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散歩はご飯の前?後?
投稿者:京森
投稿日:2011/08/30(Tue) 09:36
No.938
生後3ヵ月の柴犬を飼っているのですが、もうすぐ散歩デビューです。いつもはご飯を食べたらウンチをするのですが、散歩に行くようになったら、ご飯は散歩の前にあげるのがいいのか、散歩の後にあげるのがいいのか、どちらがいいのでしょうか?
Re: 散歩はご飯の前?後?
- ドッグライフカウンセラー 三留
2011/08/31(Wed) 14:43
No.942
京森 様秋の訪れを感じる頃でございますが、京森様におかれましてはいかがお過しでしょうか。この度はご相談をいただきましてありがとうございます。さっそくご案内をさせていただきたく存じますが、実際のご様子を拝見していませんので、一般的なご案内となりますことをご了承くださいませ。京森様の柴犬ちゃんはそろそろお散歩デビューとのこと、楽しみでございますね。お食事とお散歩のタイミングですが、食べた物の消化・吸収という点から考えますとお食事はお散歩の後のほうが望ましいかと存じます。ワンちゃんは、人間より長く消化に要し、食べた内容にもよりますが、消化・吸収が完了するまでに7時間前後かかるといわれております。そのため、お食事をした直後に、はしゃいだり、運動をしたりするのは望ましくありません。中にはそのようなことをすることで、胃捻転や胃拡張などを起こすこともありますので、食事の後はなるべくゆっくりさせていただき、食事の後にお散歩に行く場合であっても、少なくとも1時間程度はゆっくりとさせてからお連れになられるとよろしいでしょう。さて、柴犬ちゃんの最後のワクチンは、これからでしょうか。リードをつけて、直接地面に下ろすのは、ワクチンが完了して獣医師さんがOKとおっしゃってからですが、ワンちゃんの生後3か月頃は柔軟な時期ですので、社会性を育む意味でもこの時期の抱っこやキャリーバッグに入れての散策は推奨されております。まだ暑い日も多いかとは存じますが、早朝や日暮れ後の心地よい時間帯などに、お外を散策なさるとよろしいかと存じます。柴犬ちゃんに首輪やリードをお付けになられたことは、おありでしょうか。見慣れないものを付けることで、最初は戸惑ったり、嫌がったりするかもしれませんが、柴犬ちゃんを守ってくれる大切な命綱でもあります。嫌がっても知らん顔をしていただき、首輪をつけたりリードをつけたりした状態でお家の中で楽しく遊んであげるとよろしいでしょう。お散歩をスタートしても、しばらくは、戸惑って歩こうとしなかったり、あるいは、夢中でどんどん歩いていってしまったりすることがあるかもしれません。このようなときは、歩きながら、度々、柴犬ちゃんの名前を呼んだり、楽しそうに話しかけたりしながら、「一緒にいるからね」ということを伝えていただくとよろしいでしょう。また、柴犬ちゃんが京森様の声に反応して振り向いたら、「お利口ね」「楽しいね」と声をかけてあげてくださいませ。偶然でも、京森様のとなりを上手に歩くことがあったら、褒めていただくことで、どのように歩くのが良いかを柴犬ちゃんに教えてあげることができるでしょう。車道を通るときなどは必ず止まるように指示をすること、などを通して、柴犬ちゃんは京森様に守られているから安心なんだよ、ということを実感させていただくとよろしいでしょう。これから秋を迎えますが、お散歩に最適な季節でございますね。柴犬ちゃんがお健やかにご成長され、京森様ご一家が笑顔いっぱいの毎日をお過しになられますことをお祈りいたしております。体調管理の難しい頃でございますがお体ご自愛くださいませ。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、ぜひご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。
犬の嘔吐について
投稿者:古賀 史美
投稿日:2011/08/28(Sun) 00:30
No.930
今月9歳になった雌のトイプードルの嘔吐についてご相談いたします。ここ4,5日毎朝トイレに外に連れ出した際、草を食べては泡のようなものを吐いていました。これは以前にもやっていることです。去年の夏はこれに加え食欲不振、草を食べなくても毎時間のように吐くような症状がでて脱水になり3日間入院しました。今は草を食べて朝だけ吐いています。その後はケロッとしていますし、食欲もあります。草を食べて吐くという行為は自然と受け取ってもいいものなのでしょうか?ご返答お待ちしております。
Re: 犬の嘔吐について
- 獣医師 岸田
2011/08/30(Tue) 17:02
No.941
