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2歳半の猫です

投稿者:ケイ

投稿日:2015/09/09(Wed) 18:13

No.4126

2,3日前に上の奥歯が抜けました。元々歯の弱い子で動物病院でもいずれ抜歯を考えてもいいですね、と言われたばかりでした。歯が抜けても元気ですが、今日になって1日に2回便をしました。2回目は下痢に近い軟便でした。もしかして、飲み込んでしまった歯が悪さをしているのでは?と気になります。このまま様子を見ていて大丈夫でしょうか?よろしくお願いします。

Re: 2歳半の猫です

- 獣医師 酒井

2015/09/11(Fri) 16:06

No.4128

ケイ 様

この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
ケイ様の2歳半のネコちゃんの奥歯が抜けて2、3日経ってから下痢に近い軟便が出て
このまま様子を見てもよいかどうかのご相談でございますね。

早速ご案内をさせていただきますが、実際のご様子を拝見しておりませんので、
一般的なご案内になりますこと、何卒ご了承ください。

ケイ様のネコちゃんは元々歯が弱いお子さんだったということですね。
歯が自然に抜けてしまったということは、歯周病により歯のぐらつきがあったのではないかと
思われます。一般的に、2歳以上のネコちゃんになりますと、歯肉炎に加えて、歯石の付着率が
高くなり、歯周病が悪化しやすくなります。
歯周病は最初、歯肉の赤み、腫れなどから始まり、徐々に炎症が深いところに進行していきます。
炎症が歯を支える歯槽骨に達し、歯周ポケットに膿が溜まると口臭も強くなってきます。
歯肉は出血しやすくなり、さらに進行すると歯を支えることができなくなり、
抜けてしまいます。

ケイ様のネコちゃんはもしかしたら、抜けた歯を飲み込んでしまったかもしれないのですね。
抜けてしまった歯は、消化はされませんので飲み込んでいても数日中に便の中に排泄されます。
通常は抜けた歯そのものが悪さをして、体調を崩す原因になることはあまりないかと思われますが、
歯が抜けた部分の歯肉周辺が炎症を起こしたままで、膿が溜まった状態で放置しますと、
炎症が周りに波及し、痛みや違和感で顔を傾ける、よだれが出る、食欲不振になるなどの
症状が出る可能性があります。
また、飲み込んだ歯周病菌や膿によって、お腹の調子を崩してしまうことも考えられますので、
歯が抜けた後の口腔内を、かかりつけの先生に一旦チェックしていただき、
歯周病の治療が必要かどうか判断していただきましょう。
また軟便や下痢は様々なことが原因で起こることが考えられます。
腸は、神経細胞が多く集まっている臓器で、ストレスにも敏感です。
ケイ様のネコちゃんの生活環境で、最近何か変わったことなど思い当たることは
ございませんでしょうか。
季節の移り変わりで寒暖の差が大きくなってきましたので、急な冷え込みなども
下痢や軟便の理由になる場合があります。
ネコちゃんに目立った症状は認められなくても、歯が抜ける前後で、口の中の違和感や
痛みがあってストレスになっていた可能性もあります。
その他、腸内細菌のバランスが崩れたり、寄生虫などが原因の場合もあります。
お口の中のチェックと合わせて、下痢や軟便がまだ続いているようでしたら、
新鮮な便もお持ちになって、お早めに受診されることをお勧め致します。

歯周病の状態が悪く、痛みを伴うようでしたら、まずは治療を優先していただくことが大切ですが、
ネコちゃんがお口の中を触らせてくれるようでしたら、今後の歯周病の予防のためにも
歯磨きのトレーニングを少しずつ行っていただくとよろしいでしょう。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、
ぜひご利用くださいませ。

お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

季節柄、風邪など召されませんよう、ご自愛くださいませ。
今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。



