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最近の状態について
投稿者:キヨ
投稿日:2015/03/19(Thu) 09:54
No.3913
初めまして、お世話になります。上記証券番号のトイプードルを飼育していますが、先週の日曜日から、私たち飼い主に対して殆ど関心を持たなくなり、呼んでも逃げてしまい。抱っこしても持った時に「キャイーン」と、鳴いたりして怯えているような感じもします。何か変わったことと言えば、先週の日曜日に自分でシャンプーとトリミングを行いました。その時からおかしくなりました。しかし、シャンプーやトリミングは初めてではありません。また、家では多頭飼いをしていますが、ご飯の時もみんなとは一緒に食べず、小屋でソッポを向いています。近くに他犬種が来ると威嚇をしたりはしています。家の中で単独で飼うと飼い主が見ていない内にご飯は食べています。あと、気になることは良く食糞しています。受診をした方が良いのか良く分からないのでご教授頂ければと思い相談した次第であります。御指導の方を宜しくお願い致します。
Re: 最近の状態について
- 獣医師 酒井
2015/03/20(Fri) 16:50
No.3914
キヨ 様街では卒業式の華やかな装いを見かける季節となりましたが、キヨ様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。この度はご相談いただきありがとうございます。キヨ様のトイプードルちゃんに先週日曜日から、いつもと違う様子がみられ、変わったことといえばシャンプーとトリミングを行ったこと、とのことでございますね。早速ご案内させていただきたく存じますが、トイプードルちゃんの実際のご様子を拝見しておりませんので、一般的なご案内となりますことをご了承ください。キヨ様のトイプードルちゃんは、シャンプー、トリミングを行った後より、キヨ様達に対して、殆ど関心を持たなくなり、呼ぶと逃げてしまい、抱っこしたときにはキャイーンと鳴いて怯えているような感じがするということでございますね。ワンちゃんが、抱っこした時に嫌がったり、キャイーンと鳴く時には、抱っこされることによって、どこかに痛みを感じていたり、もしくは痛みを感じるのではないかという強い不安を持っている場合があります。特に「キャイーン」といった鳴き声は、関節や脊椎の病気からくる鋭い痛みである可能性があります。一旦強い痛みを経験すると、その痛みが再度起こるかもしれないという不安から、飼い主さんや他のワンちゃんとの接触を避け、静かに一頭で過ごしたいために、普段は大好きな飼い主さんや仲の良いワンちゃんであっても、遠ざけようとしたり威嚇をしてしまったりすることがあります。関節や脊椎の病気としては、膝蓋骨(しつがいこつ)脱臼や関節炎、頸や腰の椎間板(ついかんばん)ヘルニアなどが挙げられます。最初は明らかな跛行(はこう)※や、神経の麻痺などが見られず、何となく飼い主さんを避けるように静かに過ごすことが多くなったといった症状として現れることがあります。この中でも、トイプードルやチワワなど、小型犬のワンちゃんで多くみられるのが膝蓋骨脱臼です。膝蓋骨(膝のお皿)が正常な位置から内側、または外側に外れてしまう状態をいい、小型犬のワンちゃんの場合には、膝蓋骨の内側への脱臼(内方脱臼)の発症が多くみられ、多くの場合、先天的に骨や関節、靭帯などに膝蓋骨脱臼を起こす原因となる構造的な異常が認められます。椎間板ヘルニアはミニチュア・ダックスやコーギーなどに多い病気で、背骨と背骨の間にあるクッションの役割を果たしている椎間板が何らかの原因で正常な位置より飛び出し、脊髄を圧迫してしまい様々な症状を示す病気です。その他にも、例えばおなかなど、身体のどこかに痛みを感じる箇所があることも考えられます。キヨ様が抱っこをしたときにトイプードルちゃんが「キャイーン」と反応したときのご様子はどのような状況でしたでしょうか。また、歩行や排泄物の変化や震えなどは見られますでしょうか?トイプードルちゃんの様子をかかりつけの獣医師さんにお伝えいただき、今回の行動の変化が病気によるものでないか、なるべくお早めに診察をお受けいただくことをお勧めします。