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小さな発疹
投稿者:はちょ
投稿日:2013/09/01(Sun) 23:06
No.2261
ロングチワワ5歳♀です。胸の辺りと言うか、人間で言うと鎖骨の辺りに 一つだけ赤い発疹を見つけました。特にかゆがる様子もないのですが 急いで病院に連れて行ったほうがいいのでしょうか・・・画像からだとわかりにくいのですが 赤みのある部分の真ん中あたりに針で刺したようなプツっとしたところもあります。他に気になる症状と言うと、片足の肉球の周りが赤く、舐めることがあるくらいです。先日まで膀胱炎のお薬を飲んでいました。食欲は旺盛です。
Re: 小さな発疹
- 獣医師 吉村
2013/09/03(Tue) 17:03
No.2264
ハチョ 様この度はご相談をいただきまして、誠にありがとうございます。はちょ様のロングコートチワワちゃんの胸のあたりに、一つ赤い発疹ができているとのことですね。お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。さて、はちょ様のロングコートチワワちゃんの胸のあたりにできた赤い発疹は、発疹の中心部に、針で刺したようなプツッとしたところがあるとのことですが、その後、発疹の数などは増えてはおりませんでしょうか。ワンちゃんにできる発疹にはいくつか種類が有り、それらは皮膚の細菌感染やアレルギー反応など、様々な原因で発生します。今の時期でしたら、虫に刺されたという可能性もありますし、また、膀胱炎のお薬を飲んでいたとのことですので、お薬の副作用として発疹が出ていた可能性もあります。皮膚の疾患である場合、痒みを伴う場合が多くありますが、はちょ様のロングコートチワワちゃんは特に痒がる様子は無いとのことですね。このまま症状が落ち着くようであれば、食欲も旺盛ということですので、急いで動物病院さんへ行く必要は無いかとは思いますが、痒みが出たり、発疹の数が増えたりするようであれば一度かかりつけの先生にご相談いただくことをおすすめいたします。また、はちょ様のロングコートチワワちゃんは片足の肉球の周りが赤く、舐めることがあるとのことですね。足先や指、肉球の間の皮膚が赤い場合には炎症を起こしている可能性などが考えられます。皮膚が炎症を起こしていた場合、炎症に伴う痒みや違和感から手足を舐めてしまうこともあります。炎症を起こす原因としては、細菌や真菌の感染、アレルギー、足の裏の皮膚に刺さったトゲや草の実などの異物などがあげられます。また、炎症が起きて弱っている皮膚を舐めると、お口の中にいる細菌が弱った皮膚で繁殖してしまったり、傷口があった場合は傷口から細菌が侵入したりと、さらに炎症を悪化させる可能性もあります。悪化する前に一度かかりつけの先生にご相談いただき、あわせて胸の発疹も見ていただけたら安心かと存じます。また、この度はお写真を添付していただき、ありがとうございました。お写真で細かい部分を伝えるのは難しいこともありますが、客観的なデータですので口頭による説明よりうまく状況を伝えられることがあります。病院やご自宅で経過を見ていく際にも、治療方針の決定や経過の確認にも、とても有用となりますので、今後もロングコートチワワちゃんの可愛いお写真と一緒に、何かあったときに、お写真に収めることを続けていただけますとよろしいかと思います。日増しに秋らしい気候になってまいりましたが、季節の変わり目ですので、はちょ様もロングコートチワワちゃんもお風邪など召されませんよう、お気をつけ下さいませ。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、ぜひご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。
最良の選択
投稿者:はるのおば
投稿日:2013/09/01(Sun) 13:41
No.2260
我が家の11歳になる黒柴についてご相談に乗ってください。 10日ほど前に顔を撫でている際、左頬が腫れているのに気付きました。不審を抱き、該当箇所を更によく触ってみるとしこりのように中が硬くなっているようでした。 数日後、腫れが引きしこりも少し小さくなったように感じましたが念のため病院に連れて行ったところ、良性か悪性かは触診だけでは判断できないと言われました。 先生はしこりを掴んだ際に完全に「くりくり」とした感触があることを懸念されているようでしたが、『発見当初より小さくなっているように感じる』という飼い主側の発言を受けて、経過観測し大きくなるようなら癌の可能性が高く小さくなったり消失するようなら問題ないという診断を下されました。 また穿刺による細胞診では良性かどうか判断できる確率は五分で、全身麻酔で切除して生検してみないと確かなことはわからないとのことでした。 その後サイズに変化はなく、大きさ、形状ともにちょうどマーブルチョコレートのようなしこりです。 こういった頬にできるしこりの場合、悪性の可能性はどれぐらいの割合を占めるのでしょうか? 高齢なだけに全身麻酔に対して躊躇しています。全身麻酔に踏み切った場合、術後覚醒しない以外に寿命が縮まる等のりクスはあるのでしょうか? かかりつけの先生が仰るようにやはり細胞診では判断しきれないのでしょうか? エコー検査などほかの手段はないのでしょうか? 再来院時にはどういう方向で治療するのか決断してくるように言われていますが、今まで一度も大きな病気にかかったことがないので頭を悩ませています。 どうか助言をお願いいたします。
