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無駄吠え
投稿者:mih
投稿日:2014/03/12(Wed) 20:11
No.3448
お世話になります。1歳男の子のマルチーズです。すごく吠えるようになりました。チャイム、お客さんに吠えます。最近、噛み付くようになりました。ケージの中に入れて落ち着くまで、待つのですが、全然落ち着きません。2時間吠え続きます。マンションなので、本当に困っています。息子に対して、意味もなく吠えたり、噛み付いたりします。お母さんにも、噛み付くようになりました。それ以外は、おりこうさんです。あと、最近 ちんこを舐めるようになりました。出血するまで、動物病院で塗り薬とエリザベスカラーをしています。ごはんとか遊ぶときは、外してあげますけど、はずした直後舐め始めます。やめさせる方向ありますのでしょうかアドバイスをお願いしたいと思います。よろしくお願いします。
Re: 無駄吠え
- ドッグライフカウンセラー 三留
2014/03/14(Fri) 18:09
No.3450
mih 様水温む頃でございますが、mih 様におかれましては、いかがお過しでしょうか。この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。mih 様のマルチーズちゃんは1歳になられたとのことで、幼さの中に少しずつ大人の表情が見えてきているのではないでしょうか。ちょうどこの頃は精神的な成長が著しく、過去の経験をもとに自分で行動を選択するようになります。そのため、今までと異なる行動をみせるようになり、飼い主様と戸惑わせることも多くみられる時期でもあります。さっそくご案内をいたしますが、一般的なご案内となりますことを何とぞご了承ください。【吠えることについて】Mih 様のマルチーズちゃんは、チャイムがなったときやお客様に吠えるとのことでございますね。ワンちゃんが吠える原因といたしましては、「縄張りを守ろうとする防衛本能から吠える」、「周囲のご家族様に要求をして吠える」、「怖くて吠えて何とか身を守ろうとしている」、「お知らせをしようと吠える」「周囲のご家族様に指示をしようと吠える」など、さまざまな原因が考えられます。赤ちゃんのときは怖いもの知らずのワンちゃんも、成長に伴い、またある程度の経験を重ね、怖さがわかり、吠えるようになることはよくみられます。また、生活の中で吠えたとき、興奮したとき、飼い主さんが「どうしたの?」などと声をかけたことで「注目をしてもらった」というような経験をすると、ワンちゃんの中で、吠えるという行動が、飼い主さんの気を引くための一つの手段となることもみられます。あるいは、知らない人を追い払おうとしているのかもしれません。いずれにせよ、「mih 様に守られているから、吠えて追い払う必要もない」、「安心していられる」と感じさせてあげることがたいへん重要でございます。以下、ご留意いただきたいポイントをご案内させていただきます。ご参考にしていただければ幸いでございます。1.守られていることを感じられる環境を作るマルチーズちゃんが吠えるのは、インターフォンがなったとき、お客様がいらっしゃったときでございますね。怖いものがあっても、マルチーズちゃんは守られているのだから心配しなくても良いと教えてあげましょう。守られていることを感じさせてあげるため、家の中のさまざまなことは、mih 様が中心に回っているということを教えてあげましょう。例えば、お散歩中も、車道に出るときには、「オスワリ」と指示をしていただき、mih 様の指示に従うことで、飼い主様の指示に従っていれば安心だという経験をさせてあげましょう。2.お家の中に安心できる場所を作る縄張り意識を弱くするために、ケージなどの安心できる場所がお家の中にあるということが望ましいといわれています。マルチーズちゃんのいつも過ごすケージを好きなところにしてあげることがたいへん重要でしょう。「ケージに入ると楽しいことがある」、「ケージはのんびりできる」というイメージ作りを根気強くしていただき、少しずつケージを好きなところにしていただければと存じます。お散歩やお食事の後などにケージの中でまどろむようにしたり、ケージの中に入ったら好きなオモチャを与えるなどなさってはいかがでしょうか。ケージの中を、好きなところ、安心できるところにしてあげるため、叱ったときにケージに入れるなど、ケージをお仕置きの場所にしないことがたいへん重要でございます。また、ワンちゃんが外の音に吠えると、どうしてもご家族の気持ちとしては、外の音を嫌なものと感じてしまいますが、この気持ちを敏感に察知したワンちゃんは、外の物音にたいして余計に警戒感を強めてしまうことがあります。外の物音がしても動じないで、できるだけリラックスして過ごしていただき、安心させてあげることが同時に望ましいでしょう。ケージ以外にも、マルチーズちゃんが安心して好みそうな場所をいくつか用意してあげましょう。3.飼い主さんの動じない姿勢が重要ワンちゃんはご家族の気持ちを把握する力のたいへん優れていますので、ご家族が「また吠えるのでは」と不安に思ったり、インターフォンにあわててお出になることがかえってワンちゃんの縄張り意識を刺激する場合もあります。インターフォンがなっても、知らない人が来ても、「何があってもパパやママが守ってくれるから大丈夫」だと教えるためには、デンと構えて、動じないパパとママという雰囲気を見せることも重要です。例えば、インターフォンがなったときにあわてて走り寄ったりするよりは、お客様をお待たせしてしまうことになりますが、なるべくゆっくりとご対応いただき、特に心配することなどないと感じさせてあげましょう。