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緊急を要する健康相談の場合は、すぐに動物病院を受診してください。
直接どうぶつさんのご様子を拝見しておりませんので、一般的なご案内となりますこと、また、投稿フォームにはURLを入力できない設定となっておりますことをご了承ください。

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19歳の猫ちゃん

投稿者:

投稿日:2015/12/16(Wed) 15:30

No.4208

19歳のオス猫で雑種です。腎臓が少し悪く毎年冬に膀胱炎になります。最近もなっ
てご飯何をあげていいか悩んでいます。

Re: 19歳の猫ちゃん

- 獣医師 山田

2015/12/16(Wed) 15:31

No.4209

この度はご相談をいただきましてありがとうございます。
19才の男の子のネコちゃんのお食事についてのご相談でございますね。
早速ご案内させていただきたく存じますが、ネコちゃんの実際のご様子を拝見していないため
一般的なご案内となりますことをご了承下さい。

膀胱炎は、膀胱の中で細菌感染などが起き、膀胱に炎症が起こる病気です。
膀胱内に生じた結石や結晶が膀胱の壁を傷つけ、そこに細菌感染や炎症が起こることもあります。
もし、結石や結晶が形成されているようであれば、尿石症の治療や予防に使用する療法食を
食べることが望ましいとされます。
これらの療法食はストラバイト結石やシュウ酸カルシウム結石を形成しにくくするために、
マグネシウム、リン、カルシウムを調整しておりますが、少し塩分が多い事があります。

また、19歳のネコちゃんは少し腎臓が悪いのでございますね。
腎臓は、尿の生成、体の中で不要になった老廃物や毒素を尿中に排出、ホルモンの分泌などを
行っている臓器です。この腎臓が障害を受けて十分に機能しなくなると、
多飲(お水をたくさん飲む)や食欲不振、嘔吐などさまざまな症状を引き起こします。
すでに破壊されてしまった腎臓の組織は、回復することがありませんので、治療は内科的治療や
食事療法が主となってきます。
腎臓にとってタンパク質の多い食事は負担になりますので、タンパク質の量を制限することと、
良質なものを与えることが重要です。
またミネラルであるリンも腎臓に悪影響をおよぼすとされています。そのため、ナトリウムや
リンの含有量を抑えた食事が推奨されます。

このことから、膀胱炎のことだけを考えれば、結石を作りにくくするような療法食が
良いと思われますが、腎機能が低下してきている場合には、その食事が腎臓の負担になる
可能性もございます。そのため、今の膀胱炎の状態と腎臓の状態を合わせてお食事をどうするか
検討する必要がございますので、かかりつけの獣医さんにもご相談いただけたらと思います。

冬場は飲水量が減ることや、トイレの回数が減ることなどで、ネコちゃんの膀胱炎などの
下部尿路疾患がとても増える時期となっています。生活上の注意点として、次のようなことが
推奨されておりますので、ご参考にしていただければ幸いでございます。

【対策】
1.飲水量を増やす
お水をたくさん飲んでオシッコをいっぱい出すことにより、オシッコの中の有害なもの
(結晶や細菌など)を希釈し、膀胱内に長い時間止まらないようにすることが目的です。
汲み置きの水、新しい水、蛇口から出る水、冷たい水、あたたかい水など、飲み水の好みは
猫ちゃんによって様々ですし、また、お気に入りの置き場所も、静かなところ、ご家族の近く、
窓の近くの外が見える場所など、様々です。
ネコちゃんにあわせて、お気に入りの場所で好みのタイプのお水が飲めるようにしてあげましょう。

また、水分の多いウェットタイプのお食事に変えたり、ドライフードを水でふやかしたりすることで
飲水量を増やすことも一つの方法です。

2.ネコちゃんの生活環境におけるストレスを軽減する
特発性(原因不明)の下部尿路疾患の原因の一つとして「ストレスの関与」が指摘されています。
ネコちゃんのストレスの原因は、トイレ環境、多頭飼育、引っ越し、生活パターンの変化、
食事の変更、家族の変化など様々です。
ネコちゃんが何かをストレスに感じている様子であれば、なるべく原因となることを取り除いたり、
ネコちゃんが身を隠すことができる場所を確保していただき、できるだけ穏やかに生活できる環境を
提供してあげる必要があります。

