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夜鳴きに困ってます
投稿者:こむぎちゃん
投稿日:2012/08/01(Wed) 10:01
No.1510
生後9ヶ月のMダックス(男の子)ですが、最近夜鳴きします。どうもオシッコを教えたり、ウンチをしたい時に呼ぶ様です。単発でワン・・・ワン・・・と言った状況ですが近所の手前もあり困っています。何か?良い解決方法はありませんでしょうか?
Re: 夜鳴きに困ってます
- ドッグライフカウンセラー 三留
2012/08/02(Thu) 13:22
No.1512
こむぎちゃん 様暑さ厳しき折、こむぎちゃん様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。9ヶ月のMダックスちゃんが最近、夜鳴きをされお困りとのことでございますね。早速、ご案内させて頂きたく存じますが、一般的なご案内となりますことをご了承くださいませ。Mダックスちゃんはオシッコを教えたり、ウンチをしたいときに呼んでいるようなご様子でございますね。ワンちゃんは、自分が何かした後に、周囲にどのようなことがあったかをよく覚えており、その経験をもとに、行動を選んでいきます。したがいまして、呼んでも、来てくれないとMダックスちゃんに教えることが必要でございます。このため、Mダックスちゃんが夜、寝ているときにオシッコやウンチがしたいと思ったときに、自分でトイレまで行かれるような環境にしていただいた上で、Mダックスちゃんが呼んでも、知らん顔をなさっていたほうがよろしいでしょう。ワンちゃんは、一度、呼べば来てくれると思ってしまっていると、しつこくその行動に執着しますので、かなり激しく吠える時期がありますが、この時期を越えると、吠えても無駄だということを理解して、あきらめるようになります。ただ、「呼んでも、行かない」というのが一番望ましいのですが、夜中のことですので、現実にはたいへん難しいかと存じます。Mダックスちゃんが呼ぶ状況を作らないようにするようにするため、寝る前に軽いお散歩にいらっしゃってオシッコやウンチを済ませておいたり、いつもなら吠えて呼ぶくらいの時間に、呼ぶ前にトイレでの排泄を誘導なさるというのはいかがでしょうか。また、ケージやクレートをこむぎちゃん様の寝室に置き、同じ部屋でお休みになられると、呼ぶ前にトイレでの排泄を誘導なさるときにも、こむぎちゃん様へのご負担が最小限に済むかもしれません。また、夜間だけではなく、昼間もオシッコやウンチをしたときやしたいときに、こむぎちゃん様を呼び、こむぎちゃん様がMダックスちゃんのところに行くという流れがおありでしたら、こむぎちゃん様はあまり反応をなさらないほうがよろしいでしょう。もちろん、うまくオシッコやウンチができたときに褒めることは大切ですが、オシッコやウンチをするときに、Mダックスちゃんのところに行くということはなさらないほうがよろしいでしょう。また、トイレ以外のことでも、日頃から何かして欲しいときに、こむぎちゃん様を呼ぶことがみられるようでしたら、そのときは知らん顔をしていただければと存じます。そして、ご飯のとき、遊びたいとき、お出かけのとき、何かにつけてMダックスちゃんに「オスワリ」と指示をしていただき、指示にしたがったら、「オリコウね」と何かをしてあげるというようになさるとよろしいでしょう。Mダックスちゃんがこむぎちゃん様の愛情に育まれ、お健やかにご成長されますことを心からお祈りいたしております。アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。時節柄、くれぐれもお体をご自愛いただき、Mダックスちゃんと素敵な初めての夏をお過ごしください。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。
食事
投稿者:金谷そら
投稿日:2012/07/19(Thu) 20:13
No.1483
先日は夜泣きのご解答ありがとうございます。おかげさまでそらは夜泣きしなくなりました。また、そらの事でご相談があります。食事の事なのですが、ドックフードを食べてくれません。。そらが家に来たばかりの時はドックフードを食べてくれたのですが、成長するようになったらドックフードを食べなくなり、考えた結果、日清ペットフードささみ低脂肪をドックフードにまぜて、あげてたのですが、最初はパクパク食べてくれましたが、すぐに飽きて食べてなくなりました。また悩みました。毎月愛読している、犬のきもちを読んで解決方法を探しました。そしたら、2012年5月号に犬の健康にいい野菜悪い野菜の記事があり、参考にしてみました。かぼちゃや、キャベツ、さつまいもなどを、あげてもいいg数をドックフードにまぜてあげてみました。やっぱり最初だけパクパク食べてくれましたが、すぐ飽きて食べなくなりました。ヨーグルトも試しましたが結果は同じでした。飽きずに食べてくれる方法は何かありませんか
