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パピーフードからの切り替え
投稿者:ココパパ
投稿日:2011/09/27(Tue) 00:14
No.981
お世話になります。10ヶ月の雄のミニチュアシュナウザーのココです。体重は約7.6kgで大分体が大きくなり、かなり成長したと思い最近嬉しいのですが、どうも胸のあたりが太くて、他のミニチュアシュナウザーと比べるとやや太って見えます。胸を横から触ると肉であばら骨が触れません。下から触るとあばら骨が触れます。この数ヶ月で徐々にパピー用のフードの量を減らして1日に100gにしたのですが、また太り気味になってきたので、更に量を減らそうと思います。ただ、このまま減らすと食後の量に満足しないようにも思います。小型犬は1年位で成犬になると聞いたのと、必要なカロリーが急激に減ったように思われますので、成犬用フードへ切り替えても問題ないでしょうか。なお、自分の食事を催促するようなことはしません。我々が食事をしていると見に来て食べたいと意思表示しますが、それほどしつこくはありません。運動量は比較的少なくて、2日に1回30分から1時間程度の散歩をします。普段寝ているとき意外は、家の中を歩き回ってることが多いです。よろしくお願いします。
Re: パピーフードからの切り替え
- 獣医師 岸田
2011/09/28(Wed) 16:35
No.987
ココパパ様この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。ココちゃんは10カ月になられ、子犬から成犬へと健やかにご成長されているようで何よりでございますね。フードの切り替え時期についてご案内させて頂きますが、実際のココちゃんのご様子を拝見していませんので、一般的なご案内となりますことをご了承ください。ワンちゃんはほぼ一年間で成犬になります。このように幼犬期には成長が著しい時期にあわせて特別に栄養価やカロリーの高いパピーフードを与えますが、成長が一段落しているのにもかかわらずパピーフードを与え続けてしまうと、今度は栄養過多で肥満などの悪影響が生じてしまいますので、時期をみて成犬用のフードに切り替えます。成犬用のフードに切り替える時期は、フードにもよりますが、一般的には、小型犬ですと 8〜10カ月、中型犬 11〜12カ月、大型犬 12〜14カ月くらいが目安になるでしょう。しかしながら、ワンちゃんの成長速度には個体差がありますので、それぞれのワンちゃんで、最適な切り替え時期を見極める必要があります。骨格の成長と体重の増加が一段落して、ある程度しっかりとした体が作られていると判断されているかというのがポイントとなります。なお、避妊手術や去勢手術を受けた場合、体内のホルモン値の変化によって、カロリー要求量が減少し、太りやすくなるといわれています。これらの手術を受けた場合には、体の成長具合も考慮しながらですが、手術からの回復時期を一つの目安として、フードの切り替えを始める場合もあります。ココちゃんは10カ月になられ、やや太り気味になってきているように見えるとのことですね。骨格の成長具合はいかかでしょうか?体の大きさ自体がもうほとんど変わらないのに、体重だけが増えていっているようであれば、もうフードの切り替え時期に来ていると考えられます。特に、去勢手術をすでに済まされているようであれば、パピー用のフードの量を減らすことで調節するよりも、成犬用のフードに切り替えてあげた方がよいのではないかと存じます。ただ、ワンちゃんが「太っているかどうか」を判断するのは、実はなかなか難しいことです。同じ犬種のワンちゃんと比較して、太っているように見えても実は毛がふさふさしているだけであったり、骨格が大きいだけであったり、筋肉がしっかりついているために太って見えているだけであったりすることもあります。ココパパ様がされているように、胸のところを触って肋骨が触れるかどうかは一つの目安になりますが、その他にも、骨格の大きさ、筋肉あるいは脂肪のつき具合などを総合的に見て、「太っているかどうか」を判断することになります。したがいまして体重管理を行う時には、その点に十分注意する必要があります。*客観的には、「体脂肪率」を測ることで判断することもできます。 病院さんによって犬用の体脂肪計をお持ちのところもあると思いますので、ご相談されてみるとよいでしょう。これを使用してみることにより、太っているようには見えないのに実は「隠れ肥満」のワンちゃんの存在に気付くことができます。 大切なココちゃんの肥満を防ぎ、健康維持のためには、入るエネルギーと出るエネルギーとの収支を考えることが大切です。したがいまして、「出るエネルギー=活動量」を増やすため、お散歩の時間を確保して頂いたり、自宅での遊びの時間を作って頂くなど、十分な運動をさせていただく工夫をして頂ければと存じます。なお、フードを切り替えるときは、一度に全量を替えるのではなく、パピー用のフードに少しずつ成犬用フードを混ぜるようにして、時間をかけて替えていくようにしてあげて下さい。秋らしいさわやかな季節になりましたが、昼夜の寒暖の差が大きく、人もワンちゃんも体調を崩しやすい時期ですね。ココパパ様もココちゃんも、どうぞお体を大切にお過ごし下さい。今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。