Re: 最良の選択
- 獣医師 秋吉
2013/09/03(Tue) 16:55
No.2263
はるのおば 様秋の足音を少しずつ感じる頃でございますが、はるのおば様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。この度はご相談をいただきまして、誠にありがとうございます。黒柴ちゃんの左頬のしこりについてのご相談でございますね。お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、実際のご様子を拝見していないため、一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。左頬の皮膚の表面もしくは皮膚の内部にしこりがある場合に考えられる可能性は、1.炎症が原因で生じるしこり2.炎症や腫瘍以外のしこり3.良性もしくは悪性の腫瘍、が考えられます。一部の腫瘍を除けば、腫瘍は治療を行わずに完全に消失することは通常ありませんので、もし、黒柴ちゃんのしこりが経過観察中に小さくなり、完全に消失してしまうのであれば1.炎症が原因、もしくは2.炎症、腫瘍以外のしこりの可能性があると思います。1. 炎症が原因の場合、考えられる理由としては、虫さされなどの外傷や異物の他、歯槽膿漏をはじめとする歯の問題が原因で頬が腫れることがあります。ただし、歯の問題がある場合は、全身麻酔下で抜歯などの処置が必要なことがあります。一度改善した後に腫れやしこりが再発する時も注意が必要です。また炎症が慢性化すると、しこりは消失せず、大きくなることもあります。2.炎症、腫瘍以外のしこりの場合、体内の液体や皮膚が角化した物が貯留しているケースがあります。治療が必要な場合とそうでない場合があり、詳しく診断する方法は3.の腫瘍の診断方法と同様です。ご心配なのは3.の良性もしくは悪性の腫瘍性のものだと存じます。上記の1.から3.のどれに当てはまるのかは、見た目の色や大きさ、触診だけでは判断できません。かかりつけの先生がおっしゃるように、穿刺による細胞診や切除による病理検査により、しこりの組織を検査して診断をいたします。しこりが大きくなる、もしくは完全にしこりが消失せず大きさに変化がないのであれば、今後のケアのために診断をしておくのが安心かもしれません。診断のために補助的にエコー検査、レントゲン検査、血液検査を行うことはありますが、やはり病理検査を行わない限り診断することはできません。しこりの病理検査の方法には以下の2通りあります。(1)針生検(細胞診とも言います。)針で細胞をとって調べる検査(細胞診)は、皮膚や体の表面から触知できるところにしこりなどができた場合、細い針を刺して細胞を吸引し(針吸引)、顕微鏡で細胞を観察して行います。針吸引は痛みも少なく、注射を打つのと同じ程度の痛みであるといわれていますので、通常は無麻酔でもどうぶつに大きな負担をかけずに行うことができるため、よく行われる検査の一つです。ただし、しこりを構成する全ての細胞を採取しているわけではないので、確定診断を行うことはできません。顔にできたしこりはどうぶつが動かずにじっとしてもらえた場合でない限り実施が難しいことがあります。どうぶつが暴れて動いたときに、目や鼻などに針が刺さってしまうと危険だからです。しこりが目の近くにある場合や、顔を動かしてしまう場合はかかりつけの先生の判断で実施を見合わすこともあります。(2)切除生検全身麻酔下でしこりを切除して、組織を病理検査することです。針生検よりも切除する組織の量が多いため、診断名がはっきりわかる可能性が高くなります。針生検では確定診断が難しいことと、しこりのできた部位によっては針生検自体ができないこともあるため、細胞診を行わずに初めから手術で切除することをお勧めになる先生も多くいらっしゃいます。一方、手術のリスクが高く手術を行うべきかどうか判断に迷う場合や、手術の方法や規模を決定したり、治療方針を立てるのに役立つこともあるため、細胞診を行う先生もいらっしゃいます。細胞診の結果、何らかの腫瘍の疑いが否定できない場合は手術による摘出を行った方がよいということになります。手術に踏み切るのは飼い主様としてはとても勇気がいることだと存じます。高齢のどうぶつでも手術前の健康状態が良ければ、比較的安全に麻酔を実施することができるケースは多数あります。一方、若いどうぶつでも健康状態によっては麻酔をかけることができないケースもあるのです。全身麻酔は体にかかる負担はゼロではありませんが、手術の前に血液検査などの全身チェックを行うことで、麻酔のリスクを軽減できますので、かかりつけの先生とも再度ご相談いただけたらと存じます。黒柴ちゃんの再診の時に、しこりの大きさの経過をかかりつけの先生に診ていただいて、今後の方針を決めていただくことが大切です。もし手術で切除されるのであれば、その組織を今後再発の危険性がないものなのか判断するために、腫瘍であれば悪性か良性か、もしくは炎症性のものだったのか、異物は存在しなかったのかなど、病理検査で確認をされておくと安心でしょう。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、ぜひご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。
足先を噛み噛みするクセ?
