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トイレのしつけと食事量について
投稿者:高田 享子
投稿日:2011/03/26(Sat) 11:51
No.705
2010年11月1日生まれのシェットランドシープドックの女の子です。ペットショップから2011年3月に来ました。トイレのしつけについてですが、お迎え時に生後4か月ということもあり時間がかかるとは言われましたが、いまだにトイレ(トイレシーツも含み)で100%できません。部屋の臭いをかいだり、くるくる回り始めたときにゲージに入れるとトイレはしますが、毎回シートの上で、とはいかず困っています。ずっとゲージに入れっぱなしも可哀そうだし、上手にできたときもうんちやおしっこを踏まないようにするのが精いっぱいで褒めるのが後回しになってしまいます。また、食事量ですが、今日会ったシェルティーの男の子は間もなく1歳だったのですがうちの子と同じ体重でした。食事量が半分くらいだそうです。ペットショップや獣医さんから指示いただいた量で大丈夫なのか心配です。アドバイスをお願いいたします。
Re: トイレのしつけと食事量につ...
- ドッグライフカウンセラー 三留
2011/03/29(Tue) 11:57
No.710
高田 享子 様足踏みをしつつ訪れる本格的な春が眩しい頃でございますが、高田様におかれましてはいかがお過しでしょうか。この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。早速ご案内をさせていただきますが、実際のシェルティーちゃんのご様子を拝見していませんので、一般的なご案内となりますことを何とぞご了承くださいませ。【トイレのしつけについて】■基本的なトイレトレーニングについてトイレでの排泄を教えるポイントは、成功体験を持たせること、そして、その成功を褒めてあげることでございます。10回のうち、例え1回でも成功をしたら、うんと明るい声で褒めてあげてくださいませ。成功をしたら褒めてあげ、成功の割合を少しずつ大きくしてあげましょう。これを繰り返し行うことで、自分からトイレへ行こうとするときがくるかと存じますので、それまでは根気強く見守ってあげてくださいませ。また、ソワソワとしたシェルティーちゃんの仕草を合図にケージに入れることも一つの方法ございますが、排泄リズムを観察することで、排泄のタイミングの予測をつけ、「そろそろかな」という時にトイレに誘導してあげてもよろしいでしょう。多少はみ出していても大目にみてあげ、トイレシートの上で少しでも排泄ができたら褒めてあげましょう。褒めることで「そうそう、その調子」と、シェルティーちゃんがした行動が適切だったということを教えることができるといわれております。トイレでの排泄が出来るようになっても、褒め続けてあげて下さいませ。■ご注意いただきたい点(1)叱らず、騒がない粗相をしたときには、どのようになさっていますでしょうか?このときに叱ったり、騒いだりしてしまいますと、排泄行為を悪いことだと思い隠れてしたり、あるいは「注目を浴びたこと」=「ご褒美」だと思ってしまいトイレではない所ですることがございます。このため、粗相をしても余計な言葉をかけず、何もなかったかのように片付けていただいたほうがよろしいでしょう。シェルティーちゃんがゆったりとした気分で排泄ができるように、できるだけ周囲が焦らないようにすることで上手くいくこともあるようでございます。長い目で見ていただければと存じます。(2)紛らわしいものを置かないカーペットやマット類などのトイレシートに似た感触の物が行動範囲にあると、区別がつかなくなることがございます。もし可能であれば、カーペットを取り外していただいたり、いつも粗相をしてしまう場所が決まっているのであれば、その上にトイレシートを敷くことで、その場所をトイレの場所にしてあげると宜しいでしょう。