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無題
投稿者:マロン母
投稿日:2014/02/01(Sat) 20:25
No.3395
初めて相談いたします。1歳半のスムースチワワの女の子です。先日、予防注射で病院に行った際に、口の中を見てもらったのですが、乳歯がほとんど抜けずに残っているそうでした。先生は、まだしばらく様子見ましょうとのことでしたが、このまま乳歯が残ったままの状態で良いのでしょうか?避妊手術を生後七カ月に受けましたが、その時に乳歯を抜いてもらう等の処置をしてもらえばよかったのですが・・・初めて迎えたワンちゃんで、初入院・初手術やらで、そこまで気が回りませんでした。それから、歯とは別件の相談ですが、うちのチワワの毛色は茶色(フォーン)で脚の肉球は黒色なのですが、黒色の肉球の皮がめくれてピンク色になっている指が何本かあり、すごく気になりました。出血はしておりませんし、傷口のようでもありません。ピンク色の個所を触っても痛くもない感じです。お散歩の道は、すべてアスファルトです。肉球についてもお教えいただけますと助かります。
Re: 無題
- 獣医師 山田
2014/02/04(Tue) 15:58
No.3399
マロン母 様節分が過ぎ、梅の花が楽しみな頃となりましたが、マロン母様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。スムースチワワちゃんの乳歯がほとんど抜けずに残っていることと、肉球についてのご相談でございますね。お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、実際のご様子を拝見していませんので、一般的なご案内となりますことをご了承ください。1. 乳歯についてワンちゃんの歯は、一般的に生後3〜4ヶ月から生後6〜7カ月頃にかけて乳歯から永久歯に生え変わります。また、生え変わりは下顎の切歯→上顎の切歯→下顎の前・後臼歯→上顎の前・後臼歯→下顎の犬歯→上顎の犬歯の順番で生え変わるといわれております。乳歯は下から永久歯が生えて押し上げられることで抜け落ちますが、生え変わりの時期を過ぎても乳歯が抜けなかったり、永久歯が出てこなかったりする場合もあります。この永久歯が出てこない場合には、欠歯(永久歯が生まれつきない)あるいは埋伏歯(永久歯はあるが歯肉や顎骨に埋もれてしまっている状態)といわれる状態であると考えられます。さて、マロン母様のスムースチワワちゃんは、乳歯がほとんど抜けずに残っているのですね。ワンちゃんによっては乳歯から永久歯への生え変わりが遅いこともありますが、本来は約7ヶ月頃までに生え変わるはずの乳歯が残ったままの状態で、まだしっかりとしているご様子でしたら、今後、自然に抜け落ちる可能性は低いかと思います。乳歯が自然に抜け落ちなかった場合に問題となることは、乳歯と永久歯の両方の歯が一緒に並んでいることにより、噛み合わせに異常が生じたり、口の中の粘膜を傷つけることもあります。また、狭いお口の中で歯が密生することから、歯垢が歯につきやすくなります。歯垢は食べ物の残滓と細菌や細菌の代謝物からなりますが、この歯垢をそのままにしておくと歯石になり、さらには歯肉炎など歯周病の原因にもなってしまいます。乳歯を抜歯することでこのような状況を予防できますが、抜歯を行うためには通常、全身麻酔が必要となることが多いため、乳歯の抜歯を避妊手術や去勢手術などと一緒に行う事が多いかと思います。マロン母様のスムースチワワちゃんにおかれましては、すでに避妊手術をお受けいただいているとの事ですね。愛するワンちゃんの初入院・初手術でしたら、避妊手術以外の事を考える余裕などなくて当然だと思います。今の時点で、スムースチワワちゃんの噛み合わせに異常が生じていたり、口の中の粘膜を傷つけている場合には、全身麻酔をかけて早急に乳歯を抜いてあげた方が良いですが、もし、口腔内の炎症などがなく、お食事の時などに乳歯を気にするご様子がないのであれば、少し経過を見て、歯垢や歯石がついてきた頃に歯石除去などと合わせて乳歯を抜いてあげても良いかもしれませんね。また、出来るだけ歯垢や歯石をつけないためにケアを行っていただくのはたいへん重要ですので、お家での歯磨きを習慣付けると良いでしょう。また、乳歯の歯質はエナメル質・象牙質ともに薄いため、あまり硬いものをかませ続けると、歯が折れたり、欠損したりしてしまう原因となることもあります。歯が折れてしまった場合の多くは、歯髄が露出してしまうため細菌感染が起きやすくなります。