※痛みなどで正常な歩行ができない様子が跛行(はこう)です。受診してトイプードルちゃんの変化が何らかの病気によって起こったということでなければ、トイプードルちゃんがストレスに感じることが要因となり、行動に変化がみられている可能性もあります。普段よりシャンプーやトリミングをなさっているということですから、これらのことが強いストレスになったとは考えにくいのですが、他にも要因があって、結果としてトリミングを行った際に変化が現れたということも考えられます。多頭飼育でしたら、ワンちゃん同士の関係に何らかの変化があり、今回の行動に影響をしていることも考えられます。なお、食糞は若齢期のワンちゃんに多いのですが、以前から食糞をすることはあったのでしょうか。また、食事内容の変更などはありましたでしょうか。食事の変更がきっかけで食糞をする場合もありますが、今回トイプードルちゃんのご様子に変化がみられるようになってから始まった行動であれば、やはり何らかのストレスによって始まったとも考えられるかもしれません。また、寄生虫の感染や消化器疾患などが食糞の原因となる可能性もありますので、そちらもかかりつけの先生にお伝えし、ご相談いただくことをお勧めいたします。ワンちゃんとの長い生活の中には、ワンちゃんに不安や恐怖を感じている様子がみられるなど、今までとは違う行動をして飼い主様を戸惑わせることもございます。このようなときに大切なことは、飼い主様はワンちゃんの様子を見過ぎたり、態度に変化をみせたりしないということです。いつもと変わらぬ毎日が繰り返され、いつもと変わらぬ落ち着いた様子の飼い主様の穏やかな表情をみられることが、ワンちゃんの心に落ち着きと安心をもたらしてくれます。ぜひ、キヨ様をはじめ、ご家族の皆様は、いつも通りにトイプードルちゃんをはじめ他のワンちゃん達にも接してあげてください。トイプードルちゃんは、お食事はみんなと一緒に食べないとのことですから、今キヨ様がなさっているように、一頭で安心して食べるように促してあげることは問題ないかと存じます。何かの拍子に、一緒に召し上がっている皆様のところにやってきたら、笑顔で迎えてあげましょう。別々に食べることを習慣化するのではなく、「おいで」というメッセージは常に発し続けてあげてください。トイプードルちゃんの様子を見ながら、常に、以前の状態に戻せるチャンスを見計らってチャレンジしていただくといいかもしれません。ワンちゃんたちは、「飼い主様の愛情をより沢山欲しい」という気持ちをどの子も持っているようです。特に多頭で飼っていらっしゃると、他のワンちゃんより、飼い主様に構って欲しく、またどちらが優先されているかなど、ストレスが生じやすいことも確かでございます。また、ワンちゃんたちにとって、どのような行動をしたら、周囲の注目を得られたか、という経験により、特定の行動が強くあらわれることがございます。例えば、ウンチを食べると、皆さんが「ダメよ」と振り向いたり、遠くから走りよっていらっしゃることで、ウンチを食べることが愛情を得る手段となっている可能性もあるかもしれません。「ウンチを食べようとしたけど、止めたら褒めてもらった」というように、良い状態をワンちゃんが取ったとき、しっかりと声をかけ、褒めていただくことも大切でしょう。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。トイプードルちゃんの様子が一日も早く元の状態に戻り、ご家族様、他のワンちゃん達と楽しく過ごせるよう心よりお祈り申し上げます。今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。
ドライフード
投稿者:光一
投稿日:2015/03/15(Sun) 19:27
No.3910
