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病気?

投稿者:ふうた

投稿日:2016/03/10(Thu) 22:50

No.4295

6歳のトイプードルです。今日いきなり横になっておきあがった途端に片足ずつをあげてよた、よた、と歩き始めました。まるで、馬の調教の時のように・・。見た目も異様な感じで大丈夫かと手をさしのべたところ今までになはないほど、思いっきりかみつかれてしまいました。10分ほどで正常にもどりましたが・・。表情もその時はいつもと違い とても心配です。先日、神経痛と診断され現在服薬中です。まったく原因がわかりません。何が原因と考えられるのか、こんな時はどう対処をしてよいのかご意見伺いたく投稿させていただきました。よろしくお願い申し上げます。

Re: 病気?

- 獣医師 酒井

2016/03/15(Tue) 18:08

No.4300

ふうた 様

この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
ふうた様の6才のトイプードルちゃんが、起き上がる際によたよたと歩き始め、
様子がおかしかったということですね。
すでに神経痛と診断され治療中とのことですが、その発症の原因や症状が出たときの対応
などについてのお問い合わせについて、早速ご案内をさせていただきますが、
実際の様子を拝見しておりませんので、一般的なご案内となりますことをご了承下さい。

トイプードルちゃんはその後も、症状が続いている様子はありますでしょうか。
今回の症状だけでは、原因を推察するのは難しい状況かとは思いますが、神経痛と診断された
ということは、おそらく症状が出ている部位を支配している末梢神経に何らかの異常がある
ことが疑われるということかと思います。
このような末梢神経の疾患の原因としては、「感染性のもの」、「打撲や圧迫などの外傷性のもの」、
「末梢神経の腫瘍」などが挙げられます。また、糖尿病や甲状腺機能低下症などによって
末梢神経が障害を受けて症状を示す場合もありますが、原因がはっきりわからないことも
多くみられます。
また、同じ神経疾患でも、てんかん発作の「前兆」として似たような症状を起こすことがあります。
その場合、症状をあらわしている間はトイプードルちゃんの意思とは関係なく動きますので、
落ち着くまで静かに見守ってあげて下さい。
一過性のもので、その後続けて症状が繰り返さないようであれば、経過を見ながら、お薬を減らして
いくのではないかと思われますが、症状の出る頻度が増えてきたり、進行するようであれば、
血液検査や尿検査を行い、必要に応じて甲状腺ホルモンの測定をするなどして、
基礎疾患がないか確認することになるかと思われます。
また腫瘍などが疑われる場合には、MRIなどの画像診断が必要になる場合もあります。

またトイプードルちゃんが症状を示したときにふうた様が手をさしのべたところ、噛みつかれてしまった
ということですね。傷の具合は大丈夫でしょうか。お大事になさってください。
トイプードルちゃんにしてみれば、起き上がった際に体調の変化が突然起こり、
不安な状態になっていた可能性は高いのではないでしょうか。
いつもと違うしびれや違和感を、もしかしたら痛みを感じていたのかもしれません。
そのような時には、いつもなら安心して寄り添っている飼い主さんであっても、ワンちゃんは正常な
判断ができず、目の前に差し出された手に驚き、怯えてしまって噛んでしまうこともあるかと存じます。
今後、同じような状況は万が一起きた場合、再びトイプードルちゃんが同じ反応を示す
可能性があるかもしれません。
このような時には、刺激を与えないようにしていただき、そばで静かに見守ってあげるようにしましょう。
ふらふら歩くことによって、周りの家具などにぶつかってケガをしたり滑ったりしそうな危険な場所が
ありましたら、周りの家具などにタオルや毛布などをあてておくなどして、
ぶつかってもケガをしないように保護してあげると良いでしょう。
10分程でおさまったということですし、すでに内服薬で治療中ということですので、
そのまま落ち着く可能性もありますが、もしまたこのような症状が繰り返すようでしたら、
どれくらいの時間、どのような症状であったか、目つき、身体の震えなども合わせて、
しっかりと様子を観察して記録しておくようにしましょう。
また、寝ている姿勢や、排尿、排便の姿勢、歩行の様子など普段の様子も注意して
見るようにしましょう。
また、何かいつもと違う様子がみられた場合には動画を撮影して、先生に診ていただくと
診断の助けになる場合があります。
このような症状がみられると、ついつい心配で過剰にかまったり注目してしまいがちですが、
生活環境はなるべく変えないようにいつも通りに接してあげながら、経過をみてあげることが大切です。
今後の症状によっては、詳しい検査が必要になることも考えられますので、
気になる症状がありましたら、なるべくお早めにかかりつけの先生に相談するようにしましょう。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談サービスを承っております。
気がかりなことがございましたら、お気軽にご利用ください。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