投稿者:くろ
投稿日:2013/08/31(Sat) 19:54
No.2259
いつもお世話になります。トイプードル(♂)2歳半を飼っています。前から前脚の先っぽを噛み噛みするクセがありましたが、ここ最近は前脚だけでなく、後脚先も噛み噛みするクセがでてきて、顕著に目立つようになりました。特に寝る前のリラックスタイムに行うことが多いです。以前、獣医の先生に「前足の先はマラセチアがいるのでそのクセはよくない」と聞いておりましたが、ここ最近目立つこのクセ、何かの病気なのか、また噛み噛みしないよう(しつけ)にするにはどうしたらいいのか、アドバイスをもらいたく投稿します。マラセチアは常在菌ですし、心配です。どうぞ宜しくお願いします。
Re: 足先を噛み噛みするクセ?
- ドッグライフカウンセラー 三留
2013/09/03(Tue) 12:55
No.2262
くろ 様秋の訪れを感じる頃でございますが、くろ様におかれましてはいかがお過しでしょうか?この度はご相談をいただきまして、ありがとうございます。ご相談の件につきまして早速ご案内させていただきたく存じますが、一般的なご案内となりますことを何卒ご了承くださいませ。自分の手足を噛んだりなめたりするワンちゃんはとても多く、そのことで悩まれている飼い主様はたくさんいらっしゃいます。ワンちゃんが自分の手足を噛んだりなめたりする原因としては、主に次のようなことが挙げられます。1.退屈で噛んだりなめたりするお留守番や飼い主様に構ってもらえないときなどに、暇つぶしに自分の手足を舐めてしまうワンちゃんがいます。ちょうど目の前にあっていじりやすい左右の前足を噛んだりなめたりすることが多く見られます。2.足先や指、肉球の間の皮膚が炎症を起こしている炎症に伴う痒みや違和感から足を噛んだりなめてしまうこともあります。炎症を起こす原因としては、細菌や真菌の感染、アレルギー、足の裏の皮膚に刺さったトゲや草の実などの異物などが挙げられます。3.気持ちを落ち着かせるための行動として噛んだりなめたりする不安やストレスを感じているときなどに、気持ちを落ち着かせるために自分の手足を噛んだりなめたりするワンちゃんもいます。4.噛んだりなめたりすることで飼い主さんの気をひこうと思っている以前噛んだりなめたりしたときに「やめなさい」「どうしたの?」などと声をかけてもらった経験があると、「噛んだりなめたりすると飼い主さんが構ってくれる、注目してくれる」と思うようになり、頻繁に噛んだりなめたりするようになってしまうこともあります。5.エネルギーが発散できていないお散歩などで十分にエネルギーを発散させてあげることで効果がみられる場合があります。かかりつけの獣医師さんがおっしゃるように、手足の指と指の間や足先には、マラセチア酵母菌やブドウ球菌のような常在菌が多数います。いずれの原因であっても、噛んだりなめたりすることによって皮膚に唾液がつき、これらの菌が増えやすい状態が生まれ、それが乾いてくると痒みや違和感が発生し、また噛んだりなめたりするという悪循環を起こします。もともと皮膚に問題がなくても、舐めることによって皮膚炎を起こしてしまうこともあり(「舐性皮膚炎」)、これは舐めてしまうために治りづらく、厄介な病気です。また、癖になり、習慣化してしまっているようなこともあり、やめさせるのが大変な場合もあります。対処法としては、まず、噛んだりなめたりしている部分に炎症などがある場合は、治療により痒みや違和感を取り除くのが第一です。原因に応じて、抗生物質や抗真菌剤、消炎剤や痒み止めなどが使われます。皮膚に刺さった棘や異物が疑われる場合には、外科的処置が必要な場合もあります。噛んだりなめたりすることで皮膚に唾液がつき、それが原因で痒みや違和感が発生して、また噛んだりなめたりするという悪循環を断ち切るために、適したタイプのシャンプーでこまめに唾液を洗い流すことが有効な場合もあります。このとき、シャンプー剤はこまめに洗っても皮膚に負担をかけない低刺激のものを使用していただき、ごしごし洗わず、低温(30度以下)で優しく泡立てて洗うようにしましょう。マラセチア酵母菌が原因とみられる場合には、抗真菌作用のあるシャンプーを利用します。また、よく噛んだりなめたりする足だけを洗うと、洗われたことを気にして余計するようになることもあるので、他の足も同じようにシャンプーするようにします。