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吠える、噛む

投稿者:ONE PIECE

投稿日:2016/12/05(Mon) 14:31

No.4562

今月で1歳になるボストンテリア(男の子)を飼っています。
※去勢はしていません。

9月に犬と一緒に泊まれる宿に宿泊した際、他の犬とドックランで一緒に遊んだりしたのですが、その日を境に下記のようなことが起こったように思います。

その前までは、散歩で他の犬と会っても、犬より飼い主さんに構ってほしいと向かっていくことが多かったです。


■吠える
出産前からです。
私と犬が留守番していて、主人が仕事から帰ってくると、主人に向かって毛を逆立てて吠えます。逆も同じで、主人と犬が留守番していて私が帰ると、私に向かって吠えます。また、じゃれていて手を噛んでくるので(基本は甘噛みですが、痛いと思う噛まれ方もあります)、「ダメ」「痛い」と言って、手を上にあげたりして拒否をしていると、攻撃的な感じでずっと吠えます。基本的に無視をするのですが、吠えながらジャンプして体当たり的なことをしたり、いろんな角度からしつこく噛もうとしてきます。とにかく、ずーっと吠えてしまって黙りません。なぜ、吠えるのでしょうか。吠えさせないようにするしつけはありますか?


■噛む
出産前からです。
きっかけがわからないのですが、急に本気で噛まれます。毎日ではないのですが、それまで静かに寝ていたり、戯れていたのに、例えば、私がキッチンに行こうとしたり、お風呂に入ろうとしたりなどで立つと、何か興奮のスイッチが入るようで、ジャンプして腕や腿を本気で噛んできます(出血するほどです)。主人が仲介に入るのですが、『ヴーーッ』と唸って、しつこく噛もうと向かってきます。主人がきつく怒ると我に返るようで、落ち着きます。なぜ、本気で噛んでくるのでしょうか。噛まないようにするしつけはどうしたらいいですか。


最近は、10月に出産したため、特に私が入院中は朝から夜まで一人で留守番だったり、どうしても子供が優先なので構ってあげる時間が少なくなってしまいました。
また、散歩も出産前は1日2回行っていたのが、主人が早く帰ってこれれば夜1回行って、子供を見てくれる人がいれば、私が昼間連れて行くといった感じです。

ストレスが溜まっているんだと思うのですが、実際問題解決策がないので、困っています・・・。
飼い主の身勝手なのかもしれませんが、何かよい方法はないでしょうか。よろしくお願いします。

Re: 吠える、噛む

- 愛玩動物飼養管理士 三留

2016/12/07(Wed) 17:45

No.4567

ONE PIECE 様

華やかなクリスマスイルミネーションが街を彩る季節となりましたが、
ONE PIECE 様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
10月にお子様をご出産されたとのこと、心からお祝い申し上げます。
お健やかなご成長が楽しみでございますね。
また、ボストンテリアちゃんは12月に一歳のお誕生日をお迎えになるのでございますね。
おめでとうございます。
ONE PIECE 様の 2016 年は、ご妊娠とご出産、ボストンテリアちゃんの育児と実り多く、
またたいへんなことを超え、頑張られた一年だったのではないでしょうか。
まずはご自身をねぎらっていただき、これからもお体を大切にお幸せにお過ごし
いただければと存じます。

さて、この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
ボストンテリアちゃんの様子に変化がみられ、ご心配とのことでございますね。
以下、ご相談の内容に関しましてご案内申し上げますが、
実際のワンちゃんのご様子を拝見していないため、一般的なご案内と
なりますことを何卒ご了承ください。

9月にご旅行にいらっしゃり、その際、ドッグランで楽しまれ、その後の10月に
ONE PIECE 様はご出産なさったということでよろしいでしょうか。
ワンちゃんは環境の変化にたいへん敏感なところがございますので、ご家族様の
構成の変化や、お引越しなど、生活に変化に伴って行動に変化がみられることは
一般的です。
特に飼い主様のご出産と赤ちゃんの存在は、今までのご家族様のバランスが
大きく変わりますし、ワンちゃんに大きな戸惑いや不安をもたらすことが
一般的です。ワンちゃんの中には嘔吐や下痢など体調の変化を伴う場合もみられます。

また、ONE PIECE 様のボストンテリアちゃんは、月齢的にもちょうど自己主張が
出てくる時期ですし、性的にも一人前になる時期でもありますので、
そのようなことも関係があるかもしれません。
しかしながら、ONE PIECE 様のご出産に伴うさまざまな変化に不安や戸惑いも
あることが行動の変化のもっとも大きな要因かもしれませんね。

ボストンテリアちゃんが吠えたり、噛んだりすることについてはご出産前から
みられたとのことですが、特にご出産後これらの行動が強くみられるようになった
ということでしょうか。
ワンちゃんは「自分がした行動の後にどのようなことがあったか」ということを
たいへんよく見ており、その経験をもとに行動を選択するようになります。
ボストンテリアちゃんは、以前から、吠えたり噛んだりすることが手段であると
感じていて、それが環境の変化に伴い、強くあらわれるようになったのかもしれませんね。

