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緊急を要する健康相談の場合は、すぐに動物病院を受診してください。
直接どうぶつさんのご様子を拝見しておりませんので、一般的なご案内となりますこと、また、投稿フォームにはURLを入力できない設定となっておりますことをご了承ください。

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手術するか、しないか

投稿者:メイ

投稿日:2015/07/09(Thu) 21:35

No.4061

はじめまして。ネザーランドドワーフ5歳女の子のことです。
お腹に、大豆粒の大きさの塊を見つけました。赤く、触るとコロコロしています。
病院に行き診察しましたが、「動物の場合は、良性か悪性かわからなくても、切開して取り除きます。それが普通です。」と言われました。
実際、昨日、少し切開して、何か出てくるか試しましたが、何もなかったです。
あとは、切るだけとのことでした。

ウサギは、自宅に戻ると、部屋の隅で固まって、動かず。今日一日中、あまり食べないで部屋の隅に座っています。
手術したら、もっとウサギにストレスを与えて、元気がなくなるのではないかと不安です。

手術を受けさせるか、このまま経過観察しようか、悩んでいます。なにかアドバイスありましたら、よろしくお願いします。

Re: 手術するか、しないか

- 獣医師 霍田

2015/07/14(Tue) 13:16

No.4064

メイ 様
この度はご相談をいただきまして、誠にありがとうございます。
5歳のネザーランドドワーフちゃんに大豆粒ほどの塊が見つかり、手術をするべきかどうか悩んで
いらっしゃるのですね。
お問い合わせにつきましてご案内させていただきますが、
実際の様子を拝見していませんので、一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。

ウサギさんの体の表面部に認められる腫瘤(しこり)には、一般的に、次のようなものが考えられます。
@皮膚、毛包などの炎症反応
細菌や真菌などの感染、虫さされ、アレルギーなどによる炎症反応による皮膚の腫れ
A膿瘍(のうよう) 
細菌感染が原因となり、袋状に膿がたまったもの
B血腫
ぶつけるなど何らかの衝撃を受けて血液がたまったもの
C皮膚腫瘍
良性であることも悪性であることもあります。

皮膚にこのような腫瘤が見られたとき、それが何に該当するのかということは、
見た目だけで判断できません。
実際に診断を下すためには、その腫瘤を詳しく調べる検査が必要となります。
検査の方法としては以下のような方法があります。
【細胞診検査】
腫瘤に針を刺して組織の一部を採取し、その中の細胞を調べる
【組織生検】
腫瘤の一部、またはすべてを摘出し、組織を調べる

ネザーランドドワーフちゃんの腫瘤を少し切開してみたけれども、何も出なかったとのことですね。
炎症性の腫瘤ではない場合、根本的な治療法としては手術による切除となります。
切除した腫瘤は必要に応じて病理検査を行い、それがどういったものなのか、
腫瘍の場合は良性なのか悪性なのかなどの確定診断を行います。
しかし、手術には全身麻酔が必要となりますので、麻酔をかける危険性はどうしても完全にない
とは言えません。
腫瘤は大豆粒ほどの大きさとのことですので、大きな腫瘤を摘出するのに比べれば、
手術自体は時間がかからず終わるのではないかと思いますが、
手術によるネザーランドドワーフちゃんへの負担やストレスなども考えられますし、
メイ様のご不安なお気持ち、いかばかりかとお察しいたします。
確定診断は難しい場合が多いですが、上述の細胞診検査を受けていただき、
ネザーランドドワーフちゃんの腫瘤がすぐに手術が望ましいか判断する方法もございます。
検査の結果、良性の腫瘍が疑われる場合には経過観察していただいても良いかと思いますが、
万が一悪性腫瘍が疑われる場合には、早めの手術が望ましいと思われるため、
かかりつけの先生とご相談いただくとよろしいでしょう。
ただ、細胞診検査は、腫瘤があまり大きくない場合や、その内容物によっては、診断を行うための
十分な量の細胞や、有効な細胞が得られない場合もあり、手術の必要性を判断する結果が
得られない可能性もあります。

