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足を舐めて・・・
投稿者:じゅん
投稿日:2012/08/18(Sat) 09:49
No.1543
2歳4ヶ月になるオスのパピオンです。寝るときや静かにしている時にふと気付くと足を舐めたり口の奥に足を突っ込んでかむようにしています。シーツやクッションがびっしょりなるくらい舐め続けているようです。体もよく掻いています。生後3ヶ月で家に来てすぐにアレルギー反応に気付き、検査の結果ある食品にアレルギー反応がありました。今年の最初に中耳炎にもなり完治は難しいらしいので注意していますが、(片側の耳だけ)皮が剥けて赤い状態がなかなか治りません。フードは検査の後からはアレルギー対応食に変えていますが皮膚のトラブルが絶えません。仕事の都合で留守番が増えてしまい、とても元気な子なので足舐めは散歩や遊ぶ時間が減った事へのストレスかとも思いましたが、獣医さんは「耳や目が赤い事も多いし、アレルギーと考えられるが、原因が分からない」といいます。皮膚用のサプリやアレルギーを抑える薬や注射も検討しましょうか、とのお話でしたが、他に考えられる事や対処方法等、何かありますでしょうか。やはり薬を試してみるしかないでしょうか。
Re: 足を舐めて・・・
- 獣医師 岸田
2012/08/22(Wed) 14:50
No.1554
じゅん様この度はご相談をいただきまして、ありがとうございます。2歳のパピヨンちゃんが足を舐めている様子が見られ、ご心配とのことでございますね。お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、実際のご様子を拝見していないため一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。自分の足を舐めてしまうワンちゃんはとても多く、そのことで悩まれている飼い主様はたくさんいらっしゃいます。ワンちゃんが自分の足を舐めてしまう原因としては、主に次のようなことがあげられます。1.他にすることがないので舐めるお留守番や飼い主様にかまってもらえないときなどに、暇つぶしに自分の足を舐めてしまうワンちゃんがいます。ちょうど目の前にあって舐めやすい左右の前肢を舐めることが多く見られます。2.足先や指、肉球の間の皮膚が炎症を起こしている炎症に伴う痒みや違和感から足を舐めてしまうこともあります。炎症を起こす原因としては、細菌や真菌の感染、アレルギー、足の裏の皮膚に刺さった棘や草の実などの異物などがあげられます。3.気持ちを落ち着かせるための行動として舐める不安やストレスを感じているときなどに、気持ちを落ち着かせるために自分の足を舐めるワンちゃんもいます。4.舐めることで飼い主さんの気をひこうと思っている以前舐めていたときに「○○ちゃん、やめなさい」「どうしたの?」などと声をかけてもらった経験があると、「舐めると飼い主さんがかまってくれる、注目してくれる」と思い込んで、頻繁に舐めるようになってしまうこともあります。いずれの原因であっても、舐めることによって皮膚に唾液がつき、それが乾いてくると痒みや違和感が発生し、また舐めるという悪循環を起こします。もともと皮膚に問題がなくても、舐めることによって皮膚炎を起こしてしまうこともあり(「舐性皮膚炎」)、これは舐めてしまうために治りづらく、厄介な病気です。また、舐めることが癖になり、習慣化してしまっているようなこともあり、やめさせるのが大変な場合もあります。対処法としては、まず、舐めている部分に炎症などがある場合は、治療により痒みや違和感を取り除くのが第一です。原因に応じて、抗生物質や抗真菌剤、消炎剤や痒み止めなどが使われます。皮膚に刺さった棘や異物が疑われる場合には、外科的処置が必要な場合もあります。エリザベスカラーを装着してなめさせないようにすることが有効な場合もありますが、痒みや炎症がある場合にはその原因を取り除くことを同時に行ってあげないと、痒いところに触れられないストレスがたまってしまうことがありますので、注意が必要です。また、舐めることで皮膚に唾液がつき、それが原因で痒みや違和感が発生して、また舐めるという悪循環を断ち切るために、こまめなシャンプーで唾液を洗い流すことが有効な場合もあります。