3.トイレ環境の見直し
ネコちゃんによって好むトイレ環境は様々ですが、一般的には次のようなことが推奨されています。

・トイレの数
最低限お家にいる「ネコちゃんの数+1」が必要であり、留守の多いお家ではそれ以上必要だと
言われています。
・トイレの大きさ
ネコちゃんの体長の1.5倍くらいがよいと言われています。
・トイレの種類
屋根や扉がなく開放的なトイレを好むネコちゃんが多いようです。野生のネコちゃんは、
空の下の開放的な広い場所で排泄します。
・トイレの砂
鉱物系、紙砂、木の砂、シリカゲルなどの素材、また、粒の大きさなど、ネコちゃんによって
好みは様々です。可能であれば、初めは数種類の砂を用意して、ネコちゃん自身に好きな砂を
選んでもらうとよいでしょう。
・トイレの場所
ネコちゃんが落ち着いて排泄ができる場所にあるか、暑さ寒さなどの影響を受けないか、
どんなときでも入りやすい場所にあるかなどを確認しましょう。
・トイレの掃除や砂の取り換えの回数の見直し
汚れたトイレでの排泄を嫌がり、オシッコを我慢してしまうネコちゃんもいますので、
排泄をしたらすぐに片づけるのが理想です。それが難しい場合は、常にきれいなトイレを
利用できるように複数個のトイレを用意しておくとよろしいでしょう。

冷たい風が吹く街があわただしく感じる師走です。お忙しい日々をお過ごしのことと存じますが、
どうぞご自愛ください。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談サービスを承っておりますのでぜひご利用ください。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日祝9:30〜15:30
土日祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。



子猫の食に関しまして

投稿者:ヴィー

投稿日:2015/12/09(Wed) 09:56

No.4206

もうすぐ4ヶ月になるブリティッシュショートヘアの雌猫です。
一日に3回、規定量の食事を出しています。
以前より食事を要求することはありませんが、支度を始めると泣いて、がつがつと一気に完食していました。
1週間ほど前から体重増により少し量を増やしたところ、食事途中で気を散らし、半分ほどで止めてしまいます。
その後、促すとちょこちょこと1時間ほどかけて、ほぼ食べきります。

食事はドライフードと薄めた猫用ミルクです。
ドライフードは一度変更してみましたが、その時はすぐに完食、次は元に戻ってしまいました。

食欲が減退しているのでしょうか?
また、2週間ほど前に誤飲で病院に通いましたが、そのことが関係しているのでしょうか?(異物は便と共に出ました)

よろしくお願いします。

Re: 子猫の食に関しまして

- ペット栄養管理士 三留

2015/12/10(Thu) 18:00

No.4207

ヴィー 様

クリスマスが街並みに彩りを添える頃ですが、
ヴィー 様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談を頂き誠にありがとうございます。
もうすぐ4ヶ月になるブリティッシュショートヘアちゃんの食欲についてですね。
ご案内させて頂きますが、実際のご様子を拝見しておりませんので
一般的なご案内となりますことをご了承ください。

子猫ちゃんの成長は、個体差や猫ちゃんの種類による差もありますが概ね10ヶ月で
成猫の体重に達し骨格なども成熟します。
この成長著しい子猫ちゃんの成長と健康維持のためには、栄養面でもカロリー面でも
密度の高い子猫ちゃん用のお食事を与えることが重要であり、子猫ちゃん用のお食事には、
この時期の成長と健康の維持に見合ったすべての栄養素をバランスよく含んでいます。
ヴィー様が与えていらっしゃるお食事のパッケージ等に「総合栄養食」の記載がある
「成長期用」のフードであれば、フードとお水だけで栄養的に充足していると考えて
いただいてよろしいでしょう。

与える量については、現在、規定量を与えていらっしゃるとのことですが、
フードの袋に規定量として印刷されているのは「これだけは与えなくてはいけない」と
いう量ではなく、だいたいの目安量です。したがいまして、それぞれの子猫ちゃんの
健康状態や運動量などをみながら、給与の目安量の上下1〜2割程度の増減をしながら
調節していけばよいとされています。

