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病気でしょうか・・
投稿者:ごあみ
投稿日:2014/11/06(Thu) 14:58
No.3767
病気かどうかわからず投稿致しました。昨日から黄色の泡状の液体を嘔吐しています。髪の毛数本、毛玉のような異物をひとつ発見しました。嘔吐は合計4回。夕方には元気に散歩もし、うんちも普通でした。その後、ごはんも食べ元気でした。翌日もいつもの通り、朝ごはんを食べ元気にしてましたが、お昼頃お水を飲んだ後、嘔吐しました。見た目は水のようなのですが、粘りがありました。元気なのですが病院に行った方が良いのでしょうか?よろしくお願いします。
Re: 病気でしょうか・・
- ごあみ
2014/11/06(Thu) 15:02
No.3768
追記トイプードル 2歳 ♂ です。
- 獣医師 山中
2014/11/07(Fri) 16:26
No.3771
ごあみ 様コタツの恋しい季節となりましたが、ごあみ様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。早速、お問い合わせにつきましてご案内させて頂きますが、実際にトイ・プードルちゃんのご様子を拝見しておりませんので、一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。ごあみ様のトイ・プードルちゃんにおかれましては、泡状の黄色い液体を嘔吐し、嘔吐物の中に髪の毛や毛玉のような異物があったのですね。また、翌日も再度嘔吐がみられたので通院を考えているが、元気食欲があるので迷われているのですね。ワンちゃんは私たち人間と比べると、比較的簡単に吐くことのできる動物ですので、吐いてもそのあとケロッとしており、食欲がふつうにあり、他にも症状が確認されない場合はすぐに治ることもあります。しかし、今回は翌日も症状がおありになるとのことですので、何らかの病気の可能性もございます。ワンちゃんの嘔吐で注意が必要な症状としては、次のようなものが挙げられます。 ・吐いてぐったりしている、食欲がない、下痢や腹痛、発熱など他の症状を伴う(胃炎や腸炎、肝障害や腎障害、中毒など、何らかの疾患に伴う吐き気の可能性) ・食欲はあって食べるが何度も吐く(異物や腸管の狭窄、腸閉塞など通過障害の可能性) ・吹き出すように吐く(咽喉頭や食道の疾患の可能性)ごあみ様のトイ・プードルちゃんにおかれましては、嘔吐したものの中に髪の毛と毛玉が確認されたとのことですね。髪の毛や毛玉なども少しずつ胃に停滞してしまうと、慢性的に胃腸の調子が悪くなる場合もあります。また、他に何かトイ・プードルちゃんが食べてしまったものはございませんでしょうか。若いワンちゃんでは、ヒモ状のものや、とがった串のようなものを飲み込んで腸閉塞を起こすことも少なくありません。ワンちゃんの嘔吐の場合には、白い泡状の胃酸と、黄色い液体の胆汁が混じったものを嘔吐することが殆どですが、強酸である胃酸が食道や胃の粘膜を刺激することによる食道炎や胃腸炎を起こしている可能性もございます。現在、ごあみ様のトイ・プードルちゃんにおかれましては、お元気とのことですが、嘔吐が続くと脱水や体内の電解質バランスの異常など様々な問題が出てきますので、一度かかりつけの動物病院さんに診て頂くと良いでしょう。また、動物病院さんで異物を飲み込んでいるかどうかレントゲン検査をされても、異物によっては写らない場合もございます。また、異物誤飲が疑われても、時間が経過すると異物が腸に達してしまった場合には、吐かせる処置も出来なくなるため、胃腸炎に対する処置のみで、一旦腸閉塞が起こらないかどうか様子を見ることもございます。その場合、異物誤飲の数日後に症状が現れることもございますので、1週間程度は次のような症状が出ないかどうか、様子をよく確認することが必要でしょう。腸の閉塞の状態によって、症状は異なりますが、一般的に腸閉塞の場合は、頻回の嘔吐や食欲不振、腹痛などを起こします。腸閉塞により腸の血管の血液循環が阻害されている場合には重症となり、激しい腹痛やショック状態に陥ることもあります。腸閉塞は亡くなることもある病気ですので、様子がおかしいと気づいたらすぐに通院出来るように、先生とあらかじめご相談しておくと安心かと存じます。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、ぜひご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。日ごと寒さが加わる時節となりましたので、ごあみ様とトイ・プードルちゃんにおかれましてはくれぐれもお体ご自愛下さい。今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。