また、一般的には、全身麻酔の危険性は加齢とともに増加する傾向があります。
5歳のうちに手術を行う場合と、経過観察後に例えば7歳で手術を行う場合を比較すると、
やはり後者の方がリスクが増すと考えられます。
そのため、手術を視野に入れていらっしゃる場合には、なるべく全身麻酔のリスクが低いうちに
早めに行うことをご検討いただくとよろしいでしょう。
ネザーランドドワーフちゃんは、自宅に戻るとほとんど動かず、ご相談いただいた日は、
あまり食欲もなかったのですね。通院や検査によるストレスなどが引き金となった可能性も
ありますが、もし手術される場合には、食欲や元気もしっかりある時を選びましょう。
また、病院という慣れない環境におかれること、手術の際の麻酔や痛みなどによるストレスで、
調子を崩してしまったり、食欲や元気がなくなってしまう可能性も考えられます。
もし手術を希望される場合、術後の管理はどのように行うか、万が一体調を崩してしまった場合は
どのようにするかなど、かかりつけの先生とよくご相談いただくことをお勧めいたします。
また、手術に要するおよその時間や、帰宅できるまでの時間、どのような手術を行うかなど、
ご不安に感じられていることは事前に先生に詳しくおたずねいただくとよろしいかと思います。

今回は手術をせずに経過観察をされるといった場合は、定期的にかかりつけの先生の診察を
お受けいただき、ご自宅ではネザーランドドワーフちゃんの腫瘤の大きさが変化するかどうか
チェックしましょう。
経過観察中に、もし腫瘤が次第に大きくなってくる傾向が見られたり、ネザーランドドワーフちゃんの
生活に支障をきたすような変化があった際には、手術を検討することが必要になるかもしれません。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での
健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用ください。

お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256 です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

暑い日が続きますが、メイ様におかれましては体調などくずされませんよう、ご自愛ください。
今後ともアニコムをよろしくお願いいたします。



食事

投稿者:くまお

投稿日:2015/07/04(Sat) 12:45

No.4055

こんにちは。3歳になるトイプードル♀です。
ドックフードの食べつきが悪く日々苦労しています。
何とか栄養総合食であるフード『カナガン』を食べて健康でいてほしいです。
一日一回では食べきれないので朝と夜の2回に分けて与えてます。
フードは100g351iです。とても小食で朝23c夜25cと一日摂取iが果たして大丈夫なのかなと心配になり書き込みを致しました。
体重は現在4.3sです。
フード食べつき悪いときにはささみと一緒に与えてちょっとずつ与えて何とか食べます。
残した時は与えてから20分ぐらいで食べ残しは『ごはんさげるよ』と一言言って下げます。
私たちの食事中、味のついていないものを与えたりしています。
何か静かに待っている姿が可愛く与えたりしていました。
以前は色々なフードを変えていたりしていましたがすぐにあきていまのフードは何とか食べるときは食べてくれるので現在のフードを続けてます。
フードの与え方もお皿に入れては食べなくて手で与えたり何とか食べて欲しくて頑張っています。
このまま小食&カロリー摂取量が大丈夫なのか?トイプードル室内犬の一日摂取カロリーも知りたいです。
どのようにしたら良いのかアドバイスを宜しくお願いします。

Re: 食事

- ペット栄養管理士 三留

2015/07/07(Tue) 17:36

No.4057

くまお 様

梅雨に濡れる紫陽花が美しい頃でございますが、
くまお様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談を頂きましてありがとうございます。
トイプードルちゃんのお食事についてのご相談でございますね。
早速、お問合せにつきましてご案内をさせて頂きますが、
一般的なご案内となりますことを何とぞご了承下さい。