4. mih様が指示をして、落ち着いたら、良い事があったと思わせる日頃から、mih 様が「オスワリ」などと指示をなさって、「指示にしたがい、落ち着いたら良い事があった」という経験を根気強くさせてあげるましょう。例えば、「遊んで」とマルチーズちゃんがオモチャを持ってきたタイミングで遊び始めるのではなく、「オスワリ」などの指示に従ったら遊ぶようになさるとよろしいでしょう。また、お食事のとき、散歩のためお家を出る時など、さまざまな場面で、同じように、「mih 様に指示にしたがったら、嬉しいことがあった」という経験を根気強くさせてあげましょう。飼い主様のご帰宅後などにマルチーズちゃんに声をかけるタイミングを、吠えたり、騒いだり、興奮しているときには構わないようにしていただき、落ち着いて静かになったタイミングで声をかけていただき、落ち着いたら良いことがあったという経験をさせてあげることも大切でしょう。5. 外の物音を気にしない環境を作るマルチーズちゃんが、玄関や窓の外の様子がよく見渡せる場所でいつも過ごしているのであれば、カーテンを引いたり、外を見渡せる場所に行かれないようにしたほうがよいでしょう。玄関の様子を気にする様子がみられるようであれば、玄関とリビングの間にパーテーションを置いて目隠しをするなど、外の様子や音が気にならない環境を作ることも大切です。インターフォンの音は、可能であればボリュームをさげたり、音を変えてみるのも効果があるかもしれません。7.吠えそうなときに、吠える以外の行動をさせる「インターフォンがなると吠える」・・・というように、マルチーズちゃんの頭の中で、インターフォンがなることと、吠えることが結びついているのかもしれませんね。ワンちゃんは一度、興奮して吠え始めると、なかなか止まず、大声で叱っても、「応援してくれている」とばかりに、余計興奮することがあります。中には、止めさせようと一生懸命になるあまり、余計にテンションを上げてしまうこともございますので、とにかく、落ち着いた表情をmih 様がマルチーズちゃんにお見せになることが重要でしょう。吠えることを注意するときは、低くて落ち着いた声で「ダメ」などと、分かりやすい言葉で叱りましょう。吠えるのをやめたら、褒めていただき、どのような行動が望ましかを教えてあげましょう。また、褒めることは自信につながりますので、なるべく良い子のときは褒めてあげてください。叱っても効果が見られないときは、かえって相手にせず、ゆったりと落ち着いて、知らん顔でいらっしゃったほうが、望ましい場合もあります。ただし、ワンちゃんは一度吠え始めると、落ち着かせるということはたいへん難しいので、吠える前に、吠える以外の行動に誘導し、吠えない状況を作るのも一つの方法でしょう。どなたかに協力していただき、インターフォンを鳴らしてみます。マルチーズちゃんがインターフォンの気配にお耳をピクリと動かし、吠える行動に入る瞬間がありますので、そのときに、「ハウス」とお気に入りのキャリーバッグやケージなど、安心できる場所に入るように誘導したり、好きな座布団に座らせてあげてもよろしいでしょう。オスワリをするなど、mih 様の指示に従ったら、お気に入りのご褒美やオモチャを与えていただき、吠えないでいたことに対して「オリコウ」と褒めてあげます。このように練習することで、「インターフォンの音を耳にする」→「指示に従う」→「嬉しいことがあった」という行動パターンを作っていきます。ケージに入ることが難しいのであれば、大好きなクッションやタオルの上に座るようにしていただき、吠えないでいたら、良いことがあると教えてあげてもよろしいでしょう。このほかにも、外の音に反応をしそうなときには、ボールを投げたり、窓をあけるなど、吠える以外のことに気持ちをそらすことに効果がみられる場合もあります。ただし、吠えているときに、何か好きなもので気持ちを引こうとすると、吠えればいいことがあった、と学習してしまうことがございますので、ご注意ください。【ご子息様に吠えたり、噛んだりすることについて】mih 様のご子息様は、お幾つくらいでございますか。お子様とワンちゃんとの関係を作る際にご注意いただきたい点でございますが、お母さまが、ご子息様がマルチーズちゃんより上位であると、マルチーズちゃんに伝えることが重要でしょう。マルチーズちゃんがご子息様を吠えたり、噛んだときにご子息様ご自身がマルチーズちゃんを叱るのが難しいご年齢であれば、お母さまが、ご子息様をかばうとワンちゃんの目に、ご子息様が弱くみえてしまいますので、「上位のお兄ちゃん吠えたり、噛んだりしてはいけない」と落ち着いた声で毅然と叱るようにしましょう。このときに、大声を出したり、手で叱ったりして、大騒ぎにしてしまうと、マルチーズちゃんが興奮して、自分を守ろうと、夢中になってしまうことがありますので、落ち着いて、感情的にならないようにしましょう。また、子育て中のご家族ですので、難しいことですが、マルチーズちゃんの前でなるべくご子息様を叱らないようになさったほうがよろしいでしょう。ご子息様とワンちゃんがいっしょにお留守番をしていたときに、mih様が帰宅なさったときは、ご子息様に先に「ただいま」と声をかけていただくとよろしいでしょう。【噛むことについて】マルチーズちゃんが噛んだときには、ケージの中にお入れになられ、落ち着くように待っていらっしゃるけれど、なかなかなきやまなくてお困りとのことでございますね。