2014/11/14(Fri) 15:00
No.3782
山中先生お返事が遅くなり申し訳ございません。丁寧な回答をありがとうございました。様子を見ており、1週間ほど元気に過ごしておりましたが、また本日黄色い嘔吐がありましたので一度かかりつけの先生に見て頂く事にしようと思います。いつも不安を取り除いて頂いて助かっております。ありがとうございました。
2014/11/14(Fri) 17:20
No.3783
ごあみ様この度はご丁寧なお返事を頂き誠にありがとうございます。ごあみ様のお話のご様子から、ごあみ様とトイ・プードルちゃんの温かな愛情に溢れた笑顔が目に浮かぶようでございます。ごあみ様がご予定なさっていらっしゃるように、かかりつけの先生に診ていただき、一日でも早くご安心いただけますようお祈りいたしております。急に寒くなって参りましたが、ごあみ様とトイ・プードルちゃんのお健やかな毎日を応援いたしております。また、気がかりなことがございましたらいつでもご相談下さい。
てんかんと狂犬病注射について
投稿者:ゆう
投稿日:2014/11/10(Mon) 14:48
No.3774
いつもお世話になっております。てんかんと狂犬病注射の関係についてお願いします。チワワ、11歳、オス、未去勢です。H25年3月から、てんかんのような発作が出始めました。@伏せの体勢で、頭を上に向け、目を見開いたような状態で頭を回している?ような感じになり、A後ろ足がフラフラして立てないといった状態が数分続きB直後に吐き、しばらく落ち着かずソワソワするといった症状です。(30分後くらいには、ほぼ普通に戻ります)毎回@〜Bの順に症状が出ますが、その時により症状がひどい時とそれほど酷くない時があります。発作の回数は発症して1年半くらい経ちますが、今まで9回くらいありました。ただ留守番中に嘔吐していた事もあり、気づかない発作もありそうな気がします。機会があり今年の3月に大学病院で、脳のMRI検査と脳波検査をしました。MRIの結果は大きな異常はなく、脳波検査も直近に発作が起きていなかったため、異常は見られないとのことでした。大学病院の先生からは、「恐らくてんかん発作だろうが、口頭だけの説明では判断しきれない部分もあるので、発作の動画を撮って欲しい」と言われているのですが、焦ってしまい未だにうまく撮れず、現時点でもまだてんかんの診断には至ってない状況であります。そのため服薬等の治療もしていません。大学病院での検査後、発作が落ち着いていたこともあり、今年の5月に狂犬病の注射をしたのですが、その2時間後くらいに例のてんかんのような発作が出ました。今までの中で一番ひどい発作で、症状は@〜Bと同じですが、頭を大きく八の字に回し(数分間)話しかけても反応がない状態でした。かかりつけ医に話した所、「可能性はなくはないが偶然の可能性もある、狂犬病は法律で決まっていることもあり、来年も打ってみてまた同じ症状が出たら免除?の書類を書いてくれる」とのことでした。一応納得はしましたが、私としては接種日に一番ひどい発作が起きるとは、とても偶然とは思えず、明らかに注射の影響だと思えて仕方ありません。来年の注射が怖いです。あの発作を目の当たりにするたびメンタルがやられます。狂犬病注射の影響で、てんかん発作が誘発されたりすることはないのでしょうか?また注射の影響で発作が増えるということはありますでしょうか?5月の注射後以降、6月と8月にも発作がありちょっと増えた気がしました。先生にこの関係性を聞くと、「注射自体とは関係ない」という先生や、「注射の成分が脳に関係している可能性もある」という先生とさまざまです。先生方のあいだで見解が違うのは何なのでしょうか?お忙しいところ恐れ入りますが、よろしくお願い致します。
Re: てんかんと狂犬病注射につい...
