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胃ろうチューブのご飯について

投稿者:あい

投稿日:2012/02/06(Mon) 08:20

No.1119

6歳♀ダックスです。急に舌が使えなくなり、
ご飯が食べれず体重が5.5キロから3キロになってしまったため、胃ろう手術をうけました。
現在a/d缶を1日1.8缶。
最初は1缶から少しずつ増やしているのですが、体重が一向に増えず、いぜんとしてガリガリです。
骨と皮しかないような状態で見ていて痛々しいです。
なんとかして太らせたいので量を増やしてみたものの、あふれ出てきてしまいます。
ご飯をあげる回数を増やすにも現在3回あげていて、仕事もあるので限界です。
子犬用の粉末ミルクを混ぜたり、ほかの缶と混ぜてあげる 等考えたりしてますが、どうなんでしょうか?
それとa/d缶にしてから半年ほどたちますが、下痢が治りません。
同じ症状のわんちゃんの飼い主さんのブログで
下痢を止めるためのi/d缶と1:1で混ぜてあげていると見たのですが、大丈夫なんでしょうか?
宜しくお願いします。

Re: 胃ろうチューブのご飯につい...

- 獣医師 岸田

2012/02/07(Tue) 18:23

No.1125

あい様

この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。
ダックスちゃんが胃ろう手術を受けられ、a/d缶を給餌しているけれども体重が
増えてこないとのことですね。
あい様におかれましてはさぞかしご心配されていることとお察し申し上げます。
お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、実際のご様子を拝見しておりませんので、
一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。

ヒルズのa/d缶は、外科手術や外傷、栄養不良等の衰弱状態からの回復期に利用される
高栄養食です。嗜好性もとてもよく、少量で効率よくカロリーが摂取できるよう、
高タンパク、高脂肪で作られているため、食欲がないときの給餌に適しています。
また、粒のない軟らかいペースト状ですので、食道チューブ、胃ろうチューブなどを利用した
給餌にも適しています。

しかしながら、どんなよいフードでもワンちゃんによって「合う、合わない」があり、
食べた後、嘔吐や下痢が見られたり、皮膚症状(痒みや発赤など)が見られる場合には、
フードが合っていないことも考えられます。
その原因としては、フードの中の栄養素を上手く利用できず消化不良を起こしている場合や、
フードの原材料に対してアレルギー反応を起こしている場合などが考えられます。
a/d缶はカロリー摂取の効率をよくするため比較的、脂肪分が多く含まれていますので、
高脂肪の摂取に耐えられないワンちゃんや、高脂血症、膵炎などの既往歴やリスクのあるワンちゃんでは
推奨されていません。
また、原材料であるポーク、ターキー、チキン、トウモロコシ等にアレルギーを持っているワンちゃんの場合も、
摂取を控えた方がよろしいでしょう。

あい様のワンちゃんはa/d缶にしてから半年ほど下痢が続いていらっしゃるとのことですね。
下痢が続いているという状態は、フードの中の必要な栄養素が十分に消化吸収できず、
そのまま便として出てしまっている可能性があります。
a/d缶を食べさせていても体重が増えてこないのは、そのようなことが原因となっているかもしれません。

ご質問いただきましたi/d缶ですが、消化器疾患を持つワンちゃん用の療法食です。
i/d缶は、高消化性に作られているため、消化・吸収不良の状態のワンちゃんでも効率よく栄養を
吸収することができます。
あい様のワンちゃんのように、下痢が続いて体重の増加が見られないワンちゃんには
適している可能性もあります。
しかしながら、下痢の原因としては、フードが合わないという以外にも、
寄生虫感染、腸内細菌叢の乱れ、消化不良、消化器疾患、アレルギー疾患、肝疾患、腎疾患など
様々なことが考えられ、フードの変更だけではなく、治療が必要なケースもあります。
これらのことを考えあわせますと、まずは下痢の原因となっている疾患がないかをお調べいただき、
特に問題となるような疾患がないようであれば、
フードの種類を変えてみることをかかりつけの先生とご相談されてはいかがでしょうか。

一日三回のチューブからの給餌は、気を使うことも多くとても大変なことと存じます。
早く下痢がおさまって体重が増え、元気いっぱい生活できますよう、お祈りいたしております。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、
ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