このような状況では、一般的には抜歯しますが、損傷が少ないなど状況によっては歯内治療(歯を修復して温存するための治療)を行うこともあります。いずれにせよ、歯を痛めないためにも、極度に硬いもの(蹄やアキレス腱などの硬いおやつやおもちゃ)を与え続けないようご注意ください。2. 肉球についてワンちゃんの肉球は厚くて弾力があり、体重を支えたり歩行時や着地時の足への衝撃を和らげたりするクッションの働きをしています。また、肉球の間にはエクリン汗腺が存在し、汗をかくことで体温調節をする働きもあります。肉球の外側は角質化した厚い表皮で覆われており、表皮の下は、脂肪と弾性線維(エラスチン)や膠原線維(コラーゲン)が混在した、やわらかくて弾力のある皮下組織から成っています。ワンちゃんの肉球は歩くときに常に地面と接し、体重がかかる場所でもありますので、ケガをしやすく、傷口がふさがりにくいという場所でもあります。また、退屈しのぎなどで肉球をなめ始めたワンちゃんでは、舐めている間に炎症が起きてしまい、二次的に皮膚炎を起こすこともあります。炎症が重度であれば、痛みのために脚をかばったり、引きずったりして歩くこともあります。さて、スムースチワワちゃんの肉球は、皮がめくれてピンク色になっているのですね。散歩の時など地面としきりに接触することで擦れたり、時期的に乾燥などで皮が少しむけてしまったのかもしれませんね。傷などがなく、乾燥が原因だった場合は、ワンちゃん用の肉球クリームなどがペットショップなどにございますので、クリームを塗って優しくマッサージしてあげるのも良いかもしれません。ご注意いただきたいのは、肉球クリームを塗ることでかえって足裏を気にしてなめてしまうワンちゃんもいる、ということです。なめている間に炎症が起こり、二次的に皮膚炎を起こしてしまったり、症状が悪化してしまう可能性もございます。また、万が一肉球に傷があった場合などは、肉球クリームを使用しない方が良い場合もございますので、スムースチワワちゃんの肉球のご様子を一度かかりつけの先生に確認していただいてから、肉球クリームなどをご検討いただいた方がよろしいかと思います。スムースチワワちゃんの肉球のご様子が、肉球クリームを塗って保湿した方が良いのであれば、なるべく塗布した直後はなめないようにしていただくため、塗った後にスムースチワワちゃんにお食事を与えられたり、オモチャで遊んであげたりして、興味を足裏から遠のけて、しばらくはなめることがないように工夫されることをおすすめいたします。最後に余談とはなりますが、肉球自体の色は体の毛色と重要な関係があり、毛色が白っぽいワンちゃんは肉球の色も薄く、黒っぽい毛色のワンちゃんは肉球も黒い事が多いようです。つまり、毛色が薄くなるほどメラニン色素も薄くなりがちなので、肉球の色も薄くなります。メラニン細胞(メラニン色素を生成する細胞)の数や分布、作られるメラニンの種類やその割合などによって決まっており、それらはすべて遺伝子によって支配されています。さらに、肉球の模様は生まれてからずっと同じではなく、成長するにしたがって肉球に模様が出てくることもあります。擦り傷や乾燥などでもない場合には、スムースチワワちゃんが元々持っている色素で、色が変わってきた可能性もあるかもしれません。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際にはお気軽にご利用くださいませ。電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。立春とは申しますが、まだまだ厳しい寒さが続きます。マロン母様におかれましてはお風邪など召しませぬようお気を付けください。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申しあげます。
- マロン母
2014/02/07(Fri) 09:16
No.3406
獣医師 山田先生この度は、丁寧に回答いただき、有難うございました。肉球に関しても、へぇ〜なるほど〜と感心する事ばかりでした。残っている乳歯については、毎日の歯磨きが大切なんですね。小さい頃から極度に歯ブラシを嫌がりますので、毎日グリニーズを食べさせたり、歯みがきシートを私の指に巻いて歯磨きするようにしております。チワワなので口は小さいですし、口を閉じたままで口を開けてくれないので、歯の前面しか歯みがき出来ておりませんが・・・これからも、毎日の歯みがきをしっかり頑張ろうと思います。
2014/02/07(Fri) 17:01
No.3410