先にご案内をさせていただきましたが、噛んだときにケージの中にお入れになるとケージが叱られたことと結びついてしまったり、そのとき噛んだ相手が、ご子息様であると、マルチーズちゃんにとって、ご子息様の存在が嫌なことと結びついてしまう可能性もあるかもしれません。そうすると、かえって、ケージの中にいることが苦痛になり、吠えることにつながる場合がございます。マルチーズちゃんが噛んだときのご対応は、噛んだその瞬間に、いつも叱る言葉で、低くて落ち着いた声でしっかりと叱っていただき、噛むのを止めたら、明るい声で叱っていただくとよろしいでしょう。ワンちゃんは、自分がした行動のあとに周囲でどのようなことがあったかをたいへん良く覚えており、その経験をもとに行動を組み立てていきます。従いまして、マルチーズちゃんが噛んだ後に、マルチーズちゃんの希望する行動をしないことが重要でしょう。例えば、マルチーズちゃんが「その手をどけて」と思って噛んだときに、「恐い」とひるんでしまったり、手を引っ込めたりすると、マルチーズちゃんを優位な気持ちにさせてしまうので、「噛んでも思うようにならない」と、そのまま、平然と行動を続けていただくとよろしいでしょう。また、噛む状況がある程度決まっているのであれば、そのような状況を作らないでおくのと共に、人の手が恐い、という記憶を作らないことも重要でしょう。【おちんちんをなめることについて】ワンちゃんはオシッコをした後など、自分のおちんちんをなめてきれいにしたり、成長してくると、おちんちんが気になってなめたりします。このことはある程度、自然なことですが、このときに、「やめなさい」などと声をかけると、こんどは構ってほしくなると、なめるようになることがあります。したがいまして、止めさせたいときには、さっと、マルチーズちゃんの意識を他のことに向けるのもよろしいでしょう。たとえば、mih様がたちあがって、違う部屋に移動されたり、ドアをがらりと開けてみたりなさってもよろしいでしょう。また、若くて元気な月齢ですので、エネルギーを十分発散させてあげることもたいへん重要でございます。これから、暖かくなり、お散歩の心地良い季節ですので、お散歩を通して、素敵なコミュニケーションを育んでいただければと存じます。なお、アニコムでは下記の受付時間で、お電話でのご契約者様への健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、またお気軽にお声がけください。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。mih 様におかれましては、かけがえのない大切な宝を育む素晴らしい時期をお過ごしなのでございますね。たいへんなことが多い分、その後待っている喜びも大きいのではないでしょうか。mih 様とご家族様のお健やかで笑顔いっぱいの毎日を心からお祈りいたしております。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。
血便について
投稿者:もこ
投稿日:2014/03/12(Wed) 12:05
No.3446
チワワ9か月の♂です。5日ほどに前にお迎えしたばかりなんですが、実家に行く子だったのですが、事情があり暫く我が家で引き取ることになりました。お迎えして2日目から少しずつ便が柔らかくなってきなぁと思っていたら、夜にはペースト状の便に血が混ざっていました。この子は、ショップにいた頃から、ストレスなどですぐに便が緩くなるという事でしたので、極力遊んであげたりしていたら、翌日には少し便が固くなり始め、血も混ざらなくなっていました。我が家には先住犬のチワワ2歳♀がいるのですが、相性が合わないのか、♀の方が遊びたがらす。。。♂の方は長くショップにいたため、他のわんちゃんとも仲良くできる子なので、遊びたいのに遊べないというストレスからか翌日に再び血便が出てしまって。。。先住犬が怯えているため、仕方なく♂の方を実家に引き渡すことにしました。実家に行った当日は、嬉しそうに遊びまわり、便も柔らかいけど形のあるものをしていました。安心していたら、今朝になってまた血便をしたと連絡がありました。環境がまた変わったからか、何かの病気にかかってしまったのか、このまま様子を見てもいいのか、病院に連れて行った方がいいのか、悩んでいます。
Re: 血便について
- 獣医師 山中
2014/03/14(Fri) 09:42
No.3449
もこ 様この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。9ヶ月のチワワちゃんが血便を繰り返しており、もこ様におかれましては、このまま様子を見ていいのか、それとも病院に連れて行った方が良いのかについて悩んでいらっしゃるのですね。早速ご案内をさせていただきますが、実際にチワワちゃんのご様子を拝見していないため、一般的なご案内となることをご了承くださいませ。口から入った食べ物は、食道、胃、小腸を経由して消化・栄養素が吸収され、また大腸で水分が吸収されて便になります。軟便や下痢が起こる仕組みは以下の3つに大きく分かれます。1. 大腸からの水分吸収が上手く機能しない場合精神的なストレスや生活習慣・食餌の変化によって腸の働きが悪くなり、水分を吸収する力が低下すると、吸収出来なかった余分な水分がそのまま排泄されるために、軟便や下痢になります。2. 腸の分泌液が何らかの原因で過剰になる場合寄生虫やウイルスの感染があったり、腸内細菌のバランスが崩れたりすると腸はウイルスや菌、寄生虫などを早く排泄しようと過剰に分泌物を出します。この状態では粘液便や軟便が見られます。3. 腸の動き(ぜん動運動)がいつもより活発になった場合腸に刺激のある食べ物(冷たいもの等)を食べたり、何らかの原因で腸に炎症が起こると、刺激された腸のぜん動運動が活発化します。