初めましてもうすぐ2歳になるオスの柴犬を飼っています。3日前から突然今まで与えていたドライフードを食べなくなりました。朝と夕方にドライフードを与えていて朝の方は嫌々ながら食べてくれるのですが夕方は殆ど食べてくれません。餌を手にとって与えても一粒をポリポリしただけで吐き出してしまいます。散歩は朝夕1時間位連れて行きぐいぐいと歩きますし、部屋の中を走り回るとすこぶる元気です。食べない時、餌入れをどのくらいサークルの中に置いておけばいいのか分からないし(今は5分くらい待って食べなければ片付けてしまいっています。)何かトッピングの様なものをふりかけて食べさせてあげた方が良いのか…また食べないなら食べないままで次の日まで何も与えないでおいて良いものなのか…ご指導宜しくお願いします。
Re: ドライフード
- ペット栄養管理士 三留
2015/03/17(Tue) 16:36
No.3912
光一 様ふくらみ始めた桜の花のつぼみに春の訪れを感じる頃でございますが、光一様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。もうすぐ2歳になられる柴犬ちゃんお食事についてのご相談でございますね。早速、お問合せにつきましてご案内をさせて頂きますが、一般的なご案内となりますことを何卒ご了承下さい。光一様の柴犬ちゃんは、3日前から今まで食べていたフードを食べなくなったのでございますね。柴犬ちゃんに適したお食事量の目安はフードの袋に記載されていますが、これはあくまでも目安で、1〜2割の増減は問題ございませんので、ワンちゃんの運動量や季節、体調にあわせてお食事量を調節いただけます。お腹が空いていないのであれば、運動量を増やしてあげて食欲を刺激してあげることも必要かもしれませんが、光一様は朝夕1時間ずつお散歩をしていらっしゃるようですのでこの点は当てはまらないかもしれませんね。私たち人間と同じように、ワンちゃんもその日により食欲がある日もあれば、ない日もあり、自然と食べる量を調節していることもあるのかもしれません。ワンちゃんも一過性の食欲不振やお腹を休めたいというようなときは、食事量を減らしてあげることで消化器の負担を減らしてあげることができます。光一様から伺ったご様子ですと、柴犬ちゃんはお元気なご様子ですので、健康状態には問題がないかとは存じます。総合栄養食であるドッグフードは栄養のバランスが整ったお食事ですが、どうしても嗜好性は劣りますので、ワンちゃんがドライフードを嫌々食べるような素振りを見せることがありますが、光一様がおっしゃるように、食欲がないときはいったん、食事量を減らしてみて、食欲が戻るのを待つことも一つの方法でございます。ただ、体調が悪くて食事量が減っている場合も中にはございます。今後、お食事の量が減ること以外にも、ウンチの状態に変化があったり、嘔吐がみられたり、元気がない、など、気になるご様子がみられた場合には体調不良による食欲不振である可能性もあるため、お早めに動物病院さんにご相談をなさることをお勧めいたします。さて、ワンちゃんに食欲がないようにみえるとき、どうしても心配ですので、「もっと食べないの?」などと声をかけてしまったり、嗜好性の高い美味しいものを与えてしまいがちです。このようなことからは、「食べないでいると、もっと美味しいものが食べられる」ということになってしまうことがございます。また、ワンちゃんには周囲からの注目はたいへん嬉しいことですので、食べないでいると、ご家族様が「まだあるわよ」「もう少し食べましょう」と声をかけてくれることが知らないうちに、ワンちゃんにとって、「食べないでいると良いことがある」ということになってしまうこともございます。したがいまして、食べない時に柴犬ちゃんに声をかけるのではなく、「さあ、おいしいご飯をどうぞ」という表情でお食事を柴犬ちゃんの前に出し、「オスワリ」「待て」をなさって、少しじらし気味になさるとよろしいでしょう。 ドライフードは油分でコーティングされていますので、空気に触れるとそれだけ劣化してしまい、風味も落ちてしまいますので、食べないときには、今光一様がなさっているように、片付けてしまうことが望ましいでしょう。今は5分程度とのですが、15分から20分程度と、もう少し出しておいてあげてもよろしいかもしれません。お食事の前にお散歩にいらっしゃると、お食事の時間にちょうどお腹が空いた状態になりますので、より食欲が増すかもしれません。