このとき、シャンプー剤はこまめに洗っても皮膚に負担をかけない低刺激のものを使用していただき、ごしごし洗わず、低温(30度以下)で優しく泡立てて洗うようにしましょう。また、よく舐める足だけを洗うと、洗われたことを気にして余計舐めるようになることもあるので、舐めない他の足も同じようにシャンプーするようにします。指の間はシャンプー剤や水分が残り易いため、指を開いてシャンプーを十分に洗い流し、優しく水分を拭きとって、よく乾燥させるようにしましょう。暇つぶしで足を舐めてしまっている場合には、なるべく舐める暇を与えないために、お留守番の時やひとりになるときには、長時間遊べるおもちゃ(中にフードやおやつをつめて少しずつ出てくるおもちゃなど)を与えておいたり、お散歩や遊びの時間に十分体力を使ってエネルギーを発散させて、ひとりのときには疲れてうとうとしてしまうような状況を作ってあげるとよいでしょう。また、不安感やストレスが原因で舐めていることが疑われる場合には、その原因を探って、できる限り改善してあげることが必要です。症状がひどい場合や、舐めること以外にも症状が見られるような場合には、薬物療法や行動療法が必要な場合もあります。実際にワンちゃんが足を舐めている様子をみると、「やめなさい」と声をかけたくなりますが、声をかけられたことを「飼い主さんが注目してくれた」と思い込んでしまうワンちゃんもいます。なるべく舐めている時は声をかけずに、知らん顔をしておいたり、また、「あら、何かしら」と扉をあけてみるなど、ワンちゃんの気持ちをなめること以外にそらすようにするとよろしいでしょう。そして、舐めていない時に声をかけ、十分遊んであげるようにして下さい。じゅん様のワンちゃんはアレルギーをお持ちであり、そのために足を舐めている可能性があるとのことですね。もしアレルギーによる痒みが原因で舐めているとすると、痒みを取り除かなければ舐めるのをやめさせるのは難しいかもしれません。舐めている部分に赤みや腫れなど炎症反応が見られるようでしたら、やはり一度投薬治療を行い、炎症を抑えてあげる処置が必要だと思います。その上で、上にあげたような対処法を試していただければと存じます。また、アレルギーを持っているワンちゃんは、皮膚のバリア機構が弱く、刺激物質や細菌などの微生物、アレルゲンなどが皮膚に侵入しやすい状態になっていて、皮膚トラブルを起こしやすくなっている場合があります。アレルギーの体質自体を完全に改善することは難しいですが、皮膚のバリア機構を強化することで、トラブルを起こしづらい丈夫な皮膚をつくることはできます。皮膚病用のサプリメントにはいろいろな種類のものがありますが、その多くは皮膚のバリア機構を強化し、炎症を抑える成分が含まれています。このようなサプリメントを使用されてみるのも一つの方法だと思います。アレルギーを持っていたりお肌の弱いワンちゃんにとって気温や湿度の高い夏は辛い時期だと思いますが、早く症状が落ち着き穏やかに過ごせる日が来るようにお祈りしております。どうぞお大事になさって下さい。まだまだ暑い日が続きますが、じゅん様もお身体に気をつけてお過ごし下さい。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。今後とも、アニコムをよろしくお願い申し上げます。
ドッグランでのマナー
投稿者:下村元洋
投稿日:2012/08/15(Wed) 14:40
No.1536
お世話になります。メス4歳の柴です。小さい頃はドッグランに連れて行くと周りのわんちゃんと共に仲良くレスリングやかけっこをして遊んでいました。ですが、近頃は、連れて行けば喜びますが、一人で走ったり、私とボール遊びをすることがメインとなっています。特に、他のわんちゃんが至近距離に来てお尻を嗅がれたりすると歯をむき出しにしてギャウギャウと吠え、飛びかかってしまいます。大きな声で吠えうるさいので、きちんと躾するように相手の飼い主様からお叱りを受けてしまうこともあります。まれに仲良く遊べる相手もいますが、それでもにおいをかぎあったりするのは苦手で、とたんに吠えだすこともあります。いつか本当に噛みついて相手のわんちゃんに怪我をさせてしまってはいけないと思います。ドッグランが嫌いではないので、トラブルなく遊べるようにしたいのですが、どのように教えるとよいのでしょうか。小さいころに比べドッグランや公園などの場に連れ出す機会が減ってしまったので、関わり方がわからなくなって怖くなってしまったのでしょうか。または、ドッグランではなく一人で遊ぶ方がこの子に合っているのでしょうか。室内飼いで、家の中での吠え癖はなくおとなしいです。性格は臆病で、来客がいると奥の部屋から出てこないような子です。特に2〜3歳の幼児が怖くて散歩中に声が聞こえただけでも回れ右をして帰ろうとします・・。恐れ入りますがアドバイスをお願いいたします。
