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直接どうぶつさんのご様子を拝見しておりませんので、一般的なご案内となりますこと、また、投稿フォームにはURLを入力できない設定となっておりますことをご了承ください。

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水分補給とオシッコ

投稿者:チビ太

投稿日:2015/12/28(Mon) 10:56

No.4217

10歳の雑種、9キロです。
膀胱炎から腎臓と膀胱にストラバイト結石が出来てしまいました。
膀胱炎自体は耐性菌で、数種類抗生物質を取り替えつつ一応今はオシッコが綺麗になりました。
結石の方は時折エコーと尿検査で経過観察となっています。

膀胱炎にも結石にも水分をとらせてオシッコをさせるのが良いと思い、それからは家でオシッコをしたら水分をご褒美代わりに与えていました。
もちろんただの水では飲まないので、人参をすりおろしてそれを少量混ぜています。一回20cc弱を1日3〜5回です。

とにかく食べたい子なのですが今はもうフード以外与えていないので、本人もオシッコをした後喜んで飛ぶようにキッチンへ来ています。
ただ先生にはやんわりやめた方が良いと言われてしまい、困惑しています。
水分を補給させオシッコをさせるのが良いと思っていたのに、無理に飲ませるのは良くないと言うことらしいのですが…
もちろん無理やり飲ませているわけでなく、ほとんど夜にがぶ飲みという形でしか水を飲まない子なのでコンスタントに1日水分がとれて安心ですし、本人も喜んで飲んでいるのにダメなのかとショックです。

一概には言えないとは思いますが、膀胱炎やストラバイト結石に水分補給&オシッコをさせるということは良くないのでしょうか。
それとも人参などを混ぜるのが良くないのでしょうか。乳製品はカルシウムが多いので良くないのかなと混ぜられず苦肉の策なのですが。
かかりつけの先生はあまりハッキリ言われない方なので、何が悪いのかよくわからず不安です。

Re: 水分補給とオシッコ

- 獣医師 山田

2015/12/30(Wed) 13:06

No.4221

チビ太 様

年の瀬も間近になって参りましたが、チビ太様におかれましては
いかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談いただきありがとうございます。
さっそくご案内させていただきますが、実際のご様子を拝見していないため、
一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。

さて、10歳の雑種のワンちゃんは、膀胱炎から腎臓と膀胱にストラバイト結石
ができ、治療をお受けになり、現在は時折エコーと尿検査で経過を
観察していらっしゃる状態なのですね。
膀胱炎と結石が落ち着き、チビ太様も安堵されていらっしゃることと存じます。

ご存じのとおり、膀胱炎は、おしっこを溜めておく膀胱の中でブドウ球菌や
大腸菌等の細菌感染などが起き、膀胱に炎症が起こる病気です。
細菌感染から尿のpHに変化が生じ、膀胱内に結石や結晶ができてしまうことも
ございます。
また結石の形成には、食事の種類や飲水量の減少なども関与していると
いわれています。
特に冬場は飲水量が減ることや、トイレの回数が減ることなどで、
ワンちゃんの膀胱炎などが増える時期となっています。
そのため、膀胱炎の再発防止等のためには、飲水量を増やす工夫をすることなど
は、とても大切な事だと考えます。

チビ太様がおっしゃるとおり、お水をたくさん飲んで尿をたくさん出すことによって、
尿の中の有害なもの(結晶や細菌など)を希釈(きしゃく)し、
膀胱内に尿が長い時間留まらないようにすることは、
膀胱炎や尿石症の予防に繋がります。
また、どうぶつは自ら積極的にお水を飲んではくれませんので、
飲水量を増やす方法の一つとして、お水やドライフードに鶏肉や野菜の煮出し汁
などを混ぜるということもございます。