少しでも食べたら「すごいね」「おりこうね」と褒めていただき、フードを食べることが楽しいことだと感じさせていただければと存じます。あるいは、最初から、一回に与える分量を食器に全部入れるのではなく、「いつも、これくらいなら食べる」というくらいの分量をまず入れていただき、食べたら「お利口ね」と褒めながら、光一様の手から食器に入れて追加なさるのも一つの方法でしょう。このときにフードを手に乗せて食べさせてあげてもよろしいですし、食器の中に光一様の手からフードを追加していただくなどして楽しい雰囲気を作ってあげましょう。食べ方が少なくて心配なときは、1〜2時間したら、再度、食事の時間にしてもよいでしょう。また、フードを少し取り分けてお散歩のときなどお持ちいただき、お利口なときご褒美の代わりに与えていただくと楽しい雰囲気に思わず食べるかもしれません。光一様がおっしゃるように、ご家族様が食事に使われる食材や嗜好性の高いウェットフードなどをトッピングするのも一つの方法でございます。以下、嗜好性を増す方法をご案内させていただきますのでご参考にしていただければ幸いでございます。◇嗜好性を増す方法1.温めてみるドライフードにお湯などをかけてお食事の匂いを立たせてみましょう。ワンちゃんは人よりはるかに嗅覚がすぐれています。ドライフードにお湯をかけて温めることで、食事の香りを漂わせることができて食欲が増すことがあるようです。また、煮干やカツオなどのだし汁をフードにかけてみたり、お肉の茹で汁をかけてもよいでしょう。2.お肉やお野菜を和えるドッグフードの中でも、特にドライフードはどうしても嗜好性が落ちますので、人の食べ物やウェットフードを混ぜ合わせて与えるのも一つの方法です。脂身の少ない赤身やササミ、マグロ肉などを湯がいて細かく刻んでいただき、よく混ぜ合わせて美味しい匂いをドッグフードにも移して与えてみましょう。このような与え方をすると、フードだけ外して美味しいものだけ食べるということもございますので、少し温めたこのような食材やウェットフードなどをフードと分けることができないくらいよく和えて与えていただくほうがよろしいでしょう。なお、鶏肉や魚の骨を間違って与えてしまうと、先がとがって危険ですので、注意深く取り除いてください。お肉やお野菜を和える際に注意いただきたい点ですが、総合栄養食であるドッグフードには、すでに栄養のバランスが整えてあるため、加える食材の量は全体の1割程度に抑えていただき、栄養のバランスを崩さないようにしましょう。また、初めて与える食材に関しては少量を1種類から与えていただき、嘔吐や下痢、痒みはないかを確認しましょう。もしもこのような症状がみられたらその食材は与えるのを控えましょう。症状が続く場合にはかかりつけの動物病院さんの受診をお勧めします。なお、熱湯をかけるとせっかくのドライフードの栄養が壊れてしまうことが懸念されます。だし汁やお湯をご利用になるときは、沸騰した状態ではなく、少し冷ました状態でなさることをお勧めいたします。柴犬ちゃんのウンチの状態もよく、体重の減少もみられず、元気いっぱいであれば、まずはご安心いただき、「楽しいお食事」という雰囲気を演出していただければと存じます。一方で、今後、ワンちゃんのご様子をご覧になられ、食べ辛そうにするなど、体調にご心配な点がお有りの際には、一度、トイ・プードルちゃんのご様子をかかりつけの動物病院さんに診ていただきますとご安心いただけるかと存じます。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。お散歩の気持ち良い時期でございますね。ご家族の皆様のご健康と、笑顔いっぱいの毎日を心から応援いたしております。今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。
おいでの教え方
投稿者:みーこ
投稿日:2015/03/15(Sun) 15:19
No.3909
リードを持っている時は、リードをひかなくてもおいでができるのですが、リードなしでは絶対きません。おいではりーどがついているときだけすると事だと覚えてしまったようです。おいでを覚え直すにはどうしたらいいのでしょう?