(3)トイレのあるケージを好きなところにする叱ったときにケージに入れるのではなく、「ケージの中に入るといいことがある」「ケージは心地よいところ」だと日ごろから思わせてあげましょう。(4)行動範囲が変わるたび、根気強く教えるなお、ケージの中での排泄ができるようになっても、ケージから出ると出来なくなることがあるのはどの子も同じでございます。ワンちゃんには行動範囲が変わる度にトイレへの道筋を教えてあげることが必要となります。このためには、今、高田様がなさっていらっしゃるように「そろそろするかな」というタイミングを見計らっていただき、声をかけながらトイレに誘導してあげ、出来たら褒めることの繰りかえしを続けることでございます。このときに、「トイレはここよ」「ワンツー・ワンツー」などと掛け声を決めていただくとよろしいでしょう。※ いつも遊ぶリビングなどにもう一つトイレを作ってあげても宜しいでしょう。シートを最初は何枚か敷いて広めのトイレにして成功する確率を高くしたり、失敗を減らすために最初はサークルを使うのも有効な方法でございます。トイレ用のサークルをつくり、中には全部トイレシートを敷いておくことで、サークルの中は全部トイレになりますから、トイレにさえシェルティーちゃんを連れて行けば、成功体験をさせてあげられます。排泄をしたら褒めてあげることで、排泄をすることにプラスのイメージを持たせ、ここでしたらいいのだよ、ということを教えてあげましょう。しばらくすると、いつもするトイレシート、しないシートができてきますので、少しずつトイレシートのスペースを狭めることで、最終的にはトイレシート1枚でできるようにしていきます。また、サークルが邪魔であれば取り払い、トイレシートの位置を移動させたいときには、シェルティーちゃんが戸惑わないように、数センチずつ移動させていきましょう。【お食事について】人が17〜18年間かけて大人としての体格になりますが、ワンちゃんは、ほぼ1年間で大人になります。今、高田様のシェルティーちゃんは成長期真っ只中でございます。この時期は、骨格など外見から把握しやすい部位だけではなく、内臓や神経などさまざまな機能が成長を続けております。生涯を健康に過ごすために、今の時期に必要な栄養、カロリーを与えていただいているフードの包装袋を参考にお与えいただくことが大変重要でございます。本日高田様が出会われた一歳のシェルティーちゃんの食事量が、高田様のシェルティーちゃんの半分だったとのことでございますね。子犬の時期に比べると、1歳を迎えた頃には成長のためのカロリーや栄養が必要ではなくなりますので、必要な栄養量や栄養の質もかなり異なってまいります。また、フードによっても同量でのカロリーや栄養素は異なりますので、量だけでは比較は難しいかと存じます。また、人の体格がそれぞれ異なるように同じ犬種であってもその子によって骨格の大きさがかなり異なってまいります。高田様のシェルティーちゃんの骨格に適した成長を見守っていただければと存じます。シェルティーちゃんくらいの月齢のワンちゃんは、元気いっぱいで落ち着かず、まだまだ粗相があったり、興奮が冷めなかったりで、大変な時期でございますが、愛らしく、後から思い返すと、宝物のような今の時期を大切にしてくださいませ。根気よく、少しずつ絆を育んでいただければと存じます。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。
水道水について
投稿者:井上幸博
投稿日:2011/03/24(Thu) 12:13
No.702
私は千葉県に住んでおり、最近新聞紙上などでも騒がれている水道水の放射能物質の混入ですが、私はMダックスを飼っており、体も小さいので(乳児同様)あげてはいけないものなのか悩んでいます。一方、ミネラルウォーターをあげればいいのですが、尿路結石が心配です。このような状況下でどのようにすればよろしいでしょうか?
