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唸る

投稿者:サラ

投稿日:2016/11/17(Thu) 15:29

No.4541

11ヶ月のトイプードル(女の子)です。
時々、野生化して唸り手がつけられなくなるときはあります。
最近ですと、私が出かけようとした際にケージに入れようとした時、廊下の隅っこにいって縮こまり唸る・・・
寝ているとき(一緒の布団で寝ています)、目を開けていたので撫でようとしたら唸る・・・などなど。いろいろ見ていると野生化した時はどうしようもないので知らないふりするのが一番良いとありましたが、何か予防策などあれば教えてください。

Re: 唸る

- 愛玩動物飼養管理士 三留

2016/11/18(Fri) 14:32

No.4543

サラ 様

枯葉を踏みしめて歩くお散歩が楽しい頃でございますが、
サラ様におれましてはいかがお過しでしょうか。
トイプードルちゃんは11ヶ月とのこと、時々見せる大人っぽい表情と
まだまだ好奇心いっぱいな可愛らしさに目を細めていらっしゃるのでは
ないでしょうか。

さて、このたびはご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
早速ご案内させていただきますが、実際のご様子を拝見していませんので
一般的なご案内となりますことをご了承ください。

トイプードルちゃんがうなって手がつけられなくなることがあるとのことで
ございますね。
ワンちゃんにとって、防衛本能の表現の一種でもある、うなるという行動
ですが、そのときの状況として次のようなものが挙げられます。
◇自分の優位性を示しようと相手を威嚇している 
◇怖くて仕方がなくて自分や周りを守ろうとうなる
◇.自分の縄張りを取られそうになってうなる
◇遊んでいるうちに夢中になって、ついうなってしまう

ワンちゃんは、「自分のした行動の後に周囲にどのようなことがあったか」と
いうことをたいへんよく覚えており、このような経験をもとに、行動を選択して
いきます。
トイプードルちゃんくらいの月齢になると、自我が芽生え、今までの経験をもとに、
積極的に自分で行動を選択しようとする頃であり、今までと違う行動をして、
飼い主様を戸惑わせてしまうことも多くみられます。
サラ様のトイプードルちゃんは若くて興奮しやすい時期ですし、遊んでいる時など
に夢中になってうなっているような場合は、そのまま知らん顔をなさっていても
よろしいと思います。
ただ、例えば「その手をどけて」という要求でうなっている場合には、
飼い主様がうなった後に手をどければ、「うなれば要求がかなう」ということになり、
ワンちゃんに主導権が移ってしまうことになりかねません。
また、うなることによりワンちゃんが優越感を感じてしまうことにつながる可能性
がございます。
トイプードルちゃんがうなったことに対して、サラ様は戸惑ったり、困ったような
表情をなさったり、ひるんだり、弱いところをお見せにならず、
落ち着いて根気強くご対応いただき、「うなってもパパやママは何でもないのよ」
というような強い表情をお見せになるほうがよろしいでしょう。

「うなることはいけない」ということをトイプードルちゃんに伝えるためには、
穏やかで、落ち着いた毅然とした表情で、低い声で「いけない」などとおっしゃり、
良い状態の時には明るく嬉しそうな声でお褒めいただくことも一つの方法でしょう。
このようになさることは、何が良くて、何がいけないのか、ということを、
トイプードルちゃんに教えることにつながります。

サラ様のトイプードルちゃんがうなるのは、サラ様がお出かけをなさろうとして
ケージにお入れになるとき、就寝中に撫でようとなさったときとのことですね。
「うなる状況をなるべく作らない」ということも、サラ様がおっしゃるように
たいへん重要です。
トイプードルちゃんが、ケージに入れようとなさった時にうなるのは、
ケージに入ることがどこか嫌だな、と思っているからかもしれませんね。
「サラ様のお出かけ=ケージに入ること」と連想されてしまうのであれば、
日頃から、サラ様のご在宅のときにもケージをご利用なさってはいかがでしょうか。 
例えば、楽しいお散歩の後にケージの中でのんびり過ごしたり、食事の後に
うたた寝をしたり、ケージに入ったら美味しいオヤツをもらえた、など
嬉しいことをケージの中で経験させていただいたり、楽しくてリラックスできる
場所にしてあげることはたいへん重要でしょう。

サラ様が今日はお出かけをなさる、という日には、お留守番前に長めのお散歩」を
なさって、ちょうどよい疲れをトイプードルちゃんに感じさせてあげては
いかがでしょうか。 
散歩から戻られたら、トイプードルちゃんはいかにも楽しいことがあるかの
ようなサラ様の笑顔に誘われてケージに入り、
大好きなおもちゃを与えてもらって、そのうち嬉しくて眠ってしまった、
というようにしていただくのも一つでしょう。

「その手をどけて」と威嚇しようとうなるワンちゃんもいますが、
一方で、人の手に対して怖いイメージがあって、怖くてうなることもあります。
ワンちゃんが人の手に対して感じる「恐い」と思う状況は、私たちが思う以上に
強く、印象に残るようでございます。
特にチワワちゃんやトイプードルちゃんといった体の小さなワンちゃんには
怖い記憶を作らないように注意が必要です。

例えば、お知り合いの方が「可愛いわね」と急に撫でてきたり、日常のお世話
の時に頭上や後ろから急に手を出すことは、なるべくないように心がけて
いただくことは必要でしょう。
人間側は、しゃがんでトイプードルちゃんと目の高さをなるべく近づけて
接するようにしていただき「人の手は温かくて良いものだ」という気持ちを
抱かせてあげるようにしましょう。 

また、トイプードルちゃんが布団で横になっている時、うっすらと目を開けて
いても、夢の中にいるような状況かもしれませんし、ワンちゃんにとっては
たいへん無防備な状態ですので、どうしても自分を守るために反射的に
うなってしまうのかもしれません。