そうなると、食べ物が腸を通過する速度が速くなり、未消化物の混じった便が出ます。また、下痢や軟便は症状が起こっている部位によっても大別され、「小腸性下痢」と「大腸性下痢」とに分けられます。1. 小腸性下痢食べものの消化・吸収を行う小腸の異常により下痢が起こる場合は、1回の便の量は多くなりますが、回数はそれほど増えません。便の性状は様々で、やや軟便のこともあれば、水っぽいこともあります。小腸に出血がある場合は、タール便と呼ばれる黒い便が出ます。小腸性下痢が長期にわたって続くときは、合併症状として体重の減少や嘔吐、脱水などが見られます。2. 大腸性下痢大腸は水分やミネラル分の吸収を行っており、大腸に存在する100種類以上の多数の細菌が、小腸を通過した後の消化物を腐敗、発酵させて便を作ります。大腸に異常がある場合は、1回の便の量は正常か少なめの傾向がありますが、回数は多くなります。便の性状は軟便で粘液が混ざっていることが多く、大腸で出血がある場合には、便の周囲や便の中に鮮血が混じる血便が見られることもあります。 排便時には直腸や結腸が刺激されるため、「しぶり」が認められる場合もあります。※しぶりとは便意をもよおすのに排便がなかったり、便意があっても少量しか出ないのに頻回に便意をもよおす状態をいいます。もこ様のチワワちゃんにおかれましては、お迎え先のペットショップ様から元々ストレスでお腹が緩くなる子だと聞いていらっしゃるのですね。そして、迎えてからストレスや環境の変化がある時にお腹がゆるくなっているご様子が見られるのですね。この場合は上述した「大腸からの水分吸収が上手く機能していない場合」や「腸の分泌液が何らかの原因で過剰になっている場合」などが考えられ、環境の変化やストレスが原因の一つとなっている可能性などが考えられます。また、血便が見られるとのことでございますので、大腸性下痢の可能性が考えられるかと思います。チワワちゃんが環境に慣れ、血便もなく便の形が正常に戻り、食欲や元気も問題が無いようであれば環境要因などによる一過性の下痢だったのかと思いますが、繰り返し下痢がおこるようでしたり、下痢以外に吐き気や元気がないような症状が見られるようであれば、ストレスや環境の変化以外にも何か下痢を起こす原因があるかもしれませんので、動物病院での診察をお受けいただいた方がよろしいでしょう。一般的に、大腸性の下痢が続く場合に考えられる疾患としては@感染性腸炎(細菌性や寄生虫性)、A炎症性腸疾患、B繊維反応性下痢、C食事性過敏症、D腫瘍 などが挙げられます。チワワちゃんの通院歴がわかりかねますが、現在の便のご様子はいかがでしょうか。もし、まだ血便が続いていらっしゃるのであれば、便を持ってかかりつけの動物病院さんにご相談いただく事をお勧めいたします。その際、便は出来るだけ新しいものの方が、状態をより詳しく把握できますので、直前に採れるかどうか心配であれば、通院の前の晩にあらかじめ採便しておき、玄関など涼しい場所に保管しておいて下さい。血便が続いていない場合でも、今までに一度も検便をされたことがない様であれば、便検査をお受けいただいておいた方がご安心ではないかと思います。下痢の状態が続くと、腸の状態が悪くなって治りにくくなったり、栄養状態が悪くなって全身の状態が悪くなります。また、先にご案内したように、他の病気の可能性も考えられます。他に病気がなくても、炎症が胃に及んだ場合は、胃腸炎を引き起こして水分や電解質を多く失い、命にかかわることもございます。特にまだ生後1年未満のお子様は大人よりも多くの栄養を必要としますため、下痢が続くことはあまり良い状態ではございません。今はお元気でも突然状態が変化することもございます。ぜひ、お元気なうちに、かかりつけの動物病院さんにご相談して頂き、便の状態などを診察していただくことをおすすめいたします。また、お腹が弱いワンちゃんは治療と併せて、食事内容を見直すこともありますがいたしますが、お腹がゆるくなりやすいワンちゃんは、フードの種類や与える回数を変えることで、かえって下痢をすることもございます。適切な種類のフードを適切な量で適切な回数与えることが必要でございますので、食事内容の変更については、一度、かかりつけの動物病院さんとご相談していただけたらと思います。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、お気軽にご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。まだまだ寒い日が続いておりますが、もこ様におかれましてはくれぐれもお身体ご自愛下さい。また、チワワちゃんもどうかお大事になさって下さい。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。
食事のあとに吠える
投稿者:mame
投稿日:2014/03/11(Tue) 10:34
No.3444
柴犬の雌1歳半です。昼間は外に出してるのですが、夜は玄関にサークルを置いて寝てます。散歩や外で排泄するのでなかなかサークルの中では排泄ができない為夜寝る前に排泄して3回目の(餌はいつも3回に分けてあげます。)餌をあげて食べ終えると吠えて手を出すと噛み付く(軽くですけど)ことがあります。以前まではおとなしかったのに急に吠えたりするようになりました。吠えだしたらおとなしくなるまで無視したほうがよいですか?あと、排泄もサークルの中だとペットシートにせずにいつも自分の寝床の敷物の上でしてます。昼間は外でする為教えるのは難しいですか?