インフルエンザが流行しているようです。
あい様におかれましても、お身体に気をつけてお過ごし下さい。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申しあげます。



去勢手術後水を飲まない

投稿者:しゅーまま

投稿日:2012/02/01(Wed) 18:59

No.1117

お世話になっております。ロングコートチワワ、9ヶ月、オス、1.8キロ、1月24日に去勢手術をし、抜糸予定が2月7日と手術後2週間のため、現在エリザベスカラーを着用しています。手術後からずっと、お水を飲みません。手術前はお水は普通に飲む子でした。飲まないので、ボーロを溶かして味をつけたり、ご飯のときにふゆかしてお水を含ませたり、フードを少し砕いてお水に入れると、飲みます。食欲は旺盛、うんちも普通、おしっこも普通です。ただ、たまに口をくちゃくちゃしています。胃が悪いのでしょうか。エリカラはストレスのようで、元気のときもありますが、たまに疲れている感じです。

Re: 去勢手術後水を飲まない

- 獣医師 岸田

2012/02/03(Fri) 16:11

No.1118

しゅーまま様

厳しい寒さが続いておりますが、しゅーまま様におかれましてはいかがお過しでしょうか。
この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。
チワワちゃんが去勢手術後水を飲もうとせず、また、口をくちゃくちゃさせる様子が
みられるとのことですね。
お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、実際のご様子を拝見しておりませんので、
一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。

ワンちゃんが入院や手術、ペットホテルなどから帰った後に、
食事をとらなくなったり、お水を飲まなくなったりというのは、時々見られることです。
考えられる原因の中でも多いのは、環境の変化によるストレスが大きく、生活リズムや
生活パターンが変わってしまったケースです。
そのような場合には、落ち着いて通常通りの生活を続けていただくことで
ほとんどの場合、時間の経過とともに元に戻りますので、
健康状態に問題がなければ、それほど心配をなさらくても大丈夫です。

また、しゅーまま様のワンちゃんのように術後にエリザベスカラーを装着している場合、
それを気にして水を飲まなくなるケースもございます。
カラーに慣れていないワンちゃんでは、水を飲む際にカラーがあちこちぶつかったり、
カラーの重さで首に負担がかかり、水が飲みづらかったりして、水を飲むのを避けることも多いようです。
水を入れる食器を少し高い台の上に乗せて、首を下に向けなくても飲めるようにしていただいたり、
食事のときや水を飲むときだけカラーを外していただくと、飲むようになる場合もあります。

しゅーまま様はボーロやフードを利用され、ワンちゃんがお水を飲んでくれるようにいろいろと工夫なさって
いらっしゃるようですね。
しゅーまま様のワンちゃんは、そのような方法で水分がきちんととれていて、食欲もあるようですので
このまま、同様の方法を続けていただいても全く問題はないかと存じます。
一方で、入院や手術を経験して、心細く、飼い主さんに甘えたい時期でもありますので、
ひょっとしたら、飼い主様がそのようにワンちゃんのためにいろいろやってくれることがうれしくて、
ワンちゃんが自分からお水を飲まなくなっているという可能性もあるかもしれません。
また、ただのお水を飲むよりもボーロやフードの入った水の方がおいしいから、
しゅーまま様がそのようなお水を出してくれるまで待っているという可能性もあるかもしれませんので
お水を飲まないでいることに対して声をかけるよりも、
お水を何かのきっかけで飲んだ際に、「おいしいね」など声をかけていただくとよろしいでしょう。

また、お口をくちゃくちゃするという件についてですが、
ワンちゃんにそのような症状が見られる場合、
しゅーまま様がおっしゃいますように、胃が悪いなど消化器疾患に伴ってむかつきや悪心がある場合にも
見られますし、口腔内や咽頭部の炎症や異物、違和感(歯がぐらぐらする等)などが原因の場合もあります。
歯の生え換わりの時にするワンちゃんもいますし、
特に問題がなくても単なる癖や暇つぶしでお口をくちゃくちゃするワンちゃんもいるようです。
もし症状が続いて見られるようであれば一度動物病院さんで診ていただいて、
口腔内などにトラブルがないかどうかを確認していただくことをお勧めいたします。