Re: 食事
2012/07/23(Mon) 16:37
No.1488
金谷 そら 様夏空の眩しい頃でございますが、金谷様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。そらちゃんのご様子をお知らせいただき、誠にありがとうございます。夜鳴きをしなくなったとのこと、ほっと一安心でございますね。そらちゃんのお食事のご相談につきましてご案内をさせていただきますが、一般的なご案内となりますことをご了承ください。幼犬期は健康維持だけではなく、成長のため、たくさんの栄養やカロリーを要しますが、成長も落ち着いてくると、必要とする食事量も子犬のときほど多くなくなります。このため、一歳頃になると、お食事に対して、あまり興味をみせなくなることが多くみられます。成長にあわせて、幼犬用の食事から成犬用の食事へ移行するなど、食事の調節をいたします。お食事の量に関しましては、ドッグフードの容袋の裏にはお食事量の目安が印刷されていると思いますが、この分量を食事の回数で割ったものが一回の給与量です。この分量はあくまでも目安ですので、それぞれのワンちゃんの運動量や体調により調節してあげる必要があります。特にチワワちゃんやトイプードルちゃんには、食の細いタイプの子が多い傾向がみられます。また、分量を最初から食器に一度に入れてしまうより、最初は、食べられそうな分量を少量入れておいて、食べたら、「すごい、美味しいね」などと褒めていただき、追加していただくとよろしいでしょう。さて、そらちゃんは、いろいろなものを与えても、すぐに飽きてしまうとのことでございますね。ワンちゃんが食べないと心配になり、ついついいつでも食べられるようにと、お食事を出したままにしておいたり、食べないでいると、「もう少し食べましょう」と声をかけてしまいがちですが、金谷様はいかがでしょうか。お食事を出したままにしていたり、食べないときに心配そうに声をかけていると、「いつでも、食べられるから、いいや」とそらちゃんが思ってしまい、食べることに対する執着心を低下させてしまったり、食べないでいると、もっと美味しいものがもらえると思ってしまうことがみられます。「ママに出してもらったときに食べないでいると、困る」とそらちゃんが感じるようにするためには、20分ほど様子をご覧になられて、食べないようでしたら、片付けてしまいましょう。ご心配なときは、状況に応じて、1〜2時間して、また与えていただいてもよろしいでしょう。また、「食べないこと」に対しては、声もかけず、相手にしないで、「食べたこと」に対して、「オリコウ」と褒めていただくことが大切です。食べるかしら、と心配になると、どうしても、お食事の時間の雰囲気が沈みがちになるかもしれませんが、できるだけ、そらちゃんにとって、食べるのが楽しくなるような雰囲気を作るようにしましょう。さて、金谷様は現在、そらちゃんにドライフードを与えていらっしゃるのでしょうか。ドライフードは水分含有量が少なく(9%程度)、このため、どうしても嗜好性が低い傾向がみられますが、成長にしたがい、美味しいものがたくさんあることがわかってくると、ドライフードだけでは食べなくなるワンちゃんは多くみられます。この場合、金谷様がなさっているように、ウェットタイプのフードやお野菜、ヨーグルトを和える際、ドライフードにも美味しそうな匂いがつくように、よく混ぜ合わせてみるとよろしいでしょう。また、金谷様が食事の用意で煮干やカツオ節などでだし汁をお取りになられたときに少し取り分けておき、だし汁で野菜やお肉、お魚などを小さく切って煮込み、ドッグフードによく混ぜて与えてもよろしいでしょう。ご高承のように、総合栄養食であるドッグフードには、成長に必要な栄養素が適切なバランスで含まれていますので、それを崩さないためには、フード以外に与えるものは全体の食餌量の1割程度にとどめていただくとよろしいでしょう。飽きた素振りや、いらないという仕草を見せても、相手にせず、食べないことに対しては、関心がないというような素振りで、片付けてしまいましょう。このとき、決して、他のもっと美味しいものを与えないようにしましょう。お食事を食べたことに対して、明るい声で褒めていただき、「食べると、嬉しい」とそらちゃんに感じさせてあげましょう。また、「食べたいけど、我慢」という状況にあると、よだれが出てきて、体が「食べたい」という状況を作ることにつながります。