指の間はシャンプー剤や水分が残り易いため、指を開いてシャンプーを十分に洗い流し、優しく水分を拭きとって、よく乾燥させるようにします。くろ様のトイプードルちゃんにおかれましては、すでに動物病院さんにご相談いただいているようですので、皮膚が赤みを帯びているなど、トラブルはないようで、まずはご安心でございますね。今後、皮膚にトラブルが起こることを防ぐためには、日常のお世話をなさる際、なめた後だけではなく、シャンプーや雨の日のお散歩の後などに湿気が残ったままですと、皮膚に炎症を起こしやすくなりますので、湿気が残らないように冷風のドライヤーなどでよく乾かしてあげるとよろしいでしょう。また、足ふきはなるべく優しくしてあげましょう。また、マラセチア酵母菌による皮膚の炎症にはアレルギーの関与が指摘されておりますので、もし、トイプードルちゃんがアレルギーをお持ちであれば、アレルゲンとなる物質を体内に取り込まないということも大切でしょう。さて、実際に足を噛んだりなめたりしている様子をみると、「やめなさい」と声をかけたくなりますが、声をかけられたことを「飼い主さんが注目してくれた」と思い込んでしまうワンちゃんもいます。なるべく噛んだり舐めたりしている時は声をかけずに、知らん顔をしていただいたほうがよろしいでしょう。そして、止めさせたいときは、「あれ、何かな」などと窓を開けてみたり、くろ様がパッと立ち上がって、移動なさるなど、トイプードルちゃんの関心を手足先を噛むことから他のことにそらすようになさるとよろしいでしょう。ただし、噛んだりなめたりしているときに、気持ちをそらそうと、オモチャを与えたり、オヤツを見せたりすると、「手足先をいじっていると、いいことがある」と思わせてしまう可能性もございますので、あくまでも、気持ちを他のことにそらすということに留めるようにしましょう。トイプードルちゃんは寝る前の時間に噛むことが多いようでございますね。いつもなら噛むタイミングに、ボールで遊んでいただいて心地良い疲れを感じるようにしてみたり、トイプードルちゃんには、ガムのようなものをお口でカミカミさせてあげながら、くろ様がトイプードルちゃんの体を優しく撫でていただくなど、手足を噛むこと以外の、楽しいことをする習慣をお付けになられるのもよろしいでしょう。手足を噛みながら眠りにつく習慣がついているのであれば、噛んでもいいお気に入りのオモチャを噛みながら眠るようになさってもよろしいかもしれません。また、噛んでいない時に声をかけ、十分遊んであげるようにして下さい。暇つぶしで足を噛んでいる場合には、お留守番の時やひとりになるときには、長時間遊べるおもちゃ(中にフードやおやつをつめて少しずつ出てくるおもちゃなど)を与えておいたり、お散歩や遊びの時間に十分体力を使ってエネルギーを発散させて、ひとりのときには疲れてうとうとしてしまうような状況を作ってあげるとよろしいでしょう。お忙しいとなかなかたいへんではございますが、お休みのときなど、思い切り「楽しかった」とトイプードルちゃんが発散できる時間を作っていただくのもよろしいでしょう。エリザベスカラーを装着して噛んだりなめなりできないようにする場合もございます。痒みや炎症の原因を取り除く治療と並行して、舐めない状況を作るため、エリザベスカラーをご利用なさることは有効かと存じます。ただ、痒いところに触れられないことがストレスになってしまうこともございます。中には何らかのストレスや葛藤が原因となっている場合もございますが、もし、何かお心当たりがあれば、取り除いてあげることも大切かと存じます。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。お月様の美しい季節でございますね。くろ様におかれましては、トイプードルちゃんと素敵な秋をお過ごしください。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申しあげます。
噛みグセ
投稿者:がんばれ リン
投稿日:2013/08/21(Wed) 12:36
No.2241
6月1日生まれのポメラニアンですが・・我が家に来たのが 8月13日で、初めから、人の指をガジガジ噛んでいて 家の中に遊ばすと・・服 ひも タオル 椅子 サークル・・人の手や足など、噛むんです。罰として、サークルに戻すと・・・ウ〜と怒り マジ噛みするのです。どうしたら?いい方向にむかうでしょうか? 何か良いてはあるでしょうか?
