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いつまでたっても触れません

投稿者:nowa

投稿日:2018/05/06(Sun) 14:31

No.5260

ソマリの猫をブリーダーから迎えました。
8か月の子猫でした。

ブリーダーさんから紹介されて、そのときにだっこしたのが最後、そのあと一切触ることができません。
もう、迎えてから3か月が過ぎました。

馴れない間に、病院の受診のため、捕獲して連れて行き、その時には、本当にぶるぶると震え、うんちをおもらしするほど、怖がってしまいました。
入院し、その後の通院の時も同様でした。

ソマリなので毛を梳いたり、手の裏の毛をカットしたり、そういうスキンシップ、ケアをしたいのですが、一切触ることができません。

環境としては、迎えた頃は、私たちの寝室にケージを置いて、最初はケージの中で。次は寝室の中だけの放し飼い。現在は家の中をフリーにして生活させています。

それでも、来たばかりはしゃーしゃーと威嚇するばかりでしたが、現在は威嚇は日に一回程度。機嫌が良ければ、おやつを2〜3個掌から食べることもできるようになっています。

近々、ワクチンを受けるため受診も予定したいし、ブラッシング等のケアもしたいのです。
しかし、捕獲をすると、のわとの信頼関係が壊れ、また逆戻りになってしまうのではないかと、懸念があります。

3か月を過ぎても、まったく触れないことに、本当に馴れてくれるのかと心配で仕方ありません。

のわは、とても繊細なこです。

他と比べるのも意味のないこなのですが、こんなに馴れないこっているのでしょうか。
私たちは、のわを歓迎して、早く仲良くなりたいのですが、対応の方法がなにか間違っているのでしょうか。

へこみます。。


Re: いつまでたっても触れません

- アニコムカウンセラー 小山

2018/05/09(Wed) 17:26

No.5266

nowa 様

この度は、ご相談をいただきまして、誠にありがとうございます。

ネコちゃんは、環境やヒトになれるまでに時間を要するケースはよくあります。
特に、急な環境の変化が苦手なため、少しずつ行動範囲を広げていくことや、
環境やヒトに少しずつ慣れさせるために手からおやつをあげることなど、
nowa様が実践されている工夫は、全てとても大切なことです。
今後も、家の中は安心して過ごせるテリトリーであること、
飼い主様はあたたかく見守ってくれる存在であることを示していきましょう。

さて、ヒトとのコミュニケーションに慣れていないネコちゃんの場合、
飼い主様の方から積極的に関わろうとすることで、
かえって警戒心を抱くタイプのネコちゃんもいますので、
ネコちゃんと接する際のポイントをいくつかご案内いたします。

・ネコちゃんが、不安を感じた時に逃げ込めるような場所を確保する。
・ねこじゃらし等のおもちゃは少し離れた柱の陰や布の下で、見え隠れする程度に動かすなど、
 ネコちゃんの方から近寄ってくる雰囲気を作る。
 ※おもちゃや遊びに興味を示さなければ、日を改めましょう。
・ネコちゃんの方から寄ってきたときに撫でる。
・ひと撫でしたら、ひとつ好きなフードやおやつをあげる。

このように、時間をかけて撫でられることに慣れてから、
少しずつブラッシングを始めるとよいかもしれません。
はじめは、ネコちゃんの舌の感触に似ていると言われている
「歯ブラシ」を使うこともあります。

また、「病院に行くときだけ、キャリーバッグに入る」という状況は、
キャリーバッグに対してマイナスイメージがつきやすいため、
普段からキャリーバッグを部屋に置いておき、キャリーバッグの中でご飯をあげたり、
もし、のわちゃんがその中で過ごしている時があれば、優しく声をかけるなど、
キャリーバッグを日常的に使うようにしていくのも、一つの方法でしょう。

なお、緊張したり怖い思いをした時に出た自分自身の分泌物のにおいが
キャリーバッグに残っていると、以前の嫌な記憶を思い出すとも言われておりますので、
よく洗ったり、消臭するなどしていただく方がよろしいかもしれません。

安心して日常を過ごしていく中で、少しずつ距離も縮まっていきますので、
nowa様におかれましては、これからも焦らずおおらかな気持ちで
のわちゃんのことを見守っていただけたらと存じます。

それでは、今後とも、アニコムをよろしくお願いいたします。



白内障

投稿者:ショコラママ

投稿日:2018/05/04(Fri) 18:27

No.5259

飼っているジャックラッセルテリア4歳の女の子
先日左目が少し白い感じがして夜であったのもあっていつもの病院ではないところで診ていただきました。そこでは目に光を当てて診断していただき、まだ4歳ということ瞳孔も動いているし白内障ではないでしょうとの診断でした。しかし、気になったので眼科で有名な病院へセカンドオピニオンで診てもらったところ白内障との診断…手術を勧めるとのことでした。
あと、激しい運動、興奮させるのはダメとのこと。
遊ぶのが大好きな子なのに本当にダメなのか?
白内障であって欲しくないとの想いから
本当に白内障以外診断はないのかサードオピニオンをしたほうがいいのか。
手術しか方法はないのか。
白内障になる原因は?
白内障の場合今後のケアは?診ていただいた病院で聞くべきなんでしょうが
高圧的な厳しい感じの先生であったことと、
ショックで質問するということも頭が働かず…
こちらで伺えればと思いました。
よろしくお願い申し上げます。

