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直腸炎について

投稿者:cavママ

投稿日:2015/07/24(Fri) 13:14

No.4069

去年の8月頃にも相談させて頂きました、cavママです。アビシニアンの一歳半の男の子です。その時の相談はお陰様で完治しましたが、新しく相談させて頂きます。鮮血の下血があり、獣医さんに行き肛門鏡で直腸炎と言う診断を受けて抗生物質で1度は下血も治まったのですが、また下血をしています。獣医さんは肛門鏡で見える所に傷があるけれど、腫瘍などはないとの事でした。便は最初は形のある便ですが、その後末端軟便です。今後どう対処したらいいのかお答え頂きたいです。cavは食欲もあり元気におもちゃでも遊び下血以外は問題ありません。宜しくお願い致します!

Re: 直腸炎について

- 獣医師 霍田

2015/07/28(Tue) 16:52

No.4073

cavママ 様

この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。
また、昨年いただきましたご相談につきましては完治された
とのこと、何よりでございます。
アビシニアンのcavちゃんの下血についてのご相談でございますね。
お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、
実際のご様子を拝見しておりませんので一般的なご案内となりますことを
何卒ご了承ください。

鮮血の下血が見られたため通院され、直腸炎という診断で抗生物質が処方された
のですね。一時改善したけれどもまた下血が見られるとのこと、
かかりつけの先生は確認できる部分に傷は見られるが、腫瘍などはないと
おっしゃったのですね。

ネコちゃんの口から入った食べ物は、食道、胃、小腸を経由して
消化され、栄養が吸収され、さらに大腸で水分が吸収されて便になります。
軟便や下痢がおこる原因としては、一般的に次のようなことが挙げられます。
・食事によるもの(食物アレルギーを含む)
・異物の摂取によるもの
・免疫性の疾患によるもの
・ウイルスや細菌感染によるもの
・膵炎、腫瘍などによるもの
・寄生虫感染によるもの
・肝臓疾患や腎臓疾患に伴うもの
・ストレスによるもの
また、状況によって出血を伴う場合もあります。
肉眼的に便の色が黒色あるいは黒褐色をしている場合には、上部消化管(食道、
胃、小腸など)からの出血を疑い、便に赤色の血液が混ざる場合は、
下部消化管(大腸)からの出血を疑います。
また、便の表面のみに血液が付着しているような場合には、直腸や肛門、
肛門周囲腺等からの出血を疑います。

下痢や出血が続く場合には、一般的には、糞便検査、血液検査、直腸検査、
超音波検査、レントゲン検査などを行い、必要に応じて造影検査、内視鏡検査、
アレルギー検査、生検(臓器や組織の一部を切り取って病理組織検査をすること)
などを行います。

cavちゃんは、すでに肛門鏡で検査していただいており、そこからの出血で
あることは確認されているのですね。またその診察の際、腫瘍などはない
とのことでしたね。
治療によって、直腸の傷が落ち着き正常に戻れば問題ないのですが、
今回再発したということですので、再度受診して、前回と同じ状況かどうかは
確認していただくことが大切です。
その診断結果によって、対処は変わってくるかとは存じますが、
cavママ様におかれましては、最近フードを変えたり、食べ慣れない食べ物を
あげたりしたということはございませんか?
そういった場合には今までのフードに戻したり、フード以外の食べ物をあげない
などで改善することもあります。
また、1日のフードの量を変えず、食事の回数を増やすことで、消化吸収が
しやすくなり、胃腸への負担が和らぐこともあります。可能であれば、
お腹の調子が落ち着くまで、1回の食事量を減らし、回数を増やしてみると
良いかもしれません。