マロン母 様この度は、ご返信をいただきまして誠にありがとうございます。マロン母様の愛情に包まれ、幸せそうなスムースチワワちゃんのご様子が目に浮かぶようです。お口が小さいワンちゃんの場合、奥歯を磨くのが大変かと思います。まずは、手前の前歯だけ歯磨きを行っていただき、お口のケアの後には、褒めていただいたり、楽しく遊んであげて、歯みがきの時間がチワワちゃんにとって楽しい時間だと感じてもらえるようにしていただけたらと思います。そうすることで、チワワちゃんも歯みがきに対しての緊張が緩和され、奥の歯も少しずつ歯磨きをさせてくれるようになっていくかもしれませんね。また何かございましたらお気軽にご相談下さい。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。
猫のシッポを舐める癖について
投稿者:niseko
投稿日:2014/02/06(Thu) 01:31
No.3404
8歳と7カ月になる雄猫についての相談です。家の猫は仔猫の頃から自分の長い尻尾を追いかけて遊んだりミルクを吸うように舐める事がありましたが7〜8歳になってからこのシッポを舐める癖が酷くなり1日に何度も長い時間、ぐっしょり濡れた筆のようになるまで舐め続けます。昔からなでたりして猫が甘える気持ちが高まると、この癖が始まります。家は兄妹猫で2匹飼っており、仲も良く特にストレスも思い当たりません。もう1匹の雌猫は仔猫の頃は同じような癖がありましたが3〜4歳ころにはすっかり無くなりました。病院にも相談した事はあるのですが、おもちゃで遊んであげたり、ブラッシングなどでコミニュケーションの話をされましたがもちろん日頃から心がけていますし、問題の雄猫の方が甘え度が激しいので飼い主を独占している方でもあると思います。アドバイスをお願いしたいと思います。
Re: 猫のシッポを舐める癖につい...
- ドッグライフカウンセラー 三留
2014/02/07(Fri) 13:00
No.3408
niseko 様窓から入る日の温もりが嬉しい頃ですが、niseko様の猫ちゃんたちは、日向ぼっこを楽しんでいらっしゃいますでしょうか。この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。8歳と7か月の猫ちゃんは、自分の尻尾をなめ続けるとのことでございますね。猫ちゃん同士の仲も良く、猫ちゃんは、もう一頭の猫ちゃんより甘えっこさんで、十分にコミュニケーションをとっていらっしゃるのでございますね。ネコちゃん同士、またniseko様とネコちゃんたちはたいへん仲が良いご様子ですので、「もっと遊びたいけど、休みたい」、「もっと甘えたいけど、休みたい」とネコちゃんが頑張りすぎてしまい、ゆっくりと休めていないことはありませんでしょうか。niseko 様のネコちゃんたちが、それぞれ身を隠し、疲れを取る場所があるかなど、一度、生活環境をチェックいただき、ゆっくりと独りを楽しむ時間を作っていただくことも大切でしょう。niseko 様のネコちゃんたちは、甘えるのが大好きなご様子で、可愛いですね。多頭のネコちゃんの場合、飼い主様の注目を得たくて行動をすることが多いのですが、なめることが、niseko様の愛情を得るための行動になっているような可能性はございませんでしょうか。もし、そのような雰囲気がみられましたら、なめていると気になりますが、ネコちゃんの様子に目を向けたり、声をかけたりなさらないほうがよろしいでしょう。さて、ネコちゃんは、甘えたい気持ちが高じると尻尾をなめる癖が始まるのでございますね。いったん夢中になると止められなくなることがネコちゃんの行動には多いのでいつも、このくらいになるとなめ始めるという雰囲気がおわかりであれば、その段階で、niseko 様は、何か用事を思い出されたような自然な雰囲気でその場を立ち去ったり、小さめのぬいぐるみなどのオモチャをさっと投げて、他の遊びに誘導なさるのもよろしいでしょう。なめることを止めさせたいときも、声をかけるのではなく、niseko 様はドアをあけるなど、さっとネコちゃんの気持ちを他のことにそらしていただくとよろしいでしょう。ただし、気持ちをそらすための行動がネコちゃんにとってご褒美になるようなことですと、なめたら、いいことがあった、とネコちゃんに思わせてしまいますので、ご注意いただければと存じます。niseko 様におかれましては、獣医師の先生にご相談をなさっているとのことで、大丈夫かとは存じますが、ネコちゃんの口の中に違和感があることで、しきりになめる場合も中にはございます。