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腰が落ちます

投稿者:篠田リューベック

投稿日:2011/08/15(Mon) 22:35

No.905

7月で9歳になった超大型犬です。
ここ1〜2ヶ月、散歩後に足を拭く時や、
食事の時などシェパードのように腰が落ちてきます。
(自分で元に戻しますが…)
歩く時は普通で、足を引きずったりはしません。

2年前に健康診断をした際、
変形性脊椎症が見られると言われたのですが、
年相応なので特に治療は不要とのことでした。
他に何か考えられることはありますか?

体型は標準よりやや痩せ型。
(足腰への負担を考え、細身をキープ)
快眠快食快便、とても元気な散歩好きなので、
1回1時間前後・朝夕歩いています。

散歩を少し減らした方がいいのか、
カルシウム摂取を心がけたらいいのか、
悩みどころです。

アドバイスよろしくお願いいたします。

Re: 腰が落ちます

- 獣医師  岸田

2011/08/17(Wed) 18:06

No.919

篠田 リューベック 様

この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。
足を拭く時や食事の時などに、ワンちゃんの腰が落ちてくる様子が見られるとのことでございますね。
お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、実際にワンちゃんのご様子を拝見しておりませんので、
一般的なご案内となりますことを何卒ご了承くださいませ。

一般的に、ワンちゃんの腰が落ちてくるという症状が見られる場合、
後肢で体重を支えきれない状態になっていることが推測されます。
その原因としては、
・変形性脊椎症や椎間板ヘルニアなどの脊椎疾患による麻痺や痛み
・後肢の関節障害や関節炎による痛み
・腰部、後肢の筋力の低下
などが考えられます。

篠田様のワンちゃんは2年前に変形性脊椎症と診断されたとのことでございますね。
変形性脊椎症は、脊椎(背骨)の骨組織の一部が変性・変形する病気で、
老齢期を迎えたワンちゃんでよく見られるものです。
椎骨(脊椎の骨)に棘のような突起(骨棘)や隣接する椎骨が融合してブリッジ(骨橋)が
できることがあります。
無症状の場合もありますが、罹患した部位や変形の状態によって、周囲の神経を
圧迫したり障害したりすることがあります。
その結果、痛み、歩行困難、後肢の震えやふらつき、排尿排便障害など、
様々な症状が見られます。

篠田様のワンちゃんは、ふだん歩くときなどには特に変わった様子は見られないとのことですが、
姿勢の変化や体重のかかり方によって神経が圧迫され、
特定の状況で痛みを感じている可能性はあるかもしれません。

また、後肢の関節障害や関節炎も、高齢のワンちゃんによく見られる病気です。
重症の場合には立ち上がる時や歩行時にも痛みを感じます。
篠田様のワンちゃんは、普通に歩くいている時はそのような様子は見られないようですが、
足を拭くときなど、片足で体重を支えなければならない場面で腰が落ちてしまうとのことですので、
関節に大きな負荷がかったときに痛みを感じている可能性もあるかと存じます。

篠田様のワンちゃんは、足腰への負担を考慮なさって、お散歩も朝夕1時間ほどお散歩をなさっており、
その結果、やや痩せ型をキープなさっていらっしゃるとのこと、理想的でございますね。
痩せ型でも、しっかりとした筋肉が維持されているのであれば問題はありませんし、
足腰への負担を考えると背骨の両側、腰回りや後肢の筋肉は、ワンちゃんが自分の体重を支える上で
とても重要なものです。
過度な減量や間違った体重制限は、体重ばかりではなく筋肉も落としてしまい、
結果的に脊椎や関節に大きな負担をかけてしまうことになります。
体重の管理を行うときは、体重の数値だけに着目するのではなく、
しっかりとした筋肉が維持できているかどうかにも注意することが大事です。

筋力が低下する原因として、他には
・運動不足
・廃用性萎縮
(脊椎や関節などの疾患に伴う痛みや麻痺のために筋肉を使わないことによって、筋肉が委縮する)
・筋炎、筋ジストロフィーなどの筋疾患
なども考えられます。

筋力が低下すると、体重が支えられなくなるのと同時に、
背骨や肢の関節に大きな負担がかかり、
結果的に変形性脊椎症や椎間板ヘルニア、関節炎、変形性関節症などを引き起こす原因にもなります。