Re: ドッグランでのマナー
- ドッグライフカウンセラー 三留
2012/08/16(Thu) 16:55
No.1539
下村 元洋 様残暑厳しき折、下村様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。このたびはご相談をいただきまして誠にありがとうございます。4歳の柴犬ちゃんのドッグランでのご様子にご心配をなさっているとのことでございますね。早速ご案内をさせていただきますが、実際のご様子等を拝見していませんので一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。下村様の柴犬ちゃんは小さい頃のように、ドッグランで他のワンちゃんとリラックスして遊んだり、じゃれたりしなくなったとのことでございますね。ドッグランや公園へお連れになられる頻度が減ったこともあるかもしれませんが屈託ない子犬ちゃんの頃に比べると、成長に伴いかえって怖さなども分かってきているのかもしれませんね。ワンちゃんはもともと、数頭のワンちゃんが群れになって狩りをし、獲物を分け合いながら生活していたと考えられています。群れ同士が出合い、すれ違うときには、互いの力関係を量りながらになるのですが、私たちが思う以上に緊張感が走っているのかもしれません。ワンちゃんが、ドッグランや公園などでワンちゃんと遊ぶことも私たち人間が思う以上に緊張することだともいわれています。ワンちゃん同士が仲良く遊ぶことは当たり前のことでは決してなく、かえって珍しいくらいに思っていただいてもよろしいでしょう。ワンちゃんは「この子は大丈夫だ」と思い、また相手のワンちゃんとの相性も良いときでなければなかなか仲良くならないものですので、いつケンカが起きてもおかしくないのが現実でございます。柴犬ちゃんが噛んでしまうのでなくても、相手の子に噛まれることもあるかもしれません。そのような辛い状況を予防するため、下村様のそばに柴犬ちゃんがいる状態をお作りいただいたほうがよろしいかもしれません。下村様のワンちゃんは臆病なところがあるとのことでございますね。私たち人間と同じようにワンちゃんにも個性がございますので、個性を尊重することも大切かと存じますし、余計に「嫌だ」と思わせないためにも、無理強いをさせないことが重要です。子犬ちゃんのときは、リラックスをして楽しんでいたとのことですので、少しずつ、「ワンちゃんがいるところで過ごすことは楽しい」という経験をさせてあげながら、慣らしていってあげましょう。どのワンちゃんも苦手なことや場所を持っているのが普通ですが、苦手なものを慣らすコツは、苦手なものをワンちゃんの好きなものと結びつけながら、少しずつ慣らすことでございます。柴犬ちゃんは小さいお子さんが苦手とのことですね。ちょうど2,3歳のお子様は、体の動きや動作も大きく元気いっぱいの声を苦手とするワンちゃんは、よく見られます。小さいお子さんが道の向こうにいるなというときは、柴犬ちゃんがまだ反応しないくらい離れた場所で、大好きな飼い主さんに優しく話しかけてもらったり、ボール遊びをしたり、嬉しい時間を過ごします。また、お散歩中などで柴犬ちゃんが小さいお子さんのそばを通りすぎるときは、お子さんの存在を柴犬ちゃんが認めて反応する直前に、お子さんと柴犬ちゃんとの間に下村様が入るような位置関係をつくることで、柴犬ちゃんが「パパに守られている」というように思わせてあげましょう。そして、下村様は「オスワリ」と指示をなさって、柴犬ちゃんを座らせ落ち着かせます。できるだけ、お子さんから気持ちをそらすように、柴犬ちゃんに好きなボールを見せたり、「お利口ね」と優しく声をかけてあげるとよろしいでしょう。そして、落ち着いて通りすぎることができたら、ご褒美をあげたり、直後に公園で好きなボールで遊んであげてはいかがでしょうか。無理強いをせず、「大丈夫だった」、「何だ、楽しかった!」