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投稿者:ドッグライフカウンセラー 三留
投稿日:2012/03/13(Tue) 17:01
No.1191
りんご様この度ご相談いただきましたNo.1189のご投稿につきましては、ご依頼をいただき削除をさせていただきました。今後とも、アニコム損保を何とぞよろしくお願い申し上げます。
永久歯がはえない
投稿者:しゅーまま
投稿日:2012/03/09(Fri) 09:10
No.1184
ロングコートチワワ、10ヶ月、オスです。犬歯が4本とも乳歯です(獣医にみてもらいました)。この月齢なので、もうはえてこないのでしょうか。また、一生を乳歯ですごす場合、永久歯とは違い気をつけたことなどはありますでしょうか。
Re: 永久歯がはえない
- 獣医師 神谷
2012/03/12(Mon) 18:24
No.1187
しゅーまま様この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。ロングコートチワワちゃんの乳犬歯が永久歯に生え変わらないことについてのご相談でございますね。お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、実際のご様子を拝見していませんので、一般的なご案内となりますことをご了承ください。ワンちゃんの歯は、一般的に生後3〜4ヶ月から生後6〜7カ月頃にかけて乳歯から永久歯に生え変わります。また生え変わりは「下顎の切歯」→「上顎の切歯」→「下顎の前・後臼歯」→「上顎の前・後臼歯」→「下顎の犬歯」→「上顎の犬歯」の順番で生え変わるといわれております。乳歯は下から永久歯が生えて押し上げられることで抜け落ちますが、生え変わりの時期を過ぎても乳歯が抜けず永久歯も出てこない場合は、欠歯(永久歯がない)や埋伏歯(永久歯はあるが歯肉や顎骨に埋もれてしまっている状態)の可能性が挙げられます。このような歯の異常は小型犬に多く発生するといわれており、口腔のレントゲン検査で調べることが可能です。上述のように、乳歯から永久歯への生え変わりは犬歯が他の歯に比べて一番遅く、また個体差もあるため、レントゲンをおとりいただいたとき、永久歯が乳犬歯の歯根にあれば今後犬歯が生えてくることも考えられます。しかしそのまま永久歯が出てこないもあります(埋伏歯)。なお、レントゲン上で永久歯が認められない場合は欠歯ということになります。しゅーまま様におかれましてはロングコートチワワちゃんの犬歯が生えてくるかどうかご心配のことと存じます。レントゲン検査で永久歯の有無を調べることにより乳犬歯4本それぞれの今後の見通しが立つかと存じますし、ご注意いただくポイントも明確になるかと思われますので、一度かかりつけの先生にご相談いただき、レントゲン検査を受けられることをお勧めいたします。それでは、以下、それぞれのケースにおけるご注意点をご案内いたしますので、ご参考にしていただければ幸いです。1.永久歯がある場合・生え変わりの遅れ永久犬歯が無事に顔を出したら一安心ですが、乳犬歯が残ったままの状態であれば噛み合わせに異常が生じる確率が高いといわれております。早めの乳犬歯の抜歯で防ぐことができますので、様子をよく観察していただくことが重要でしょう。・埋伏歯埋伏歯とは、歯肉の肥厚、歯の位置の異常、スペースが足りないなどの原因により、生えるべき永久歯が顎骨や歯肉下に埋もれた状態を指します。早期に発見された場合、乳歯を抜歯・歯肉を切除するなど生えやすくする処置を行うこともありますが、歯の生え出る力が弱いためそのまま歯肉内に留まるケースも多いようです。このため、乳歯を温存したままにすることが一般的です。しかし、稀ではありますが、埋伏歯を残すことで含歯性嚢胞(埋伏歯の周りに液体を溜めた袋)ができることもあります。嚢胞ができてしまうと、周囲の歯槽骨を吸収(骨を溶かすこと)したり、嚢胞が正常な歯を圧迫して咬合異常などを引き起こすことがありますので早期に摘出する必要があります。したがいまして埋伏歯がある場合は、お家で歯肉に異常がないかチェックし、定期的にレントゲンで埋伏歯の状態を把握していくことが大切です。2.永久歯が無い場合・.欠歯先天的に永久歯が無い状態を指します。小型犬の欠歯は埋伏歯に比べ発生頻度は高いようです。