このような時には、反射的にうなるだけではなく、自分を守ろうと噛んで
しまうことも考えられますので、可愛いのでつい撫でたくなりますが、
睡眠中には特に注意をしていただければと存じます。
なるべくそのような状況を作らないほうが望ましいですが、
布団の中で撫でる時には、トイプードルちゃんが確実に覚醒している、という
状況だけになさったほうがよろしいでしょう。
また、頭や目の上から人の手が降りてくると反射的に防御に出てしまう
可能性もございますので、びっくりさせることのないようになさったほうが
よろしいでしょう。
睡眠時以外にも、食事中などもワンちゃんにとって無防備な状態といえるので、
食事中なども邪魔をすると激しく怒るワンちゃんもみられます。
「困った状況を作らない」ということも大切なことですので、トイプードルちゃんの
睡眠中は「なるべく近寄らずにそっとしておく」ということも大切なことかもしれません。

サラ様からうかがったトイプードルちゃんがうなる時の状況にはございませんが、
ブラッシングや歯磨きなど、さまざまなお世話を「嫌だから、止めて欲しくてうなる」
という行動もよくみられます。
そのような時には、うなった瞬間に、飼い主様は「いけない」など一言おっしゃって、
後は「平然と余裕の笑顔でブラッシングを続ける」というように、
「うなっても嫌なことは止めてもらえない」という状況を作るとよろしいでしょう。

ワンちゃんには、野性的で本能的な部分がありますが、「頼りになるサラ様に
守ってもらえて安心だ、ついていきたい」と感じられる環境で育まれることは、
本能的な部分をコントロールすることにつながっていきます。
トイプードルちゃんが守られていることを感じ、「落ち着いたら良いことがあった」、
「サラ様の言う事を聞いたら良いことがあった」という経験をさせていただくため、
お食事の時、好きな遊びをする前など、さまざまな日常生活の場面で、
「おすわり」などの指示を上手にご利用なさるとよろしいでしょう。

焦らず、ゆっくりと、毎日を過ごしていらっしゃるうちに、だんだん成長していき、
行動も変わってきますので、ゆったりと見守っていただければと思います。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での
健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用ください。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

トイプードルちゃんのお健やかなご成長を心からお祈りしております。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。



排泄のしつけについて

投稿者:じゅんじゅん

投稿日:2016/11/16(Wed) 23:26

No.4540

8歳のトイプードルです 先住犬がおり先住犬はきちんとペットシートで排泄できていたので同じようにしつけたつもりですがシート以外の床に排泄することが多くいままできてしまいました 今から湿気しなおしはむずかしいでしょうか?

Re: 排泄のしつけについて

- 愛玩動物飼養管理士 三留

2016/11/18(Fri) 13:44

No.4542

じゅんじゅん 様

枯葉舞う頃でございますが、
じゅんじゅん様におかれましては、その後、いかがお過しでしょうか。
この度はご相談をいただきましてありがとうございます。
じゅんじゅん様の8歳のトイプードルちゃんの排泄のしつけについてのご相談でございますね。
早速ご案内をさせていただきますが、一般的なご案内となりますことを
ご了承ください。

ワンちゃんは、環境の変化などからできていた排泄ができなくなることや、
どこでしたら良いのかがあやふやなまま、というようなことが多くございます。
いずれにせよ、最初の頃を思い出していただき、「成功するように環境を整え」、
「できたら褒める」ことが重要です。

多頭で飼育なさっているとのことですので、「先住のワンちゃんやご家族の視線が気になる」、
「トイレでしようとしたら先住のワンちゃんがしたばかりで濡れていた」、「先住のワンちゃんと
遊んでもらいたくてその辺でしてしまった」、「粗相をしたときに、あらっ、と大きな声をかけて
もらえて構ってもらえた」というようなことが起きがちです。
ただ、じゅんじゅん様のお話のご様子からは、トイプードルちゃんは「トイレですることがない」
のではなく、「トイレですることもある」というご様子ですので、
とにかく「トイレでできたときに褒める」ことに重点を置いていただくことが大切でしょう。

粗相をしたときは、視線を向けたり、声をあげたり、叱ったりしがちですが、
何もなかったかのように振舞っていただくことが大切でしょう。
いたずら盛りのワンちゃんなどでは、粗相をした床面を、飼い主様が拭いていると、
走ってきて布を引っ張ることが楽しくて仕方がないということもございますので、
さっとワンちゃんたちが気にならないように片付けてしまう方がよろしいでしょう。

ワンちゃんは、飼い主様に注目してもらいたい、構ってもらいたい、愛されたくて仕方がなく、
特に多頭で飼育なさっていると、ワンちゃんたちは、少しでも、もう一頭のワンちゃんより
構ってもらうためにはどのようにしたらいいのか、ということを大変よく見ています。
振り向いてもらうことだけでも、「あら」と声をあげることだけでもワンちゃんにとっては
ご褒美になってしまいます。
粗相をしたら構ってもらえた、ではなく、トイレのシートの上で排泄をしたら褒めてもらえる、
構ってもらえると感じさせてあげましょう。
また、叱ってしまうと、ワンちゃんの気性によっては、「排泄行為そのものを叱られた」と
捉えてしまい、戸惑い、隠れておしっこやウンチをしてしまうようなこともみられます。
トイレで排泄をしたら、褒めてもらえる、構ってもらえるということを通して、どこで排泄を
するのが良いのかトイプードルちゃんに教えてあげましょう。

排泄をしている時に、「チーチー」などと声掛けをしていただくことで、トイプードルちゃんに
排泄と掛け声を関連付けて記憶させていただき、できたら褒めるということを繰り返して
いただくのも一つの方法です。
また、トイレに誘導する場合のタイミングの把握の仕方ですが、「オシッコやウンチを
しそうな仕草をしたら」ということですと、ご家族が走っていらっしゃったり、あわてて
連れられたりすると、ワンちゃんは驚いて緊張してしまったり、その場の雰囲気に
のまれてしまったりして、しそうだったおしっこが引っ込んでしまう、ということがみられます。
したがいまして、時間や食事などから見計らってはいかがでしょうか。
「さっきオシッコをしてからこのくらいの時間がたっている」というタイミングで、
「チーチー」や「トイレはここよ」などと明るく声をかけながら誘導してあげましょう。
そして、偶然でもできたら褒めていただきます。