ヴィー様のブリティッシュショートヘアちゃんは一週間ほど前に食事量を増やして
から食事のときのご様子が変わったとのことですね。
私たち人間の中にも、食の細い方がいれば、大食漢の方もいらっしゃるように、
猫ちゃんはそれぞれ食事の適量は異なりますので、ブリティッシュショートヘアちゃん
にとっては、増量する前の分量に慣れていて、急に増えて戸惑ってしまったのかも
しれませんね。現在、時間をかければほぼ食べきるとのこと、お利口さんですね。
食べきるのであればこのままでも良いですが、少し減らし目にしてみて、
ウンチと食欲の状況を把握いただきながら猫ちゃんにとっての適量を把握いただく
のもよろしいでしょう。

猫ちゃんは環境の変化にたいへん敏感ですので、いつもと違うことに戸惑うことが
大変良くみられます。例えば、「食事中に大きな音がした」、「いつもお食事を食べる
場所の近くに新しく家具を置いた」などの変化により行動が変わることもございます。
したがいまして、食欲の変化というより、食事量が急に増えて戸惑ったのかも
しれませんし、あるいは、ブリティッシュショートヘアちゃんが成長に伴い、
食欲が一休みした状態である可能性もあります。ヴィー様がおっしゃるように、
気温差の変化が大きい季節ですので、食欲が減ったということもあるのかも
しれませんね。
私たちにも、食欲がないな、というときがありますが、そのようなときには、
食事の分量そのものを減らしてあげて、胃腸を休ませてあげると、以前の食欲に
戻ることもありますが、これは猫ちゃんも同じなので、ブリティッシュショートヘアちゃん
も少し様子をご覧になってもよろしいでしょう。
ただし、食事量の変化以外にも、ウンチがゆるい、嘔吐する、元気がないなどの
気になる症状がおありでしたら、ご安心のためにも動物病院さんのご診察をお受けに
なることをおすすめいたします。
また、猫ちゃんはもともと、ネズミのような小さな動物をちょこちょこと何回にも分けて
食べる習性があるどうぶつですから、ワンちゃんのような一度でたべきる、という
食事の仕方よりは、何回にも分けて食事をすることを好む傾向がみられます。
ブリティッシュショートヘアちゃんは、現在3回食とのことですが、
可能であればもう少し頻回に分けて与えていただいてもよろしいでしょう。

ブリティッシュショートヘアちゃんは2週間前に誤飲をしてご通院をなさったという
ことですね。
ブリティッシュショートヘアちゃんは、小さいからだで頑張って獣医師さんに処置
をしてもらったのですね。
ヴィー様もブリティッシュショートヘアちゃんもたいへんでございましたね。
病院ではブリティッシュショートヘアちゃんも緊張をしたでしょうし、処置のときの
何らかの影響もある程度残っている可能性もあるかもしれません。
子猫ちゃんの時期はいたずらが多く、たいへんでございますが、
しばらく様子をご覧になり、「毎日の繰り返し」という当たり前の日常がもたらす
安心感を与えていただきブリティッシュショートヘアちゃんの様子をご覧になっては
いかがでしょうか。

猫ちゃんの健康管理をする上で、たいへん重要なことは、飼い主さんが「いつもと違う!」
と気づき、変化に併せて対処することではないでしょうか。
そのような意味でも、ヴィー様がブリティッシュショートヘアちゃんの食欲の変化を
把握なさっているということはたいへん素晴らしいことで、
ブリティッシュショートヘアちゃんは本当に幸せだと思います。
ブリティッシュショートヘアちゃんのお健やかな成長が楽しみでございますね。
元気いっぱいで健やかな成長を心からお祈りいたしております。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談サービスを承っておりますのでぜひご利用ください。