という経験を少しずつ積み重ねていくことは、自信をつけてあげることにもつながります。このことは、ドッグランや公園で他のワンちゃんに慣らすことにもあてはまります。最初は、柴犬ちゃんの視界に入るところで、楽しく過ごすことを繰り返していただくに留めておいてもよろしいでしょう。一人で走り回ったり、下村様とボール遊びをなさったりすることを楽しませてあげることで、ドッグランやワンちゃんの存在に対して、好ましいイメージを持たせてあげることがたいへん重要でしょう。大切なことは、柴犬ちゃんが「どうしよう」と不安そうにしているときほど、下村様が堂々とリラックスをした表情をお見せいただき、「何があっても守ってあげるから安心しなさい」という気持ちを伝えてあげることでございます。ドッグランにお連れになられ、「どうだろう」と心配になられてしまうかもしれませんが、ワンちゃん同士もいろいろな相性があり、また飼い主さんもいろいろな方がいらっしゃるのでいろいろなことがありますが、下村様が堂々と、にこやかに相手のワンちゃんの飼い主さんとお過ごしになられると、「パパは楽しそう。大丈夫なのかな」と感じるかもしれません。ドッグランで柴犬ちゃんが落ち着かない様子であれば、オスワリと指示を出していただいてもよろしいでしょう。そして、指示に従ったら、褒めてあげます。生活のさまざまな場面でも同様です。パパの指示に従えば、安心だ、良いことがあったという経験を常になさることはたいへん重要でございます。ドッグランでも、時々柴犬ちゃんの名前を楽しそうな明るい声で呼んでいただいたり、車道を渡る際には「スワレ、マテ」と適切な指示を与えていただき、柴犬ちゃんに下村様の存在を感じさせてあげてください。また楽しそうに遊んでいるときにはうんと褒めていただくことで、自信を付けさせていただき、楽しい雰囲気を作ることで「ドッグランって楽しい」と柴犬ちゃんが感じるようにしてあげましょう。少しずつ慣れてきて、自分から他のワンちゃんと自然に交わるようになるのを長い目で見守っていただければと存じます。さて、柴犬ちゃんがドッグランで吠えるときはどんな表情をしていますでしょうか。「怖い!」であれば、他のワンちゃんとの距離感を保つように誘導してあげましょう。威嚇をしているような感じであれば、常に下村様が柴犬ちゃんをリードしているという姿勢をとるようにしましょう。ワンちゃんはいったん吠え始めると、手がつけられない状態になるのが普通でございます。また、「静かにしなさい」などと声をかけると、余計に興奮することも多いのですが、叱るのであれば、低くて落ちいた怖い声でなさることが重要です。また、「あら、これ何かな」などと下村様がご自身のバッグを開けてみたり、器に水の用意をするなど、他のことに気をそらし、吠えない状態を作ることも大切でしょう。下村様がリードをし、指示をする立場だということを示すためには、先にご案内をさせていただきましたが、「オスワリ」という指示を上手にご利用いただくことが効果があります。また、「ドッグランに入るときは下村様が先に入るようにしていただく」、「お家から散歩に出るときも、下村様が先にお出になられる」など、意識的に「下村様が率いる」というところをお見せになるとよろしいでしょう。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。時節柄、下村様におかれましてはくれぐれもお身体ご自愛ください。今後ともアニコムをよろしくお願い申し上げます。
- 下村元洋
2012/08/18(Sat) 11:16
No.1544
御丁寧にありがとうございます!どうしても犬のほうが幼児の存在を察知するのが早く、今まではその場から立ち去る対応ばかりでした。すれ違うまでおすわりをさせる方法を試してみたいと思います。ドッグランでも、落ち着いて座らせたり、大勢の犬にいっぺんに近づけないようにしたり、工夫してみます。ありがとうございました。
2012/08/22(Wed) 14:46
No.1553
下村 元洋 様この度はご丁寧にご返信をいただきまして、誠にありがとうございます。ゆったりと、根気強く柴犬ちゃんを見守ってあげてくださいませ。ご家族皆さまが笑顔いっぱい、柴犬ちゃんとお暮らしになられますよういつも応援いたしております。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。
分離不安症でしょうか?