Re: 白内障

- 獣医師 山口

2018/05/08(Tue) 16:46

No.5262

ショコラママ 様

この度はご相談いただきまして、誠にありがとうございます。

目にはカメラのレンズと同じ役目をする水晶体と呼ばれる器官があり、正常な状態では透明ですが、この一部もしくは全部が何らかの原因で変性し、
白く濁る病気を白内障といいます。
水晶体を形成しているタンパク質の変性が原因とされ、加齢や活性酸素の影響などの酸化ストレスによって引き起こされるといわれています。

白内障はその原因から、遺伝的素因による「原発性白内障」と、加齢による老齢性、糖尿病などの代謝性、
外傷性、中毒性、網膜症などにより発生する「続発性(後天性)白内障」に大別されます。
ワンちゃんの場合、遺伝性の白内障が徐々に進行し、2歳以降の若齢期になって発見されることもあります。

初期の白内障であれば、日常生活を支障なく送ることができますが、進行すると物にぶつかるなどの症状がみられるようになります。
進行程度は様々で、短期間で急速に眼が見えなくなることもあれば、年単位でゆっくり進行する場合もあります。

治療は内科的治療と外科的治療に分けられます。
内科的治療は点眼や内服薬によって白内障の進行を遅らせる目的で行われますが、視力が障害されている場合、視力を回復させることはできません。
そのため、視覚を障害するような白内障では手術が推奨されることがあります。
濁った水晶体を除去し、代わりに眼内レンズを挿入するのが現在の白内障の手術ですが、全身麻酔に耐えられる健康状態であることや、
重度の網膜疾患や角膜疾患などの併発疾患がないことが条件となります。

また術後管理も、指示された目薬や内服薬はもちろんのこと、レンズが安定するまでは、眼圧の上昇などを防ぐために、
衝撃や激しい運動は避け、興奮をできるだけさせないようにすることが重要です。

白内障はどんな治療をご選択されても、長期的な治療や観察が必要な病気ですので、主治医の先生にしっかりご相談いただける環境も大切かと思います。
ご不安なことがあれば、再度、診断された先生にご相談されたり、異なる病院さんに受診されるのもよろしいかもしれません。

それでは、今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。



下痢

投稿者:クロチビ

投稿日:2018/05/03(Thu) 10:15

No.5258

こんにちは!3才の柴犬女の子ですが下痢が治らなくて心配です。獣医さんには食事療法しかないと言われて今はロイヤルカナンの消化器サポート(低脂肪)を食べさせてます。治らないのでまた連れていこうと思いましたが食事療法しかないと言われたのでどうしたら良いかわかりません。血液検査はしてないです。病院では暴れるし噛みつこうとしてくるので中々血液採れないと思います。普段は噛みません。先生との相性もあるかもしれないので、違う動物病院に行って見ようと思ってます。動物病院のセカンド・オピニオンはありでしょうか?

Re: 下痢

- 獣医師 柳原

2018/05/08(Tue) 16:39

No.5261

クロチビ 様

この度は、ご相談をいただきまして、誠にありがとうございます。

一般的に下痢の原因は、腸内寄生虫や細菌感染による胃腸炎、膵炎などの内臓疾患、腫瘍性疾患、
環境の変化などによるストレス、食事性などがあり、治療も原因よって異なります。

もし、軽い胃腸炎や食事性の下痢であれば、食事療法のみで治療することもあります。
しかし、食事療法ではなかなか改善しない時や、下痢以外の症状がみられる場合は、糞便検査の他に血液検査や
レントゲン検査、エコー検査などが必要になることもあります。

こわがりなワンちゃんには難しい検査もあるかと思いますが、療法食でも改善しない旨を先生にお伝えいただき、
今後の検査や治療方針について、よくご相談なさることをおすすめします。
また、場合によっては別の病院で診察を受け、他の獣医師の意見を聞くこともひとつの方法かと思います。

それでは、今後とも、アニコムをどうぞよろしくお願いいたします。



球体の異物を飲み込んでいるのが...