今回のトイプードルちゃんの症状が続くことなく落ち着きますことと、ふうた様の手の傷が
一日も早く回復しますよう願っております。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申しあげます。



Re: 病気?

- ふうた

2016/03/17(Thu) 18:24

No.4305

丁寧な返信ありがとうございました。ですが、本日、脳炎の為急性しました。先天性のものだったようでMRIをみせていただいたところいたるところに白い影がありました。とてもとても寂しいことですが、苦しんでいる姿をずっと見てきたので今は苦しくないんだな・・。と思うだけです。ありがとうございました。保険も十分に使わせていただきました。本当にありがとうございました。



Re: 病気?

- 獣医師 酒井

2016/03/18(Fri) 12:20

No.4308

ふうた 様

この度は大変お辛い中、トイプードルちゃんが急な経過で、お亡くなりになられたことを
お知らせいただき誠に恐縮でございます。
大切なトイプードルちゃんが虹の橋を渡られて、ふうた様のお寂しいお気持ちはいかばかりかと
心からお察しいたします。

ふうた様がトイプードルちゃんの痛みや苦しみに胸を痛めていらっしゃったご様子から、
愛情深いお人柄が伝わってまいりました。
トイプードルちゃんはご家族の深い愛情に包まれ、育まれ、精一杯命を輝かせ、
与えられた命を全うしたのですね。
今は苦しみや痛みから解放され、お空から「ありがとう」と、ふうた様が心穏やかに、
お元気で、お幸せでお暮らしになるよう見守っているのかもしれません。
トイプードルちゃんの症状に心を痛め、また看病と、
ふうた様におかれましては心身ともにお疲れも大きいとは存じますが、
くれぐれもお体だけはご自愛いただきますよう、お願いいたします。
こちらこそ、長い間お世話になり、本当にありがとうございました。



多頭飼育について

投稿者:mino

投稿日:2016/03/12(Sat) 19:44

No.4297

多頭飼育初心者です。新規に猫を受け入れようと考えておりますのでアドバイスお願い致します。

先住猫:4才 MIX ワクチン3種 健康体 毎月レボリューション投与

保護シェルターより3日前から「お試し飼い」をしています。
3/4に保護したばかりのコで、病院へは既に行ったとの事です。現在は先住猫との直接の接触はまださせてません。
引き取る事を前提でアドバイスお願い致します。

MIX 3ヶ月 3/4にワクチン7種第一回め接種済・回虫がいたとの事で同じく3/4にドロンタールとレボリューション投与済との事です。

@回虫について
3/4にドロンタールとレボリューション投与されているのですが、18日に卵が孵化する時期なので、再度ドロンタールを飲ませるようにお薬を頂いています。先住猫への感染が心配で、現在はまだ直接の接触は避けています。お試し飼いのコはケージに入れています。回虫が猫からいなくなるのにはどれくらいの時間がかかるのでしょうか?また、被毛にもついている事があると聞いたのですが、お試し飼いのコは先住猫と接触させる前にシャンプーなどした方がいいのでしょうか?

Aワクチンについて
先住猫もワクチンを7種にした方が良いのでしょうか?