Re: 食事のあとに吠える
2014/03/12(Wed) 14:09
No.3447
mame 様浅春の頃、mame様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。柴犬ちゃんは1歳半になられ、元気盛りでございますね。愛らしさとともに、大人っぽい表情に頼もしさをお感じなのではないでしょうか。さて、この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。早速ご案内をさせていただきますが一般的なご案内となりますことを何とぞご了承ください。<食事の後の対応について>柴犬ちゃんは、食事を食べ終わると吠えて、その後、mame様が手を出すと軽く噛み付くのでございますね。また、吠えることに関しては、今までは大人しかったのに、急に吠えるようになったのでございますね。あくまでも私の推測ではございますが、お教えいただいた食事が終わった後の一連のご様子から、もし、柴犬ちゃんが「手を出して」という要求から吠えていた場合、柴犬ちゃんが吠えたときに、mame様が手をお出しになると、mame様が柴犬ちゃんの指示に従う、というような流れになっている可能性もあるかと存じます。その後、軽く噛んでいるご様子ですから、この行動もどちらかというと支配的な行動ですので、柴犬ちゃんが、自分がmame様に守られ、従う存在ではなく、自分がmame様を守り、従わせる存在であると、勘違いを起こさせてしまうことも案じられます。したがいまして、吠えることが好ましくない、噛むことが好ましくない、と柴犬ちゃんに教えるためには、吠え始めたり、歯を当てたら、その瞬間に、低くて、落ち着いた怖い声で、「いけない」などとご家族でお決めになられた言葉でしっかりと伝え、吠えたり、噛むことを止めたら、「おりこう」と褒めたり、優しく体を撫ぜてあげることが望ましいでしょう。また、柴犬ちゃんが吠えたり、噛んだ後に、柴犬ちゃんにとって、「嬉しい」「好ましい」という行動をmame様がなさらないことが重要でございます。柴犬ちゃんがmame様に、「手を出して」と言いたくて吠えているようにお感じであれば、吠えたら、mame様は、知らん顔をして柴犬ちゃんに背中を向けてその場を立ち去るのもよろしいかもしれません。また、mame様がおっしゃるように、吠えるのを止めるまで待つのも一つの方法でございますが、「吠えるのを止めたら、いいことがあった」という関連付けを、柴犬ちゃんに明確に分かる様に示していただくことが重要でございます。柴犬ちゃんにとって、mame様がそばにいらっしゃることが、嬉しいことであれば、吠えることが嬉しいことと結びついてしまう可能性がございますので、明確に、落ち着いた低い声で叱ったり、そばから離れるほうがよろしいかもしれません。たくさん食事を食べておりこうね、という食後のコミュニケーションも楽しみかと存じますが、mame様に主導権があることがはっきりと分かるように、「手を出して撫でること=ご褒美」を与えるタイミングは、例えば、「オスワリ」などの指示に従った後、あるいは、落ち着いて静かにしているときになさると、「どのようにすることが好ましいことか」が柴犬ちゃんに伝わるかと存じます。また、mame様とワンちゃんとのより良い関係を育むためには、「mame様が柴犬ちゃんを守っていて、mame様を頼っていれば安心だ」ということを柴犬ちゃんに分かるように伝えることが重要でございます。そのためには、例えば、お宅を出るとき、玄関の出入りなど、場所や順序の優先順位はすべてmame様や人間のご家族になるように心がけていただくとよろしいでしょう。お散歩は群れの移動ともいわれますが、柴犬ちゃんを率いるのはmame様であることを示すため、なるべくmame様が先を歩くようにしていただき、車道を歩く際には、「止まれ」などと柴犬ちゃんに指示をなさって、mame様が周囲の安全を確認してから、「ヨシ」などと声がけをなさるとよろしいでしょう。<柴犬ちゃんの排泄について>柴犬ちゃんは、ケージの中で排泄をする際、トイレシートの上ではなく、寝床の敷物の上でしてしまうのでございますね。ワンちゃんに、どこで排泄をしていいのか教えるときには、なるべくその場所で成功するように環境を整えてあげて、偶然でも成功したときに、褒めていただくことが大切でございます。一方で、敷物の上でしてしまったときには、敷物の上で排泄をすると構ってもらえる、あるいは、排泄自体がいけないこと、などと間違って伝わってしまわないように、粗相を叱ったり、「あら・・・」などと声を上げたりなさらないほうがよろしいでしょう。普段から排泄をするときに、「ワンツー・ワンツー」などと声をかけることで、シートの上に誘導したときに、この声がけをしていただくと、mame様の掛け声を聞いて、排泄がしたくなることがございます。また、ケージの中のトイレと敷物の間隔が狭くて、どちらがトイレで、どちらが敷物か分かり難い場合には、可能であれば間のスペースをあけていただいたり、スノコなどで敷物を高くする、などをされてもよろしいでしょう。あるいは、敷物以外をスノコなどで高くしていただき、それ以外のスペースには、全部トイレシートを敷き詰めていただき、だんだん排泄をするトイレシートが決まってきたら、排泄しない場所のシートを取り外して範囲を狭めるという方法もございます。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、ぜひご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。これから春の花が咲き、お散歩の気持ち良い季節が到来いたしますね。mame様と柴犬ちゃんの、笑顔いっぱいの毎日を心から応援いたしております。時節柄、くれぐれもお体ご自愛ください。今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。