ただ、結石の形成を防ぐためには、食事中の結石の原因となる成分を極力減らし、
結石が出来にくい体内環境をつくることも必要と言われております。
ワンちゃんの結石がどのような種類なのかが分からないため、詳細な案内が
できませんが、ストラバイト結石の場合、尿がアルカリ性に傾くと
形成しやすくなります。
尿のpHは食事の影響を受けますので、治療にはリンとマグネシウムを制限した
療法食などが用いられることがあります。
マグネシウムの含有量が高い食品として、「煮干し」、「青海苔」、「鰹節」、「きなこ」
などの大豆食品や魚、海藻類がございます。
リンの含有量は、肉類や魚類、大豆製品などに多い傾向がございます。
また、野菜や果物にはアルカリ性のミネラルが多く含まれます。
アルカリ性の食品や、酸性の食品(お肉類)を食べても、少量であれば、
体内の酸・アルカリ性を変えるほどの影響は出ませんが、
継続して過剰に野菜を与え続けると尿がアルカリ性に傾き始め、
結晶が出来る可能性もでてきます。
今回、かかりつけの先生がやんわりと「おやめになった方が良い」と
おっしゃられたのは、水分補給をして排尿を促すことに対してではなく、
野菜を継続して与えることで、尿中のpHが変化して、結石が出来てしまう
可能性を考慮してのことだったのかもしれません。
(※なお、循環器疾患などをお持ちの場合には、飲水量を増やすことで、
心臓の負担になる事もあるため、一概には言えませんことご了承下さい。)

野菜のすりおろしや鶏肉の煮出し汁をお水やフードに混ぜる以外に、
飲水量を増やす方法として、次のようなことが挙げられますので、
ご参考にしていただけたら幸いです。
・ ワンちゃんが好むタイプの水
(水の温度、水入れに使う食器の材質、 水の置き場所など)を探す
・お散歩途中、遊んでいる途中など、こまめに飲水を促す
・ドライフードをぬるま湯でふやかして与える
・ ドライフードをフェットフードに変えてみる

また、膀胱炎の治療のためには、たくさんお水を飲んで、たくさんオシッコを
出す状況を作ってあげることも重要でございます。
そのため、飲水量を増やす以外にも、トイレを我慢しなくて良い環境を
作ってあげることも大切です。
ワンちゃんが外でしか排泄しないのであれば、大変かとは思いますが、
なるべくこまめに連れ出して排尿を促してあげてください。

膀胱炎は耐性菌のため、いくつもの抗生物質を取り替えながらの治療だった
という事ですので、治療を行っていかれる中で、主治医の先生には先生の
お考えがあっての事かと思います。
あまりハッキリとおっしゃってはいただけないとのことでございますが、
ご不安を抱えられるより、先生にしっかりとお聞きになり、ご納得されたうえで、
膀胱炎と結石の経過観察をしていただけたらと思います。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での
健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

年末ご多忙の折ではございますが、お体をご自愛いただき、良き年をお迎え
ください。
今後とも、アニコムをよろしくお願い申し上げます。



猫の歯磨きについて

投稿者:ミニャ

投稿日:2015/12/26(Sat) 13:48

No.4214

猫の歯磨きについて、やはり裏側も磨かないといけないのでしょうか?
表側を磨くのも嫌がる猫をなだめながらで大変なので、裏側も磨かないといけない場合はコツも教えてくださいませ。

Re: 猫の歯磨きについて

- 獣医師 江口

2015/12/30(Wed) 12:17

No.4220

ミニャ 様

年の瀬を迎え、寒い日が続いておりますが、ミニャ様におかれましては
いかがお過ごしでしょうか。
早速、ご案内をさせていただきますが、実際にご様子を拝見しておりませんので、
一般的なご案内となりますことをご了承ください。

「歯の裏側の歯磨きも必要か」というご質問につきましては、歯周病を予防する
最も効果的な予防方法は、歯磨きで歯と歯茎の間の歯垢を除去して
プラークコントロールをすることですので、歯の裏側も歯垢がたまるようで
あれば、理想としては歯の裏側も歯磨きして頂く方が望ましいでしょう。
しかしながら、ネコちゃんの歯ブラシによる歯磨きは、ワンちゃん以上に難しく、
歯の裏側を磨くのはさらに嫌がるネコちゃんが多いので、ネコちゃんの性格に
よってはあきらめざるを得ないことも多いのが実際のところでもあります。
ネコちゃんに歯磨きを慣らす際のコツを以下に、ご案内させていただきますので、
ご参考にしていただければ幸いです。