古賀 史美 様この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。トイプードルちゃんが毎朝草を食べて泡のようなものを吐くとのことでございますね。お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、実際にワンちゃんのご様子を拝見しておりませんので、一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。古賀様のワンちゃんのように、草を食べたがるワンちゃんは比較的多く見られますが、その理由としては、次のようなことが考えられています。・消化の悪いものを食べた時や胃酸がたまった時などに、胃の中のものを吐き出す目的で食べる。・体の不調があるときに、草の中に含まれるミネラルや酵素などを補給するために本能的に食べる。・何かのきっかけで口にした草の味がおいしかった、食感が気に入ったなど、草を食べることが好きあるいは楽しいから食べる。 この中で、・朝食前などの空腹時に見られる・食欲は普通にある・吐いた後もケロッとしているというような場合で多いようであれば、空腹時に胃酸過多になりむかつきが出て、それを解消しようと草を食べて吐くというケースが考えられます。古賀様のワンちゃんも朝に泡のようなものを吐くということですが、これはおそらく胃液かと思われ、朝食前の空腹時に吐いているということでしたら、上述のような原因が一番に考えられるかと存じます。対処法といたしましては、夕食の時間をなるべく遅くする、または朝食の時間を早くする、あるいは、お食餌の回数を増やして、寝る前のなるべく遅い時間に軽い食事を与えるなどして、空腹になる時間をなるべく短くしていただくとよろしいでしょう。草を食べて吐くことは、ワンちゃんにとっては胃腸の状態を守るための一種の本能的な防衛反応とも言えますが、だからと言って草を食べて吐くことがよいことだとは言えません。草を食べて嘔吐する場合、草により胃が刺激され嘔吐が誘発されますが、場合によっては草で胃粘膜が傷つけられ、胃炎などの原因となることもあります。また、嘔吐する際には強酸である胃酸が食道を通過しますので、食道の粘膜が傷ついたり食道炎を起こしたりすることもあります。初めは単なる空腹時の胃酸過多による嘔吐でも、繰り返すことで食道炎や胃炎などの消化器疾患を引き起こし、今度はそれが原因で嘔吐するということになりかねません。昨年古賀様のワンちゃんが入院されたときも、もしかしたららこのような状態になっていたのかもしれません。また、屋外に生えている草を食べる場合、除草剤等による中毒の危険性もありますし、ウイルスや細菌、寄生虫などの感染の危険もあります。以上のような理由からも・ワンちゃんには草を食べさせないこと・なるべく吐かせないことが重要だと言えます。なお、ワンちゃんが吐く原因といたしましては、他にも異物摂取、不適切なお食餌、食道や胃腸の閉塞・圧迫・炎症、細菌・ウイルス・寄生虫などによる感染、アレルギー、腫瘍、消化器疾患以外の、腎臓や肝疾患などの基礎疾患など、様々なことが考えられます。お食餌の回数等を工夫していただいたり、草を食べさせないようにする、などにご注意いただいても、嘔吐の症状が改善しない場合や、頻回に嘔吐する、食欲や元気がない、下痢をするなどの症状が見られるようでしたら、何らかの疾患が関係している場合もございますので、ご安心のためにも一度動物病院さんを受診されることをお勧めいたします。朝夕は涼しさも感じられるようになりましたが、まだまだ厳しい残暑が続くようです。古賀様におかれましてはくれぐれもお身体ご自愛下さい。ワンちゃんもどうぞお大事になさって下さい。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、ぜひご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。
子猫の攻撃
投稿者:いずみ ぴよ
投稿日:2011/08/25(Thu) 18:14
No.929
生後五ヶ月のメインクーン オス を飼っています。ペットショップから生後一ヶ月と1週間ほどで購入し育てていますが、最初からずっと甘噛みが治らず今だに甘噛みやキックなど、本気でしてきます。落ち着いているときは甘えん坊で穏やかで、どこにでもついてくる可愛い子です。しかしさすがに生後五ヶ月ともなると甘噛みも痛くて痛くて‥ 夜寝ているところを攻撃されたり、頭や顔をひっかかれたりもあります‥ 以前飼っていた子には一切甘噛みをさせず、しかし運悪く購入後一ヶ月ちょっとでFIPで亡くなりまして。なので、今度の子には甘噛みを許してしまっていた自分が悪いのですが。何とか甘噛みや攻撃をやめさせる方法はないでしょうか?または、もう少し大人になったら落ち着いてくるものでしょうか?子猫と言っても、3キロありますし今後のことを考えるとちょっと怖くなってきました。お返事お待ちしています!