吠えたり噛んだりすることは、自己主張や抗議、緊張、不安、興奮、恐怖などを表す
手段ですが、ワンちゃんは愛情が欲しくてたまらないどうぶつですので、
「構ってもらいたい」、「注目してもらいたい」と思って吠えたり噛んだり
している場合も中にはございます。

吠えたり、噛んだりする行動の根底に、「環境の変化に伴う不安」という可能性
があることを鑑み、まず、ご出産をなさった後、ご家族様にご留意いただきたい点を、
その後、吠えること、噛むことについてご案内いたします。

【ご家族様とワンちゃんとのご関係を良好に保つために】
赤ちゃんという家族が増えたことで、ワンちゃんは「自分の縄張りやご家族様の中の
居場所がなくなってしまうのではないか」また、「パパやママの愛情が変わった
のではないか」と大きな不安を抱くことが多いようです。
今までと同じように、ボストンテリアちゃんもパパやママに守られており、
何も変わらず、安心していいのだと感じさせてあげましょう。

■家族の一員であることに変わりがないことを伝える
ご出産後は衛生的なご心配もあり、またお忙しさから、どこのご家庭でも、
無意識にワンちゃんをご家族という群れから除けてしまうような雰囲気を
作ってしまうことがあります。
また、ママ やご家族様が赤ちゃんを交え楽しそうにしているのを、ワンちゃんは違う所
からじっと眺めたりすることで、ワンちゃんが赤ちゃんのことを好ましくない存在と
認識してしまうこともたいへんよくみられます。

このことは、ワンちゃんを不安にさせ、「これまで自分を守ってくれたパパやママは
もう自分を守ってくれないのかもしれない」と感じてしまうかもしれません。
守ってくれないということは、自分で自分を守らなくてはいけないということであり、
常にワンちゃん自身は常に緊張感が伴う状態を強いられます。
このことが、吠えや噛む行為につながることがあります。

ご出産後は意識的に「仲間だよ、一緒に赤ちゃんを大切にしようね」というような
雰囲気を作っていただくことが重要でしょう。
このことは、「大切な群れの統率者たるパパとママが大切にしている存在(赤ちゃん)
なのだから、自分も大切にしなきゃ」とワンちゃんが赤ちゃんの存在を受け入れる
心の余裕を持たせてあげることにつながります。
また「赤ちゃんが来てから、不安だったけど、いつもより楽しくなったな」と
感じさせてあげることは赤ちゃんのことを好ましく思うことにもつながります。

赤ちゃんの姿をボストンテリアちゃんが目にする時には、パパと遊んでもらったり、
大好きな毛布の上でくつろいだり、ボストンテリアちゃんにとって
心地よい楽しい時間にしてあげることも大切でしょう。
ワンちゃんはその場の雰囲気や周りの人の気持ちを共有する力がたいへん高いので、
「よろしくお願いね」とゆっくりとお話をなさると伝わるかもしれません。
また、赤ちゃんの香りのするタオルなどを、ボストンテリアちゃんの食器の下に敷く
などなさるのも、赤ちゃんの存在を好ましく感じさせる一つの方法でしょう。

■ワンちゃんが安心できる場所を確保する
物理的にもご家庭の中に今まで通りワンちゃんが安心できる位置が確保されている
ことを感じさせてあげましょう。
お家の中にキャリーバッグやクレートなど、ボストンテリアちゃんが安心して
過ごすことができる場所を用意いただくとよろしいでしょう。
このような場所を作り、「入ったら嬉しいことがある」ということを繰り返して
いただき、好ましい場所だと思わせてあげてはいかがでしょうか。
ただし、叱った時や、お留守番など、ボストンテリアちゃんが「嫌だな」と思う時
だけ、ケージの中に入れる、というようなご利用なさっていると、
ワンちゃんの居場所なのに嫌いな場所になり、入りたがらなくなることがあります
のでご注意いただければと存じます。


【吠えることに関して】
ワンちゃんが吠える原因としては、「縄張りを守ろうとする防衛本能から吠える」、
「周囲のご家族様に要求をして吠える」、「怖くて吠えて何とか身を守ろうとしている」、
「お知らせをしようと吠える」、「周囲のご家族様に指示をしようと吠える」、
「遊んで欲しくて吠える」など、さまざまな原因が考えられます。
ボストンテリアちゃんはご家族様がご帰宅なさった時に毛を逆立てて吠えるので
ございますね。そのときの表情はどのような表情なのでしょうか。

吠えた時、「ボストンテリアちゃんが要求していると思われる行動」をなさらない
ことが重要でしょう。基本的に「声をかけてほしい」「見てほしい」「撫でて
ほしい」ということはワンちゃんにとってご褒美にあたります。
したがいまして、吠えているワンちゃんが「見てほしい」と思っている時、
うるさいと思い視線をむけると、ワンちゃんが吠えることに、ご褒美を与えて
しまうことになってしまいます。

