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トイレのしつけ方
投稿者:アージル
投稿日:2013/04/16(Tue) 21:15
No.2001
六ヶ月M.ダックスの女の子がいます。トイレが覚えられず困っています。飼い始めた時から平日仕事で家に居ないため、日中はサークルの中で過ごしてます。サークルの中はトイレとベットが置いてあり、トイレ以外でしていたことはありませんが、帰ってきてサークルの外に居る時間になると、トイレに行ってしてくれません。いろいろ調べて時間になったらトイレに連れて行きできたらほめる方法などしていますが、自らトイレに行ってくれることはほとんどありません。六ヶ月になった今からでもしつけられるのか、どうしたらいいか、悩みと不安で一杯です。よいアドバイスお願いします。
Re: トイレのしつけ方
- ドッグライフカウンセラー 三留
2013/04/18(Thu) 15:09
No.2004
アージル 様春たけなわの頃でございますが、アージル様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。この度はご相談を頂戴致しまして、誠にありがとうございます。早速ご案内をさせていただきますが、一般的なご案内となりますことをご了承ください。アージル様のMダックスちゃんはサークルの中のトイレシートの上でできるようになられたものの、サークルの外で過ごしていると自分でトイレに行こうとしないとのことでございますね。まだお家の中の位置関係がしっかりと把握できていないでしょうし、まだ排泄の機能が成長の途中で遊ぶことのほうを優先しているうちに出てしまっているのかもしれません。サークルの中ではトイレでできるようになっても、サークルの外に出るとどこがトイレなのか分からなくなってしまうのは、どのワンちゃんも同じでございます。アージル様は、Mダックスちゃんの排泄のタイミングを見計らって、トイレに連れて行ってあげていらっしゃるとのことでございますね。今なさっている方法は望ましく、褒めていただくことで、「ここでしたらいいのだよ」「このようにトイレに戻るのだよ」ということが分かるようになってきますので、自信をお持ちいただき、根気強く教えてあげてください。また、お部屋の配置などから、いつも遊ぶところからサークルのトイレに誘導するのがたいへんなようでしたら、サークル以外にも、あまり人の出入りのない、静かなところにもう一つトイレを用意してあげてもよろしいでしょう。特に、頻繁にしてしまう場所がありましたら、その場所をトイレにしていただいてはいかがでしょうか。トイレの成功のチャンスの確率をあげるために、トイレシートを何枚か広げるなどして、なるべく広めのトイレを用意なさってもよいでしょう。しばらくして、何枚かのシートのうち、いつもするシートが決まってきましたら、使わないシートをはずしていただき、シートの位置を移動させるときには数センチずつ日にちをかけて移すとMダックスちゃんが戸惑わないかと存じます。また、誘導するときに、あわててトイレに連れていこうとすると、そのあわただしさに、ワンちゃんを戸惑わせてしまうこともございますので、なるべくゆったりとリラックスした雰囲気でお連れいただくとよろしいでしょう。上手くいかないと、叱ったり、声をあげたりしたくなりますが、粗相を飼い主様に叱られたことで、排泄行為そのものがいけないと思い、隠れたところで排泄をするようになってしまうこともあります。また、粗相を見つけた飼い主様が「あらーっ」と声を上げた様子を、「注目を浴びたこと」「ご褒美」だと思ってしまい、トイレではない所ですることがご家族の注目を浴びることの一つの手段となってしまうこともあります。そのようなことを防ぐため、トイレ以外のところで排泄をしてしまっても、声をあげたり、叱ったり、騒いだりしないようになさったほうがよろしいでしょう。上手くいったときだけ、注目していただき、排泄ができたときに褒めることだけに注力しましょう。また、中には、オシッコを片付ける際の飼い主様の手にある白い雑巾に反応して、遊べると喜ぶワンちゃんもいますので、片付ける際もあまりMダックスちゃんにその様子を見せないほうがよろしいかもしれません。以下、このほかのご注意いただきたい点を挙げさせていただきます。1. サークルを好きな場所にするサークルのイメージが望ましくない場所になってしまうと、サークルの中のトイレに入りたがらなくなることがございます。サークルの中にいるときに優しく声をかけていただくなどなさって、サークルの中が魅力的なところ、よいところというイメージに見えるように、Mダックスちゃんに接していただくことが望ましいでしょう。