Re: 噛みグセ
2013/08/22(Thu) 19:15
No.2245
がんばれ リン 様申し訳なさそうに鳴き始めた虫の音に秋の足音を感じる頃でございますが、がんばれ リン様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。ポメラニアンちゃんを8月13日にお迎えになられたとのことでございますね。元気いっぱいのポメラニアンちゃんを囲んで、お家の中では笑い声が絶えないのではないでしょうか。この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。ポメラニアンちゃんは、サークルから出すといろいろなものをかじったり、ご家族の手を噛んだりしてお困りとのことでございますね。早速ご案内をさせていただきたく存じますが、一般的なご案内となりますことを何とぞご了承ください。ワンちゃんは自分のした行動の後、周囲がどのような行動をしたかということをたいへん良くみており、その経験をもとに、成長にしたがい、自分で行動を選択するようになります。例えば、ポメラニアンちゃんが、サークルから出してもらった際、興味のあるものを噛んだり、くわえたりしたときに、ご家族が止めさせようと追いかけると、何かをくわえたり、かじったりすると、追いかけっこができて楽しかった、とポメラニアンちゃんは感じてしまうかもしれません。そして、次に、遊びたいとき、構ってほしいとき、ポメラニアンちゃんは目の前にあるものを噛んだり、くわえて走って、「ねぇ、遊ぼう」とアピールするようになるかもしれません。ワンちゃんが何かを噛んだり、ガジガジと噛んだとき、止めさせようと、声をかけたり、追ったりしがちですが、叱るのであれば、低い声でご家族で決めた「いけない」などの言葉で、「それはいけない」ということを教えてあげましょう。大切なことは、噛んだり、いたずらした後に、ポメラニアンちゃんにとって「楽しい!」と感じる経験をさせないようにすることです。さて、サークルの外でポメラニアンちゃん自由にしている時間が長いと、どうしても、噛んでしまったり、くわえて走り回るような機会が増えてしまいます。もし、がんばれ リン様がポメラニアンちゃんをサークルから出していらっしゃる時間が長いのであれば、サークルの中にいる時間をもっと長くしていただいてもよろしいかもしれません。特にお迎えになられて一ヶ月くらいは環境の変化が大きかったこともあり、免疫力が低下しやすく、体調を崩しやすい時期でございます。これに加えて、子犬ちゃんの健やかな成長のためには十分な睡眠時間が必要な時期ですので、主にサークルの中で過ごし、サークルに何か覆いをしていただくなどして、なるべく休ませてあげていただくことが、望ましいでしょう。サークルの外に出すときには、あらかじめ、ポメラニアンちゃんを自由にするスペースに、噛んだり、持ち去って困るものは何も置いておかないようにしたほうがよろしいでしょう。特に、小犬ちゃんのうちは、思わぬものを口にしてしまう誤飲事故がたいへん多い時期です。事故防止の意味からも、遊ばせるスペースを、柵のようなもので区切ったり、この部屋だけでというように制限していただくことは、ワンちゃんを事故から守るためにも、ご家族がゆっくりとできる時間を過ごすためにも望ましいかと存じます。小犬ちゃんは元気が有り余っており、エネルギー発散のためなのか、部屋に出すとすごい勢いで走り回ることが多いのですが、走り回っているときには知らん顔をしておき、ポメラニアンちゃんが疲れて、一休みして落ち着いたら声をかけてあげ、「ゆっくりしたら、声をかけてもらえた」という経験をさせてあげるとよろしいでしょう。ひとしきり走りまわった後、飼い主さんを誘うかのように手を噛みにくるようなことはありませんでしょうか。「もう一回りしたら、手を噛みにくるかな」というタイミングで、手ではなく、噛んでもいいようなオモチャを口にくわえるように促して、そのまま遊ばせてあげましょう。ただし、噛んだ後、気持ちをそらそうとオモチャを与えると、噛むとオモチャがもらえる、ということになってしまいます。必ず、噛む前に、与えるようにしていただければと存じます。がんばれ リン様におかれましては、ポメラニアンちゃんが噛んで困るときに、サークルに入れていらっしゃるとのことでございますね。サークルの中に入れてしまうと、サークルの中が、叱られる経験と結びついて、好きではない場所になってしまい、そのうち、入りたくない場所になってしまうことがあります。また、ワンちゃんにとって安心して落ち着ける場所を提供するという意味でも、サークルやクレートのような場所を好きなところになさるためには、サークルやクレートに入ると、良いことがあるというような結びつけをなさってください。噛んだら、サークルに入れるのではなく、できれば、がんばれ リン様のほうが、パッとポメラニアンちゃんの傍を離れてしまわれるとよろしいかもしれません。最初はポメラニアンちゃんも良くわからず、平気そうに一人で遊んでいても、「おかしいな、噛むと、ママ(パパ)はいつもどこかに行ってしまう」と、根気強く一貫性のある対応をなさっているうちに、「噛んでもいいことがないこと」を覚えてくれるかもしれません。子犬ちゃんの時期は、サークルの外に出れば興味があることばかりで、また飼い主様とのコミュニケーションを求め、「出たい」と騒ぐことが多いと思いますが、ポメラニアンちゃんが騒いだときに出してしまうと、騒ぐことにご褒美を与えてしまうことになりかねません。騒いでいる時は知らん顔をなさって、サークルから出していただくのは、あきらめて静かになったときになさることが大切でございます。