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突然仲が悪くなり

投稿者:味の素

投稿日:2012/12/01(Sat) 23:23

No.1794

カニンヘンダックス3歳半(♂未去勢)と2歳5ヶ月(♂去勢済)です。
もともと先住犬はうまく社会化がなされず
犬嫌い・見知らぬ人嫌いだったのですが、
社会化の一環になればと獣医の先生などとも相談して
後輩犬を迎えました。

約1年半の間は何事もなく仲良く過ごしていたのですが
8ヶ月ほど前、家の近くで事故が起こりその音に驚いた後輩犬が
パニックになり先住犬に噛み付いたのをきっかけに
目が合えば流血するほどの喧嘩が日常茶飯事となり
一緒に生活することができなくなってしまいました。

現在先住犬は私、
後輩犬は近所に住む元夫のもとで生活しています。

ただやはり元夫も出張が多い仕事柄、
出張の間は私が後輩犬を預かりますので
結局顔をあわせて大喧嘩になります。
可哀相だと思いつつもソフトタイプの口輪で
対応してみましたが何度か互いの耳を噛み
流血惨事になってしまいました。
私も何度も厚手の手袋で防護した状態で仲裁してますが
何針か縫うくらい本気で噛まれることもしばしばです。

ならば顔を合わさないようにと
別々のゲージにそれぞれ毛布で目隠しでの対応をしましたが
ずっとゲージというわけにもいかないので
順番に部屋に出してあげるのですが
相手のゲージの毛布を鼻で押しのけたり
引っぺがしたりしてゲージ越しに激しい威嚇合戦になります。

飼い主の希望としては元のように仲良くしてほしいです。
元のように仲良くなるにはどうすればいいのか、
その方法が知りたいです。

また、仲良くしてほしいという希望が
もしも飼い主のエゴであり犬本来の本能というか
幸せではないとするならば、この先
どのような対応・選択肢があるかを教えていただきたいです。

Re: 突然仲が悪くなり

- ドッグライフカウンセラー 三留

2012/12/04(Tue) 18:32

No.1797

味の素 様

クリスマスの彩りに街並みが華やぐころでございますが、
味の素 様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。

この度はご相談を頂戴いたしましてありがとうございます。
早速ご案内をさせていただきますが、実際のワンちゃんたちのご様子を拝見いたして
おりませんので、一般的なご案内となりますことを何とぞご了承くださいませ。

ご相談のご様子から、味の素様のワンちゃんたちへの深い愛情を感じております。
たいへんな中、ほんとうによく頑張られましたね。
一つの群れに新しくワンちゃんを迎える場合は、先住のワンちゃんはどの子も、
自分の縄張りを侵されるのではないか、飼い主さんの愛情をとられるのではないか、
自分の安全や安心が守れるか、多かれ少なかれ不安を抱きますので、
多頭飼いは難しいことが多く、お困りになっていらっしゃる飼い主さんは多くいらっしゃいます。

ワンちゃんにとって、飼い主様が毅然と、自信満々な表情をワンちゃんたちに見せることで、
このリーダーについていきさえすれば、安全で安心、何があっても穏やかな生活ができる
と思わせてあげることがたいへん重要です。
味の素様におかれましても、このような強さやたくましさをワンちゃんたちに感じさせるため、
これまでのご苦労やお辛かった記憶等を、一度、箱の中におしまいになられ、
心新たに、強くたくましいリーダーを演じていただくことも大切なことかもしれません。

先住犬のワンちゃんが味の素様と暮らしていらっしゃるとのことですね。
年少のワンちゃんを預かるために、お宅にお迎えになるときには、
お互いのワンちゃんはどんな様子でしょうか。顔をみただけで、強い反応を見せるのでしょうか。
生活を別にしているのですから、ワンちゃん達は同じの群れの仲間という意識は
もうないのかもしれませんね。
ワンちゃんはどの子も縄張りという意識があり、縄張りを守ろうとしますが、
先住犬のワンちゃんからみると、他のワンちゃんが縄張りに入ってくるのですから、
反応するのは当然なのかもしれません。