私たち人間もワンちゃんも、健康な体を維持するためには適度な栄養素
を満たした必要なエネルギーを食べることによって摂取します。
ワンちゃんにドッグフードを与えるときにまず大切なことは、くまお様がすでに
なさっているように、新鮮な水と一緒に与えるだけで健康を維持できるように
栄養バランスが調整されている総合栄養食であるフードを与えることです。
この必要なエネルギー量を算出する際には、まず安静にしているときに
どのくらいのエネルギーを必要とするか(安静時エネルギー要求量)を
算出いたします。
安静時エネルギー要求量を求める数式は、体重の0.75乗に70を掛けて
算出します。トイプードルちゃんの体重が4.3kgとのことですので、
このようにしますと、209kcalという数字がでてきます。
この数字に、トイプードルちゃんの避妊・去勢の状況や成長の段階にあった
係数、例えばトイプードルちゃんが避妊をなさっているのであれば1.6を掛けます
(避妊をなさっていないのであれば1.8)。
このようにして算出された334kcalがトイプードルちゃん一日の摂取カロリーの
目安とお考えいただければよろしいでしょう。
また、トイプードルちゃんのお食事が一日2回であれば2で割っていただくと、
一回のお食事のカロリーが算出できます。

トイプードルちゃんに今与えていらっしゃるフードは100gあたり351kcalとのこと
ですので、1gは3.51kcal、一日で48gのフードを食べていると168kcalを摂取して
いますので、摂取カロリーという点ではもう少し増やしてあげてもよろしいかも
しれません。
ただし、この摂取量はあくまでも目安でございますので、お散歩の分量や
季節などによって、ウンチの状態をみながら我が子にあわせた分量を
調節いただくことになります。
また、このカロリーには、オヤツやお食事のときに、可愛い笑顔で
パパやママからもらう味のついていない食べ物もすべて含めて、
でございます。
また、私たち人間もそうですが、食が細くても元気いっぱいな人もいれば、
大食漢でも病院通いが絶えない方もいらっしゃいます。
体質的に食の細くて、栄養バランスのとれているお食事を少量で健康
なタイプであれば、沢山食べようということで食べることが苦痛になってしまう
のは、あまり好ましくないでしょう。
我が子のタイプや環境要因などをみながら調節いただき、食べることが
嬉しいと感じるようにしてあげることが大切でしょう。

さて、くまお様が与えていらっしゃるお食事は「カナガン」とのことでございますね。
通常、どのくらいの食事量が目安なのかは、ペットフードが入っている袋に
印刷してございますが、インターネットのホームページに掲載されている
内容によりますと、3kgのワンちゃんの分量の目安は、35〜80g、
5kgのワンちゃんでは75gから120gとございます。
このようにかなり幅がもたせてあり、さまざまな要因により調節してくださいと
記載がございます。例えば、夏場の気温や湿度が高くなる時期は、
どうしてもワンちゃんたちも食欲が減る時期でもございますが、
このような時期は、たくさん熱を作る必要のある冬に比べて
私たちどうぶつが必要とするカロリーも減る時期だともいわれます。

トイプードルちゃんは毎日良いウンチが出ていますでしょうか。
消化器官の調子が良いという前提ですが、ウンチがかたい状態では食事量が
少なめの傾向、さっとティッシュなどでつかめる良いウンチであれば食事量は
その子にあっている、食事量が多すぎると軟らかくなる傾向があります。
ウンチの状態がよければ、その量がトイプードルちゃんにとっての適量なの
かもしれません。
中には一度に沢山食べるのが苦手なタイプの子もいますので、
このような場合はお食事の回数を増やして、一度に与える分量を減らすのも
一つの方法でしょう。
なお、食事の回数やメーカーなどを変える場合には、一度に変えるのではなく、
少しずつお変えいただくほうが、ワンちゃんの体には優しく
なじみやすいでしょう。

大切な我が子の健康を願えばこそ、しっかりと食事をして欲しいので、
どうしても食べないと声をかけてしまいますが、くまお様はいかがでしょうか。
もし、食べないでいると声をかけたり、食べさせたようと食べ物を食器に入れて
みたり、他の美味しいものをお見せになったりなさっているのであれば、
「食べないでいると良い事がある」、「食べないでいると、もっと美味しいものが
もらえる」とトイプードルちゃんが感じてしまっているのかもしれません。
食べないときに注目をするよりは、食べたら良い事があった、褒めてもらえたなど、
食べたことが嬉しくなるようにしていただくことが大切でしょう。
空腹のときに食べたものほど美味しく感じるものはございませんので、
お食事の前に長めのお散歩にいらっしゃるなどなさってもよろしいでしょう。