投稿者:ことら

投稿日:2018/04/29(Sun) 11:01

No.5256

3日前にワンちゃんドックのレントゲン検査で球体の異物(2.3cm径)を飲み込んでいるのがわかりました。その時にすぐ嘔吐を促す注射で排出を促しましたが胃液しか出ませんでした。
連休明けに胃の中に食べ物が入っている状態で嘔吐を促して排出を試みることにしていますが、何時飲み込んだのか分らない現状で毎日心配しています。現状で選択すべき対処法(経時的に選択すべき対処法)をご教示くださるようお願いします。
早期に胃の開腹手術を選択すべきなのでしょうか?
異物:球体(別角度のレントゲンで確認)、材質不明だが全体が同じように白く写っている
柴犬:12歳、雄、12.8kg

Re: 球体の異物を飲み込んでいる...

- 獣医師 山口

2018/05/01(Tue) 16:10

No.5257

ことら 様

この度は、ご相談いただきまして、誠にありがとうございます。

さて、誤飲の対処方法はいくつかあります。
●催吐処置
どうぶつさんへの負担が小さく、誤飲後すぐから2〜3時間以内までの場合に実施することが多いですが、
時間が経過していても異物が胃内に残っていれば対応できるケースもあります。
●内視鏡による摘出
催吐処置でも異物が出ない場合には、全身麻酔をかけて内視鏡による摘出が必要となることがあります。
ただし、大きい異物や、完全に詰まっている異物など、摘出が難しい場合も考えられます。
●開腹手術
上記の方法で摘出できず、便に出る可能性も低い場合には、全身麻酔下での外科手術を実施します。
確実ではありますが、回復に時間がかかり、入院が必要となる場合がほとんどです。

誤飲の処置にはそれぞれメリット・デメリットがあり、どれを選択するかは、
症状の有無やどうぶつさんの年齢、体重や、異物の大きさ・性質、誤飲からの経過時間などによっても異なります。

異物の誤飲から4〜5日経過していても、何も症状がなく、元気や食欲があり、便の状態もよいのであれば
緊急性は下がる可能性があります。ご年齢による全身麻酔のリスクや体への負担、今までの経過や異物の大きさなどから、
まずは催吐処置を選択することもありますので、かかりつけの先生もそのようなご判断をされたのかもしれません。

次回の催吐処置でも摘出できない場合や、嘔吐などの症状が現れた場合には、開腹手術が必要になる場合もあります。
食欲や便の状態、嘔吐の有無などをよく観察いただき、休診時に何かあった際にはどこへ連絡するべきかなど、
前もって、かかりつけの先生に確認されておくことをおすすめいたします。

それでは、今後とも、アニコムをどうぞよろしくお願いいたします。



一度定着したトイについて

投稿者:アン父

投稿日:2018/04/25(Wed) 12:41

No.5254

家の中ではトイレで大小ともに生後6ヶ月で、成功しましたが、外散歩が楽しくなりメスですが、おしっこがでなくてトイレの姿勢をするようになってからここ一か月家でのトイレが安定しません。大の成功率は7割ですが、小の方は七割失敗します。
もうすぐ、一歳になります。トイレの再しつけ方法を教えてください。メス約一歳です。

Re: 一度定着したトイについて

- アニコムカウンセラー 小山

2018/04/26(Thu) 17:32

No.5255

アン父 様

この度は、ご相談をいただきまして、誠にありがとうございます。
また、ご質問の内容から、ワンちゃんと仮定して、回答いたしますことご了承ください。

ワンちゃんは、ふとしたきっかけで今まで出来ていたトイレでの排泄ができなくなることは、比較的良くみられます。
また、トイレトレーニングでは、初めての場合も、再度の場合でも、
「排泄しそうなタイミングを把握して、成功するように誘導し、成功したら褒める」「ワンちゃんの成功体験を増やす」
ことが重要です。

トイレトレーニングの一例ですが、寝起きや食事の後など、ワンちゃんがよく排泄するタイミングを観察して、
そのタイミングでトイレへ誘導し、トイレシートの上でできたら、たっぷり褒めてあげます。
「トイレシートの上でしたら、アン父様に褒めてもらえた」という経験を今以上に増やしてあげましょう。

トイレ以外の場所で排泄した時は、ワンちゃんと目を合わせることなく、声もかけずにサッと片付けてしまいましょう。
粗相をした時に、ワンちゃんを見たり、何らかの声をかけると、ワンちゃんはアン父様の注目を集めたことがうれしくて、
大好きなアン父様の関心を集めようと、トイレ以外の場所での排泄を繰り返すことがあります。

なお、排泄姿勢をとっているのに、少量しか排泄していなかったり、以前より排泄の回数が増えたなどの場合は、
何らかの病気が原因となっている可能性もございますので、早めに獣医師の診察を受けられることをおすすめいたします。

うまくいかず、大変なこともあるかと思いますが、ワンちゃんにとってはアン父様から褒められることが一番の喜びです。
成功しやすい環境を作ってあげて、出来たら褒めることを、あわてず、おおらかな気持ちで、繰り返しのんびりと教えてあげてください。

それでは、今後とも、アニコムをどうぞよろしくお願いいたします。