まずは、お互いの存在を好ましいものと感じさせてあげることから始められてはいかがでしょうか。
そのためには、ワンちゃん同士を、お互いに縄張り以外のところで慣らしていくのも
一つの方法でしょう。
ご近所に元のご主人様がお住まいになっていらっしゃるとのことですので、
ワンちゃんを預かられるときだけなく、お天気のよい日など、
どなたか、ワンちゃん好きなご友人か、可能であれば元のご主人のお力をお借りになり、
それぞれワンちゃんをお連れになられ、近所の公園などで、楽しい時間を過ごすことで、
顔なじみのワンちゃんとして、好ましいイメージをつけてはいかがでしょうか。

一緒に歩くときは、先住犬のワンちゃんを先に歩かせてあげ、
先輩犬としての誇りを満足させてあげましょう。
決して無理強いをせず、近くでお互いに楽しい時間を過ごすだけで十分です。
このように、好ましいイメージを時間をかけて抱かせてあげるようにします。
リラックスをした、のびのびとした雰囲気で、「あの子が傍にいたら、楽しかった」という記憶を、
縄張り以外の場所で作ってあげましょう。

もちろん、味の素様は、穏やかに、毅然と、ワンちゃんたちを統率いただきます。
お家を出るのも、飼い主様が先、ワンちゃんが後、車の走る車道に出る時は、
必ず、「スワレ」や「ストップ」などの指示をして、飼い主様の指示に従えば安心だと
思わせてあげましょう。
ワンちゃんの名前をお呼びになられるときは、先住のワンちゃんから、
飼い主様のほうをワンちゃんが振り向いたら、明るく楽しそうな声で褒めてあげます。
飼い主様が、楽しそうに、穏やかな表情や自信をお見せになられることで、
ワンちゃんたちに、安心感と楽しげな雰囲気を感じさせてあげましょう。

このようにしながら、少しずつ慣らしていきます。
一方で、お互いのワンちゃんの匂いのついたタオルなどをお食事のときに下に敷いたり、
楽しく遊ぶ場所に置いておくなど、相手のワンちゃんの匂いを、自分の好きなことと結びつけて
いただくこともよろしいでしょう。

元のご主人様がご出張などで、ワンちゃんを預かるときですが、まず一番大切なことは、
先住のワンちゃんをすべてにおいて優先することでしょう。
ワンちゃんは集団を群れとして意識する習性がありますが、ワンちゃんにとって、
群れの中の位置が安定していることがたいへん重要です。
最上位のリーダーである味の素様が、そのように扱うことで、
先住のワンちゃんが上位のワンちゃんに、見えるようにしましょう。
仮に、先住のワンちゃんが、年少のワンちゃんにたじたじの様子のとき、
先住のワンちゃんをなだめたり、かばうと、先住のワンちゃんが弱い存在のように見えてしまいます。
あくまでも、先住のワンちゃんを強く、たくましい存在として扱うようにしましょう。
そのように味の素様がなさることで、先住のワンちゃんは安心するでしょうし、
年少のワンちゃんも、自分の立場をわきまえるようになります。

また、目の前で、ママと楽しそうにしていると嫉妬するかもしれません。
嫉妬心はたいへん辛いものですので、このような気持ちを抱かせないように、
また「ママたちは隠れていいことをしているのではないか」というような
気持ちを抱かせないよう注意が必要です。

味の素様のお宅は、先住のワンちゃんの縄張りですし、
先住のワンちゃんは、先輩犬として、後から来たワンちゃんに、教えることもあるかもしれません。
また、上下関係をつけることは、群れを安定させるために必要ですので、
ケンカをすることで、群れが落ち着く場合もあります。
ワンちゃんたちのケンカをご覧になるのは、辛いものがありますが、
ワンちゃんたちが納得できない仕方で叱ることで、ワンちゃんたちに不満が生まれ、
関係がこじれることもあります。
一般的ではありますが、ケンカを通して、力関係を認識するという意味では、
ワンちゃんたちの関係を落ち着かせるためには、ケンカが必要なことも多くみられます。
この際には、飼い主様はワンちゃんたちの様子に圧倒されたり、あわてることなく、
堂々と、高いところからワンちゃんたちを見渡すという雰囲気で落ち着くことが大切です。

