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ALTの上昇
投稿者:ちびまる
投稿日:2013/03/10(Sun) 23:43
No.1944
今月2歳になるトイプードルの♂です。下痢が続いた為、病院へ行き血液検査をしたところ、ALT(肝臓)の値が226もありました。少し様子を見ましょうとの事でしたが調べてみたら、原因にフードかご飯の酸化とありました。今現在保存料のないレバーミンチを混ぜてあげていますが、食が細い為食べるまで出しっぱなしです。最近、一週間に一回程度、白い泡の様なものも吐きます。この事が原因でしょうか?それとも他の病気でしょうか?アドバイスお願いします。
Re: ALTの上昇
- 獣医師 酒井
2013/03/12(Tue) 13:59
No.1947
ちびまる様この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。2歳のトイプードルちゃんが下痢をした時の血液検査でALTの数値が高くご心配とのことですね。早速ご案内をさせていただきますが、実際にトイプードルちゃんのご様子を拝見していないため、一般的なご案内となることをご了承くださいませ。ALT(アラニンアミノトランスフェラーゼ)は主に肝細胞に存在している酵素です。ALTが血液検査で上昇しているということは、何らかの理由で肝細胞に損傷がおき、このことによって酵素が血中に出ている(逸脱している)状態をあらわしていると考えられます。検査器械によって幅はありますが、一般的にALTの正常値はおおよそ100 IU/lくらいまでと思われます。ちびまる様のトイプードルちゃんのALTは226 IU/lとのことですので、正常値の2倍以上でございます。正常値から2〜3倍の上昇で軽度の肝細胞病変と関連、5〜10倍で中等度の病変、10倍以上は著しい肝細胞障害を示していると考えられます。今回のトイプードルちゃんの場合では血液検査のALTの検査結果のみでは原因はわかりませんが軽度の肝細胞病変が関連している可能性がある、という状況です。肝臓自体にそれほど大きな問題は無くてもALTの上昇がみられることもあり、代表的な疾患に胃腸、膵臓疾患、代謝性疾患(特に脂質代謝異常)などがありますが、このほかにも、ウイルス性肝炎、薬剤性肝障害、慢性肝炎、肝癌 肝硬変、 胆汁うっ滞、閉塞性黄疸などが関連している可能性もございます。こういった病気の時には、再度血液検査を行った場合にさらに数値が上昇したり、体重減少、元気消失などの症状が考えられますので状態の変化をよく見ていくことが大切です。一方、ちびまる様のトイプードルちゃんの場合、かかりつけの先生が少し様子をみてみましょうとおっしゃったのは、ちょうど下痢をしていた時の検査結果ですので、下痢が落ち着けば数値も落ち着く可能性を考えられたのではないかと思われます。ちびまる様がお調べになられたように、フードの脂質の酸化もALTの軽度の上昇の原因となると言われています。私たちも袋を開封したポテトチップスを1週間後に食べる気がしないのと同じで、ワンちゃん達のドライフードも開封して酸化が進んでいると、味も風味も落ちますが、酸化した脂質は肝臓への影響も懸念されます。特にちびまる様のトイプードルちゃんは普段より食が細いとのことですので、フードがなかなか消費されにくいのかもしれません。特にこれから気温も湿度も上がる季節ですので、ドライフードに関しましてはなるべく小さめのパッケージを購入されて、開封されたらその都度しっかりと空気を抜いて密閉できる容器などに保存されるとよいでしょう。また最初に密封ができる市販の袋などにいくつかに小分けしておき、空気を抜いてしっかりパックしておくと、フードが空気に触れることによっておこる酸化の機会を減らすことができます。またトッピングに保存料無添加のレバーミンチを与えられているとのことですが、食べるまでにどれくらいの時間室温に置かれているのでしょうか。通常のウエットフードはドライフードと違って室温に出してすぐに食べるように作られています。