Re: おいでの教え方
- ドッグライフカウンセンラー 三留
2015/03/17(Tue) 15:31
No.3911
みーこ 様明るい日の光に春の訪れを感じる頃でございますが、みーこ様におかれましてはいかがお過しでしょうか。この度は、ご相談を頂戴いたしまして、誠にありがとうございます。みーこ様のワンちゃんは、「オイデ」はリードがあるとき、というように覚えているので、リードがないときにも「オイデ」の言葉に来る様にしたい、ということでございますね。早速ご案内をさせていただきますが、一般的なご案内となりますことをご了承ください。一般的に、「オイデ」という飼い主様の指示を、どのようなときでも、例えば、気が散るものが周りにある状況でも、聞くことができるということは、ワンちゃんにとってたいへん難しい課題といえるでしょう。この課題をクリアさせてあげるためには、ワンちゃんにとって、「オイデ」という指示が、たいへん魅力的な言葉であると日ごろから教えていく必要があります。オイデといわれて、飼い主様の近くにいったら、ワンちゃんにとって、嬉しいこと、楽しいことが待っていると、ワンちゃんに思わせていただくことが大切でしょう。反対に、例えば、遊びに夢中なのに、オイデといわれて飼い主様のところにいったら、「ケージに入っていなさいね、ママはお出かけだから・・・」ということがあると、オイデという言葉の先にワンちゃんにとって嫌なこと、苦手なことが待っているのかもしれない、という警戒する気持ちが生まれ、呼ばれても行こうとしなくなるかもしれません。みーこ様の「オイデ」の言葉をワンちゃんが耳にしたとき、「嬉しいことが待っているかも」、「まずは、行かなくては」と思わせるためも、日常生活の中でも、名前を呼ばれたら、ママが微笑みかけてくれて、嬉しい気持になった、という経験を繰り返しさせてあげることも大切でしょう。みーこ様が、ワンちゃんの名前を呼んで、ワンちゃんがみーこ様のほうをちらりと見たり、みーこ様の目を見つめたときに、みーこ様が「お利口ね」、「可愛いわね」と優しく笑顔で返してあげたり、その後にワンちゃんの好きな遊びを一緒に楽しんではいかがでしょうか。ワンちゃんとの生活の中では、ワンちゃんの命を守るためにも、望ましいこと、あるいはしてはいけないことを叱ること、褒めることで、根気強く教えることも大切ですが、この際、声のトーンを使い分けることで、メリハリをつけることも必要でしょう。叱るときの言葉は低く、落ち着いて、毅然としたトーンで、この先に楽しいことがあるということを感じさせたいときや、名前を呼んだり、「オイデ」と呼ぶときなどには、高めの明るいトーンにするなど、使い分けていただくことも必要でしょう。さて、みーこ様のワンちゃんの大好きなことや物はどのようなことでしょうか。例えば、オヤツが大好きであれば、オヤツを手に、ワンちゃんから少し離れたところで、「オイデ」とおっしゃって、ワンちゃんを呼んでみます。オヤツにつられてでも、偶然でもよろしいので、寄ってきたら、「オリコウね」と褒めていただき、オヤツを与えたり、その後にワンちゃんがわくわくするような楽しい時間を一緒に過ごしてみましょう。オヤツがあるときも、ボールで遊ぶときも、オモチャを与えるときも、必ず「オリコウね」と言葉で褒めていただき、嬉しいことをしてあげましょう。このようにすることで、みーこ様の「オリコウね」という言葉が、オヤツの存在との相乗効果で、より嬉しいものとなっていきますし、このようになさることで、この先、オヤツやオモチャがなくて「オイデ」と指示をなさったときも、みーこ様の「オリコウね」という言葉が、オヤツやオモチャ以上の、より嬉しいことと感じさせてあげられるかもしれません。お散歩中の公園であれば、リードがついた状態でも今までと同様に、オイデをなさって、その後にしっかりと褒めてあげましょう。お家の中などでリードがない状態であっても、とにかくオイデをしたら、嬉しかったということを続けていただきます。褒めていただき、「指示に従えるんだ、すごいんだ」とワンちゃんに得意な気持ちにさせてあげていただくうちに、リードがあるとき、リードがないとき、さまざまなときに「オイデ」というみーこ様のお言葉に、嬉しそうに走ってくるようになるでしょう。