例えば、ONE PIECE 様ボストンテリアちゃんがお留守番をなさっている時、
ご主人様がご帰宅なさったら、ご主人様はボストンテリアちゃんが吠えていても
知らん顔をなさって、ボストンテリアちゃんが吠えるのをやめて静かになったら
声をかけていただくのが望ましいでしょう。
高い声、大きな声で叱っても、余計にワンちゃんを興奮させてしまうことが多く、
叱っても、余計に大きな声で吠えるのが一般的です。
叱るのであれば、まさに今吠えようとしている時、あるいは吠え始めのころに、
低くて、毅然とした、落ち着いたトーンでしっかりと叱っていただくと
よろしいでしょう。

また、自分の要求をかなえる手段だと思っている行動に関しては、強く執着
いたしますので、「吠えているのに聞こえないのか」と何時間でも吠え続ける
ということもございます。
ここで要求を叶えずに、吠えても無駄だとしっかりと気づかせることが重要ですが、
これがたいへんなことですので、吠えない状況を作るということも一つの方法でしょう。

例えば、「このままだと吠えはじめるな」という状況で、まだ吠えていない状態の
時に、落ち着いた声で「オスワリ」などと他の行動をさせていただきます。
そして指示に従ってオスワリをしたら、すかさずボストンテリアちゃんの大好きな
オモチャやオヤツなどを与えていただきます。
このようになさって、「吠えようとした時に、吠えないで他の行動をしたら、
うれしいことがあった」「吠えないでいたら構ってもらえた」ということを、
根気強く続けていただくことで行動に変化がみられるかもしれません。

ご家族を一種の群れのようなものだと考えると、群れを率い、群れの規則を作り、
群れを外敵から守るのは人間のご家族様の役割です。
このことをボストンテリアちゃんに日常の生活で、順序や占める場所などを
通してしっかりと示していくことがたいへん重要です。

例えば、ご帰宅なさった時に、まず「ただいま」とご主人様がお声をかけいただくのは
ONE PIECE 様が先だということをしっかりとボストンテリアちゃんに
お示しになることが大切でしょう。
あるいは、お散歩にいらっしゃる時、ご主人様やONE PIECE様が先に玄関を出て、
お散歩からお戻りになり、家に入るのもONE PIECE様が先です。
歩く様子もいかにもボストンテリアちゃんを率いているかのように、胸をはって、
堂々とした様子をおみせいただくとよろしいでしょう。

「パパとママがボストンテリアちゃんを守る立場であること、味方であること」が
今、ボストンテリアちゃんに伝わり難い状態になっていて、混乱してイライラして
いたり、攻撃的な状態になっているのか、あるいは人の手が怖いという記憶があり、
怖くて吠えているのか、状況についてはいろいろと推測することができます。
あるいは他にもボストンテリアちゃんがONE PIECE様を「ママは可愛いけど、
頼りないから指示してあげなくては」と思っているのか、この点については何とも
いえない部分でもありますが、ご主人様とONE PIECE様に主導権があること、
「守られているから吠える必要がない」と感じさせてあげるためにも、
お家の中のさまざまなことは、ONE PIECE様を中心に回っているということを
教えてあげることはたいへん重要でしょう。
ボストンテリアちゃんの要求に「こうして欲しいのではないかな」と察して
何かなさるのではなく、「オスワリ」などとご家族様が指示をなさって、
指示に従ったら良いことがあるということを教えてあげましょう。

また、ONE PIECE様がおっしゃるように、若いワンちゃんですので、
エネルギーがじゅうぶんに発散されていないということが、吠えたり噛んだり
する行動に影響があることも充分に考えられるのですが、
赤ちゃんのお世話とご自身のお体の回復がいちばん優先すべき時期ではないかと
存じます。そのような時期に無理はなさらず、今後ゆっくりとできる範囲で
ご家族の団欒をかねてお散歩にいらっしゃってはいかがでしょうか。
例えば、ご主人様のお休みの日の、昼間の暖かい時間に、赤ちゃんの日光浴をかねて、
ベビーカーで4人のお散歩をなさるなどなさってはいかがでしょうか。
ご主人様が赤ちゃんをあやしている時間に、ONE PIECE様とボストンテリアちゃん
と5分でも10分でも散歩なさって絆を温める時間になさって素敵でございますね。
ご主人様でも、ちょっと外出する用事があった際に、一緒にお連れになられるのも、
男同士で楽しいかもしれませんね。