投稿者:みぃ
投稿日:2012/08/21(Tue) 17:01
No.1552
添付ファイル
トイレ
投稿者:みんみん
投稿日:2012/08/09(Thu) 23:17
No.1528
パピヨンの♂6カ月を飼っています。以前飼っていた大型犬のバリケンを室内にいれ普段はそこに入れています。3ヶ月半でうちに来た時は半々の確率でトイレでしていたのですが、だんだんとトイレを寝床としてそこではせずトイレ以外の隅にするようになりました。そこでトイレの位置を変えたらトイレがない違う隅でするようになり、ならばとバリケン全部にシーツを敷いたらかみ砕いてぼろぼろに。 次にトイレのタイミングに合わせてトイレ以外でしそうになると声掛けしてトイレに誘導してみましたが、その上で座ったり伏せして我慢してしなくなりました。次にトイレいがいのスペースをダンボール箱でふさぎトイレのスペースだけにしても、我慢して夕方の散歩までせず。最近はバリケンから出すと部屋のあちこちでオシッコをするようになり困っています。良い方法はないでしょうか?
Re: トイレ
2012/08/14(Tue) 13:09
No.1532
みんみん 様秋の気配の待ち遠しい頃でございますが、みんみん様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。パピヨンちゃんのトイレのしつけのご相談でございますね。早速、ご案内をさせて頂きたく存じますが、一般的なご案内となりますことを何卒ご了承下さい。パピヨンちゃんのトイレは、バリケンの中に用意なさっているということでよろしいでしょうか。パピヨンちゃんは、トイレの上で座ったり、伏せをしたりしているとのことですので、トイレがどこなのか、パピヨンちゃんに伝わっていないのかもしれませんね。トイレシートの上が排泄するところだと教えてあげるためには、なるべく成功しやすい環境をお作りいただき、偶然でも良いので、上手くいったとき、褒めてあげることでございます。誘導するタイミングですが、仕草を見て、あわててトイレに連れていこうとすると、そのあわただしさに、ワンちゃんを戸惑わせてしまうこともございます。一度、パピヨンちゃんの排泄のリズムをメモにつけるなどして、時間で「そろそろかな」というタイミングで、楽しげでリラックスした雰囲気でトイレに誘導してみてもよろしいでしょう。「トイレはここよ」などという決まった掛け声をいつもかけることで、掛け声を聞くことと、排泄をするという関連付けがパピヨンちゃんについてくると、みんみん様の声がけに反応して排泄することが期待されますので、声がけをなさるとよろしいでしょう。みんみん様のパピヨンちゃんはトイレのシートで寝ることがあるとのことですね。暑い季節になると、ひんやりとしたシートの上が心地良くて、シートの上で寝たがるワンちゃんが多いのですが、パピヨンちゃんのいつも過ごすあたりに、ひんやりと快適に過ごせる場所はありますでしょうか。また、バリケンの中のトイレと寝るスペースが狭いなどで、区別がついていないのかもしれません。区別がつきにくいようでしたら、トイレと寝るところのスペースを広げていただいてもよろしいでしょう。さて、パピヨンちゃんは、バリケンの中では排泄をしたがらないご様子だとお見受けいたしましたが、ワンちゃんにはもともと、自分の生活スペースを汚すことを嫌がり、自分の居場所から離れたところにしたがる習性がございます。バリケンの外に、トイレを今、好んでパピヨンちゃんがしたがる場所に、もう一か所ご用意いただくのもよろしいでしょう。バリケンの中で我慢をして、違う場所でオシッコをするのであれば、バリケンから出したときに、このトイレに誘導してあげてはいかがでしょうか。トイレの場所は、頻繁に排泄する特定の場所にお心当たりがないようでしたら、ご家族の出入りの少ない、パピヨンちゃんがゆっくりとオシッコができる場所にお作りいただくとよろしいでしょう。トイレは成功のチャンスの確率をあげるためには、トイレシートを何枚か広げるなどして、なるべく広めのトイレを用意なさってもよいでしょう。あるいは、サークル状の囲いの中の全体にシートを敷いていただくとよろしいかもしれません。このようにすると、褒めるチャンスはうんと大きくなります。しばらくして、何枚かのシートのうち、いつもするシートが決まってきましたら、使わないシートをはずしていってはいかがでしょうか。