1. まずは手で練習をしましょう。
上唇を持ち上げ歯を出します。
いきなり持ち上げるとびっくりしてしまいますので、はじめは口の周りを触り、
徐々に歯や歯肉に触れるようにします。
この時、嫌な思いをしてしまうと、歯磨きが嫌いになってしまいます。
指に美味しい味のするもの(缶詰の汁、おやつなど)をつけて触るなどして、
「歯を触られること=嬉しいこと」と学習させて慣らしていきましょう。
それができるようになったら、指で軽く歯肉をマッサージしてみます。

2.ガーゼを使ってみましょう。
慣れてきたら、人差し指にガーゼを巻いて、歯茎や歯肉を痛めない程度に、
歯と歯肉の表面を軽くこすります。
歯磨き剤をしみこませた、歯磨き用のガーゼも市販されていますので利用
するのもいいでしょう。

3.歯ブラシを使ってみましょう。
どうぶつ用、または小児用の歯ブラシを使ってみると、さらに効果的です。
ただし、歯ブラシが当たって歯肉を傷つけてしまう可能性があるので
力を入れすぎないように十分注意しましょう。
コツは絶対に叱らないこと、じっとして上手くやらせてくれた時には
うんと褒めてあげることです。無理強いをせずに、根気よく、
歯磨きに徐々に慣らしていきましょう!

4.歯磨きの後には楽しいことをする。
歯磨きをした後にネコちゃんのお気に入りのことをしていただくなど、
「歯を磨くことと楽しい経験を結び付けていただくこと」を繰り返す中で、
歯磨きの時間を長くしていきます。
そのようにしていただきながら、少しずつ裏側にもブラシをあてることに
チャレンジをしていただくとよろしいでしょう。
ただし、無理をなさって、「嫌だ!」というような経験になると、
歯磨きをすることそのものを強く拒否をすることになってしまいますので、
ネコちゃんの様子をみながら、無理のない範囲内でしていただくことが大切です。
ネコちゃんが歯磨きに対して好ましい印象をもらうことがたいへん重要ですので、
ネコちゃんが嫌がる手前の段階でお止めいただくとよろしいでしょう。 

無理をして磨き続けることで歯磨きが大嫌いになり、歯ブラシをみると逃げて
いってしまったり、怒ったりするようになってしまうネコちゃんもいます。
こうなると、歯磨きができないネコちゃんになります。
また、中には、歯磨きを一生懸命することで、かえって飼い主さんと
ネコちゃんとの間にヒビが入ってしまうというようなこともみられます。

繰り返しにはなりますが、できる範囲で、ネコちゃんの歯磨きに対する印象を
良くすることで、ネコちゃんの許容範囲を根気よく広げていくことが大切です。

ミニャ様のネコちゃんには、なだめながらも歯磨きできているとのこと、
本当に素晴らしいですね。今後も、焦らず、継続してあげて下さい。
1日1回の歯磨きが望ましいですが、週に3-4回でも効果はあります。
ネコちゃんで一番歯垢が着きやすく、歯周病を起こしやすいのは、
奥歯(臼歯)です。
歯の裏に関しては、嫌がる間は無理に歯磨きせず、液体歯磨きや、
ジェル状歯磨き粉を使ってみてはどうでしょうか。
これらは歯磨きの補助として使うもので、歯磨きほどの効果は期待できませんが、
歯垢が付きにくい口腔内環境を作ります。
現在、歯のための処方食やおやつもあるので、かかりつけ動物病院へ
相談なさって下さい。
また、フードを出しっ放しにするとちょこちょこ食いをして食べカスが
口の中に長時間残ります。これも歯垢を付着させる原因となるので、
食事以外の時間帯はフードをしまうのもよろしいでしょう。

なお、歯周病以外にも、歯肉口内炎や、歯の吸収病巣など、ネコちゃんの
お口の中にみられる病気があります。そのような病気の心配はないか、
歯磨きが上手にできているかどうかなど、歯や歯茎の状態を定期的に
かかりつけの動物病院でチェックして頂くと安心ですので、
ぜひかかりつけの動物病院へご相談下さい。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談サービスを承っておりますのでぜひご利用ください。