しかしながら、味の素様のワンちゃんは、今の時点では、顔を見ると喧嘩が始まるとのことですので、
縄張りの外でなじませてお互いの存在を気にしなくなるまでは、元のご主人様がご不在のときは、
ペットホテルなどをご利用になられたり、元のご主人様のお宅へ味の素様がお食事や排泄や
お散歩のお世話に通われるなどして、しばらくは冷却期間を持つのもよろしいかもしれません。

怪我を防ぐために、口輪を付けていらっしゃるとのこと、たいへん重要でございます。
ただ、一緒にワンちゃんと過ごすときだけ、つけるというと、相手のワンちゃんのイメージが
悪くなる可能性がございます。できるだけ、日常的に、口輪をつけたら、嬉しいことがあったという
経験をさせていただければと思います。
口輪の中に、フードを入れて食べさせてあげるのもよろしいでしょう。

十分なご案内ができず、心苦しいばかりでございますが、
時間をかけて、微力ではございますが、お力添えできばと思っております。
アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、
ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

ワンちゃんとの生活を通して、私たち飼い主も学び成長をしていきます。
根気強さや毅然とした姿勢で、問題を解決すること・・・困難な道のりかもしれませんが、
解決する道を見いだし、「あのときがあったから、今があるね」と笑顔で思いだされる日が
くるかと存じます。いつも応援いたしております。いつでも、お気軽にお声がけください。

時節柄、お風邪など召されませぬよう
くれぐれもお体ご自愛ください。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。



左前足の筋?

投稿者:リム君

投稿日:2012/11/28(Wed) 10:52

No.1787

トイプードル(雄)1才3ケ月です。2日前(11/26月)の夜
ブル(約60cm位)の上から飛んだのか、子供とじゃれて過激に左右に走り回っていたのが原因なのか?遊んだ後にゲージの中に入ってる所を見ると、左前足が全く機能せず、だらんだらんの状態で見た目は骨が骨折した感じだったので、すぐに
夜間の病院に連れて行きレントゲンを撮ってもらいました。
結果は骨折は見当たりませんでしたが、足の付け根の関節が少しゆるいかな〜の程度ですが特にレントゲンでは問題ないと診断されましたが、まず、つっぱる事ができない、足の付け根から普通は外側にあまり開かないが、外に足が開きすぎなのと、筋の状態が、はっきり解りませんが伸びているのか、切れているのか・・・で足が突っ張れない状態になっている様で、処置としては、とりあえず左前足を折りたたんでお腹にピッタリ、動かせないように包帯とテープで固定して、見た目には左足が無い状態で3本脚での生活をしています。
普通、前足に体重がかかるので、かなり不便な状態です。
一応、今日(11/28水)、オシッコとウンチを自力でしてくれました。病院の先生は約、1週間後(日か月曜)に様子を見せてくださいとの事でした。診断説明の時に骨折は日にちはかかるが、治りやすいが筋の損傷は厄介で長引くとの事と、完治しにくいとか、地元は奈良県なんですが大阪の方の病院で紹介のみ受け付けしている大きな病院で、少し穴を開けてカメラを入れて筋の状態を見ないと・・・。等の説明でしたが、やはり筋を損傷していると固定しているだけでは良くならないのでしょうか? 筋の損傷は直ぐに何らかの処置をした方がいいのか?
このまま様子を見ていてその後にどうするかの検討をすればいいのか? 最悪、左足は突っ張れなくなるのでしょうか?
最後に、当初
リム君 自体に傷みはあまり感じられないのか、辛抱しているのか・・・ぷらんぷらんになった足でどうにか立とうとはしていました。特にキャンキャン泣く様子も無かったように思います。
どうかアドバイスをお願いします。

Re: 左前足の筋?