また、シートの位置を移動させるときには、数センチずつ日にちをかけて移すとパピヨンちゃんが戸惑わないかと存じます。子犬ちゃんですので、まだお家の中の位置関係が把握できていないでしょうし、まだ排泄の機能が成長の途中ですので、遊ぶことのほうを優先しているうちに出てしまっているのかもしれません。最初はなかなか覚えてくれないので、どうしてもいろいろな方法を試したくなりますが、ワンちゃんは環境の変化に敏感ですので、あまりトイレの場所などをかえることなくゆっくりと、長い目でパピヨンちゃんを励ましていただければと存じます。成功体験から「リビングのこの場所からは、ケージはこのようにして戻る」、「キッチンの近くで遊んでいるときは・・・」とわかってくると何かの折に自分で戻るようになるかと存じます。そのときは、いつもよりも、たくさん褒めてあげましょう。上手くいかないと、叱ったり、声をあげたくなりますが、粗相を飼い主様に叱られたことで、排泄行為そのものがいけないと思い、隠れたところで排泄をするようになってしまうこともあります。また、粗相を見つけた飼い主様が「あらーっ」と声を上げた様子を、「注目を浴びたこと」「ご褒美」だと思ってしまい、トイレではない所ですることがご家族の注目を浴びることの一つの手段となってしまうこともあります。そのようなことを防ぐため、トイレ以外のところで排泄をしてしまっても、声をあげたり、叱ったり、騒いだりしないようにご注意いただければと存じます。上手くいったときだけ、注目していただき、排泄ができたときに褒めることだけに、注力しましょう。また、中には、オシッコを片付ける際の飼い主様の手にある白い雑巾に反応して、遊べると喜ぶワンちゃんいますので、片付ける際もあまりパピヨンちゃんにその様子を見せないほうがよろしいかもしれません。以下、このほかのご注意いただきたい点を挙げさせていただきます。1. バリケンを好きな場所にする叱られたときに、バリケンに戻された経験などがあるなど、嫌な経験とバリケンがワンちゃんの中で結びつくと、ケージに戻ることそのものに躊躇するようになることがあります。褒めたときにバリケンに戻す、バリケンの中にいるときに優しく声をかけていただくなどして、バリケンを好きなところにしておきましょう。2. 紛らわしいものは置かないワンちゃんは、マット類やラグ類などの上にいると排泄を誘発される傾向がみられます。パピヨンちゃんが、お部屋の中で粗相をしてしまうマット類などがあれば取り除いていただいたほうがよろしいでしょう。3. リラックスして排泄ができる環境を作るワンちゃんは感情を把握する能力のたいへん高いどうぶつですので、「いつするのだろう」と息を詰めてみていると、緊張感がワンちゃんに伝わってしまい、かえってうまくいかなくなることも見られます。たいへんではございますが、できるだけ肩の力を抜いて、見守っていただくことも大切かと存じます。たいへんではございますが、根気強く、褒めることで、トイレへの道筋を教えていただければと存じます。アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際にはお気軽にご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申しあげます。 パピヨンちゃんのお健やかなご成長をお祈りいたしております。体調管理の難しい頃ですが、お体をご自愛いただき、パピヨンちゃんと素適な毎日をお過しください。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。
- みんみん
2012/08/16(Thu) 21:28
No.1541
どうもありがとうございました。バリケンの外にトイレを作り、トイレとバリケンの間を行き来できるようにスペースを広げてみました。トイレシーツにオシッコをつけているので、以前のようにそこに長居はしなくなったような気がします。散歩の時にオシックする時には、掛け声もかけるようにしました。まだ成功はしていませんが、根気強くやってみるつもりです。
2012/08/17(Fri) 16:43
No.1542