乳歯は抜けずにそのまま残りますので、ワンちゃんは乳犬歯のまま一生を過ごすことになります。お食事の際に、実際に大切な働きをしている歯は上顎の第4前臼歯と下顎の第1後臼歯の裂肉歯(機能歯)であり、犬歯は物をしっかりとくわえたり、引っ張って引き裂く時に使われますが、あまり使われることはございません。仮に犬歯が乳歯のままであっても不都合は生じませんのでご安心ください。ただし、乳歯のままの犬歯(乳犬歯)は生え変わった後の犬歯に比べると細く長い形状であるため折れやすいので、以下のような点に注意が必要です。・蹄やアキレス腱などの硬いおやつやおもちゃは与えない。・引っ張り合いなどの遊びは避ける。なお、歯が折れてしまった場合は多くの場合、歯髄が露出してしまうため細菌感染を起こしやすくなります。一般的には抜歯しますが、損傷が少なければ歯内治療(歯を修復して温存するための治療)を行うこともあります。歯質はエナメル質・象牙質ともに乳歯の方が薄いため乳歯の虫歯は早く進行いたしますが、しかしヒトと口腔環境が異なるワンちゃんでは虫歯の発生は稀であり、ほとんど心配はないでしょう。歯周病に対するケアは乳歯も永久歯同様に大切ですので、歯周病予防のためにもお家での歯磨きを習慣付けるとよろしいでしょう。なお埋伏歯で乳歯を温存した場合の生活上の注意点は、欠歯の場合と同様です。(ワンちゃんの歯磨きについては、「どうぶつ相談室」の次の記事をよろしければご参考になさってください。 http://www.anicom-page.com/labo/2009/04/2-15.html )梅のつぼみもほころび始め、本格的な春の訪れももうすぐのようですね。しゅーまま様も心地よい季節のお散歩をワンちゃんとご一緒にお楽しみください。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。
散歩のときの拾い食い、甘噛み
投稿者:崎野 浩志
投稿日:2012/03/08(Thu) 17:34
No.1183
柴犬の2歳の女の子ですが家で飼っていますたまに興奮するとあまがみが治らないのと散歩時の拾い食い一応は拾い食いしないように注意して散歩していますが一瞬のすきを見て道端に落ちているものを探し出し食べてしまいます。色々試してみましたがあまり効果がなく特に拾い食いはなかなか治りません。何かいいアドバイスがあれば教えてください。よろしくお願いします。
Re: 散歩のときの拾い食い、甘噛...
- ドッグライフカウンセラー 三留
2012/03/09(Fri) 15:25
No.1186
崎野 浩志 様春の訪れが心待ちでございますね。崎野 様におかれましてはいかがお過しでしょうか。この度はご相談を頂戴いたしまして誠にありがとうございます。さっそくご案内をさせていただきますが、実際のご様子を拝見していませんので、一般的なものとなりますことをご了承くださいませ。【散歩時の拾い食いについて】ヒトとワンちゃんとの歴史は、ワンちゃんがヒトの食べ物の残飯整理から始まったといわれております。また、厳しい自然界で行きぬいてきたワンちゃんですから、今、目の前のものをまず食べてしまおうというのがワンちゃんの本能だといえるかもしれません。このようなワンちゃんに拾い食いをしないようにするためには、難しいことは事実でございますが、崎野様におかれましては頑張っていただき、柴犬ちゃんの安全を守ってあげてくださいませ。1.散歩中に名前を呼んだり、話かけたりする習慣をつけるワンちゃんのお散歩は群れの移動ともいえるかもしれません。名前を呼び、話しかけることで、柴犬ちゃんは崎野様に率いられているということを柴犬ちゃんに伝える習慣をつけましょう。崎野様の声に柴犬ちゃんが振り向いたら、「お利口」と褒めてあげましょう。時には、オヤツをあげてもよろしいでしょう。また、柴犬ちゃんの意識を地面ではなく、できるだけ高い位置にキープするという意味では、柴犬ちゃんの好きなオモチャなどを崎野様がお持ちになり、見せながら歩くなどもよろしいでしょう。2.柴犬ちゃんが道の真ん中を歩くようコントロールするどうしても道の端には落ちているものが多いのでできるだけ道の真ん中を歩くようにリードでコントロールしましょう。また、右手でリードの端の輪に親指をかけて持ち、左手でリードの長さを調節することで、柴犬ちゃんの鼻先を地面につかないようにさせて地面に落ちているものを口に入れることを防ぐのも一つの方法でしょう。