Re: 水道水について
2011/03/28(Mon) 16:46
No.707
井上 幸博 様木々の芽が少しずつですが、春の陽を求めてふくらんできております。井上様におかれましてはいかがお過しでしょうか。この度の原発事故に因る水道水への放射能物質の混入のニュースには、日本ばかりではなく世界中の人々が胸を痛めております。ことに小さなお子さんやどうぶつたちといった、守らなくてはいけない、かけがえのないご家族がいらっしゃる場合の不安や心配は大変なものでございます。井上様におかれましても大切なMダックスちゃんへのご心配はいかばかりかとお気持ちお察しいたします。【放射能の影響について】宇宙などからの放射線により自然に被爆しており、レントゲンやCTスキャンなどによる医療からも被曝を受けているという現実を理解しながらも、野菜や水道水へ放射性物質の影響についての報道には「目の前の子を守るためにはどうしたらいいのか」と戸惑ってしまいます。特に井上様がおっしゃいますように、Mダックスちゃんの体の大きさは人間の乳幼児同様に小さいので、報道で「人間の乳幼児には摂取を控える必要である」とお聞きになるとご不安になられるのは、どのご家族も同じかと存じます。さて、放射能に対するワンちゃんやネコちゃんといったどうぶつたちの感受性ですが、人とほとんど変わらないといわれております。したがいまして、現時点で発表されている水道水中の放射性物質の量は健康被害はほとんどないといわれておりますので、ネコちゃんやワンちゃんなどについても同様にお考えいただければよろしいかと存じます。しかしながら、放射性物質がどのような種のどうぶつにどのような影響を与えるか等の詳細なデータ等はアニコムでは持ち合わせておらず、明確なご案内がしかねることを何卒ご了承くださいませ。「成人ではただちに影響が出るとは考えられないが、乳幼児の飲水を避けるよう」になどとという報道を耳にしますが、これは乳幼児の体が大きい、小さいからというより、成長期の子どもたちの甲状腺は、放射性ヨウ素を吸収しやすいためでございます。ヨウ素は、甲状腺で作られる甲状腺ホルモンの構成成分となるため、摂取されたヨウ素は甲状腺に集積します。、甲状腺ホルモンには発育を促す働きがあり、成長期には欠かせないホルモンであるため、放射性ヨウ素の摂取については、成長期の子どもたちへの影響に特に注意をしなくてはいけないと考えられております。上述のように、乳幼児に注意しなくてはならないのは、体の大きさというより、ワンちゃんやネコちゃんが、どの成長段階かという点でございます。人への影響に準じて考えますと、2〜3ヶ月未満の子犬や子猫については慎重に考えなくてはならないとお考えいただければよろしいかもしれません。【ミネラルウォーターと尿石症について】腎臓から尿道口に至る尿路に生じた結石は、尿に含まれるリン、カルシウム、マグネシウムなどのミネラル成分などが何らかの原因で結晶化して、結晶が時間の経過と共に結石となり、さまざまな症状が見られるようになります。尿石の種類にもいろいろありますが、代表的なものとして尿のpHがアルカリ性に傾くとできるリン酸アンモニウムマグネシウム結晶(ストラバイト結晶)や反対に尿のpHが酸性に傾くと形成される、シュウ酸カルシウム結晶などがございます。結晶の性質もいろいろであり、ストラバイト結晶のように食事療法などで尿を酸性に偏らせれば溶けていく結晶もあれば、シュウ酸カルシウム結石のように溶かすことは期待できない結晶もございます。この他にも、シスチン、尿酸塩結石、ケイ酸結石、リン酸カルシウ結石などがあり、結石の性質にあった食事をすることが必要になります。尿石ができてしまう原因といたしましては、犬種や個々のワンちゃんによる体質的な面もございますが、「お食事中からミネラルや蛋白質を過剰に摂取すること」により、これらが尿中に多く排泄され、結石が形成されやくなる、などが挙げられます。また、細菌の尿路感染による膀胱炎などでも、炎症によって剥がれ落ちた上皮細胞が結晶の核となるので尿石ができやすくなるようでございます。他の要因といたしましては、感染以外でも飲水量の低下や蓄尿時間の延長、季節の変わり目などをきっかけに起こることもございます。