電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。



腹水につきまして

投稿者:くま

投稿日:2015/12/04(Fri) 21:34

No.4202

13歳ゴールデンレトリバーです。
少し前にお腹が膨れていることで通院しました。
レントゲンを撮ったところ、白く見えるので腹水が溜まっているのかもしれないとの診断。
お腹に注射針を刺して腹水を採ろうとしましたが、何も吸い取れなかったので、腹水ではなかった、ということで診察が終わりました。
レントゲンで何故白く見えたかは不明のまま。
後になって不安になり色々と調べてみたら、お腹に針を刺す行為は内臓を傷付ける可能性があるので危険と書いてある記事を見付け、さらに不安になりました。内蔵に傷が付くとどのような症状がでますか?
また、レントゲンが白く見えたら、お腹に針を刺すというのは正常なやり方なのでしょうか?教えて下さい。宜しくお願いします。

Re: 腹水につきまして

- 獣医師 酒井

2015/12/08(Tue) 16:25

No.4204

くま 様

色とりどりの落ち葉が舞い落ちてきて、いよいよ冬の到来を感じる季節となりましたが、
くま様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談いただきありがとうございます。
くま様の13才のゴールデンレトリバーちゃんが、以前お腹が膨れていることで受診した際の
検査についてのお問い合わせですね。
早速、ご案内をさせていただきますが、実際にご様子を拝見していませんので、
一般的なご案内となりますことをご了承ください。

くま様のゴールデンレトリバーちゃんは13歳ということですね。
少し前にご通院されたということですが、その後、お腹の腫れがひどくなっている様子は
ございませんでしょうか。
診察では、レントゲンを撮影して腹部が通常より白く写っており腹水を疑われて、
注射針を刺したけれども何も出てこなかったので、現在、経過観察中ということでしょうか。

レントゲンが白く見えたら、針を刺すのが正常なやり方、一般的な方法かということについては、
症状を拝見しておりませんので、回答が難しいのですが、
お腹の張りの症状、レントゲンの所見から腹水が疑われ、エコーができない状況であれば、
腹水の有無の確認のために、試験的な穿刺を行うこともあるかと存じます。

ただ、肥満気味のワンちゃんの場合などには、レントゲン写真をとっても全体的に白っぽく写ることが
あり、必ずしも腹水がたまっているとは限りませんので、より詳しく状態を確認するためには、
エコー検査が必要かと存じます。
ある程度以上の腹水が貯留しており、その腹水がサラサラの液体状であれば、
腹腔穿刺(お腹に針を刺すこと)で、液体を抜くことができます。
しかし、腹水が少量であったり、ドロッとした粘稠性の高い液体であったり、
炎症性の滲出液などであれば、吸引しても抜くことができない場合もあり、
腹腔穿刺だけでは状況が判断できないことも考えられます。

もう一つのご質問は、腹腔穿刺で内臓を傷つけた場合に、どのような症状があるかという
ことでございますね。
針を刺す時に内臓を傷つけないようにするために、エコーで確認をしながら行うと、より安全ですが、
一般的に腹水を抜去する際に内臓を傷つけにくい位置から針を挿入して検査をされていると
思われます。もしくは、留置針を用いて腹腔内に穿刺するまでは内筒の金属の針でガイドし、
それ以上の腹腔内には外筒のシリコンチューブを挿入し臓器を傷つけにくい方法で
吸引する場合もあります。
通常は、穿刺する場所や挿入する針の長さに注意していれば、膀胱や小腸などの臓器を
刺してしまう可能性はあまりないのではないかと思われます。
万が一膀胱を穿刺した場合、一時的な血尿になる可能性はありますが、膀胱炎などではない限り
尿は無菌のため、少量の尿が腹腔に漏れ出たとしても大きな問題はありません。
通常は何もしなくても自然に穴は塞がります。万が一腸の一部を刺してしまうと、出血したり、
刺さった場所によっては腸の内容物が腹腔内を汚染することで腹膜炎などを起こして、
発熱などの全身症状を起こすかもしれませんが、可能性としてはかなり低いのではないかと思われます。
また、お腹には内臓脂肪もあるため、エコーで確認できない場合に、針に吸い付いてしまうと
腹水がたまっていてもうまく抜けないことも考えられます。

今もまだお腹の腫れが続いているということであれば、かかりつけの先生にエコー検査を含めた
今後の検査についてもご相談いただき、腫れの原因をきちんと調べていただいたほうが安心か
と思われます。