謎の行動に困っています。
投稿者:なめこ
投稿日:2014/03/09(Sun) 15:51
No.3442
五歳になったばかりのミニチュアダックス雄と2人で生活しています。私が、会社に行ってる時はゲージでお留守番します。仕事の準備が分かるのか自分でゲージに入ってくれます(笑)トイレは我慢をしているのか帰ってきてから沢山三回位に分けてします。トイレでするとご褒美(ドックフード)が貰えるからと推測できます。我慢出来ない時はなぜか自分の寝床にしてるようです。犬は寝床でしないはずなのになぜでしょう。これに関し困る事は寝床が犬用の布団の為、体が臭くなります。それと、ご褒美が欲しくて普段からトイレする時はシートをかき集め音を出して主張してトイレをするのに、いざ夜に一緒に寝ていますが寝ているとそっと出て行きトイレ以外で普段しない足上げしたり、ウンチをしてを多少食べてしまっているんです。上手く説明できませんが謎の行動で治し方がわかりません。留守の時や寝てる時など、飼い主の注目を受けようという行動で無い為、理由がわからなく困っています。
Re: 謎の行動に困っています。
2014/03/11(Tue) 17:56
No.3445
なめこ 様沈丁花の芳しい香りに春の訪れを感じる頃でございますが、なめこ様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。早速ご案内をさせていただきますが一般的なご案内となりますことを何とぞご了承ください。なめこ様のミニチュアダックスちゃんは、我慢できないときは自分の寝床でオシッコをすることがあるのでございますね。なめこ様がおっしゃるように、ワンちゃんは、自分の寝床など、自分のスペースから離れたところで排泄をする傾向がございます。ただ、これはあくまでも傾向であり、個々の性格、犬種、などで本当にそれぞれでございます。濡れたトイレシートでは絶対に排泄をしないワンちゃんもいますし、オシッコをしたトイレシートの上で寝るのが好きなワンちゃんもいますし、ケージの中ではしないけど、ケージの外であればするワンちゃんもいます。また、絶対に家ではしないで、お散歩のときしかしないというワンちゃんもいます。なめこ様のミニチュアダックスちゃんは、寝床でオシッコをしてしまうということですので、たいへんでございますが、寝床にはなるべく乾きやすいタイプのベッドを利用いただき、また、オシッコをしてしまったときのために替えのトイレを用意いただく、などしていただいてはいかがでしょうか。また、疲れてご帰宅なさった後でたいへんですが、体がオシッコで濡れていたら、ワンちゃん用の濡れタオルなどでよく拭いてあげてください。なめこ様のミニチュアダックスちゃんのトイレはケージの中にあるのでしょうか。寝床とトイレシートがケージの中にある場合、足の裏での感触が寝床とトイレシートで似ており、どちらで排泄をしたらいいのか、混同してしまうことはよくみられます。ケージので寝床とトイレが並んでいているのであれば、どちらが寝る場所で、どちらがトイレをする場所かを、間違え難いように、すのこなどで段差をつけたり、トイレとケージの間のスペースをあけるようになさってもよろしいでしょう。なめこ様のミニチュアダックスちゃんは、なめこ様の就寝中にそっと抜け出し、足をあげてオシッコをしたり、ウンチを少し食べたりすることがあるのでございますね。ミニチュアダックスちゃんが、なめこ様の就寝中になぜいつもと異なる行動をするのかは分かり兼ねますが、なめこ様の視線がないときに、足をあげてささやかな自己主張をしているのかもしれませね。また、ウンチを食べるワンちゃんはたいへん多いのですが、お腹が空いて食べているのかもしれませんね。あるいは、ウンチをしてしまって、片付けようとしているのかもしれませんね。他には、なめこ様の気を引きたくてウンチを食べてしまっているのかもしれませんね。人とワンちゃんとの生活には長い歴史がありますが、ワンちゃんの生態や習性などには、まだまだ不明なところがたくさんあるのが現実です。なめこ様のミニチュアダックスちゃんの困った行動や謎の行動を正すには、今、まさにその行動をしているときに、「今やっていることがいけない」とわかるように、低くて落ち着いた声で決まった言葉で叱っていただくとよろしいでしょう。例えば、ウンチを食べる瞬間に、「いけない」と叱り、止めたら褒めることが大切です。ただし、実際に食べてしまった後に、叱ったり、声をあげても、何がいけないのか、何を叱られているのか明確に伝わらないのが一般的です。後で見かけた場合は、何もおっしゃらず、知らん顔をしていただき、ウンチを食べたら構ってもらえた、という状況を作らないほうがよろしいでしょう。お腹が空いて食べているようであれば、夜の食事のうち、少量を別に取り分けておき、寝る前に食べさせていただく、あるいは、お食事量が足りているか、体重はどうかチェックいただくことも大切でしょう。お家の中で足を挙げてオシッコをする場合、ワンちゃんが自己主張をしたがっていることもございます。