- 獣医師 山田
2014/11/12(Wed) 16:05
No.3777
ゆう 様日に日に秋が深まる季節となりましたが、ゆう様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。この度はご相談いただきありがとうございます。11歳のチワワちゃんがてんかんの様な発作を起こしていて、狂犬病予防注射との関連性についてのご質問でございますね。早速ご案内させていただきますが、実際のご様子を拝見していないため、一般的なご案内となりますこと、ご了承下さい。ゆう様のチワワちゃんは、H25年3月頃から、てんかん様の発作が認められ、大学病院で、脳のMRIと脳波検査を実施されたのですね。MRIでは大きな異常はなく、脳波検査にも異常は見られなかったが、大学病院の先生からは、「恐らくてんかん発作だろう」とお話があったものの先生ご自身も、チワワちゃんの実際の発作状況を見て判断していく予定なのですね。てんかんの発作は、毎回同じであることが多いと言われていますが、「発作」の種類はいくつかあります。例えば、手足や顔面等の一部に痙攣を起こすものや、全身に痙攣を起こすものがありますが、どのような発作を起こすかは、ワンちゃんによって様々で異なります。ゆう様のチワワちゃんは@伏せの体勢で、頭を上に向け、目を見開いたような状態で頭が回るA後ろ足がフラフラして起立困難な状態Bその後に嘔吐し、しばらく落ち着かずにソワソワする といった一連の発作なのですね。さて、チワワちゃんはこの発作が安定していたので、狂犬病の予防注射を5月に接種されたところ、接種2時間後くらいに大きな発作がでて、数分間は話しかけても反応がない状態だったのですね。突然のことで、ゆう様におかれましては、さぞかし驚きになられたことと、心中お察しいたします。狂犬病の予防注射がてんかん発作を誘発するかについてですが、日本の狂犬病ワクチンは、病原性が弱いウイルスを増殖させ、さらに薬剤を使ってウイルスの感染性をなくしたワクチン(不活化ワクチン)※を使用していますので、狂犬病ワクチンの成分が発作を誘発しているという可能性は低いのではないかと思われます。しかし、注射が引き金(きっかけ)となって発作が起こった可能性はゼロではないかと思います。例えば、てんかんの場合、気圧の変化が起こりやすい季節や来客時のインターホンの音がしたとき、家に来客があり興奮したときやお出掛けをしたときなど、何らかの刺激をきっかけに発作が起こるという事はございます。予防注射では健康なワンちゃんに接種する場合でも「副反応」が認められる場合があります。一過性の副反応として、疼痛、元気・食欲不振、下痢又は嘔吐等が認められる場合があります。過敏体質ワンちゃんでは、まれにアレルギー反応として顔面の腫脹や掻痒、じんま疹がでたり、強い反応としてアナフィラキシー反応(虚脱、貧血、血圧低下、呼吸速迫、呼吸困難、体温低下、流涎、ふるえ、けいれん、尿失禁等) が起こることもございます。また、発熱や元気・食欲低下などの軽度の症状は接種後、数時間たってから症状が出るのに対し、アナフィラキシー反応は、多くの場合注射後30分位までに発現します。アレルギー反応の多くは、不活化ワクチンに含まれるアジュバントなどが原因となることが多いと考えられています。チワワちゃんは注射後に発作が出たとのことなので、狂犬病ワクチンの副反応があり、それがきっかけとなって、大きな発作が出た可能性はあるのかもしれません。ただ、それを証明するのは困難となりますので、かかりつけの先生は「偶然の可能性もあるので、もう一回接種して同じような症状が出るかどうか見てみましょう」というお答えだったのではないかと思います。また獣医師によって意見が分かれるのも、てんかんの発作と予防注射との直接の因果関係をはっきりと証明することが難しいためかと存じます。てんかんの発作は、発症してから徐々に発作の回数が増えてくることもありますが、予防注射が発作の回数を増やす原因になっているかどうかというご質問についても、因果関係がはっきりとわかっていないために、お答え致しかねます。※不活化ワクチンは、死んだ病原体もしくは病原体の一部から作られます。効果を高めるためにアジュバントという抗原性を増強する物質を含んでいます。いずれにせよ、予防注射を行う場合には、持病も含めて獣医師による健康診断を受けていただき、接種できるか否かを判断することが重要となります。なお、日本獣医師会から狂犬病集合予防注射実施のためのガイドラインが作成されております。その中から「狂犬病予防注射を受けることが適当でない状態」と「狂犬病予防注射の可否を判断する場合に注意を要する状態」について記載させていただきます。