- 獣医師 岸田

2012/11/30(Fri) 17:05

No.1793

リム君 様

この度はご相談いただきありがとうございます。
リム君の左前足がぷらんぷらんで突っ張れない状態とのことで、
さぞかしご心配されていらっしゃることとお察しいたします。
お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、実際のご様子を拝見しておりませんので、
一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。

リム君は遊んだ後、急に左前足に負重する(体重をかける)ことができなくなり、
レントゲン検査では特に異常が見られなかったとのことでございますね。
骨折、脱臼、亜脱臼などの骨の異常は多くの場合レントゲン検査でわかりますので、
レントゲン検査で異常が認められないとすると、それ以外の原因の可能性が高いかもしれません。
骨の異常以外の原因としては、以下のようにさまざまなものが挙げられます。
・関節炎などの関節の異常、
・腱(筋肉と骨をつなぐもの)の炎症や損傷、断裂、
・靭帯(骨と骨をつなぐもの)の炎症や損傷、断裂、
・筋肉や神経の異常(筋炎や筋障害、神経炎、神経叢炎、神経障害など)、
・パットの異常(傷や棘が刺さっているなど)、
・ 爪や皮膚の異常(炎症や傷など)、など

リム君は足の付け根の関節が少しゆるく、足が外側に開きすぎている様子がみられるため、
腱や靭帯の異常の可能性が疑われていらっしゃるとのことですね。
関節に無理な力がかかって腱や靭帯が引きのばされて伸びたままになっている状態
(炎症や、微細な線維が断裂していることもあります)の場合には、
固定してその部位に力がかからないようにすることで回復することも多く見られます。
しかしながら、腱や靭帯の重度の断裂を起こしてしまうと、固定することだけでは回復せず、
状況によって外科的な処置が必要になったり、部位や状態によって回復が難しいようなこともございます。

リム君は現在左前足を固定した状態で安静を保ち、経過を観察している状況とのことですね。
ワンちゃん、特に小型犬のワンちゃんで前足の腱や靭帯の重度の断裂というのは、
あまり多く見られるケースではありませんので、
リム君もおそらくは固定をして安静を続けていただくことで回復してくる可能性が高いのではないかとは推測
されますが、しばらく固定を続けても全く状況に変化が見られないような場合には、
先生がお勧めになったように、念のため整形外科に詳しい二次病院で詳しい検査をお受けになることも
ご検討いただくとよろしいかもしれません。

腱や靭帯の損傷が軽度であっても、固定や安静を長期に続けることで、
筋肉が委縮して機能が損なわれてしまい、回復が遅れてしまうようなこともございます。
その場合、損傷のある部位に負担をかけずに筋力を維持するリハビリ等が必要に
なることもありますので、その点も考慮しながら今後の治療方針をよく先生と
ご相談いただければと存じます。

1才3ケ月のトイプードルちゃんですと、元気いっぱいで遊びたい盛りだと思います。
自由に走り回ることができないのはとてもかわいそうですね。
早くよくなって、また元気いっぱい走り回れる日がくることをお祈りいたしております。
どうぞお大事になさってください。
今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。



人間に慣れない。

投稿者:ポルカ

投稿日:2012/11/28(Wed) 16:51

No.1788

大変、申し訳ないのですが、私の友人のワンコの事で困っています。
友人は預かりさんをしているのですが、保健所から、救ったミックスの仔が人に慣れないそうなのです。きっと、怖い想いをしたのだと思います。でも、何頭もそこにいるワンコとは、関わり合い遊んだりしてるようです。側には来るようになったのですが、四ヶ月で預かり、もう六ヶ月位かと思います。6〜7kg位になってるようです。
触るとキャンと鳴いて逃げます。どの様にしたら上手く人間と仲良くなれますか?よろしくお願いしますm(__)m

Re: 人間に慣れない。

- ドッグライフカウンセラー 三留

2012/11/30(Fri) 10:10

No.1792

ポルカ 様

木々が美しく彩り、思わず足を止めたくなる頃ですが、ボルカ様におかれましては
いかがお過ごしでしょうか。
このたびはご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
ご友人が預かっていらっしゃるワンちゃんが、なかなか人に慣れない
とのことでございますね。
以下、ご案内をさせていただきますが、一般的なご案内となりますことを
何卒ご了承くださいませ。