13歳と高齢のワンちゃんですので、体調を見ながらできる検査、できない検査はあるかと思いますが、
エコー検査は麻酔もかけずに、痛みも伴わない検査で、お腹の腫れについてある程度原因を
把握することができますので、ぜひ一度ご相談いただければと思います。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談
サービスを承っておりますのでぜひご利用ください。

お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

これから、ますます寒さが厳しくなってくるかと存じます。くま様も風邪など召されませぬよう
ご自愛下さい。
ゴールデンレトリバーちゃんがくま様とご一緒にお元気でクリスマス、お正月をお迎えになられますよう
願っております。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申しあげます。



無題

投稿者:ひろみ

投稿日:2015/12/04(Fri) 10:04

No.4201

1歳7ヶ月の避妊ずみ、メス猫のチンチラなのですが
つい2、3日前に便に血が付いていて、病院に連れて行って、お腹がゴロゴロしていて熱もあるといわれ、便検索もしてもらったのですが異常なしでした
ミヨフェルミンをもらい、お腹のゴロゴロだった、熱だったか忘れてしまいましたが注射を一本してもらって帰って来ました

今日、お腹を触っていたら、右後ろ足とお腹の付け根にポッコリしたものがあったのに気ずき、左側にはありませんでした。もしや悪い物ではないかと、ちゃんと心配になったので投稿させていただきました
ちなみに、猫の状態は、食べる意欲もあるし元気?もあるし、ちゃんと寝てばかりですが。

お腹のゴロゴロの原因は食べさせて悪い物とはしらず、甘エビを好きだからと食べさせた事ではないかと思っています
血便と関係あるのでしょうか、医者に見てもらった方がいいのでしょうか、教えてください

Re: 無題

- 獣医師 酒井

2015/12/07(Mon) 12:07

No.4203

ひろみ 様

華やかなクリスマスイルミネーションが街を彩る季節となりましたが、
ひろみ様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談いただきありがとうございます。
ひろみ様の1才7ヶ月の女の子のチンチラちゃんが、便に血が付いていて受診し、
その後にお腹の右足の付け根あたりにぽっこりとした膨らみが見つかり心配ということですね。
さっそくご案内させていただきますが、実際のご様子を
拝見していないため、一般的なご案内となりますことを
何卒ご了承ください。

ひろみ様のチンチラちゃんは、2、3日前に便に血が付いていたために受診したところ、
発熱があり、お腹もゴロゴロしているということだったのですね。検便では特に異常はなく、
お注射とお薬が処方されたということですね。仰るとおり、ネコちゃんが甘エビを食べたことが原因で、
お腹の調子を崩してしまったのかもしれませんね。
エビなどの甲殻類にはビタミンB1(チアミン)を破壊してしまうチアミナーゼという酵素が含まれている
ため、生でネコちゃんが大量に摂取すると、ビタミンB1欠乏症となり、神経症状を示
してしまう場合もあります。
また加熱したものであっても、嗜好性の高い甘エビなどを普段から食べていると、
バランスの整ったフードを食べなくなることもあります。
甘エビを食べたことが原因で一時的にお腹の調子をくずしたのであれば、甘エビをやめて、
整腸剤を飲むことにより、徐々にお腹のゴロゴロや血便が落ち着いてくるのではないかと
思われますが、チンチラちゃんは治療後の便の様子はいかがでしょうか。

また、おうちでお腹の右後肢の付け根あたりに膨らみがあることに気づいたということですが、
その膨らみは出てきたり、引っ込んだりしているのでしょうか。
足の付け根の辺りは、ソケイ部と言って、この部分が左に比べて膨らんでいるのであれば、
ソケイヘルニアの可能性があります。
ヘルニアとは、身体の中の組織や臓器などが、本来あるべき位置から他の位置に飛び出して
しまった状態を言います。
ソケイヘルニアの場合には、足の付け根に近い臓器である膀胱や腸、脂肪組織など
が皮膚の下にぽっこりと飛び出したように出てきます。
初期には出てきたり、引っ込んだりするのですが、出たままで元に戻らなくなる嵌頓(かんとん)ヘルニア
になりますと、痛みが出てくることもあります。
脂肪が出ている程度であれば無症状のことが多いのですが、
膀胱が出た場合には排尿困難になったり、腸が出た場合には食欲不振、嘔吐などの症状があります。
ソケイヘルニアはその原因となっている穴(ヘルニア門)が小さく、出ているものが脂肪のみであれば
様子をみる場合もありますが、ヘルニア門が膀胱や腸が飛び出すほどの大きさになっている場合や、
嵌頓(かんとん)ヘルニアになっている場合には、外科手術で整復する必要があります。
もしヘルニアで腸が出ている場合には、お腹の調子が悪くなり、下痢になったり、
逆に便秘気味になったり、血便が出ることも考えられます。