また、お食事を与えるときも、一瞬でも静かになったタイミングでなさることで落ち着くと良いことがあったという経験を積み重ねていきましょう。サークルに入れると、ポメラニアンちゃんはマジ噛みをするとのことでございますね。そのときも、がんばれ リン様は、ひるんだり、怖いという表情をなさらず、平然とした表情で低い声で叱るなど、「噛んでも思うようにならない」ということをしっかりと伝えていただくことが大切でしょう。ワンちゃんは、ブラッシングや歯磨きのときなどにも、思うようにしようと飼い主様の手を噛んでしまうことも多いのですが、このようなときも、噛んだからといって手を引いたら、「噛めば思うようになる」ということになってしまいます。場合によっては軍手などを見に付けていただき、噛まれても平然と、お世話をなさるとよろしいでしょう。また、今は歯の生え変わりの時期ですので、どうしても、むず痒くてどの子も噛んでしまうことが多いのですが、成長して8ヶ月ごろになり永久歯も生え揃えばだんだん噛まなくなることがほとんどです。今は噛んでもいいことがないということを、根気強く教えてあげましょう。大きな声を出したり、騒いだりすると、余計に興奮させてしまいますのでご注意いただければと存じます。ワンちゃんが困ったことをしたときに、ご家族の皆様が落ち着いて、毅然と対応されることが大切です。さて、ポメラニアンちゃんはワクチン接種の状況はいかがでしょうか。ワクチン接種が全回終わり、獣医師さんの許可が出てからリードをつけてのお散歩が始まりますが、ポメラニアンちゃんの月齢は、社会性が発達し、さまざまなことに柔軟に慣れる時期でございます。もし、全回済んでいらっしゃらなくても、直接地面を歩かせるのではなく、汚い物に直接触れないように注意をいただきながら、朝晩の涼しい時間に、抱っこをなさったり、キャリーバッグに入れたりなさって、ご近所の散策など積極的になさるとよろしいでしょう。また、お家の中でも、掃除機や洗濯機の音などの生活音もごく当たり前の音として、馴染ませてあげてください。しつけの基本は、アイコンタクトでございます。がんばれ リン様がポメラニアンちゃんの名前をお呼びになり、その声にポメラニアンちゃんが反応したら、「お利口ね」と明るくて優しい声で褒めてあげましょう。今は急がず、お互いに心地良い存在であることを感じあうことが大切かと存じます。その中で、静かになったとき、落ち着いたときが偶然あったら、褒めていただき、どうしたらよろしいのかを教えていただければと存じます。多くの飼い主様が、子犬ちゃんをお迎えになられた後は、こんなに大変だとは思わなかったとおっしゃいます。その一方で、こんなに可愛くて、周囲の心を温めてくれる時期もないかと存じます。長い目で見ていただき、ゆっくりと、ご成長を見守っていただければと存じます。なお、アニコムでは下記の受付時間で、お電話でのご契約者様への健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、またお気軽にお声がけください。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。ポメラニアンちゃんの健やかなご成長を心からお祈りいたしております。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。
- がんばれ リン
2013/08/28(Wed) 21:51
No.2255
ご返事 ありがとうございます。確かに、ポメラニアンは活発で遊びたい気持ちが、いっぱいみたいで、人の顔をチラチラみつめています。まだまだ、我が家に来て2週間ほどですので、信頼関係が出来ていないのだと感じています。これからは、少しづつ アドバイスをもとに、飼い主がわが・・・落ち着いて、ゆっくり時間をかけて、慣らしていきたいと思っています。色々不慣れで かなり大変ですが 元気が一番ですのでダメなことと 良い事(楽しいこと)を教えていきたいとおもいます。飼い主も、辛抱と勉強が必要ですね。色々、教えていただき ありがとうございますm(_ _)m
2013/08/29(Thu) 12:48
No.2256
がんばれ リン 様この度はご丁寧にご返信をいただきまして誠にありがとうございます。お話のご様子から、ポメラニアンちゃんのくりくりとした愛らしい瞳とポメラニアンちゃんを見守るがんばれリン様の温かい眼差しが目に浮かぶようでございます。ワンちゃんとの暮らしは、たいへんなこともございますが、それ以上にたくさんの喜びが待っているかと存じます。四季折々のポメラニアンちゃんとの生活を楽しくお過ごしくださいませ。いつも応援いたしております。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。
食欲不振と吐くこと
投稿者:シノダ
投稿日:2013/08/20(Tue) 12:26
No.2237