また、下痢や下血の原因となる疾患は上述のように多岐にわたるため、
原因を明らかにして治療を行うことが難しいことも多く、
対症療法を行う場合もございます。
症状が続くようであれば、再度の診察の際にできれば新鮮な便をお持ちいただき、
糞便検査を行うこともよろしいかと思います。
内容によっては1回の検査で検出されない場合もあり、同じ症状なので、
すでにやった検査は必要ないとは限りませんのでご相談いただければと存じます。

cavちゃんは食欲や元気もあり、便以外は問題ないのですね。
そういった場合には、整腸剤の服用で腸内細菌のバランスを整えたり、
お腹に負担の少ない食事への変更したり、アレルギー除去食を試すなどの方法で
症状が改善される場合もございます。
直腸に傷があるとのことですが、一旦は症状が治まっていても、実は進行していて、
傷のように見えたところが潰瘍状になっているなど以前と変わっている可能性
もあります。炎症や出血の程度、また便の様子などによっては、抗生物質や
下痢止め、整腸剤などのお薬をもう少し続ける必要があるかもしれません。
また、お薬との相性もあるので、場合によっては投薬内容や回数などの変更が
必要なこともあります。
日常生活では、腸への負担を軽くするため、これからの季節では特に室温管理に
注意していただき、いたずらで誤飲するような物を届くところに置かないように
していただくことも大切です。

長期間にわたって頻繁に下血や下痢を繰り返すようであれば、詳しい検査が必要な
場合もありますので、かかりつけの先生とよくご相談いただくとよろしいかと
思います。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用ください。

お電話番号は、あんしんサービスセンター0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

これから暑さも本番ですが、お体をご自愛いただき
cavちゃんとお健やかに素敵な夏をお過ごしください。
今後ともアニコムをよろしくお願いいたします。



Re: 直腸炎について

- cavママ

2015/07/29(Wed) 16:04

No.4077

細かくご指示頂き有り難うございました。日曜日に心配なので獣医さんに行きました。とりあえず、もう一度抗生物質をあげて様子を見ることになりました。最初の便が少し硬いようで、それが通過するときに切れるのかと…。排便も1日おきにすることが多いので便が硬くなってしまうようです。毎日排便がないのは、ご飯の量が少ないのか色々考えます。ご飯もウエットフードをあげているので、水分が足りないということもないと思うのですが。1日おきの排便も便秘なんでしょうか?

私が心配すると余計にcavも神経質になってしまうようで、前回のお口の腫瘍のこともあり、神経質になりすぎてしまうようです。猫にも伝わってしまうんでしょうか?ストレスを与えてしまってるのかとも思います。

もう少し様子を見ることにします。有り難うございました



Re: 直腸炎について

- 獣医師 霍田

2015/07/30(Thu) 16:52

No.4081

cavママ 様

こちらこそ、ご丁寧にご返信いただきまして誠にありがとうございます。
日曜に再診され、抗生物質の投与で経過観察中なのですね。
最初の便が少し硬いことや、1日おきの排便についてもご心配なさって
いらっしゃるのですね。
確かに、硬い便が消化管を傷つけてしまう可能性は否定できません。
排便の際のcavちゃんの様子はいかがでしょうか。
トイレにいる時間が長かったり、便を出しにくそうな様子や、排便に痛みを伴って
いるなどということはございますでしょうか。
1日おきであっても、cavちゃんがストレスなくスムーズに一定量を排便できて
いれば、便秘とは言えないかと思います。
一方で、水分や食物繊維の摂取不足、運動不足、腸の蠕動運動が
弱まることなどが原因で、硬い便になったりスムーズに排便ができない
といった症状が出ることがございます。
また、毛づくろいの際に飲み込んだ毛が胃内で毛玉になることが原因であったり、
気温の変化などストレスが引き金となる場合もございます。

現在はウェットフードをお使いで、食事の量が少ない可能性をお考えなのですね。
確かに食事の量が少ないと、一般的には排便量も減る傾向にあります。
まずは一度、現在の食事量と、cavちゃんの体型や体重などが適当なのかを
ご通院の際にでも、かかりつけの先生にご確認いただいてはいかがでしょうか。

また、ウェットフードをあげていても便が硬めのようであれば、cavちゃんにお水を
もう少し摂取してもらうよう工夫していただくと良いかもしれません。
例えばウェットフードにぬるま湯を少しまぜ、スープのようにするなどという
方法です。その他にもお水の飲み皿を数カ所に置いたり、お水の温度を変えてみる
といった方法もあります。
お家の中のこの場所のお水が好き、というように、それぞれのネコちゃんによって
好みがあるようですが、cavちゃんには好みの場所や好みのお水はあります
でしょうか。
もしおありでしたら、「その場所にいけばいつでもお水が飲める」という環境を
作ってあげることも大切でしょう。