また、最初は気持ちを落ち着けるための行動であったのに、ざらざらの舌で舐め続けているうちに、皮膚が炎症をおこしてしまい、かゆみを強く感じてさらに舐めているということもあります。また8歳を超えてきますとネコちゃんも甲状腺機能亢進症などの内分泌疾患も発症しやすい年齢となってまいります。引き続きネコちゃんの様子をご覧いただいていて行動の変化を含め、他にも気になるようなことがありましたら、再度、先生にご相談いただき、定期的に、健診を受けられておくと安心です。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、ぜひご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。猫ちゃんたちがお健やかにお過ごしになられますことを心からお祈りいたしております。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。
チワワ2匹
投稿者:Y
投稿日:2014/02/06(Thu) 00:27
No.3403
初めまして。相談お願い致します。チワワ 5歳(去勢済み)と2歳(去勢出来ない状態) 2匹共に オス散歩をしていると、知らないワンちゃんに吠えまくります。近寄って挨拶をするかと思ったら、噛みついてしまいます。それからは、知らないワンちゃんが来た場合は、2匹抱っこをしています。以前、いけない。と言い聞かせた時、吠えない時もありました。ですが、また吠える様になりました。1匹が吠えると連鎖反応状態で、2匹で吠えだします。病院の待合室でも吠えまくります。5歳のチワワは、ワンちゃんと、知らない人が近づくと吠えます。どう対応をしたら、ワンちゃんや、人に吠えない様にしつけが出来るのでしょうか?5歳のチワワは、2歳のチワワと私を守ろうと吠えている感じもあります。2歳のチワワはとても怖がりです。ワンちゃんに吠える事なく、知らないワンちゃんが来ても静かに素通り、待合室でも静かにできたら。と思います。アドバイスお願い致します。
Re: チワワ2匹
2014/02/07(Fri) 12:56
No.3407
Y 様春を思わせる陽気から一転して訪れた厳しい寒さに梅の花が震えているようでございますね。Y様におかれましては、いかがお過しでしょうか。この度は、ご相談を頂戴いたしまして、誠に有難うございます。5歳と2歳のチワワちゃんの吠える様子にお困りでございますね。ワンちゃんが吠えるのには以下のように、様々な理由があります。・ 怖くて吠えている・自分のテリトリーを守ろうとしている ・自分の要求を主張している・ 興奮して吠えている・ストレスがあり吠える などY様の5歳のチワワちゃんは、Y様と2歳のチワワちゃんを守ろうとして吠えているような気がするとのことでございますね。以前、Y様が「いけない」と言い聞かせたときに吠えない時期があったとのことで、素晴らしいですね。チワワちゃんが吠えないことを選んだことに対して、一貫性をもって、しっかりと褒め続けることは、たいへん重要なことでございます。ワンちゃんは、一度吠え始めて興奮してしまうと、止めるのはたいへん難しいので、吠え始めたとき、あるいは吠えそうなときに低くて、落ち着いた声で、そして毅然とした表情で「いけない」とおっしゃって、止めたらさっと穏やかな声で、「お利口」と褒めていただくとよろしいでしょう。ワンちゃんが興奮しているときに、多くの言葉をかけてしまうと余計に吠えて、手がつけられなくなることがございます。言葉をかけることで、吠えることに飼い主様が、応援してくれていると思うのかもしれませんね。チワワちゃんが吠えている様子をご覧になられると、どうしようとご家族は困ったり、戸惑った気持ちになられると思いますが、あくまでも主導権はY様にあり、チワワちゃんたちを守るのは、Y様やご家族であることを、しっかりと示すようにしましょう。そのためにも、指示をなさるときの声は戸惑ったというものではなく、しっかりと指示をしているという、低くて落ち着いた声であることが重要です。また、ワンちゃんたちが、どんどん前に出て吠え続けるのであれば、ワンちゃんたちの体をさっと触って、この場を牛耳るのはY様なのだということで、ワンちゃんたちは後ろにさがるように、促していただくのもよろしいでしょう。お散歩は一種群れの移動だといわれますが、家を出るときはY様が先に出る、また家に帰るときにはY様が先に家に入られる、また、お散歩は、チワワちゃんの後をY様が歩くのではなく、Y様がチワワちゃんたちを守り先導するというようになさるとよろしいでしょう。車やオートバイがきたときには、必ず道の端の安全な場所にチワワちゃんたちを寄せてあげ、「オスワリ」などと指示をして、Y様がいるから安心だと教えてあげましょう。