ミネラルウォーターには、含まれているマグネシウムやカルシウムなどのミネラル成分が豊富であるため、尿石症の発症に関与するとも言われておりますが、同じ条件の環境であっても、その子の体質等の要因も大きいかと存じます。ミネラルウォーターは、カルシウム濃度とマグネシウム濃度の含有量によって硬度が表されており、硬度の値によって、硬水や軟水という名称で呼ばれております。(カルシウムとマグネシウムの多いものが硬水、少ないものが軟水といわれています。)ネラルウォーターであっても、さまざまな硬度のものが販売されておりますので、Mダックスちゃんの体調等をよくご存知でいらっしゃるかかりつけの動物病院にご相談なさることをお勧めいたします。他方で注意いただきたい点は、たとえば、ミネラルウォーターの入手が困難である場合などに、水分補給そのものが不足することは、今回の乳幼児に関しても懸念されているようでございます。先々の健康の不安も大切でございますが、現在があっての未来でございますので、今、しっかりと水分を摂れるように配慮してあげていただければと存じます。また、今回の災害については、多くの人の心に、そして社会全体にも不安感をもたらしております。このようなときほど、ワンちゃんにとって、飼い主さんが与えてくれる安心感が何より大切な心の栄養となりますので、ともに過ごせる幸せをMダックスちゃんと分かち合いながら、安心感を与えていただくよう抱きしめてあげていただければと存じます。昼間の気温が高くても、朝晩は驚くほど下がるなど、体調維持の難しい時期でございます。井上様におかれましてはくれぐれもお体ご自愛くださいませ。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。
尿石症の猫の飲料水について
投稿者:みき
投稿日:2011/03/24(Thu) 00:17
No.701
最近尿石症を再発した猫なのですが、病気を初めて患った時、獣医さんから水は水道水が一番よいと言われていたので飲ませていました。この度の震災で水道水に放射能の影響が出ていると聞きミネラルウォーターを一時与えようと思ってます。硬水・軟水・PHなど気をつける点はありますか?適したメーカー・商品名があれば教えて下さい。震災で苦しんでいらっしゃる方が沢山いる中、心苦しい質問なのですがご意見宜しくお願い致します。(千葉県金町浄水所近郊在住)
Re: 尿石症の猫の飲料水について
- 獣医師 垣本
2011/03/28(Mon) 14:22
No.706
みき様この度はご相談いただきありがとうございます。早速ご案内させていただきたく存じますが、実際の猫ちゃんのご様子を拝見していないため、一般的なご案内となりますことをご了承くださいませ。猫ちゃんはただいま尿石症の治療中とのことですね。尿石症は猫ちゃんの体質によっては繰り返し発症してしまうことが多い病気ですので、治療中の食事などのケアはもちろんのこと、完治したあとも再発しないための予防が重要となります。尿石症発症の要因として、生まれ持った体質、飲水量の摂取不足、食事や飲水からのミネラル成分の過剰摂取、膀胱炎からの併発などが考えられます。したがって、飲水に関しましては、十分な量を与えること、ミネラルの含有量に注意することが重要となります。ミネラルウォーターには、尿石症の原因となるミネラルが多く含まれているものがございますので、かかりつけの獣医さんのおっしゃる通り、一般的には水道水を与えることが望ましいと言われております。今回は、そのような状況の中で水道水から放射性物質が検出されたというニュースを受け、みき様におかれましてもさぞかしご心配されていることと存じます。水道水中の放射性物質について、現時点で発表されている水道水中の放射性物質の量は乳児期でなければ、健康被害はほとんどないといわれておりますが、ネコちゃんやワンちゃんなどのどうぶつに関しても、ある程度人と同様な観点でお考えいただくことがよろしいかと存じます。人間の乳児期には放射性ヨウ素を吸収しやすいというデータがありますため、これに準じて2〜3ヶ月未満の子猫ちゃんの場合も同様に摂取を控えた方がよろしいかもしれません。