どうしても便が硬いということであれば、便の形状を整えるような整腸剤などを
お試しいただくということもありますし、硬い便が続くようであれば、
フードを変更することで改善する場合もあります。
また、「排便姿勢をとるけれども便が出ない」という便秘の際には、便を軟らかく
するようなお薬が必要となることもございますので、
フードの変更や整腸剤などが必要かどうかなども、かかりつけの先生にご相談
いただだくとご安心でしょう。

繊細な性格の猫ちゃんは特に、ご家族のいつもと違う様子を敏感に感じとります。
前回のお口の腫瘍の件もあり、cavちゃんのご様子にデリケートになられるのは
もっともでございます。
しかしながら、cavママ様がおっしゃるように、ご不安に感じられ心配そうに
cavちゃんを見ているcavママ様のご様子から、その不安が伝わってしまう可能性も
あります。
cavママ様におかれましては、ぜひ堂々とした落ち着いたご様子で、いつもどおりの
穏やかな表情を見せていただければと思います。
そのようなcavママ様のご様子を見て、cavちゃんも、何も心配することはないのだ
とわかり、心穏やかに過ごせるかと思います。

cavママ様とcavちゃんのお健やかな日々を応援しております。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。



水を飲まない

投稿者:ラムママ

投稿日:2015/07/29(Wed) 14:56

No.4076

1歳のキャバリアなのですが水をなかなか飲んでくれません
散歩から帰ってきたときは飲むのですがそれから中々飲んでくれません

食事も少し食べに食いようなのパウチタイプなどをあげると少しは食べてくれます。元気はあり同居しているペギニーズと遊んでいます


どのようにしたらいいでしょうか

Re: 水を飲まない

- 獣医師 岸田

2015/07/30(Thu) 15:18

No.4079

ラムママ 様

この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
1歳のキャバリアちゃんがあまりお水を飲まないため、
「お水を飲ませるようにするためにはどのようにしたらよいか」についての
ご相談でございますね。
お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、
実際のご様子を拝見しておりませんので、一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。

私たちどうぶつの体は60%が水でできているといわれています。
お水を飲む量が少ないと、体の中の水分が足りなくなるため、
尿量や排尿回数が減って膀胱炎や尿石症になりやすくなったり、
便秘気味になったりします。
また、体内の老廃物の排泄を促すためにも、水分を摂取することはたいへん重要です。
体内の水分不足はかなり重度(脱水状態)になるまで外からは分からないことも多く、
一見元気そうにみえていても、体内でその弊害が起こっていることもありますので、
そのような病気やトラブルを予防するためにも、飲水量を増やすことはとても大事です。

ワンちゃんがお水を飲む量は個体差が大きいのですが、
一般的には体重1sあたり40〜60ml程度と言われております。
ただこの値はあくまでも目安で、食事の種類や運動量、その日の気温や湿度など様々な要因で
飲水量は変わってきます。
ドライフードの水分含有量は9%程度とされていますし、ウエットフードでは75%程度ですので、
ドライフードのみを摂取しているワンちゃんとウエットフードや手作り食中心のワンちゃんの
水分摂取量とではかなり違ってくるということになります。

できれば一度、キャバリアちゃんが一日にどの程度の量のお水を飲んでいるかを測定してみては
いかがでしょうか。
もしキャバリアちゃんのお食事がドライフード中心であるにもかかわらず、
飲水量が極端に少ないようであれば、体が慢性的な水分不足になっている可能性もありますので
注意した方がよいということになります。
反対に、計ってみたら、思ったよりしっかりと摂取しているということが分かる場合もあります。

ワンちゃんにたくさんお水を飲んでもらう方法として、
以下にいくつかご案内させていただきますので、参考にしていただければ幸いです。

1 いろいろなタイプの水を用意してみる
ワンちゃんによってどんなお水を好むのかはそれぞれです。
冷たい水、温かい水、公園の水飲み場の蛇口から直接飲むなど、
さまざまなタイプの水を与えてみて、どの水を好むか試してみましょう。
また、食物などでお水に風味をつけてみるのも一つの方法です。
たとえば、お肉や魚などをゆでた煮汁を与えてみたり、ヨーグルトをたらしてみたりするのも
よろしいでしょう。
なお、飲水量を増やすためにお水に混ぜて味をつけるためのサプリメントなどもありますので、
かかりつけの動物病院さんでご相談いただくとよろしいでしょう。