ワンちゃんが吠える直前に、他の行動をするように促すのも一つの方法でしょう。例えば、道で向こうから飼い主さんとワンちゃんが近づいてきたら、チワワちゃんたちが身構え、吠える前の段階で、Y様は相手のグループとの間に立っていただき、チワワちゃんたちをY様が守っているという雰囲気をしっかりと示していただきます。そして、「オモチャ」や「オヤツ」などのチワワちゃんが強い興味を示すものなどを利用して、チワワちゃんの気持ちをそらせながら「オスワリ」と指示をします。座ることでチワワちゃんが落ち着き、オモチャやオヤツなどに気を取られて吠えないでいる間に相手の方が通りすぎたら、「お利口だったね」と褒めてあげましょう。このようなご対応を根気強く繰り返していく中で、チワワちゃんたちは「吠えずにいられた」「大丈夫だった」という自信を感じるようになり、また、「ワンちゃんや見知らぬ人が来ること」と「褒められる」という良いことが結びつくと、落ち着きをみせるようになるかと存じます。ワンちゃんは吠える前など、不安なときにチラリと飼い主様の様子を見ようとすることが多いのですが、このときに飼い主様が戸惑った姿を見せてしまうと、ワンちゃんは余計に不安になってしまいます。反対に、飼い主様が落ち着いて毅然としていらっしゃると、「私には飼い主様がついているから安心なんだ」、「飼い主様は落ち着いているし、楽しそうにしているから、大丈夫なのかもしれない」と感じます。あわてたり、不安に思ったりしているところは見せず、すれ違うときに、相手の飼い主さんとは余裕のある表情で親しげに言葉を交すように心がけていただくとよろしいでしょう。怖い、嫌だと思っている相手に対しては、無理に近づけず、さりげなくチワワちゃんたちを離してあげたほうが宜しいでしょう。ただし、逃げるような雰囲気を作ることはむしろお避けいただき、落ち着いてゆったりとした雰囲気で、違う道などへ入っていただいたほうがよろしいでしょう。ちなみに、嫌いなものを平気なものにする場合には、「少しずつ、嫌いな対象とワンちゃんの好きなものと結びつけながら慣らしていくこと」が効果があるといわれています。例えば、公園などの広い場所などを訪れたときなどには、向こうの方にワンちゃんがいるのは認識できていても、チワワちゃんがまだまだ反応しないほど離れた場所で、チワワちゃんに楽しい経験をさせてあげましょう。ボール遊びが好きであれば、ボールで遊んだり、かけっこが好きであれば、思いっきり楽しく走らせてあげましょう。このような時間をかけた繰り返しの中で、だんだん近い位置で遊んでも平気になっていくかと存じます。また、チワワちゃんがお利口にしている時は、なるべく褒めてあげることにより自信をつけてあげましょう。自信がついてくるとワンちゃんは周囲に対して積極的になり、その結果、吠えの解消につながることがございます。また、日頃から、落ち着いているときに良いことがあったと感じさせてあげることもたいへん重要でしょう。たとえば、Y様がご帰宅なさったときに、チワワちゃんたちが嬉しくて興奮して走ってきても声をかけず、まずご自分の着替えなどをなさって、チワワちゃんが落ち着いたときに声をかけてあげるようにします。あるいは、ボールを持ってきて遊ぼう、と興奮しているときにすぐ遊ぶのではなく、オスワリという指示に従い、チワワちゃんたちが落ち着いたら、「オリコウ」と遊んであげるようになさるとよろしいでしょう。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際にはお気軽にご利用くださいませ。電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。Y様とチワワちゃんたちが笑顔いっぱいでお過しになられますことを心からお祈りいたしております。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします
家での排せつ
投稿者:マフィン
投稿日:2014/02/05(Wed) 15:35
No.3401