3.「拾い食いしなければ良いことがある」と思わせる落ちているものを口にしそうになったら、「いけない」などと低く落ち着いた声でしっかり叱ります。口にするのを止めたら、ご褒美を与えてください。「落ちているものを口にしないことを選んで、よかった」と思わせてあげるとよろしいでしょう。ただし、口の中にいれてしまってから与えると、拾い食いをするとさらに良いことがあると思わせてしまいますので、タイミングに注意をしていただければと存じます。4.拾い食いをしたときにあわてない中には、柴犬ちゃんが拾い食いをした際の飼い主様の慌てたご様子を見て、「落ちているものを食べようとすると注目してもらえる」と思ってしまうことがあります。毅然とした落ちついた様子を見せましょう。5.お家の中で食卓の近くに寄せないようにするご家族の食事時などにワンちゃんが食卓の下にいる習慣があると、どうしても下に落ちているものを探す習慣がついてしまうことにつながります。※ ワンちゃんには無理に口から出そうとすると、取られまいとあわてて飲み込んでしまう傾向があります。日頃からお口の中のものに執着をしないようにするため、口の中のものを出したら、良いことがあると教えておくとよろしいでしょう。何か口にしているときに、「出して」とおっしゃっていただき、もっと柴犬ちゃんの好みのものを見せながら、出したら褒めながら、交換します。またしばらくしたら、口から出したものを返すようにすると、渡したものも返してもらえると思うかもしれません。6.ご家族の許可を得る習慣をつける柴犬ちゃんがオモチャを持ってきて、崎野様に「遊ぼう」と誘うときなど、「スワレ」などと指示をしていただき、指示に従ってから遊ぶような習慣をつけていただくとよろしいでしょう。お散歩中に車道に出るときにも、「ストップ」と注意を促し、崎野様に従っていれば安心だと思わせてあげましょう。【噛むことについて】柴犬ちゃんが噛むのは興奮したときとのことでございますね。遊んでいて、うれしくて興奮するのでしょうか。「いつも、これ以上興奮すると噛むな」というタイミングがあれば、噛む状態になる前に、他のことに柴犬ちゃんの気持ちをそらしたり、崎野様が柴犬ちゃんの傍から離れてしまったりして、噛む状況を作らないのも大切です。実際に噛んだときの対応については、歯があたった瞬間には「ダメ」などと低くて落ち着いた声で「人を噛むことはいけないこと」を柴犬ちゃんに根気強く教えます。噛むのを止めたら、明るい声で褒めてあげましょう。噛まないで興奮していないときに遊んであげたり、声をかけたりしていただき、「噛まないでいると良いことがあること」を教えてあげましょう。また、お手入れを嫌がったときに興奮が高じて噛んだときは、興奮しても、噛んでも、嫌がってもやらなくてはいけないことはする、と教えることが大切でしょう。軍手をするなどして、噛まれても平然と続けていただくことで、「噛んでも無駄だよ」、「飼い主様が決める」という毅然とした姿勢を見せていただければと存じます。一方で、お手入れをするときには、「なるべく気持ちよい」、「嬉しい」と思わせるようにしましょう。力の入れ方などに気をつけていただき、またお手入れの後にボール遊びをするなど、好きなことをしてあげるとよろしいでしょう。なお、人の手が怖くて、自分を守ろうと思わず噛んでしまうということも中にはございます。人の手はいいものだと思わせましょう。また、お世話をされるときに柴犬ちゃんの前や後ろから急に近づいたりしないようにすることも大切でしょう。なお、アニコムでは下記の受付時間で、お電話でのご契約者様への健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。気がかりなことがお有りの際には、いつでもお気軽にご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日祝9:30〜15:30土日祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。なお、日・祝日および年末年始はお休みさせていただきます。体調維持の難しい頃でございますが、崎野様におかれましてはくれぐれもお体ご自愛くださいませ。今後もアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。