土・草を食べます。
投稿者:さやえんどう
投稿日:2011/09/26(Mon) 15:30
No.980
トイプードル♂3ヶ月です。先日、2回目のワクチン・ノミダニフィラリアのお薬が終わり、庭へだすようになりました。ですが、土や芝生などを臭いをかぎながら食べています。止めてもすぐにまたやりはじめます。ウンチに芝生などまざってきますが、出るとき痛いようです。(キャンとなくときがある。)食事はロイヤルカナンインドアジュニアを食べさせています。それ以外は水しかあたえていません。とても元気にしていますが、どこか悪いのでしょうか?*2回目の予防接種でアレルギーがでました。
Re: 土・草を食べます。
- ドッグライフカウンセラー 三留
2011/09/28(Wed) 15:14
No.985
さやえんどう 様すっかりと秋へと衣替えをしたお散歩道が気持ちよい頃ですが、さやえんどう 様におかれましてはいかがお過しでしょうか。この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。早速、ご案内をさせて頂きたく存じますが、お子様の詳細なご様子が分かりかねるため、一般的なご案内になりますことを何卒ご了承くださいませ。さやえんどう様のトイプードルちゃんは3か月になられたとのことでございますね。好奇心旺盛でいたずら盛り、またそこが愛らしくてたまらないのでございますが、ご家族様は目が回りそうなのではないでしょうか。さて、トイプードルちゃんがお庭に出すと土や草を食べてしまうとのことですね。子犬ちゃんが何にでも興味を持ち、口に入れることは、どの子も同じかと存じます。多くの子犬ちゃんは、お家の中でも、埃でも、輪ゴムでも、何でも口にしてご家族をハラハラさせます。この子犬ちゃんの時期の、何でも口にするという行動は、大人になり、だんだん落ちてくるとみられなくなることも多いようですので、今は「土や草を口にしても、いいことがない」「土や草を口にしてはいけない」と時間をかけて教えることが大切かもしれません。トイプードルちゃんをお庭にお出しになられたとき、土や草の方に行って口に何か入れようとするのは、どのようなタイミングでしょうか。土や草をいじろうとする体勢になる前に、ボールやオモチャ、追いかけっこなど、楽しい遊びをさせていただき興味を他のことにそらしていただいたらいかがでしょうか。もし、お庭に出て、探索していろいろなものを口にするのが習慣になりつつあるのであれば、それ以外の楽しみを与えてあげましょう。そして土や草を口にする隙を与えないうちに、お家に入れてしまった方がよろしいでしょう。あるいは、トイプードルちゃんをお庭に出したときに、いつも行きたがる土や草のある方には、行かれないように、柵などを据えるのもよろしいかもしれません。トイプードルちゃんが土や草を口にしようとしているときは、とにかく落ち着いていただき、ご家族でお決めになられた言葉を、低く落ち着いたトーンで、「いけない」などと叱っていただき、口にしないことを選んだら、「いい子ね」と褒めてあげてくださいませ。土や草を口にしないことを選んだら、大好きなことをして楽しく過ごせるということを教えてあげましょう。また、トイプードルちゃんと遊んであげようと声をかけるときは、石や土を口にしていないときにしていただくとよろしいでしょう。口の中のものを出そうとご家族が一生懸命なればなるほど、取られまいと飲み込んでしまうことがあります。飼い主様はできるだけ落ち着いていただき、落ちているものを口にしてはいけないことを根気強く教えていきましょう。なお、日ごろから、口の中のものを出したら、笑顔でほめてあげ、トイプードルちゃんの好みの物を与えるなどして口の中の物を出すことに躊躇しないようにしておくとよろしいでしょう。現在、さやえんどう様は、ワンちゃんにペットフードの子犬ちゃん用と水を与えていらっしゃるとのことでございますね。総合栄養食と印刷されているフードで、かつ子犬ちゃん用のものであれば、子犬ちゃんの成長に必要な栄養は十分与えていただいているのではないでしょうか。元気いっぱい、いいウンチが出ているのであればお健やかに成長をなさっているのではないかと存じます。