しかしながら、放射性物質の動物種別の影響や、また、それぞれの病気に対する放射性物質の影響などの詳細なデータは弊社でも持ち合わせておりませんため、確定的な情報のお伝えができない点を何卒ご了承くださいませ。みき様がおっしゃいますように、ご安心のために一時的にミネラルウォーターを与えるということも一つの方法かと存じます。その場合は、ミネラルウォーターの硬度にご注意していただく必要がございます。ミネラルウォーターは、カルシウム濃度とマグネシウム濃度の含有量によって硬度が表されており、硬度の値によって、硬水や軟水という名称で呼ばれております(硬度は1リットルあたり何mgという形で表示します)。つまり、カルシウムとマグネシウムの多いものが硬水、少ないものが軟水と考えることができます。世界保健機関 (WHO) の基準では以下の通り分類されます(単位:mg/l)。軟水 : 0 - 60未満 中程度の軟水(中硬水): 60 - 120未満 硬水 : 120 - 180未満 非常な硬水 : 180以上 ヨーロッパの水はほとんどが硬水でございますが、日本の水は軟水が多く、水道水の硬度は100以下に抑えられていることが多いようでございます(日本国内においても地域によって差がございます。)。一般的にミネラルウォーターが尿石症との関与はマグネシウムイオンの含有量によるといわれております。硬水の場合、このマグネシウムイオンが高くなっておりますため、リン酸アンモニウムマグネシウム結晶(ストラバイトとも呼ばれます)などは、摂取するマグネシウム量が関与する結晶であるため、猫ちゃんの尿石症がこの種類の結晶で有る場合はミネラルウオーターのマグネシウム量にご留意いただいたほうがよろしいかと存じます。また、この結晶以外にも成分が異なる結石は多くあるため、猫ちゃんの結石の種類や治療の状況によっても選択する飲水は異なるかと存じますので、ミネラルウォーターの種類の詳細などにつきましては、治療の経過を見ながらかかりつけの病院さんにご相談されるとご安心かと存じます。本格的な春の訪れが待ち遠しい反面、みき様におかれましてもご不安な毎日を過ごされていることと存じます。みき様と猫ちゃんが少しでも早く安心して過ごすことができるよう、心よりお祈り申し上げております。今後ともアニコムをよろしくお願いいたします。
噛み癖、食糞について
投稿者:かわの かな
投稿日:2011/03/22(Tue) 21:14
No.697
1歳半になる父親がキャバリアキングスチャールズスパニエル母親がシー・ズーのミックス犬の女の子です(避妊手術済)。ペットショップで購入したワンちゃんですが購入した時にはすでに生後5ヶ月になっていました。家に連れて帰ったところ、家具や絨毯、家の柱や仏壇までもかじられあちこちボロボロに・・・。おまけに、ウンチをするとすぐに片付ける間もなく自分で食べてしまいます。常に、ペットシーツをボロボロに破って遊んでいるのかストレスなのか・・・。トイレで使用するより、薮ってしまう枚数のほうが多くて困っています。ペットショップで約4ヶ月間、売られていた様でかかりつけの獣医さんに相談したらペットショップ生活が長かったせいではないかと言われました。先日は、肝臓が悪くなり今も投薬治療中です。ゴハンをあまり食べないのですが、体重はそんなに減っていない為、何か食べている可能性があると言われました。心配なのが、ペットシーツを食べていないかと、自分のとはいえ糞を食べても大丈夫なのかです。家具等やペットシーツをかじらなくなる方法はありますでしょうか?テーブルの上に置いていたテレビのリモコンのボロボロです。家族全員、仕事をしている為に一日の大半はゲージの中です。あと猫も一匹いますが、その子は何もイタズラしないので一日中、放し飼いです。本当に困っていてワンちゃんを放し飼いにする時は、全て片付けてからにしています。その作業も毎日の事なので結構、大変なんです。何か良い方法がありましたらお教え頂ければ非常に助かります。ちなみに、人間が大好きで人には(飼い主以外)まったく噛みません。飼い主には遊びながら興奮した時に少し噛みます。