ワンちゃんは、他のワンちゃんとは関わりあい、遊ぶようになったとのことで、
それだけでも、お世話をなさっているご友人はホッとなさっているのではないでしょうか。
ワンちゃんの経験にもよりますが、抱いている警戒感や恐怖心が解けるまでの期間は
長くかかると思っていただき、「何かをする」のではなく、「特に何もしないこと」を通し、
ごく当たり前の生活の中で安らぎを感じさせてあげましょう。
触るのは必要なときだけにしていただき、また視線もワンちゃんに向けず、
またワンちゃんが反応する距離より内側には寄らず、穏やかで、落ち着いた雰囲気で
毎日の生活を続けていただき、根気強く、ワンちゃんが「大丈夫なんだ」と感じてくれるまで
とにかく待つことが大切でございます。

ワンちゃんが側にくるようになったということで、本当に素晴らしい前進ですね。
触るとキャンといって逃げるとのことですので、もしかして、何か人の手が恐いという経験を
したのかもしれません。近くに寄ってきたら、触ろうとせず、そのときには、明るい声で、
「お利口ね」と声をかけていただき、さりげなく寄り添う気持ちを伝えてみましょう。
ケージの中や食事のときに食器の下にお世話をなさる方の匂いのついた衣類などを置いてみて、
ワンちゃんの好きなことと、人間の存在を結びつけるようにしてもよろしいでしょう。

これから少しずつ慣れていく様子がみられたら、近づいてきたときに、
ボールなどワンちゃんの好きなオモチャを、お世話をなさる方とワンちゃんとの間に
転がしてみてもよろしいかもしれません。
また、手でお食事を与えていただいたり、食器の下に手を置いてご飯を与えていただいたり、
少しずつ、「人の手はワンちゃんにとって、良いものなんだよ」ということを
感じさせてあげましょう。

どんなときも、穏やかに、毅然と、頼りになるよ、というところを
ワンちゃんにお見せいただき、待つことで、変化がみられるかと存じます。
あせらず、ただ、ワンちゃんが心をほんの少しでも開く素振りを見せたときには
しっかり受け止めていただければと存じます。

このように、ワンちゃんを思ってご心配をなさるボルカ様のお優しいお気持ちは
必ず、ワンちゃんに伝わります。
皆様が笑顔に溢れ、幸せにお過ごしになられますことを心からお祈りいたしております。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、
ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

ボルカ様におかれましては、お風邪など召されませぬよう
くれぐれもお体ご自愛くださいませ。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。



ワクチンアレルギー

投稿者:キキ

投稿日:2012/11/27(Tue) 13:41

No.1781

3歳のペキニーズ♀(避妊済み)のことで教えて頂きたくメールしました。

生後4ヶ月でペットショップから我が家へ来たとき、すでに混合ワクチンと狂犬病予防接種が済んでました。


〜生後4ヶ月〜 ペットショップにて
狂犬病      
ファイザー製薬6種混合              
ペットショップからは何も聞いてないので、アレルギー反応は      なかった?

〜1歳〜 どうぶつ病院にて   
狂犬病・・・問題なし     
共立製薬8種混合・・・接種1時間後に顔全体が腫れ上がり、呼吸が苦しそうに。すぐに注射を打ってもらい、半日後には鎮静。

〜2歳〜 どうぶつ病院にて
狂犬病・・・口元が腫れたように感じ注射で鎮静
共立製薬5種混合・・・接種2時間後に前年と同じ症状に。注射で鎮静。

〜3歳〜
先生と相談し、今後の狂犬病予防と混合ワクチンはやめる事に


そこで質問です
@製薬メーカーで成分が違うのでしょうか?パピー時に大丈夫だったファイザー製ならアレルギー反応がでないことも考えられますか?
どちらにしてももう怖くて受けないとは思いますが。

A混合ワクチンで予防することが出来なくなった病気を予防するためには、
どうすればよいですか?
ちなみに普段は庭で遊ばせているので、他のワンちゃんに接触することは殆どないですが、年に数回、イベントに出かけたりもします。イベントでも他のワンちゃんとの接触は、うちの子の性格上殆どないです

Bイベントやペット同伴可の宿泊施設などでは、狂犬病予防とワクチン接種をしていることが常識ですが、他のワンちゃんに迷惑をかけてしまうのでは?という思いと、ワクチン未接種のために感染しやすいのでは?という思いから、そういう場所は避けるべきなのでしょうか?