オシッコをしようと思ってトイレにいくが、濡れているトイレをみて引き返すことがあった
のであればトイレシートを2枚敷いていただく、または大判のものに変えてみるのも一つでしょう。
先住のワンちゃんとの関係をご覧になり、トイレをもう一つ用意いただくなどもよろしいでしょう。
その際用意いただく場所は、いつも粗相をしがちな場所や、ご家族様の出入りが少なく
気兼ねなくリラックスして排泄ができそうなところがよろしいでしょう。

褒めるというと、フードやオヤツで、とお思いになるかもしれませんが、ワンちゃんにとっては、
飼い主様に構ってもらえる、ちらりと見てもらえる、騒いでもらえるということも
すばらしいご褒美です。
また、先住のワンちゃんがシートでしているときに、「お利口ね」と褒めていただき、
時にはオヤツをあげるのをトイプードルちゃんに見せていただくことで、シートの上で
オシッコをすれば褒めてもらえるということを理解するかもしれません。
できるだけゆったりとした気持ちで、褒めることで、どこでしたら良いかを教えてあげましょう。

また、ワンちゃんは周囲の雰囲気を感知する能力がたいへん高いどうぶつですから、
「うまくいくかしら」という飼い主様の緊張感などの言外のお気持ちが、ワンちゃんに
伝わってしまうこともみられます。排泄は生理現象ですので、できるだけリラックスした
雰囲気を作っていただくことも大切でしょう。

トイレの周囲を家具などで囲んでみたり、トイレ用のサークルを作るなど、ご家庭の状況に
あわせて、工夫をなさるのも一つの方法です。

トイレ用のサークルを作る場合、ケージ内にはトイレシートを全面に敷きつめておきます。
このようにすると、サークルの中は全部トイレになりますので、オシッコがたまっている
状態でトイプードルちゃんを連れて行ってあげることで、トイレはまず成功となります。
その際には、必ずすぐに褒めてあげましょう。
しばらくすると、いつもするトイレシート、しないシートができてきますので、
しないシートをはずしていきます。
少しずつトイレシートのスペースを狭めることで、最終的にはトイレシート1枚で
できるようにしていきます。
また、状況をご覧になって周囲のサークルを取り外しても宜しいかもしれません。

トイレの位置を移したいときには、トイプードルちゃんが戸惑わないように、
一日に数センチずつ好ましい位置まで移動していただくほうがよろしいでしょう。

また、フワフワとしたラグやマット類などは粗相しやすくなりますので、
「いつもトイプードルちゃんが粗相してしまうマット」などがあれば、トイレでの排泄が
定着するまでは、取り外していただいたほうがよろしいかもしれません。

また、ワンちゃんは元々、自分の生活スペースを汚したくないという習性があると
いわれています。
そのためか、成長に従い、サークルの外などケージから離れたところにしたがる
こともございます。

もし、トイプードルちゃんのトイレがケージ内にあり、ケージに戻りたがらないというので
あれば、ケージ内のトイレ以外にも、サークル外の静かな排泄しやすい場所に
トイレをご用意いただいてもよろしいでしょう。

また、ワンちゃんにとって排泄行為は縄張りの主張と密接な関係がございます。
ご様子によっては先住のワンちゃんのトイレ、トイプードルちゃんのトイレ、というように
分けていただくのもよろしいかもしれません。

また、ワンちゃんは群れの中の位置が明確に分かっていないと、マーキングやマウンティング
によって、自分を主張しようとする側面を持っていますので、先住のワンちゃんを優先することは
ずっと続けていただき、どちらが上なのか分からない、という状況はなるべくお作りいただかない
のがよろしいでしょう。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
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じゅんじゅん様とワンちゃんたちの笑顔いっぱいの毎日を応援しております。
お気軽にお声がけください。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。



吠え癖に困っています

投稿者:ノエル

投稿日:2016/11/10(Thu) 11:29

No.4536

1歳7ヶ月になるオスのトイプードルです。
結婚のため今月からアパートに引っ越しワンコと彼との生活を始めています。
引っ越す前から家に入ってくる車・バイクの音には敏感で聞こえるたびに吠えていました。何もない、誰もいない方向に向かって突然吠え出すこともあります。
また、就寝時リビングのケージに入れ私たちが寝室に行くとクンクンと鳴き続けるため近所迷惑を心配し結局寝室に連れて行き一緒に寝ています。
このような吠え癖、鳴き癖はどうしたら直せますか?
飼い始めた時から吠えることに対してしつけはしているつもりですが、上手くいかず引っ越した早々クレームが入り困っています( ; ; )

Re: 吠え癖に困っています

- 愛玩動物飼養管理士 三留

2016/11/11(Fri) 14:59

No.4539

ノエル 様

木々が秋化粧した美しい姿をみせてくれる頃になりました。
ノエル様におかれましてはご結婚なさったとのこと、誠におめでとうございます。

さて、このたびはご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
早速ご案内させていただきますが、実際のご様子を拝見していませんので
一般的なご案内となりますことをご了承ください。

トイプードルちゃんが新居にお引越しをされてから、就寝時ノエル様とご主人様が
寝室にいらっしゃると鳴き続けるようになり、お困りということでございますね。
ワンちゃんは環境の変化に敏感ですので、お引越しやご家族の生活上の
変化の後には、夜鳴きなど、さまざまな行動の変化があらわれることが一般的です。

さまざまな状況を把握することのできる私たち人間でも、新しい環境にいくと
不安を感じますので、ワンちゃんが不安に思っても当然なのかもしれませんね。
周囲のお散歩コースの匂い一つにしても、お引越しをするとまったく知らない
ワンちゃんの匂いにびくびくして、散歩にいくと立ち止まって歩こうと
しなくなったりすることも多くみられます。

お部屋も家具の配置もかわり、部屋の匂いもかわり、戸惑うことも多いのかもしれません。
ただ、このような戸惑いも、ご夫婦の毅然とした態度と、穏やかな笑顔に包まれ、
日々の生活を繰りかえすうちに、知らない匂いが懐かしい匂いになり、
いつもと同じことが増えていくと、少しずつ落ち着いていくという側面もあります。
今はなるべく安心させてあげる、ということも大切かもしれません。