2月7日が抜糸の予定なのですね。
抜糸が終わってエリザベスカラーがとれれば、
また元のように不自由なく生活できるようになりますので、もう少しの我慢です。
早く元通りの生活を取り戻し、元気いっぱい過ごされることをお祈りいたしております。

今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。



むだ吠え

投稿者:さだはるくん

投稿日:2012/01/26(Thu) 17:43

No.1114

7か月のポメラニアンのオスを飼っています。

私がトイレや寝室に行く度に、凄い勢いで吠えます。
何か怒っているのではないかと思わせる様な吠え方です。
1か月程前は、こんな事はなかったので、とっても困っています。
怒った様に吠えた後は、キュンキュン悲しい声で鳴いています。寂しいから吠えているだけなのでしょうか?
朝、晩と毎度吠えるので困っています。
何かアドバイスがあればお願いします。

Re: むだ吠え

- ドッグライフカウンセラー 三留

2012/01/27(Fri) 20:31

No.1116

さだはるくん 様

日本中が記録的な寒波に見舞われ、厳しい寒さが続きますが、
さだはるくん様におかれましては、いかがお過しでしょうか。
この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
ご案内をさせていただきたく存じますが、実際のポメラニアンちゃんのご様子を
拝見しておりませんので一般的なご案内となりますことを何とぞご了承ください。

さだはるくん様がトイレや寝室にいらっしゃるときに、ポメラニアンちゃんが吠える
とのことでございますね。
ポメラニアンちゃんは月齢が生後7ヶ月になられると承っております。
愛らしさの中に少しずつ大人の表情が見え隠れする頃かと存じますが、ちょうどこのころになると、
成長に伴い、ワンちゃんは今まで経験してきたことなどをもとに、
自分で行動を選択しようとする傾向が強くなる時期だといわれております。
そのため、今までと異なる行動をするようになり、
飼い主さんを戸惑わせてしまうことがみられます。

ワンちゃんが吠える原因といたしましては、
「縄張りを守ろうとする防衛本能から吠える」、「周囲のご家族様に要求をして吠える」、
「怖くて吠えて何とか身を守ろうとしている」、
「周囲のご家族様に指示をしようと吠える」など、さまざまな原因が考えられます。
吠えているときのワンちゃんの様子やワンちゃんの気質などをみながら、
その子の気持ちにあった対応をしていくことが大切でございます。

さだはるくん様がおっしゃいますように、寂しくてつい吠えてしまうということも
ございますが、そのような気持ちを抱く背景として、過去に「吠えれば、振り向いてくれた」
という経験があったことが考えられます。
ワンちゃんは愛情に貪欲などうぶつですので、注目され、可愛がられたくて仕方がありません。
そして、注目を得られることが出来た行動には、かなり執着する傾向がありますので、
ポメラニアンちゃんが吠えたときに、ポメラニアンちゃんにとって
魅力的な行動を飼い主さんがなさらないことが大切です。
知らん顔をしていても、一度、相手にしてもらえたという経験があると
かなり執拗に吠えますが、根気強く対応しましょう。

ポメラニアンちゃんが吠えたときには、さだはるくん様は心配な素振りも見せず、
平然としてそのまま部屋を出ていらっしゃったほうがよろしいでしょう。
吠えたときに、足を止めたり、心配そうな素振りもなさらないようにしましょう。
吠えても思うようにならいけど、吠えていないときに嬉しいこと、楽しいことが
あると教えていただければと存じます。
反対に、吠えていないときに、声をかけたり、遊んだり、
楽しい時間を過ごすようにしましょう。

さて、ポメラニアンちゃんは日頃、どのようなお子様でしょうか。
お家の中をずっと、さだはるくん様の後をついて回るということがみられ、
ひとりで過ごすことに不安を感じ始めていることもございますが、
できるだけ、ひとりでいられた、という経験を持たせていただき、
自信をもたせてあげましょう。
最初は、ほんの少しの時間から初めていただければと存じます。

ポメラニアンちゃんが吠えるのは、朝と晩だけでしょうか。
もし、お休みの日など、さだはるくん様が、少しお部屋を離れ、その後、戻ってきたときに
吠えていないときがあれば「お利口だったね。」と褒めてあげましょう。