アドバイス宜しくおねがいします。

       

Re: ワクチンアレルギー

- 獣医師 田村

2012/11/29(Thu) 17:55

No.1791

キキ 様

この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。
ワンちゃんのワクチン接種についてのご相談でございますね。
お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、
一般的なご案内となりますことをご了承ください。

ワクチンを接種すると体の中で免疫応答が起こり、それぞれのウイルスや細菌に対して
抗体が作られます。抗体は、その病原体が体内に侵入してきたときに病原体と闘って、
感染を防いだり、重症化を防ぐ役割を果たします。

ワクチン接種後にワクチンに含まれる何らかの成分に対し、アレルギー反応を示すことが
あり、接種後数分〜6時間くらいまでの間に症状がみられます。症状は顔面の浮腫、
掻痒、蕁麻疹、嘔吐、下痢などが多く、重症な場合にはアナフィラキシーショック
(虚脱、血圧低下、呼吸困難、痙攣など)や死亡例もあります。

原因となる成分は様々であるといえます。ワクチンにはウイルス及び菌の抗原や
アジュバンドに加えて、わずかですが抗生物質、ゼラチン、ウシ血清アルブミン、
組織培養の細胞壊死片などが含まれています。これらすべてが原因となりえますが、
不活化ワクチンの効果を高めるために添加されるアジュバントに対するアレルギーが
比較的多いといわれています。
5種混合ワクチンに含まれる病原体は生ワクチンといって、アジュバントを必要としない
ものですが、7種以上のワクチンに含まれるレプトスピラ(とコロナウイルスの一部)
は不活化ワクチンであるため、アジュバントが添加されています。
そのため、それらをふくむワクチンは、5種以下のワクチンに比べてアレルギー反応が
起こる確率が高くなっています。(アジュバント以外のものに反応して起こるアレルギーも
ありますので、5種以下のワクチンでアレルギー反応が起こらない
というわけではありません。)

製薬メーカーを変更すればアレルギー反応はでないかとのご質問でございますが、
確かに製薬メーカーさんによって成分の違いはございますので、メーカーを変えることで
アレルギー反応が出ないという可能性もあります。
しかしながら、メーカーさん各社で共通に使用されているような成分もあり、
そのような成分に対してアレルギー反応を起こしていれば、メーカーさんを変えても
アレルギーが起こる危険はあります。
現在のところ、実際にワクチンにアレルギーを起こしてしまうワンちゃんが、
ワクチンの中の何の成分に対してアレルギー反応を起こしているのかを
特定することはできません。
そのため、ワクチンの使用説明書には、どのメーカーさんのワクチンであっても、
これまでにアレルギー反応を示したことのあるお子様に対してのワクチン接種は控えるべき
であると記載されています。
これまでにキキ様のペキニーズちゃんはワクチン接種のたびにアレルギー反応が少なからず
出ていますので、例えメーカーさんを変えたとしても接種は控えていただいた方が
よいということになります。

混合ワクチンで予防することが出来なくなった病気を予防するためにどうすればよいか
というご質問でございますが、基本的には、感染の可能性のある他のワンちゃんとの
接触を極力避けていただくことであると言えます。
ワクチン未接種のワンちゃんが多く集まる場所や、ワクチンの完了していない
子犬ちゃんが多いペットショップやホームセンターなどの場所は特に気をつけて
いただいた方がよろしいでしょう。直接他のワンちゃんとの接触がなくても、
排泄物などを介して伝染する病気もありますので注意しましょう。