方針の違いで迷っています

投稿者:しゅーまま

投稿日:2015/09/08(Tue) 19:41

No.4123

ロングコートチワワ、4歳です。
内視鏡はしていないので確定診断はおりていませんが、蛋白漏出性腸炎ではないかといわれ、ステロイドを現在飲んでいます。

2つの病院の考えが違いすぎて、かなり迷っています。
1つ目は今まで通院してきた病院です。
3週間に1回の血液検査(蛋白、アルブミン)、2ヶ月に1回の全体血液検査、ステロイド0.5ミリ(1日おき処方)です。
ステロイドは一生飲むと言われています。

セカンドオピニオンのような感じで行った病院は
たんぱく質が5.9、アルブミンが3.3のようないい数値をキープ
しているため、ステロイドを0.25に下げ、検査は3ヶ月に一度
でいいと言われました。
もちろん、なにか異変があったらすぐに病院へとはどちらも
言われています。

わんこは神経質で病院がたびたびだと疲れている感じなのと
もう血液をとりすぎてとれなくなってきて痛そうなので、
私としては安定しているなら3ヶ月に1度でも、と思って
しまいます。
新しい病院は2度行って、先生とはかなり時間をかけて話を
しました。
こないだ血液検査をして、数値良好。3週間一度様子をみて
3ヶ月という流れです。

病気は、今年の1月になりました。すい炎と併発しました。
また5月にも一度蛋白がさがりました。この時は胃腸炎
でした。

今はご飯も療法食しか食べず、体重も管理しています。
(少し増えて2.15キロ)

同じ病気でも見方が違うのでこれからどうしたらいいか
戸惑っています。どちらも合っているような気がして
しまいます。

Re: 方針の違いで迷っています

- 獣医師 酒井

2015/09/10(Thu) 17:40

No.4127

しゅーまま 様

あまり残暑を感じることもなく、1日1日秋の深まりを感じる今日この頃でございますが、
しゅーまま様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。

この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
しゅーまま様の4歳のロングコートチワワちゃんが蛋白漏出性腸炎の疑いで、
現在ステロイドの治療中ですが、検査の頻度やステロイドの使用量が一軒目の先生と、
セカンドオピニオンで受診した2軒目の先生とでご意見が異なるため、
今後どのようにしていくのが良いのか迷われているということでございますね。

早速ご案内をさせていただきますが、実際のご様子を拝見しておりませんので、
一般的なご案内になりますこと、何卒ご了承ください。

最初の病院では3週間に1回の総蛋白とアルブミンの血液検査、2ヶ月に1回の
全体血液検査を指示されていらっしゃるのですね。
ステロイドは0.5ミリ(1日おき処方)とありますが、0.5mg/kg(体重1kgあたり0.5mg投与)と
いうことでしょうか、薬品名の記載がございませんので定かではありませんが、
蛋白漏出性腸症で、一般的に使用されるステロイドであるプレドニゾロンであれば、
治療開始時は2mg/kg/dayもしくはそれ以上で投与することが多いかと存じます。
嘔吐や下痢、食欲不振、体重減少などの症状が改善されてきたら、2-4週間毎にプレドニゾロンの
量を減らしていきます。
減らす場合は、症状の改善を目安に行われ、先生によっても意見が異なるところになるかと存じますが、
最終的には必要最低限の量で体調を維持出来ることが目標になります。
プレドニゾロンを1日おきに0.5mg/kgで維持されているということであれば、
かなり順調にステロイドを減らした状態で維持ができているということでございますね。

しゅーまま様のチワワちゃんは以前低蛋白血症が落ち着いた後に再発をしていらっしゃるので、
低蛋白血症が改善しても一軒目の先生は1日おきの投薬を継続することで、
再発がなく維持ができる可能性が高いといご判断なのでしょう。
検査についても体調が良くても3週間毎にチェックをすることで、見た目では分からない体調の変化を、
早めに捉え、ステロイドの増加など早めに対応しようというお考えなのではないでしょうか。
また2ヶ月に一回の一般的な血液検査の項目をチェックすることで、肝機能、腎機能、
貧血など体調の変化を確認しようというお考えなのでしょう。