トイプードルちゃんはササミを一緒に与えると食べるとのことですね。
食べないときにササミをみせるのではなく、最初からササミを細かく刻んで、
ドライフードにもニオイがつくように良くあえていただいてはいかがでしょうか。
香りが立つササミのゆで汁などを少しお入れになってもよろしいでしょう。 
ただし、沸騰したお湯やゆで汁はドッグフードの栄養価を壊してしまう可能性
がございますので、ある程度温度が下ってからのほうが良いでしょう。
くまお様は、すごく美味しいよ、食べなくては損するよ、というような表情で、オスワリなどの指示の言葉を上手に利用いただき、少しじらし気味でお与えいただいては
いかがでしょうか。
また、これだけは食べさせたい、という分量ではなく、このくらいならいつも
食べる、という分量を食器にお入れいただき、食べたら、すごいわね、と
褒めながら、少しずつご褒美という雰囲気で足していただくのも
一つの方法でしょう。
食べなくてお下げになるときも、声をおかけにならず、さっと、何もおっしゃらずに
下げてしまってもよろしいでしょう。食べないでいるとなくなってしまう、
ママやパパが食べていいよ、というときに食べないと困る、と感じるように
していただければと存じます。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での
健康相談、しつけ相談サービスを承っております。お気がかりなことが
お有りの際には、ぜひご利用ください。

お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

くまお様の愛情に包まれてトイプードルちゃんは幸せでございますね。
くまお様とトイプードルちゃんがお健やかなで、ご家族の皆様が笑顔いっぱい
にお過しになられますことを心からお祈り申しあげております。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。




Re: 食事

- くまお

2015/07/09(Thu) 15:43

No.4059

丁寧な回答ありがとうございます。

うんちの状態はとてもいいので状態を見ながらフードを少しずつ増やしていきたいと思います。



Re: 食事

- ペット栄養管理士 三留

2015/07/13(Mon) 18:24

No.4063

くまお 様

こちらこそ、ご丁寧に恐れ入ります。
くまお様がトイプードルちゃんを大切にお育てになっていらっしゃる
温かなご様子が目に浮かぶようでございます。
トイプードルちゃんは幸せでございますね。

トイプードルちゃんはウンチの状態がとても良いとのこと、
ウンチは健康のバロメーターですので、本当に何よりでございます。
くまお 様とトイプードルちゃんのお健やかで笑顔いっぱいの毎日を
心から応援いたしております。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。



形成不全

投稿者:菊母ちゃん

投稿日:2015/07/03(Fri) 21:29

No.4054

9才の柴犬です。子犬の頃から後ろ脚の動きが気になっていて、尿のアルカリ検査を定期的にしてる病院で担当が代わるたびに見てもらってましたが、別に異常なしで最近まで来ました。最近すり足になり、どう見ても動きが変なので、かかりつけの病院でレントゲンを撮ったら、左後ろ脚の股間が形成不全でした。アンチノール(サプリ)と、フードを炎症効果のある物にかえました。1ヶ月たちましたが、すり足のまま歩き方も変です。痛みがあるのか、見た限りはわかりません。散歩は、かなりゆっくりだけど、わん友に会うと以前と同じように歩いてます。別な病院に行ってみるのもいいのか、今何をしたらいいのかわかりません。アドバイスをお願いします。

Re: 形成不全

- 獣医師 酒井

2015/07/07(Tue) 17:46

No.4058

菊母ちゃん 様

様々な願いが込められた色とりどりの短冊で飾られた七夕の笹を街で見かける今日この頃で
ございますが、菊母ちゃん様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。