Re: 多頭飼育について

- 獣医師 霍田

2016/03/15(Tue) 18:20

No.4301

mino 様

この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
4歳の先住猫ちゃんがいる環境で、3ヶ月齢の子猫ちゃんをお迎え予定で、
3日前から「お試し飼い」をなさっているのですね。
早速ご案内をさせていただきますが、実際の様子を拝見しておりませんので、
一般的なご案内となりますことをご了承下さい。

子猫ちゃんには回虫の寄生があり、3/4に7種ワクチン接種と同時に、
ドロンタールとレボリューションを投与済なのですね。
お外にいた猫ちゃんは、感染症や寄生虫を持っている可能性が十分考えられる
ため、先住猫ちゃんへの感染を防ぐために、接触前に、必要な予防や処置を行う
ことは大変重要です。
先住猫ちゃんも子猫ちゃんも、まだ現在の環境に慣れていないかと思いますので、
ゆっくり時間をかけて順応させてあげることがよろしいかと思います。

通常、子猫ちゃんに回虫などの寄生が認められた場合には、複数回駆除薬の
投与を行い、治療することが一般的です。子猫ちゃんの健康状態や、
寄生虫の寄生している数、寄生部位などによっても駆除までの期間が異なるため、
何度か駆虫薬を飲ませても完全に駆除できない場合や、駆虫に数週間ほど時間が
かかる場合もあります。
回虫が猫ちゃんからいなくなる期間はその感染状況によりますので、
かかりつけの先生のおっしゃるスケジュールで投薬していただき、
その後も定期的に糞便検査などで、寄生虫が駆虫できたかを確認すると安心です。

また、猫ちゃんの身体には、細菌やウイルス、ダニ・ノミなどの寄生虫や
汚れなどが付着している可能性もあります。
子猫ちゃんの健康状態が良好であれば、先住猫ちゃんとの接触前に、
シャンプーをしてあげると良いと思います。
ただし、シャンプーは子猫ちゃんにとって、ストレスや負担になる可能性が
ありますので、初めてのシャンプーは特に、なるべく短時間で行いましょう。
もし途中で子猫ちゃんが疲れてしまうようであれば、無理をせず
また後日、落ち着いてからシャンプーをしてあげましょう。
シャンプー前にブラッシングをするなど、予め抜け毛や汚れをある程度
落としておくと、時間の短縮になります。
急にブラッシングをすると驚くかもしれないので、まずは撫でることから初めて、
慣れたらブラッシングを行うと良いかと思います。
シャンプーをする場合にはしっかりすすぎ、よく乾かしましょう。

接種するワクチンの種類については、一般的に猫ちゃんの健康状態や
ライフスタイル、環境などで検討します。
子猫ちゃんが白血病などの感染症を持っている可能性が高い場合には、
7種ワクチンを検討する必要があるかもしれません。
子猫ちゃんの状態にもよりますので、一度かかりつけの先生にご相談いただ
ければと思います。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談サービスを承っております。
気がかりなことがございましたら、お気軽にご利用ください。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

2頭の猫ちゃんが仲良く、お健やかに暮らすことができるようお祈りしております。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申しあげます。



行動について

投稿者:ムム

投稿日:2016/03/13(Sun) 10:55

No.4298

今年で14歳になるミニチュアダックスです。半年ぐらい前からお散歩で歩き始めるとすぐに途中でUターンして家に戻ろうとする行動があります。Uターンしないでいつもの様にお散歩出来る時もあります。その日の気分?体調?でしょうか??特にお散歩の時に怖い目にあってるわけではないんですが。

Re: 行動について

- 愛玩動物飼養管理士 三留

2016/03/15(Tue) 12:06

No.4299

ムム 様

季節の変わり目で体調管理の難しい頃ですが、ムム様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談をいただきまして、まことにありがとうございます。
ムム様のミニチュアダックスちゃんが、半年ほど前からお散歩中にUターンして家に帰ろうとする
ことがあるとのことでございますね。
さっそくご案内をさせていただきたく存じますが、実際の様子を拝見していませんので、
一般的なご案内となりますことをご了承ください。