【狂犬病予防注射を受けることが適当でない犬】@ 咬傷事故を起こし、鑑定期間中の犬A 重篤な疾患に陥ってることが明らかな犬B 重篤な心不全状態にある犬C 急性期・慢性期の腎不全状態にある犬D 以前、狂犬病のワクチンや、その他のワクチン接種でアナフィラキシーを呈したことが明らかな犬【狂犬病予防注射の可否を判断する場合に注意を要する犬】@ 明らかな発熱を呈している犬A 心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患および栄養障害などの基礎疾患を有することが明らかな犬B 前回の予防注射で2日以内に発熱が認められた犬、又は全身性発疹などのアレルギーを疑う症状を呈したことがある犬C 過去に痙攣の既往歴がある犬D 狂犬病ワクチンの成分にアレルギーを呈するおそれがある犬E 妊娠中の犬F 強度の興奮状態にある犬日本では狂犬病の予防注射は、狂犬病予防法により、「犬の所有者は、その犬について、厚生労働省令の定めるところにより、狂犬病の予防注射を毎年一回受けさせなければならない」と義務付けられており、上記に該当しない健康なワンちゃんでは接種が義務付けられております。かかりつけの先生は、この法律のことをおっしゃっていたのだと思います。てんかんが持病のワンちゃんでも発作を内服薬などでコントロールできていて、獣医師が診察し、問題ないと判断された場合には接種を行うこともあります。来年、チワワちゃんが狂犬病を接種できるかどうかについては、これから、来年の接種までの間に発作がどれくらいの頻度で起こっているか、重責発作(短時間にくり返し発作を起こしたり、長時間発作が続くこと)を起こしていないかなどの発作の状況と、発作以外の健康状態も合わせて判断していく必要があるかと存じます。万が一、病気などで接種が困難な場合には、「狂犬病予防注射猶予証明書」を発行していただくことができますので、今後のチワワちゃんのご様子と、発作の状況を記録していただき、接種時期に再度、かかりつけの先生にご相談いただくことをお勧めいたします。また仰る通り、獣医師によっても意見が分かれるところではありますので、もし、かかりつけの先生とご相談されても、心配で不安が残るという場合には、セカンドオピニオンとして、他の病院さんでもご相談されるのも一つの方法でしょう。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、ぜひご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。
- ゆう
2014/11/13(Thu) 14:42
No.3779
山田先生とても丁寧で分かりやすい説明をして頂きましてありがとうございました。てんかんと狂犬病について、初めて耳にするお話などもあり、とても勉強になりました。引き続き発作等の状況を記録し、来年の狂犬病注射の時期にまたかかりつけ医に相談してみようと思います。お忙しい中、ありがとうございました。
2014/11/14(Fri) 11:28
No.3781
ゆう 様この度はご丁寧に返信いただき誠にありがとうございます。大切なワンちゃんが発作を起こしているときのご様子をご覧になられると、胸が痛む思いになられるとは存じますが、ゆう様がおっしゃるように、そのときの状況を記録していただくことがたいへん重要かと存じます。なお、てんかん等の発作がおきた時にはできるだけ落ち着いて、周りのものにぶつかったりして怪我をしないように、ぶつかりそうなものはその場から退け、柔らかい毛布やクッションなどを置くなどして安全を確保しましょう。大きな声で呼びかけたり、揺さぶったりしないで、落ち着いて、ワンちゃんが元の状態に戻ってくるまで、優しく静かに見守ってあげてください。発作がおさまったら、すぐにケロッとする場合もありますが、しばらくの間ボーッとしたり、フラフラした状態が続いたりすることもありますので、静かに落ち着ける場所で休ませてあげましょう。引き続き発作等の状況を記録していただき、「以前に比べて発作の頻度が高くなってきた」「発作の持続時間が長くなった」「発作後の回復に時間がかかる」など、以前の発作と様子が変わってきたときや、1日に2回以上の発作を起こしたときなどは、かかりつけの先生にすぐにご相談いただければと思います。気がかりなことや、ご心配なことなどがございましたら、いつでもお声掛けください。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。
シニア犬の散歩について
投稿者:てっちゃん
投稿日:2014/11/12(Wed) 22:38
No.3778
初めて質問させていただきます。 シニア犬の散歩の事ですが、愛犬は12月で12歳になります。MIX(ハスキーと柴のクオーター)の雄で体重24.5sです。 最近散歩の回数が減り、2日〜3日に1回になりました。この頃はハーネスと綱を持って行くと逃げるのです。半年前までは、散歩に行きたいと必ず、鳴いて知らせていましたが、そういう事もなくなり、朝・夕に行っていた散歩は行かなくなりました。 足にシカン(皮膚病)が出て痛くて行けないのかと思っていましたが、そうではなく先日庭に放していた所、勝手に放浪して家の前の道に粗相してしまいました。 犬の年を取ってきましたので、今後どう対処したらよいか、ご教授下さい。尚、食欲は普通にあります。