ヘルニア以外の病気では、足の付け根の辺りがぽっこり膨れる症状を示すものに、
腫瘍や膿瘍なども考えられます。
ソケイ部には体表のリンパ節もあり、腫れていると外から触るとはっきりわかったり、
外傷などが原因で何らかの感染を起こし、膿がたまって腫れている場合があります。
触診や、状況によっては膨らんでいる部分に針を刺して中身を確認して治療が
必要になるかもしれません。

上記にご案内したような病気も考えらますので、今回の症状をなるべくお早めにかかりつけの
先生にご相談いただくことをお勧め致します。
もし症状が治まってわからなくなった場合も、たとえばヘルニアが一時的に正常な位置に
戻っているだけだという可能性もありますので、受診をお勧めします。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での
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お電話番号は、あんしんサービスセンター0800-888-8256です。
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土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

日ごとに寒さも厳しくなってまいりましたが、ひろみ様も風邪など召されませんよう、ご自愛下さい。
チンチラちゃんの症状が早く落ち着きますよう願っております。
今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。



感染症予防について

投稿者:akane

投稿日:2015/11/29(Sun) 19:09

No.4199

猫 3歳 MIX オスを飼っています。来月よ動物保護団体で働く事になり、飼い猫への病気の感染が配になりアドバイス頂きたくメール致しました。下記よろしくお願い致します。

@ワクチンについて
 完全室内飼いの為、3種を接種してましたが、5種や7種にし た方が良いのか?(新たに動物を引き取る予定はナシ。動物 のお世話のみです)
 ※かかりつけの獣医さんに相談したところ、副作用の点もあ  るので、無理に増やさなくてもいいのでは?という見解で  した

A感染症の予防について
 手洗いは市販の石鹸で良いのか?帰宅後すぐにお風呂に入れ ば大丈夫なのか?動物関係で働いている方で自分のペットへ の感染予防法を教えて頂きたいです

動物のお世話が出来る事は大変嬉しく思うのですが、飼い猫への病気の感染がとても心配です。アドバイス頂けると助かります。よろしくお願い致します。

Re: 感染症予防について

- 獣医師 酒井

2015/12/02(Wed) 15:29

No.4200

akane 様

暖かい秋から一転寒さが舞い込んできて、冬の訪れが感じられる今日この頃ですが、
akane様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。

akane様は来月より動物保護団体でお仕事を始められるとのこと、我が家のネコちゃんだけでなく、
行き場を失ったどうぶつ達を幸せにするために働かれるということは、本当に素晴らしいことですね。
さて、この度はご相談を頂きありがとうございます。お問合せについてご案内させて頂きますが、
実際のご様子を拝見していませんので、一般的なご案内となりますことをご了承ください。