ただ、ワクチンによってついた免疫力は、1年過ぎたからといってすぐになくなって
しまうわけではありません。5種混合のワクチンに含まれる病気に関しては、
初年度の複数回接種とその翌年の追加接種がきちんと行われた場合、
数年以上(多くは3年以上)免疫力が持続するとも言われています。
キキ様のペキニーズちゃんは、2歳まできちんとワクチン接種を受けられていたとの
ことですので、5種の病気に関しての免疫力はまだちゃんと残っている可能性も高いと
思います。
ただ、ワクチンによる免疫力の持続時間には個体差が大きく、今後何年間の間であれば
大丈夫というようなことは一概には言えません。
現在の段階で免疫力が残っているかどうかは、抗体価検査という検査をお受けになって
いただくことで知ることができます。
血液中に含まれるそれぞれの病原体に対する免疫力(抗体価)を測定することで、
その病原体に対する免疫力が感染を防御できるレベルまで残っているかどうかを
その検査で知ることができます。
免疫力が十分残っているのであれば、当面ワクチンをうたなくても心配しなくて
よいということになります。
なお、ワクチンによってついた免疫力は時間の経過とともに落ちてきますので、
1年ごとなど、定期的に測定していただく必要がございます。

狂犬病に関しては、現在のところ日本は洗浄国とされておりワンちゃんでの発生は
見られていませんので、日本国内であれば、予防注射をしていないことで狂犬病に
かかってしまう確率はかなり低いと言えます。
ただし、今後日本でワンちゃんやその他のどうぶつで狂犬病が発生すると状況は
変わってきます。
また、狂犬病は人にも感染する病気であり、致死率はほぼ100%というたいへん恐い
病気です。海外からウイルスが持ち込まれ国内で蔓延することも危惧されており、
現段階においてもそれを未然に防ぐためにワンちゃんへのワクチン接種は必要であるとされ、
そのため、法律で接種することが義務付けられております。
ワンちゃんが他のワンちゃんや人を噛んでしまった時に未接種であると大きな問題に
なることもございますので、そのような状況にならないように十分注意が必要でしょう。

また、ワンちゃんの感染症の多くはウイルスによるものですが、ウイルスの体内での増殖を
抑えるものにインターフェロンというものがございます。
アレルギーや基礎疾患など様々な事情によりワクチンを打てないどうぶつに対して、
このインターフェロンの注射を、ウイルス病の予防のために使用している動物病院さんも
あるようですので、ご相談されてみるとよろしいかもしれません。
インターフェロンの注射は5〜7日程度効果が持続しますので、
イベントやホテルなどに出かける前に動物病院で接種していただくことで、
感染予防効果が期待できます。
ただし、確実な感染予防効果が証明されているわけではなくインターフェロンの
効能外使用になることや、まれではありますがインターフェロン自体の副作用の可能性も
あることなども考慮していただく必要がございます。

イベントやペット同伴可の宿泊施設などを避けるべきかというご質問でございますが、
出席されるイベントや宿泊施設などの規定にもよりますが、ワクチン接種を義務付け、
証明書の提示を求められる場合もあるようでございます。
事情があってワクチン接種を受けられないことをお話すれば、
健康状態に問題がなければご理解いただける場合もあるかとは思います。
ワクチン接種を義務付けていないようなイベントや施設の場合には、ワクチン未接種の
ワンちゃんが多く集まる可能性もあり、そういった場所では他のワンちゃんとの接触が
避けられず感染症にかかるリスクが高まってしまう可能性もあります。
ワクチンを接種していなくても、上述の抗体価検査をお受けになって、
免疫力が十分あることが証明できれば、感染して重篤化する可能性は低いですので、
ご心配されなくても大丈夫でしょう。
なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談
サービスを承っております。お気がかりなことがお有りの際には、ぜひご利用くださいませ。

お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

寒い日が続いておりますのでキキ様におかれましてはご自愛ください。
ペキニーズちゃんもお大事になさってください。
今後ともアニコムをよろしくお願いいたします。



定期的な腹鳴、血便

投稿者:イヴ

投稿日:2012/11/27(Tue) 14:28

No.1782

チワワ♂5才ですが、3年程前より定期的に腹鳴、下痢、血便を繰り返します。病院も4−5件で診ていただき、血液検査、エコーをとってみましたが、好酸球が少し多いが、特に異常は見当たらないという見解でした。未だに症状が変わらす、週に一度のペースで同症状です。腹鳴はビックリする程の音で聞いているだけでも痛そうな感じです。その時の様子は草を食べたがります。食べると間もなく、草のままの状態の便をする事もあり、目を瞑り、うつぶせでジーっと痛みに耐えているかのように見えます。その後の便には粘膜状の黒っぽい血便が必ず見られます。体重の減少はみられませんが、どのような事が考えられるのか教えて下さい。頻繁に繰り返すので、困り果てております。フードはロイヤルカナンの療養食 低分子プロテインを食べております。どうぞ宜しくお願い致します。