サークルの中にMダックスちゃんのお気に入りのバスタオルなどを入れておいたり、Mダックスちゃんがサークルに入ったときにご褒美を与えていただくのもよろしいでしょう。また、もしお留守番のときだけに入る場所になっているのであれば、アージル様がいらっしゃるときにも、お食事の後などの心地良い時間に、ゆっくりとサークルの中で過ごさせていただくのもよろしいでしょう。また、叱られたときにサークルに入れられたという経験があると、叱られた経験とサークルがワンちゃんの中で結びつき、サークルに戻ることそのものを躊躇するようになることがありますので、ご注意いただければと存じます。2. 紛らわしいものは置かないワンちゃんは、マット類やラグ類などの上にいると排泄を誘発される傾向がみられます。Mダックスちゃんが、お部屋の中で粗相をしてしまうマット類などがあれば一時的にでも、取り除いていただいたほうがよろしいでしょう。3. リラックスして排泄ができる環境を作るワンちゃんは感情を把握する能力のたいへん高いどうぶつですので、「うまくいくかしら」などと息を詰めてみていると、緊張感がワンちゃんに伝わってしまい、かえってうまくいかなくなることも見られます。たいへんではございますが、できるだけ肩の力を抜いて、見守っていただくことも大切かと存じます。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、ぜひご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。アージル様とMダックスちゃんが笑顔に溢れた毎日をお過ごしになられますよう心から応援いたしております。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申しあげます。
ASTが高い場合に考えられる病...
投稿者:ES
投稿日:2013/04/14(Sun) 20:53
No.1997
チワワ7歳です。血液検査で気になる項目がありました。ASTが47と基準値よりやや高めでしたが、ALT49、ALP87と他の肝臓機能の数値は正常でした。ASTは筋肉の炎症などでも高くなる可能性があるということでCKも調べましたが111と正常でした。足の関節が少しゆるく、つなぎを着せると少し変な歩き方をするようになったという話をしていたのでそのことも関係あるかもしれないと言われましたが、その場合はCKが高くないのは何故かなとあまり納得がいきませんでした。ちなみにPlat841と平均より高めでしたがこれについてはそれほど気にすることはないと言われました。体質で気になることは胃腸が弱く、頻繁におなかをこわします。便検査では腸内バランスが崩れているだけで特に悪い菌が見つかったことはなく、毎回その日のうちに回復するので、それ以上の検査(開腹手術を要する)はすすめられません。以上のことを考えてなにか可能性のある病気はありますでしょうか?
Re: ASTが高い場合に考えられ...
- 獣医師 山田
2013/04/17(Wed) 11:03
No.2002
ES様日々春らしさが増し、気持ちのいい季節となりましたがES様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。この度はご相談をいただきまして、誠にありがとうございます。7歳のチワワちゃんの血液検査で気になる事があるとのことですね。早速ご案内させていただきますが、一般的なご案内となりますことをご了承下さいませ。まず、AST(アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ)は肝細胞や筋肉、心臓、小腸などに広く分布している酵素です。ASTが血液検査で上昇しているということは、何らかの理由で肝細胞や筋肉、心臓、小腸の障害によって酵素が血中に出ている(逸脱している)状態をあらわしていると考えられます。ASTに異常が見られ、肝臓の疾患を疑う場合は他の肝酵素(ALT、ALP、γ-GTP)と併せて判断いたします。ALTの上昇を伴わずに、ASTが上昇している場合には、肝臓以外の疾患を考慮し、CKを測定して筋疾患の可能性を探ったり、心臓の超音波検査などで心疾患の評価を行っていきます今回、ES様のチワワちゃんはALT、ALPは正常だった為、肝臓以外の疾患を考慮し、CKを測定したのですね。そして、ASTの上昇が、足の関節が少しゆるいことに起因しているのではないかと説明をお受けになられたが、CKが上昇していない事にあまり納得が出来なかったとの事ですね。