また、オイデの指示に従った後、みーこ様の「オリコウね」という褒める言葉の後、すかさずオスワリをさせていただき、その後に嬉しいことをさせていただき、落ち着かせていただいた後に嬉しい状態を作ることも一つの方法でしょう。ただ、最初にお伝えしたように、周囲の状況によっては、走ってくる途中で、他のことに気を取られてしまうかもしれませんし、集中できないときもあるかもしれませんが、なるべく集中できそうなときになさることも大切でしょう。また、時には「オイデ」とおっしゃった後に、ワンちゃんにとって好ましくないことをする必要もあると思いますが、そのようなときには、ワンちゃんの気持をさっと切り替えていただくとよろしいでしょう。とにかく、ワンちゃんの目からみて、オイデと呼ばれたら嬉しいことがあった、と思わせるようにしていただければと存じます。例えば、そろそろ遊びは終えてケージに入れたいということもあると思いますが、そのようなときには、オイデと呼んで嬉しい気持ちにさせてあげていただき、ちょっと気分を切り替えてから、ハウス、などとおっしゃて、ハウスに入ったときにオヤツを与えたり、おもちゃを与えるなどして、ハウスに入ると良い事がある、というように思わせてあげるとよろしいでしょう。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談のサービスをうけたまわっております。気がかりなことがおありの際には、ひご利用ください。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。色とりどりの春の花が楽しみな季節も、もうすぐそこまで来ていますね。みーこ様におかれましては、ワンちゃんと笑顔いっぱいの春をお過しになられますことを心からお祈りいたしております。ご心配なことがおありの際は、いつでもお声掛けください。今後とも、アニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。
病気なのでしょうか?
投稿者:まぁた
投稿日:2015/03/07(Sat) 21:24
No.3903
はじめまして。11ヶ月になるトイプードルの男の子を飼っています。最近、体全身で嗚咽?のような事をやることがあります。5回ぐらいやったら吐くこともあれば吐かないこともあります。これは病気なのでしょうか?
Re: 病気なのでしょうか?
- 獣医師 岸田
2015/03/10(Tue) 16:27
No.3908
まぁた 様この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。11ヶ月になるトイプードルちゃんに最近吐こうとするような仕草と嘔吐が見られ、何かの病気ではないかとご心配されていらっしゃるのですね。早速、お問い合わせにつきましてご案内させて頂きますが、実際にトイプードルちゃんのご様子を拝見しておりませんので、一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。ワンちゃん、特に子犬ちゃんに、吐きそうな仕草が見られる場合、それが実際の吐き気(えずき)による場合もありますが、実は咳だったということが比較的多く見られます。特に、「ヘンッ、ヘンッ、ヘンッ」というように喉にものがつまって、それを吐きだそうとするような仕草(咳)の後に、「カッ」と何かを吐きだそうとしたり実際に食べたものを吐いてしまうことがあり、一見「吐き気があり嘔吐している」ように見えますが、実は咳であったということがしばしばあります。咳が何回か続くと最後に「カッ」と痰を吐きだしたり、咳によって嘔吐が誘発されてしまって実際に食べたものを吐いてしまうことはよくあることで、嘔吐を伴うかどうかで吐き気か咳かの判別はできません。吐き気(消化器系の問題)なのか、咳(呼吸器系の問題)なのかによって、対処方法や治療法も変わってきますので、トイプードルちゃんに見られている吐きそうな仕草がそのいずれなのかをまずは見極める必要があります。悪心(口をペロペロなめたりよだれを垂らしたりして気持ちが悪そうな様子)、食欲不振、軟便、下痢など消化器系の他の症状を伴っているようでしたら、吐き気の可能性も高いでしょう。