さやえんどう様がご心配をなさっていらっしゃるように、ワンちゃんは嘔吐したいとき草を食べることもありますし、ワンちゃんが土を食べたがるときには健康上の問題があるという説もございます。しかしながら、先述のように子犬ちゃんが何にでも好奇心を抱いて口にしたがるのは、ごく普通のことですが、トイプードルちゃんは元気いっぱいにお過しとのことですので、健康上の問題はご心配に及ばないのではないかとは存じます。しかしながら、土や草を食べることは決して体にとって好ましいことではありません。中には、異物を摂取することで緊急手術が必要になるケースも多く見られます。さやえんどう様のワンちゃんは、ウンチをしたときキャンと鳴くとのことですが、ウンチをほぐしていただいたときには、草以外のものは入っていませんでしょうか。また、嘔吐、下痢などの消化器症状が見られませんでしょうか。もし、気になる点がございましたら、獣医師さんの診察をお受けになられることをお勧めいたします。また、鳴く原因が排便によるものではなく、しゃがんだときの膝などにある場合も中にはございます。トイプードルちゃんがいつもと違う座り方や歩き方をする、特定のところを抱くと鳴くなど、気になる点が万が一お有りの際にも、獣医師さんにご相談をいただければと存じます。なお、トイプードルちゃんくらいの月齢は、成長が著しく、個体差はありますが、食欲が旺盛な時期でもあります。空腹感から何かを食べようとしている可能性もございます。ふだんフードを与えた時に、数分で勢いよく食べきってしまうような様子があるのであれば、もう少しフードを増やしてあげてもよろしいかもしれません。目安の量はフードの袋に印刷されておりますが、1割から2割くらいの増量は問題がないとされております。これからお散歩にいらっしゃるようになると、子犬ちゃんは、どうしても道の端っこにある物などに興味を持ち、口にすることが見られます。このような状態を防ぐためにも、お散歩は自分の好きなところへどんどん行くのではなく、飼い主様に守られ、引き連れられていることをしっかりと伝えることが大切です。お散歩中に何度もトイプードルちゃんの名前を呼んでいただき、さやえんどう様の隣を上手に歩いているときには褒めてあげてください。これからはお出かけの心地よい季節でございますね。トイプードルちゃんと、どうぞ素敵な秋をお過しくださいませ。トイプードルちゃんの健やかなご成長を心からお祈り申し上げております。今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。
先住犬と子犬の遊ばせ方
投稿者:ぼんぼん
投稿日:2011/09/23(Fri) 10:01
No.978
先住犬(チワワ♂・去勢済み、1歳半)と後輩犬(パグ×チワワMIX♀2ヵ月半)の遊び方について質問です。後輩犬が自宅に来て2週間くらいになります。初顔合わせ時、先輩犬は少し吠えて威嚇していたので、ケージで隔離していましたが2・3日で慣れ、一緒に遊べるようになりました。普段、先住犬はお留守番と就寝時はケージで、それ以外はお部屋で自由にしています。後輩犬はケージ生活、1日1回10〜50分位様子を見ながら、お部屋に出します。しかし、後輩犬を部屋に出した時の2匹の遊び方が激しく、興奮しっぱなしです。追いかけっことガウガウ言いながらのプロレスごっこが主でお互いに仕掛けたり、仕掛けられたりでずっと走っています。先住犬は陽気な性格です。人見知りは全くしません。散歩中気に入ったワンコがいると、挨拶はできますがその後、興奮して吠えてしまいます。(遊びたいけど、どうしていいかわからなくて吠えてしまうように見えます)単体でお部屋に出ている時は落ち着いていて、お座り、待て、ゴロン、ハウスなどのコマンドにも従えます。後輩犬への対応はやさしいです。オモチャやオヤツをとられても全く怒りません。シッポを引っ張られたり、体を噛まれたりしても怒ったりキャンキャン鳴いたりしません。後輩犬がケージで寝ているときに近づいて、頭を低くして高い声で鳴いて遊びに誘っているようなしぐさもよく見かけます。後輩犬も負けずと陽気で活発な性格っぽいです。人間との遊びも大好きで、お座りも直ぐ覚えてしまいました。先輩権は純粋に後輩犬と遊びたいだけで、後輩犬はまだ子犬で元気いっぱいガウガウしてしまうのはしょうがないことだとは思うのですがあまりの興奮ぶりで、人間の声が聞こえなくなっている時も多々あるのでにこのまま犬同士に任せてよいのか心配です。
Re: 先住犬と子犬の遊ばせ方
2011/09/27(Tue) 16:56
No.983