また保存料が無添加ということは肝臓にとっては良いことだとは思われますが傷みやすいというデメリットはありますので、出しっ放しにすることはないようにしましょう。なお、ドッグフードの容袋に記載されている食事量は、あくまでも目安ですので、運動量など、ワンちゃんの生活環境等で調節していただくことになります。運動量を増やしていただいたり、一度にたくさん食べられないタイプのワンちゃんであれば回数を増やしていただくこともよろしいでしょう。トイプードルちゃんは食が細いタイプのワンちゃんとのことでございますが、トイプードルちゃんにとってのお食事の適量や運動量を調整いただきながら、食べさせたい分量を容器にお入れになられるのではなく、食べられるだけの分量を器にお入れになられ、食べたら、褒めながら増やしていくことで、食べることに楽しいイメージを与えていただくのも一つでしょう。そして、残しても20、30分くらいで片付けてしまうようにしましょう。もう少し食べさせたいというときは、1〜2時間してから与えていただくとよろしいでしょう。缶詰タイプやレバーミンチを数回に分けてあたえるときには、残りは容器に入れ、冷蔵庫にしまいましょう。次のお食事時にトッピングするときには、冷たいままですと体にも良くありませんので、人肌に温めていただくとお腹に優しいかと存じます。軽度のALT上昇であれば栄養バランスの良いお食事のみで改善することもよくあります。食が細いということですので、お食事にはご苦労されているとは思いますが、お食事の内容がトッピングメインにならないよう注意は必要です。お食事内容についても、1度かかりつけの先生にアドバイスいただくとよろしいでしょう。また1週間に1回程度白い泡を吐いているとのことですね。ワンちゃんは空腹時、時々正常でも嘔吐することはありますが1週間に1回と、比較的頻回のようですし、もともと食が細いとのことですので、胃が空になる時間が長く、胃酸過多となり食欲減退につながりやすい体質ということも考えられます。ご安心のためにも、お早めにかかりつけの先生にお食事のことと併せてご相談されることをお勧めします。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、お気軽にご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。春の日差しを気持ちよく感じるこの頃ですがまだまだ寒暖の差が激しい時期でもございます。ちびまる様におかれましてはくれぐれもお身体ご自愛下さい。また、トイプードルちゃんもどうかお大事になさって下さい。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。
- ちびまる
2013/03/13(Wed) 19:16
No.1950
ご丁寧なアドバイスをありがとうございました。これから暖かくなとっていくので、ご飯のだしっぱなしは気を付けていきたいと思います。病院の先生からも食べない時は、かたずけてしまう事も大事だと言われているのですが、なにせ1.5と小柄な為少しでも食べさせないとと言う考えが現在に至っています。酒井先生もおっしゃって下さるので実行に移してみます。これから食事に気を付けて様子を見てみます。ありがとうございました。
2013/03/15(Fri) 10:24
No.1952
ちびまる様この度はご丁寧にご返信をいただきまして、ありがとうございます。トイプードルちゃんの小柄な身体で、食が細いと少しでも食べてもらいたいというお気持ちになるのは当然のことと思います。お食事の管理は毎日のことで、神経質になりすぎるとお互い疲れてしまいますので少しずつ喜んで基本のフードを食べてもらえるように工夫されていくとよいと思います。ちびまる様とトイプードルちゃんが毎日健康で、お元気な日々を過ごされることをいつも応援いたしております。何か気がかりなことや心配なことがありましたら、またぜひお気軽にご相談下さい。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。
新入り猫の夜鳴き。返事をするほ...