先日は、お電話での相談にて、ご親切かつ、的確なアドバイス有難うございました。今回の相談は、先住犬のM・シュナウザー♂5歳の件です。パピーの頃は、オシッコ・ウンチはゲージの中でしていたのですが、いつの頃からかゲージの中のシートには一切しなくなりました。ゲージの大きさは、1m80cm×60cmで、その中にワイトサイズのトイレシート(トイレトレイ)、クレートを置いております。(留守番時のみゲージ)その他、廊下にトイレシート(トイレトレイ)を置いているで、普段は、(留守番時以外)オシッコのみ廊下のトレイでします。ウンチは家では絶対しません。二日位粘って様子を見たことがあるのですが、こちらの方で根負けして(ウンチを我慢させては、身体に悪いと思い)外に連れ出したしだいです。ゲージの中で、排せつをしない為、長時間の外出は我慢していると思うと、気が気でできません。(外出の前は、必ず散歩しております)、そこで、どうしたらゲージの中のトイレシートでウンチ・オシッコをしてくれるようになるのでしょうか?廊下のトイレトレーを無くしたら良いのでしょうか?また、7か月になる同犬♂は今のところ、ゲージ、廊下のシート両方に排せつできておりますが、先住犬のようにならない為に、今から気を付けておくべき事をアドバイスお願いいたします。尚、留守番時のゲーシはそれぞれ別で大きさは同じサイズです。宜しくお願いいたします。
Re: 家での排せつ
2014/02/06(Thu) 13:41
No.3405
マフィン 様春の訪れが待ち遠しい今日この頃でございますが、マフィン様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。シュナウザーちゃんたちは、お元気で散歩を楽しんでいますでしょうか。この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。早速ご案内をさせて頂きたく存じますが、一般的なご案内となりますことを何卒ご了承下さいませ。マフィン様の先住犬のシュナウザーちゃんは、いつの頃からかケージの中のトイレで排泄をしたがらなくなり、廊下のトイレでオシッコはするもののウンチはお家の中ではしないとのことでございますね。ワンちゃんにはもともと自分の生活スペース(特に寝場所や食事場所)から離れたところで排泄をしたがる習性があるといわれております。これは自分を含めて群れの仲間を外敵から守り、自分の生活スペースを汚さないようにするためではないかと考えられております。したがいまして、子犬ちゃんのうちは、ケージの中でしていたワンちゃんも成長に伴ってだんだんと生活スペースでの排泄を嫌がることも多いようでございます。ケージの中のトイレではしなくても、ワンちゃんにとって自分のスペースから離れていると感じる場所ではするというワンちゃんもみられますので、マフィン様のお宅でも廊下のトイレがあることは、かえって望ましいことだといえるかもしれません。ワンちゃんには、「自分の排泄物の臭いによって、他のワンちゃんに対して自己主張をしたい」というワンちゃんが本来持つ本能があり、外でしかしないというワンちゃんは、どちらかといえば自分をアピールすることに積極的なタイプの子に多い傾向があるのかもしれません。また、反対に大人しいタイプのワンちゃんには外でいっさい排泄をできないというワンちゃんがいます。このようなワンちゃんも、だんだん自分に自信が持てるようになり、散歩コースに馴染んでくると、外で排泄するようになることもみられます。マフィン様のシュナウザーちゃんは、オシッコは廊下のトイレでするのでございますね。外でする排泄は、ワンちゃんにとって開放感に溢れて心地良い様ですし、まったく家の中ではオシッコもウンチもしないというワンちゃんも多いのですが、シュナウザーちゃんは、お家の中ではどこで排泄をしたらいいのかは把握しているのかもしれませんね。小さい頃はケージの中でしていたのですから、トイレをそのままにしておけば、どうしても、というといきには排泄することのできるかと存じます。散歩に行き、歩くことは、大腸の動きを活発にして排便をする条件が整い便意を催しやすいので、散歩をすると排便したくなることは一般的でございます。シュナウザーちゃんは外での排便を好み、習慣となっているのかもしれませんね。まずは、家の中でも排泄すればいいというメッセージを送り続けるためにも、廊下のトイレでも、オシッコであっても、とにかくトイレでしたら褒めることは大切でしょう。一度、外でしか排泄をしなくなったワンちゃんを家の中でさせるようにするのは、簡単ではないのですが、シュナウザーちゃんは廊下のトイレでオシッコはできているので、何かの拍子にウンチが出れば、廊下のトイレでするようになるかもしれませんね。ケージの中のトイレでの排泄は、廊下のトイレより難しいかもしれませんが、くつろぐスペースとトイレがシュナウザーちゃんが区別しやすいように、ベッドのスペースをスノコなどで一段高くしたり、ベッドとトイレのスペースを大きくするのもよろしいかもしれません。