この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。
菊母ちゃん様の9歳になる柴犬ちゃんの左後肢が股関節形成不全と診断され、
今後どのように治療をしていくべきかというご相談でございますね。
早速ご案内をさせて頂きたく存じますが、柴犬ちゃんのご様子を
拝見しておりませんので、一般的なご案内となりますことをご了承ください。

ワンちゃんの股関節形成不全は、股関節が発育の段階で形態的な異常を起こす病気で、
遺伝的素因や、成長期の偏った栄養や過度の運動、肥満などの環境要因が関与していると
いわれています。大腿骨を受け止める骨盤のくぼみ(寛骨臼)が浅かったり、本来は丸い大腿骨
の先端が変形していたりするために、うまく関節がかみ合わず歩行の異常などの症状が現れます。
大型犬、超大型犬で特に問題となることが多いのですが、柴犬ちゃんを含め、様々な犬種で
発症が認められます。

特徴的な症状として歩き方の異常が挙げられます。モンローウォークと呼ばれる、腰を振りながら歩く
様子がみられたり、引きずるように歩いたり、ウサギ跳びのように両後肢を同時に飛び跳ねる場合
もあります。
症状は成長期である5-6ヶ月以降に現れることが多いのですが、歩行が気になる程度で、
痛みを伴っていない様子であれば、栄養の偏りがないよう食事に配慮したり、肥満にならないよう
注意し、過度の運動をしないなど関節に負担をかけない生活を心掛けることで、
維持できることもあります。

健康なワンちゃんであっても加齢に伴って、関節の動きをなめらかにする軟骨が摩耗し、痛みや腫れが
生じ、関節が変形してしまう変形性関節症に悩まされることが多くなる傾向があります。
特に股関節形成不全を抱えている場合には、高齢になるに従い、痛みが生じる可能性が
より高くなります。
菊母ちゃん様の柴犬ちゃんは、すり足のような歩き方が1ヶ月ほどそのまま続いており、お散歩では
かなりゆっくり歩いているけど、お友達のワンちゃんに会うと以前と同じように歩くこともできるご様子ですね。
普段の歩き方がゆっくりになっているようですが、お散歩は嫌がらないご様子でしょうか。
今の症状に痛みを伴っているかどうかは、おうちでの歩き方、運動を嫌がるかどうかなどのご様子と、
かかりつけの先生に触診や歩様のチェックをしていただき、関節のレントゲン検査の結果も合わせて
総合的に判断していただくとよろしいかと存じます。

股関節形成不全の治療には内科的治療と外科的治療があります。
治療方法はワンちゃんの年齢や症状、股関節の状態、飼い主さんの要望により選択されます。
内科的治療法は、鎮痛剤の投与やレーザー療法を用いて痛みの管理をメインに行います。
関節に配慮したフードやサプリメントも補助的な役割を期待して利用されます。
菊母ちゃん様も現在アンチノールというサプリメントと関節の炎症に配慮したフードを与えながら経過を
みていらっしゃるところでございますね。

しかし関節の炎症がひどく内科的治療法では痛みをコントロールできない場合や、関節の変形が
重度の場合には、外科的治療が必要になる場合もあります。
手術の方法はいくつかあり、大腿骨の骨頭(股関節を形成している大腿骨の先端)を切除し、
結合組織による偽関節を形成させる大腿骨頭切除術、人工股関節を設置する
人工股関節全置換術などが行われています。ただし、人工股関節の手術ができる施設は
限られているため、ご希望の場合にはかかりつけの先生に紹介していただく必要があるかと存じます。

内科的治療、外科的治療のいずれを選択される場合にも、肥満にさせないよう体重の管理、
バランスのよい食事の管理、適切な運動量の管理が重要となります。現状をしっかり把握するため、
場合によっては整形外科に詳しい先生にご相談いただき今後の治療方針、生活で気を付ける
ポイントなどをアドバイスいただき、普段の生活で徹底して実践していきましょう。
滑りやすいフローリングなどにはカーペットを敷いていただいたり、足裏の毛や爪のお手入れにも
ご注意いただくとよろしいでしょう。ジャンプして飛び上がってしまう場所があれば、マットやクッションを
利用して段差を小さくしていただくなど、おうちの中も今一度見直して環境を整備していただく
ことも大切です。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での
健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用ください。