2 水置き場を数か所に用意する
水を飲む場所の好みもワンちゃんによってそれぞれです。
食事をする場所と同じ場所、家族とくつろぐ場所、外が見渡せる場所、ひとり静かに飲める
場所など、いろいろな場所に水置き場を作ってみて、どの場所で一番よく飲んでいるかを見てみて下さい。

3 散歩のときに水を持ち歩き、いろいろなところで与える
ワンちゃんはお散歩や運動のあとに水を飲みたがることが多いので、
お散歩の時にはペットボトルなどにお水を入れて簡易のトレイなどを持参して、
途中の何箇所かでお水をあげてみましょう。

4 ドライフードを水でふやかしてあげる、あるいは、ウェットタイプのフードや手作り食を利用する
ワンちゃんが嫌がらないようであれば、普段食べていらっしゃるドライフードをぬるま湯などで
ふやかして与えるのも一つの方法です。
また、ウェットタイプのフードや手作り食はドライフードよりも水分を多く含みますので、
そのようなフードを利用していただくのもよろしいでしょう。
あるいは、おやつに水分を多く含む季節の果物などを与えてみるのもよいのではないでしょうか。
ただし、果物の果糖は天然の糖類の中ではいちばん強く、与えすぎると肥満につながったり、
また、口当たりがよく美味しいので食べ過ぎてしまい、お腹を壊してしまうことも中には
ありますので、最初は少しずつ与え、また一度にたくさん与えないようご注意ください。
なお、「ぶどう」はワンちゃんでは腎不全を起こす可能性があります。
ワンちゃんに与えても問題が無い果物かどうかにも気をつけていただく必要があります。

5 お水を飲むことは楽しいこと、と感じさせてあげる
飼い主様がワンちゃんにお水を飲ませることに一生懸命になりすぎてしまったり、
用意したお水を飲まなかったときに「飲まなくて大丈夫なの?」と心配し過ぎてしまうと、
その心配な気持ちや緊張感がワンちゃんにも伝わって、お水を飲むこと自体がワンちゃんにとって
「怖いこと、楽しくないこと」になってしまうことがよく見られます。
飲水量が少ないことは確かに病気の予防の面で心配なことはありますが、
それがすぐに命にかかわるようなことでもありませんので、あまり神経質になり過ぎずに見守る
ことも大事だと思います。
好きなお水を飲める環境を用意してあげた後はさりげなく見守って、
もしキャバリアちゃんが少しでもお水を飲んだら「えらいね。おいしいね。」とほめてあげて、
お水を飲むことは楽しいこととキャバリアちゃんに感じさせてあげるようにしましょう。

夏場は熱中症などのこともあり、飲水量が少ないと特に心配になりますよね。
日中クーラーの効いた涼しい室内で過ごす分にはそれほど心配はいりませんが、
気温が高い時にワンちゃんがハアハアとパンティングを行うと、
それによってかなり体内の水分が失われ水分不足に陥りやすいので
そのようなタイミングにはお水を飲める環境を作ってあげるなど、十分注意してあげて下さい。

蒸し暑い日が毎日続いておりますね。
ラムママ様もどうぞお体大切にお過ごし下さい。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、
ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります

今後ともアニコムをよろしくお願い申し上げます。



無題

投稿者:愛玩動物飼養管理士 三留

投稿日:2015/07/27(Mon) 10:40

No.4072

ハイジのママ 様

No.4071のご相談につきましては、重複のため削除させていただき、
No.4070のご相談と併せて獣医師よりご案内をさせていただきたく存じます。
何とぞご了承いただきますようお願い申し上げます。

犬の口臭について

投稿者:まりも

投稿日:2015/07/21(Tue) 19:47

No.4067

今11か月です。突然口から魚の様な匂いがするようになりました。歯磨きは3か月の頃から2〜3日に1回歯磨きシートでしています。歯を見ても歯石?の様なものは見えません。
友人から水分不足と、内臓がつかれているのでは?きゅうりとかほとんど水分の野菜をあげると消化の手助けにもなり、いいと聞いたので、1日何回かに分けてきゅうりやすいかをあげています。ですが、キュウリやすいかをあげるようにしたら、今度は水を飲まなくなりました。
食が細いこともあり、うんちがぽろぽろしています。