以上、ご案内させていただきました様に、腰が落ちてしまう原因としては、
様々なことが考えられます。
原因によっては、進行すると歩行時や安静時の痛みや麻痺につながる場合もありますので、
一度、動物病院さんを受診されて、調べていただくことをお勧めいたします。
老齢のワンちゃんに見られるこのような加齢にともなう肉体の変化や症状は
老化現象として見過ごされて進行してしまうケースも多く見られますが、
適切な治療と管理で、進行を遅らせたり、痛みからワンちゃんを解放してあげることは可能ですので、
できるだけ早めの適切なご対処をご相談いただければと存じます。

さて、お散歩についてですが、
上述のように、筋力の維持は脊椎や関節の負担を減らすためにとても重要ですので、
どんなワンちゃんでも適度な運動は必要です。
ただ、痛みや跛行(はこう)などの症状が認められなくても、
脊椎や関節の状態によっては運動制限をした方がよい場合もあります。
基本的には、ワンちゃん本人が嫌がらずに喜んで歩くのであれば問題ないと思いますが、
実際のワンちゃんの状態をご覧いただいた上で、この点につきましても動物病院さんにご相談された方が
よろしいかもしれません。

また、栄養についてですが、
手作り食の場合には、ワンちゃんに必要な栄養素がきちんとバランスよくとれているかを
再確認していただく必要があるかもしれませんが、
総合栄養食のシニア用のドッグフードを食べているのであれば、
基本的にはそれ以上のミネラルやビタミンの添加は必要ありません。
特にカルシウムの過剰摂取は、尿路結石やホルモン異常、関節障害の原因となることがありますので、
注意が必要です。

人と同様に、グルサミンやコンドロイチンなどの関節保護成分を含んだ
関節疾患のワンちゃんのためのサプリメントもあります。
薬と違って即効的に効果が認められるものではありませんが、
ある程度続けることで効果が実証されているものもありますので、
そのようなサプリメントを利用していただくのも一つの方法かと思います。

残暑厳しい毎日が続いております。
篠田様におかれましてはくれぐれもお身体ご自愛下さい。
また、ワンちゃんもどうかお大事になさって下さい。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、
ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。



Re: 腰が落ちます

- 篠田リューベック

2011/08/24(Wed) 22:49

No.927

ご回答ありがとうございます。

本日、病院へ行きました。
変形性脊椎症が進行しており、
少し違和感を覚え始めたようです。

という訳で原因はわかり、
対処できるようになりました。

使わないに越したことのない保険ですが、
今回お世話になり感謝です。



Re: 腰が落ちます

- 獣医師 岸田

2011/08/25(Thu) 11:48

No.928

篠田 リューベック 様

この度はご丁寧にご返信をいただきまして誠にありがとうございます。
ご通院をなさり、ワンちゃんのご様子を把握なさることができ、
まずはほっとなさったのではないでしょうか。
これからは、今まで以上にワンちゃんの状態にあわせたサポートが可能になりますね。
ワンちゃんの十分な治療にアニコムがお役に立つことができ、
ずっと篠田様とワンちゃんに寄り添わせていただけましたら幸いでございます。

雨が続き、蒸暑い日が続きますが、篠田様におかれましても、
くれぐれもお体ご自愛くださいませ。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。



去勢について

投稿者:遠藤 由美

投稿日:2011/08/19(Fri) 21:58

No.923

去勢は何ヵ月までに済ませたら良いのでしょうか

Re: 去勢について

- 獣医師 上田

2011/08/23(Tue) 18:36

No.926

遠藤 由美様

気温差が大きく、安定しないお天気が続いておりますが、
遠藤様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。

この度はご相談頂きましてありがとうございます。
去勢手術の時期に関してのお問い合わせでございますね。
一般的なものとはなりますが、去勢手術のメリット・デメリットも併せてご案内を
させていただきますので、ご参考にしていただければ、幸いでございます。

【去勢手術とは】
去勢手術は外科的に男の子の精巣を摘出する手術ですが、
一般的に、全身麻酔をかけて精巣付近の皮膚を切開して行います。
去勢手術を行うと性ホルモンを分泌する精巣がなくなるために、
男性ホルモンに関連して起こる病気や行動を抑えることができるといわれております。