ぼんぼん 様秋の青空が美しく、お散歩の楽しい季節でございますが、ぼんぼん様におかれましてはいかがお過しでしょうか。新たに子犬ちゃんをお迎えになられたとのこと、賑やかで笑い声が絶えない日々をお過しではないでしょうか。この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。ワンちゃんたちが興奮して遊んでいるときのご様子にハラハラとなさっていらっしゃるとのことでございますね。早速、ご案内をさせて頂きたく存じますが、お子様の詳細なご様子が分かりかねるため、一般的なご案内になりますことを何卒ご了承くださいませ。ぼんぼん様のワンちゃん達はだいぶ慣れ、ワンちゃん達が元気に一緒に遊ぶようになり、まずは一安心でございますね。ワンちゃんたちが遊んでいるときの興奮した状態には驚いてしまうことがおありかとは存じますが、ワンちゃん同士のことはある程度、ワンちゃんたちに任せるのが望ましいでしょう。もちろん、一緒に遊んでいるときは、必ずご家族の目が届くようにしていただければと存じます。子犬ちゃんが先住のワンちゃんに教わることも多く、叱られたり、ある程度の喧嘩を通して、先住のワンちゃんが自分を優位な立場であることを子犬ちゃんに伝えます。また、このようなことを通して関係や群れ全体が安定していくことが一般的です。飼い主様は群れの統率者としてワンちゃんたちを落ち着いて見守っていただくとよろしいのではないかと存じます。さて、ご家庭に新しくワンちゃんをお迎えになられると、先住犬は自分の縄張りやご家族の愛情を取られるのではいかと不安になるのが一般的です。「大丈夫なんだ」、「何も変わらないんだ」と安心させてあげ、子犬ちゃんに余裕を持たせてあげることが大切でございます以下、多頭飼いをなさるときのポイントを幾つかご案内させていただきますので、ご参考にしていただければ幸いでございます。1.飼い主様の確かな愛情を先住犬に確信させるぼんぼん様が先住のワンちゃんと一対一で過ごす時間をお作り頂き、ぼんぼん様の愛情は今までと何ら変わらないことをしっかりと伝えてあげましょう。2. 先住のワンちゃんを優先する先住犬が自分の位置や飼い主様からの愛情を確信することは、新しいワンちゃんを受け入れる心の余裕を作ることに通じます。このためにも、ワンちゃんたちを呼ぶとき、食事をあげるとき、視線を向けるとき、すべて先住犬を優先するようにしましょう。優先して先住犬を扱うことは、先住犬を群れの上位の位置に落ち着かせることにもつながります。3.先住のワンちゃんの縄張りを確保する元気の有り余っている子犬ちゃんから離れて、先住犬が少しゆっくりしたいと思うときに、逃げられる場所を用意してあげましょう。また、今まで先住犬が自分の場所としてくつろいできた場所はなるべくそのままで先住犬に利用させてあげましょう。4.新しいワンちゃんと一緒にいると楽しいと思わせるワンちゃんたちに「一緒にいると良いことがある」と思わせてあげることが重要ですので、今、ぼんぼん様のワンちゃんたちが楽しく遊んでいるということはとても望ましいでございます。5.一緒の群れの存在だと自然に思わせるワンちゃん同士の連帯感を持たせ、また自分の縄張りから開放させてあげるためにも、散歩などを利用していただくのも一つの方法です。子犬ちゃんのリードをつけてのお散歩は、ワクチン接種が完了し獣医師さんの許可が出てからですが、ワクチン接種が完了していなくても、抱っこやキャリーバッグを利用した状態での散策はむしろ好ましいと推奨されています。6. 順位付けの行為を理解する群れの中での自分の位置がはっきりしていることで、ワンちゃんは安心し、どちらが上位でどちらが下位なのか明確でないと、ワンちゃんたちは不安になります。先住のワンちゃんは、新しく来た子にマウンティングをしたり、うなったり、吠えたりしながら、「順位をはっきりさせよう」「ここは私の縄張りだよ」という意志表示をすることがみられます。また、ワンちゃんたちはケンカを通してお互いの順位が決定させようとします。飼い主さんは、ワンちゃんたちの順位を正しく扱うことが大切です。7.先住犬を強い存在だと思わせる先住犬が子犬ちゃんにタジタジになっていたり、子犬ちゃんが成長して強さをアピールするようになると、どうしても先住犬をかばいたくなることがあります。しかしながら、群れの上位は強いことが大切ですので、かばったり、なぐさめたりされるのは、弱い存在だとワンちゃんたちの目には映ります。できるだけ、先住犬を強い存在として、子犬ちゃんの目に映るようにしましょう。どちらのワンちゃんも朗らかで、愛らしくお育ちのご様子でございますね。秋の装いを始めたお散歩道を駆け回るワンちゃんたちの様子が目に浮かぶようでございます。お健やかなご成長を心からお祈りいたしております。どうぞ素敵な秋をお過しくださいませ。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。
肉球が一部すれて硬くなっていま...