また、いつもならこのタイミングに吠えるというときが分かっているのであれば、
今から、お部屋を出るというタイミングで、ポメラニアンちゃんに、「オスワリ」と指示をして、
夢中になれるオモチャなどを与えていただき、少し、部屋から外にでて、
またすぐ戻ってきます。さだはるくん様が部屋に戻っていただき、吠えていなかったら、
お利口ね、と褒めて楽しく遊んであげましょう。
さだはるくん様が部屋を空ける時間を少しずつ長くしていきましょう。

また、飼い主様が群れを率いており、ポメラニアンちゃんは飼い主様に守られているから
安心していいと日常生活の中で感じさせてあげることも重要なことです。
さだはるくん様がポメラニアンちゃんの名前を呼んで、ポメラニアンちゃんが振り向いたら、
思い切り明るい声で褒めていただきます。
そして、「低く落ち着いたトーンで指示をしたり、叱る」ようにしましょう。
一貫性のある、めりはりのある対応をしてくださいませ。
他にも、「威厳があり落ち着いた対応をする」「一緒に楽しく過ごす」
「ワンちゃんたちの要求に応えるときはワンちゃんたちが飼い主様の指示に従った
ときにする」などにご留意くださいませ。
日頃から好ましい状態に対しても、細かいことに対しても、
褒めてあげ、自信を付けさせてあげましょう。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、
ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

ポメラニアンちゃんがお健やかに、すくすくとご成長されることを
心からお祈りいたしております。
体調維持の難しい季節ではございますが、さだはるくん様におかれましては
くれぐれもご自愛くださいませ。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申しあげます。



チワワの膝蓋骨脱臼 と肝臓疾患...

投稿者:しゅーまま

投稿日:2012/01/25(Wed) 18:24

No.1113

お世話になります。ロングコートチワワ、オス、9ヶ月です。体重は1.8キロです。昨日、去勢手術をおこないましたが、その手術前検査で、肝臓に関係する数値ALTが290とオーバーでした。以前に血液検査を受けたときも同じくらい高い数値でしたが、そのときは成長期だから高くても大丈夫、と言われていました。今回は手術前ということもあり、アンモニアの数値がぎりぎりの75と高めで、先生が麻酔を迷っていました。結果、大丈夫でしたが、先天性の肝臓疾患の可能性があるのでは、と言われました。うちの子は、歯がオーバーです。当初2ミリオーバーでしたが、今は7ミリくらいオーバーです。そのことから、先生が言うには、他にも疾患(たとえば肝臓)があるのでは、とのことでした。また、知人に言われ先生に手術後にみてもらうと、膝蓋骨脱臼でした。軽度なので、足をひきづらない限り手術は不要、と言われました。今後、肝臓の数値が高いのであれば、おかしなどのカロリーや種類を選んだほうがよいのでしょうか?また、脱臼に関して悪化させないようにするには、元気な子なのですが、 早く走ったりなど、控えさせたほうがよいことはあるでしょうか。

Re: チワワの膝蓋骨脱臼 と肝臓...

- 獣医師 岸田

2012/01/27(Fri) 13:14

No.1115

しゅーまま様

寒い日が続いておりますが、しゅーまま様におかれましてはいかがお過しでしょうか。
この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。
しゅーまま様のワンちゃんは去勢手術前の血液検査で肝臓の数値が高く、
肝臓疾患の可能性を指摘され、また軽度の膝蓋骨脱臼があるとのことですね。
以下、順にご説明させて頂きますが、実際のご様子を拝見しておりませんので、
一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。

<肝臓疾患について>
ALT(アラニンアミノトランスフェラーゼ)は本来、肝細胞中に存在する酵素であり、
肝細胞が障害を受けると血液中に漏れ出て血中濃度が上昇します。
ALTは赤血球や筋肉の細胞等にも少量含まれておりますので、
これらの損傷や運動などによって若干の上昇が見られることがあります。
一般的には、正常値の2〜3倍以上の上昇が認められる場合は、肝細胞の障害を疑います。
その一方で、ALTの上昇の程度は肝疾患の重篤度とは相関しておらず、
正常の2〜3倍に上昇していても、必ずしも治療が必要な肝疾患とは限りません。
肝機能を評価するための血液検査の他の項目(ALP、AST(GOT)、 GGT、ALB(アルブミン)、
BUN(尿素窒素)、総胆汁酸、アンモニア、ビリルビンなど)の結果や、
レントゲン検査、エコー検査などの画像診断等の結果を総合的に評価して、
「経過観察を行うか」、「治療を行うか」、「さらに詳しい検査を行うか」を判断します。