【去勢手術の時期】
ワンちゃんの場合は、個体差はありますが一般的に生後6〜10ヶ月で性成熟を迎えると
いわれております。
この時期を一つの目安に、かつある程度、ワンちゃんの身体が成長してから手術を
行う場合が多いようでございます。
しかしながら、手術は全身麻酔が必要となるため、
高齢を迎えてからの手術よりも、既往症などのない若い時期で、
ワンちゃんの体調が良好なときに手術を行なうほうが望ましいでしょう。
また、手術後のケアや抜糸までのご通院などをご考慮いただき、飼い主さんも余裕を
もって手術に臨むことができる時期をお選びいただくことが必要となります。
手術時期については、ワンちゃんの体調や個々の成長の程度などが大きく関わって
くるので検診を兼ねて、一度かかりつけの動物病院にご相談いただくことを
お勧め致します。

【去勢手術のメリット】
1.望まない妊娠を防ぐことができる
2.肛門周囲腺腫、前立腺の病気(前立腺肥大など)の発生率低下
3.精巣腫瘍、会陰ヘルニア等の予防
4.放浪やケンカなどの行動を抑える
5.攻撃性の低下
6.マーキングやマウンティングの改善
    
なお、上述4〜6に挙げたような行動はかなりの割合で抑えられるといわれておりますが、
ワンちゃんによっては効果がない場合も多くございます。
特にワンちゃんのマウンティングは群れの中での力関係に関わる側面も大きくあるため、
飼い主様が主導権を握ることが大変重要となります。
また、これらの行動が見られるようになってから長期間経過していると、
去勢手術を行っても改善が見られないことが多くございます。
したがいまして、マーキング等の行動の予防や改善を期待して去勢手術をなさる方も
多くいらっしゃいますが、
このような場合は、足を挙げるなどの行動の変化が出る前に、早めの去勢手術を
なさったほうが効果があるようでございます。

また、男の子には発情期はなく、女の子の発情中のフェロモンを嗅ぐことによって興奮を
しますので、お住まいの環境に未避妊の女の子のワンちゃんがたくさんいる場合は、
反応する回数も多くなることが考えられます。
去勢手術により、このような行動の軽減につながる場合も多くございます。


【去勢手術のデメリット】
1.全身麻酔のリスク
2.太りやすくなる
(手術前よりも代謝エネルギー量が減ることに起因)
3.ホルモン失調性の疾患
(まれに性ホルモンの欠如による皮膚疾患などが見られる場合がある)

全身麻酔に関しては、術前の検査や検診を行なうことで麻酔のリスクは低減できます。
また、太りやすくなることに関しては手術後、食事の量を調節していただくことや
適度な運動を続けることで回避できるとされております。

去勢手術をすることで、ワンちゃんはパパになることがなくなりますので、
今後お嫁さんを迎える予定がないかなども併せてご家族の皆様でよくご検討頂いた上で、
かかりつけの先生とご相談されることが大切かと存じます。

体調管理の難しい時期でございます。
遠藤様におかれましては、くれぐれもお体ご自愛くださいませ。
ワンちゃんの健やかなご成長とご健康を心よりお祈り申し上げております。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、
ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。



ケンカ

投稿者:佐藤 ジェン

投稿日:2011/08/19(Fri) 11:45

No.922

我が家には、3匹のヨーキーがいます。
お母さんと、2歳になる女の子と男の子です。

男の子は、6月に骨折してしばらく入院していました。
退院した後も、また骨折しないようにと注意しながら過ごしています。
そのせいなのか、最近女の子と男の子が、そばに寄っただけで今にも噛み付きそうにケンカします。女の子はすぐ唸り声をあげて、すぐ2匹をゲージに戻します。
今まで、仲良くしていたのに急にどうしてしまったのか、やきもちなのか、だから女の子の方はゲージで過ごす時間が多く、遊べない状態です。