お食事のときには、「オスワリ」「マテ」と指示を出していただき、「マテ」から「ヨシ」とおっしゃるまでの時間を長めにじらす習慣をつけてもよろしいでしょう。これから、夏本番を迎え、お散歩のたいへんな季節でございますが、早朝や日が沈んだ後などの涼しい時間にお散歩にいらっしゃったり、お家の中で遊ばせてあげたりして、できるだけ、そらちゃんがお食事のときに、「お腹が空いて、食べることが嬉しい」と思わせることもたいへん重要です。なお、体調がすぐれなくて食欲がない場合も、もちろんございます。そらちゃんの様子をご覧になられて、何か体調面に気がかりな変化がございましたら、ご安心のためにかかりつけの獣医師さんにご相談をいただくことをお勧めいたします。金谷様とそらちゃんがお健やかで、笑顔いっぱいにお過しになられますことを心からお祈りいたしております。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。
- 金谷そら
2012/07/30(Mon) 23:08
No.1506
分かりやすいご解答ありがとうございます。おかげさまで飽きずに食べてくれるようになりました。毎日暑い日が続きますがそらは元気に過ごしています。
2012/07/31(Tue) 13:57
No.1509
金谷 そら 様夏空のもと、そらちゃんは元気いっぱいでお過ごしのご様子、何よりでございます。金谷様の愛情に育まれ、そらちゃんが幸せいっぱいにお過ごしになられますよういつも応援いたしております。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。
飛行機の搭乗
投稿者:夏迫 さゆり
投稿日:2012/07/30(Mon) 10:28
No.1502
4歳のオスのチワワのハヤトを飼っていますが、主人の実家が鹿児島なのですが、義父の調子が悪く、秋に一度帰る予定なのですが、初めて飛行機に乗せて帰ろうかと考えています。車酔い等は全くありません。少々怖がりな面があり、大きな音には敏感なので、どうしようかと迷っています。できれば連れていきたいのですが、獣医さん等に何か検査してもらうとか、搭乗前に薬を飲ませる物とかあるのでしょうか?ゲージの中に入るのは抵抗はないと思います。別のワンちゃんがペットホテルに預けた際に失神をしてしまったりしたと聞いたので、どちらがハヤトにとっていいのか迷っていますので、よろしくお願いいたします。長々申し訳ありません
Re: 飛行機の搭乗
- 獣医師 岸田
2012/07/31(Tue) 09:32
No.1507
夏迫 さゆり 様この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。夏迫様におかれましては、お義父様の調子が芳しくないご様子、ご心配でございますね。見舞いのための帰省時のハヤトちゃんの飛行機への搭乗についてのご相談でございますね。お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。一般的にペットを国内路線の飛行機に乗せる場合、客室内に一緒に持ち込むことはできず、ペット専用の貨物室に預けることになります。ペット専用の貨物室は、空調は客室内と同様に保たれるものの、外気温の影響を受けたり、客室と比較すると、エンジン音が大きく聞こえたりする場合があるようです。飛行機に乗せることができるのは、基本的には健康状態に問題のないペットになります。また、パグやフレンチブルドッグ、ブルドッグなど短頭犬種は、輸送環境の影響を受けやすいということで、預かりを行っていない航空会社が多いようです。ペットの輸送に関しての詳細は各航空会社によって異なる場合がありますので、ご搭乗されるご予定の航空会社さんに直接ご確認ください。カウンターから飛行機への輸送中の気温や湿度についてもご確認いただき、暑さが厳しい季節では、なるべく朝や夕刻などの便をお選びいただいたほうがよろしいかもしれません。夏迫様がご心配をなさっている搭乗により受けるストレスでございますが、大きな音や気圧の変化、振動などに驚いて、普段元気なワンちゃんであっても、飛行機を降りたあとに体調をくずしてしまったり、精神的に不安定になってしまうワンちゃんもいます。一方で、飛行機に乗っても全く何事もなかったように元気なワンちゃんもいますので、ワンちゃんの性格や搭乗時の状況によっても異なりますので、一概に何とも言えない面もあります。ハヤトちゃんは少々怖がりで大きな音に敏感なワンちゃんとのことですね。飛行機に乗せることにより、緊張したり、ストレスを感じる可能性はあると思いますが、移動に長時間をかけて、電車や車など他の移動手段を利用することを選ぶ際にも、また、飼い主様と離れてペットホテルで過ごす際にも、それぞれ異なる意味でのストレスを感じることもあるかもしれません。