投稿者:Y
投稿日:2013/03/04(Mon) 16:23
No.1937
いつもお世話になっております。3〜4歳の日本猫(メス・避妊済)を飼っております。以前、2匹目の猫として被災猫を迎えることをご相談させていただきました。当初は、福島県で保護されたオスの子猫を予定していましたが甘えん坊の性格だったので、日中仕事で留守の当宅では可哀想かということになり「先住猫優先ルール」の実践のことも考慮して、人慣れしていない状態の2〜4歳の日本猫(メス・避妊済)をシェルターから迎えました。その新入り猫の相談です。こちらも福島県で保護された被災猫なのですが、元々半野良だったような印象で人間を警戒しているので、爪切りや病院通いは洗濯ネット必須にてネットに入れる際は、爪や牙が出て人間も血を見るというような野生児です。しかし、このワイルドな性格が当宅には適していたようで先住猫を優先していても、それに対して嫉妬などがなく12/29に当方へ来てから2/10までの長いケージ生活も逆にケージ内のほうが安心するという感じで過ごしてくれ、ケージから出せと鳴くことも一切なく、その後の先住猫との合流もそれなりにうまく行きました。2/10からは先住猫と同じ部屋にフリーにしていますが、沢山の猫がいるシェルターに1年ほどいたせいか、猫に対しての対応もうまく先住が威嚇したり、追いかけたりしても「やめてよー」という感じで軽く逃げてかわしてくれて、大げんかになることがなくかといって、必要以上に先住を恐れたり萎縮するような様子もなく新入りなりに自分のペースをあまり崩すことなく過ごしている印象です。ずっと入っていたケージを自分の寝床としていてフードも先住の倍くらい食べ、排泄も先住の倍くらいして、快食快便です。と、ここへ来て、急に新入り猫の夜鳴きが始まりました。夜鳴きは、迎え入れた最初の1〜2週間に起こるものだという認識でしたがこれまでは、夜鳴きどころか(洗濯ネットinの際の威嚇以外は)一言も声を発しない大人しい猫だったので、助かるなーと油断しておりましたがここ5日ほど、私が布団に入って電気を消すと、深夜3時頃から明け方くらいまでギャオオオーン!ギャオオオーン!ギャオオオーン!と、大声で切羽詰まったように鳴きます。廊下や他の部屋をウロウロして、戸の隙間や空気孔などをガリガリ掻いています。先住猫は、そんな新入りの様子が気になるようで、廊下で追いかけ回してみたりお尻の匂いを嗅ぎに行ったり、物陰から飛び出して驚かすなどちょっかいをかけています。(2猫でフーシャー言うこともありますが、喧嘩というよりは遊びの延長のような雰囲気です)先住も元野良でしたので、当宅へ来てから1週間くらいは外へ出られる隙間はないか、ガリガリやって鳴いていたことがあったので新入りの夜鳴きも、1〜2週間くらいで落ち着いてくれないかなと願っているのですが集合住宅で、階下の住人が神経質なため、毎晩ハラハラしながら過ごしています。(12/29の段階では、これから1〜2週間ほど鳴くかもと階下に手紙しましたが、大幅に時期もずれてしまったので・・・)原因も考えてみましたがボランティアさんのシェルター(マンション)で1年過ごしておりましたしボランティアさん宅でもほとんど鳴いたことがなかったそうなので今頃、外が恋しい、外へ出たいと鳴いているというのも少し違う気がしたり健康な若い猫ですので、高齢でよくある夜鳴きとも違う気がしますし運動不足だとしても、猫じゃらしなどでの遊びには全然乗ってこないので何か他に不安があるのか、新入りなりに人間に構ってほしいのかな?と疑問です。ボランティアさんからは「鳴き出したら、ハーイとか、ハイハイとか返事をしてあなたも気にかけているよということを示してあげてください」とアドバイスがありしかし、猫の専門誌などでは「鳴けば要求が通ると思わせてしまい要求鳴きがエスカレートするので、無視して一切構わないこと」と注意があり当宅の場合では、どちらを実践したらよいのか迷っております。
Re: 新入り猫の夜鳴き。返事をす...