【吠えることについて】
ワンちゃんはそれぞれ、今までの経験から自分がした行動の前後に周囲に何があったか、
「何をしたら何が得られるか」ということを学習してきています。
トイプードルちゃんが吠えた後に良いことが起こると「要求する時は吠えれば良い」と
いうことになってしまいます。

ワンちゃんが一度、「何かしてもらう時には、吠えるといいのだ」と思うと、
かなりしつこく、吠えることに執着をします。
がまんしきれなくて、構ってしまうと、「がんばった甲斐があった」と吠えることが
どんどんトイプードルちゃんの中で大切な手段となってしまうかもしれません。

したがいまして、吠えている時に、「トイプードルちゃんがして欲しいこと」を
なさらないことが重要でしょう。
また 「吠えていない時に良いことがある」ということを教えるために、
例えばケージから出すのは、「出して」と要求した時ではなく、オスワリなどの指示を
なさって、オスワリをして落ち着いてからケージから出すというようにならすと
よろしいでしょう。

吠えても要求を叶えないことが大切なことはご高承であっても、ノエル様がおっしゃる
ように、夜間などの近隣の方へのお気遣いなどとは両立しがたく、
たいへん難しいことでもございます。
そのような意味からも、「吠えない状態を作る」ということはたいへん重要ですので、
トイプードルちゃんを寝室に一緒にお連れになるということは、とても良い方法
ではないでしょうか。
トイプードルちゃんがノエル様の布団に入ってきてゆっくり眠れなくて困る、というので
あれば、ご夫婦の寝るスペースとワンちゃんの寝るスペースを分けるのも
一つの方法でしょう。
トイプードルちゃん用の小さなベッドを用意してあげたり、お気に入りのキャリーバッグや
クレートをご利用なさってはいかがでしょうか。

また、生活全般で「ノエル様とご主人様がトイプードルちゃんを率いていること」を
しっかりと示すこともたいへん重要なことです。
守られている、率いられている、ということは、トイプードルちゃんに安心感を与えます。
そんなに頑張って縄張りを主張する必要がない、吠える必要がないという安定感を培って
いただければと存じます。
例えば、ノエルちゃんが「遊ぼう」とボールを持ってきたとき、ノエル様に主導権が
あることを示すため、「オスワリ」と指示をしていただき、指示にしたがってから
遊ぶようにします。
お散歩のとき、先に家を出て、先に歩き、先に家に入るのはノエル様です。
あるいは、ソファにご夫婦が座っていらっしゃるときに、ご夫婦の真ん中に
トイプードルちゃんが入ろうとしても、さりげなく足元のクッションにすわらせてあげたり、
端に座らせてあげるようにしたりなさるとよろしいでしょう。
また、ご帰宅のときに「ただいま」と声をかける順番などを通じて、
ご夫婦が優先であることを示すようにしましょう。
日ごろから、ノエル様のご帰宅を喜んで、トイプードルちゃんが興奮しているのであれば
興奮しているときには声をかけず、落ち着いて静かになったとき、テンションが下がった
ときに「ただいま」と声をかけるようになさるとよろしいでしょう。

いつも過ごす場所の見晴らしが良いと、吠えることにつながることもあります。
例えば2階でお住まいであれば、窓から外を眺めているうちに、見張り番のような気持ち
になってしまうこともあるでしょう。
いつもトイプードルちゃんが過ごすお気に入りの場所からあまり窓の外がみえないように、
カーテンを引くなどなさって、守られている雰囲気を作ることも大切でしょう。
また、周囲の音に敏感に反応するのであれば、小さな音でラジオをつけておくと
いうのもよろしいでしょう。

ワンちゃんは一度吠え始めると、収拾がつかなくなってしまうのが一般的ですので、
吠えそうな時、吠え始めの時に、対応するのが大切です。
周囲の音に反応して、吠えるかな、というときに、「いけない」と毅然と落ち着いた
声で叱ります。吠えないでいたら褒めてあげましょう。
ただ、大きな声、高い声はよけいに興奮させてしまうことになりかねませんので、
低い声で叱るのがポイントです。
特に、「あら、吠えて、どうしたの?」などのトイプードルちゃんの吠えにノエル様が
反応したという状況は作らないようにしましょう。

叱っても余計に興奮するというワンちゃんも多いのですが、叱るのではなく、
「吠えそうな時に吠える以外の行動に誘導して、吠えなかったことに対して褒める」と
いうことを根気強くお続けになるのもよろしいでしょう。

例えば、お耳をぴくぴくさせ、今にも吠えそうな時に、「オスワリ」など吠える
以外の行動をさせて吠えない状態を作って、褒めていただくのもよろしいでしょう。
オスワリ以外にも、キャリーバッグに入るように指示をなさってから褒める、と
いうのも良いでしょう。

若いワンちゃんにとって、エネルギーが上手く発散できていないと、吠えたり、
いたずらをしたり、といった行動につながることがございます。
日ごろからお散歩などを通して十分エネルギーを発散させてあげることはたいへん重要です。
お引越し後ですので「慣れない地域でのお散歩を嫌がる」ということがあるかもしれませんが、
最初はのんびりできそうな公園などに抱っこをしていらっしゃり、少しでも下ろしてみて、
歩いたら褒めていただき、「一緒に歩けて楽しかった」という経験を積み重ねていただく
ことで、トイプードルちゃんが楽しく歩ける範囲を少しずつ広げていってあげましょう。

一日に5分でも10分でも、今までと以前のお住まいの時と同じように、トイプードルちゃん
がノエル様と過ごせる時間を作ることで、「ママの愛情は変わらない、
そして、パパは力強くて頼もしいな」とトイプードルちゃんが安心できる時間作る
ことは大切でしょう。

【新しい生活に馴染むために】
1. 以前のお宅で使っていたものを使う
お引越しを契機に、家具や敷物など、新しく調達なさることも多いかもしれませんが、
なるべく以前使っていらっしゃったものをそのままご利用なさるのもよろしいでしょう。
既にお引越しをなさったので、処分なさったものもあるかもしれませんが、
なるべく前のお宅と同じような間取りで、前と同じカーテンや食器、水のみの器、
クッション、マット類などをそのままご利用なさったほうがよろしいでしょう。
また、ノエル様の使い古しのバスタオルや、衣類からファスナーやボタンなど、
口にいれると心配なものを取り外した物をケージの中など、トイプードルちゃんが
長時間過ごす場所にいれておいてあげるのもよろしいでしょう。