お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256 です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

菊母ちゃん様と柴犬ちゃんがお元気で楽しい毎日を過ごされますよう応援致しております。
今後とも、アニコムを何卒宜しくお願い申し上げます。



ノミ・マダニ予防

投稿者:りりこ

投稿日:2015/07/03(Fri) 11:26

No.4053

こんにちは。
5歳のミニチュアダックス(ワイヤー)の女の子です。
5月から11月までノミ・マダニ予防に去年まではフロントラインプラスを使っていました。
今年はマイフリーガードαというジェネリック薬品がでていたのでそちらを購入しました。
5月に滴下したときは大丈夫だったのですが
6月にはすぐに痒がって、暴れまわって、走り回って普通ではない様子・・・こんな事は初めてです。
皮膚が赤くなっていたので、すぐに洗い流したらおさまりましたがマダニも心配なのでどうすればいいか悩んでいます。

皮膚は夏になると膿皮症になりやすく、弱いのかもしれません。アレルギーの疑いはありますが、検査をするには至っていません。

Re: ノミ・マダニ予防

- 獣医師 霍田

2015/07/07(Tue) 12:29

No.4056

りりこ 様

この度はご相談をいただきまして、誠にありがとうございます。
5歳のミニチュアダックスのワンちゃんに、マイフリーガードαを滴下したところ、
痒みなどの症状がみられたため、今後どのようにするべきか
悩んでいらっしゃるということでございますね。
お問い合わせにつきましてご案内させていただきますが、
実際の様子を拝見していませんので、一般的なご案内となりますこと
何卒ご了承ください。

皮膚が赤くなる症状が見られたのは、薬剤を滴下した部分ということで
よろしいでしょうか。
マイフリーガードαの投与後には、一過性の過敏症として投与部位の皮膚が
炎症を起こし、脱毛や発赤、痒みなどの症状が見られることがまれにあると
言われています。
体質によってマイフリーガードαの成分や基剤などにアレルギー反応を
起こしたり、皮膚の状態によって過敏に反応してしまうことなどが原因のようです。
ミニチュアダックスちゃんに症状が見られたのが投与部位であり、
投与後すぐに出たということであれば、マイフリーガードαが原因であることが
疑われます。
ただ、5月に滴下したときは問題なかったとのことですね。
ミニチュアダックスちゃんは、夏になると膿皮症になりやすいとのことですが、
6月に投与した際、M.ダックスちゃんの皮膚の様子はいかがでしたでしょうか。
もともと皮膚が炎症を起こしていたり、アレルギー様症状がある場合などに
使用することで、より敏感に症状が起こってしまった可能性も考えられます。
その他にも、何らかのストレスで皮膚の抵抗力が落ちていたり、皮膚が強くない
ワンちゃんの場合、トリミングやシャンプーをなさって日が浅い場合にも同様に、
皮膚が過敏になっている場合もあります。

次にマイフリーガードαについてですが、主要成分は、フィプロニルと
(S)-メトプレンであり、この「フィプロニル」が、動物の皮膚表面の皮脂層に
広がり、動物に寄生したノミ・マダニが被毛や体表の有効成分に接触すると、
すばやく効果を発揮します。
投与後すぐにしっかり洗い流した場合、薬剤が十分吸収されていない可能性が
高いため、ノミやマダニの寄生を有効に予防できないことが懸念されます。