Re: 子猫の攻撃
2011/08/29(Mon) 12:52
No.932
いずみ ぴよ 様残暑厳しき頃でございますが、いずみ ぴよ 様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。さて、この度はご相談をいただきまして、誠にありがとうございます。早速ご案内をさせていただきますが、実際のメインクーンちゃんのご様子を拝見しておりませんので一般的なご案内となりますことをご了承いただきますようお願いいたします。宝石のようなメインクーンちゃんの愛らしさは、いずみ様の心を虜にしてしまっているのではないでしょうか。さて、いずみ様におかれましては、メインクーンちゃんの噛み癖にお困りとのことでございますね。子ネコちゃんの時期は歯の生え変わり時期ということもあり、また、遊びたいという意思を表すときなど、噛みたがることの多い時期でもあります。いずみ様がおっしゃいますように、成長にしたがいだんだん落ちついてくることもございますが、反対に、噛んだときに、偶然でもメインクーンちゃんにとってご褒美に値することがあると、噛むことが習慣化してしまうことも多いため、今、適切な対応をなさることは大切でございます。ネコちゃんが噛む原因としては、次のようなものが考えられます。・ハンティングする(捕食)本能による噛み癖 ・飼い主様の手が魅力的なオモチャになっている ・縄張り意識からくる噛み癖・これ以上触られたくない、眠たいという意思表示 ・痛みによる噛み癖 ・恐怖から誘発される噛み癖 ・ 社会化の不足による噛み癖・優位性による噛み癖・やつあたりによる噛み癖 ・歯の生え変わりのためのむず痒さなどいずみ様が寝ているときに、「起きてほしいな」と思うメインクーンちゃんにとっては、「痛い」と声をあげて起きることもご褒美となってしまいます。噛んだときに、痛くて飼い主様が声をあげた場合など、ネコちゃんは噛んだら遊んでもらえると思ってしまっていることも多いようでございます。噛んでも、いいことがないと思わせることも必要でしょう。また、ネコちゃんのハンターとしての力量は誰もが認めるところですが、ヒトのご家族様と暮らしているネコちゃんは、獲物を獲得する必要はなくても狩猟本能はしっかりと残っています。ちょうど現在のメインクーンちゃんの時期には、動いているものには何にでも反応し、遊びたくて仕方がない時期でもございます。以下に、考えられる対応方法についてご案内させていただきますので、ご参考にしていただければ幸いです。1.注意をそらせる噛む機会を与えないことも大切でしょう。噛みそうな雰囲気のときは、ネコちゃんの興味を他のものにそらす方法を試してみましょう。具体的には、ネコちゃんのからだほどのオモチャを用意していただき、興味をオモチャにすり替えたり、あるいはネズミくらいの大きさのオモチャをポンと放りなげたりして、オモチャ相手に格闘させてあげるのもよろしいかもしれません。ただし、噛んだ後にオモチャを投げると、噛めばオモチャで遊んでもらえると思ってしまうこともございますので、タイミングにはご注意いただければと存じます。また、レーザーポインターの光を利用なさったりして、何かを追う遊びを取り入れたり、吊り下げてブラブラとゆれるオモチャなど、狩猟本能を発散できるような魅力的なオモチャを用意していただき、一人遊びができるにしてあげるとよろしいかもしれません。2.