CKは筋肉(骨格筋や心筋)や脳に多く含まれる為、それらの損傷だった場合には数値の上昇を認めるといわれています。しかし、特異性が低い為、CKの上昇があったから筋疾患、心筋疾患、小腸疾患とは断言できませんし、それらの症状があったからといって必ずしもCKの数値が上がるとも限りませんので、チワワちゃんの症状と検査結果を総合して判断していく必要があるかと存じます。ASTの数値ですが、検査器械によって幅もありますが、一般的に正常値はおおよそ50〜60 IU/lくらいまでではないかと思われます。ES様のチワワちゃんのASTは47 IU/lとのことですので、お話を伺う限り正常範囲内ではないかと思いますが、かかりつけの病院の検査機器の正常値を少し越えていたという事でしょうか。チワワちゃんは胃腸が弱く、頻繁におなかを壊すと言う事なので、胃腸疾患で少しASTが上昇していると言う事もあるのかもしれませんね。しかし、先ほどもお話ししたように腸炎があるからCKの上昇が伴うとも限りませんので、今後の経過をよく見て、かかりつけの先生とご相談して頂けたらと思います。今回の検査数値で何か他に考えられる病気はないだろうかとの事でございますが、数値だけでの判断は大変難しく、実際にチワワちゃんに触れて、問診や触診、聴診を合わせて様々な病気の可能性を考えていきます。ASTの数値にもよるかと思いますが、現在まだそれほど高値でないならば、経過観察として他に症状がないかどうか、また数値が持続して高いのかどうかの再検査を行っていく必要があるかと思いますので、かかりつけの先生にご相談されることをお勧めします。最後になりましたが、PLT(血小板数)は基準値より高くても問題はありませんので、ご安心ください。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、お気軽にご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。気温差が大きく、体調管理の難しい時期ですので、ES様におかれましては、くれぐれもお体ご自愛ください。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。
呼び戻し
投稿者:moco
投稿日:2013/04/14(Sun) 00:21
No.1996
8か月半のトイプードルの女の子です。ガム等を噛んで落ち着いている時はいいのですが、歩き回っている時に体をさわろうとすると逃げようとします。又、名前を呼んでも全然、寄って来ません。どの様にすればいいでしょうか?
Re: 呼び戻し
2013/04/16(Tue) 16:44
No.2000
moco 様若葉の萌える頃でございますが、moco様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。この度はご相談を頂戴致しまして、誠にありがとうございます。早速ご案内をさせて頂きますが、一般的なご案内になりますことを何卒ご了承下さいませ。moco様のトイプードルちゃんは8か月半になられたのですね。愛らしさの中に少しずつ大人の雰囲気をお感じなのではないでしょうか。ご成長が楽しみですね。トイプードルちゃんが歩き回っているとき、体を触ろうとすると逃げるご様子にご心配をなさっていらっしゃるとのことでございますね。トイプードルちゃんは「もっと遊びたい」と思って、さっと逃げようとしたのでしょうか。あるいは、びっくりして反射的に逃げようとしたのでしょうか。トイプードルちゃんの月齢からいっても、moco様からうかがった状況では、むしろ触ろうとしたとき逃げようとするワンちゃんのほうが一般的なのかもしれません。特にご心配なさらず、これから共に過ごす毎日の中に、「飼い主さんの手は安心できる」、「呼ばれて近くにいったら、楽しかった」、「いつもご家族に守られていて、安心できる」と、トイプードルちゃんが感じる経験をたくさんさせてあげましょう。そのようになさることで、いつのまにか、トイプードルちゃんのご様子に変化がみられるかと存じます。以下、具体的なご案内をさせていただきますのでご参考になさっていただければ幸いでございます。1. 「呼んで振り向いたら、嬉しかった」と感じさせてあげる最初は、なるべくmoco様の指示が聞きやすい状況から始めるとよろしいでしょう。トイプードルちゃんが何かに夢中になっていたり、興奮していたりするときには指示を聞けないのが当然ですので、できれば、トイプードルちゃんが落ち着いているときに、楽しいことが待っていそうで、思わず振り向いてしまいそうな明るい声でトイプードルちゃんの名前を呼んでみましょう。