- ドッグライフカウンセラー 三留
2013/03/06(Wed) 12:43
No.1941
Y 様こちらこそ、いつもお世話になりまして誠にありがとうございます。梅の花が愛らしく咲く頃でございますが、Y様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。その後お迎えになれたネコちゃんは快食、快便で体調はすこぶる良好とのこと、また先住のネコちゃんとの関係も上手く保っていらっしゃるとのことでございますね。新しい環境に馴染むようにお心をお配りになったY様の優しいお気持ちが伝わってくるようでございます。さて、ネコちゃんがここ5日ほど前より夜中から明け方にかけて鳴くご様子にお困りとのことでございますね。早速ご案内をさせていただきますが、一般的なご案内となりますことをご了承ください。ネコちゃんは、Y様がお迎えになられた後も、またお迎えになられる前のボランティアさんのお宅でも、夜中に鳴くことはなく、5日ほど前から急に鳴くようになったとのことでございますね。そのころに、何か環境の変化等はございませんでしょうか。もし、変化にお心当たりがおありでしたら、その前の状況に戻されてみるのも一つの方法かもしれません。例えば、ちょうどケージから出してフリーにするようになってからということであれば、ケージの中での生活にお戻しになられる、あるいは、ケージ内を寝床としていらっしゃるとのことですので、出入りを自由な状態のまま、周りに毛布などでしっかり覆って落ち着けるようになさってもよろしいでしょう。また、電気を消すことにネコちゃんが不安を感じるようであれば、電気をつけたままになさってみて、ご様子をご覧になられるのも一つの方法でしょう。かなり大声で切羽つまったような鳴き方とのことですが、身体的に違和感などから、というようなご様子ではないでしょうか。例えば、ウンチを催しているが、上手くできないで苦痛である、あるいはお腹が空いている、排泄をしたけれども、ちょうど先住ネコちゃんがした後だったなど、一度、トイレの環境等を見直していただくのもよろしいでしょう。なお、トイレの場所はネコちゃんの頭数+1個以上が望ましいとされております。日中も排泄時のご様子に、もし気になる点がおありでしたら、お腹に虫がいないか、便秘気味になっていないかなど、一度健康面等のチェックを、かかりつけの獣医師さんにご相談されてはいかがでしょうか。また、ネコちゃんは、ネズミのような小動物を捕食するどうぶつですので、少量を、何回にも分けて食べる習性があります。お腹が空いているようでしたら、夕食の後、もう一度くらいお食事を与えていただいたり、食事を少量、お皿に入れておかれてもよろしいでしょう。もちろん新鮮なお水はいつもたっぷりと用意してあげましょう。本来、ネコちゃんにとって、夜半から明け方までの時間は活動する時間ですので、どうしてもこのくらいの時間帯に動き回る傾向はございます。エネルギーが発散しきれず、活動を欲している可能性もあるかもしれません。遊びに誘っても、あまり乗ってこないご様子ですが、ネコちゃんにとって、狩猟することは本能ですので、そのような本能を解消したという満足感を得させてあげることは大切でしょう。例えば、ネズミさんくらいのオモチャを投げてみる、ネコじゃらしを、棒の先に付けて、釣竿のようにして誘ってみるというように、狩猟したいという気持ちに働きかけるのもよろしいでしょう。お仕事からのご帰宅後でお疲れかとは存じますが、できれば、寝る前の時間に十分に遊ばせていただき、満足したという気分を持たせてあげることも大切でしょう。Y様がボランティアさんにご相談をなさった際、「鳴き出したら、ハーイとか、ハイハイとか返事をしてあなたも気にかけているよということを示してあげてください」というアドバイスをお受けになられたとのことでございますね。ネコちゃんに「気にかけているよ」ということをお伝えになられることはたいへん重要なことですが、できれば、鳴いていないときにお伝えいただくとよろしいでしょう。この点に関してはY様もご懸念なさっていらっしゃいますが、ネコちゃんが、構って欲しいと思っている状態で、鳴いたら、構ってもらえたという経験をさせると、鳴いて構ってもらうという行動が続く可能性はございます。ご近隣の方のことも心配でございますが、まずは、お体や環境等の面から見直していただき、鳴いてしまう原因を取り除いていただくことをお勧めいたします。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談のサービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。Y様とネコちゃんたちが笑顔いっぱいにお過ごしになられますよう心から応援いたしております。Y様におかれましては、時節柄、くれぐれもお体ご自愛くださいませ。今後ともアニコムをよろしくお願い申し上げます。
解決いたしました!