投稿者:kaori
投稿日:2011/09/26(Mon) 11:13
No.979
ロングコートチワワ6か月♂を飼っています。犬を飼うのは初めてです。どうぞよろしくお願いいたします。ずっと室内犬で散歩はほとんどしないできました。9月になり涼しくなって週に1、2ペースで散歩をするようになりました。楽しそうになってきたので、30分弱ほどアスファルトの道路を散歩しています。後ろ足の肉球に一部擦れたのか、白くなり硬くなっている所があります。硬さはかためのかさぶた位でしょうか・・?触ると少し嫌がりますが、痛そうではありません。様子を見ていればいいのか、病院に連れていった方がいいのか悩んでおります。食欲、ウンチ等はいつも通りです。ご回答よろしくお願いいたします。
Re: 肉球が一部すれて硬くなって...
2011/09/27(Tue) 14:28
No.982
Kaori様爽やかな風に秋を感じる季節となりましたが、Kaori様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。チワワちゃんの肉球についてのご相談でございますね。お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、実際のご様子を拝見していませんので、一般的なご案内となりますことをご了承ください。ワンちゃんの肉球は、皮膚の角質層の発達した厚い表皮の部分と、その中のやわらかい脂肪球とでできています。厚い表皮の部分は、肢の裏を地面の刺激から守る靴底の役割をしており、脂肪球は肢への衝撃を和らげるクッションの役割をしています。肉球の表皮の角質層の厚さは、ワンちゃんの年齢や生活環境によって変化します。子犬や普段室内のみで生活しているワンちゃんでは、角質層があまり発達せず、軟らかな肉球ですが、成犬の中でも、お外で生活していたり、よくお散歩をするワンちゃんでは、角質層が厚くなり、だんだん硬い肉球になってきて、それだけ、外部の刺激や衝撃に耐えられるようになってきます。kaori様のチワワちゃんは今6か月で、お外でお散歩をし始めたばかりですので、まだ肉球が薄く軟らかい状態で、おそらく、お外を歩いて刺激を受けるようになって、これからしっかりした肉球の、厚い角質層が作られようとしているところではないでしょうか。チワワちゃんが肉球を痛がったり気にして舐めたりというような様子がないようであれば、おそらくは問題ないかと存じます。しかしながら、肉球が軟らかく角質層が薄い段階では、外部の刺激に対し弱い場合があり、擦れたり、あるいはとがったもので傷がついたり、とげが刺さったりというようなことも考えられます。かさぶたのようになっているようでしたら、その下が炎症を起こしたり、化膿したりしている可能性もあるかもしれません。そのような状態になるとワンちゃんは気にして舐めたり、触られるのを嫌がったり、肢を着くのを嫌がったりすることがあります。そのような症状が見られるようでしたら動物病院さんを受診されることをお勧めします。これからの季節、地面の冷たさや空気の乾燥のせいで、肉球の表面が乾燥してひび割れてしまうようなことも多く見られます。肉球の保護のために、パッドケア用のクリームなどを塗ってあげてもよいでしょう。また、肉球が角化してしまった状態の場合、しばらくの時間ぬるま湯につけて優しくマッサージしたり、擦ったりしてあげることで、硬くなった角質を除去出来ることがあります。お散歩に気持ちのよい季節になってきましたね。どうぞチワワちゃんと素敵な秋をお過ごし下さい。チワワちゃんの健やかな成長を心からお祈り申し上げております。今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。
生理中の変化
投稿者:ソプラ
投稿日:2011/09/22(Thu) 01:49
No.975
生後7ヶ月のチワワのソプラといいます。初の生理がきました。いつもと様子が変わるのは認識していましたが、それにしてもいつも元気な子が一日中寝てる状態です。 部屋を汚さないようマナーパンツをはかせていますがはかせたとたんおとなしくなり寝始めます。外すと突然元気になり遊びだします。こういうものですか?ちなみにマナーパンツを装着するとき嫌がっているようには思えません。 また、マナーパンツを外した時自分からトイレに行きおしっこをするのですが、トイレから出てた直後(〜1分以内)に残尿?のようなものを漏らしてしまうのですがこれは残尿なのでしょうか?色はおしっこと同じ黄色でさらさらしたものです。トイレはほぼ100パーセントに近いくらい出来ていましたので無意識で漏らしてしまっているのでしょうか?