Re: シニア犬の散歩について
- ドッグライフカウンセラー 三留
2014/11/13(Thu) 15:57
No.3780
てっちゃん 様紅葉が町を美しく彩る頃でございますが、てっちゃん様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。てっちゃん様のワンちゃんは12月に12歳のお誕生日をお迎えなのですね。12年前、ワンちゃんの産まれた日は寒かったのでしょうか。それとも、ポカポカと暖かな日だったのでしょうか。可愛い赤ちゃんだったのでしょうね。てっちゃん様やご家族のたくさんの大きな愛情に育まれてきたのですね。本当におめでとうございます。さて、この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。てっちゃん様のワンちゃんは、以前は大好きだったお散歩に行きたがらなくなったのでございますね。ご案内させて頂きたく存じますが、実際のご様子を拝見していないため、一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。ワンちゃんも人と同じで、年を重ね、シニアと呼ばれる頃になると、さまざまな変化がみられます。視覚や聴覚などの感覚器に衰えがみられ、周囲からの情報を得難くなりますので、不安を感じ、運動をすることを嫌がったり、恐がったり、やたらに甘えたがるなどの行動の変化につながることもあります。「これまでしてあげたら喜んだことなのに知らん顔をしている」、「最近愛想がない」、などということもみられますが、ワンちゃんはちゃんと周囲の働きかけに気づいていますので、今までと同じように働きかけを続けることも大切でしょう。ワンちゃんは不安なとき、飼い主様の表情をみることがよくありますので、周囲に対するワンちゃんに不安や自信のなさがみられたときもてっちゃん様は今までと変わらず、堂々と、自信満々な表情で、穏やかに接し続けてあげることが大切でしょう。また、自信をつけさせてあげるためには指示に従ったとき、また良い状態なときには、褒めていただくことはたいへん重要でしょう。加齢にともない、筋肉量が低下し、各種臓器の機能も低下しますので、以前と同じような運動に耐えられなかったり、粗相がみられたりするようになります。なお、人にみられる認知症もワンちゃんにもみられ、徘徊をするなどの行動がみられることもあります。また、狭いところに入りたがったり、排泄場所を間違えたりもします。さて、てっちゃん様のワンちゃんがお散歩に行きたがらないのは、てっちゃん様がおっしゃるように、肢間炎による痛みや不快感によるものかもしれませんね。あるいは、以前、体調が悪い、あるいは痛みがある、というときにがんばってお散歩にいった経験があり、「お散歩に行くと、また痛みを感じたり、辛くなるの」と不安に思い、次からお散歩に行きたがらなくなっていることも考えられます。てっちゃん様のワンちゃんは、ハーネスや綱をみると、後ずさりをするということですので、以前感じた、「痛みや辛さの記憶」が尾を引いている可能性もあるかもしれませんね。もし、ハーネスや綱が嫌な記憶とつながっているのであれば、ハーネスや綱をみせて、その後に好きなボールをみせたり、お気に入りのオヤツをあげるなど、少しずつ「ハーネスや綱と、ワンちゃんの好きなことを結びつける働きかけ」をなさるのも一つの方法でしょう。もし、病院さんからおもらいになられた塗り薬などがあれば、お散歩の前に肢間炎の患部に塗っていただくなどして、患部を守るようになさって、なるべく痛みを感じずにすむようにしてあげてください。痛みがある間はなるべく無理はなさらず、少しの時間であっても、ワンちゃんに「頑張ってお散歩に出たら、楽しかった」という経験をさせてあげましょう。上手に歩けたら褒めたり、話しかけたり、名前を読んだりなさって、「気持がいい」という感覚を思い出させてあげてください。加齢とともに、筋肉量は低下しますが、ある程度の筋肉量をキープし、また風や太陽の光を感じて日々を過ごすことはいくつになっても、ワンちゃんが瑞々しい毎日を過ごさせてあげるためには大切でございます。寝起きなどは特にうまく動けず、症状によっては寝起きに起き上がれないという事もあるかもしれませんが、玄関先で少し体を慣らしたり、庭で一緒に楽しく、気持良く過ごした時間の後にお気に入りの散歩道をお歩きになられるのもよろしいでしょう。少しであっても、お散歩が終わったら、「良く頑張ったね」、「楽しかったね」と褒めてあげてください。なお、ワンちゃんも加齢に伴い、足腰が弱るなどして、体を支えたり踏ん張れなくなることから、歩くのもようやく、となることがありますが、このような場合も、大判のタオルなどや市販の介護用品をご利用いただき体を支えてあげるとよろしいでしょう。このような加齢にともなう、ごく自然な変化に対しては、いたわりのお気持をもって、「できなくなったこと」ではなく「今できていること」を見つめていただくことが大切でしょう。