あと、気になることがもう1つあります。
食物アレルギーがあり、フードを魚でできているものに変えました。アレルギーで下痢や涙やけがひどかったのですが、ピタっと止まりました。ですが口が急に魚くさくなりました。

常にではありませんが、たまに魚臭くなります。
体臭なのでしょうか?
ならいいのですが、病気なのかと心配です。

Re: 犬の口臭について

- 獣医師 霍田

2015/07/23(Thu) 16:57

No.4068

まりも 様

この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。
11ヶ月のワンちゃんのお口から魚のような匂いがするようになり、
ご心配をなさっているのですね。
お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、
実際のご様子を拝見しておりませんので一般的なご案内となりますことを
何卒ご了承ください。

ワンちゃんの口臭の原因として、歯に歯垢や歯石が付着し、
歯槽膿漏や歯肉炎を起こしている場合や、食べかすなどの蓄積がある場合などが
考えられます。
また、歯そのものには問題がなくても、口内炎などを起こしていたり、内臓疾患が
あっても口臭が気になることがあります。

まりも様のワンちゃんは、2,3日に1度歯磨きを行い、歯石のようなものは
見られないとのことでございますね。
現在11ヶ月齢と若く、お話からは歯石の付着や歯肉炎、口内炎などもないかと
思いますが、特に3歳以上のワンちゃんは高い割合で歯石の問題を抱えており、
若齢のうちから歯周病には注意が必要ですので、
念のためお口の中の状態をかかりつけの先生にチェックしていただくと
よろしいでしょう。

また、食べかすや歯垢が蓄積すると、細菌が増殖し口臭がひどくなることも
あります。その予防のためにも、お口のケアが大切です。
まりも様はワンちゃんが3か月の頃から歯磨きを行っているとのこと、
素晴らしいことでございますね。
歯磨きシートで行っていただいているとのことですが、可能であれば歯肉や、
歯と歯肉の間のマッサージもお勧めします。
もし嫌がらないようであれば、歯ブラシやデンタルペーストを用いて、
細かい部分も歯磨きしてあげるとさらに良いと思います。
また、歯石の蓄積や歯周病を予防するためには、毎日の歯磨きが望ましいと
言われています。
その他にも口内環境を整えるものなど、デンタルケアの商品は多くあります
ので、併用してお試しいただくのもよいかと思います。

続いて、お口の中に異常がない場合の口臭の原因ですが、
匂いの強い食べ物を食べた時、内臓疾患や内分泌疾患呼吸器疾患が
ある時など様々なことが考えられます。

内臓疾患で代表的なものは、腎臓の機能低下により老廃物や毒素が
体内に蓄積した、尿毒症という状態で、尿のような匂いであるアンモニア臭
がすることがあります。
内分泌疾患としては、糖尿病の際に、甘酸っぱいようなアセトン臭がすることが
あります。
まりも様のワンちゃんのお口は魚のような匂いとのことですし、
年齢的に考えましても尿毒症や糖尿病の可能性は低いかと思います。

鼻炎や副鼻腔炎などの呼吸器疾患の時にも口臭が強くなることがありますが、
この場合、鼻水やくしゃみなどの症状が伴うことが多いようです。
その他、胃腸炎や巨大食道症(食道が拡張し、食道の運動が低下する病気)、
肝機能障害などの内臓疾患がある場合でも口臭を伴う事がありますが、
やはりその際も他の症状(例えば嘔吐や下痢、食欲不振など)を
伴うことが多いです。
歯周疾患以外が原因の場合は、病気に応じた適切な治療が必要となります
ので、お口の匂い以外にこれらの症状がないかをご確認いただき、
いつもと様子が異なるようであれば、かかりつけの動物病院で診察して
いただけたらと思います。