【噛むことに関して】
先の案内と重複してしまいますが、ONE PIECE様とご主人様に主導権があることを、
ボストンテリアちゃんに根気強く主張し続けることが重要でしょう。
指示を上手にご利用いただき、「指示に従ったらよいことがあった」、
「指示に従ったら安心だった」という状況を作っていただければと思います。
ボストンテリアちゃんにとっては、赤ちゃんがお生まれになったばかりで、
不安定な状況だとは思いますが、そのような時ほどしっかりと、
ご主人様とONE PIECE様が、ボストンテリアちゃんを守る存在であること、
率いてくれるから何の心配もないことを示していただくことは重要でしょう。
ONE PIECE様が、用がありお立ちになる時ですが、おもちゃをポンと投げて、
ボストンテリアちゃんが、おもちゃに気を取られている状況でお立ちになるのも
よろしいでしょう。
また、オスワリと指示をなさって、座っている状況のボストンテリアちゃんに
オヤツなどを与えてからお立ちになるなど、状況のイメージをお変えになるのも
一つの方法かもしれません。
また、ボストンテリアちゃんの表情がかわって、今にも噛みそうな表情をした段階で、
低くて落ち着いた毅然としたトーンで「ダメ」などのいけないことを教える言葉で
お叱りになるのもよろしいでしょう。
噛まれると痛いですし、怖いというお気持ちが先にたちますが、ワンちゃんは
その場の状況を把握する能力がたいへん強いので、怖いという気持ちは
ワンちゃんを強気にさせてしまいます。
毅然をした表情で強さをみせていただき、ボストンテリアちゃんに「ママには
かなわないな」と思わせしまいましょう。
また、中には叱った時など格闘状態になり、「怖さ」から自分を守るために
噛んでいることもあります。
ワンちゃんは以前の出来事をたいへんよく覚えていますので、
このような状態で「怖かった」ということがあると、似た状態で
「またあるのではないか」と思ってしまうこともございます。
「人の手は怖くない、あなたの味方だよ」ということをしっかりと伝えて
いただくこととともに、同様の状況で楽しく遊んであげたりして、流れを変える
というのも一つの方法でしょう。
例えば、さっと立ち上がった瞬間に表情が変わるのであれば、さっと立ち上がった時
に手にあるおもちゃで遊ぶとか、さっと立ち上がってまた座ってしまって
安心させるなども一つでしょう。
また、日ごろから興奮しているときは知らん顔をなさって、落ち着いたら褒めて
あげるなど、落ち着いたら良いことがあったという経験を根気強くさせて
あげることも重要でしょう。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、お電話でのご契約者様への
健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、またお気軽に
お声がけください。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

ボストンテリアちゃんを交え、ONE PIECE様とご家族様のお健やかで
笑顔いっぱいの毎日を心からお祈りいたしております。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。



猫の門歯について

投稿者:akane

投稿日:2016/12/05(Mon) 09:29

No.4561

いつもお世話になります。

今回は2つほどご相談にのって頂きたくご連絡させて頂きました。
@もう少しで5歳になるMIX猫の門歯が上下2〜3本なくなっています。口の中に赤みや腫れは見られません。ドライフードも普通に食べています。ネットで調べると門歯はあまり使わない歯なのでなくてもあまり問題がないような記事がありますが、放置して大丈夫なのでしょうか?

A5歳になるMIXと1歳になるMIXを飼っています。
1歳のコを引き取った時に2頭とも「結膜炎」を患い、点眼治療をしました。2本目薬を使用しても目の裏(白い部分)の赤みがひかず今にいたります。2頭ともかゆがる事もなく、目やにや、くしゃみ、鼻水の症状もありません。
2頭ともワクチン接種済です。
再度受診した方がよろしいのでしょうか?

よろしくお願い致します。


Re: 猫の門歯について

- 獣医師 霍田

2016/12/07(Wed) 17:32

No.4566

akane 様
木枯らし吹きすさぶ頃となりましたが、akane様におかれましては
いかがお過ごしでしょうか。
こちらこそ、いつもたいへんお世話になっております。
また、この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
5歳になるネコちゃんの歯と、2頭のネコちゃんの目についてのご相談でございますね。
さっそくご案内をさせていただきますが、実際のネコちゃんのご様子を拝見
していませんので、一般的なご案内となりますことを、何とぞご了承ください。

■5歳になるネコちゃんの歯について
もうすぐ5歳になるネコちゃんの門歯が上下2〜3本なくなっているけれども、
お口の中に異常は認められず、ドライフードも問題なく食べているのですね。
ネコちゃんの門歯は切歯ともいわれ、上下に6本ずつあります。この切歯は、
獲物の毛や羽をむしったり、毛づくろいの際にくしのような働きをするとされています。
歯がなくなっているということは、歯周病などにより歯のぐらつきがあり、
自然に抜けてしまったことが推察されます。
一般的に、2〜3歳以上のネコちゃんでは、歯肉炎に加えて、歯石の付着率が高くなり、
歯周病が悪化しやすくなるといわれています。
歯周病はまず、歯肉の赤みや腫れなどから始まり、徐々に炎症が深いところに進行
していきます。
重度になると歯を支える歯槽骨にまで炎症が達し、歯周ポケットに膿が溜まると口臭も
強くなります。歯肉は出血しやすくなり、さらに進行すると歯を支えることが
できなくなり、やがて抜けてしまいます。
こういった歯が抜けた部分の歯肉周辺が炎症を起こしたままで放置すると、
炎症が周りに波及し、痛みや違和感で顔を傾ける、よだれが出る、食欲不振になる
などの症状が出る可能性があります。
akane 様の5歳になるネコちゃんは、お口の中に赤みや腫れもなく、ドライフードも
普通に食べているということなので、現在強い炎症や痛みがある可能性は低いと思います。
ドライフードを食べる際には、切歯がなくても支障が出ることはほとんどないでしょう。
むしろ、ぐらついている歯がある方が、違和感や痛みで食欲が落ちてしまうことが
あります。
ただ、前述しましたように、2〜3歳以上のネコちゃんでは歯周病のリスクが上がる
傾向にありますので、念のため動物病院でお口の中を全体的にチェックして
いただくことをお勧めいたします。
ネコちゃんがお口の中を触らせてくれるのであれば、今後の歯周病の予防の
ためにも歯磨きに挑戦していただくとよろしいでしょう。