例えば、お宅からお庭に降りる段差がワンちゃんにとって負担になっているようであれば、日曜大工でスロープを作っていただいたり、滑りやすいところにはマットを敷いていただくなど、ご家族様で相談をいただき、工夫をしていただくことも大切でございます。取り除ける痛みや苦痛は積極的に取ってあげて、少しでも快適に毎日を過ごさせてあげるためにも、シニアのワンちゃんの健康管理に際して、加齢による生理的な変化に体調不良や病気よる変化が紛れてしまわないように注意をしてあげることがたいへん重要です。若いワンちゃんでも、関節に違和感があったり、体がだるいなどが原因でお散歩に行きたがらなくなることがよくみられますが、「いつもこのあたりを触ると反応する」というような部位がないかを日ごろからよく観察をいただき、ご通院の際にでもかかりつけの獣医師さんにご相談をいただきながら体調管理をしていただくことが大切でしょう。ワンちゃんが高齢になっても、日常生活において飼い主さんとのスキンシップなどの刺激を与えることで、病気の発症予防・進行を遅らせることができる可能性があるといわれています。快適な温度や湿度を保ち事故が起こらないような安全な環境をご配慮していただけたらと存じます。 時節柄、体調管理が難しい頃ですが、てっちゃん様におかれましては、くれぐれもお体ご自愛ください。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。今後とも、アニコムをよろしくお願い申し上げます。
アレルギー
投稿者:みきんこ
投稿日:2014/11/09(Sun) 17:24
No.3772
うちの子はアレルギーなのかよくかゆがっています。今はササミを茹でたものをカリカリに混ぜていましたが、アレルギーなのか鳥肉はダメなのかと思い最近は少しにしています。カリカリに混ぜるならどんなものがいいのでしょうか?
Re: アレルギー
- 獣医師 阿部
2014/11/12(Wed) 11:22
No.3776
みきんこ 様暦の上では冬を迎え、吹く風にも冷たさを感じるようになりました、みきんこ様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。この度はご相談をいただきまして、まことにありがとうございます。みきんこ様のワンちゃんが、よく痒がっており、お食事はササミをゆでたものをドライフードにまぜて召し上がっているとのことですね。アレルギーの可能性もご心配されており、鶏肉を与えて良いかどうか、また、混ぜるならばどのようなものが良いかお悩みでいらっしゃるのですね。早速ご案内をさせていただきますが、実際のご様子を拝見していないため、一般的なご案内となることをご了承ください。みきんこ様のワンちゃんは、よく痒がっているとのことですが、ワンちゃんが痒みの症状を訴えている場合、次のような原因で起こっている場合が多くございます。・外部寄生虫感染(ノミ、疥癬、毛包虫 (ニキビダニ)など。)・細菌感染(膿皮症)・真菌感染(マラセチア、皮膚糸状菌症)・食事アレルギー・アトピー性皮膚炎その他には、皮膚の乾燥が原因の場合や、着せている洋服や首輪や胴輪、敷物やベッドの素材が合わない、シャンプーの問題(シャンプー剤が合わない、シャンプー剤の落とし残しがある、ごしごしこすって皮膚が傷ついている、お湯の温度が高すぎる)などのこともあります。的確な治療を行うためには、様々な検査を行い、原因をはっきりさせる必要がありますので、一度、痒みを引き起こしている原因が何かという点をお調べ頂くことも必要かと存じます。アレルギーとは、特定の原因物質(アレルゲン)に対して体内の免疫機構が過剰に反応して、体に有害な作用が起こる状態のことを言いので、みきんこ様がご心配されていらっしゃるように、アレルギーが原因で痒みを引き起こしている場合、何に対してアレルギー反応をおこしているのか、アレルゲンの特定をすることが重要となります。ワンちゃんのアレルギーで多い抗原としては、食物、ハウスダスト、花粉、ノミなどがあります。症状として多いのは皮膚症状で、特に皮膚の柔らかい部分の痒みや発赤、湿疹などがよく見られます。食事が原因のアレルギーでは皮膚症状と同時に外耳炎や、嘔吐、下痢などの消化器症状をひき起こす場合もございます。食物アレルギーの治療は原因となる食物を除去した食事に変更することが重要となってきます。また、アトピー性皮膚炎では、環境中のアレルゲン(ハウスダスト、花粉、樹木や雑草など)にも反応して皮膚の赤みや痒みを発症します。そのため、治療はアレルゲンを除去することですが、環境中のアレルゲンを全て除去することは困難なため、たいていの場合、痒みを抑えるためにステロイド剤や抗ヒスタミン剤、免疫抑制剤の投与が必要となります。なお、アレルゲンを特定するためには、パッチテスト、皮内反応、血液検査などの様々な検査方法があり、血液で調べることのできるアレルギー検査には次のようなものがあります。