この場合、飼い主様が主導権を握っており、飼い主様がワンちゃんを率いているということを今一度、示すことで効果がある場合がございます。さまざまな日常生活の中で、なめこ様が指示をして、その指示にミニチュアダックスちゃんが従うと、良いことがあるという流れを作り、お散歩のときなどは、なめこ様が行く先をきめる、なめこ様が先をあるく・・というようになさるとよろしいでしょう。また、同じベッドで寝ているときも、ミニチュアダックスちゃんに良い場所を譲るのではなく、なめこ様が真ん中や上側など、優先度の高い位置で眠るようになさり、また、最初は別のところで寝ていて、「ベッドに入りたい」とミニチュアダックスちゃんが主張したら、そのままお入れになるのではなく、「オスワリ」と指示をしていただき、指示に従った後に、なめこ様が承認してお入れになる、という流れを作っていただくのもよろしいでしょう。また、お散歩は群れの移動ともいえますが、お散歩を通して、なめこ様がリードをしているところを示し、十分にミニチュアダックスちゃんのエネルギーを発散させていただくことも重要かと存じます。お互いに異なる種ですから理解することが難しいことはあっても、お互いがなくてはならない存在であることは本当に素晴らしいことでございますね。なめこ様がご出勤の際には、ミニチュアダックスちゃんは自分でケージに入るとのこと、本当にお利口さんでございますね。良い状態のときには明るい声で褒めていただき、いけないことをしたら、落ち着いて低い声で、今したことはいけない、と教えていただき、笑顔にあふれた毎日をお過ごしいただければと存じます。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、ぜひご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。時節柄、くれぐれもお体ご自愛ください。今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。
早起きと吠えぐせ
投稿者:とうもろん
投稿日:2014/03/07(Fri) 16:17
No.3441
ビーグル犬 2歳10ヶ月 オス のことです。マンションの一階の室内で飼っています。数ヶ月前から午前3時ごろに起きて朝ごはんを要求して吠えるため、寝不足が続き困っています。エサは一日2回。マンション住まいで、あまり吠えられると困るため朝4時までは待たせますが、それ以降の時間は吠えたら餌をやっています。夜は5時と、毎日決まっています。せめて朝5時までは起こさないで欲しいと思うのですが、この生活リズムを変えるにはどうすれば良いのでしょうか。また、夜に庭に出すと(おしっこ等で)他の家の電気がついたことに対し激しく吠えたり、いきなり遠吠えをします。また何もいない廊下に対し吠えることが多くあります。特に前者に対して、どう対処すればよいのでしょうか。
Re: 早起きと吠えぐせ
2014/03/10(Mon) 18:26
No.3443
とうもろん 様この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。ビーグルちゃんの要求吠えにお困りとのことでございますね。ビーグルちゃんは狩猟をすることで人間を助けてきた歴史を持つワンちゃんですが、吠えて獲物を追いつめたりするために、吠えるように人間が改良してきたワンちゃんです。そのため、よく通る声が特徴であり、ビーグルちゃんの吠える様子にお困りの飼い主様は多くいらっしゃいます。ご家族様におかれましては、夜、睡眠をお取りになれないお辛さ、心よりお察し申し上げます。早速、ご案内をさせていただきますが、一般的なご案内となりますことを何とぞご了承くださいませ。ワンちゃんは、「自分で何かしたときに周囲で何が起きたか」ということをたいへん良くみており、この経験をもとに次に自分でする行動を決めていきます。ワンちゃんが、「吠えたら自分の要求が通った」、「吠えたらいいことがあった」という経験をすると、要求があれば吠えれば良い、という考えをするようになってしまいます。したがいまして、「吠えたら要求が通った」という経験をさせないように、また、ワンちゃんには、「吠えても要求が通らない」ということを、しっかりと伝える必要がございます。また、ワンちゃんは一度上手くいったという行動に対しては、かなり強く執着するため、知らん顔をしているといつまでも吠え続けるのですが、このときに根負けをしてしまうと、「やっぱり、頑張って吠えた甲斐があった」ということで、ますますワンちゃんにとって吠えることが大切な手段になってしまうことがあります。ビーグルちゃんに、吠えることが無駄だと教えるためには、吠えても何も与えず、ビーグルちゃんがあきらめるまで待つことが望ましいことではありますが、これは実際の状況では困難でございますので、とうもろん様のおっしゃるように、5時まで起きないでいてくれるように生活のリズムそのものを変えることはたいへん重要かと存じます。具体的な方法でございますが、ビーグルちゃんがお腹が空いて起きるのであれば、夕飯の食事量の一部を取り分けておき、夜寝る前にお与えになられてはいかがでしょうか。また、可能であれば、夕飯の時間を少しずつ遅くしていくことも方法の一つかもしれません。その他には、夜のお散歩を長めにしていただいてはいかがでしょうか。