お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

これから、ますます寒さが厳しくなってくるかと存じます。ミニャ様も風邪など
召されませぬようご自愛下さい。
ミニャ様とネコちゃんがご一緒にお元気で、お正月をお迎えになられますよう
願っております。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申しあげます。



首が曲がりフラフラと歩きます

投稿者:モコ

投稿日:2015/12/26(Sat) 14:16

No.4215

お世話になります

「首が傾き、フラフラと歩きます」
同じ症状のヨーキーちゃんいませんか?

ヨークシャテリア8歳男の子です。
2週程前から、寝起きに歩くと首が曲がりフラフラと歩きます。でも、元気なんです。

かかりつけ医に受診したところ、「前庭疾患・耳・脳」(詳しく説明されました)と言われ、元気ならば経過観察となり、先週再度受診しました。

結果、「元気で症状が変わらない」という事でわからないと言われ、大学病院でMRI検査を受けるというのもあるが、全身麻酔のリスクもあるから、しばらく様子を観てはとの事でした。

アドバイスよろしくお願いします。


Re: 首が曲がりフラフラと歩きま...

- 獣医師 酒井

2015/12/30(Wed) 10:52

No.4219

モコ 様

今年もいよいよ残りわずかとなってまいりましたが、モコ様におかれましては
いかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談をいただきまして、ありがとうございます。
さっそくお問い合わせについてご案内させて頂きますが、
実際のご様子を拝見していないため、一般的なご案内となりますことを
何卒ご了承ください。

モコ様の8歳の男の子のヨークシャーテリアちゃんが、寝起きに、首が曲がり、フラフラ歩く症状
があるということですね。今のところ寝起きのみの症状で、それ以外では症状がなく、
お元気にお過ごしということでしょうか。
中、高齢のワンちゃんで、他の症状は全くなく元気なのに、首が曲がりふらふらと歩く症状が
見られる疾患として多いものに末梢性(まっしょうせい)前庭疾患(※)が挙げられます。
※末梢性前庭疾患とは中耳や内耳など三半規管の問題により起こる前庭疾患です。
それに対して中枢性前庭疾患は脳の問題により起こる前庭疾患です。

末梢性前庭疾患の原因となる病気の中には、内耳の中の三半規管に障害を与えるような内耳炎、
腫瘍、外傷や甲状腺機能低下症、原因がはっきりしない(=特発性)前庭疾患などがあります。
平衡感覚を司る三半規管が障害を受けるため、首が片側に傾いてしまい、歩く際にバランスを崩して
フラフラしてしまったり、同じ方向にグルグルまわる症状がみられることがあります。
寝起きに症状が強く出ることが多いのも1つの特徴です。
また末梢性前庭疾患よりも発症は少ないのですが中枢性前庭疾患といって脳における腫瘍や炎症、
感染などが原因で、同じような症状が出る場合もあります。

末梢性前庭疾患の原因の1つである内耳炎は外耳炎や中耳炎からの波及が多いので、
おそらく受診時に、外耳や鼓膜の確認をしていただいているのではないかと存じます。
原因を調べるために、他に一般的な血液検査、及び甲状腺ホルモンの測定を行い、
全身性の病気が隠れていないかをまず確認します。
さらに内耳や中耳の評価、脳腫瘍や脳炎の有無を確認する必要があると判断されれば
MRIやCT検査を行います。
ただし、MRIやCTは全身麻酔をかけての検査になりますので、中高齢のワンちゃんにとっては、
麻酔のリスクが気になります。
また末梢性前庭疾患の中でもワンちゃんでは発症の多い特発性の前庭疾患は、突然発症し、
特に治療を行わなくても治まるケースが多いため、かかりつけの先生はしばらく様子をみて
みましょうかというご提案をされたのではないかと存じます。