2. ケージの中を快適な場所だと感じるようにする
ワンちゃんにとって、安心な場所、落ち着く場所がお家の中にあるということはたいへん
大切なことです。そのためにもケージをのんびりできる好きな場所にしていただくことは
重要です。

ただ、「お留守番や夜寝るときにだけケージに入れる」と、ケージのイメージが寂しく
嫌なところになってしまうことがございます。
ケージは嬉しいことがあった後や褒められた時に入ったり、中に入った時に大好きな
オモチャを与えてあげたり、嬉しいことがあるところ、安心してくつろげる場所に
なるように工夫をなさることはたいへん重要です。
お散歩から帰って、「楽しかった、疲れたからゆっくりとしたいな」というときに
ケージに入るように誘導してあげたり、同じ部屋でのんびりと過ごすときに、
トイプードルちゃんはケージに入ってくつろぎ、ノエル様はソファにかけて
お茶を飲んで・・などというのでもよろしいでしょう。
また、これからますます寒くなりますので、ペットボトルにお湯を入れて
しっかりとフタをしてタオルでくるむなどしていただき、ケージの中でも
人肌に似たぬくもりを感じるようにするのもよろしいでしょう。
また電気カーペットなどをご利用なさっているときにご注意いただきたい点として、
熱すぎたり、逃げ場がなくてかえって苦痛を感じさせてしまうことがあるようです。
トイプードルちゃんが適度に調節できるよう、必ず逃げ場を作ってあげることが
大切でしょう。もちろん、低温やけどなのにはくれぐれもご注意ください。

また、ワンちゃんは一般的に、自分から外はみえるけど、外から自分の姿がみえない
ような穴倉のようなところで過ごすのが落ち着くようですので、ケージをバスタオル
などで覆っていただいてもよろしいでしょう。
全面真っ暗になると不安になるようであれば、後ろ半分を覆うようにしていただく
のもよろしいでしょう。

4. 不安そうなトイプードルちゃんをなぐさめない
ワンちゃんはお引越しをすると、今まで慣れ親しんできた匂いとは違うところで
生活をする訳ですので、お散歩の匂いも変わってしまい、最初は戸惑ってしまうのが
当然でしょう。
楽しそうな笑顔をトイプードルちゃんに向けていただき、心配そうな表情で
トイプードルちゃんを見たりなさらないことが大切でしょう。
お留守番もそうですが、たくさん声をかけたりせず、何でもないことのように、
さりげなく振舞っていただくことが大切でしょう。

5. スキンシップを大切にする

お引越し後はお忙しくて、どうしても、あまり構ったり、遊んだりする時間を
作ることは難しいかもしれませんが、ゆったりと体を撫でてあげてください。

なおアニコムでは、お電話でのしつけ・健康相談サービスも行っておりますので、
お気軽にご利用ください。
電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256
です。
平日9:30〜17:30 / 土日祝9:30〜15:30
土日祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。
なお、日・祝日および年末年始はお休みさせていただきます。

ご主人様とトイプードルちゃんとの笑顔いっぱいのお幸せでご健康な毎日を
心からお祈りいたしております。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。



4歳母犬

投稿者:Chacha

投稿日:2016/11/10(Thu) 09:46

No.4535

4年のメスのマルプーのChachaです。1/21に6匹の子を産みました。出産は、一匹目が生まれ鳴き声をあげたてからパニックになりました。何とか6匹を頑張って産んでくれましたが、自分の子供という意識がないようでした。出産までは、夫婦二人に子供の用にして生活していたので人間に近くなってしまったのだと思います。24時間以内に母乳は飲ませた方が良いと獣医に言われたので、口輪と大人3人の抑えこみ初乳を飲ませ
それからはなんとか母乳は飲ませてくれるようになり、6匹母乳で育てられました。子犬の排便処理は全くしませんでした
6匹毎日私が排泄の面倒は見ました。毎日、うんこがでない・・と心配で心配で,毎日悩んでいました。今振り返るとなつかしい日々です。無事6匹元気に成長してくれ、4匹は素敵な里親さんの所に養子に行きとても可愛いがられています。2匹は母と共に過ごしています。
母はやはり育児放棄なので今は姉のような存在です。
母ぽい行動は今だしません・・・
今まで一匹で我儘いっぱいだったせいか、、今はどうしてもやんちゃな子供たちの方に偏りがちになってしまいますので、そのストレスのせいなのか?よく震えるのです。
ご飯、おやつはちゃんと食べ、排泄も通常通りなのですが
震えること多々です。病院に行こうか悩みましたが、様子見になりそうなのでここに相談させて頂きます。
家の中にいるので暖房もついていますし。。。
震えるのはなぜでしょうか?今はソファに横になり震えずに寝ています。どこか?悪いから震えるのでしょうか?
犬の震えは、痛い、恐怖、不安などで震えるのは承知しています。どこかが痛ければ餌も食べなくなることは経験してます
数年前に、カットして帰宅したら食べなく動かなくなったことがあり、獣医に連れて行ったら腰痛を起こしてるとのことで
薬を飲んだら、二日目に夜には回復しました。
まだ寒さも穏やかに寒い時期で寒さに震える??には早いように思います。セーターは着させていますが、震えるのです
肛門腺が溜まりやすくはなってるとトリマーさんより聞いてます。今回のシャンプー時にコリコリになっていてたくさん出たと聞きました。どこか体調が悪いのでしょうか?
散歩も喜んでいきます。

文才がまったくございません。話が行ったり来たりで理解しがたい内容で申し訳けありません。
よろしくお願いします

Re: 4歳母犬

- 獣医師 山田

2016/11/11(Fri) 12:58

No.4538

Chacha 様

朝夕冷え込む季節になりましたが、Chacha様におかれましては、
いかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
4歳のChachaちゃんに最近、震えがみられるとのことでございますね。
さっそくご案内をさせていただきますが、実際のワンちゃんのご様子を
拝見していませんので、一般的なご案内となりますことを、
何とぞご了承ください。