■2頭のネコちゃんの目について
2頭のネコちゃんたちが結膜炎のため点眼治療をし、痒みや風邪のような症状は
ないけれど、目の赤みが引かないままということですね。

結膜炎の原因として一般的なものを以下に記載いたします。
(1)感染によるもの
細菌やウイルスなどの感染によって発症することがあります。猫カリシウイルス感染症、
猫ウイルス性鼻気管炎、クラミジア感染によるものなどがあります。
(2)異物によるもの
目の中に何らかの異物が混入することで炎症が起こり、結膜炎を起こすことがあります。
例えば被毛、ゴミ、シャンプー、ハウスダストなどが原因になり得ます。
(3)その他の疾患によるもの
結膜炎の他にネコちゃんが患っている疾患によって、結膜炎が引き起こされることが
あります。例えば、ドライアイ、流涙症、アレルギーなどが考えられます。

2本目薬を使っても赤みが変わらないのであれば、もう一度受診していただき、
ネコちゃんたちの目の様子を再度先生に診ていただいた方がよいと思います。
原因によっても治療法は異なりますので、場合によってはお薬を変えることもあるかと
思います。
慢性的な炎症が起こると、点眼液などで治療をしても、赤みなどの症状が残って
しまうことがありますので、できれば年内に受診された方がよいでしょう。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、
ぜひご利用くださいませ。

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平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

季節柄、風邪など召されませんよう、ご自愛ください。
今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。



老犬歯周病

投稿者:lambママ

投稿日:2016/12/03(Sat) 14:45

No.4560

15歳の老犬チワワです。歯の歯垢がびっしりとついてしまいものすごい異臭がします。最近になって鼻をぷしゅんぷしゅんといわせるようになりました。歯周病の悪化で違和感を感じているのでしょうか。老犬のうえ持病にタンパク質漏出性腸症で服薬中です。麻酔をかけての治療はできないのではとおもっておりますが、他に治療方法はありますでしょうか。

Re: 老犬歯周病

- 獣医師 江口

2016/12/07(Wed) 17:22

No.4565

lambママ 様

この度はご相談頂きまして誠にありがとうございます。
チワワちゃんが最近になって鼻をぷしゅんぷしゅんといわせるようになり、
歯垢がびっしりついていることが原因かもしれないということですね。
また、15歳と高齢であることと、持病の蛋白漏出性腸症の治療で服薬中ということ
もあり麻酔をかけての治療はできない可能性があり、他の治療方法があるか
どうかについてのご相談ですね。

さっそくご案内させて頂きますが、実際のご様子を拝見しておりませんので、
一般的なご案内となりますこと何卒ご了承下さい。

まず、鼻をぷしゅんぷしゅんといわせ、自然にそれが出る場合には、
咳・くしゃみが考えられます。
咳・くしゃみが出る原因としては、鼻の粘膜が弱くなっている(乾燥、刺激)、異物の
混入、ケンネルコフ、鼻炎(アレルギー、細菌感染、ウイルス感染)、副鼻腔炎、
咽頭炎、気管支炎、肺炎などの呼吸器疾患、心臓などの循環器疾患、腫瘍など
が考えられます。

また、lambママ様が心配されるように歯に歯石が着くことでも、くしゃみの原因と
なることもあります。
「口鼻瘻管(こうびろうかん)」といい、歯石が重度に付着することで歯周病が進行し、
歯の根元まで炎症が起き、口と鼻の間にある「歯槽骨」という骨が溶けてしまい
口と鼻がつながってしまう状態をいいます。この場合、膿や飲んだ水、食べたご飯が
鼻に入り、くしゃみが出ます。また、鼻汁や鼻血が出ることもあります。
ここまで症状が進んでしまうと歯をきれいにするだけでは症状は改善せず、
歯を抜歯し、その口と鼻の間の穴を閉じてあげる必要がありますが、
この処置は、やはり全身麻酔下で行われます。

麻酔をかけない処置となると、内科的な治療として患部の感染・炎症を取るために
抗生剤や消炎剤の内服薬での治療となりますが、根本的な治療ではないため
効果がなかったり、一時的に炎症は取れてもまた再発を繰り返したり、
進行することがあります。