一般的に発症が多いからといって必ずしも、モコ様のヨーキーちゃんが特発性の前庭疾患である
ということになるわけではありませんが、このように症状の経過を見ながら、MRI やCT検査などの
検査が必要か判断することは多いかと思います。
麻酔のリスクなどもかかりつけの先生とよくご相談いただき、今後のヨーキーちゃんの変化をよく
観察し、このまま経過観察で様子をみていいのか、より詳しい検査をうけるかどうか判断して
いただくことが大切です。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、
ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

暮れも押し迫り寒さも厳しくなってまいりました。
モコ様も風邪など召されませんよう、ヨーキーちゃんとよいお年をお迎え下さい。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。



夜鳴き

投稿者:のりた

投稿日:2015/12/23(Wed) 22:34

No.4212

12歳のM.シュナウザー(雄)です。
数日にわたり就寝後1〜2時間すると夜鳴きが始まります。これまでは就寝については特に異常なく過ごしてきました。私は別の部屋で就寝しているため、犬が夜中睡眠を十分にとっていないのかわかりません。飼い始めの夜鳴き以来、ほとんどこのような事は無く、現在毎夜数日間続いているので心配です。
日中は寝ていることが多く、散歩以外は活動量は少なめです。
夜鳴きの時は安心させるために、その場に行って安心させたほうがよいのでしょうか?また近くで一緒に就寝したほうがよいのでしょうか?この状況がどのくらい続くのか分からず不安です。

Re: 夜鳴き

- 愛玩動物飼養管理士 三留

2015/12/28(Mon) 08:53

No.4216

のりた 様

この度はご相談をいただきありあとうございます。
12歳のミニチュアシュナウザーちゃんが夜泣きをするとのことですね。
早速ご案内をいたしたく存じますが、一般的な案内となりますことを
ご了承ください。

子犬ちゃんをお迎えになられた後は、環境の大きな変化があり、
不安もあると思われますし、また飼い主様に来て欲しくて夜鳴きをすることが
多くみられます。ただ、新しい環境が快適で安心でき、また鳴いても構って
もらえない、ということが分かると、だんだん落ち着いて鳴かなくなることが
多いようです。
一方で、ミニチュアシュナウザーちゃんのように、ずっと夜鳴きはなかったのに、
シニアと呼ばれる頃になって夜鳴きをするようになることも多くみられます。
このような場合、原因としては次のようなことが考えられます。

1.体に痛みや違和感などがある
若いうちは何でもなかったのに、睡眠時、関節などへの負荷にたえられなくなる
など、痛みや違和感があることも多くみられます。
このように、体のどこかに痛みや違和感があって夜鳴きをしている
場合も多くみられます。
のりた様のミニチュアシュナウザーちゃんは急に夜鳴きをするようになった
ということですので、体のどこかに不調がある可能性もゼロではないと思います。
ご安心いただくためにも一度動物病院さんにご相談いただくことを
おすすめいたします。

2.体内時計がうまく刻まれなくなった
シニアと呼ばれる頃になると、昼間の活動量が減ります。
また、体内時計の調節には日光(特に朝日)を浴びることが有効だと
いわれていますが、外に出る機会も少なくなり、運動量も減り、
昼と夜とが逆転してしまうこともあります。
のりた様のミニチュアシュナウザーちゃんも日中の活動量はお散歩以外は少なめ
とのことですが、無理のない範囲で、なるべく昼間の活動量を増やしていただき、
朝や昼間、日の光を浴び、できるだけメリハリのある生活を過ごさせて
あげることも大切でしょう。

3.寒さや暑さなどへの適応力の変化
寒さや暑さへの適応力が年を重ねると筋肉量の減少もあり変化がみられます。
今までは寒さや暑さを感じなかった環境であっても、寒い、あるいは暑くて
眠れないということがあるかもしれません。
ケージの中に大好きなのりた様のいつも使っている毛布などを入れて
あげるなどなさってもよろしいでしょう。
寒いのかな、というようであれば、ペットボトルにお湯を入れてこぼれない
ようにしっかりとフタを閉め、バスタオルなどでくるんで置いておくなど
工夫なさるとよろしいでしょう。
ただし電気カーペットなどをご利用なさる場合には、低温ヤケドを
防止するためにも、全面に敷くのではなく、必ず逃げ場を用意する
ことも必要です。