お世話になっております。11歳になったばかりのレオンベルガー(♂)です。先月は歯根膿瘍の相談をし、アドバイスいただきました。その後、軽い肺炎との診断を受け、肺炎自体はもう心配ないのですが、泡と透明の液体(水と胃液)を吐き、食欲がない状態になってしまいました。以下、症状の変化です7/19:はじめて水を飲んだあと喉からゲップではない音をしばらく出し、晩ごはん2/3程吐く。その後、数日、水を飲むと喉が鳴る状態があり7/31:音がしてから口元に泡が出てきてごはん半分吐く。以降、2日間、泡と水を吐き、8/3は喉を鳴らしたあと水とごはん半分吐く。8/10:一週間ほど喉は鳴るけど吐かない日が続き、この日は23時に大量の泡と水を吐きました(フードほんの少し)。8/14:夜、泡だけ吐く。8/18:20時頃から泡・水・ごはんを数回吐き、24時前、胃が空になったのか落ち着いたものの、夜中2時水を飲んで吐き、4時水を飲んでいないのに吐き(胆汁の色)、そのあと2時間くらいベッドでグッタリする。翌朝(19日)10時以降は水を飲んでも吐かなくなりましたが、ほとんど食べず。吐くときは、いつもトッピングを追加して何とか食べたり、それでも残したりで食欲はありません。また、症状のひどい3・10・18日は、カルトロフェン注射を打った当日か翌日です。服用している薬は、オフロキサシン、プレドニゾロン30mg。あまり元気はないけれど、ぐったりしているわけでもないので、食べない状態をいつまで様子見したものか悩みます。動物の本能で食べずに胃を休めているのでは?とも思うので。アドバイスよろしくお願い致します。
Re: 食欲不振と吐くこと
- 獣医師 山田
2013/08/21(Wed) 15:42
No.2243
シノダ 様盛夏の疲れの出やすい時節となりましたが、シノダ様におかれましては夏風邪など召されておりませんでしょうか。この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。早速ご案内をさせていただきますが、実際のご様子等を拝見していませんので一般的なご案内となりますことを何卒ご了承くださいませ。レオンベルガーちゃんは7月19日、飲水後より喉が鳴るような症状が見られ、夕食の3分の2程を吐いたのですね。その後、数日は飲水後に喉が鳴る状態が続き、7月31日には口元から泡が出てきて、食事も半分吐いたのですね。7月31日以降は泡と水を吐くことと、食べた食事を半分吐く事が続き、8月10日には大量の泡と水を吐いたのですね。その後も泡だけ吐いたり、フードを吐いたりすることが続き、8月19日には、食事をとらなくなってしまったのですね。また、吐くときはドックフードにトッピングを追加しているときや、カルトロフェンの注射を行った当日か翌日に多くみられるご様子なのですね。ワンちゃんの食欲不振、嘔吐の原因としては、異物摂取、不適切なお食餌、食道や胃腸や喉頭(気管の入り口)の閉塞・圧迫・炎症、細菌・ウイルス・寄生虫などによる感染、アレルギー、腫瘍、腎臓や肝臓、膵臓、内分泌系の疾患など、さまざまなことが考えられます。シノダ様のレオンベルガーちゃんは約1ヶ月間、毎日ではないものの、間欠的な嘔吐が見られ、食欲不振の症状も出ておりますので、その原因を検査していく必要があるかと存じます。吐いている内容物は摂取したお食事や水、泡とのことのですね。泡を吐いていることや飲水後に喉が鳴るということから、嘔吐ではなく「吐出」の可能性も考えられます。嘔吐は胃の内容物または胃液を口から吐くことで、一般的にお腹を何回か「ゲボッゲボッ」と動かすような前段階があってから吐き出すことが多いです。嘔吐のときの吐物は胃酸と混じっていますのでpHが酸性になりますし、十二指腸からの逆流もあると胆汁の混じった黄色い色になることもあります。一方、吐出とは食道の異常によって食べた物が吐き出されることを言います。吐出のときの吐物は食道内で留まっていたものが戻ってくるので、胃酸とは交じり合っていないこともあります。停滞していた時間にもよりますが、食べたままの状態から粘液状のものが混じった状態のものとなります。吐出の原因は様々ですが、異物を飲み込んだことによる食道炎や、中高齢のワンちゃんでは、甲状腺機能低下症に伴う巨大食道症で見られたり、まれな病気ですが、食道を動かす神経の麻痺等で吐出を認めることもあります。頻繁に吐出を認める場合や長く続く場合には体重の減少が見られます。レオンベルガーちゃんは繰り返しの吐き戻しが見られるようですので、強酸である胃酸が食道を通過し、食道の粘膜が傷つき食道炎を起こしている可能性もあるのかもしれませんね。また、現在内服しているステロイド剤ですが、お薬の副作用として胃潰瘍などを起こす可能性もあるお薬です。長期間の投与や薬用量が多かったりすると、胃粘膜に負担がかかり嘔吐の症状を認めるので注意が必要です。シノダ様はレオンベルガーちゃんが、ぐったりしているわけではないので、この状態をいつまで様子を見たら良いのか悩まれていらっしゃるようですが、約1ヶ月間、間欠的に吐いているという事なので、様子を見るのではなく、かかりつけの動物病院さんで検査や治療を行っていただいた方がよろしいでしょう。シノダ様のおっしゃる通り、動物の本能で食べずに胃を休めている可能性もありますが、胃を休めなくてはいけない原因があるからこそ食べが悪く、食べても吐いている可能性があるのではないかと思います。また、吐くときはドックフードにトッピングを追加しているときや、カルトロフェンの注射を行った当日か翌日に多くみられるようなのですね。カルトロフェン注射の副作用には嘔吐症状や元気減退がみられることがあるようですが、投与後の一過性の嘔吐の様ですので、その後嘔吐が継続しているのであれば、カルトロフェンの注射の影響だけではない可能性も考えられます。今一度、かかりつけの先生にレオンベルガーちゃんのご様子をご相談いただけたらと思います。食事のトッピングを追加した際に吐く事が多いという事ですので、消化に良く、食べやすいものをトッピングとしてご利用いただき、レオンベルガーちゃんが吐かずに少しでもお食事が食べられるようにしていただけたらと思います。また、トッピング以外にも以下、お食事の嗜好性を高める方法がございますので、参考にしていただけたらと思います。1.食事を少し温めて香りを立たせてみる。加熱しすぎないようにご注意いただき、ドライフードであればドライヤーで、ウェットタイプの場合は電子レンジで温めてみるとよいでしょう。