ハヤトちゃんの気質などを鑑み、ご考慮いただく必要がございます。いずれの手段をお選びになるにしても、一度かかりつけの動物病院さんで健康診断を受け、飛行機、あるいは電車等での移動に問題のない健康状態であるかどうかを確認してもらいましょう。特に飛行機に乗せる場合、気温や気圧の変化を受けますので、呼吸器系や循環器系に問題がないかどうかはとても大事なポイントです。また、日頃から健康状態に不安な点がある場合には、よく相談しておきましょう。ワンちゃんの気質や状態によっては、抗不安効果や乗り物酔い効果のあるサプリメントや薬を処方してくださる可能性もありますが、ハヤトちゃんの実際のご様子や気質をよくご存知な動物病院さんにハヤトちゃんにあわせた処方をいただくことが大切ですので、かかりつけの動物病院さんに併せてご相談をいただければと存じます。飛行機等での移動に不安がある場合には、ペットホテルにお預けになるのも一つの方法だと思います。夏迫様は他のワンちゃんがペットホテルに預けた際に失神をしてしまったというのをお聞きになりご心配されていらっしゃるとのことですね。確かにワンちゃんによっては慣れない環境で飼い主さんと離れて過ごすことに緊張して体調を崩したりしてしまうこともございます。そのようなことを防ぎ、少しでも快適にペットホテルで過ごせるように、もしお預けになるまでにお時間がおありになるようでしたら、事前にペットホテルに慣らす練習をしておくとよろしいかもしれません。ペットホテルのスタッフさんになるべく好印象を抱かせるため、散歩の途中などにペットホテルに立ち寄ってスタッフの方からおやつをいただいたり遊んでいただいて、場所に慣らしておいたり、短時間預けてみて様子をご覧になられるのもよろしいでしょう。ペットホテルを顔なじみの慣れた場所にしておき、またここに来ると良いことがあると思わせておくだけでも実際にお預けになられるときのハヤトちゃんが、ずい分安心できるのではないでしょうか。また、動物病院さんに併設のペットホテルがあれば、万が一何かあった時も安心かもしれません。短時間の飛行で移動し一緒に過ごすのがよいのか、時間はかかるけれども飼い主様と一緒にいられる電車や車での移動がよいのか、無理に移動させずペットホテルに預けるのがよいのか、ご帰省などの際にたいていの飼い主様は頭を悩ませることと思います。どの手段が最もよいかは、それぞれのワンちゃんの健康状態や性格によって異なりますので、かかりつけの先生に健康状態を診ていただいた上で、よくご相談されるとよろしいと思います。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。暑い日が続いておりますが、どうぞお体大切にお過ごしいただき、帰省される際は、気をつけていらっしゃってください。お義父様もどうぞお大事になさって下さい。今後とも、アニコムをよろしくお願い申し上げます。
トイレのしつけについて
投稿者:チャチャ
投稿日:2012/07/26(Thu) 21:12
No.1500
七ヶ月のキャバリアの女の子です。三日前に来たばかりです。トイレトレーニングを始めているのですが、ゲージの中ではしてくれません。トイレ用のゲージも用意して、タイミングを見計らってゲージに入れるのですが、ゲージに入れると寝てしまいます。起きて外に出すと遊び、おしっこやうんちをし、ゲージに入れると寝るの繰り返しの状態です。どうゆうふうに、トレーニングを進めていけば良いのか分かりません。アドバイスをよろしくお願いします。
Re: トイレのしつけについて
2012/07/30(Mon) 13:26
No.1505
チャチャ 様厳しい暑さに、木陰の嬉しい頃でございますね。チャチャ様におかれましてはキャバリアちゃんをお迎えになられたとのこと、愛らしくて、ご家族様の笑顔を一身に集めていらっしゃるのではないでしょうか。この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。トイレの教え方についてのご質問でございますね。早速、ご案内をさせて頂きたく存じますが、一般的なご案内となりますことを何卒ご了承下さい。チャチャ様が今、なさっているように、頃合を見計らって、トイレに連れていくことは望ましい方法でございます。ただ、キャバリアちゃんはトイレ用のケージに入ると寝てしまうとのことでございますので、多分、トイレ用のケージが排泄をするところではなく、ゆっくりとくつろぐスペースだと思っているのかもしれません。