4.思うように体が動かなくなることへの不安
私たち人間もそうですが、ワンちゃんも年を重ねると視覚や聴覚などの
感覚器に衰えがみられ、周囲からの情報を得難くなります。
そのため、不安を感じやすく、運動をすることを嫌がったり、恐がったり、
やたらに甘えたがるなどの行動の変化につながることもありますが、
夜鳴きもこの変化の一つだと考えられます。
ごく自然な変化ですが、日常生活の中、さまざまな場面で
自信をつけさせてあげることも大切でしょう。
何かできたとき、がんばったとき、明るく優しい声で褒めていただき、
また、ゆったりとした穏やかなコミュニケーションを
取るようにしていただくことも大切です。
また外出などを通して適度な刺激を与えることもたいへん重要ですので、
今なさっているように、お散歩を楽しむことは続けていただければと思います。

このように、シニア期の夜鳴きには幾つかの原因が挙げられますが、
ミニチュアシュナウザーちゃんが、のりた様の姿をみて安心するご様子で
あれば、のりた様の姿がみえる場所に移動いただいてもよろしいでしょう。
ミニチュアシュナウザーちゃんの不安な気持ちを取り除き、のりた様が睡眠を
しっかりと取ることができるのであれば、お近くで一緒に就寝なさることも
一つの方法です。
なお、最近では高齢のワンちゃんの気持ちを穏やかにする効果が期待できる
サプリメントなどもあるようですので、かかりつけの動物病院さんに
ご相談いただいてはいかがでしょうか。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での
健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、
ぜひご利用くださいませ。
電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

2016年がのりた様とミニチュアシュナウザーちゃんにとって輝かしい一年で
ありますよう心からお祈りいたしております。
今後とも、アニコムをよろしくお願い申し上げます。



多飲多尿です。

投稿者:くま

投稿日:2015/12/21(Mon) 20:06

No.4210

13歳大型犬メスです。
数日前に血液検査、エコー、尿検査をしました。
血液検査は特に異常なし。エコー検査では胆泥の指摘がありました(3ヶ月前に初めて見つかり、ウルソと肝臓のサプリを処方されています)。また、尿検査の結果、尿比重が1.013でやや低めとのことでした。最近、多飲多尿の症状であることを相談すると、尿比重がやや低めで腎機能が少し低下していることが原因の可能性もあるとのことでした。もともとほとんど水を飲まなかったのですが、今年の夏ごろから1日800mlほど飲むようになり、ここ数日では1日1.5リットルほども飲むようになりました。体重は38キロあるのでまだ異常な量ではないと思うのですが、もともとほとんど飲まずに13年間きたので、それを思うとかなり増えています。沢山飲むからか、尿の量も多くなりました。以前に、クッシング症候群の疑いがあるようなことを言われましたが、ALPなど肝臓の数値がほぼ正常値に戻ったので(以前は高かったのですが、食べ物を替えたことや、ウルソのおかげもあるのか、最近、正常値になりました)クッシングの検査は先延ばしとなりました。多飲多尿で他に可能性のある病気は何がありますか?自分で少し調べたのですが、糖尿病や子宮蓄膿症の可能性はないと思います。糖の数値も正常値ですし、8歳で子宮蓄膿症になり、子宮も摘出済みです。尿比重があの程度でも、多飲多尿になることはあるのでしょうか?宜しくお願い致します。

Re: 多飲多尿です。

- 獣医師 酒井

2015/12/22(Tue) 16:50

No.4211

くま様
年の瀬も間近になってまいりましたが、くま様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。

この度はご相談いただきありがとうございます。
くま様の13歳の大型犬の女の子のワンちゃんが、以前と比べて多飲多尿の症状があり、
何か病気の可能性があるかどうかのご相談でございますね。
さっそくご案内させていただきますが、実際のご様子を拝見していないため、
一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。