また、歯の表面に「歯垢」が付着している場合には、歯みがきを行うことで
取れますが、硬い石のような「歯石」となってしまった場合には、
歯みがきでは取れません。
そのため、歯石を除去するためには処置が必要となり、こちらも通常、全身麻酔
をかけて行われます。
方法としては「スケーリング」といって超音波スケーラ-で歯石を除去します。
その時、歯の表面がざらざらになるのでこのままだとまた歯石がつきやすい状態
となります。そのため、次に「ポリッシング」という処置で歯の表面を研磨して、
なめらかにします。
なお、麻酔でどうぶつさんが動けない状態にすることで、どうぶつさんが
暴れてケガをすることも防ぎますので、処置は安全に行えますが、
やはり、問題は麻酔のリスクになります。

チワワちゃんは15歳ということで麻酔のリスクを避けるため、麻酔なしでの処置に
ついてのご相談ですが、その場合、歯石を器具でできるだけ取るということに
なります。リスクとしてはきれいに歯石を除去できずに取り残しが出たり、
ポリッシングができなかったり、ワンちゃんが動いてしまうことで、
処置自体ができなかったりします。
また、歯や歯茎の状態によっては歯石を取ると歯も一緒に抜けてしまう可能性も
あるため処置ができないこともあります。

最近では歯石や歯肉の炎症に対するデンタル用品も多種多様に出ております。
ジェルタイプであったり、おいしい味のものであったり、負担の少ないそれらを
まず試すのもよいかと思います。
麻酔なしでの処置がチワワちゃんにできるのか、チワワちゃんにとってどのくらい
の負担になるのか、またデンタル用品についても、かかりつけの動物病院で
お取り扱いがある可能性もございますので、一度、動物病院へ
ご相談いただけたらと思います。

チワワちゃんは現在、蛋白漏出性腸症の治療で服薬中ということですね。
蛋白漏出性腸症は抗生物質や胃腸のお薬などを併用する場合もございますが、
主にステロイドが治療薬となります。
このステロイドの副作用には「免疫抑制」というものがあり、細菌やウイルスに
対して抵抗力が弱くなり、感染しやすくなることがあります。
そのため、もしステロイドなどを用いてで治療中であれば、鼻をぷしゅんぷしゅん
いわせている原因の一つとして、感染による鼻炎や副鼻腔炎の可能性も
考えられます。
原因によっても治療方法も異なることと、チワワちゃんは蛋白漏出性腸症の
治療中でもございますので、ぜひ早めに、チワワちゃんのお体のご様子を
よくご存知でいらっしゃるかかりつけの動物病院で診察していただけたらと思います。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、
ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256 です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

寒い日が続きますが、lambママ様もチワワちゃんもお体大切にお過ごし下さい。
チワワちゃんの症状が落ち着き、皆様が心穏やかに過ごされること祈っております。
今後ともアニコムをよろしくお願い申し上げます。



噛み癖

投稿者:448919

投稿日:2016/12/03(Sat) 05:39

No.4559

生後1ヶ月半のフェレットを飼い始めましたが、
外に出すと私の手も含めて色々なところをよく噛みます。
物はまだしも、手を噛むときは歯型が残るほど噛みます。
甘噛みより少し強いかなというくらいです。

今は乳歯と永久歯と混ざっている状況で、歯がゆいこともあるだろうし、
我慢できるくらいの痛さなのですが、
今後永久歯で同じ強さで噛まれたら血が出るくらいだと思います。

しつけに関して、まだ赤ちゃんと思うと今はじゃれているだけとあまり怒るべきでないのか、小さいうちからきっちりしつけをすべきか、悩んでおります。
それとも

Re: 噛み癖

- 愛玩動物飼養管理士 三留

2016/12/07(Wed) 16:07

No.4564

448919 様

クリスマスイルミネーションが街並みを彩る頃ですが
448919様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
この度は、ご相談いただきまして誠にありがとうございます。
生後1ヶ月半のフェレットちゃんが噛んだときのご対応についてのご相談でございますね。
早速ご案内させていただきますが、一般的なご案内となりますこと、
何とぞご了承ください。

強く噛む子、ほとんど噛まない子、個体差はありますが、どのフェレットちゃんも噛む傾向
がみられますが、特に永久歯への生え変わりが完了して歯のむず痒さがおさまるまでは、
周りのご家族様や物をやたらと噛む傾向がみられます。
448919様のフェレットちゃんも生後1ヶ月半の赤ちゃんとのことですし、歯がかゆくて
噛んでいるのかと存じます。また、お迎えになられてからそれほど間がないご様子ですので、
新しい環境に戸惑ったり、不安で警戒してしまうというところがあるのかもしれませんね。
育ち盛りでお腹がすいてイライラとして噛んでしまっていることもあるかもしれません。
いろいろな原因が考えられますが、これから落ち着いていき、信頼関係が育まれていく
赤ちゃんのうちは、まずは新しい環境に対する安心を抱かせてあげること、
人は信頼できよいものだと感じさせてあげることが大切でしょう。