キャバリアちゃんにケージがトイレの場所であることを教えるためには、偶然でもいいので、この場所で排泄をしたら褒めてあげて、「ここでしていいのだよ」というメッセージをキャバリアちゃんに伝えます。ただ、ワンちゃんにはもともと、自分の場所だと思うスペースでは、排泄をしないという習性があるといわれており、キャバリアちゃんが、トイレ用のケージ内を自分の場所だと思っているのであれば、排泄をしたがらない可能性もございます。したがいまして、今、キャバリアちゃんが、外に出たとき、比較的よくオシッコやウンチをする場所があれば、その場所に、新しくトイレを作っていただくのもよろしいかもしれません。あるいは、ご家族の出入りの少ない、キャバリアちゃんがゆっくりとオシッコができる場所などに用意してもよろしいでしょう。広めに何枚かシートを広げて敷いたり、あるいは、サークル状の囲いの中の全体にシートを敷いていただくと褒めるチャンスはうんと大きくなります。しばらくして、何枚かのシートのうち、いつもするシートが決まってきましたら、使わないシートをはずしていってはいかがでしょうか。また、シートの位置を移動させるときには、数センチずつ日にちをかけて移すとキャバリアちゃんが戸惑わないかと存じます。なお、ワンちゃんにとって、お家の中で、ケージのような、自分の安心できる場所を用意してあげることはたいへん望ましいことですので、今、トイレ用に利用されているケージを、キャバリアちゃんがリラックスするための場所としてしまうのもよろしいかもしれません。ケージからキャバリアちゃんを出してあげたら、まず、声がけをしながら、トイレに連れて行き、偶然でも良いのでシートの上でできたら褒めてあげましょう。また、遊ばせている間にも、トイレに誘導してあげ、排泄ができたら褒めてあげましょう。トイレに誘導するタイミングを把握するために、一度、キャバリアちゃんの排泄の記録をメモいただくと、よろしいでしょう。お家の中での行動スペースが広がるとトイレの位置が分からなくなったり、夢中で遊んで粗相することもあるかもしれませんが、偶然でもよいので「上手くいって、褒めてもらった」という成功経験を積ませてあげることで、「このようにして、トイレに戻るんだよ」「ここでするんだよ」ということを根気強く教えてあげましょう。上手くいかないと、叱ったり、声をあげたくなりますが、粗相を飼い主様に叱られたことで、排泄行為そのものがいけないと思い、隠れたところで排泄をするようになってしまうこともあります。また、粗相を見つけた飼い主様が「あらーっ」と声を上げた様子を、「注目を浴びたこと」「ご褒美」だと思ってしまい、トイレではない所ですることがご家族の注目を浴びることの一つの手段となってしまうこともあります。そのようなことを防ぐため、トイレ以外のところで排泄をしてしまっても、声をあげたり、叱ったり、騒いだりしないようにご注意いただければと存じます。上手くいったときだけ、注目していただき、排泄ができたときに褒めることだけに注力しましょう。また、中には、オシッコを片付ける際の飼い主様の手にある白い雑巾に反応して、遊べると喜ぶワンちゃんいますので、片付ける際もあまりキャバリアちゃんにその様子を見せないほうがよろしいかもしれません。また、排泄をしているときに、決まった声がけをしているうちに、チャチャ様の声がけで、排泄をするようになるかもしれません。明るく、楽しいチャチャ様の声がけで排泄をさせてあげましょう。以下、この他のご注意いただきたい点を挙げさせていただきます。1. 紛らわしいものは置かないワンちゃんは、マット類やラグ類などの上にいると排泄を誘発される傾向がみられます。キャバリアちゃんが、お部屋の中で粗相をしてしまうマット類などがあれば取り除いていただいたほうがよろしいでしょう。2. リラックスして排泄ができる環境を作るワンちゃんは感情を把握する能力のたいへん高いどうぶつですので、「いつするのだろう」と息を詰めてみていると、緊張感がワンちゃんに伝わってしまい、かえってうまくいかなくなることも見られます。たいへんではございますが、できるだけ肩の力を抜いて、見守っていただくことも大切かと存じます。お迎えになられた後ですので、「可愛いけど、たいへん!」という時期かとは存じますが、愛情と根気強さで、一つずつ乗り越えていただき、キャバリアちゃんとの生活を楽しんでいただければと存じます。なおアニコムでは、お電話でのしつけ・健康相談サービスも行っておりますので、お気軽にご利用ください。電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日祝9:30〜15:30(年末年始を除く)土日祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となりますキャバリアちゃんのお健やかなご成長をお祈りいたしております。体調管理の難しい頃ですが、お体をご自愛いただき、キャバリアちゃんと素適な初めての夏をお過しくださいませ。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。