ムム様がおっしゃるように、ワンちゃんは怖い思いをするなどして、「嫌な場所がこの先にある」という
ような場所ではミニチュアダックスちゃんのようにお散歩中に家に帰ろうとすることがみられます。
また、今のような季節には、風が強かったり、寒かったりすることが原因で歩きたがらなくなることも
よくみられます。

ムム様のミニチュアダックスちゃんは今年14歳になられるとのことですね。
私たち人間でもそうですが、年を重ねていくと、若いときと同じように歩くことが辛くなることもあり、
以前歩いていた距離の半分ほどで帰ろうか、ということもあるのではないでしょうか。
また、ムム様がおっしゃるように、体調が思わしくないことがお散歩の行動の変化につながっている
ことも多くみられますので、お膝の関節や腰などの整形外科系や循環器系などに問題がないか
どうかを、動物病院さんで一度チェックしていただくことをお勧めいたします。

ミニチュアダックスちゃんの体調などの様子をご覧いただきながら、無理のない範囲でお散歩を
お続けになることは、骨や関節を支える筋肉量の低下を防ぐなど、体調管理の面でも、
また快い刺激を受け開放感を味わうなどという点でもたいへん重要なことでしょう。
ミミ様のミニチュアダックスちゃんがUターンをしようとする距離はどのくらいでしょうか。
Uターンしようとする場所の手前ぐらいの距離が、ミニチュアダックスちゃんにとって無理のない
お散歩の距離である可能性もあると思います。
また、遠くに行くことを不安に思う様子がみられるのであれば、お宅周辺のお気に入りの
辺りを数周、ゆったりと楽しみながらお散歩なさってもよろしいのではないでしょうか。
これから春になると、一気に気温が上がり、暑さを感じる日もありますが、そのような暑い時間や
風の強い日などには無理をなさらず、気候の良い日に、お散歩を楽しんでいただくと
よろしいでしょう。
また、以前は大好きだった階段や坂の昇り降りが負担になっている可能性もあると思います。
なるべくなだらかで歩き易い場所をお選びいただければと思います。
また、これからの季節には適宜水分を補給してあげられるように準備いただくとご安心でしょう。

今まで平気だったものにも、怖さや不安を感じることがある可能性もあります。
ワンちゃんにとって、安心を感じられるのは飼い主様の笑顔ですので、
ミニチュアダックスちゃんが不安そうな表情をしたときは、ムム様は平然と落ち着いた笑顔で、
ムム様に守られている安心をミニチュアダックスちゃんに与えていただければと思います。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談サービスを承っております。
気がかりなことがございましたら、お気軽にご利用ください。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

ミニチュアダックスちゃんが素敵なシニアライフを謳歌いただけますよう
心から応援いたしております。
このところ厳しい寒さに驚いてしまいますが、ムム様もミニチュアダックスちゃんも
お身体を大切にお過ごし下さい。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申しあげます。



犬の特発性脳炎治療について

投稿者:わんわん

投稿日:2016/03/09(Wed) 16:41

No.4293

今年6月で10歳になるウエスティが、「特発性脳炎」を発症し、1年経ちました。

症状としては、下半身がふらふらになり歩行困難(前足は現在異常なし)、少しリードを引っ張ると転んでしまう、
排泄時にうまく腰を落とすことができない、足首が内側に曲がってしまうなどです。
発症以来、病状は進行しています。

現在は、A動物病院と、漢方も手掛けるB動物病院に通っていますが、治療の知識を得たく、メールしました。


●どうぶつ:犬・ゆき・メス・9.6kg

●A動物病院での処方

 ・ブレドニン 5mg: 週3回
 ・アラバ10 :    1日1錠 
 ・ウルソ 100mg:  1日1錠
 ・アトピカ 10mg:  食間に1日2錠
 ・ATP 20mg :   1日1錠 
 ・メチコバール250 :1日1錠