Re: 生理中の変化
2011/09/22(Thu) 16:24
No.977
ソプラ 様爽やかな秋の陽が待ち遠しい頃でございますが、ソプラ様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。さっそくご案内させて頂きたく存じますが、一般的なご案内となりますことを何卒ご了承下さいませ。<生理時期の変化について>ソプラちゃんが初めて生理をお迎えになられたとのことでございますね。健やかなご成長、おめでとうございます。女の子のワンちゃんは、一般的に生後6〜12ヶ月頃には体の成長が一段落して性成熟を迎え、このころ最初の発情を迎えますが、その後1年に1〜2回、6〜12ヶ月の間隔で発情を繰り返すことになります。発情前期には陰部が赤く腫大し、通常1〜2週ほどの間、出血がございます。ワンちゃんの発情出血は、ヒトの生理が受精しない時に起こる出血であることとは違い、これから排卵をする準備(妊娠準備のため肥厚した子宮内膜の毛細血管が切れることによる出血)のための出血になります。したがいまして、ワンちゃんは発情出血(生理)後に排卵が起こります。さて、いつも元気なソプラちゃんが一日寝てばかりいるご様子に戸惑っていらっしゃるご様子でございますね。ワンちゃんも生理を迎えますと、排尿回数や排尿量が増える、陰部を舐める、落ち着きがなくなる、食欲の変化なども見られます。ソプラちゃんの場合も初めて生理を迎えて、戸惑いもあり、寝ていることが多いのではないでしょうか。マナーパンツをはいて動くことにも慣れておらず動きたがらないのかもしれませんが、次第に慣れてくれば、様子が変わってくるのかもしれません。ワンちゃんは変化に敏感でございますので、周囲の皆様は心配そうになさるのではなく、いつもと同じように明るく声をかけたりしていただくとよろしいでしょう。なお、ワンちゃんでは排卵後に卵巣に形成される黄体が、妊娠した場合と同じ期間機能し、プロジェステロン(黄体ホルモン)と呼ばれるホルモンが分泌されます。このプロジェステロンは、妊娠維持の作用をもつホルモンであり、プロジェステロンの分泌が低下した頃に乳腺を刺激するホルモンが分泌されます。そのため乳腺の張りなどの妊娠様の兆候(偽妊娠)がみられることがありますが、これらは生理的な現象ですので、一般的には数週間から約2ヶ月程度で症状は自然に落ち着いてきます。<排泄の様子について>ソプラちゃんがマナーパンツを脱いで排尿した後の様子についてご心配のご様子でございますね。上述のように、生理時はホルモンの関係もあり、オシッコの量が増え、回数も増える傾向にありますが、これ以外にも、マナーパンツの着用で我慢していることも関係あるのかもしれません。トイレでの排尿を促す回数を増やしていただいてはいかがでしょうか。生理的な変化によるオシッコの変化以外にも、生理時は免疫力の低下により感染を起こしやすい時期でもありますので、膀胱炎などを起こしてしまうこともあります。今後、ソプラちゃんのご様子をご覧になられ、「オシッコをしてもまたトイレに座りたがる」「トイレで長時間じっとする」、「おなかを痛そうにする」など、気になる点がございましたら、一度獣医師さんのご診察をお受けになられることをお勧めいたします。なお、オシッコの病気の予防のためには、いつでも飲みたいときにお水を飲めるようにしていただくことが大切でございますので、新鮮なお水を切らさないように注意しましょう。これからお出かけの心地よい季節の到来でございますね。ソプラちゃんと、どうぞ素敵な秋をお過しくださいませ。ソプラちゃんの健やかなご成長を心からお祈り申し上げております。今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。