3匹に分け隔てなく接しているつもりですが、男の子にはまたケガさせないようにと思っているのが感じるんでしょうか?
みんなで仲良く遊ばせてあげたいと思っています。

Re: ケンカ

- ドッグライフカウンセラー 三留

2011/08/23(Tue) 13:33

No.925

佐藤 ジェン 様

数日前までの厳しい暑さを忘れてしまいそうな涼しい日が続いておりますが、
佐藤 様におかれましてはいかがお過しでしょうか。

男の子のヨーキーちゃんが6月に骨折をされたとのことでございますね。
ご通院やお家でのお世話でお忙しかったりで、ご心配をなさったりで、
佐藤様におかれましては、大変でいらっしゃったかと存じます。
お疲れになられたのではないでしょうか。
くれぐれもご自愛いただければと存じます。

この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。
きょうだい犬である男の子と女の子のヨーキーちゃんの仲に変化があり、
ご心配とのことでございますね。
早速、ご案内をさせていただきますが、
実際のワンちゃんたちのご様子を拝見していないため、
一般的なご案内となりますことを何卒ご了承くださいませ。

佐藤様がご心配をなさっていらっしゃるように、
男の子のヨーキーちゃんにご家族の気持ちが注がれるのを
女の子は、切ない気持ちでみていたのかもしれませんね。
ワンちゃんは、社会性が豊かな愛情に貪欲などうぶつですので、
少しでもたくさんの愛情を求めます。
特に多頭の場合は、嫉妬心を刺激することが多く、
不安定な気持ちをひきおこしたのかもしれません。

男の子のヨーキーちゃんのその後のご様子はいかがでしょうか。
佐藤様がおっしゃいますように、ご家族にとっては、
「また怪我をしてしまわないように・・・」と男の子の様子を気になさるのが当然で
ございますが、できれば、男の子が特別に扱われている、と女の子の目に映らないように
工夫いただければと存じます。

さて、ワンちゃんには「家族を一つの群れと考える」というところがあり、
ワンちゃん達にとって、群れの中に自分の位置が明確であることが、
たいへん重要ですが、
佐藤様のお宅のワンちゃん達の順番はいかがしょうか。
先住犬でもあるお母さんのワンちゃんが、ワンちゃん達の中では一番上の存在であることは
ワンちゃんたちは認識しているのではないでしょうか。
一方、ワンちゃん同士に生まれる上下関係については、年齢差や体の大きさに違いがある
ときは、分かりやすいのですが、同胎のワンちゃんですと、
年齢も同じ、体の大きさもほぼ同じですので、
2頭の間の関係が成長にしたがい、不安定になる多くみられます。
特に、環境の変化などがきっかけになり、
不安定さが表面化することも見られます。

この場合、群れが安定するためにも、どちらが上なのかはっきりさせようと、
ワンちゃん同士の関係に緊張が生まれることがあります。
今回の佐藤様のワンちゃん達に見られる行動の変化も、男の子のヨーキーちゃんのお怪我が
契機になったものの、2頭のヨーキーちゃんたちの成長の過程でみられる、
必然的だともいえる変化である可能性もございます。

他にも、群れの主導者である飼い主さんがなさった行動が、
ワンちゃん達から見て、群れの理屈と異なる
場合にも、ワンちゃん達に不安定さがみられることがございます。
女の子のヨーキーちゃんが
「私が上」と思い、男の子が「ボクが下」だということで
安定していたところに、飼い主さんが男のお子さんに
注意を強く注がれたことを、男の子が優先されていると
ワンちゃんたちに見えた場合などに、2頭の関係に緊張がみられることが考えられます。

さて、ワンちゃん同士に上下関係が決まるときには、
かなり激しい喧嘩をすることがございますが、
ワンちゃんの世界のことですので、できるだけ、飼い主さんは客観的に見守る必要が
ございます。もしも女の子のヨーキーちゃんが、「どうして、私が叱られて、ケージに入って、
行動が制限されるのか、納得いかない」と感じている状況であれば、
なるべくそのような状況を生まないで、
不満を生むような采配をしないことも大切かと存じます。

さて、ワンちゃんの上下関係については、
ワンちゃん同士が、喧嘩などを通して決めることが主ですが、
それ以外にも、群れの主導者である飼い主さんがワンちゃん達の上に
その主導者が、上下関係を決めてしまうということが上手くいく場合もございます。