そしてトイプードルちゃんが振り向いたら、「お利口ね」と褒めてあげます。反対に、名前を呼んで叱ったり、「名前を呼ばれて近寄ったら嫌なことがあった」というような経験はさせたりなさらないことが大切です。叱るときには、いけないことをしたその瞬間、「いけない」などとご家族でお決めになられた言葉をご利用なさって低くて、威厳のある落ち着いた声でしっかりと叱るとよろしいでしょう。2.人の手を「怖い」と感じる経験をさせないワンちゃんは、人の手が頭上から降りてくる状況や、後ろから急に手が伸びてくる状況に恐怖を感じます。お世話をなさるときなど、トイプードルちゃんの体を触るときには、できるだけこのような状況を作らないようにしましょう。特に、ケージの中でトイプードルちゃんが過ごすときのお世話をなさるときにも注意いただければと存じます。特に小型犬のワンちゃんの目には、人の手は思いのほか大きく怖いものに映ってしまうことがあります。お散歩のときなど、トイプードルちゃんのことを「可愛い」と、触りたがる方がいらっしゃったら、相手の方にもしゃがんでいただいたほうがよろしいでしょう。「可愛いから触りたいんだって、いい?」などと声をかけながら、できれば相手の方の手をトイプードルちゃんの鼻のあたりに持っていってみましょう。トイプードルちゃんに相手の方の匂いをかがせて、安心させてあげ、そっと胸や背中、首の付け根などをそっと撫でていただくようにお声掛けいただくとよろしいでしょう。3.飼い主さんに主導権があることを示すワンちゃんはもともと、群れとして行動する社会性の豊かのどうぶつですので、人間のご家族として暮らす中でも、このような群れという意識は残っているといわれています。トイプードルちゃんに、「moco様や人間のご家族が毅然と落ち着いて群れを統率している」「守られている」、「安心していていい」と感じさせてあげましょう。例えば、オモチャをもってトイプードルちゃんが、「遊んで」とやってきたときなど、そのまま遊んでしまうのではなく、「オスワリ」などの指示をする言葉をご利用いただき、「moco様の指示にしたがったから遊んであげるね」となさることで、moco様に主導権があることをお示しになられてはいかがでしょうか。お散歩にいらっしゃるときなど、お宅を出るのはmoco様が先に出るようになさったり、ご帰宅なさったときにも、人間のご家族に挨拶を先になさるとよろしいでしょう。このように、moco様に従う、とトイプードルちゃんに意識付けていただくことで、「名前を呼ばれたから、反応しなくては・・・」という気持ちにさせてあげましょう。アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。色とりどりの春の花が咲き、お散歩の楽しい季節でございますね。moco様におかれましては、トイプードルちゃんと素敵な春をお過ごしくださいませ。今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。
てんかん様発作について
投稿者:まるしん
投稿日:2013/04/12(Fri) 15:40
No.1993
ミニチュアプードル5才メスについてです。以前から何度もてんかんのような発作を起こしています。寝ている時が多く、全身の痙攣が徐々にひどくなって足腰が立たなくなり呼吸も苦しそうにします。寝ていても発作が始まると起きて、私をあと追いしてくるので意識はあるようです。発作は7分くらい続き、時々おう吐や脱糞もあります。精密検査をしていないので純粋にてんかんなのか、てんかんに似た別の病気なのかはわかりません。しかし最近になって、散歩の時に長距離を走らせるとに発作を起こす事がわかりました。家に帰って来た直後に起こすのではなく、数時間から数日後に起こります。激しい運動は控えるようにしますが、先生はこのような症例を聞いた事がありますか?激しい運動がどのように作用しててんかん様発作を引き起こすのでしょうか?
Re: てんかん様発作について
- 獣医師 酒井
2013/04/16(Tue) 16:36
No.1999