- Y
2013/03/11(Mon) 18:39
No.1945
いつもご丁寧で分かりやすいお返事をありがとうございます。アドバイスいただいたことを1つずつ試してみようと思い紐の猫じゃらしで少し遊ばせてみたりしておりましたが寝る時に、廊下の電気を2灯つけたままにしてみたところあれほど切羽詰まっていた夜鳴きがぴたりとおさまりえっ!消灯が原因だったの?とびっくりいたしました。よく考えてみれば、福島の警戒区域で救助された猫だったので人が消えて、電気が消えて、犬や野生動物が走り回る町でギリギリの日々を生きてきた、当時の恐怖や不安が猫の心に残っているのではないか電気が消えた部屋でそれを思い出して不安になってしまうのではないかと思い当たりました。本猫は現在トライアル中なのですが、正式譲渡となりましたら先住と同じく、ぜひ保険に加入させていただきたいと思います。
2013/03/12(Tue) 12:54
No.1946
Y 様この度は、ネコちゃんのその後の嬉しいご様子をお教えいただき誠にありがとうございます。Y様がおっしゃるように、ネコちゃんがどれだけ被災後の厳しい状況を生き抜いてきたかと思うと、胸が張り裂けるような思いがいたします。ただ、ネコちゃんは、Y様と運命の出会いを果たすという、ラッキーな星のもとに生まれてきたのでございますから、これからはたくさんの幸せな時間が待っているかと存じます。Y様と先住ネコちゃんと新しくお迎えになるネコちゃんの温かな日々を心から応援いたしております。また、ネコちゃんを正式にお迎えになられる際は、アニコムにお入りいただけるとのこと、誠にありがとうございます。ご不明なことがおありの際、またお困りの際、お気軽にあんしんサービスセンターまでお問い合わせくださいませ。【アニコム損害保険株式会社】一般電話からはアニコム損保あんしんサービスセンター(0800-888-8256)へ、携帯電話・PHSをご利用の場合は 03-6810-2314 へご連絡ください。 平日 9 : 30 − 17 : 30 土日・祝日 9 : 30 − 15 : 30今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。
体重減少
投稿者:くうママ
投稿日:2013/03/05(Tue) 23:14
No.1940
今月で2歳になるミニチュワダッツクス(メス)ですが、(6ヵ月のとき避妊手術済)去年の夏くらいから、それまで食べていたフードを嫌がり、あまり食べなくなったので、動物病院でも薦めていた避妊用のドッグフードに切り替えたのですが、体重が減少してきました。(3.8kgから3.4kg)フードは標準の量を与えてるのですが・・もう少し多めに与えたほうがいいのでしょうか?それともフードを普通のに替えたほうがいいのでしょうか?アドバイスをお願いします。
Re: 体重減少
- 獣医師 山田
2013/03/08(Fri) 17:04
No.1943
くうママ様春の訪れを感じる頃ですが、くうママ様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。2歳になる女の子のミニチュアダックスちゃんが、去年の夏くらいからそれまで食べていたフードを嫌ってあまり食べなくなり、動物病院で薦めていた避妊用のドッグフードに切り替えたが、体重が減少してきたとの事でございますね。早速、ご案内させて頂きますが、一般的なご案内となってしまうことをご了承ください。ミニチュアダックスちゃんは6ヶ月齢の時に避妊手術をされたとの事ですね。一般的に避妊・去勢手術をすると、少しですが代謝が低下し、過食傾向になることなどで肥満傾向になるということがさまざまな研究で明らかにされております。したがいまして、避妊手術前と同じカロリーのお食事を摂取していると、手術前よりも太ってしまう事が多いため、避妊・去勢したワンちゃん用として脂質やカロリーを抑えたフードが様々なメーカーさんから販売されております。(メーカーさんによっては標準的な成犬用フードに比較し、約15%もカロリーが低く作られているものもあるようです)くうママ様のミニチュアダックスちゃんは食事を避妊用のフードに切り替えてから体重が3.8kgから3.4kgに減少してきたのですね。おそらく、避妊・去勢したワンちゃん用のフードが今までのフードより、脂質やカロリーが低いためではないかと思います。