飼い主様がイライラとワンちゃんの排泄を待つことがワンちゃんの排泄を促す上でマイナスに作用することも考えられますので、マフィン様は「うまくいったらいいな」くらいに考えていただき、のんびりと対応して頂くことがたいへん大切でございます。お散歩にいらっしゃる前など、このまま歩かせたらウンチが出るだろう、というタイミングに、まずは廊下のトイレに誘ってみる習慣をお付けになられてはいかがでしょうか。シュナウザーちゃんが弟のワンちゃんに気を取られたり、ジッとご家族が見つめて緊張させてしまうことのないよう、なるべくのんびり、リラックスをして排泄するトイレ環境にしてあげましょう。ケージの中にお入れになられ、声掛けをし、知らん顔をなさっているうちに排泄をする可能性もありますし、したら褒めることが大切です。ただ、ワンちゃんはオシッコにしてもウンチにしても、我慢をする力は人間よりありますが、我慢比べになるのは、マフィン様がおっしゃるように、決してシュナウザーちゃんの体にとって望ましい状態ではございません。何かのきっかけで、したければするだろう、くらいの気持ちで見守っていただければと存じます。また、「トイレはここよ」などと声がけをする言葉を決めていただき、いつも外でウンチをするときに声掛けを繰り返すことで、シュナウザーちゃんの中で「その合図を聞くと排泄したくなる」という条件反射となることもございます。トイレにつれていき、この言葉をかけていただくのもよろしいでしょう。楽なお気持ちで、偶然でもウンチが出たら褒めてあげます。このとき、特別のご褒美を与えていただいてもよろしいでしょう。誘導する前に、お散歩のときのように家の中で歩かせたり、運動させるなど排便を促すような働きかけをしておくのもよろしいでしょう。ワンちゃんの排泄行為は、縄張り意識と密接に関わるところもございますし、多頭のご家族ですと、もう一頭のワンちゃんのオシッコやウンチがあるので嫌だということもみられます。なるべく排泄物はすぐに片付けるようにしましょう。また、トイレのサイズを広くしたり、トイレを二つご用意なさるのもよろしいでしょう。8ヶ月のワンちゃんも、外でしかしなくなることを防ぐには、とのことでございますね。排泄行為のような生理現象に関しては、はやり個性や好みもございますので、なかなか周囲の思うようにいかず、難しいこともございますが、下のお子様に、お家のトイレで排泄をしてからお散歩にいらっしゃる習慣をお付けになってはいかがでしょうか。また、褒める、ご褒美をあげるなどをし続けることもよろしいでしょう。マフィン様の声掛けを耳にすると催す、というように条件付けるため声掛けを続けていただくとよろしいかもしれません。ケージの中のトイレに戻るのを躊躇するきっかけが、自分の生活スペースで排泄をするのが嫌だと感じるようになることも多いのですが、それ以外にも、叱った後にケージに入れるということをしている間に、叱られるときのイメージが残り、ケージに入りたがらなくなるということもみられますので、「ケージは良いところ」と感じるようにしてあげてくださいませ。排泄行為に関しては、周囲がのんびりと構え、叱らず、出来たら褒めることで、どこでしたらいいのか、ということを伝えることが大切でございます。ヒトと暮らすにあたって、もともとの習性と違うことをワンちゃんに強いている部分もあるかと存じますので、あわてず、のんびりと教えてあげてくださいませ。マフィン様とシュナウザーちゃんたちが笑顔いっぱいでお過ごしになられますよう応援いたしております。また、お気軽にお声掛けくださいませ。厳しい寒さが続きますが、マフィン様におかれましてはくれぐれもお体ご自愛くださいませ。今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。
トイプードル舐めぐせ?
投稿者:sora
投稿日:2014/02/02(Sun) 21:27
No.3397
トイプードル♂2歳の子の相談です。去勢手術を9ヶ月の頃にし、それからドンドン甘えん坊になり(甘やかした私が悪いのですが)家で誰かが座っていれば、その人の膝で寝、座りそうになった所で走ってきて、膝に乗ります。散歩中に出会った人が可愛いわねと座って下さったら直ぐに膝に乗ろうとします。 また舐め癖もひどく家人だけでなく初めて出会った方にでも、舐め始めると止まりません。本などにはお腹が空くと口周りを舐めるとありましたが顔だけでなく手でも何処でも舐め続けますし、お腹が空いて舐めているようでもありません。一緒に寝ているのですが夜中に突然スイッチが入って舐めだす時もあります。少し異常に感じますし、何かを要求しているのでしょうか?また、止めさせる方法がありますでしょうか?