脳炎は治る病気ではないので、現状維持ができれば幸いと考えるように、また寿命は長くない旨、覚悟するよういわれています。

そののち、藁にもすがる思いで、知人に紹介された、漢方治療も手掛けるB動物病院に通う事にしました。


●B動物病院での処方

・鍼灸
 ・腎陽丹 :     1日2錠
 ・エファリン :    1日2錠
・アンチノールpcso-524 : 1日2錠 
 ・プラセンタEQリキッド2ml:頓服

今年2月初旬に、上記症状が重篤に陥ったのですが、

 ・バイトリルプレトニン注射をしてもらい、持ち直すことができました。
(注射は5日間。その間、A動物病院のプレドニン服薬は中止)
また、プラセンタを服用すると症状が改善するようです。


そこでお尋ねしたいのですが、「アラバ」「ウルソ」「アトピカ」とはどのような効用のある薬なのでしょうか。
漢方療法は、犬にも効き目があるものでしょうか。


治療方針がわからず薬の知識もないまま、2軒の動物病院に治療をお願いして1年が過ぎてしまいました。
私どもとしては、大切な愛犬とできる限り長く過ごしたいと願っています。

いまは、AとBのどちらの動物病院の方針に統一すべきか、迷っています。
B動物病院は漢方も手掛ける動物病院で、通常の治療ももちろん可能です。

曖昧な質問で大変恐縮ですが、病状を少しでも好転できる方法があれば、お教えいただきたく、どうぞよろしくお願いします。

Re: 犬の特発性脳炎治療について

- 獣医師 酒井

2016/03/11(Fri) 17:23

No.4296

わんわん様

この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
わんわん様のウエスティちゃんが特発性脳炎と診断されて2軒の病院さんに通院しながら、
治療を受けていらっしゃるということですね。
その中で、現在使われているお薬についてのご質問と、
ワンちゃんへの漢方療法の効果についてのご質問でございますね。
早速ご案内をさせていただきますが、実際の様子を拝見しておりませんので、
一般的なご案内となりますことをご了承下さい。

わんわん様は特発性脳炎を患ったウエスティちゃんのために、動物病院さんに相談しながら、
西洋医学や東洋医学での治療も取り入れ、少しでも改善できるのであれば、
何でもやってあげたいという必死の思いで、この一年過ごされたことと存じます。

脳炎は、感染性の脳炎であれば、その病原体に対する治療を行うことで、
治癒が期待できる場合もあるのですが、特発性脳炎は、
原因がはっきりわからない非感染性の脳炎ですので、治療が難しいのが現状です。
しかし、特発性脳炎の発症には免疫システムの異常が関連していると考えられており、
実際に免疫抑制剤による治療に反応して、症状がやわらぐケースも認められています。

炎症性の病気や免疫系の病気などに広く用いられているステロイド剤であるプレドニンは
このような特発性脳炎でもよく使用される薬剤です。
脳炎のタイプによっては、症状がある程度抑えることができる場合もありますが、
副作用も多い薬ですので、長期的に高用量使用するのは困難なこともあります。
また、脳炎の進行状態によっては効き目が悪くなってくることもあります。

ご質問にあります「アトピカ」は免疫抑制剤に分類されるお薬です。
アトピカはシクロスポリン製剤といって、免疫が関与しているアトピー性皮膚炎や、
溶血性貧血などの病気にも利用される薬で、Tリンパ球の働きを抑えて免疫機能を抑制します。
特発性脳炎の場合でも、アトピカが使用されます。
副作用の多いプレドニンの投薬量を低く抑えるために、プレドニンと併用して使用することもあります。