このように脂質やカロリーを押さえたフードを、変更前の食事量と同じ量を与えた場合、ワンちゃんは痩せてくる事が多く、これにより避妊・去勢後の肥満傾向を予防しております。くうママ様は今、避妊用フードを標準量で与えているとの事ですね。フードの袋に印刷されている分量はあくまでも目安であり、同じ体格のお子様に同じ量の食事を与えていても、太るワンちゃんもいれば痩せてくるワンちゃんもおりますので、それぞれのワンちゃんの運動量や代謝の状態によっても適量は異なってきます。筋肉質で活動的なワンちゃんなどは比較的高カロリーを要求します。一方であまり動かない静かなワンちゃんなどは、それほどカロリーを必要としない事もございますので、体重と体型を確認しながら、ミニチュアダックスちゃんに適した給与量を調節してあげる必要がございます。現在、与えていただいている分量では体重が減少しているようですので、可能であれば少し食事量を増やしてみましょう。しかし、いきなりフードの量が増えた場合、胃腸に負担がかかり嘔吐や下痢をしてしまうことなどがありますので、増量する際は少しずつ増やしてみると良いでしょう。それでも体重が増えない場合や、現在の食事の量を増やしたが与えた食事を全て食べきれないような場合には、もう少しカロリーが高いフード(避妊・去勢後のフードではないもの)へ変更してみても良いでしょう。フードの種類を変える際もいきなり全部を変更してしまうと、嘔吐や下痢をしてしまう事がございますので、2週間くらいかけて、ゆっくりと食事を切り替えていきましょう。このように食事を変更しても体重増加が認められない場合は、食事以外でも体重減少を引き起こす原因を考える必要も出てまいります。例えば、胃腸疾患で嘔吐や下痢などの症状があった場合、食べたフードは小腸で栄養分を吸収できず、食べても痩せてしまいます。現在のミニチュアダックスちゃんは下痢や嘔吐などの症状は出ていませんでしょうか。もし、嘔吐や下痢が認められる場合には、かかりつけの動物病院さんを受診して頂けたらと思います。また、胃腸疾患以外でも痩せてくる原因として、糖尿病や甲状腺機能亢進症(ワンちゃんでは稀ですが)などの内分泌疾患がございます。くうママ様のミニチュアダックスちゃんはまだ若いので、内分泌疾患の可能性は低いかとは思いますが、フード量を増加しても、カロリーの高いフードを与えても体重が増えてこない様であれば、一度かかりつけの動物病院で、痩せてくる原因が食事以外に無いかどうかご相談頂けたらと思います。ミニチュアダックスちゃんは去年の夏頃から、それまで食べていたフードを嫌がるようになったとの事ですが、その後、食欲や元気にムラはございませんか?食事の種類が変わった事で良く食べる様であれば、一種のわがままのようなもので、一時的にフードの食べが悪くなった可能性が高いかとは思いますが、食欲不振と併せて元気消失や嘔吐、下痢などの症状があった場合には、念のため動物病院の先生にご相談頂けたらと思います。くうママ様のミニチュアダックスちゃんは、昨年の夏から約半年ほどで400g体重が減っているとのことでございますね。ご心配かとは存じますが、体重は1つの目安であり、それぞれワンちゃんの骨格にあった体型であることが大切です。今の体重が骨格に対して痩せ気味なのか正常範囲内なのかどうかの評価はボディ・コンディション・スコア(BCS)という基準を元に、視覚と触覚で判断をいたします。(詳細については、しつけ・健康相談サイト「どうぶつ相談室」の次のページをご参考になさってください。http://www.anicom-page.com/labo/2009/10/1-15.html)ボディ・コンディション・スコア(BCS)では、胸のところを触って肋骨が触れるかどうか、骨格の大きさ、筋肉あるいは脂肪のつき具合などを総合的に見て、「太っていないか、痩せすぎていないか」を判断することになりますので、一度、かかりつけの動物病院の先生に現時点でのミニチュアダックスちゃんのBCSをご確認して頂けたらと思います。もう少し太った方がいい様であれば、上述したようにフード量を増加していただいたり、フードの種類変更を考えて頂けたらと思います。くうママ様のミニチュアダックスちゃんがお健やかにお過ごしになることをお祈りいたしております。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、ぜひご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。