Re: トイプードル舐めぐせ?
2014/02/05(Wed) 12:18
No.3400
sora 様梅の香りに春の気配を感じる頃でございますが、sora 様におかれましてはいかがお過しでしょうか。この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。さっそくご案内をさせていただきますが、実際の様子を拝見していませんので、一般的なご案内となりますことをご了承ください。sora 様のトイプードルちゃんは、ご家族のお膝の上が大好きなのでございますね。人と過ごすことや、人の体に触れていることが大好きなワンちゃんは、ほんとうに幸せですし、それはご家族が大切になさってきたからでございますね。トイプードルちゃんにとって、お膝の上で過ごすはたいへん心地良いのでしょうね。また、トイプードルちゃんがご家族様のお膝の上で気持ち良さそうにしているとき、ご家族様も幸せそうな表情をなさっていることも関係があるのかもしれませね。可愛いトイプードルちゃんがお膝にいる時間は、とても素敵なコミュニケーションでございますが、お膝にすかさずあがろうとするご様子が、あまりに顕著であったり、「自分の思うようにご家族の皆様が動くんだ」というような様子がトイプードルちゃんにあるのであれば、お家の中の主導権は飼い主様にあるということを、きちんとお示しになられるとよろしいでしょう。また、お膝にあがりたい素振りのときにすぐ上げてしまうのではなく、上がる前に、一度、オスワリやマテなどの指示をする言葉をご利用いただき、「sora 様に主導権があるよ」、「sora 様の指示にしたがったから良い事があるんだよ」ということをお示しになられるのも、一つの方法でしょう。sora様のご都合のよくないときに、お膝に上がりたいという素振りをトイプードルちゃんがしても、さっと立ち上がってしまい、「今は無理なのよ」とさりげなく、用事をなさってしまいましょう。さて、sora様のトイプードルちゃんは、ご家族様をなめることが大好きなのでございますね。ワンちゃんにとって、なめるという行動は安心できたり、落ち着いたりすることのできる魅力的な行動のようです。また、子犬ちゃんは、母犬の口元をなめて、食事を要求しますが、ワンちゃんが他の人やどうぶつをなめることは、愛着を表現する行動のようでございます。ご家族などの人とのふれ合いでもございますし、なめることそのものが、ワンちゃんにとって魅力的な行動なのかもしれませんね。魅力的な行動であるだけに、ワンちゃんは、なめ始めると止まらなくなることもよくみられます。ただ、先にご案内をいたしましたが、この行動はsora様や周りの皆様への愛着行動ですので、叱るという訳にもいかず、困ってしまわれると思います。また、sora様やご家族の手をなめたとき、「くすぐったいよ」とか、「止めて」などとおっしゃられたことがあり、なめると注目してもらえる、構ってもらえるとトイプードルちゃんが感じるようになってご家族の手などをなめることに執着するようになることもございます。なめて困るときには、トイプードルちゃんの気持ちを他のことに向けたり、他の用事があるという雰囲気でさっと立ち上がってその場から離れてしまうとよろしいでしょう。トイプードルちゃんがsora 様をなめており、身動きがし辛い状態であっても、さっと立ち上がってしまいましょう。難しい場合は、隣に座っていらっしゃるほかの方に助けていただき、その方が立ち上がったり、ドアをあけるなど、トイプードルちゃんが他のことをしたり、他のところにいこうとするように促してはいかがでしょうか。ご存知のように、人とワンちゃんやネコちゃんなどのほかのどうぶつ種との間に病気が行き来しますが、このような病気を予防するためにも、なるべくお口の辺りはなめないようになさったほうが望ましいでしょう。例えば、お口をなめそうであれば、ora様が体の位置を移動なさって、お口以外のところをなめるように促すとよろしいでしょう。また、お散歩などの運動量を増やし、エネルギーを発散してあげることは、健康管理のためにも、たいへん望ましいことでございますので、寒い時期でございますが、お外で過ごす時間も大切にしていただければと存じます。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際にはお気軽にご利用くださいませ。電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となりますトイプードルちゃんのお健やかなご成長が楽しみでございますね。ご家族皆様が笑顔いっぱいでお過しになられますことを心からお祈りいたしております。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。