「アラバ」は抗リウマチ薬に分類されるお薬で、薬剤名をレフルノミドといい、
人では関節リウマチの治療薬として知られています。
関節リウマチは、手足の指などの関節に炎症が生じる免疫系の病気で、
関節にリンパ球が異常に増殖することによって引き起こされます。
抗リウマチ薬であるアラバは活性化リンパ球の増殖を抑制することによって、リウマチの症状を抑えます。
このように、アラバは免疫抑制剤と近い作用があるため、
特発性脳炎や溶血性貧血などの免疫が関与している病気に使用されることがあります。

「ウルソ」は利胆薬といって、脂質の消化・吸収を促進する役割のある胆汁の流れを良くして、
肝細胞の保護、肝機能の改善などの効果を発揮します。
特発性脳炎のように、進行性の病気で長期間ステロイドを使用しなければならない場合、
副作用で肝酵素が高くなることがよく見られます。
また症状にあわせて長期的な内科療法を行うためにステロイドだけでなく、
様々なお薬を投薬することになりますので、薬の代謝を担う大切な臓器である肝臓に
なるべくダメージのないように、恐らくこのような利胆薬を使用されているのではないかと存じます。
お問い合わせから推測される範囲でご案内させていただきましたが、お薬が処方されている理由は、
今までの経緯をよくご存じで、治療を行われている先生に直接詳しくお尋ねになるのが一番かと存じます。

もう一つのご質問は漢方療法がワンちゃんにも効果があるかどうかということでございますね。
漢方薬による治療などの東洋医学に基づく医療は代替医療とよばれており、
病変部自体に注目するというよりは、身体全体の自然の治癒力を高めるという考え方で
行われる療法です。
科学的に立証されたエビデンスに基づいたものではありませんが、
過去の経験から効果が期待されて難治性の病気や、西洋医学による治療では良好な
効果が認められないケースで利用されていることが多いようです。
近年では西洋医学に加えて漢方薬による治療やホメオパシー治療などの代替医療を積極的に
取り入れている動物病院もございます。
私どもでは、その治療効果の良し悪しを判断するデータは持ち合わせてはおりませんので、
詳しくご案内することができかねますことご了承下さい。
しかし、西洋医学でも治療が困難な、特発性脳炎のような病気に対して
代替医療を積極的に取り入れている先生にご相談いただき、
わんわん様がご納得できるようであれば取り入れてみるのも一つの方法かと存じます。
すでにわんわん様はB病院さんで、漢方療法を取り入れていらっしゃるということですね。
今までの治療経過で、わんわん様ご自身は、A病院さんとB病院さんの治療を受けたり、
先生のご説明を受けて、どのように感じていらっしゃいますか。
同じ病気について、別々の病院で治療する場合には薬の飲み合わせにも注意が必要です。
また治療の反応を見るためにもどのような薬を飲んでいるのか先生が把握している必要がありますので、
2つの病院間での連携が非常に大切です。
どちらの病院さんに統一すべきか悩まれているということは、それぞれの病院さんのメリットがあり、
漢方も続けて取り入れたいということなのかもしれませんね。
少し難しい事かもしれませんが、大切なウエスティちゃんの病状を良くしたいために、
できることを取り入れていきたいというわんわん様のお考えをとどちらの病院さんにもお話しして
ご理解いただければ何よりです。

どちらか一方の病院さんに決めるという場合には、わんわん様が先生と今後の治療について
しっかりウエスティちゃんの病状について話合い、
最も信頼することができる病院を選ぶのがよろしいかと思います。
今後、発作などがある可能性もありますので、休診日や夜に緊急でみていただける病院も
チェックされておくと安心です。
難病を患ったウエスティちゃんをそばで看病して支えながら、わんわん様は日々たくさんのことを
悩まれながら治療をお願いする病院や治療方法を選択していく必要があり、
本当に大変なことと思います。
少しでも長い間ウエスティちゃんの病状が安定し、穏やかな日々を過ごせますよう、祈っております。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談サービスを承っております。
気がかりなことがございましたら、お気軽にご利用ください。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