ただ、まさにフェレットちゃんが噛んだそのとき、「噛むことがいけないことだ」と
お伝えいただくことは重要でしょう。噛んだらその場で、「こら」「ダメ」などと、
フェレットちゃんに分かり易い、ご家族の皆様と統一した言葉で、しっかりと目をみて
落ち着いた声で叱り、いけないことだと教えてあげましょう。
フェレットちゃんが噛んだときに、その場の雰囲気が大騒ぎになってしまうと、
フェレットちゃんが興奮状態になってしまって収拾がつかなくなってしまうことも
ございますので、なるべく落ち着いて対応いただくことが重要でしょう。
また、フェレットちゃんは狩りをするどうぶつですから、脅えている相手、弱いところ
を見せる相手には「手を緩めないぞ」とばかり強く出るようになることがありますので、
噛まれたときなど脅えている表情をみせないようになさらないようにしましょう。
堂々とした強い飼い主さん、という表情をお見せいただければと思います。
フェレットちゃんの歯は鋭くて、お怪我をなさることも多いのですが、
ご家族様が「怖い」、「痛い」とお思いになる状況を減らすためにも、
日々のお世話をなさるときに、軍手や手袋、靴下などをなさるのも一つの方法でしょう。
また、噛んで遊ぶおもちゃなどで、エネルギーを発散させていただければと存じます。
フェレットちゃんの目の前で手をひらひらと動かさないようにするなど、フェレットちゃん
が噛む状態を作らないようになさることも重要でしょう。
また、「撫でて欲しいけど、しつこくされるのは嫌い」というフェレットちゃんも
いますので、撫でているとこのくらいのタイミングで噛む、というようなときには、
噛む前にさっと離れてしまうようになさるとよろしいでしょう。
なお、フェレットちゃんがお家の中にさまざまなものを噛んでしまうことが
よくみられますが、噛まれて困るものや噛んだら危険なものにはカバーをするなど、
あらかじめ保護しておくことも重要でしょう。
また、かじってしまった欠片などを飲み込んでしまわないように
ご注意をいただければと存じます。

アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での
どうぶつ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用ください。
電話番号は、あんしんサービスセンター0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

フェレットちゃんのお健やかにご成長を心からお祈り申し上げております。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。



子犬のあまがみについて

投稿者:ビス子

投稿日:2016/12/02(Fri) 10:46

No.4558

9月25日生まれで、うちに迎えて1週間です。
子犬ですが足や手をガブガブ噛むので、
しつけの本を読んで、手を隠したり、低い声で『ダメ! 』としかったり、他に噛むおもちゃをあげたりしますが、だんだんとヒートアップして過呼吸みたいになってしまいます。しつけ教室に通おうと思いますが、その前に出来る対処はありますか?

Re: 子犬のあまがみについて

- 愛玩動物飼養管理士 三留

2016/12/05(Mon) 17:09

No.4563

ビス子 様

街のクリスマスイルミネーションに心はずむ頃ですが
ビス子様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
1週間前に子犬ちゃんをお迎えになられたとのこと、
子犬ちゃんの時期は、エネルギーがあり余って興奮しやすく、
「可愛いけど、思ったより大変」「目が回りそう」などとおっしゃる方が
多いのですが、いかがでしょうか。

この度は、ご相談いただきまして誠にありがとうございます。
早速ご案内させていただきますが、一般的なご案内となりますこと、
何とぞご了承ください。
子犬ちゃんの甘噛みについてのご相談でございますね。
子犬ちゃんの乳歯は生後2、3か月で生え始め、その後抜けて、
8か月ごろを目安に永久歯が生えそろいます。
この期間は、子犬ちゃんの口の中はむず痒いこともあり、何かにつけて噛みたがり、
例外がないといって良いほど噛んで飼い主様を困らせます。
子犬ちゃんの乳歯はとがっていますし、夢中になって噛みますので、
噛まれると痛くて、「これでは甘噛みとはいえない」と心配になってしまわれる
ことが多くみられます。

永久歯が生え揃った後は、むず痒さは治まってきますので、噛まなくなる傾向は
みられます。ただ、ワンちゃんは、「自分がした行動の前後にどのようなことが
あったか」ということをもとに、行動を選択するようになりますので、
「噛んだら構ってもらえた」という経験をすると、「噛むこと=良いことがあった」
ということになり、その後も噛み続けることがあります。
したがいまして、噛んだあと、「面白い」、「構ってもらった」、「楽しい」と
ワンちゃんが感じる行動をご家族様がなさらないように継続的にご注意いただくことが
重要でしょう。
例えば、噛んだことを叱っているつもりでも、高くて大きな声で叱ってしまうことで
ワンちゃんからみると、「楽しくなってしまう」、「余計に興奮する」という状態
になっていることもよくみられます。
タイミングは噛んだその瞬間、叱る言葉はご家族様の間で決めていただいた言葉で、
毅然とした低くて落ち着いた声と態度でお叱りいただくことが重要です。
ビス子様も、低い声で叱っていらっしゃるとのこと、望ましいので、このままお続けに
なられるとよろしいでしょう。
即効性はみられないかもしれませんが、子犬ちゃんを守り率いる飼い主様として
「今あなたがやったことはいけない」ということを、しっかりと伝えるため、と
考えていただくとよろしいでしょう。
ワンちゃんがした行動に対し飼い主様がいつも同じ対応をなさることで
ワンちゃんは毅然とした飼い主様のご様子を落ち着いたものとしてとらえ、
「あの時も、この時も、噛んだら、楽しいことがなくなった」という経験から
「噛んでも良いことがない」、「噛んではいけない」ということを理解していくでしょう。
一方で、感情で叱って大騒ぎになってしまうと、ワンちゃんを余計に興奮させたり、
飼い主様への信頼が減じてしまったりすることが懸念されます。
落ち着いて対応いただくことが望ましいでしょう。