Re: 定期的な腹鳴、血便

- 獣医師 田村

2012/11/29(Thu) 16:59

No.1790

イヴ 様
この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。
イヴ様のチワワちゃんは3年ほど前から定期的に腹鳴、下痢、血便の症状を繰り返しておられるのですね。
大変ご心配のことと存じます。
多くの病院さんを受診され、血液検査、超音波検査もなさっておられますが、特に異常を認めない
とのことでございますね。お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、実際にワンちゃんの
ご様子を拝見しておりませんので、一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。

腹鳴、下痢、血便といった症状を引き起こす原因はさまざまです。
・食事によるもの(アレルギーも含む)
・ウイルスや細菌感染によるもの
・腸炎や膵炎、腫瘍などによるもの
・寄生虫感染によるもの
・肝臓疾患や腎臓疾患に伴うもの
・ストレスによるもの
などが挙げられます。
そして便の中に血液が混ざる状態を「血便」といい、一般的には消化管からの出血を疑います。
肉眼的に便の色が黒色あるいは黒褐色をしている場合には、上部消化管(食道、胃、小腸など)
からの出血を疑い、便に赤色の血液が混ざる場合は、下部消化管(大腸)からの出血を疑います。
また、便の表面のみに血液が付着しているような場合には、肛門近くの直腸や肛門、肛門周囲腺等
からの出血も疑います。

診断方法としては、一般的には、検便、血液検査、直腸検査(肛門から指を入れて腫瘤などの有無
を調べる)、単純X線検査などを行い、必要に応じてX線造影検査、内視鏡検査、アレルギー検査、
生検(臓器や組織の一部を切り取って病理組織検査をすること)などを行います。

イヴ様のチワワちゃんは腹鳴、下痢、血便の原因を突き止めるために多くの検査をされたことと存じますが、
原因となる疾患は上述のように多岐にわたるため、すべての検査を行って原因を突き止めた上で
治療を行うことが難しいことも多く、
対症療法や診断的治療(治療に対する反応によって原因を探る)を行う場合もございます。

食欲や元気があり、発熱、体重減少などの症状がない等、一般状態がそれほど悪くない状態では、
整腸作用のあるサプリメントの服用やお腹に負担のかかりにくい食事への変更、アレルギー除去食を
試してみるなどの対処法を行うことで症状が改善されることもございます。
食事につきましてはイヴ様のチワワちゃんは現在低分子プロテインを食べておられるのですね。
アレルギー性の下痢を疑ってとのことだと思いますが、もしそれでも状態が改善しないようであれば、
加水分解よりももっと細かく分解されているアミノ酸食を利用してみるのも一つの方法でしょう。
また、血液検査でアレルギーの原因となっている食材が何であるかを調べることもできますので、
かかりつけの先生にご相談いただくのもよろしいでしょう。

腸の疾患の中には、検便や血液検査、レントゲン検査、超音波検査などでは異常が見つからない
ものもございます。
原因を探るためには、麻酔下での内視鏡や試験開腹による生検(臓器や組織の一部を切り取って
病理組織検査をすること)が診断に必要になることがございます。
チワワちゃんは食欲もあり体重も落ちていないようですので、そのようなリスクを伴う検査がすぐに必要な状況
ではないかもしれませんが、長期間にわたって頻繁に同じ症状を繰り返していらっしゃるようですので、
今後も対症療法や食事療法などの様々な治療に反応がよくないようであれば、
かかりつけの先生とご相談の上、そのような検査をお受けになっていただくことを考慮していただくことも
よろしいかもしれません。

症状を繰り返し、その症状のたびに痛そうな腹鳴がし、チワワちゃんはもちろんのこと、
イヴ様も大変お辛いこととお察しいたします。
症状をみながら適切な治療をお続けいただき、少しでも症状が緩和することを願っております。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談
サービスを承っております。お気がかりなことがお有りの際には、ぜひご利用くださいませ。

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