食道炎や胃腸炎、消化管内寄生虫や異物誤飲などの可能性もありますので、早めに受診していただいた方がよいでしょう。また、ワンちゃんは空腹時に胃酸や胆汁の刺激で吐き気を催し嘔吐することがしばしばみられます。まぁた様のトイプードルちゃんに見られている症状が、空腹時(明け方や食事前など)に多いようであれば、そのような原因による吐き気の可能性もあるかもしれません。その場合、食事の回数を増やしたり間食を与えるなどして空腹になる時間を短くすることで改善することがありますので、試してみてください。これは病気ではありませんが、たびたび嘔吐することは胃や食道に負担をかけますので、症状が改善しないようであれば受診して相談していただいた方がよいでしょう。一方、鼻汁や鼻づまりなどの症状を伴っていたり、運動時や興奮時に多く症状が見られる場合、「ヘンッ、ヘンッ、ヘンッ」というように喉にものがつまってそれを吐きだそうとするような仕草が見られる場合などは、咳などの呼吸器系の問題の可能性もあります。このような咳は、喉頭炎、気管炎、気管虚脱、気管支炎、肺炎などの呼吸器系の病気や、心疾患などに伴って見られることもあります。食欲や元気もあって他に特に気になる症状がないようであれば、今すぐに受診しなければならないというわけではありませんが、症状が何日も続く場合や悪化傾向が見られる場合、他の症状も伴っているような場合には、念のため一度受診していただいた方がよいでしょう。もし吐き気なのか咳なのか判断に迷うようであれば、実際にその仕草を携帯電話等の動画に撮影し、主治医の先生に見ていただくとよいでしょう。お散歩の楽しい季節まであと少しですね。寒くなったりあたたかくなったり寒暖の差の大きい日が続いていますが、まぁた様もトイプードルちゃんも、どうぞお体大切にお過ごし下さい。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、ぜひご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。
車の移動で無駄吠え
投稿者:ぷぷといぷ
投稿日:2015/03/08(Sun) 00:01
No.3904
近隣で、散歩できる環境では無いので車で、10分程度の公園に散歩おをしに行くのでですが公園に近づくと無駄声を始めます。何度も注意をしても一向に無駄吠えを止めません。また、自宅に帰宅する時も自宅に近づくと無駄声を始めますどのようにすれば、無駄吠えを無くせますかご指導よろしくお願いします。
Re: 車の移動で無駄吠え
- ドッグライフカウンセラー 三留
2015/03/10(Tue) 15:29
No.3907
ぷぷといぷ 様沈丁花の芳しい香りに春を感じる頃でございますが、ぷぷといぷ様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。ぷぷといぷ様のワンちゃんが、お散歩時、車での移動をなさる時、公園に近づいた時、またご帰宅時に自宅へ近づくと吠えてお困りとのことでございますね。実際のご様子が分かりかねますので、一般的なご案内となりますことを何とぞご了承ください。ワンちゃんが吠える原因といたしましては、「縄張りを守ろうとする防衛本能から吠える」、「周囲のご家族様に要求をして吠える」、「怖くて吠えて何とか身を守ろうとしている」、「お知らせをしようと吠える」、「周囲のご家族様に指示をしようと吠える」、「嬉しい時など、興奮が高じて吠える」など、さまざまな原因が考えられます。また、生活の中で興奮して吠えた時、飼い主さんが「どうしたの?」などと声をおかけになったことで「注目をしてもらった」というような経験をすると、ワンちゃんの中で、吠えるという行動が、飼い主さんの気を引くための一つの手段となっている場合もみられます。原因により対処方法は異なりますが、ワンちゃんの吠えへの対応として共通して大切なことは、「ワンちゃんが吠えた後に、ワンちゃんにとって好ましい状況を作らない」、「吠えれば思うようになると思わせない」ことでございます。さて、ぷぷといぷ様のワンちゃんは、公園に着く際とお宅に着く前に吠えるとのことですね。ワンちゃんは車の中でずっと吠えているわけではなく、また外を通る車や人が気になって吠えているということではないご様子ですので、はしゃぎながら、お散歩で遊べることが嬉しくて 興奮して吠えているという雰囲気でしょうか。