1. アレルギーの強度を調べる検査アレルギー反応の発生時に血液中に増えるリンパ球を検出することで、アレルギー反応が起こっているかどうかを調べます。数値で表すことにより、反応の強さを調べることができます。原因となるアレルゲンを特定できませんが、現在起こっている症状がアレルギー反応によるものかを確認したり、あるいは治療の効果を確認する際にも行います。2. IgE抗体を調べる検査血液中のIgE抗体を調べることで、何に対してアレルギーを持っているかを調べます。環境中のアレルゲン(花粉やハウスダストなど)や食物アレルゲンを同定するために行います。なお、IgE抗体の上昇がはっきりとあらわれないタイプのアレルギーについては用いることができません。※IgE抗体とは 体内に異物が入ってくると、それを防ぐために血液中に様々な種類の抗体と呼ばれるタンパク質ができます。アレルギーに密接に関係する抗体がIgE抗体です。3. リンパ球反応検査食物アレルギーのワンちゃんでは、IgE抗体ではなく、リンパ球によるアレルギー反応も関与している場合があります。リンパ球を介した反応を調べることにより食物アレルゲンの同定を行うことができます。なお、食物アレルギーの場合は、アレルギー反応が出る食材を極力避ける必要性がありますが、もう一つ重要な事として『交差反応』といわれるものがあります。例えばですが、みきんこ様のワンちゃんが「鶏肉」に対してアレルギー反応を起こす場合、鶏肉ではなく「鶏卵」を食べたときにアレルギー反応が出たりすることがあります。これは「鶏肉」と「鶏卵」のアレルゲンの構造分子が似ているために起こる反応で、抗体が「鶏肉」と「鶏卵」を識別できないから起こり、これを「交差反応」と言います。この交差反応アレルゲンは大変複雑で、すべての交差反応が解明されているかというとそうではないのが現状です。現在、報告されている交差反応の例としては、雑草のヨモギに反応がある場合、人参、セロリ、リンゴ、キウイ、メロンなどに交差反応があると言われております。また、ブタクサという雑草に反応がある場合には、メロン、スイカ、セロリ、バナナ、キュウリ、レタス、トマト、リンゴ、ズッキーニなどに交差反応があると言われております。このような交差反応がありますので、お食事をお選びいただく際には、アレルギー検査で問題が無いとはっきりとわかっている食材をご選択いただく事をお勧めいたします。上記をご参考にしていただき、ドライフードに混ぜる食材につきましては、ワンちゃんが何に対してアレルギー症状を引き起こすのかお調べの上、ササミを与えるかどうかなどの、お食事内容をお決め頂くのが良いかもしれません。また、みきんこ様のワンちゃんが普段食べているフードには総合栄養食と印刷されているかと思いますが、この総合栄養食はワンちゃんに必要な栄養をバランスよく含んでいます。一般的に、総合栄養食のフードに何かをトッピングしたりおやつを与えたりする場合には、栄養のバランスから考えると、一日に与える量の一割程度、多くても二割以内であることが推奨されていますトッピングしたり、おやつを与える時には、その分だけフードの量を減らすことになります。もし、ドライフードにトッピングをするならば、アレルゲンを特定した上で、食材をお選びいただき、ドライフードの量を調節することも必要かと存じます。たとえば、野菜はカロリーが低くダイエットの目的でトッピングされている飼い主様は多いようですので、キャベツや大根を細かく千切りにして生のままで与えたり、かぼちゃやブロッコリーなどを食べやすい大きさに切ってゆでたり蒸したりしてフードと与えてもよろしいでしょう。なお、カルシウムやマグネシウムといったミネラル分を多く含む食材は、摂り過ぎるとワンちゃんの体質によっては尿路結石などを引き起こす原因となることがあります。また、もともとは肉食動物のワンちゃんはお野菜の消化が得意ではないため胃腸に負担をかけることもあるようです。尿石症の病歴やリスクの少ないワンちゃんであれば特にご心配をなさる必要はないと思いますが、バランスよく食材を与えていただきますようお願い申し上げます。最近では、タンパク質をアレルギー反応の原因にならないくらいに小さくした「加水分解タンパク質」を用いたフードが販売されています。小さな分子に分解されたタンパク質は、抗体と反応しにくく、アレルギー反応が起きにくくなりますので、仮にみきんこ様のワンちゃんのアレルギーの原因となる抗原が含まれているものであっても、アレルギー反応が起きない可能性もあります。なお、アトピー体質のワンちゃんは、皮膚のバリア機能が弱く、刺激物質や細菌などの微生物、アレルゲンなどが皮膚に侵入しやすい状態になっていますが、この様な種類のフードはアレルギーが起こりにくくするための加工だけではなく、皮膚自体のバリア機能を高める成分が配合されているようです。かかりつけの動物病院で取扱っていらっしゃる療法食の中に該当するものがないか等をアレルギー検査の結果を見ながら、かかりつけの先生ともご相談いただき、サンプルなどで少量から試してみてはいかがでしょうか。また、掻くことによって皮膚のバリア機能が低下し、皮膚トラブルを起こしやすくなっている場合がありますので、痒がっている部分の皮膚に炎症や赤みなどがないかご確認いただき、皮膚炎の症状がみられるようでしたら、併せて診察していただく事をお勧めいたします。朝夕冷え込む季節になりましたので、みきんこ様とワンちゃんもどうぞお身体に気をつけてお過ごし下さい。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。今後とも、アニコムをよろしくお願い申し上げます。