たらこを食べていた
投稿者:くう
投稿日:2013/03/04(Mon) 22:15
No.1938
なんだか静かだと思ったら、流しのカウンターにのぼり、なまごみの袋の中から、すてたたらこを取り出し食べていたようです。テーブルの上がたらこだらけでしかもぺろぺろしていました。大量ではないとはおもうのですが、一かけは食べていたかと思います。しかも冷蔵庫に入っていたのを、生ゴミ袋にいれたばかりでしたが、冷蔵庫で1〜2週間たっていたものです。たらこ自体食べたらだめなのに、食べてしまったこと、そして人間にしてみれば少し古くなったたらこ。ダブルで猫には悪いもので、心配です。わざわざはかせたりはしませんでしたが、大丈夫でしょうか。
Re: たらこを食べていた
2013/03/06(Wed) 13:27
No.1942
くぅ 様この度はご相談をいただきまして、誠にありがとうございます。くぅ様のネコちゃんが少し古くなって捨てたたらこを食べてしまってご心配ということでございますね。お問い合わせにつきましてはご案内させていただきますが実際にネコちゃんのご様子を拝見しておりませんので、一般的なご案内となりますことを何卒ご了承下さいませ。たらこはスケソウダラの卵巣を塩漬けしたもので、くぅ様が廃棄されたたらこの賞味期限はわかりませんが、一般的に冷蔵保存であれば3日から1週間といったところかと思われます。たらこはタンパクが豊富で高栄養の食品ですが、コレステロールや脂質も高く、また塩漬けされているため塩分も高いので、くぅ様がおっしゃるように、ネコちゃんに与えない方がよい食品です。また、冷蔵庫で1-2週間保存していたものということで、傷んでいた可能性があるのが心配な点です。冷蔵庫からゴミ袋に入れたばかりということですがタンパクの多く含まれるたらこがすでに傷んでいた場合、食中毒の症状が出る可能性があります。実際に食べた量がはっきりわからず一片くらいということですので、症状がでるかどうかはわかりませんが、食べたその日もしくは翌日ごろまでに嘔吐や下痢等消化器の症状がでることが考えられます。細菌性の食中毒の場合には、発熱を伴ったり元気がなくなるなどの全身症状が現れることもあるので注意をしてあげてください。少しでも様子に心配な点をお感じでしたら、すぐにかかりつけの動物病院さんで診てもらうようにして下さい。また特に変わった様子がなくても、新鮮なお水をいつでも飲めるように用意して食欲や排便排尿の様子を注意深く1週間ほどよく観察してあげるようにして下さい。ネコちゃんはおいしい物を発見した場所をよく覚えていて、今後も何度もチャンスをうかがうようになります。生ゴミに、ネギ類やニンニクなど少量でもネコに毒性を示すものや鳥、魚の骨などが混ざっていた場合には取り返しのつかないことになる場合もありますので、生ゴミの処分には充分注意が必要です。また誤って食べてしまったことにすぐ気づいた場合、食べた物の内容にもよりますが30分以内であれば動物病院さんで催吐剤を使って吐かせることも可能ですので、まずはお電話をされて相談されるといいでしょう。緊急事態でも慌てないために普段からかかりつけの動物病院さんの電話番号、診療時間、休診日、そして時間外や休診日にはどこに相談できるかなどチェックをしておくことも大切です。少しずつ春らしい日差しを感じられるようになってまいりましたので、ネコちゃんと一緒にのんびり日向ぼっこなどが楽しめる季節ですね。くぅ様のネコちゃんも今回のことで特に症状もなく元気に過ごされていますようお祈り申し上げます。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、ぜひご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。
目の充血とズレ
投稿者:chiki
No.1936
いつもお世話になります。去年から右目の涙の出る部分が赤く、眼球も少しずれてる気がして何度か病院に行きました。抗生物質の目薬でその時ははおさまりますがが 目薬が終了すると またすぐに再発します。年末に歯が割れて手術を受けた時に目も歯からきてる』と言われて術後は消えてたので安心してたのですが、抗生剤の注射の期間が終わるとまた同じ症状が出てます。この症状でおすすめの病院を教えていただけますか?よろしくお願いします