数日前に、ワンちゃんは血液検査、エコー検査、尿検査を受けられたということですね。
血液検査は正常、エコー検査で胆泥の貯留があり、現在治療中、
尿比重がやや低めで、1.013ということですね。
ワンちゃんの尿比重は通常1.015-1.050程度で、ワンちゃんの体の水和状態によって、変動します。
体が脱水していれば尿比重は高くなり、お水をたくさん飲んだあとでは、比重が下がる場合もあります。
そのため、尿比重がやや低めに出た場合は、低い数値が持続しているのかどうか、
何回か測定して確認する必要があります。お水を飲んだり、運動することによる
影響の少ない朝一番の尿を定期的に測定することが推奨されます。
もし持続的に尿比重が1.012-1.030の範囲であれば、腎機能の低下である可能性も
考えられますので、より詳しい腎機能の検査を行います。
血液検査の腎機能の指標であるBUNでは異常が認められない時期であっても、
尿の比重が低下していることで、早期の腎機能低下を診断できることがあるので、
ぜひ今後もかかりつけの先生ともご相談の上、検査を継続していただければと存じます。

くま様のワンちゃんはもともとあまりお水を飲まないお子さんだったのに、今年の夏頃から、
以前に比べてお水を飲む量が増えたということですね。その頃の飲水量が800cc、
ここ数日が1.5リットルほどになっているのですね。
38kgのワンちゃんですと、個体差は大きいのですがおおよそ2リットル前後が
一日の飲水量の目安になります。この飲水量には、食事に含まれる水分も含まれるのですが、
くま様のワンちゃんはお水を飲む量に変化が見られた頃に食事の内容の変更は
ありませんでしたか。
お食事、おやつも含めて、以前と変わったものがあれば、水分の含有量や塩分の
含有量によって、飲水量が変わる可能性があります。
以前ALPが高くて、食事内容を変更したということですので、もしかしたら、
その影響があるのかもしれません。
ただし、その場合には、治療のために食事を変更し、実際にALP等上昇していた数値が
正常になったということですので、飲水量が正常な範囲内で変動していても全く問題ありません。
もし、食事による影響があるのかわからない場合には、かかりつけの先生に確認していただくと
安心かと存じます

一般的にワンちゃんの場合、病的な多飲とは、体重1kg当たり90〜100cc以上の
水分を摂取する場合とされていますので、くま様のワンちゃんですと
おおよそ3.5リットル前後飲んでいる状態を指します。
この数値だけを見ますと、くま様のワンちゃんの飲水量は全く問題無いかのように見えます。
また夏場は気温も高いため、喉の渇きもあり、一時的に飲水量が増えることはよくあります。
しかし、普段通りの生活をしていて、お食事の変更の影響とも考えられず、
寒くなっても例年より明らかに水を飲む量が増えているということであれば、
何らかの原因で尿の量が増えており、その失われた水分を補うために飲水量が
増えている可能性もあります。
尿の量が増える多尿の原因としては、慢性腎臓病、糖尿病、
副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)、子宮蓄膿症や腫瘍などが挙げられます。
糖尿病は定期的な血糖値と尿糖の測定で、除外できますし、子宮蓄膿症も既に
手術済であれば可能性はないと考えられます。
今後の持続的な尿比重検査の結果や飲水量の増加の状況によって、腎臓疾患や
クッシング症候群などの病気が疑われる場合には詳しい検査が必要になってくるかもしれません。
今の飲水量では決して多飲と言われるほどの量ではありませんが、今後も飲水量の測定を続けて
定期的に尿検査や血液検査を行っていただきながら、
健康チェックを続けていただければと存じます。

また、普段よりご注意いただいているかと存じますが、高齢のワンちゃんは筋肉量も減少し、
体内の水分が喪失しがちなため、お水が飲みたいと思ったときに十分な量が飲めるように
いつもご準備いただくことが大切です。
今後もぜひ、飲水量に限らず、お家での様子をよく観察していただき、何か変化に
気付かれた場合にはお早めにかかりつけの先生にご相談いただければと存じます。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での
健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用ください。
お電話番号は、あんしんサービスセンター0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

何かとお忙しい時期かと存じますが、くま様も風邪など召されませんよう、ご自愛下さい。
今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。