フィラリア薬の飲み忘れについて
投稿者:あゆ
投稿日:2014/11/10(Mon) 12:54
No.3773
平素より、アニコム様にはお世話になり、感謝しております。タイトルにあります、フィラリア薬の飲み忘れにつきまして、ご相談させてください。実は、フィラリア薬を投与予定日から二週間、投与し忘れていたことに気づき、14日目の本日、薬を与えました。この間で、フィラリアに感染している確率は高いのでしょうか?ちなみに、投与予定日は 2014/10/29 実際投与日は 2014/11/10 です。心配で、どうして良いかわからず、また、動物病院も休診時間中なので、こちらに相談させて頂きました。回答を頂けますよう、宜しくお願い致します。
Re: フィラリア薬の飲み忘れにつ...
- 獣医師 酒井
2014/11/12(Wed) 09:36
No.3775
あゆ 様日増しに寒さを感じるこの頃ですが、あゆ様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか?この度はご相談をいただきまして、誠にありがとうございます。早速ご案内をさせていただきますが、実際のご様子などを拝見していませんので、一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。あゆ様のどうぶつさんが、フィラリア薬を投与予定日から2週間投与し忘れ、14日目になる11月10日にお薬を飲ませたということでございますね。この間にどうぶつさんが、フィラリアに感染した確率は高いかどうかご心配されているということでございますね。飲み薬によってフィラリア予防を実施されていらっしゃることから、ワンちゃんのフィラリア予防についてのご質問と推察し、以下に回答させていただきますこと、ご了承ください。フィラリア予防薬は、ワンちゃんが蚊に刺された時に体内に侵入するフィラリアの子虫を1ヶ月に1回まとめて駆虫することによって、フィラリアが成虫に成長するのを予防するお薬です。フィラリア予防薬で予防せずに感染子虫が成長すると、6ヶ月程で最終的にワンちゃんの心臓や肺動脈にフィラリア成虫が寄生してしまいます。その結果、右心不全をはじめ、肝臓、腎臓、肺などにも障害を起こし、命に関わることもある怖い病気がフィラリア症です。フィラリア予防薬で駆虫することができるのは、感染してから(蚊に刺されてから)2ヶ月程度までの子虫と言われています。それ以上子虫が成長している場合には、予防薬で駆虫することが出来ず、そのまま成長を続け、成虫になってしまう可能性がありますが、あゆ様のワンちゃんは通常のスケジュールから14日遅れて、フィラリア薬を飲ませていただいているとのことですね。その場合、万が一9月末の投薬後すぐに蚊に刺されてフィラリアに感染していたとしても、感染後1ヶ月14日までの子虫しかいませんので、11月10日に投薬していただいたフィラリア薬で、駆虫できている可能性が高いと考えられます。フィラリアの予防期間は、蚊が発生する時期によっても異なりますが、確実なフィラリア予防のためには、かかりつけの動物病院さんの指示に従って、スケジュール通りの予防薬の投薬がとても大切です。今回のケースでは、予防できていない可能性はかなり低いとは思われますが、念のため、かかりつけの先生にご相談いただければ幸いです。また万が一、感染子虫が成虫に成長し、子虫を産出した場合には、来春のフィラリア予防薬の投薬開始時に、投薬によってショック症状を起こす場合があります。こういった状況を防ぐために、年度はじめの投薬開始前にはフィラリア成虫の感染がないか検査を行うことが一般的です。血液検査により、フィラリア成虫抗原および産出された子虫(ミクロフィラリア)の有無がわかりますので、安心のためにも、必ず検査を受けられますようお願いいたします。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、ぜひご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。少々風が冷たく感じるときもございますが、紅葉がきれいな季節です。あゆ様もワンちゃんとお散歩などお楽しみ下さい。今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。