落ち着いた雰囲気を作るメインクーンちゃんがネコちゃんたちの中で生活をしたら、じゃれて噛んだら、お母さんのネコちゃんにがぶりと噛まれて叱られて、噛んではいけないことを覚えるのかもしれませんね。同じことはできないにしても、まさに噛んでいるそのときには「いけない」という飼い主さんの意思表示をすることは大切です。しかしながら、大きな声で叱ったりすると、メインクーンちゃんは恐怖を感じて、さらに興奮してしまうことも考えられます。ネコちゃんの興奮を鎮めるためにも、できるだけ落ち着いた声で叱るようになさってください。また、ネコちゃんが興奮してしまったとき用に、専用の小部屋などをご用意いただき、その場所に一人で過ごさせてあげる時間を作るのもよろしいでしょう。また、落ち着いた雰囲気のときに、うんと楽しい時間を過ごさせてあげましょう。3.構いすぎない撫でていると最初は気持ちよさそうにしているのに時間が経つと噛む傾向があるのであれば、ネコちゃんは「ママ、そろそろ手を離してね」という意思表示をしているのかもしれません。長時間、撫ですぎないようにしましょう。興奮しそうなときや、「そろそろ噛むかもしれない」というタイミングで手を離してネコちゃんのもとを離れてしまいましょう。4.逃げ込める場所を作るネコちゃんにとっては、縄張りの存在は重要ですし、逃げ込んで隠れる場所があることは大変重要です。お宅の中にメインクーンちゃんだけが入り込める場所があるかどうかを確認いただき、この場所の中でメインクーンちゃんが寛いでいるときは、そっとしておいてあげましょう。また、ネコちゃんは高低運動ができる高い場所が好きなため、そのような場所がなければ、キャットタワーなどをご用意いただいてもよろしいでしょう。5.噛んだら嫌なことがあると思わせる。例えば、猫ちゃんの顔に息を吹きかけると嫌がるのであれば、噛んだ直後になさるなどして、ネコちゃんが再び噛む隙を与えないうちにいずみ様はさっと猫ちゃんの傍を離れてしまってもよろしいでしょう。また、それでも噛んでいる場合には、もう一方の手でネコちゃんを放してしまい、無視しましょう。7.飼い主様が支配権を持つ飼い主様がお家の支配権を持っていることを、できるだけネコちゃんに示しましょう。お食事などもメインクーンちゃんの催促に応じてあげるよりは、いずみ様の意向で決めるほうがよろしいでしょう。なお、男性ホルモンにより縄張り意識が高まり、攻撃性がでる側面もあるかと存じます。中には去勢手術後に行動の変化がみられる場合もありますが、反対に変化がない場合もございます。よろしければ、以下のサイトの「ネコちゃんの避妊去勢」をご参考になさってください。http://www.anicom-page.com/labo/2009/04/post-54.htmlメインクーンちゃんのお健やかなご成長とご家族が笑顔いっぱいにお過しになられることをお祈りいたしております。アニコムではなお、下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談のサービスを承っておりますので、お困りの際などには、こちらも併せてお気軽にご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。
- いずみ ぴよ
2011/08/29(Mon) 18:27
No.935
返信ありがとうございます!丁寧なご回答に感激してしまいました。考えられることは沢山あるのですね!いろいろ試してみて様子をみたいと思います。本当にありがとうございました!