2軒目の先生は、今の蛋白量が正常に戻っているので、維持ができるステロイドがより少ない量である
可能性があるとお考えで、減薬をお勧めされたのでしょう。この量で必ず維持ができる保証はありませんし、
維持ができない可能性がないわけでもありません。
最低ラインを見極めるために減薬を行い、体調を崩すなら、元にもどしたり、更に増量を行うことに
なるかもしれません。また、ステロイドで維持が難しく、再発をくり返すということであれば
シクロスポリンなどの他の免疫抑制剤を併用する場合もあります。

2つの病院の先生は基本的な治療の内容は異なっているわけではなく、
チワワちゃんの薬への反応を伺いながら、慎重に維持できる薬の量を確認するか、
もう少しスピーディーに行っていくかの差ではないかと思われます。

また、定期的な検査をすることで、目に見えない変化を早めに知ることができるメリットはありますが、
しゅーまま様がご心配されているように、チワワちゃんが通院して採血されることで、とても強いストレスを
感じて、疲れているようであったり、頻繁に行うことで血管がつぶれ、採血が困難になっているという
デメリットがあるのであれば、2軒目の先生のスケジュールで、病気の治療及び検査を進めて
いただいてもよろしいのではないでしょうか。

いずれの先生も異変があればすぐに来院するよう、指示されていらっしゃいますし、実際この治療で、
この検査間隔であれば、絶対に再発はないと断言できるものではありません。
毎日チワワちゃんとご一緒にいらっしゃって、治療に付き添われているしゅーまま様が
一番チワワちゃんのお気持ちを敏感に感じ取っていらっしゃることと思います。
じっくりとお時間をかけてしゅーまま様のお気持ちをお話しして、信頼できると思われた先生にお任せ
することが一番ではないでしょうか。
毎日の食欲、元気、便の様子などを観察していただき、何かおかしいと思ったときには、
すぐに先生に相談するという基本的なことを継続していただくこととが最も大切だと思います。

蛋白漏出性腸症は、治療に時間がかかる場合が多く、せっかく維持ができても、再発することも
ありますので、飼い主様も迷われたり、悩まれたりすることが多いかと存じます。
同じ病気で同じ治療を行っていても、ワンちゃんによって、その後の経過は様々です。
今の治療方針でずっと同じように維持が出来るとは限りませんが、その都度、しゅーまま様が、先生と
充分に相談しながら、チワワちゃんにとって一番いい治療方法を見つけていくことができるといいですね。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、
ぜひご利用くださいませ。

お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。



胆嚢泥の食事

投稿者:ハッピー

投稿日:2015/09/07(Mon) 12:51

No.4121

9才になるチワワのオスです。1ヶ月前に血液検査でALPの値が1300もあり、腹部エコーをした結果胆嚢泥が見つかりました(4月の血液検査では異常なし) 今はドッグフードをヒルズのwdを与えています。胆嚢泥の場合、食べてはいけない食材はあるのでしょうか? カロリーの低いおやつをあげようと思って、小魚(塩分なし)をあげていますが大丈夫でしょうか? また野菜の乾燥したのはあげても大丈夫ですか? よろしくお願いします。

Re: 胆嚢泥の食事

- 獣医師 酒井

2015/09/09(Wed) 11:39

No.4125

ハッピー 様

一雨ごとに秋の深まりを感じる今日この頃ですが、ハッピー様におかれましては
いかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
ハッピー様の9歳の男の子のチワワちゃんが、血液検査でALPが高くなっており、
エコー検査をしたところ、胆泥が見つかったので、胆泥症のお食事管理についての
ご相談でございますね。