ご質問について順番に回答させていただきます。

1.ワクチンについて
今までは3種混合ワクチンを接種されており、また、完全室内飼いで新たにどうぶつを迎える
予定はないという飼育情況のネコちゃんだが、ワクチンの種類を5種や7種へと増やしたほうが
良いか、とのご質問ですね。
ネコちゃんの3種混合ワクチンで予防できる病気は、猫伝染性鼻気管炎(FVR)、
猫カリシウイルス感染症(FCV)、猫汎白血球減少症(FPV)です。この3種混合ワクチンは、
感染能力や症状が強いこれらの感染症からネコちゃんを守るため、年齢やライフスタイルに関係なく、
免疫が落ちないように定期的な接種が推奨されているコアワクチンに分類されます。
ただしカリシウイルスには多くの株があり、4種のワクチンではカリシの2つの株、5種以上の
ワクチンではカリシの3つの株というようにより多くの株をカバーしているものもあります。
それ以外の病気では、クラミジア感染症や猫白血病ウイルス感染症などにもワクチンがありますが、
生活環境によって接種するか判断することが勧められているノンコアワクチンに分類されています。
クラミジア感染症も、猫風邪の原因の1つであり、3種混合ワクチンを打っているのにひどい結膜炎、
くしゃみ、鼻水などの症状が見られる場合、クラミジアに感染している場合があります。
猫白血病ウイルス感染症は、感染している外のネコちゃんとの接触が考えられる場合や、
多頭飼育であったり、新しくネコちゃんを迎える予定がある場合で、白血病検査で陰性の場合
に接種が勧められます。
ただし、完全な室内飼いで他のネコちゃんとの接触がない場合には感染の危険性がありませんので、
接種する必要はありません。なお、akane様が職場で猫白血病に感染しているネコちゃんに
接触することがあっても、人の手を介して自宅のネコちゃんに感染する心配もありません。

かかりつけの先生が仰るように、ワクチンは副作用がでる場合もありますので、感染の可能性が低い
状況ではノンコアワクチンの接種はお勧めされません。
一方で、akane様のネコちゃんが以前猫風邪の症状を発症したことがあり、寒い季節になると
再発をしやすいとか、もともと体調を崩しやすい体質で、予防できる感染症はなるべくワクチンで
予防したいということでしたら、5種や7種のワクチンを接種することがお勧めされます。
ただし、ネコちゃんの健康状態が良く、akane様が感染症の予防に充分配慮してネコちゃんと
接触するようご注意いただくことで、様々な病気への感染の可能性はかなり下げることが
できるかと存じます。

ワクチンの副作用が起こるか起こらないかについては、接種しないとわからないところがありますので、
一概にはどちらが良いとはお話しできませんが、今と同じ3種混合ワクチンのままでも、
感染予防対策(次にご案内します)を充分に行うことで、それ以外の感染症を高い確率で
予防できるのではないかと思います。
なお、感染症はワクチンで予防出来るものだけではありませんので、種類の多い混合ワクチンを
接種した場合でも以下のことはご注意いただくことが大切です。

2.感染症の予防について
すべての感染症を媒介しないための基本は手洗いです。まずは職場からご帰宅される際、
必ず手洗いをしっかりするようにしましょう。一般的に市販されている、石けんでしっかり洗い、
加えて手指消毒用で皮膚への刺激の少ないアルコール消毒薬などを使用されると
よろしいでしょう。爪も普段から短めに切って、清潔にすることが大切です。
職場では専用の作業着を着用するようにして、着替えてから帰宅するようにしましょう。
靴も仕事用の靴を用意して、履き替えるようにしましょう。
akane様の髪の毛がもし長いのであれば、動物のお世話をする際には、きちんとまとめて、
なるべく被毛やふけ、分泌物などの付着を予防しましょう。
akane様のおっしゃる様に、帰宅後、すぐにお風呂に入ることができるのであれば、より安心です。
ノミ、マダニなどの外部寄生虫の感染がある場合には、人が媒介してしまう可能性も考えられ
ますので、家のネコちゃんには定期的なノミ、マダニの予防薬を投薬しておくと安心です。
ネコちゃんは、生活環境の変化によってストレスを感じやすく、akane様がお仕事のために
留守の時間が長くなったり、他のどうぶつの匂いがついた状態で帰宅されることによって、
感染症とは関係なくても、身体の不調が出る場合も考えられます。
お忙しいかと存じますが特にお仕事を始めてしばらくは、ネコちゃんの体調の変化にも
よくご注意いただき、食欲、元気、排尿、排便の調子、被毛の状態などをチェックして
いただくようお願い致します。
栄養バランスのよい、年齢にあったお食事をとり、トイレの環境を快適に整え、ストレスを軽減して、
普段から病気を発症しにくい強い身体作りを心掛けることも大切です。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談
サービスを承っておりますのでぜひご利用ください。

お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

新しい生活が、akane様にとっても、ネコちゃんにとってもスムーズにスタートしますよう、
私どもも応援致しております。
寒さが厳しい季節になってきましたが風邪など召されませぬよう、akane様もご自愛下さい。