Re: 噛み癖、食糞について
2011/03/24(Thu) 14:40
No.704
かわの かな 様沈丁花の芳香に春を感じる頃でございますが、かわの かな 様におかれましては、いかがお過しでしょうか。この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。早速、ご案内をさせていただきますが、実際のご様子を拝見いたしていませんので、一般的なご案内となりますことをご了承くださいませ。【噛み癖について】ワンちゃんがお家の中のいろいろな物をかじってしまい、お困りとのことでございますね。ご高承のように、子犬の時期は永久歯への生えかわりの変化などで歯がむず痒いこともあり、手当たり次第、さまざまな物を噛んでしまうことが多いかと存じます。永久歯は概ね7ヶ月くらいには生えそろい、その頃になるとむず痒さはおさまるようでございますが、その後もお家の中のものを噛んでしまい飼い主様を戸惑わせることも多くみられます。そのような場合に考えられる原因と対応例を以下に挙げさせていただきました。ご参考にしていただけましたら幸いです。<原因>1.かじると構ってもらえると思っているワンちゃんは、自分がした行動の前後の周囲の状態を大変よく見ており、この経験をもとに、ワンちゃんが次の行動を選択します。例えば、物をかじったときに、構ってもらえたと思った経験があれば、次に構ってもらうためには、いろいろな物をかじればいいと思ってしまうかもしれません。飼い主さんが叱っているつもりでも、ワンちゃんが何かをかじったときに、「だめよ」「いけないでしょ」などと振り向いて声をかけたことが、ワンちゃんに対するご褒美のようになってしまうことがございます。したがいまして、「これをかじってはいけない」「かじってもいいことがない」「かじらないでいたらいいことがある」ということをワンちゃんにしっかりと示す必要がございます。かんだらいけないものをかじったときには、低い落ち着いた声で、「ダメ」などのご家族で決めた言葉でしっかりと叱り、噛むのを止めたり、躊躇をしたら、「いい子ね」と明るく褒めてあげます。かじっていないときに十分に注目をしてあげて、豊かなコミュニケーションの時を過ごすようにします。また、構って欲しくてかじっているということを強く感じる場合には、「かじってしまうと楽しい時間が終わる」ということをワンちゃんが理解できるように、ワンちゃんの傍を離れてしまうことが有効なこともございます。最初のうちは、すぐに理解できず、ご家族がその場を離れてもワンちゃんは知らん顔をして遊んでいるかもしれませんが、繰り返しこの行動をすることでだんだん理解していきますので、根気強く対応しましょう。2.かじることそのものが面白いトイレシートやクッションのようにかじると中からものが出てきますので、このようなものをかじることが楽しくて仕方がないという様子を見せるワンちゃんもいます。木材をかじることが好きな子もいれば、タオル類が好きな子もいます。もちろんこのときも同様に、これをかじることはいけないことであるとはっきりと分かるように低い声で叱っていただき、かじるのを止めたら明るい声で褒めてあげましょう。また、噛みたいという本能を満たしてあげるためにも、かじっていいオモチャを与えることも重要です。その場合、ワンちゃんの好みに出来るだけ合った素材のものを与えると良いでしょう。ただし、まずはかわの かな様がご心配をなさっているように、お腹の中に食べ物以外の物が入るのを回避することが第一かと存じます。このために、お忙しい生活の中で、毎回片付けをする事は大変でございますので、ケージの周辺をあらかじめ柵などで囲み、生活のスペースを限るようにしておき、「この中なら自由にしても問題がない」というようなスペースをあらかじめ決めておくのもよろしいかもしれません。3.退屈でついかじってしまう元気いっぱいの若い時期ですと、エネルギーが十分に発散しきれないことも多いものです。お散歩を長めにしていただき、ケージの中に入るとゆっくりとのんびりしたくなるような雰囲気を作ってあげても良いかもしれません。