ビーグルちゃんは、狩猟犬として役割を担い、エネルギッシュな犬種であるというだけではなく、とうもろん様のビーグルちゃんはもうすぐ3歳とのことですので、月齢的にもかなりの運動量が必要になります。そのため、、一日の運動量を全体的に多めになさることも重要でしょう。ビーグルちゃんが午前3時頃に吠えるのは、お腹が空いていること以外にも、周囲の音が気になる、窓から見える街頭の光が気になるなど、何か理由はございますでしょうか。なるべく、ビーグルちゃんが周囲の状況が気にならないようにするためには、ケージに使い古しのシーツやタオルケットなどをかけて周囲の様子が気にならないようになさることもよろしいでしょう。また、吠えるようになったのは数ヶ月前からとのことでございますが、その頃何か変わったことはありませんでしょうか。もし、環境の変化等がおありであれば、以前の状態に戻してみることも一つの方法でしょう。また、寒い時期なのでヒーターを利用なさることもおありだと思いますが、熱くなりすぎた場合には、逃げ場がなくてワンちゃん自身が困ってしまうこともあるようですので、ヒーターは半面だけ入れるなどして、ワンちゃん自身で熱さを調節できるようにしていただくことも必要でしょう。もし、ビーグルちゃんがとうもろん様の姿を求めて鳴いているのであれば、夜寝る時だけ、ケージをとうもろん様の寝室にもっていき、同じ部屋で寝るようにするのも一つの方法かもしれません。現在、夜はどのような環境でビーグルちゃんは休んでいるのでしょうか。ケージの中であれば、ケージの中が好きになるように日頃から働きかけをなさることも大切でございます。お留守番のときや夜だけ利用するのではなく、日中も開放しておき、中に誘導して、入ったら褒めたり、ご褒美を与えてはいかがでしょうか。ケージ中にビーグルちゃんの大好きなタオルやとうもろん様の香りのついたトレーナーなどを置いてもよろしいでしょう。さて、ビーグルちゃんは、早朝、食事を催促して吠えるとき以外にも、吠えて何か要求することがありますでしょうか。「吠えたら良いことがあった」という流れを作るのではなく、オスワリなどの指示を利用いただき、とうもろん様の指示にしたがったら良いことがあった、静かにしていたら良いことがあったという経験をさせていただくことも重要でございます。例えば、ケージからお出しになるときやお食事をお与えになるときなど、事あるたびに、「オスワリ」とおっしゃっていただき、ビーグルちゃんがしっかりと落ち着いた状態になった時に、何かしていただくようにします。ソワソワとお尻を動かして、とうもろん様の「ヨシ」という言葉を待っている様子のときではなく、あきらめてお尻が動かなくなり、落ち着いた状態になる時までお待ちいただくとよろしいでしょう。また、ワンちゃんは、とにかく構って欲しい、注目をして欲しいというどうぶつさんですので、ビーグルちゃんが吠えたとき、「どうしたのかしら」と視線を向けることも控えていただいたほうがよろしいでしょう。ビーグルちゃんは、夜、お庭に出したとき、他のお宅に電気がついたことなどに吠えるのでございますね。ワンちゃんが吠える原因といたしましては、要求して吠える以外にも、「縄張りを守ろうとする防衛本能から吠える」、「周囲のご家族様に要求をして吠える」、「怖くて吠えて何とか身を守ろうとする」、「周囲のご家族様に指示をしようと吠える」、「吠えている対象を威嚇している」など、さまざまな原因が考えられますが、ビーグルちゃんが吠える時の様子はどのような感じでございますか。また、吠えている時、どのような対応をなさっているのでしょうか。吠えている様子に、「何かしら?」というご家族が吠えている方向をご覧になられたり、吠える様子にあわてたり、「うるさい」などと声をあげたりなさらないほうがよろしいでしょう。あくまでも、とうもろん様がビーグルちゃんを率いるリーダーだという雰囲気で、心配そうにしたり、不安な表情になるのではなく、落ち着いて、堂々とした表情をなさっていただくことが大切でしょう。ビーグルちゃんは何も心配する必要がない、という毅然とした雰囲気を醸し出していただければと存じます。さて、ビーグルちゃんが吠えてしまったときの叱り方ですが、ワンちゃんは吠え始めると興奮してしまい、止めることは難しいので、吠え始めた瞬間に、あるいは吠えそうな瞬間に、低くて落ちついた声で「ダメ」などと、いつもいけないことを教えるときに使っている言葉で叱ります。落ち着いたトーンで指示することによって、してはいけないことを教えるイメージです。あるいは、同様に、最初の段階で、私たち人間同士が「どうしたの」と肩を叩くような感じで、さっとビーグルちゃんの身体をさわって、気持ちを吠えること以外に向けるのも一つの方法でしょう。吠えるのを止めたら、「お利口ね」と褒めてあげましょう。常に「主導権はとうもろん様にある」というような雰囲気で、部屋や家をいっしょにお出になるときにはとうもろん様が先に出入りなさるようにしていただき、いいこと、悪いことを、毅然と一貫性をもって教え続けることで、ビーグルちゃんに安定や安心を感じさせていただければと存じます。電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。これから春を迎え、お散歩の楽しい季節の到来でございますね。とうもろん様とビーグルちゃんの笑顔いっぱいの日々を応援いたしております。今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。