Chachaちゃんは1月21日に出産し、そのお子様達も元気でお過ごしとのこと、
何よりでございます。
出産はかなりの労力を要する大仕事ですし、その出産を支え、また、産後には
Chachaちゃんにかわって子育てをなさったとのことですので、
Chacha様とご家族様もさぞかし大変だったのではないかと思います。

さて、Chacha様もご高承のように、ワンちゃんが「震える」場合が、一般的には
「寒い」「痛い」「怖い・不安」のどれかが原因となっていることが多いといわれます。
ワンちゃんは一般的に、寒さには強いと思われていますが、
小さいころから温度環境の整った室内で育ったワンちゃんや小型犬のワンちゃんは
寒さに弱い子が多いようです。
また、老齢のワンちゃんでは甲状腺機能の低下などが原因で、寒さに弱くなり、
震えの症状が見られることもありますが、Chachaちゃんはまだ4歳と若いですし、
季節からも「寒いから震えていた」ということは考えにくいと思われます。

しかし、季節柄、寒さが原因で震えているようであれば、室温をあげていただいたり、
寒いときに体を温めることが出来るように、毛布など暖が取れるようにしてみましょう。
また、その際には、暑さを感じたら自分で涼しい場所に移動できるようなスペースも
作っていただき、ワンちゃんが自分で調節できるようにしてあげると良いでしょう。

Chacha様がおっしゃるように、ワンちゃんは「お腹が痛い」「腰が痛い」「足が痛い」
などの「痛み」で震えることもございます。
震えの症状が見られる時に身体に触れてみると、痛いところに触れられたときに
緊張して力を入れたり、嫌がって噛みつこうとしたりすることで、どこの部位が
痛いのか推測できることもございますが、痛みで全身的に緊張していて
部位の特定が難しいこともあります。
Chachaちゃんは食欲もあり、排泄も異常なく、散歩も喜んで行っているという
ことでございますので、何か大きな痛みで震えている可能性は低いのでは
ないかと思います。
しかし、痛みが隠れている可能性もございますので、全身を優しく触っていただき、
キャンと鳴いたり、触られることを嫌がるそぶりがないかご確認頂けたらと思います。
また、痛みの強いときには反射的に噛んでしまうことがありますので、
決して無理をなさらないで、ご安心のため、ご通院をお勧めいたします。
その際、Chachaちゃんは数年前に腰痛を起こしたことがおありとの
ことですので、念のためその旨お伝えいただくとよろしいでしょう。
なお、先日、シャンプー時に肛門腺の分泌物が沢山出たとのことでございますね。
肛門腺が溜まりすぎて震えることは少ないと思います。ただ、分泌物が貯留
しすぎて肛門腺が破裂した場合には、痛みが伴いますので、
「震える」ことがございます。その場合、おしり周りを触られるのを嫌がったり、
肛門周りの毛が汚れていたりしますので、おそらく飼い主様もすぐに
気付かれると思います。

「痛み」以外にも、低カルシウム血症や低血糖などによって「震える」ことも
あります。特に低カルシウム血症は産後のワンちゃんに見られることが多く、
授乳により低カルシウムとなり、震えや痙攣などの症状が見られる場合が
ございます。
Chachaちゃんは、すでに授乳の時期が終わっていますので、産後の
低カルシウムという可能性は低いと思いますが、震えている原因が
「痛み以外の可能性」もございますので、一度かかりつけの病院で診察して
いただき、必要に応じて検査をお受けいただけたらご安心でしょう。

また、ワンちゃんは恐怖や不安で震えることもございます。
一度、怖い経験をすると、次に同じような環境が揃ったとき、「また同じことが
おきるのではないか」と不安を感じ、強い反応を示すことがあります。
ワンちゃんはどの子でも怖いもの、苦手なものがあり、恐怖のあまり震えることは
ごく普通に、よく見られます。恐怖を感じることは、危険なものから身を守るため
には大切なことですが、あまりに恐怖が高じると、逃げ出そうとしたり、
粗相をしたり、震えたり、呼吸が速くなったり、家の中を走り回ったり激しく
吠えたりします。
きっかけとなることは、外から聞こえる音・風が木々を揺らす音・風にはためく
カーテン・地震・雷など様々です。
何か、ワンちゃんが震えるようになった際のきっかけなど、お心当たりは
ございませんでしょうか。精神的な恐怖や不安で震えている様であれば、
以下の様にご対応いただけたらと思います。

1.平然とした表情をワンちゃんに見せる
何らかの原因でワンちゃんがおびえて震えたとき、周囲の方が、「どうしたの」と
不安げにみつめたり、なだめたりすることは、震えるという行動を
周囲の皆様の関心を得るための有効な経験としてしまい、
震える行動を強めてしまうことがございます。
また、震えるワンちゃんを、不安そうな表情で見たり、なだめたりすると、
目の前のことが、余計にたいへんなことのように、ワンちゃんの目に
映ってしまうことがあります。
ワンちゃんが、恐怖を感じ、いつもと違う不安を感じているときこそ、
ご家族はとにかく平然として、落ち着いていることが大切です。
不安そうに震えているときも、Chacha様はいつもと変わらず、穏やかな落ち着いた
表情でいらっしゃることで、「ママたちは平気そうだから、大丈夫かも」と
ワンちゃんに思わせるようにしましょう。
ワンちゃんが緊張していたら、毛並みにそってやさしくゆっくりと撫でたり、
尻尾の根元あたりを優しくもみほぐしてあげるなど、
ワンちゃんの体をマッサージして、リラックスさせてあげてもよいでしょう。

2.いつもと変わらぬ日常を繰り返す
ワンちゃんの行動に心配な点があると、飼い主様はその様子をみて、
対応や生活のリズムを変えたほうがいいかとお思いになることも
あるかもしれません。しかし、いつもと同じように、落ち着いた生活を繰り返すこと
は、ワンちゃんを安心させる大切なポイントとなります。
飼い主様を中心にお家の中が回っている、飼い主様がお家の中の主導権を
握っているということは、ワンちゃんに安心感を与えます。
いつもと同じように穏やかに生活を続けていただければと存じます。