40度程度の温度が好まれるともいわれております。なお、ドライフードに熱湯を加えると、栄養分をダメにしてしまうと思われます。ある程度粗熱をとったお湯を加えるようになさってください。2.ぬるま湯や鶏肉やお魚のゆで汁などを加えてみる。缶詰の分量を少しでも多くみせるため、ぬるや湯やお肉や魚のゆで汁を加えてみるのもよろしいでしょう。ゆで汁の脂分は取り除くようになさってください。暑い日が続いており、食事をとらないとどんどん体力が奪われてしまいますので、少しでもレオンベルガーちゃんが栄養を摂取できたらよいですね。どうぞ、シノダ様もお身体に気をつけてお過ごし下さい。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、ぜひご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。レオンベルガーちゃん、どうぞお大事にお過ごしください。今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。
- シノダ
2013/08/27(Tue) 14:05
No.2251
ご回答ありがとうございます。約2日間(8/19・20)、ほとんど食べなかったのですが、今は普通の状態に戻りました。かかりつけの先生には、食道に問題があるんでしょう。そのまま飲み込ませるか、吐かせちゃってください、といわれました。吐くのは20〜22時頃、夕食後、いつもより水をほしがったときです。毎日ではないし、検査大嫌いの老犬なので様子見することにしました。ステロイドは7/27より服用しており、30mgから20mg(8/25)に減りました。(体重約40kg)カルトロフェン注射も相談しました。命にかかわるものではないので、とりあえず打つのはやめにして、先生いわく「もしかしたら、車の移動がこたえているかもしれないね(山道往復45km)」との言葉通り、その日は注射をしていないのに食欲不振。どうやら過去3回は、もっと暑い日だったのでさらにこたえていたようです。体が疲れていると、胃も不調なんだなと実感しました。トッピングの基本は、肉とそのゆで汁、そこに野菜、豆腐などを加えています。塩分が気になりますが、食欲不振のときはバターを少量溶かしてかけています。超大型犬の11歳なので、食べ物規制はゆるくなり…。やはり脂分、喜びます。12歳になったら、もっといろんなもの食べられるよ〜といいながら、いいウンチしてるからいっかぁという感じです。最近では、夜のオムツは必至になり、昼間も起き上がるときや、興奮したとき、おチビリするようになりました。老犬だから仕方ないですね。肺炎治っただけでもよかったと思います。また何かあったら相談します。そのときはよろしくお願い致します。
2013/08/28(Wed) 09:34
No.2253
シノダ 様この度はご丁寧に返信をいただきまして、誠にありがとうございます。8月19日と20日はほとんど食事をとらなかったとの事ですので、シノダ様におかれましてはさぞご心配だったのではないかと存じます。今は普通の状態に戻り、食欲も出てきたとのことで一安心でございますね。かかりつけの先生からは食道に問題があるとお話があったのですね。食道が拡張していると、食べたり飲み込んだりした物が、そのまま吐き戻されてしまいますので、栄養がしっかりと吸収されずに痩せてしまったり、吐いた食物が気管から鼻や肺に入る誤嚥(ごえん)や鼻炎、肺炎を起こし、発熱や咳、呼吸困難などにつながってしまったりする可能性もあります。吐出や誤嚥を防ぐには、なるべくスムーズに食道を通過するような食事を少量ずつ与えるようにしていただいたり、ご飯を食べさせる際、食器を少し高いところに置いて与えいただいたりすると効果がある場合もあります。また、食事中や食後しばらくはなるべく食道を垂直に維持することによって、食道に食べ物が溜まりにくくなり吐出も減る可能性がありますが、11歳のレオンベルガーちゃんの食道を食後に垂直に保つというのは、正直に難しく困難な事と思います。吐き戻しがあった際は、なるべく気管に入らないように素早く吐物を除去していただき、その後のレオンベルガーちゃんのご様子で、咳き込んだりしないか、発熱や咳などが出ないか見ていただき、ご様子に変化があった際にはかかりつけの先生にご相談していただけたらと思います。シノダ様のレオンベルガーちゃんは動物病院へ通う車での移動も体の負担になっている可能性があるのですね。体の負担を考えると、あまり移動をさせない事が望まれるのかも知れませんが、高齢に伴い病気や体調不良なども増え、車での移動もせざるを得ない事もあり、シノダ様におかれましては病院に連れて行くべきか、様子を見るべきかを悩まれる事も多いのではないでしょうか。また、食べ物の規制も緩くなってきているとの事ですが、高齢になり食欲不振になった場合は、好きなものや食べられるものを与えてあげたくなるお気持ちに、私も共感いたします。お腹を壊すこともなく、レオンベルガーちゃんが楽しくおいしく食事がとれることが一番でございますね。シノダ様におかれましても、たいへんではございますが、ご自身のお体をご自愛いただきながら、レオンベルガーちゃんを支えていただければと思います。レオンベルガーちゃんが穏やかに楽しくシノダ様との毎日を過ごしていただける事を祈っております。まだまだ暑さが厳しい日が続いておりますが、シノダ様におかれましても、体調をくずされませぬようお元気でお過ごしくださいませ。いつも応援致しております。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。