肝障害の原因となる疾患は数多くありますが、共通して見られる症状としては、
「食欲・元気がない」、「嘔吐や下痢が続く」、「発育不良」、「痩せてくる」などがあり、
肝障害の程度によっては「発熱」や「出血傾向(血が止まりづらい)」、
「食後の神経症状(肝性脳症)」などが見られる場合もあります。
また症状がないまま経過する場合もあります。

現在、しゅーまま様のワンちゃんはとても元気なご様子で、
気になる臨床症状も特にみられないとのことですので、
経過観察中ということではないでしょうか。
何らかの原因による一時的な肝細胞の障害であれば、
十分な休息と適切な食事(おやつも含む)を続けることで改善することも多くみられます。
今後、気になるような症状がみられたり、今後も継続してALTの上昇が見られる
ようであれば、原因となる疾患がないかどうかを調べ、
今後の対策(経過観察でよいのか、治療が必要なのか)について
かかりつけの先生とよくご相談いただければと存じます。

なお、肝障害が見られる場合の食事についてですが、
肝臓の負担とならず良質で消化がよい、脂肪やたんぱく質、炭水化物を
適切に調整した食事が適しています。
フードもおやつも、なるべく品質の良いものを選んでいただければと存じます。
また、肝疾患のワンちゃん用につくられた療法食がありますので、
かかりつけの先生にお尋ねいただくことをお勧めいたします。

<膝蓋骨脱臼について>
膝蓋骨脱臼とは、膝蓋骨(膝のお皿)が正常な位置から内側、または外側に外れてしまう状態
をいいます。小型犬のワンちゃんの場合には、膝蓋骨の内側への脱臼(内方脱臼)の発症が
多くみられます。
膝蓋骨脱臼は脱臼の程度によりグレードが分かれており、
グレードや症状の出る頻度や程度によって内科的治療から外科的治療まで対処法は様々ですが、
しゅーまま様のワンちゃんのように軽度の場合には特に治療を必要としないこともあります。
しかしながら、症状を悪化させないための生活上の注意はとても重要です。
以下、ご注意いただきたい点をご案内いたしますので、参考にしていただければ幸いです。

1.体重を増やしすぎない
体重の増加は膝の関節に負担をかけます。
ただし、痩せさせ過ぎて筋肉を落としてしまうと逆効果のこともあります。
膝に負担をかけない適度な運動で、筋肉を維持しながら体重管理をしましょう。
2.室内では滑らないように注意
フローリングの床はすべりやすく膝に負担がかかります。
すべり止めのワックスをしたり、マット等を敷くなどの対策をしましょう。
また、足裏の毛が伸びてくるとすべりやすくなりますので、こまめにチェックしましょう。
3.ジャンプや過度の運動を避ける
ジャンプや激しい運動は膝に負担がかかります。
ぴょんぴょん飛び跳ねたり、ソファーなどを昇り降りするのも避けましょう。
急な方向転換も、膝に無理な力がかかりますので要注意です。
お散歩は、すべらない、段差のないところをまっすぐゆっくり歩くようにするとよいでしょう。

また、万が一何かの拍子に膝を痛めてしまった時は、
出来る限り安静にして、早めに動物病院を受診するようにして下さい。
しゅーまま様のワンちゃんはとても元気でいらっしゃるようですので、
運動を制限すると言ってもなかなか難しい面もあるかもしれませんが、
出来る限りで、膝に負担をかけないように気をつけていただければと存じます。

厳しい寒さが続いております。
しゅーまま様もワンちゃんもお身体大切にお過ごし下さい。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。



早起きすぎるんです…

投稿者:さやえんどう

投稿日:2012/01/19(Thu) 12:40

No.1108

ショコラ(トイプードル・7ヶ月♂)が早起きすぎて困っています。
リビングでケージに入れ、ケージに毛布をかけて眠らせています。
寝るときはおりこうにケージへ行き、ぐっすり眠るのですが毎朝4時半〜5時半に起き、吠えて家族を呼びます。
誰かがリビングへ行き、声をかけてリビング内で寝ればケージから出さなくてもそのまままた寝ます。
ですが、声をかけて静かになったからと言って寝室にもどるとまた吠え始めます。
娘が喘息の為、寝室にケージを置くことはできません。
さらにマンションの為、吠えなくなるまでほっておくこともできません。
6時まで寝てくれたらいいのですが…
何かいい方法はないでしょうか?