早速お問い合わせにつきまして、ご案内をさせていただきますが、実際のご様子を拝見して
おりませんので、一般的なご案内になりますこと、何卒ご了承ください。

胆泥は、胆嚢の中に貯留している本来であればサラサラの液体である胆汁が変質して
泥状になっているもので、このような胆泥が蓄積している状態を胆泥症といいます。
人ではこの胆汁が結晶化して石のようになってしまう胆石症が多いのですが、
ワンちゃんでは胆泥症が比較的多く認められます。
特に何らかの症状を示しておらず、健康診断で偶然発見されることも多いのですが、
今後、進行して胆汁の流れが悪くなり、十二指腸に分泌される際の通り道である総胆管が
閉塞すると黄疸が認められたり、胆嚢が破裂する可能性もあるため、
食事の管理や場合によっては、胆汁の流れを良くするためにお薬による治療を行う場合もあります。

胆泥症は、高脂肪食、細菌感染から併発した胆嚢炎、甲状腺機能低下症やクッシングなどの
内分泌疾患などに関連していると考えられています。
基礎疾患がある場合にはその治療を行いながら、基礎疾患がない場合にも食事に注意を
していくことが大切です。

ハッピー様はすでにチワワちゃんのためにお食事をw/dに変更していただいているのですね。
w/dは肥満のワンちゃんのダイエットフードとしても利用される低脂肪、高線維食で、栄養バランス
も整った療法食です。
w/dはそれだけで1日に必要な栄養を過不足なく摂取できるものですので、
基本的には、他の食べものを与える必要はないのですが、
ハッピー様はおやつとして、チワワちゃんに小魚や乾燥した野菜などを与えたいということですね。
胆泥症の食事内容でご注意いただきたいのは脂質をとりすぎないことと
炭水化物をとりすぎないことです。
w/dを1日の必要量食べているのに加えて、さらに穀類からできているクッキー等のおやつは
避けるようにしましょう。
小魚や乾燥した野菜は脂質も少ない食品ですが、野菜はイモ類のように炭水化物が
多いものは避けた方がよろしいかと存じます。
基本は療法食できちんと管理をするのが一番です。体の小さなチワワちゃんにとっては、
ほんの少しのおやつのつもりでも、多く与えすぎてしまう場合もございます。
ほんの少し、お楽しみの一つとして必要最低限の量で与えていただくことが大切です。
ワンちゃんはもともと野菜を消化吸収することが苦手などうぶつなため、
肝機能改善が期待される野菜の成分を消化吸収しやすい形にしたサプリメントを
おやつのかわりに与えることも一つの方法です。
療法食を指示された、かかりつけの先生にも念のため、おやつ類で与える物については
ご相談いただくことをお勧め致します。

また胆泥症の場合、お食事の与え方は、1日の必要量を回数を分けて与えていただくことが
良いと言われています。食事をとると、胆嚢が収縮するので、胆泥の貯留を改善する効果が
あると考えられています。
1日2回のお食事であれば、今後、朝昼夕、朝夕晩のように3回に分けていただくとよろしいでしょう。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、
ぜひご利用くださいませ。

お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

食事の変更をしても、胆泥症はなかなか改善しない場合もありますが、
症状もなく、維持できる場合もございます。
チワワちゃんの普段の様子をよく見ていただき、何か様子がおかしいときには
お早めにかかりつけの先生にご相談するようにしましょう。
今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。



無題

投稿者:じろりんちょ

投稿日:2015/09/06(Sun) 14:45

No.4120

M・シュナウザー11歳雄です。一週間ほど前に胆嚢粘液嚢腫で胆嚢を切除しました。術後は少づつ回復しているように見えますし、これからの日常生活については医師からは通常通りと言われましたが、一般的に特にしてはいけない事、与えてはいけないもの等、胆嚢を切除したことによる弊害等はあるのでしょうか・・・・?今後の体調管理と食事管理を含め気をつけるアドバイスをいただけたらと思います。

Re: 無題

- 獣医師 酒井

2015/09/09(Wed) 11:31

No.4124

じろりんちょ 様

朝夕は少し肌寒く感じることもある今日この頃でございますが、
じろりんちょ様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。