2011/08/30(Tue) 16:59
No.940
いずみ ぴよ 様この度はご丁寧にご返信をいただきまして誠にありがとうございます。温かいお言葉をいただき恐縮をいたしております。ご参考にしていただきましたら幸いです。そろそろ秋の気配を感じる頃でございますね。気温差が大きい季節でもございますので、くれぐれもお身体ご自愛くださいませ。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。
マークの首輪の件
投稿者:戸田
投稿日:2011/08/29(Mon) 20:15
No.937
三留様、外出中だったのですが、電話をしていただきありがとうございます。いつも親身に相談にのっていただき本当に心強く思っております。さてマークの首輪の件ですが、あれから週末に川に行こうとしていたら、あまりのうれしさにジャンプして飛び跳ねていたので、うなっておりましたが、頭から輪の状態の首輪を入れてたらジャンプの振動で、うまいことはまったようで、何とかその後いつもの生活を送れております。その後連絡もせず心配をおかけしました。留守のことが多いので誠に失礼ですが、メールにて送信いたします。これからもまた何かあると思いますが、今後ともよろしくお願いいたします。
Re: マークの首輪の件
2011/08/30(Tue) 16:44
No.939
戸田 様秋の訪れを感じる頃となりましたが、いかがお過しでしょうか。この度はご丁寧に、マークちゃんのご様子をお聞かせくださいまして誠にありがとうございます。その後、首輪が上手くはまったと伺い、本当によかったですね。安心いたしました。マークちゃんは、大好きな川での水遊びを満喫できたのでしょうか。川遊びをしている姿を想像しては、思わず頬が緩んでしまいます。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
腰が落ちます
投稿者:篠田リューベック
投稿日:2011/08/15(Mon) 22:35
No.905
7月で9歳になった超大型犬です。ここ1〜2ヶ月、散歩後に足を拭く時や、食事の時などシェパードのように腰が落ちてきます。(自分で元に戻しますが…)歩く時は普通で、足を引きずったりはしません。2年前に健康診断をした際、変形性脊椎症が見られると言われたのですが、年相応なので特に治療は不要とのことでした。他に何か考えられることはありますか?体型は標準よりやや痩せ型。(足腰への負担を考え、細身をキープ)快眠快食快便、とても元気な散歩好きなので、1回1時間前後・朝夕歩いています。散歩を少し減らした方がいいのか、カルシウム摂取を心がけたらいいのか、悩みどころです。アドバイスよろしくお願いいたします。
Re: 腰が落ちます
2011/08/17(Wed) 18:06
No.919
篠田 リューベック 様この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。足を拭く時や食事の時などに、ワンちゃんの腰が落ちてくる様子が見られるとのことでございますね。お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、実際にワンちゃんのご様子を拝見しておりませんので、一般的なご案内となりますことを何卒ご了承くださいませ。一般的に、ワンちゃんの腰が落ちてくるという症状が見られる場合、後肢で体重を支えきれない状態になっていることが推測されます。その原因としては、・変形性脊椎症や椎間板ヘルニアなどの脊椎疾患による麻痺や痛み・後肢の関節障害や関節炎による痛み・腰部、後肢の筋力の低下などが考えられます。篠田様のワンちゃんは2年前に変形性脊椎症と診断されたとのことでございますね。変形性脊椎症は、脊椎(背骨)の骨組織の一部が変性・変形する病気で、老齢期を迎えたワンちゃんでよく見られるものです。椎骨(脊椎の骨)に棘のような突起(骨棘)や隣接する椎骨が融合してブリッジ(骨橋)ができることがあります。無症状の場合もありますが、罹患した部位や変形の状態によって、周囲の神経を圧迫したり障害したりすることがあります。その結果、痛み、歩行困難、後肢の震えやふらつき、排尿排便障害など、様々な症状が見られます。篠田様のワンちゃんは、ふだん歩くときなどには特に変わった様子は見られないとのことですが、姿勢の変化や体重のかかり方によって神経が圧迫され、特定の状況で痛みを感じている可能性はあるかもしれません。また、後肢の関節障害や関節炎も、高齢のワンちゃんによく見られる病気です。重症の場合には立ち上がる時や歩行時にも痛みを感じます。篠田様のワンちゃんは、普通に歩くいている時はそのような様子は見られないようですが、足を拭くときなど、片足で体重を支えなければならない場面で腰が落ちてしまうとのことですので、関節に大きな負荷がかったときに痛みを感じている可能性もあるかと存じます。