食事について教えて下さい
投稿者:谷井
投稿日:2012/03/02(Fri) 12:03
No.1173
チワワ女の子です昨年奇静脈シャントの手術を受けました胆汁酸の値が少し高く、肝臓が小さいと言われています肝臓サポートのフードを勧められましたが、高値と言うことと、添加物が気になる旨を伝えて、まだ現在のフードでもよいと言われていますが、下記のどちらのフードが良いか迷っています@米・白身魚・ポテト玄米が主成分(たんぱく質22%以上脂肪12%以上)Aコーン・鶏肉・米・コーングルテンミールが主成分(たんぱく質25%以上脂肪10%以上)どちらが、肝臓に負担が少しでも少ないでしょうか?また、納豆が肝臓にいいと聞き与えていますが、どう考えられますか?他に良い物良くない物があれば教えて下さい食事は少量で回数を増やす方がいいでしょうか?色々書いてしまいましたが、よろしくお願いします
Re: 食事について教えて下さい
- 獣医師 岸田
2012/03/06(Tue) 15:53
No.1177
谷井 様この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。チワワちゃんは奇静脈シャントの手術を受けられたワンちゃんのお食事についてお悩みとのことでございますね。早速、お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。肝臓は脂質、糖質、タンパク質などの代謝や胆汁酸の生成、解毒機能など多くの機能を有する臓器です。肝臓は再生可能な臓器ですので、再生を促すために良質なタンパク質を与えることが大切です。また、肝臓の働きをよくするためには、肝臓を傷つける活性酸素を減らす効果のあるビタミンEなどの抗酸化物質を含んでいる食物が望ましいでしょう。他にも、腸内のアンモニアなどの毒性のある物質を吸着する働きのある可溶性繊維を適度に含む食物を与えることが必要です。このように、肝臓はお食事の果たす働きの大きい臓器です。 肝臓の負担という点でいえば、脂肪分が多いとその分、肝臓にフル回転を強いることになりますので、脂肪を必要範囲内に抑えることが大切です。また、必要以上のたんぱく質は、アンモニアなどの窒素性廃棄物が発生することにつながりますので、良質なタンパク質を適量与えることが大切です。他にも、食事の回数を少量で頻回、与えていただき、なるべく食後の肝臓の負担が少なくしていただくこともよろしいでしょう。さて、谷井様は@とAのフードのどちらがワンちゃんの肝臓に負担が少なくてすむかをお悩みとのことですね。肝臓疾患用の療法食は、すべての栄養を100%とした場合のタンパク質含量が14〜15%程度ですので、比較いただくと、どちらのフードもタンパク質の含有比率がやや高いかもしれませんが、@とAでは主成分を見る限りでは、どちらも特に肝臓の負担となるようなものはないと思われますし、大きな違いがないように見受けられます。どちらのお食事も与えた経験がおありであれば、その際のウンチの状態から消化しやすい方をお選びいただくのも一つかと存じます。また、フードやおやつなどは空気に触れると酸化してしまいますので、なるべく短期間で食べきれるサイズでご購入いただき、酸化を防ぐために開封したら密閉してなるべく空気に触れないように保管していただくことも大事です。谷井様はワンちゃんに納豆を与えていらっしゃるとのことでございますね。納豆は肝臓の再生や保護に必要な良質のタンパク質とビタミンやミネラルなどの栄養素を豊富に含み、また、発酵食品ですので、さまざまな酵素を含み、消化を助けたり腸内の善玉菌を増加させる効果等もあります。人では肝臓に良い食品としてあげられていますので、ワンちゃんでも同様の効果が期待されますが、どのような良いお食事であっても、バランスを崩してしまわないように偏らないようにすることが大切です。谷井様におかれましても、適度に与える量を抑えていただき、また、初めて与える食材に関しては、ワンちゃんの肝臓の状態や体質を良くご存知のかかりつけの先生にご相談いただくとよりご安心かと存じます。寒暖の差が大きく体調を崩しやすい日が続いています。谷井様もチワワちゃんもどうぞお身体大切にお過ごし下さい。また何か気がかりなことがございましたら、ご気軽にご相談下さい。アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談のサービスも承っておりますので、気がかりなことがおありの際には、ぜひご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。