春が訪れたと思ったらまた急な冷え込みが来て、とても温度管理が難しい季節でございますね。
わんわん様も、お身体を大切に、ウエスティちゃんのためにもお元気でお過ごし下さい。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申しあげます。



誤飲

投稿者:あずき

投稿日:2016/02/27(Sat) 16:36

No.4278

いつもお世話になっております。フレンチブルもうすぐ10歳になる避妊済み♀です。
昨夜一瞬、目を離したすきに、ぬいぐるみのおもちゃの一部分を誤飲してしまいました、約5センチほどのフエルトに包まれた中身は綿の物です。
深夜救急にて吐かせる処置をしてもらったのですが一向に吐かず、他に処置なく帰った次第です。
静脈カテーテル、注射薬トランサミン5mlを2Aの処置でした。
本日に主治医と話しましたが、何とか便で出させるようにと、小分けにしながらの食事のあげかたなどのアドバイスをもらい、
明日の昼までに便が出なければ深刻になってくることも聞き、
明日までこのままとゆうのも不安で仕方なく、他の病院に行ってみては?とゆう家族の意見も出ています。
今の段階でまだ何か処置ができるならば他の病院に行くのもいいのですが、先生のお話をお伺いしたく、なにとぞよろしくお願いします!!

Re: 誤飲

- 獣医師 霍田

2016/03/01(Tue) 18:02

No.4282

あずき 様

この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
時間が経過してからの回答となり、たいへん恐縮でございますが、
その後のご様子はいかがでしょうか。
早速ご案内をさせていただきますが、実際の様子を拝見しておりません
ので、一般的なご案内となりますことをご了承下さい。

あずき様のもうすぐ10歳になるフレンチブルドッグちゃんが、2/26日の夜に、
ぬいぐるみのおもちゃの一部分を誤飲してしまい、救急病院で吐かせる
処置をしたけれども、吐かなかったのですね。

誤飲は、小さなものや中毒性のないものなどの場合、何の影響も無く
そのまま便の中に排出される場合もありますが、誤飲したものによっては
腸閉塞や中毒の原因となったり、胃腸炎や嘔吐、下痢などの消化器症状の
原因となることがあります。
誤飲が疑われた場合、一般的には触診、エコー検査、レントゲン検査などで
診断を行います。異物の種類によってはレントゲンに写らないものや写りにくい
ものもあり、判断が難しいこともあります。
このような場合にはバリウムなどを用いた造影レントゲン検査を行うことも
あります。今回フレンチブルドッグちゃんが誤飲したフェルトや綿は、
このレントゲンで写らない・写りにくいものにあたります。

そして、検査結果や「飲み込んだ異物の種類・大きさ・形状」や「誤飲してからの
時間」、「消化管内のどの部位に異物があるか」等によっても選択される処置が
異なってきます。
便と一緒に異物の排泄を待つ場合もありますが、早急に処置が必要なことも
あります。

処置の方法としては、胃洗浄、催吐処置(異物を嘔吐させる処置)や内視鏡
による除去、外科手術などがあります。
胃洗浄は、中毒性のある液状のもの等を誤飲してしまった時、胃内を
洗い流し異物を除去する処置です。

催吐処置が有効なのは、一般的に、飲み込んでから時間がたっておらず、
異物がまだ胃内にあり、「吐かせて出すことができる」と判断される場合です。

内視鏡による除去は、異物が胃内にあり、摘出できる大きさや形状であり、
摘出時に食道を傷付けないと判断される場合です。

飲み込んだ異物が催吐処置・内視鏡での摘出に適さないもの、
すでに胃から十二指腸に異物が流れてしまっている場合には
外科手術で胃や腸を切開し摘出することとなります。

異物によっては、消化管を傷付けず便で排出される可能性がある場合、
食事の回数を増やすなどして消化管の動きを活発にし便と一緒に出てくる
ことを待つこともあります。
排出を待つ間は、便を毎回チェックし異物の確認をします。