篠田様のワンちゃんは、足腰への負担を考慮なさって、お散歩も朝夕1時間ほどお散歩をなさっており、その結果、やや痩せ型をキープなさっていらっしゃるとのこと、理想的でございますね。痩せ型でも、しっかりとした筋肉が維持されているのであれば問題はありませんし、足腰への負担を考えると背骨の両側、腰回りや後肢の筋肉は、ワンちゃんが自分の体重を支える上でとても重要なものです。過度な減量や間違った体重制限は、体重ばかりではなく筋肉も落としてしまい、結果的に脊椎や関節に大きな負担をかけてしまうことになります。体重の管理を行うときは、体重の数値だけに着目するのではなく、しっかりとした筋肉が維持できているかどうかにも注意することが大事です。筋力が低下する原因として、他には・運動不足・廃用性萎縮(脊椎や関節などの疾患に伴う痛みや麻痺のために筋肉を使わないことによって、筋肉が委縮する)・筋炎、筋ジストロフィーなどの筋疾患なども考えられます。筋力が低下すると、体重が支えられなくなるのと同時に、背骨や肢の関節に大きな負担がかかり、結果的に変形性脊椎症や椎間板ヘルニア、関節炎、変形性関節症などを引き起こす原因にもなります。以上、ご案内させていただきました様に、腰が落ちてしまう原因としては、様々なことが考えられます。原因によっては、進行すると歩行時や安静時の痛みや麻痺につながる場合もありますので、一度、動物病院さんを受診されて、調べていただくことをお勧めいたします。老齢のワンちゃんに見られるこのような加齢にともなう肉体の変化や症状は老化現象として見過ごされて進行してしまうケースも多く見られますが、適切な治療と管理で、進行を遅らせたり、痛みからワンちゃんを解放してあげることは可能ですので、できるだけ早めの適切なご対処をご相談いただければと存じます。さて、お散歩についてですが、上述のように、筋力の維持は脊椎や関節の負担を減らすためにとても重要ですので、どんなワンちゃんでも適度な運動は必要です。ただ、痛みや跛行(はこう)などの症状が認められなくても、脊椎や関節の状態によっては運動制限をした方がよい場合もあります。基本的には、ワンちゃん本人が嫌がらずに喜んで歩くのであれば問題ないと思いますが、実際のワンちゃんの状態をご覧いただいた上で、この点につきましても動物病院さんにご相談された方がよろしいかもしれません。また、栄養についてですが、手作り食の場合には、ワンちゃんに必要な栄養素がきちんとバランスよくとれているかを再確認していただく必要があるかもしれませんが、総合栄養食のシニア用のドッグフードを食べているのであれば、基本的にはそれ以上のミネラルやビタミンの添加は必要ありません。特にカルシウムの過剰摂取は、尿路結石やホルモン異常、関節障害の原因となることがありますので、注意が必要です。人と同様に、グルサミンやコンドロイチンなどの関節保護成分を含んだ関節疾患のワンちゃんのためのサプリメントもあります。薬と違って即効的に効果が認められるものではありませんが、ある程度続けることで効果が実証されているものもありますので、そのようなサプリメントを利用していただくのも一つの方法かと思います。残暑厳しい毎日が続いております。篠田様におかれましてはくれぐれもお身体ご自愛下さい。また、ワンちゃんもどうかお大事になさって下さい。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、ぜひご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。
- 篠田リューベック
2011/08/24(Wed) 22:49
No.927
ご回答ありがとうございます。本日、病院へ行きました。変形性脊椎症が進行しており、少し違和感を覚え始めたようです。という訳で原因はわかり、対処できるようになりました。使わないに越したことのない保険ですが、今回お世話になり感謝です。
2011/08/25(Thu) 11:48
No.928
篠田 リューベック 様この度はご丁寧にご返信をいただきまして誠にありがとうございます。ご通院をなさり、ワンちゃんのご様子を把握なさることができ、まずはほっとなさったのではないでしょうか。これからは、今まで以上にワンちゃんの状態にあわせたサポートが可能になりますね。ワンちゃんの十分な治療にアニコムがお役に立つことができ、ずっと篠田様とワンちゃんに寄り添わせていただけましたら幸いでございます。雨が続き、蒸暑い日が続きますが、篠田様におかれましても、くれぐれもお体ご自愛くださいませ。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。