ワンちゃんが人間を大好きで、人の手を噛まないとのこと、人が大好きだということは、何より大切な素敵なことでございます。時には遊んでいても、興奮して噛むこともあるとのことでございますが、このときも、歯が当たった瞬間に「ダメ」などと低い声でしかっていただき、止めたら褒めていただくのは同様でございます。「噛んだら、楽しい時間が終わってしまう」ということを教えてあげましょう。ワンちゃんと生活する上で、一貫性のある対応をしていただくことは、飼い主様に対する安心感や信頼感を生みますので、どうぞ根気強く対応いただければと存じます。他の方法としては、いつもかじってしまう場所にはまずい味のものをあらかじめ塗っておいたり、ここをかじると、「天の神様がいやなことを起こす」とばかりに噛んだときに嫌な音をさせたり、嫌な経験をさせるのも一つの方法でございます。ただし、この方法は「飼い主様が嫌なことをしたのではない」と思わせることが大切です。【食糞】ウンチを食べるということは、ヒトの常識では考え及ばないことですが、他の動物社会では割合よく見られることでございます。ワンちゃんの社会では、捕食動物からの攻撃から自分たちを守るため、また巣穴を清潔にするため、子犬の排泄物を食べますが、このような母犬の行動を模倣するせいなのでしょうか、子犬の時期に食糞するワンちゃんは大変多く、飼い主様を驚かせます。しかしながら、成長をするにつれて排泄のリズムも変わってくるなど、解決する場合も多く見られます。ウンチを食べる子は多くみられますが、原因としては以下のような例が挙げられます。1.オモチャ代わりにしている2. ウンチを食べたワンちゃんを見つけた時の飼い主様の対応が嬉しくて食べてしまう3.好奇心から食べる4. 食事の量が少なかったり、多すぎたりして、適切でない5. 寄生虫がお腹にいる6. 排泄物を片付けているつもりで食べてしまっている排泄の失敗を叱られた経験からウンチ=いけない行為と思い、ウンチを隠すため食べるようになったり、飼い主さんが排泄物を片付ける姿を見て、片付けようと思うこともあるようです。かわの様がご心配されている、ウンチを食べたときのワンちゃんの体への影響でございますが、現在お子様が、元気も食欲もあり、特に嘔吐や下痢などの症状等がない場合はある程度ご安心かと存じます。しかしながら、健康にいいことであるとはいえないため、徐々に食べなくなるようにワンちゃんを誘導してあげることも大事かと存じます。ウンチを食べるチャンスを与えないことが何より大切なのですが、ウンチを片付けなければと思い、あわてて飼い主さんがウンチに向かって駆け寄ってくるのを見ると、ワンちゃんは、ウンチを取られてしまうと思いかえってウンチへの執着心を強めてしまうことがみられます。したがいまして、ワンちゃんがウンチをしたら、「お利口ね」と少し離れたところから呼んでワンちゃんをウンチから遠ざけて、オモチャなどで遊んでいる間になるべくそっと、ワンちゃんが気つかないうちに片付けるのもよろしいかもしれません。実際に、ワンちゃんがウンチを食べそうにときには、「ダメ」などの決められた言葉で叱り、食べないことを選んだらうんと褒めてあげ、ご褒美を与えてあげましょう。また、構ってほしくてウンチを食べているのであれば、「ウンチを食べても構ってもらえない」ということを教えるために、無視をしたほうがよろしいかもしれません。なお、ペットショップさんでは、ウンチを食べることを忌避させるための食糞用のお薬やいたずら噛み防止用の塗布剤などが販売されておりますので、一度お尋ねになられることもよろしいかもしれません。また、寄生虫については一度便を動物病院へお持ちになり、チェックしていただくとよろしいかと存じます。関東では春は足踏みをしているのでしょうか、なかなかコートを手放せない毎日でございますが、かわの かな 様のお住まいの地域はいかがでしょうか。ご家族の皆さまとワンちゃんとネコちゃんが、ご健康で笑顔に溢れて日々をお過しになられますことを心からお祈り申しあげております。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。
帰省のとき臆病な猫はどうしたら...