お住まいの環境にもよると思いますが、マダニは山や森、道端などの
草むらに潜み、そばを通りがかった人やどうぶつに飛び移って寄生する機会を
うかがっています。
お散歩の際、草むらにいらっしゃる機会がおありで、特に気温が高い季節は
マダニの寄生の心配があります。
場合によってはりりこ様がお外を散策した時に衣類に付き、家の中まで持ち運んで
しまう可能性もあります
草むらを避けることや、お散歩の後などにブラッシングを行うことなども予防の
ためには有効ですが、今は特にマダニの活動が活発な時期ですので、
それのみでは不安なお気持ちもあるかと思います。
M.ダックスちゃんは皮膚が強くない可能性もあり、アレルギーの疑いもあるとの
ことでございますね。まずは一度、かかりつけの先生にM.ダックスちゃんの皮膚の
様子を診ていただくことをお勧めいたします。
もし膿皮症など何らかの皮膚疾患があれば、滴下タイプの薬剤に敏感に反応する
可能性があるので、マダニ予防薬の投薬の前に、皮膚の治療を先行して行う
必要があるかもしれません。
また、ノミ・マダニ予防ができる飲み薬もございます。
投薬後速やかに効果が発現し、滴下薬のように1ヶ月間効果が持続すると
言われています。皮膚が強くなく、飲み薬を飲ませることが難しくないワンちゃん
の場合にはお勧めです。動物病院でお取扱がありますので、もしよろしければ、
かかりつけの先生にご相談いただければと思います。

また、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、
お気軽にご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。



歩行困難

投稿者:gabu

投稿日:2015/06/30(Tue) 10:07

No.4047

もうすぐ14歳のラブラドール雄です。体重29kg
数ヶ月前から前足に関節炎が出始めサプリをあげています。
少し前足は楽になってきたようでしたが数日前から後ろ足も恐らく関節炎の症状が出ているように思います。
立ち上がるのが大変でびっこで歩くようになりました。

そこで今後の対応についてのご相談です。

関節炎対策として与えている一日2個のサプリ(プロモーション700)を3個に増量することは効果を期待出来ますか?

最初は痛がりますが歩こうとします。
歩かせて良い物でしょうか?
歩くと症状は少し楽になるようです。
どの程度歩かせて良い物か判断に迷います。

今後気をつけること考えておくべきことは何かありますか?

Re: 歩行困難

- 獣医師 霍田

2015/07/01(Wed) 16:37

No.4052

gabu 様

この度はご相談をいただきまして、まことにありがとうございます。
もうすぐ14歳になるラブラドールちゃんの、関節炎についての
ご相談でございますね。
お問い合わせにつきましてご案内させていただきますが、実際の様子を拝見
しておりませんので、一般的なご案内となりますことをご了承いただきますよう
お願いいたします。

数ヶ月前からラブラドールちゃんの前肢に関節炎が出始めたため、
サプリメントを続けていらっしゃるのですね。
前肢の様子は少し良いようだけれど、数日前から後肢にも症状が出ている
ように思われるのですね。

関節炎は、骨同士の接合面を保護して、関節の動きを滑らかにしている軟骨に
何らかの支障が出ることにより、関節の炎症を起こす疾患です。
炎症が起こると関節の動きがスムーズではなくなり、また、痛みが現れる
ことも多くあります。
人と同じように、ワンちゃんも高齢になってくると筋肉量が落ちたり、
関節軟骨がすり減ったり、骨の変形が起こりやすくなりますので、
関節の疾患に罹りやすくなります。
その他にも肥満や運動不足、外傷などが起因している場合もありますが、
ラブラドール・レトリーバーやゴールデンレトリーバーなどは関節炎が
起こりやすい犬種だと言われています。
関節炎への対策として、グルコサミンやコンドロイチンなどを主成分とする
サプリメントを利用することも多くあります。
サプリメントは薬とは異なり、栄養的なサポートをすることにより、
病気の予防や健康維持のために使用されたり、発症した病気に対して治療の補助
として用いられることもあります。

プロモーション700は、体の中の結合組織や軟骨を構成する成分である
グルコサミンなどを主成分とするワンちゃん用の関節のサプリメントです。
グルコサミンによって軟骨の形成が促進されることで、関節の動きがなめらか
になり、歩行したり、足を曲げたり伸ばしたりしやすくなる効果が期待されます。
サプリメントは関節の働きを助けたり、負担を減らす効果も期待されますが、
それぞれのサプリメントに記載のある目安の量以上の量を与えても、効果が強く
出るとは限りません。

