてくる訳ですので、不安を抱き易くなるとされています。そのため、不安の表出でもある「鳴く」という行動に結びつく可能性も考えられます。【疾患】らん様のどうぶつさんはすでに健康診断をなさっていらっしゃるとのことですので、健康上のご心配はないかとは存じますが、念のために、また、今後の健康管理のために、夜鳴きへの関連が考えられる病気を幾つかご案内いたします。■甲状腺機能亢進症中高齢のネコちゃんの場合は、ホルモン疾患の1つである「甲状腺機能亢進症」という疾患が比較的よく見られます。この疾患は、甲状腺ホルモンを分泌する内分泌器官である甲状腺が、腫瘍化したり過形成になったりすることで甲状腺ホルモンの分泌量が過剰となった状態をいい、活動性の行動変化が見られることがあります。甲状腺ホルモンは体のほとんどの組織に作用して代謝を活発にする働きがあり、この分泌が過剰になると体の代謝が常に亢進して活発な状態が続くため、様々な症状が現れます。代表的な症状を以下に挙げますので参考になさってください。・食欲が異常に増し、痩せてくる・多飲多尿・性格が変わる(活発になる、攻撃的になる、落ち着きがなくなるなど)・眼がランランとする・脱毛、毛づやが悪くなる・嘔吐・下痢・呼吸が速くなる、心拍数の増加ただし、必ずしもすべての症状が見られるわけではなく、そのどうぶつさんによって様々です。甲状腺機能亢進症の診断は血液検査で行いますが、一般的な健康診断の血液検査では甲状腺ホルモンまで測定しないことも多いかと思います。一方、ワンちゃんでは、甲状腺機能亢進症はむしろまれで、中高齢のワンちゃんでは甲状腺の機能が低下する甲状腺機能低下症がみられ、寒がる、疲れ易い、動作が緩慢なり沈みがちになる、などの症状がみられます。■認知症認知症とは一度発育した脳が加齢や脳疾患などによって損傷され、それまでに獲得された知的能力が低下している状態とされています。念のため、よく見られる症状をいくつか記載いたします。・異常な夜鳴き、意味もなく鳴き続ける・徘徊・昼夜逆転・トイレの失敗・食欲が異常に増す・狭い場所に入って出てこられない・ご家族やオモチャなどへの興味を失う認知症を疑う場合には、ご家族様への問診や一般的な身体検査に加え、類似した症状を示す可能性がある疾患の除外診断を行いますが、診断が難しいことも多くあります。ワンちゃんの認知症が広く知られるのに比べ、ネコちゃんでは、認知症は少ない、もしくは症状が穏やかだと考えられていますが、高齢になり今までと比べ鳴くようになった、ということは比較的よくみられるようです。上記の疾患以外にも、脳腫瘍、神経疾患などでも行動の変化が見られる場合があります。また、今までの鳴き声と異なる場合や、排尿時、毛繕いをした際によく鳴く、特定のところを触ると鳴くなど、一定のパターンが見られる場合には、痛みによって鳴いている可能性もあります。このように、さまざまなことが考えられますので、らん様のどうぶつさんの夜鳴きの原因が何であるかの明言ができずに恐縮ですが、何らかの疾患が関連している可能性も否定しきれないかと思います。ご安心のためにも動物病院さんに再度ご相談いただくことをお勧めいたします。その際、らん様のどうぶつさんが鳴いているときの様子を撮影した動画や鳴いている時間、間隔などをメモにお取りいただき、お見せいただいてはいかがでしょうかなお、アニコムでは下記の受付時間で、お電話でのご契約者様への健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用ください。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256です。平日9:30〜17:30 / 土日祝9:30〜15:30土日祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。気温差が大きく、体調管理の難しい季節ですが、風邪などひかれませんようにご自愛ください。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。