投稿者:kana
投稿日:2011/03/22(Tue) 21:24
No.698
推定2歳になる男の子の猫ちゃんを飼っています。その子は交通量の多い大きな道路で車にひかれそうになっているところを保護しました。とても臆病な子で、病院の健康診断の時(聴診器と触診のみ)でも腰を抜かし立てなくなるほどです。近く、帰省する事が決まり6日間、留守にします。その間はペットホテルに預けようかと思っていますが、神経質で臆病な子ですし、何より私の父に一番なついていて父が帰ってきたら離れません。その父は私とは別で飛行機で、私は車で帰省します。その様な子をペットショップと併設されてるホテルに預けても大丈夫でしょうか?もし、車で連れて帰るとすると片道15時間〜17時間の長旅になります。何か良い案があればお教え下さい。宜しくお願い申し上げます。
Re: 帰省のとき臆病な猫はどうし...
- アニコムカウンセラー 児玉
2011/03/24(Thu) 14:38
No.703
kana様日増しに春らしくなってまいりましたが、kana様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。早速ご案内をさせていただきますが、実際のネコちゃんのご様子を拝見していませんので、一般的なご案内となりますことをご了承くださいませ。この度、帰省されるにあたり、もともと内気なネコちゃんをペットホテルに預けるか、一緒に連れていくか悩まれていらっしゃるとのことでございますね。離れて過ごされる期間が約1週間とのことですので、さぞご心配なこととお察しいたします。ご高承のように、ネコちゃんは環境の変化にとても敏感であり、長時間の移動なども大きなストレスになることがございます。Kana様から伺いました帰省のご予定ですと、車での移動時間がかなり長いとのことですので、kana様の仰るとおり、ペットホテルや動物病院に預けるのもよろしいかもしれません。また、ネコちゃんの性格によって、車の移動を嫌がらないのであれば、ゆっくりと休憩を取りながら、飼い主様の傍にいたほうが安心する場合もございますので、ご家族でよくご相談されることをお勧めいたします。さて、ペットホテルにお預けになることに関しましては、飼い主がいないことや環境が変わることで、ネコちゃんも不安を感じてしまうかもしれません。その不安を少しでも軽くするためには、お気に入りのおもちゃや、いつも寝ているベッドや毛布、トイレ用品、食事などを持参いただき、ネコちゃんの日常の食事回数や量などを書いたメモを担当者の方にお渡しいただくなど、できるだけ自宅と同じ状態でいられるように工夫してあげるとよろしいでしょう。また、あらかじめ当日の持ち物や、お預けになる際のお部屋の様子(ほかに預かっているワンちゃんと同じスペースであるかなど)を確認いただくのと同時に、前もってネコちゃんの性格をお伝えいただくことをお勧めいたします。実際にお預けになられる際には、場合によっては、ケージの扉をバスタオルなどで目隠しをしていただくことも必要かもしれません。他にも、ネコちゃんの縄張りであるご自宅にて、ペットシッターを頼む方法、信頼がおけて、かつネコちゃんが好ましく感じている親戚やご友人などがいらっしゃれば、定期的に食事やトイレのお世話などをお願いするという方法もございます。タイマー式の自動給餌機などもございますので、ペットショップさんにご相談なさってみてもよろしいでしょう。この場合、ネコちゃんにとっては縄張りの移動がございませんので、ご家族にとってもご安心いただけるかと存じます。いずれにしても、いざというときに備えて、携帯電話や宿泊先の電話番号などの緊急連絡先、かかりつけの動物病院の連絡先などをお伝えていただくとよろしいでしょう。ネコちゃんは車にひかれそうになったところ、kana様に助けてもらったのでございますね。ネコちゃんは素敵な飼い主さんにめぐり合え、本当によかったですね。Kana様におかれましては長旅を控え、準備等でお忙しいかとは存じますが、くれぐれもお体ご自愛くださいませ。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。