たとえば、上に据えようと思うほうのワンちゃんを
飼い主さんが上位のワンちゃんとして、扱い続けることで上下関係を人為的に決めてしまいます。
たとえば、佐藤様のお宅で男の子が女の子より上であるのが好ましいと思われるのであれば、
飼い主さんが、名前を呼ぶ順番や目を配る順序など、すべて男の子を優先します。
ご注意いただきたい点ですが、
ワンちゃんの世界では、「かばわれる=弱い」ということですので、
男の子をかばったり、慰めたりする行動をなさらないことでございます。
「強くてたくましいから、男の子を女の子より、優先している」、という形をとります。

お散歩のときは、一番先にお母さんを歩かせて、
その後、男の子が歩いて、最後に女の子が歩くようにします。
そして、何より、飼い主さんがワンちゃん達を守る存在であり、
飼い主さんは頼もしい存在だとワンちゃんたちに見せることが重要でしょう。
お家を出るときも、お母さんのワンちゃんから、
ご帰宅の際にお家に入るのも、お母さんのワンちゃんからでございます。

女の子のワンちゃんが環境の変化に対して、
しばらく不安な思いをしているかもしれませんので、
お母さんワンちゃんや男の子のワンちゃんの見えないところで、
時折、佐藤様と一対一で過ごす時間をお作り頂き、
ママ様の愛情は今までと変わらないことを伝えてあげましょう

愛おしい存在がたくさんあるということは素敵なことでございますが、
それだけ心悩ませることも増えます。
その中でも、一つずつ乗り越えていく中で、喜びや楽しみもその分、厚くなっていく
のではないでしょうか。
ゆっくりと、ワンちゃんたち同士の関係を、また人間のご家族とワンちゃんとの絆も
育んでいっていただければと存じます。
大変なこともあるかと存じますが、アニコムスタッフ一同、心からいつも応援いたしております。
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今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。



嘔吐について

投稿者:YUJI FUJISAKI

投稿日:2011/08/19(Fri) 00:04

No.920

8月で10か月になった雑種の猫(オス)です。

室内飼いをしているのですが、本日帰宅したところ、部屋に4箇所嘔吐していました。猫本人はケロッといつも通りでしたが、薄黄色で泡混じりの液体を吐いていました。明らかに、食事をして吐いてしまったドロッとした感じではなく、異常と感じ病院へ連れて行きました。

医師からは、お腹にガスが溜まっていると言われ、薬で様子見の状態です。(プリンペランとモケプリド)突発性の嘔吐とも診断されました。

医師には聞きそびれてしまったのですが、
@最近インドアキャット用の食事に変えた事
Aドライフードが好きな猫なのですが、ガツガツ食べて吐く事が多い為、ずっと水でふやかして与えていたのですが、新しいインドアキャット用の食事では嘔吐がなく、カリカリであげていた事

1、上記2点での影響なのか?
2、薄黄色で泡混じりの嘔吐での一般的な見解

の2点をお伺いしたく投稿させて頂きました。
一般的な見解で構いませんので、よろしくお願い致します。

Re: 嘔吐について

- 獣医師  岸田

2011/08/23(Tue) 09:27

No.924

YUJI FUJISAKI 様

この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。
お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、実際にネコちゃんの
ご様子を拝見しておりませんので、一般的なご案内となりますことを
何卒ご了承ください。

<嘔吐の原因について>
一般的に、ネコちゃんの嘔吐の原因としては、次のようなものが多くみられます。
1 食餌が原因のもの
(食べ過ぎ、一気食い、傷んだ食べ物、食物アレルギー、フードの変更など)
2 異物(毛玉、糸やひも、おもちゃ、ビニールなど)の摂取や中毒が原因のもの
3 食道、胃、腸、肝臓、膵臓など消化器系の異常、炎症、腫瘍などの疾患が原因のもの
4 腎疾患、ホルモンの異常、伝染病など、消化器系以外の疾患が原因のもの