Re: 早起きすぎるんです…

- ドッグライフカウンセラー 三留

2012/01/20(Fri) 18:31

No.1112

さやえんどう 様

関東では初雪が舞っておりますが、
さやえんどう様のお住まいの地域ではいかがでしょうか。
ショコラちゃんは7か月になられたとのこと、ご成長が楽しみでございますね。
子犬ちゃんの愛らしさに加え少しずつ大人の表情が見られる頃ではないでしょうか。

この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
トイプードルちゃんが毎朝4時半から5時半ごろに吠えはじめて
お困りとのことでございますね。

さっそくご案内をさせていただきたく存じますが、
一般的なご案内となりますことをご了承くださいませ。
以下、考えられる方法を挙げさせていただきますので、
ご参考にしていただければ幸いでございます。

1.「吠えても思うようにならない」とできるだけ日頃から思わせるようにする
ワンちゃんは、「自分がした行動の前後、周囲にどのようなことが起きたか」ということを
たいへん良く観察しており、この経験をもとに自分の行動を選択するようになります。
「吠えても無駄だよ」「吠えていないときに、いいことある」とワンちゃんに根気よく
教えるため、具体的には、吠えているときには、相手にせず、
声をかけるのは静かになったとき、ということを一貫して続けるのが望ましいかとは存じます。
しかしながら、現実の問題として、夜中や早朝には難しいため、
まずはご家族のお休みの日の昼間などに、「吠えても無駄だ」ということを
しっかりと教えていただければと存じます。
吠えているときには知らん顔をして、静かになったときに構ってあげるようにします。
例えば、ご帰宅の後など、落ち着くのを待って、「オスワリ」と指示にしたがったら
サークルから出してあげます。
あるいは、ボールを持ってきて「ママ、遊ぼう」ときたときにも、
「オスワリ」という指示をだし、「従ったから、遊ぼうね」という流れをお取りいただき、
「静かにして、飼い主さんの指示にしたがうと良いこと」があると教えてあげましょう。

2.生活のリズムを変える
ショコラちゃんが、もしこの時間になるとお腹が空いて起きるのであれば、
夕方のお食事を少し取り分けておき、もう一度、寝る前に与えてもよろしいかもしれません。
夕方のお散歩やお食事などを一時間ほど後ろにずらしていただいてもよろしいでしょう。
また夕方のお散歩の時間を増やす、ご家族の夕飯の終わった後のご家族の皆さまとの
コミュケーションの時間を増やすなど、生活のリズムを見直していただくことに効果が
みられることもございます。

3.ケージでのんびりする習慣をつける
ショコラちゃんは自分で就寝時間になるとケージに入るとのこと、お利口さんでございますね。
今でも十分にショコラちゃんにとってケージが安心できる場所になっているからだとは
存じますが、よりケージが快適なところ、安心できるところだと感じるよう
にしましょう。就寝前にケージの中に長時間遊べるおもちゃ
(転がすと中から少しずつフードが出てくるおもちゃなど)をいれておくのも
よろしいでしょう。
また、ケージが寝るときだけ入る場所になっているのであれば、それ以外の時間でも
ケージの中でのんびりする習慣をつけるのもよろしいでしょう。
オモチャなどでケージに誘導して、入ったら褒めてオモチャなどを与えていただくのも
よろしいでしょう。また、朝、ショコラちゃんが目覚めたとき、自分でケージから
出られるようにケージの出入り口をあけておき、安全のためにケージの周りを柵などで
仕切っておくのもよろしいかもしれません。

ショコラちゃんは、元気いっぱいで目が回りそうに大変な時期ですが、
目の中に入れてもいたくないほど愛らしく、
ご家族様を楽しませてくれているのではないでしょうか。
ショコラちゃんのお健やかなご成長を
アニコムスタッフ一同、心からお祈りいたしております。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。