早速ご案内をさせていただきますが、実際のご様子を拝見しておりませんので、
一般的なご案内になりますこと、何卒ご了承ください。

じろりんちょ様の11歳の男の子のM.シュナウザーちゃんが、胆嚢粘液嚢腫で
胆嚢切除の手術を受けられたとのことですね。
無事手術を終え、順調に回復に向かっているとのこと、何よりでございます。

術後の日常生活について、先生からは普段通りとのご指示だったということでございますね。
おそらく、じろりんちょ様が普段M.シュナウザーちゃんに与えている食事、普段の生活に
特に問題がないので、先生も普段通りの生活をというご説明だったのかと存じますが、
一般的な注意点を以下、ご案内させていただきます。
ご参考にしていただけましたら幸いでございます。

胆嚢は肝臓で作られた胆汁を貯める袋状の臓器で、必要に応じて十二指腸に胆汁を
分泌します。胆汁は主に脂肪を分解する役割を担っています。
胆嚢粘液嚢腫は、比較的高齢で高脂血症のワンちゃんに発症が多いと言われている病気で、
正常では胆嚢の中にさらさらの液状の胆汁が貯留しているのですが、
その胆汁がゼリー状に固まり分泌ができない状況となって胆嚢炎を起こしたり、
嘔吐、下痢など消化器症状を示したり、肝炎を引き起こします。
胆汁が十二指腸に分泌される際の通り道である総胆管が閉塞してしまうと、
黄疸が見られたり、最悪の場合には胆嚢破裂による腹膜炎で死に至ることもある
恐ろしい病気です。
胆汁がゼリー状に固まってしまう原因ははっきりとは分かっていないのですが、
細菌感染や高脂血症との関連、甲状腺機能低下症や、クッシングなどの内分泌疾患との
関連などが考えられています。
また、M.シュナウザーやシェルティーなど品種によって多く認められており家族性因子も
原因として考えられています。

じろりんちょ様のM.シュナウザーちゃんは手術をされ、胆嚢を切除していらっしゃいますが、
胆汁の生産は肝臓で行われていますので、脂肪の消化ができなくなるというわけではございません。
ただし胆汁をストックしておく袋(胆嚢)がない状態ですので、脂肪分の高い食事を
一気に食べさせると、消化が追いつかず、負担がかかってしまい、
軟便や下痢の原因になります。
基本的には脂肪分の高い食事やおやつは避けることが大切です。
すでに、じろりんちょ様のM.シュナウザーちゃんは11歳と高齢で、年齢に適したお食事を
選択していただければ、脂肪分を配慮されたお食事が多いのではないかと思います。
また、炭水化物、タンパク質など他の栄養バランスが整った食事を規則正しく摂取することも
大切です。可能であれば、1日の食事を3回以上(朝昼夕、朝夕晩など)に分けて、
ゆっくり食べさせることができると、よりよいでしょう。

M.シュナウザーちゃんには、その他に例えば、遺伝的に、コレステロールが高いですとか、
甲状腺機能低下症のような、内分泌疾患などの病気はございませんでしょうか。
もし、そのような病気がおありの場合にはそれぞれの病気に対して、検査による病状の確認や
治療が必要となります。
特に今気になる病気がなくても、定期的に肝機能等のチェックを含めた健康診断を受けていただき、
病気の早期発見に努めていただくことがとても大切です。
もし気になることがおありのようでしたら、今、食べさせていただいているお食事内容を
かかりつけの先生にお伝えいただき、健康診断のスケジュールなども先生にご相談いただくと
ご安心かと思います。

お食事の内容に注意していても、軟便が認められる場合には、早めに整腸剤など使用する
ことによって、体調を整えてあげるといいでしょう。
普段から腸内細菌のバランスを整える乳酸菌のサプリメントなどを使用することにより、
消化、吸収に強い体作りを行うこともお勧めです。

手術を無事乗り越えて、M.シュナウザーちゃんがこれからもますます、お元気で過ごされることを
心より応援致しております。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
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今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。