また、お口の匂いは食事の影響を受けることもあります。
食物アレルギーのため、フードを魚が含まれるものに変更してから急に
お口からの魚の匂いが気になるようになったのですね。
涙やけや下痢が止まったとのことですので、現在お使いのフードは、
まりも様のワンちゃんに合っているようでございますね。
症状が落ち着いて何よりです。
現在のフードはドライフードと缶詰のどちらでしょうか。
缶詰やふやかしたフードは、ドライフードに比べて口腔内に残りやすいため、
歯間や歯肉、頬粘膜との間にとどまると、匂いの原因となります。
一度、食後に歯磨きや、ガーゼなどでお口の中を拭き取ってみては
いかがでしょうか。そのようにして匂いが軽減される場合には、
フードが匂いの原因になっている可能性が高いと思われます。

フードに加えて、きゅうりやすいかをあげるようになってから水を飲まなくなり、
便がぽろぽろしているのですね。
きゅうりやすいかは利尿作用があり、また夏のお野菜らしく体を冷やす作用の
あるお野菜だといわれています。
暑いときに食べさせてあげるにはこのような理由からよろしいのですが、
ワンちゃんは本来、野菜の消化をすることが苦手などうぶつであるため、
ワンちゃんによっては、きゅうりやすいかを食べると、消化不良を起こし、
便にも影響が出る可能性があります。
また、すいかなどの果物には果糖という糖分も含まれているため、
毎日与えることは病気や肥満の原因にもなり得るので注意しましょう。
おそらく、きゅうりやすいかから水分がとれるので、水を飲まなくなった
のではと思われますが、一度フードと水のみを与え、便の様子が変化するか
観察していただくとよろしいでしょう。

食物アレルギーがあるとのことですので、与える食べ物にも注意が必要
となります。
水をきちんと飲んでくれるのであれば、あえて総合栄養食のフード以外に
野菜や果物を与えなくてもよいのではないかと思います。
また、幼犬から成犬へ成長する過程で、正常であっても少し生臭いような口臭が
気になる場合もあります。
いずれにしても安心のためにも、口臭が気になるようでしたら、
フードの件ともあわせて、その他の原因がないか、かかりつけの先生に
ご相談いただけたらと存じます。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、
お気軽にご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

暑い日が続きますが、まりも様におかれましては、体調などくずされませんように
ご自愛ください。
今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。



治療方法で質問

投稿者:CHESS

投稿日:2015/07/09(Thu) 16:31

No.4060

アニコム損保様
いつもお世話になり、有り難うございます。
うちのチェスですが精巣腫瘍摘出手術を6月21日に受けました。
手術前のCT検査で肺に心臓の2/3程度の大きさの腫瘍が見つかり
ました。心臓に癒着しており、肋骨も溶け出しているので悪性腫瘍の恐れがあり手術による摘出は年齢を考慮し困難と医師が判断しました。肺の腫瘍は精巣腫瘍の転移ではなく、原発性の腫瘍との診断でした。検体の分析報告書添付しております。
医師の話では余命1〜3ヶ月で14歳の誕生日は難しいだろうとの事です。手術前9.8Kgあった体重も術後2週間で抜糸時は9.4kgに減りました。今後の方針として食欲の減退と体重の減少でステロイド投与時期を決めるとの話を先週医師から伝えられました。
ここから質問ですが、ステロイド投与で本人にはどのような効果が考えられますでしょうか?
例えば食欲が戻るとか、時々するようになった咳が収まるとか、肋骨を溶かしている痛みが和らぐとか
ながながとすいません。
宜しくお願いします。
また、セカンドオピニオンがあればご指導お願いします。


Re: 治療方法で質問

- 獣医師 酒井

2015/07/13(Mon) 11:59

No.4062

CHESS様

真夏のような強い日が差すかと思えば、突然大雨が降ったりと、
天気予報が気になる日々が続いておりますが、CHESS様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
早速ご案内させていただきますが、実際のワンちゃんのご様子を拝見して
おりませんので、一般的なご案内となりますことをご了承下さい。