- 谷井
2012/03/06(Tue) 22:28
No.1180
お答えありがとうございました。とても親切に、教えて頂いて、納得できました。また、相談させて頂きたいと思います。
2012/03/07(Wed) 16:26
No.1182
谷井 様この度はご丁寧にお返事を頂戴致しまして、誠にありがとうございます。谷井様とチワワちゃんが笑顔に溢れた日々をお過ごしになられますよう、心からお祈り申し上げております。ご心配なことなどがお有りの際には、いつでもお声掛けくださいませ。今後ともアニコムをよろしくお願い申し上げます。
ドッグフードを食べない
投稿者:金井 千枝子
投稿日:2012/03/03(Sat) 10:31
No.1175
9ヶ月になるトイプードル。3ヶ月のとき家に来ました。そのときからあまり食べなくて、色々なフードで試してみましたがどれも食べてくれず今現在になってしまいました。元気はすごくあります。家の中を駆け回ってこんなに食べないのになんで?って思うほど元気です。おやつ ジャーキーなどは食べますが、あまりやるとよけいにフードを食べないと思うので時々やる程度です。たまに、夜遅くなって気がむくと食べることもあります。じゃがいもやにんじんなど人が食べているものを少しやると食べるので、軟らかく煮てあげたことがありますがその時は吐いてしまったのでそれからはあげていません。フードの軟らかい肉系のレトルトも最初あげたとき吐いてしまったのであげていません。鶏のササミをゆでてフードにまぜてあげると肉だけを食べてしまいフードは残します。(少しはフードも一緒に食べてはいるようです)元気はいいし、うんちも普通にしますし(食べないので量は少しですが朝晩します)成犬になるまでは栄養の不足も心配です。ペット美容室に毎月一回いっていますが美容師さんに聞くと骨もしっかりしてますよ。といってくれますが背骨がなんか、手に当たるので心配です。ほかの同じトイプーの子を触ったことがないので、痩せすぎかなと思うこともあります。どうしたら、フードを食べてくれるかアドバイスいただけたらと思います
Re: ドッグフードを食べない
- ペット栄養管理士 三留
2012/03/07(Wed) 15:15
No.1181
金井 千枝子 様この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。9ヶ月のトイ・プードルの食が細いことにご心配とのことでございますね。早速、お問合せにつきましてご案内をさせて頂きますが、実際にトイ・プードルちゃんのご様子を拝見しておりませんので、一般的なご案内となりますことを何卒ご了承下さいませ。金井様のワンちゃんは現在、子犬用のお食事を与えていらっしゃるということでよろしいでしょうか。子犬用のお食事は成長と健康維持のために栄養価やカロリーがたっぷりと含まれています。食事量が少ないと心配になってしまいますが、子犬用のお食事は栄養価もカロリーも高いのでまずはご安心くださいませ。それでは、できるだけ美味しく食べられる環境のためのポイントを以下、ご案内させていただきます。ご参考にしていただければ幸いでございます。◇対応方法のポイント1. いつでも食べられると思わせない食事を出したままにしておくと、いつでも食べられると思い、食事は後回しにして、目の前にある別の興味のあることに夢中になってしまうことがあります。また、出したままにしておくことで、ドッグフードが空気に触れ、食感や風味等が落ちることが懸念されます。ドッグフードは出してから15分〜30分くらいで片付けてしまい、「ママが出してくれたときに、食べないと、困る」と思わせましょう。食べ方が少なくて心配なときは、1〜2時間したら、再度、食事の時間にしてもよいでしょう。食事のスタートはいつでも、「オスワリ」「マテ」「ヨシ」という合図から始め、「ママのお蔭で食べられること」を教えてあげましょう。さらに、「マテ」から「ヨシ」にいたる時間を、トイ・プードルちゃんのお口からよだれが出るくらいじらすと、ワンちゃんの体の食事を受け入れる態勢を万全にさせることができるといわれております。