内視鏡や外科手術は全身麻酔下での処置なので麻酔のリスクがあります。
また、胃や腸を切開すると、術後に絶食が必要だったり、完治するまでに
時間がかかってしまうため、どうぶつさんの状況によっても選択される
処置は変わってくるでしょう。

今何かしてあげられることはないかというあずき様とご家族様のお気持ち
お察し致します。焦るお気持ちやご不安な気持ちもあるかと存じますが、
異物の処置は上記のようにフレンチブルドッグちゃんのご様子や状況によって
その時の最善の処置が異なってくるかと思いますので
かかりつけの先生とよくご相談いただきますようお願いいたします。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談サービスを承っております。
気がかりなことがございましたら、お気軽にご利用ください。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

異物が無事排出され、ご家族様と一緒に楽しくお過ごしいただける事を
祈っております。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申しあげます。



Re: 誤飲

- あずき

2016/03/09(Wed) 05:50

No.4288

このたびは細かく丁寧に教えていただき、ありがとうございます!
あれから1週間経過しましたが、腸閉塞もなく排便もだんだんいつもの大きさになりつつあり、本人はとても元気に過ごしています。
毎日便を崩して異物が入ってないかを見てますが、いまだ出てきません。
吐かせる処置を救急でやってもらいましたが吐かずだったので、もう胃内にはないのかと思っていましたが、まだ胃内に残っているようなことはありえますか?
現段階では検査はバリウムになりますか?どこに異物があるのかと不安な毎日でいます。自然に出るのを待ったほうがいいのでしょうか?



Re: 誤飲

- 獣医師 霍田

2016/03/09(Wed) 17:56

No.4294

あずき 様

こちらこそ、ご丁寧にご返信をいただきましてありがとうございます。
誤飲から1週間が経過し、幸い腸閉塞などは起こさず、
フレンチブルドッグちゃんはお元気にお過ごしなのですね。
しかしながら、異物の所在がわからず、あずき様のご不安な
お気持ちはいかばかりかとお察しいたします。

飲み込んだ異物の状況にもよりますが、胃内に異物があって吐かせる
処置をしても、必ずしも吐かせることができるとは限りません。
時間が経過しても腸に流れず、胃内に異物が留まっている場合もあります。
胃内に異物が停留している場合、異物が胃を刺激し、間欠的な嘔吐が見られる
こともありますが、ほとんど無症状であることが多いとされます。
そのままにしておくと胃を傷害したり、腸に進んで閉塞を起こす恐れも
否定できません。

胃内に異物があるか否かを調べるためには、全身麻酔をかけるリスクは
ありますが、内視鏡による検査が有効です。
現在の状況を確認するために、まずはどうぶつ病院にご通院いただき、
かかりつけの先生ともご相談されることをお勧めいたします。

異物の存在や位置などを調べるために、触診などの一般的な身体検査や、
エコー検査、レントゲン撮影を行い、状況の確認を行うことも価値があるかと
思います。通常はフェルトや綿などはレントゲンではわかりにくいのですが、
消化管内のガスや便の様子なども確認できるので、状況の確認と診断の
一助となり得ます。

単純レントゲン撮影では判断が難しい場合は、バリウムなどの造影剤を飲ませて
経時的にレントゲンを撮り異物の位置を確認することもあります。
バリウムの流れは、そのまま食事の流れということになりますので、
食道や胃、十二指腸が狭くなっていないかなども確認できますが、
異物の大きさや種類によってはこの造影検査でも確認が難しい場合もあります。

このまま自然に排泄される可能性ももちろんありますが、
一度、かかりつけの先生に、ご不安なお気持ちも含めてお話しいただき、
今後の方針をご相談なさってはいかがでしょうか。

あずき様とフレンチブルドッグちゃんのお健やかな毎日を
心から応援いたしております。
また、気がかりなことやご心配なことがございましたら、
いつでもお気軽にお声掛けください。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。