今後、肢の負担を減らし、良好な状態を保つためにご注意いただきたい点と
いたしましては、以下のようなものがあります。
@体重を適正に保つ
肥満になると、関節はもちろん全身に負担をかけ、症状が悪化する可能性があります。
体重管理のためには、摂取カロリーの管理はもちろん大事ですが、
筋肉量を落とさないようにする必要もあります。
身体の筋肉が落ちると、関節や背骨をしっかり支えることができず、
結果的に足腰に大きな負担がかかることになります。
また、筋肉量が減ると基礎代謝も低下してしまいます。
A関節に負担のかかる運動はさける
適度な運動は関節炎の進行を遅らせ、寝たきりになることを防ぐことができますが、
過度な運動は関節にも負担となるので避けましょう。
B必要に応じて関節用のフードの検討
関節に疾患があるワンちゃん用に、関節の働きをサポートするよう配慮された
フードもあります。もし興味がおありでしたら、かかりつけの先生にご相談
なさると良いかと思います。

現在お使いいただいているような関節用のサプリメントも、かかりつけの先生の
定期的な診察を受けながら続けていただくことが大切かと思います。関節炎の状態
によってはサプリメントだけでなく鎮痛消炎剤を一時的に使用した方が良い場合も
ありますので、サプリメントの量とも合わせてご相談いただければと存じます。

また、歩き始めに跛行や違和感などが見られ、歩き出すと次第に緩和する
というものが関節炎の特徴のひとつでもあります。
ラブラドールちゃんが最初は痛がりながらも歩こうとするとのことで、
どのくらい歩かせて良いか、迷われるのはごもっともでございます。
関節の負担を考えると無理な運動は避けたいところではありますが、
ずっと安静にしていると、体力も筋力も落ちてしまいます。
まずはラブラドールちゃんの様子を見ながら、家で歩き始めてしばらくすると
痛みなどなく良好な状態であれば、短い時間お散歩に連れて行きましょう。
1回の散歩時間は無理のない範囲で数分程度のように短めに行い、調子が
良いようであれば、状況に応じて1日に何度か連れて行ってあげたり、
10分程度お散歩時間を延ばしてはいかがでしょうか。
ラブラドールちゃんに合わせてゆっくり歩き、疲れないうちにご帰宅なさると
良いと思います。
もちろん、たとえ数分であっても痛みや不調が出るようであれば無理をせず、
お散歩をお休みしたり、安静が必要な場合もありますので、
かかりつけの先生ともよくご相談いただくとよろしいでしょう。
また、家の中で動かずにいた状態からいきなり動こうとしても関節や靭帯や
筋肉が固まっていて上手く歩けないことがあります。
お家の中やお庭などをゆっくり歩くなど、身体を慣らしてからお散歩に
でかけるとよいでしょう。
お散歩コースは、足腰に負担がかかる階段や急な段差がある場所などは避け、
なるべく負担のない道を選びましょう。お散歩の途中で水分補給をして
あげることも大切です。
ラブラドールちゃんが立ち上がるのがつらそうな場合には、
滑りにくいマットなどを敷いてあげたり、タオルなどを利用して
腰のあたりを支えて、立つことを助けてあげるとよろしいでしょう。
ラブラドールちゃんがリラックスしている時を選んで、マッサージをしてあげる
ことも効果的です。血行を促し、筋肉をほぐし、関節が柔軟に動かせるように
ゆっくりと行うことが大切ですが、関節炎の程度によってはどれくらい動かして
良いか異なってくるので、かかりつけの先生にご相談いただきながら行うと安心です。

ラブラドールちゃんは身体も大きく、ご年齢ももうすぐ14歳ということですので
どうしても関節が弱ってしまっているところはあるかと思いますが、
健康管理やサポートで、良い状態を維持できる可能性も十分あると思います。

また、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター0800-888-8256 です。
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土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

体調管理が難しい季節ですが、gabu様におかれましては体調など崩されませんよう、
ご自愛ください。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。