ビス子様は、低い声で叱ることのほか、手を隠したり、おもちゃをご利用なさったり
しているとのことでございますね。
「良い状態を作るように誘導して、それを褒める」ということもワンちゃんとの生活
を共にする上で大切なことです。「噛まない状況」を作り、「噛まないでいたら良い
ことがあった」という経験をさせてあげるためには、これらの方法も望ましい方法
でしょう。
ただ、手を隠す際に、噛もうとするワンちゃんから逃げるような状況になって
しまうと、ワンちゃんにとっては遊びになってしまう可能性もございます。
生活の中でワンちゃんの気をひきやすい場所に手をおかないようにする、あるいは
ワンちゃんの目の前を通るときには手を首の後ろなどに置くなどして、
ひらひらと手が動く状況を作らないということを習慣付けるというこも
大切でしょう。
また、オモチャを利用なさる際もタイミングが大切です。
例えば、噛んだ後にオモチャをみせて気をひくと、ワンちゃんには噛めばオモチャを
与えてもらえる、と伝わってしまうかもしれません。
必ずワンちゃんが噛んでいない状況で、オモチャを見せたり与えることが重要でしょう。
ケージから出した後、ひとしきりリビングを走り回った後、決まって噛みに来る、
というのがいつもの行動であれば、走り回った後、ワンちゃんがいつもなら
これから噛みに来る、というタイミングで、オモチャをポンと投げてみては
いかがでしょうか。

子犬ちゃんといっても、噛まれると痛くてたいへんですが、
「痛い」「怖い」という飼い主さんのマイナスの感情をみせると、ワンちゃんが
強気になってしまうことがあります。
噛まれても、毅然とした強い表情でいらっしゃるほうが良いでしょう。
また、焦って「何とか止めさせなくては」と手で叱ったり、飼い主さんが興奮しすぎて
しまったりして、「人の手が怖い」などと恐怖や不安定さを感じる状況は、
成犬になってからも影響を及ぼすことが多くございます。
長い目でみること、急がないという姿勢も大切なのかもしれません。
また、人の手に対する恐怖は、「怖くて自分を守るために噛む」、
という状況が今後生じてしまうこともありますので、
「人の手は良いものだ」という経験をたくさんさせていただくことが大切でしょう。

ワンちゃんとの生活では、ブラッシングや歯磨きなど、さまざまなお世話をして
いただく必要があります。
「嫌だから、止めて欲しくて噛む」という行動については、噛んだ瞬間に、
飼い主様は「いけない」などと一言おっしゃって、後は「平然と余裕の笑顔で
ブラッシングを続ける」というように、「噛んでも止めてもらえない」という状況を
作るとよろしいでしょう。
もちろん、ブラッシングをしている間に無理をして痛い思いをさせないこと、
ブラッシングって気持ちが良い、という経験にしてあげることはたいへん重要です。
そして、ブラッシングをしたら、ご褒美になることをしてあげたり、与えていただくと
よろしいでしょう。

ビス子様の子犬ちゃんの月齢の頃は成長著しい時期でもありますので、
健康管理のために睡眠をしっかりととることが重要な時期です。
好奇心旺盛な時期でもありますので、遊びたがりますが、
構い過ぎない、ということも大切でしょう。
ケージをタオルケットなどで覆うなどしていただき、周囲が気にならない状況を作って
いただき、遊びたいと子犬ちゃんが騒いでいても知らん顔をしていればそのうち、
すやすやと寝息をたてると思います。
そして、静かにしている時に良いことがある、と教えるためにも、
またワンちゃんが静かに落ち着いているときに、
ケージから出して遊んであげるようにしましょう。

また、エネルギーを発散できていないと、噛んだり吠えたりする行動に結びついて
しまうことがありますので、これからの生活で、お散歩などを通して十分な運動を
確保していただくことは大変重要です。
リードをつけて地面を歩く、本格的なお散歩はワクチン接種が終わり、抗体が十分に
ついてからですが、子犬ちゃんがまだワクチンが終わっていないのでれば、
社会性を育むためにも、抱っこやキャリーバッグなどをご利用いただき、
安全に十分ご注意いただいた上での散策などを通して、
外の気持ちよさなどを味あわせて
いただくのもよろしいでしょう。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での
健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用ください。

電話番号は、あんしんサービスセンター0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

ビス子様の子犬ちゃんのお健やかにご成長を心からお祈り申し上げております。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。