みんみん 様この度はご丁寧にご返信をいただきまして、誠にありがとうございます。タイミングをご覧になられ、トイレに誘導することを繰り返すことで必ず、成功するときがやってくることと存じます。思い切り褒めてあげるときを楽しみにしていただき、根気強くパピヨンちゃんを見守ってあげてくださいませ。パピヨンちゃんのお健やかなご成長を心からお祈りいたしております。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。
猫の口臭
投稿者:滝口 智洋
投稿日:2012/08/14(Tue) 21:40
No.1534
平成24年1月生まれのスコティッシュです。口臭なのか、唾液臭なのか、口の周りのにおいが気になります。おもちゃなども、ひとかみで臭うほどです。動物病院では、異常ナシ…と言われています。口内炎もなく、今のところ他の病状らしいものもなく。何が悪いのかわかりません。食事はロイヤルカナン(ドライ)を水にふやかして、食べさせてます。これまでに飼ってきた猫たちには、こんな口臭を感じたことは、ありませんでした。何処か悪いとこがあるのではないかと心配です。
Re: 猫の口臭
- 獣医師 田村
2012/08/16(Thu) 15:58
No.1538
滝口 智洋様この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。スコティッシュちゃんの口の周りが臭うとのことでございますね。お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、実際のご様子を拝見しておりませんので一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。口臭の原因で考えられるのは歯に歯垢や歯石が付着していることです。また、それが原因で歯槽膿漏や歯肉炎を起こしている場合にも口臭がします。歯には問題がなくても口内炎や舌炎を起こしていてお口が匂うこともあります。食道や胃に問題がある場合や、腎臓病を患っていてもお口が匂うことがあります。また、お食事の種類によっても口臭が強くなる場合があります。さて、スコティッシュちゃんは動物病院さんを受診され、異常は見られないとのことでございますね。現在7か月齢と若いですし、歯石の付着や歯肉炎、口内炎などが認められず、食欲や元気が普通にあって内臓疾患の可能性も低いようであれば、ご心配には及ばないのではないでしょうか。6〜7か月齢というと、ちょうど乳歯から永久歯への生え換わりが起こっている時期で、この時期に口臭が認められる子猫ちゃんはときどきいらっしゃるようです。人間のお子さんでも歯の生え換わりに伴って口臭が認められることがあり、その原因としては、永久歯と乳歯がくっついて生えている状態で、歯並びが凹凸になっていたり、永久歯が乳歯を押し上げて行く過程で歯と歯茎の間に隙間ができてしまい、そのような場所に食べ物のかすなど口臭の原因となる物質がたまり、歯磨きなどで取り除きづらい状態になることなどが考えられます。歯の生え換わり時期の口臭は通常は一時的なもので、歯肉炎などのトラブルを起こさなければ、生え変わりが完了すれば落ち着いてくるはずですので、しばらくご様子をご覧になっていただいてもよろしいかと思います。歯肉に赤い部分があったり、ヨダレが多くなったり、口の中を気にしたりという様子が見られる場合には、歯肉炎などのトラブルを起こしている可能性もありますので、受診していただいた方がよろしいでしょう。また、今後口臭を予防するためには、歯垢や歯石の付着を防ぐためのお口のケアをお勧めいたします。お口を触られるのを嫌がらないのであればガーゼなどで歯と歯茎のマッサージをしたり、歯磨きなどをしてあげましょう。その他にも猫ちゃんの好む味の歯磨き粉など、デンタルケアの商品は多数市販されておりますのでお試しいただくのもよいでしょう。また、歯垢の付着の予防に効果があるとされるオーラルケアの食事もありますのでお試しいただくのもよいかと存じます。スコティッシュちゃんは7カ月になられたとのことで、可愛い盛りですね。スコティッシュちゃんの健やかな成長を心よりお祈りいたしております。その他、ご不明な点などございましたら、当メールアドレス宛て、もしくは、【アニコムあんしんサービスセンター】0120-971-725、携帯電話・PHSからは、03-3565-8256 までお問合せくださいませ。今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。