<フードの変更の影響について>
YUJI FUJISAKI 様は最近ネコちゃんのフードを変更され、
それが今回の嘔吐に影響しているのかご心配されているのでございますね。
フードの変更が原因となって嘔吐が起こるケースは比較的よく見られます。
フードの粒の大きさや形状、コーティング剤、脂分など、
そのフード特有の何かが要因となっている場合もありますし、
フードの中の特定の成分に対してアレルギー反応を起こしているようなケースもあります。
また、フードによってはネコちゃんの体質に合わず消化が上手く出来ないために、
消化不良を起こし嘔吐が起こる場合もあります。
通常はフードを変えた直後から頻繁に嘔吐が見られるケースがほとんどですが、
他の様々な要因(その時の体調、気候の変化、ストレス、毛玉等)と関連して
症状が現れる場合もあります。
フードを変えたことに原因があるのではないかと思われる場合には、
フードを元のもの(今まで嘔吐が見られなかったもの)に戻してみて
様子をご覧になられるのも一つかもしれません。

また、今までフードを水でふやかして与えていらっしゃった状態から、
フードを変えてからカリカリのまま与えていたのが影響しているかどうか
というご質問でございますが、
与えるフードの状態が消化のしやすさと関係している可能性はあるかもしれません。
私達ヒトの場合も、ずっとお粥ばかり食べて、それに慣れてしまっているときに、
急に固いふつうのご飯を食べたらお腹がびっくりしてしまいます。
これと同様に、今までふやかされた軟らかい状態のフードを消化するのに胃や腸が
慣れてしまっていて、急にカリカリの状態のフードが入ってきたときに対応しきれずに
消化不良を起こしてしまった可能性はあるかもしれません。

さて、フードの変更が原因と疑われる場合の対処法ですが、
まずは以前のフード(ふやかした状態)に戻してみることでございます。
それで吐き気がないようであれば、
新しいフードをふやかした状態で与えてみること、
それで吐き気が出なければ、
お腹を慣らすために、時間をかけて少しずつふやかす水の量を減らして
段階的に固いフードを与えるようにしていくこと、
で対処してみるとよろしいかと存じます。

<腸管のガスの原因について>
YUJI FUJISAKI 様のネコちゃんは、動物病院を受診された際、
お腹にガスが溜まっていると診断されたとのことですね。
一般的に、腸管にガスがたまる原因として多いものとして、
・消化不良による場合
・お腹の動き(腸の蠕動)が悪い場合
・腸内の悪玉菌やガス産生菌が多く増殖している場合
などが挙げられます。
このようなお腹の動きや消化吸収の悪い状態は、
やはりフードを急に変更したときや体質的に合わないものを食べた場合、
寒暖の差や冷え、ストレスなどが原因となって
お腹の動きや消化吸収が悪くなっている場合が多く見られます。
プリンペランもモサプリドも、胃腸の動きをよくすることで嘔吐を抑えるお薬で、
このような様々な原因でお腹にガスがたまる状態を改善する効果があります。

なお、先述の通り、
嘔吐の原因はフードの変更以外にもいろいろと考えられます。
嘔吐が頻回に続く場合や、食欲、元気や便の状態などに変化が見られる場合は、
何らかの病気が原因で起こっている可能性もあります。
また、嘔吐が続くと脱水や体内の電解質バランスの異常など様々な問題が出てきます。
上述のような変化やご心配な様子が見られるようでございましたら、
もう一度早めに受診されることをお勧めいたします。

<薄黄色で泡混じりの嘔吐について>
嘔吐物の色についてですが、通常、胃液は透明で、泡が混ざっています。
空腹時(胃の中に食べ物がないとき)にネコちゃんやワンちゃんが嘔吐するときには、
胃液に少量の腸の消化液や胆汁が混ざるために薄黄色になると言われています。
おそらくYUJI FUJISAKI 様のネコちゃんが吐いていたのはこの
胃液に少量の腸の消化液や胆汁が混ざったものであると考えられます。
何らかの原因で腸にガスがたまり、
消化管全体の動きが停滞して胃から腸への排出が上手くいかなくなり、
吐いてしまったのではないでしょうか。

もっと濃い黄色や緑色の液を嘔吐するときは、肝炎や膵炎などの重篤な状態が疑われ、
潜血や血液が酸化した黒っぽい色をしている場合は食道や胃などの消化管出血が疑われ
ますが、嘔吐物の色だけで、病気の重症度を判断することはできません。