3.逃げ場所を用意する
日ごろからクレートやキャリーバッグ、ケージなど、「ワンちゃんにとっての逃げ
場所=落ち着いてリラックスできる大好きな場所」を生活スペースの中に
用意しておくのもよろしいでしょう。ワンちゃんは元来、穴倉のような、
自分から外は見渡せるけれど、外からは自分の身を隠せるような狭い場所を
好みます。
クレートやドーム型のベッドなどを好むワンちゃんも多く、また、ケージも
安心できる場所になることも多いようです。叱られたときやお留守番のときなど、
ワンちゃんにとって、好ましくないときばかり、ケージの中に入れていると、
「ケージ=嫌なところ」というイメージをワンちゃんが抱いてしまうことがございます。
好きなやオヤツやオモチャでケージの中に誘導して、入ったら明るい声で褒めたり、
Chacha様の匂いのする毛布をケージの中に入れたりなさってはいかがでしょうか。
ただし、誤飲の恐れのあるものはお入れにならないようにご注意ください。
ケージを開けたままにしておき、出入り自由になさってもよろしいでしょう。

4.スキンシップ・声がけを十分にする
名前を呼んで、ワンちゃんがChacha様を見つめたら「お利口ね」と褒めて
あげましょう。
「さあ、お散歩に行こうね」、「ご飯、たくさん食べて、お利口ね」などと、優しく声を
かけましょう。なるべく、良い状態になるように誘導していただき、
褒めていただくことで自信をつけさせてあげましょう。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での
健康相談・しつけ相談サービスを承っております。
状況をお伺いした上でより具体的なご案内ができると思いますので、
ぜひご利用ください。

お電話番号は、あんしんサービスセンター0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

日増しに寒さが加わってまいりましたので、Chacha様も体調を崩されませんよう、
お身体大切にお過ごし下さい。
今後ともアニコムをよろしくお願い申し上げます。



クレート内からの吠え、威嚇

投稿者:もこ

投稿日:2016/11/07(Mon) 23:52

No.4532

1歳半のコイケルホンディエ雌です。一歳過ぎ頃から、クレートやサークル内にいる時にすぐそばを通り過ぎる犬に、ひどく吠えるようになりました。クレートトレーニングは出来ており、自分から入って休んでいることもありますトレーナーからはテリトリ意識よりは、逃げ場がなく、他の子と接近しすぎの状況に恐怖からの吠えだろうと言われました。同居犬14歳にも同じ威嚇や吠えから、ケンカになってしまうこともあります。
基本的には他の犬も好きで、ノーリードのドッグラン状態の時は自分から遊びに誘い、楽しく遊びます。ただ、自由がきかない状態だと急に緊張のスイッチが入るようです。
これは緩和して直していけるのでしょうか。

Re: クレート内からの吠え、威嚇

- 愛玩動物飼養管理士 三留

2016/11/10(Thu) 13:04

No.4537

もこ 様

落ち葉を踏みしめてのお散歩が楽しい季節ですが、もこ様におかれましては
いかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談を頂戴いたしまして誠にありがとうございます。
早速ご案内をさせていただきますが、実際にワンちゃんたちのご様子を
拝見しておりませんので、一般的なご案内となりますことを何とぞご了承ください。

1歳半のコイケルホンディエちゃんが、クレートやサークル内にいる時など、
逃げ場がないような状態の時に他のワンちゃんにひどく吠えるとのことで
ございますね。
トレーナーさんは、コイケルホンディエちゃんが吠える様子をご覧になって、
「逃げ場がない状態への恐怖からの吠えではないか」とおっしゃり、
もこ様も自由がきかない状態だと緊張のスイッチが入るように感じていらっしゃる
ご様子ですね。
以下ご案内させていただきたく、ご参考にしていただけましたら幸いでございます。

1. 良い状態を導きだし、その後に褒める
ワンちゃんはいったん緊張したり、興奮して吠え始めてしまうと収拾がつかなく
なることが多いので、吠えてしまってからというよりは、吠えそうなとき、
あるいは吠え始めたばかりのときに対応するようにします。
コイケルホンディエちゃんは、「自分はケージに入っている」、「(ケージに入っていない)他のワンちゃんがいる」という状況が揃ったときに、恐怖のため、あるいは威嚇の
ため、吠えるという行動を起こすことが習慣化しているのかもしれませんね。
同じ状況がそろったときでも「吠えないでいる」という行動へと誘導し、
そのことに対して「褒めてもらえた」という好ましい状況をお作りになるのも
よろしいでしょう。
具体的には、他のワンちゃんの存在がコイケルホンディエちゃんの視界に
入っているけど、まだ反応するに至っていないときに、もこ様は穏やかで
落ち着いた、毅然としたトーンで「オスワリ」と指示をします。
ワンちゃんがオスワリをして吠えないでいたら「お利口ね」と笑顔で穏やかに
褒めてあげましょう。このとき、特にコイケルホンディエちゃんの大好きなオモチャ
やオヤツ、フードを少し取り分けておいたものなど、お気に入りのもの与えたり
していただいてもよろしいでしょう。
これまでは緊張や興奮から吠えていた状況なのに、吠えずにいられ、
褒めてもらえたという経験を根気強く続けていただくことは、
コイケルホンディエちゃんにとっても大きな自信になるでしょう。
なお、コイケルホンディエちゃんがクレートに入っている状態で、他のワンちゃん
がフリーな状態だと緊張関係が生じてしまう傾向は高くなるかもしれません。
最初のうちは、相手のワンちゃんもクレートやバリケンなどに入れた状態で
距離を調節しながら慣らしていくのも一つかもしれません。