チェスちゃんの肺と精巣に腫瘍があり、精巣腫瘍は摘出手術を受け、肺の腫瘍は摘出困難という
ことで、細胞診の検査を受けたということでございますね。
先生のお話では余命が1-3ヶ月とのことでございますね。
大病を患い、手術を乗り越え頑張っているチェスちゃんを支えるCHESS様のご心痛、いかばかりかと
お察し申し上げます。
肺の腫瘍は精巣腫瘍の転移ではなく原発性の組織球性肉腫ということでございますね。
組織球性肉腫は急速に進行することで知られている悪性腫瘍の1種で、欧米ではバーニーズ
マウンテンドッグ、フラットコーテッド・レトリーバー、ロットワイラー、ゴールデン・レトリーバー、
ラブラドール・レトリーバーなどに多いとされています。
日本ではウエルシュ・コーギー・ペンブロークに多いとされていますが、様々な犬種での発生が
報告されています。
治療として、腫瘍の進行度合いや一般状態にもより、抗がん剤の投与、放射線治療、
外科手術による摘出などが検討されます。また状況により、抗がん治療は行わず、痛みを抑え、
咳を止め、QOL(クオリティー・オブ・ライフ=生活の質)の向上を目指し、それぞれの症状にあわせた
緩和治療を選択する場合もあります。
チェスちゃんのかかりつけの先生は食欲の減退や、体重の減少具合によっては、ステロイドの投薬を
検討するというお話しでございますね。
ステロイドには食欲を増進させ、体のだるさを改善する効果があります。ステロイドを投薬すると、
一時的に元気になったように見えるのはこのためです。また解熱・消炎・鎮痛効果もあるので、
発熱があれば熱を下げ、炎症を抑え、痛みを和らげる効果が期待できます。
また呼吸困難や浮腫などの様々な症状にも効果があります。
ただし、これらの効果は腫瘍自体を攻撃して得られているわけではないので、残念ながら余命自体を
延ばす効果は期待出来ません。またステロイドには免疫抑制作用もあるので、感染症にかかりやすく
なったり、副作用として消化器症状が出る場合もあります。そのため、チェスちゃんの体調をよく見て、
投薬方法をかかりつけの先生と相談をしながら使用することが大切です。
QOLの向上という点では、呼吸状態を安定させ、痛みを緩和し、美味しく食事ができる状況を作ることが
理想的です。今後の症状によってはステロイドだけでなく、他の鎮痛剤、咳止めなども併用することも
あるかもしれませんので、その都度かかりつけの先生とよく相談をしながらチェスちゃんが気持ちよく
過ごせるよう、必要な治療をご選択いただければと思います。
また、チェスちゃんにとっては、安心できるお家で、飼い主様であるCHESS様のおそばでストレスなく過ごせる
ことが一番の幸せかと存じます。余命を伺いお気持ちはついつい暗くなってしまいがちかとお察し致しますが、
チェスちゃんにとって一番の生きる力の源はCHESS様の笑顔かと思います。
ぜひチェスちゃんを支えて毎日の看護を頑張って下さい。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談サービスを
承っておりますので、ぜひご利用ください。

お電話番号は、あんしんサービスセンター0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

CHESS様ご自身も大変お辛い中、チェスちゃんのために情報を収集する姿勢に胸を打たれる
思いです。私どもでお力になれることがございましたら、ご連絡いただければと存じます。
一日も長く、チェスちゃんが心穏やかに、CHESS様と過ごされることを祈っております。
今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。



Re: 治療方法で質問

- CHESS

2015/07/14(Tue) 13:30

No.4065

酒井先生

ご丁寧なアドバイス、大変有り難く拝読いたしました。

本日14日かかりつけのDrから紹介頂き施術頂きました、大阪
動物医療センターの依田先生を伺い、今後のステロイドを含む看護
方針についてご相談申し上げようと考えます。

これからもたくさんの飼い主様からのご相談に答えて頂きながら
幸せなペット生活の支えになって頂ける事を心よりお祈り申しあげて御礼にかえさせて頂きます。



Re: 治療方法で質問

- 獣医師 酒井

2015/07/15(Wed) 16:07

No.4066

CHESS様

こちらこそご丁寧にご返信いただき、また嬉しい励ましのお言葉、誠にありがとうございます。
その後も二次診療病院で、大きな手術を乗り越えられたとのこと、チェスちゃんのために
しっかりと病気と向き合い、治療を進めていらっしゃるご様子を伺い、私どもも嬉しく思います。

チェスちゃんを支える看護のためにも、CHESS様がお元気でいらっしゃることが何より大切ですので、
くれぐれもお身体にお気を付けてお過ごし下さい。