YUJI FUJISAKI様のネコちゃんのその後の様子はいかがでしょうか?
どうぞお大事になさって下さい。
このところ気温さが大きく、体調維持が難しい頃でございますが、
YUJI FUJISAKI様におかれましてもくれぐれもお身体ご自愛下さい。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
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ぜひご利用くださいませ。
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平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。



チワワの妊娠

投稿者:mel

投稿日:2011/08/17(Wed) 14:04

No.915

1歳6ヶ月になるブルータンチワワ♀です。
4歳6ヶ月になるチョコタンチワワ♂との間に子供が出来ました。完全な飼い主の責任問題だと言う事は重々承知の上で質問させてください。

ヒートの最終は7月10日頃でした。
8月初旬、嘔吐と便がゆるい為、診察
軽い熱中症だろうということで皮下点滴・抗生剤の投与。

夜になり身体を触っただけで痛がる為、翌日再度通院。
皮下点滴が合わない体質の子が居るので・・・と言う事で
痛み止めを注射。

その後、1週間経過しても体調が思わしくない為、子宮蓄膿症かも?と思い通院。

その時初めてエコー検査をして妊娠が発覚しました。

妊娠前体重が3.5キロのチワワです。
出産は9月初旬だろうとの事ですが・・・

まず、妊娠中に投与した抗生剤等の害
そうでなくても危険だと言われるチワワの出産
また遺伝子レベルで問題の有る組み合わせ。

今更何を言っても・・・ですが
私が今後、出産に当たって出来る事、気を付ける事は何かありますでしょうか?

母体を守る為に出来る事を教えてください。

また、皮下点滴が合わない子は麻酔にもアレルギーがでるのではないか?ということも心配しております。



Re: チワワの妊娠

- 獣医師  岸田

2011/08/19(Fri) 11:17

No.921

mel様

この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。
mel様のチワワちゃんが妊娠されていることがわかり、
出産についてご心配されているとのことでございますね。
お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、実際にワンちゃんのご様子を拝見して
おりませんので、一般的なご案内となりますことを何卒ご了承くださいませ。

<妊娠中の投薬の影響について>
人間の妊娠中と同様に、ワンちゃんも妊娠中は極力投薬を行わないのが一般的です。
特に、妊娠期間の初期から中期は胎子の多くの臓器の形成が行われる時期であり、
薬物の影響を最も受けやすい時期であるといえます。
しかし、すべての薬剤が、胎子や母犬に悪影響を及ぼすわけではありません。
お薬の種類によっては、妊娠中に安全に使えることがわかっているものもあります。
mel様のワンちゃんが実際にどのようなお薬の投与を受けたか分かり兼ねますが、
実際に診察された先生にご相談されると、妊娠中の投与に問題のない薬であったのか否か、
などにつきましてご確認いただけるかもしれません。
ただ、万が一胎子に影響を及ぼす可能性のあるお薬を使用していたとしても、
長期にわたる投与ではなく単発の投与であれば、ほとんど問題にならない場合もあります。
そのため、実際にどのような影響が出るかについては、
赤ちゃんが生まれてくるまでほとんど分からないというのが現実です。

万が一ですが、妊娠中に赤ちゃんに何らかの異常が見られた場合、
少なからずお母さんにも影響を及ぼすことがありますので、
定期検診で赤ちゃんとお母さんの状態をチェックしてあげることが望ましいでしょう。

<チワワの出産について>
一般的にワンちゃんは安産が多いと言われておりますが、
チワワは身体が小さく長時間の出産に耐えられる体力に乏しいこと、
骨盤が小さく自然分娩が難しいケースがあること、
さらにチワワはアップルヘッド呼ばれる丸く大きな頭部をもち、
分娩時の障害となる可能性があることなどから、帝王切開になるリスクが高い犬種です。
特に雌犬よりも雄犬の方の体格が大きい場合、帝王切開の確率は高くなるといわれています。
ただ、チワワに限らずどんな犬種であっても、出産は母子ともに大きなリスクを伴うことですし、
出産で命を落としてしまうワンちゃんもいます。
そのため、出産に関してはどんな場合も軽く考えず、万全の準備体制をもって臨む必要があります。

また、チワワをはじめとして小型犬は出産後の育児放棄が比較的多いことも知られています。
お母さんが赤ちゃんのお世話を放棄してしまい、ちゃんとできない場合は、飼い主様が母親代わりとなり、
ミルクをあげたり、排泄の介助をしたりといったお世話を行う必要が出てきます。
産後そのような事態になったときにあわてないように、赤ちゃんのお世話の準備もしておく必要があります。