また、大好きなお家に着くことが嬉しくて、ぷぷといぷ様に知らせているというような感じではないかとお見受けいたしましたがいかがでしょうか。ワンちゃんは一度吠え始めると、どんどん興奮度が高まって、止めさせるということはたいへん困難なことがほとんどですので、「なるべく吠えない環境を作る」ということも一つのポイントでしょう。そのためには、ワンちゃんの体が安定し、安全で、また周りの状況が気にならない環境として、クレートやキャリーバッグのようなものをご利用なさることも一つの方法でしょう。ワンちゃんが吠えている時には、ぷぷといぷ様はどのようにご対応なさっていますでしょうか。例えば、ワンちゃんが吠えている時に「静かにしなさい」、「もう着くでしょ」などとお叱りになったり、声をおかけになっていらっしゃるのでしょうか。声のトーンなどにもよりますが、声をおかけになると余計に興奮することはよくございます。叱ると余計に興奮して吠えているというようなご様子であれば、かえって声をかけないでいらっしゃったほうが良いかもしれません。叱ると効果がありそうなご様子でしたら、落ち着いた低いトーンで、毅然とした雰囲気で叱ることが大切でしょう。先にご案内をした通り、ワンちゃんは吠え始めると、どんどん興奮していき、落ち着かせるのはたいへん困難になることがほとんどですので、吠えそうな時や吠え始めた時に、叱っていただくとよろしいでしょう。一瞬吠えるのを躊躇したり、吠えるのを止めたら「オリコウ」と笑顔で褒めてあげましょう。公園には、ぷぷといぷ様が運転をなさって、ワンちゃんとお二人でいらっしゃるのでしょうか。もし、お二人以外にどなたかがいらっしゃり、クレートなどをご利用でない状況であれば、「いつもこのあたりで吠え始める」というところで、吠える以外のことをなさるのも一つの方法でしょう。例えば、座席シートの上ではやりにくいかもしれませんが、「オスワリ」をさせて、落ち着かせて、フードやオヤツを与えるなどなさってもよろしいでしょう。あるいは、ご家族様がどちらかの手にフードやオヤツを隠して、「どちらに入っているかな?」などとゲーム気分で過ごし、そのうちに公園についていた、というのもよろしいかもしれません。日ごろから、「吠えて興奮した後に楽しいことがある」という経験をさせるのではなく、「吠えないでいたら良い事があった」という経験を多く積み重ねることはたいへん大切なことです。もし、ぷぷといぷ様のワンちゃんが若いワンちゃんであれば、「嬉しくて興奮する」ということは、ワンちゃんが素直にご成長されている証でもあり、仕方がないという面もあるかもしれませんが、日常的にオスワリなどの指示をご利用いただき、「指示に従い、落ち着いたら良いことがあった」という経験を根気強くさせてあげることは効果があるでしょう。例えば、「ボール遊びをして」とワンちゃんがぷぷといぷ様を誘いに来た時、嬉しくて興奮している状態で遊び始めるのではなく、「オスワリ」と落ち着かせてから遊びを始めます。ぷぷといぷ様がご帰宅をなさった時、ワンちゃんが嬉しくて興奮した状態でお出迎えをしていても知らん顔をなさって、落ち着いてから「ただいま」と声をかけてあげましょう。「ケージから出て遊びたい」という時にも、お食事を早く食べたくて興奮している時も、一度「オスワリ」と落ち着かせてからにしましょう。目的地に到着して、車から降りる際も、たいへんではございますが、興奮状態ではなく、吠えていない状態、落ち着いた状態になるのをお待ちいただいてからになさるとよろしいでしょう。また、公園にお入りなる時やお家に入られる時にも、飼い主様がリードなさり、ワンちゃんはリードされ守られる側ということを示すためにも、できるだけ、ぷぷといぷ 様が先にお入りいただくことが望ましいでしょう。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。色とりどりの花が顔を見せ始め、お散歩の楽しい季節の到来でございますね。ぷぷといぷ様とワンちゃんの笑顔いっぱいの日々を応援いたしております。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。