ココの体調について
投稿者:山下 園子
投稿日:2012/07/29(Sun) 03:49
No.1501
生後6ヶ月で避妊手術を受けたメスの5歳のチワワの相談です。去年春頃から茶色い下り物が出るようになり心配で動物病院で検査してもらったのですが異常はない、量が多くないなら心配いらないと診断されました。それが今年になってからはずっと毎日続くようになり、昼間は舐めていますが朝起きるとゲージの敷物やベッドに茶色い物がついています。避妊手術を受けているので毎日続くのは異常かと思いますが量は昼間の量が分からないので多いか少ないかの判断が難しいです。これは果たして異常なのかどうかアドバイス頂ければありがたいです。再度受診した方がいいのでしょうか?宜しくお願い致します。
Re: ココの体調について
2012/07/30(Mon) 13:14
No.1504
山下 園子様この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。ココちゃんにおりものが見られるとのことですね。山下様におかれましてはさぞかしご心配のこととお察しいたします。お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、実際のご様子を拝見していないため、一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。一般的に、避妊手術後に出血やおりものが見られる原因としては、次のようなことが考えられます。・膀胱炎頻尿や血尿、発熱などの症状を伴うことがあります。尿検査でわかります。・膣炎膣粘膜に細菌感染が起こり、分泌物が見られるようになります。膣粘膜の細胞診検査でわかります。・子宮、膣、尿道の腫瘍腫瘍からの滲出液(しんしゅつえき)や、腫瘍が粘膜を刺激することによって分泌物が見られるようになります。特に膣の平滑筋腫はワンちゃんに多く見られます。・子宮断端部の炎症避妊手術で子宮を摘出しているワンちゃんの場合、まれにですが体に残った子宮の断端部が炎症を起こすことがあります。状態によっておりものや排膿が見られることがあります。・縫合糸に対する炎症反応 避妊手術で子宮を摘出する際に使用した縫合糸に対して過剰な組織反応を起こし、「縫合糸反応性肉芽腫」というものができてしまうワンちゃんがまれにいます。状態によっておりものが見られることがあります。その他 膣周囲の皮膚が炎症を起こしていたり、膣周囲に腫瘤があると、滲出液がおりものと間違われることもあります。場合によっては、肛門脇の肛門嚢が炎症を起こすことにより滲出液が出ている場合もありますので、どこから排出されているかを確認することは重要です。さて、ココちゃんは去年の春ころからずっとおりものが続いており、動物病院さんで避妊手術の痕を検査してもらっても特に問題は見つからず、ご心配なご様子とのことでございますね。避妊手術を受けているワンちゃんに出血やおりものが日常的に見られることは通常ではみられませんが、慢性的に膣炎などを起こしていて少量のおりものがみられることはあります。膣炎の場合、他の部位の炎症に見られるような発熱や倦怠感などの全身的な症状を伴うことはまれですし、また、抗生物質が効きづらいという事情もあり、軽度の膣炎では特に治療をせず清潔にすることで経過観察を行うケースもあります。ココちゃんの場合も、かかりつけの先生は心配ないとおっしゃったとのことですので、先に挙げた膣炎以外の疾患の可能性が低いということで、そのようにおっしゃったのではないかと存じます。避妊手術の痕にも問題がないことも確認されていらっしゃるようですので、おそらくは経過観察を行っていただくことで問題ないと思いますが、毎日症状が見られ、山下様もご心配のことと存じますので、セカンドオピニオンとして他の獣医師の先生のご意見を聞いてみられるのもよいかもしれません。また、今後おりものの量や性状に変化が見られたり、ココちゃんの体調に変化が見られるようなことがありましたら、早めに動物病院さんにご相談されることをお勧めいたします。また、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。一日も早くココちゃんのおりものの状態が落ち着かれますことをお祈りいたしております。ご家族の皆さまによろしくお伝えください。今後とも、アニコムをよろしくお願い申し上げます。