まるしん 様ぽかぽかと春の日差しが気持ちのよい季節ですが、まるしん様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか?この度はご相談いただきありがとうございます。5歳のミニチュアプードルちゃんがてんかんの様な発作を起こしていて、運動との関連性と機序についてのご質問でございますね。早速ご案内させていただきますが、一般的なご案内となりますこと、ご了承下さいませ。まず、てんかんについて少しご案内させていただきます。てんかんとは様々な病因に起因する慢性の脳疾患で、反復性(繰り返す)の発作であり、てんかんというのは病気の名前で、てんかん発作はてんかんの症状のことをいいます。その病因により、以下の3つに分類されます。1. 特発性てんかん発作を引き起こす原因が脳内外に認められないてんかんでワンちゃんに多いといわれている2. 症候性てんかん症候性てんかんは脳に器質的病変(脳腫瘍、脳炎、血管障害、奇形など)が存在し反復性の発作を引き起こす3. 潜因性てんかん症候性てんかんが疑われるものの、各種検査上明らかな異常が認められず特発性てんかんに見えるもの上述の1〜3を鑑別するには、様々な検査が必要になってまいります。不整脈を含む心疾患の有無(心臓疾患でも発作が出る事があるため)、眼科疾患、内科疾患の有無を検査し、発作を起こすはっきりした原因が代謝性疾患や内分泌疾患ではないかを確認する必要がございますし、場合によっては頭蓋内疾患の有無を確認しなければならない場合もございます。頭蓋内疾患の有無を確認する為にはMRなどの、全身麻酔を必要とする検査が必要となる事もございます。まるしん様のミニチュアプードルちゃんは、精密検査をしていないので、てんかん発作なのか、それとも何か他に原因があるのかが分からないとの事ですね。また原因がはっきりしていないので、激しい運動がどのように発作に作用しているのかも明らかではありませんが、神経の過剰な興奮が発作を引き起こすきっかけとなる可能性はあります。しかし、まるしん様のミニチュアプードルちゃんの場合、運動直後ではなく数時間から数日後とかなり時間が経ってからの症状であるため関連性を説明するのが難しいかと思われます。実際にてんかんのワンちゃんを見てみると、気候、天気に関連しているとか、時間帯が決まっていたり、とそれぞれのワンちゃん達で発作の起こる時期の傾向があるようですので、まるしん様におかれましても、今回の運動後に発作が起こっているということ以外にも、何か傾向がないかを知るために、発作が起こった日時、気候、天気、発作前に何か気付いたこと、運動量、発作の時間、症状、発作後の状態など細かく記録されて、ミニチュアプードルちゃんの発作の起こるタイミングや経過をきちんと把握していくことが大切です。そして発作は回避できるに超したことはありませんので、発作のきっかけとなっているかもしれないことに関してはなるべく排除するよう工夫して毎日を過ごされるようにして下さい。一般的にてんかんの治療は発作の頻度をみながら行います。年に数回の軽度の発作であれば経過を見る場合もありますが、月1回以上の発作があるなら抗てんかん薬を毎日内服することにより、発作をコントロールする治療を行います。てんかんでは、発作の重積(発作が30分以上続く場合や、短い時間で重篤な発作を繰り返す状態)を起こすことが最も危険で、命に関わる場合もありますので、注意が必要です。まるしん様のミニチュアプードルちゃんの発作は7分とかなり長い時間のようですので、かかりつけの先生とご相談いただきながら、今後の経過も充分注意して下さい。発作の重積が起こった場合には一刻を争う処置が必要となりますので、夜間緊急時に対応できる病院の電話番号、位置の確認を事前にして、落ち着いて対応できる準備をしておくと安心です。いつ起こるかわからない発作に対処するためには、普段の生活でもご心配なことが多いことと存じます。それでもまるしん様がそばでミニチュアプードルちゃんの発作の傾向を細かく観察し落ち着いて対処してあげることが何よりも重要となりますので、どうぞ今後もよく注意をして見てあげて下さい。少し暑く感じることもあるこの時期、普段の運動量でも息が上がりやすいこともございます。お散歩も息が上がりすぎないよう休憩をはさみながら楽しまれるようにして下さい。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、ぜひご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。
肉球にしこり
投稿者:かな
投稿日:2013/04/11(Thu) 07:21
No.1990
チワワ4歳です。土曜日にシャンプーをした際肉球の横にしこりができており、病院にいってきました。針を刺してみましたが、膿はでませんでした。もともと肉球を、怪我したり舐めたりするのでそれが原因かなと思ったのですが、一週間抗生物質を飲んで様子を見ることになりました。わんこは全く気にならないようです。食欲もありげんきです。しこりは色は白く、丸く、コリコリと動きます。このまま変わらなければ切除するそうです。これは腫瘍なのでしょうか?