2.吠えた後、コイケルホンディエちゃんにとって望ましい状態を作らない
例えば、知らないワンちゃんが視界に入って思わず「あっちにいって」と夢中で
吠えたら、相手のワンちゃんが去っていったり、もこ様が助けにきてくれたり、など、
自分が吠えた後に望ましい状況が生じると、吠えることが要求をかなえる手段と
なってしまい、緊張して興奮しやすい状態を生じます。
また、吠えたことに対して、周囲にいらっしゃる皆様が反応なさって、大きな声が
聞こえてきたりすると余計にコイケルホンディエちゃんを興奮させて
しまわせてしまう可能性があります。
周囲にいらっしゃる皆様は、吠えたことに反応せず、のんびりとなさったままで、
吠えても無駄だと感じる状況を作るのも一つの方法でしょう。
コイケルホンディエちゃんがゆったりとしたリラックスをした状況になったのを
見計らって、コイケルホンディエちゃんにとって嬉しい状態を作るように
なさるのが望ましいでしょう。
クレートの中にいるときだけではなく、日常生活全般で同様の働きかけを
なさることも重要です。例えば、ご家族がご帰宅なさったときは、
もしコイケルホンディエちゃんがうれしくて大騒ぎをしていても、知らん顔をして
いただきます。
まずご家族様は人間のご家族様に声をおかけいただき、次に先住のワンちゃんに
声をかけていただき、静かになったコイケルホンディエちゃんに
最後に「ただいま」と声をかけていただくなどなさるとよろしいでしょう。

3. 飼い主様に注目する習慣をつける
若く、エネルギーが有り余るコイケルホンディエちゃんですから、ドッグランで
友達犬と遊んでいるとき、あるいは夢中になって散歩をしているときなどに、
もこ様に名前を呼ばれても、すぐにもこ様に注目をするのは難しいかもしれません。
ただ、興奮しているときでも、緊張しているときでも、もこ様が声をかけると振り向く
という状況をつくることはコイケルホンディエちゃんの安全を守るためにも
たいへん重要でしょう。日頃から名前を呼ばれたら反応するように
働きかけていただくとよろしいでしょう。
ワンちゃんは案外計算高くちゃっかりとしたところもありますので、名前を呼ばれて
飼い主様に注目したときに、叱られるなど望ましくない状況になると、
次に名前を呼ばれたときに「また叱られたら嫌だな」ということで、
寄ってこようとしなくなることもあります。
「名前を呼ばれたら嬉しいことがあった」、「笑顔で迎えてもらえて嬉しかった」と
いう経験をさせてあげましょう。 どんなときも守ってもらえる、頼りになる、と
いうことがワンちゃんたちに伝わるような、余裕のある笑顔でお呼びいただき、
振り向いたら「お利口ね」、「可愛いね」と褒めてあげましょう。
そのままゆっくりと体をやさしく撫でてリラックスをさせてあげてもよろしいでしょう。
また、このような習慣が少しずつついてきたら、様子をご覧になりながら、
ドッグランで楽しく遊んでいるようなテンションの高いときにも、
「来い」「オスワリ」などの指示をお出しいただき、さっとテンションが切り替わる
ように働きかけていただいてもよろしいでしょう。

4. お家の中の優先順位が分かるようにする
群れの中の自分の順位がわかることは安心を生み、守られていることが分かる
ことはがんばらなくても良いリラックスした状況を生みます。
ワンちゃんたちの名前を呼ぶ順番、散歩のときお家を出る順番など通して、
ワンちゃんたちの群れの中で14歳の先住のワンちゃんが優先順位が高いことが
わかるようにしましょう。
若くて元気いっぱいのコイケルホンディエちゃんですから、日常生活の中では、
14歳のワンちゃんをかばいたくなるような状況もあるかもしれませんが、
かばうという行為はコイケルホンディエちゃんからすると、先住のワンちゃん
のことを弱く、小さくみえてしまうことにつながるかもしれません。
「お兄ちゃん(お姉ちゃん)に失礼でしょ」などと、先住のワンちゃんが優先度が
高いことが分かるようになさることが大切でしょう。
また、同時にワンちゃんたちは、もこ様やご家族様に率いられている、と
いうところをお見せいただくことも大切です。

5.指示を待つ習慣をつける
ワンちゃんはほんとうに魅力的ですので、ついついワンちゃん中心の生活に
なってしまうというような経験はどの飼い主様もなさっているのではないでしょうか。
ところが、自分が周囲を動かしていると思ってしまえる状態は、ワンちゃんに
分不相応な役割を担わせてしまい、不安や緊張を強く感じさせてしまう傾向が
高くなります。
反対に「自分は従えばいいから気が楽だ」という状態は、リラックスした生活に
つながります。そのためには、飼い主様の指示を待つ、飼い主様が決めた
ことに従う、という経験を根気強く続けていただくことが大切でしょう。
例えば、お散歩の経路はワンちゃんたちが「右にいきたい」といっても、
もこ様が「左へいく」といえば左にいくなど、もこ様が決定なさるようにしましょう。

6.声かけは落ち着いた低いトーンで
基本的にワンちゃんへの声かけは毅然と、ゆったりとリラックスしたトーンで統一
なさるとよろしいでしょう。
ワンちゃんは、高い声であったり、大きな声に対しては、緊張したり、興奮したり
しやすくなります。その中でも、叱ったり指示をお出しになるときは、従いたく
なるような、低くて落ち着いたトーンで、反対に褒めるときには、ワクワクと嬉しく
なってしまうような明るいトーンでなさるとよろしいでしょう。

7.落ち着いた状態、エネルギーを発散した状態でクレートに入れる
クレートの中でなるべく緊張した状態にならず、リラックスしてのんびりとした状態
にするために、なるべく運動をして疲れた状態でお入れになるようにすると
よろしいでしょう。クレートに入ってご友人のお宅にいらっしゃるときも、
長めのお散歩をすませてからになさってはいかがでしょうか。
また、緊張状態のときはできるだけお入れにならないようにしましょう。

8.クレートから周りの状況があまり気ならないようにする
ワンちゃんとの生活で困った状況が生じたとき、困った状態をなるべく回避する、
というのも、たいへん重要なことです。
例えば、コイケルホンディエちゃんがクレートに入っているときになるべく周り
のことを気にしなくて良いように、バスタオルで覆ったり、クレートの向きを
周りが気にならない状態で置く、なども必要でしょう。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、
ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談
サービスをうけたまわっておりますので、ぜひご利用ください。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。
もこ様とワンちゃんたちの笑顔いっぱいの日々を
応援いたしております。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。