Re: 目の充血とズレ
- 獣医師 岸田
2013/03/05(Tue) 17:12
No.1939
Chiki 様この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。昨年よりワンちゃんの右目が充血して眼球がずれているような症状が見られ、抗生物質の目薬の治療により良化するものの、やめると再発を繰り返していらっしゃるとのことでございますね。お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、実際のご様子を拝見していないため、一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。ワンちゃんの右目の充血は、抗生物質の目薬やお注射をするとよくなり、やめると再発してしまうとのことでございますね。抗生物質は、細菌の増殖や機能を阻害する薬です。抗生物質で症状が抑えられるということは、その症状に細菌感染が関係していることが推測されます。一般的な細菌性の結膜炎であれば、一定期間抗生物質を使用することで完治することが多いと思いますが、抗生物質をやめるとすぐに再発してしまうことから考えると、何らかの原因で細菌の感染が引き起こされやすい状態になっていると言えると思います。chiki様のワンちゃんは年末に歯が割れて手術を受けた際、主治医の先生から、目の症状も歯が原因の可能性があると指摘されたとのことですね。目に近い、上顎の奥歯の歯根周囲に炎症があると、目の周囲に炎症が波及し、結膜炎などの症状を起こすことがあります。ワンちゃんに多い、歯周病などに伴って見られることのある症状です。もし右側の上顎の奥歯に歯石がついていたり、歯肉が腫れていたり、歯周病の様子が見られるようであれば、それが右目の症状の原因になっている可能性もあるかもしれません。また、歯や歯肉の見た目は問題なくても、歯根部のみに炎症が起こっている可能性もあります。症状の悪化が見られるようでしたら、そのようなことも疑って、歯科に詳しい動物病院さんで歯根部のレントゲン撮影などの検査を受けてみるとよろしいかもしれません。また、ワンちゃんの眼球が少しずれているような気がするとのことですが、この症状も抗生物質の点眼でよくなるということでしょうか。「眼球のずれ」というのがどのような状態なのか、実際のご様子を拝見していませんのではっきりしたことは申し上げられませんが、もし目の充血以外に目立った症状がなく、抗生物質の点眼のみで「眼球のずれ」もよくなるように見えるのであれば、眼球のずれではなく、結膜や瞬膜、角膜などが炎症で腫れてそのように見えているだけなのかもしれませんね。眼球自体が突出したように見える眼窩膿瘍(目のくぼみに膿がたまる)や緑内障、眼窩腫瘍などの場合には、目の痛みや食欲、元気がなくなるなどの症状を伴うことが多く、通常抗生物質の点眼だけでよくなることはありません。また、眼球ではありませんが水晶体(レンズ)の部分がずれてしまう水晶体脱臼などの場合にも、抗生物質の点眼だけで治ることはありません。もし目が痛い、目を気にする、食欲、元気がない、などの症状を伴っていたり、結膜の赤みなど炎症が治まっても、眼球がずれているような様子が続いているのであれば、主治医の先生にもう一度目の状態を診ていただくか、眼科に詳しい動物病院さんでご相談いただくとよろしいと思います。なお、おすすめの病院のご紹介の件ですが、アニコムでは個々の動物病院に関する詳細なデータを持ち合わせておらず、具体的な動物病院さんの御紹介は行っておりません。お役に立てず申し訳ございません。chiki様のワンちゃんの場合、治療をやめると再発することを繰り返していらっしゃるようですので、症状の程度にもよるかとは思いますが、根本的な原因を探るためには、歯科および眼科に詳しい動物病院さんを受診されてみるとよろしいのではないかと思います。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談のサービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。