Re: 肉球にしこり
2013/04/11(Thu) 18:25
No.1991
かな 様日々春らしさが増し、気持ちのいい季節となりましたが、かな様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。この度はご相談をいただきまして、誠にありがとうございます。4歳のチワワちゃんの肉球の横にしこりができているとのことでございますね。早速ご案内させて頂きますが、一般的なご案内となってしまうことをご了承下さい。ワンちゃん達は一般的に、肉球や肉球の間を舐めたり咬んだりする習慣がある子が多くこの行動は暇に飽かせてしている場合もありますが、ストレス発散、またアレルギーなどの病気による痒みや違和感からしている場合もあり、原因は様々です。また、かな様のチワワちゃんは肉球をケガされたこともあるとのことですので、お散歩中に何か踏んでしまって傷になったこともあるのかもしれませんね。肉球の横や指間は柔らかく、植物の実やトゲ、小石のような小さなものを踏んでしまって異物が中に入っていたり、また小さな傷からバイ菌が入って化膿したりすることもよくある場所です。普通は舐めたり、、時間が経つことにより自然に異物は排除されていくものですが、まれに中に異物が残り、その周りが線維組織に覆われてしこりのようになってしまう場合もあります。今回かな様のチワワちゃんのしこりは炎症を起こしているような赤みもなく、検査で膿も出なかったとのことですので、現在化膿して急性の炎症を起こしている状態ではないと思われますが、異物が中に入っている可能性はあります。また、異物はなくても、指間舐性皮膚炎といって舐め続けることにより、皮膚より口内細菌が入り、炎症を起こしてさらに痒みが増し、慢性的に舐め続けることで、場合によってはしこりとなってしまうこともあります。この場合エリザベスカラーなど付けて舐めないようにしてあげると、一時的に治りますが、また外すと同じように繰り返すことが多いようです。もう一つはかな様が懸念されている腫瘍性のものです。腫瘍かどうかは、見た目の色や大きさだけでは判断できず、針生検や病理検査により、しこりの組織を検査する必要があります。ただ、いずれにしてもしこりの場所がそもそも肉球の横なので普段歩くことによりどうしても圧迫を受けたり、直接様々なものに接触をしたり、刺激を受けたりする場所のため、お散歩時には常に清潔に保つことが難しく、しこりを傷つけてしまったり、感染を起こしたりする心配があります。そして今は全く気にしていないとのことですが、万が一大きくなって気になりだすとさらに足の裏を熱心に舐めてしまい炎症を悪化させてしまうかもしれません。こういったことを含めて考えますと、腫瘍にしても炎症性のしこりであっても抗生剤の内服に反応がなく小さくなっていく様子が見られないようなら、かかりつけの先生がご提案されているように早めに切除をされておいた方が、今後のケアのためにも安心かもしれません。また、もし手術で切除されるのであれば、その組織を今後再発の危険性がないものなのか判断するために、腫瘍であれば悪性か良性か、もしくは炎症性のものだったのか、異物は存在しなかったのかなど病理検査で確認をされておくと安心でしょう。いずれにしても抗生剤を飲んだ後の経過をきちんとかかりつけの先生に見ていただいて、今後の方針を決めていただくことが大切です。日増しに暖かくなっておりますが、まだ急に冷え込む日もございます。かな様もチワワちゃんもお風邪など召されませんよう、お気をつけ下さいませ。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、ぜひご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。
返信ありがとうございます。
- かな
2013/04/11(Thu) 19:47
No.1992
早い返信ありがとうございます。もし手術となると難しいのでしょうか?毎日不安だらけです。肉球にできる腫瘍は悪性と聞いたことがあります。手術して取ったら検査には出すつもりです。かかりつけのお医者さまには肉球の横で肉球と同じ色のしこりを見つけただけすごいですよ。と言われたのでまだ早く見つけただけ良いのかなと言い聞かせています。また土曜日に病院にいってしっかりお先生と話してきます。ありがとうございました。
2013/04/12(Fri) 17:27
No.1995
かな 様この度はご丁寧にご返信いただきましてありがとうございます。肉球のしこりが手術となる可能性もあり、かな様のご不安なお気持ちお察し申しあげます。手術の難しさは、腫瘍の大きさや深さ(浸潤の度合い)によります。かな様におかれましては、幸い早期に発見されていますし、かかりつけの先生が手術を提案されたということは、切除可能な範囲と考えてよろしいのではないでしょうか。確かに四肢端にできる腫瘍には悪性のものもありますが、こればかりは検査をしない限りわからないことですし、比較的若いワンちゃんに多い皮膚組織球腫という良性で場合によっては自然に消えてしまう腫瘍の好発部位でもあります。まずはおっしゃる通り、かかりつけの先生にしっかり経過を見ていただき、ご相談していただくことが大切です。このようなタイプのしこりを早期に発見することは本当に難しく、かかりつけの先生のおっしゃる通り、かな様の普段のチワワちゃんへの丁寧なケアの賜でございますね。ご不安なお気持ちはチワワちゃんへの愛情が深い故でございますが、ワンちゃん達は飼い主様の気持ちの変化にとても敏感です。かな様に守られており、いつも安心していられるよう、また前向きに、今できることをきちんと治療していく姿勢で、これからもチワワちゃんを守ってあげて下さい。また、何か気がかりなことがありましたら、どんなことでもぜひまたお気軽にご相談下さい。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。