2.食べることが楽しいと思わせるついつい食べて欲しいので、食べていないときに声をかけてしまうと「食べないでいると、構ってくれる」と思わせてしまうことがありますが、食べることが嬉しくなるように、少しでも食べたら、「美味しいね」などと声をかけてあげましょう。最初から食器の中にたくさん入れてしまうのではなく、少しずつ入れていただき、食べたら「お利口」と笑顔でもう一つかみ入れていただくのもよろしいでしょう。また、食事をさせることが飼い主様にとって心配な時間になってしまうと、食事の時間に重い雰囲気が漂ってしまうことがあります。食事は楽しい時間であると思わせるためにも、明るい雰囲気を作ってあげましょう。3.運動量を増やすトイ・プードルちゃんにとって、お食事の時間を「お腹が空いているから、おいしい」という時間にするためお食事の前に長めのお散歩をしていただいたり、お家の中でボール遊びをしていただくなどして、なるべく運動をさせてあげましょう。なお、食前や食後の運動によって嘔吐をしてしまうことがあります。少なくとも食前・食後30分の激しい運動は控えましょう。4.フードをオヤツ代わりにするフードを少し取り分けてお持ちいただき、お利口なときぶご褒美の代わりに与えていただくと楽しい雰囲気に思わず食べるかもしれません。なお、ドッグフードの裏袋にはお食事量の目安が印刷してありますが、この記載の量はあくまでも目安でございます。それぞれのお子様の生活や運動量、消化能力等など、さまざまな要因で個々のワンちゃんによって必要な分量は変わってきます。また、ワンちゃんによっては食が細くても元気いっぱいな子もいますし、たくさん食べる子もいますので、金井様のワンちゃんにとっての適量を把握していただければと存じます。さて、ドッグフードは保存性と栄養バランスにすぐれていますが、どちらかというと嗜好性が劣りますので、次に嗜好性をあげる方法をご案内させていただきます。◇嗜好性を増す方法1.温めてみるドライフードにお湯などをかけてお食事の匂いを立たせてみてはいかがでしょうか。ワンちゃんは人よりはるかに嗅覚がすぐれていますが、ドライフードにお湯をかけて温めることで、食事の香りを漂わせることができて食欲が増すことがあるようです。また、煮干やカツオなどのだし汁などをフードにかけてみたり、お肉の茹で汁をかけてもよいでしょう。2.お肉やお野菜を和える金井様はササミを湯がいて、フードに加えていらっしゃるとのことでございますね。このときに、ササミを細かく刻んでいただき、よく混ぜ合わせて美味しい匂いをドッグフードにも移してみてはいかがでしょうか。匂いは味につられて、ドッグフードを少しでもたくさん食べるようになるかもしれません。なお、お肉やお野菜を和える際に注意いただきたい点ですが、総合栄養食であるドッグフードには、すでに栄養のバランスが整えてあるため、加える食事の量は全体の1割程度に抑えていただくことで、栄養のバランスを崩さないようにしましょう。個体差はございますが、ワンちゃんはほぼ生後一年間で成犬となります。9か月になる頃といえば、ヒトでいえばそろそろ思春期を迎える頃にあたり、そろそろ身体的な成長が落ち着いてくるころです。そのため、食欲の低下がある程度みられるのはごく通常のことともいえます。また、人と同じ様に食が細くても、たくさん食べるワンちゃんより健康なワンちゃんもたくさんいます。金井様のワンちゃんもウンチの状態もよく、元気いっぱいとのことでございますので、まずはご安心いただき、「楽しいお食事」という雰囲気を演出していただければと存じます。万が一、今後、ワンちゃんのご様子をご覧になられ、体調等の様子にご心配な点がお有りの際には、一度、トイ・プードルちゃんのご様子をかかりつけの動物病院さんに診ていただきますと、よりご安心いただけるかと存じます。トイ・プードルちゃんのお健やかな成長とご家族の皆様が笑顔いっぱいにお過しになられますことを心からお祈り申しあげております。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談サービスを承っております。お気がかりなことがお有りの際には、ぜひご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。