無題

投稿者:しゅーまま

投稿日:2015/09/04(Fri) 19:25

No.4119

お世話になります。
狂犬病の予防接種のことで質問です。ステロイドを飲んでいて調子が悪く、体調をみて例年4月にうっていますが、今年は9月に打ちました。
来年も体調をみてにはなりますが、もう少し時期を早めることは可能なのでしょうか。
例えば、調子がよければリズムを4月に戻したいのですが、
それだと今から1年はたっていなくなってしまいますが大丈夫でしょうか。

Re: 無題

- 獣医師 酒井

2015/09/08(Tue) 13:16

No.4122

しゅーまま 様

爽やかな秋晴れが気持ちの良い今日この頃でございますが、
しゅーまま様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
しゅーまま様のワンちゃんの狂犬病の予防接種についてのご質問でございますね。
早速ご案内をさせていただきますが、実際のご様子を拝見しておりませんので、
一般的なご案内になりますこと、何卒ご了承ください。

しゅーまま様のワンちゃんは狂犬病の予防接種を毎年4月にするようにしていたけれども、
現在治療のためにステロイドを服用していて、
体調を見ながら今年は9月に接種されたということですね。
そして、今後の接種スケジュールを来年9月に接種するのが望ましいのか、
それとも以前のスケジュールの4月に戻してもいいものかというご相談でございますね。

ワクチンを接種すると、ワンちゃんの体の中で、免疫応答が起こり、その病原体に対して
抗体が作られます。このようにワクチンがその病気に対する抵抗力を作り、しっかりと効果を
示すためには、ワンちゃん自身の体調が良いことが大切です。
しゅーまま様もかかりつけの先生と相談して、ステロイド治療をしながらもなるべくワンちゃんの
体調の良い日を選んで接種していただいたのかと存じます。

狂犬病のワクチンは1年に1回の接種を推奨されており、一般的に不必要に頻繁に接種
することは勧められていません。ワクチンを接種することは、見た目はワンちゃんが元気な様子で
特に副反応が起こっていないように見えても、体の中では
入ってきた病原体(狂犬病の場合には不活化ワクチンですので、死滅した狂犬病ウイルス)に
対して、免疫系が働いて抗体を作りますので、少なからず体に負担がかかっていると考えられます。

一方で日本では狂犬病予防法で4月から6月までの間に予防接種を行うことが定められている
(狂犬病予防法施行規則第十一条)ため、子犬の最初の接種時期が7月以降の場合で
あっても、翌年は1年後ではなく、4月から6月までの間に行われていることが多いのが現状です。
健康なワンちゃんであれば接種間隔は1年以内であっても通常は問題ないかと存じます。

しゅー.まま様のワンちゃんの体調を考えますと、体の負担を最も軽くするためには、
できればワクチン接種が必要と考えられる最低限の頻度、つまり来年も9月で
接種されるのがよろしいのではないかと思われます。
いずれにしても、ワンちゃんの病気の経過をよくご存じのかかりつけの先生に接種の
スケジュールを相談されると良いのではないでしょうか。

狂犬病予防法では、ワンちゃんの飼い主さんは、そのワンちゃんが健康な場合には1年に1回の
接種が義務づけられていますが、病気などで接種が困難な場合やワクチンアレルギーがあり、
接種によって健康を損なう可能性がある場合には、接種を見合わせることができ、
「狂犬病予防注射猶予証明書」を発行していただくこともできます。

混合ワクチンで予防されるような実際に身近で発生のある感染症と異なり、狂犬病ワクチンは、
日本で万が一発生があった際にワンちゃん達に集団免疫をつけておくことで
国内の流行を防ぐという意味合いが強いワクチンです。
しゅーまま様のワンちゃんに直接狂犬病の危険が迫っている環境というわけではありませんので、
体調によっては、接種を見合わせることをご選択することも一つの方法かと存じます。

今月予防接種ができたということは体調が落ち着いていらっしゃるということでしょうか。
このまま順調に回復に向かわれることを願っております。

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