<交配の問題について>
人為的な交配の結果、多くの犬種や、同じ犬種であってもさまざまなタイプのワンちゃんが
生み出されてきましたが、交配に関しては多くの問題があるとされています。
これは遺伝子レベルで解明されているものもありますが、
現時点では経験的にいわれているものも多いのが実情です。
mel様がご心配されていらっしゃるように、交配における問題については、
毛色に関する遺伝子が関わっていることがあります。
チワワでは、「チョコレート」や「ブルー」といった毛色は「希釈遺伝子」と呼ばれ、
毛色を薄くする働きを持つ遺伝子が関与しているといわれます。
このような希釈遺伝子の影響があるワンちゃん同士の交配では、
心疾患、神経疾患、皮膚疾患などを引き起こす可能性があることが知られています。
遺伝子レベルでそれがはっきり解明されているわけではなく、
「可能性がある」ということですので、必ずしもそのような疾患を持った子が
生まれてくるというわけではありません。

<麻酔に対するご心配について>
チワワちゃんが体調を崩して皮下点滴を受けた後、身体を痛がる症状が見られたという経験が
おありですので、「体質的に皮下点滴が合わないワンちゃんに麻酔をかけても大丈夫か」ということが
ご心配とのことですね。

皮下点滴は、頸背部の皮下に、ある程度の量の輸液剤を一度に投与しますが、
この皮下点滴の後に身体を痛がるワンちゃんはときどき見られます。
投与された輸液剤は血管内に吸収されるまでの間、皮下に留まるため、
触られたり、撫でられたりしたときに痛みを感じるとされており、
通常は、たまった液体がすべて吸収されれば、痛みはなくなります。
これはアレルギー反応とは無関係に起こるものです。
mel様のワンちゃんに見られた症状も、このような経緯で感じた痛みによるものである可能性が
あります。

したがいまして、mel様のワンちゃんが特に何らかのアレルギー体質であったり、
今まで麻酔薬やその他の薬剤に対してアレルギー反応を起こしたことがあるというのでなければ、
麻酔アレルギーに対して必要以上に心配をなさらなくてもよろしいかもしれません。
ただ、どんなに健康なワンちゃんであっても麻酔のリスクはゼロではありませんし、
動物病院でも、麻酔中に万が一の事態が起こっても対処できるように、
ワンちゃんの状態を細かくモニタリングしながら万全の態勢を整えて処置を行うのが一般的です。

<出産に当たっての心構えについて>
無事元気な赤ちゃんを出産するため、妊娠中のワンちゃんに対してご注意いただきたい点と
いたしましては、一般的なことですが、「バランスの摂れた十分な栄養をとること」や
「適度な運動を行い、出産に必要な体力をつけておくこと」が挙げられます。

また、妊娠中や分娩が近づいてくると、さまざまなトラブルが見られることがありますので、
どのような状態の時にすぐに受診した方がよいのかを獣医さんに確認しておくこともたいへん重要です。
受診が心配な場合には、すぐに獣医さんに相談したり診察を受けたりできるように
事前の確認をなさっておく必要があります。

さて、飼い主様がワンちゃんのためにできる一番重要なことは、
「想定されるあらゆる事態に最善の対応ができるようにあらかじめ手配しておくこと」ではないでしょうか。
そのためには、ワンちゃんの妊娠・出産について正しい知識をもとに、
想定される事態に対しては、どう対処するのが最も良いかを検討しておくことを
かかりつけの先生と十分なコミュニケーションをとりながら事前に相談をしておき、
いざというときにすぐに対応してもらえるようにしておきましょう。

今回のワンちゃんの妊娠は予定外とのことですので、ご心配なことも多いかと存じます。
せっかく授かった尊い命がお健やかに育ち、お母さんと赤ちゃんが幸せに暮らせる日が来ることを、
心よりお祈りいたしております。

残暑厳しい毎日が続いております。
mel様におかれましてはくれぐれもお身体ご自愛下さい。
また、ワンちゃんもどうかお大事になさって下さい。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、
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